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![]() 監督:リュック・ベッソン 出演:ロバート・デ・ニーロ ミシェル・ファイファー トミー・リー・ジョーンズ ダイアナ・アグロン ジョン・ディレオ ジミー・バルンボ ドメニク・ランバルドッツィ ヴィンセント・パストーレ スタン・カープ ジョン・フレダ 公開時コピー この“ファミリー”に要注意。 監督リュック・ベッソン、製作総指揮にマーティン・スコセッシというヒットメーカーがタッグを組んだクライムコメディ。 原作はトニーノ・ブナキスタの「隣のマフィア」。 出演は名優ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズ、TVドラマ「Glee」シリーズのダイアナ・アグロン、「クロッシング」のジョン・ディレオなど。 アメリカ、フランス、イタリアをネタにしたジョークとユーモアが面白い作品となっている。 <あらすじ> フランス・ノルマンディ地方の田舎町に引っ越してきた4人家族のブレイク一家。不平不満を言いながら住み始めた彼らだったが、実は一家の長であるフレッド(ロバート・デ・ニーロ)はアメリカで名を馳せた元マフィアのボスだったのだ。 敵対マフィアの殺し屋から逃れるため、FBIの証人保護プログラムで各地転々としている彼らはなんとか町に溶け込もうとするが、妻のマギー(ミシェル・ファイファー)、娘のベル(ダイアナ・アグロン)、息子のウォレン(ジョン・ディレオ)もくせ者揃い。 FBIのスタンスフィールド(トミー・リー・ジョーンズ)に窘められながらも、一家はトラブルを巻き起こしていく。 ![]() <総評> なんとも豪華なスタッフとキャスティング、これは見なければなるまい!と遅ればせながら鑑賞です。 ここ数年のリュック・ベッソン監督はなんだか製作にまわっていることが多いので、久しぶりの監督作がまさかのクライムコメディ。ベッソン監督の作品ってドラマ性よりも設定とかアクションが重点的なイメージがあったんですが、こういう作品も意外とうまいんだなーと。いや、個人的な意見ですけどね。 で、製作がマーティン・スコセッシって…アメリカで活躍するフランス人とイタリア人の監督達が、フランスを舞台にアメリカから逃亡してきた元マフィアの話という、それだけで笑っちゃいます。 そんな3カ国の事情?も反映した小ネタを挟みつつ、ブラックで危険な家族が巻き起こす騒動。 さて、逃亡中の元マフィア一家。劇中ではあまり多くは語られないのですが、とにかく追われていると…元マフィアのボスだったフレッドは隣人に話しかけられ、適当に作家だと名乗ったりとFBIの証人保護プログラムってそんなにいい加減なのかよ!とか、妻のマギーもキレ気味、娘のベルは限りなくバイオレンス、息子のウォレンは策師と隣人にはいて欲しくないタイプの人間揃い。 地域に溶け込みたいという彼らですが、学校という団体生活を過ごさなければいけないベルとウォレンが一番過激。 でも純情要素があったりして、暴力とのギャップもまたおもしろい。 全体的には見れば小粒と思えるけど…だってこの映画はマフィア映画へのリスペクトじゃないか!ってそんな野暮なツッコミをしたらダメなのね、きっと。 ラストは予想通りな感じかも。もっとコメディ要素は欲しかったのが正直な感想ですな。 キャスティングは文句無し。デ・ニーロの芸達者ぶりは健在だけど、それにしても老けた…オールバックのデ・ニーロはステキ過ぎる。 ミシェル・ファイファーはもう55歳、でもキレイ。 トミー・リー・ジョーンズは日本のCMで見慣れすぎた。宇宙人というイメージが強すぎじゃないかとか。 それにしたって終盤の映画館のくだりは派手にジョークをぶちまけてますよ(笑)。って映画館で笑っていたのは自分だけだったという結果には目をつぶって、オススメします。 ![]() よろしければクリックお願いします。 ▲
by syosei7602
| 2013-11-22 23:59
| コメディ/パロディ
![]() 監督:トッド・フィリップス 出演:ブラッドリー・クーパー エド・ヘルムズ ザック・ガリフィナーキス ケン・チョン ヘザー・グレアム ジェフリー・タンバー ジャスティン・バーサ ジョン・グッドマン メリッサ・マッカーシー 公開時コピー もう しません。 飲み過ぎ注意!をテーマに、様々な騒動を起こした挙げ句、知らないうちに犯罪に巻き込まれるという下ネタコメディな「二日酔い」シリーズの完結編。 本作は前作の後始末的な展開となっているので、二日酔い&記憶ロストがメインではなく、前2作のファン向け作品というべき展開となっている。監督は前2作と変わらず、トッド・フィリップス。もちろん出演陣も変わらず&ジョン・グッドマンとメリッサ・マッカーシーが登場。 でも悪ノリはケン・チョンだな、やっぱり。 <あらすじ> アラン(ザック・ガリフィナーキス)の奇行・悪癖が悪化し、ついに父親がショックで他界してしまう。義兄のダグ(ジャスティン・バーサ)は面倒見切れないと判断し、フィル(ブラッドリー・クーパー)とステュ(エド・ヘルムズ)に手伝ってもらい、アランを療養施設へと入れることに。 車で2日の距離の旅に出る4人だったが、その道中でギャングのボス、マーシャル(ジョン・グッドマン)に拉致される。 彼の目的はチャウ(ケン・チョン)が横取りした金塊だった。 チャウはバンコクで投獄されていたものの、脱獄して行方をくらませていた。唯一の手がかりはチャウと連絡を取り合っていたアランのみ。 ダグを人質に取られ、チャウを探して捕まえることになった3人だったが…。 ![]() <総評> 反省無き二日酔いの顛末が毎度とんでもない結果になる狼軍団最後の物語(ホントに最後かよっ!と言いたいけどさ)。 正直なところ、前作見ていないとわからないような展開なので、あくまでもファン向けなんだろうなぁ…非常に大人しくなってしまった。 とはいえ、笑えるところはたくさんあるし、割と満足したので三部作の落とし所としては及第点。 さて、アランの暴走と空気の読めなさから始まり、ギャングの八つ当たりに巻き込まれ、チャウのキレっぷりに振り回される狼軍団。ああ、でも酔っ払ってないからフィルとステュが理性で動いてる!という残念な一面も垣間見えるけど、それを悪い方向に補うのはやっぱりアランなわけで。 しかしまあ、理性がある状態でアランに説教されるステュの可哀想なことこの上なし。なんかもう、人生否定されますな(笑)。 色んなところが普通になっちゃったけど、前2作見ない奴が悪い!と言いたい。というか言い切りたい。 で、やっぱりラストはアレなのね…腹筋崩壊しましたよ。 レギュラーメンバーはすっかり人気俳優になったブラッドリー・クーパー。酔っ払わないと普通だなぁ。 しかし、エド・ヘルムズはヘンタイにしか見えないし、ザック・ガリフィナーキスなんてキャラ立ち過ぎだぜ。 ケン・チョンはこれ以上のヘンタイキャラ、以降はやらないだろうなぁ、たぶん。 まあ、この映画の言いたいことって、きっと「I love cocaine」に集約されるな、きっと。 ![]() よろしければクリックお願いします。 ▲
by syosei7602
| 2013-07-13 23:59
| コメディ/パロディ
![]() 監督:マックG 出演:リース・ウィザースプーン クリス・パイン トム・ハーディ ティル・シュヴァイガー チェルシー・ハンドラー アンジェラ・バセット ジョン・ポール・ルタン アビゲイル・スペンサー ジェニー・スレイト 公開時コピー 史上最大の“職権乱用” 「ターミネーター4」「チャーリーズ・エンジェル」のマックG監督によるラブコメアクション。 主演はリース・ウィザースプーン、そしてクリス・パイン、トム・ハーディのアクションも見どころ十分。 脚本家の1人が「Mr.&Mrs. スミス」のサイモン・キンバーグのため、ストーリー的に似通ったイメージとなっている。 <あらすじ> CIAのトップエージェント、FDR(クリス・パイン)とタック(トム・ハーディ)は、相棒にして親友。 FDRは綺麗な女性に目がない二枚目、タックは離婚した過去を持つ真面目な男だった。 そんなある日、タックは出会い系サイトでローレン(リース・ウィザースプーン)という女性と知り合い、意気投合する。一方のFDRはタックを心配していたが、偶然からローレンと知り合い、タックの相手と知らぬままにアタックを開始する。 やがて、お互いの相手がローレンと知った2人は紳士協定を結び、どちらが彼女を射止めるかを競うことに。 その頃、ローレンは2人の異なるタイプの男にアプローチをかけられた事に有頂天…しかし、いずれかはどちらかに決めなければいけないという悩みが募り、親友のトリッシュ(チェルシー・ハンドラー)に相談していた。 FDRとタックはそんな彼女をよく知るために、職権を乱用してあの手この手で口説き落とそうと躍起になる。 ![]() <総評> マックGの監督作品といえば、ヒットはすれど肝心のストーリーは…みたいなイメージがあるんですが、それでも「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのようなポップコーンムービーを作らせたら見事。まあ、「ターミネーター4」はアレですが…個人的には好きだけど。 本作は1人の女性を2人の男性が奪い合う、しかもCIAのテクニックと持ち前の機転を活かしてあの手この手で相手の一歩先に行こうと奮闘するコメディですが、変わっているのはターゲットとなる女性の視点もきちんと描かれているところ。 さて、本作は実質3人が主人公であり、さらにアクションまで取り入れた盛りだくさんな作品です。 メインとなるローレンは、仕事ではそれなりの地位にいながら、男運がない女性で焦りを感じています。 彼女の目的はもちろん立派な?彼氏を作ることなのですが、現れたのはイケメンな2人。顔のタイプは違えど、彼女にとってはほぼストライク。 おもしろいのは彼女から見た2人はある程度の欠点があるものの、2人から見た彼女については欠点が語られない部分。選ぶ側と選ばれる側のうまさがありますね。 また、相談できる親友がいる、親友がライバルという構図も見事で、本作は様々なところで「対称」となる描かれ方がされているのが特長です。 主演のリース・ウィザースプーンは取り立てて美人という女優ではないのですが、コメディはやはりうまい。 どことない普通っぽさがいいですね。 クリス・パインは久々に見かけたと思ったら、コメディ似合ってます(笑)。 トム・ハーディはクールなイメージで、スパイという役柄がいいかも。 それにしたって、ティル・シュヴァイガー、ほとんど脅威を感じない悪役だったなぁ。 チェルシー・ハンドラー、素敵過ぎです。 若干下ネタはあれど、それが無くてなんのコメディ。アクションも楽しめるおもしろい作品です。 ![]() よろしければクリックお願いします。 ▲
by syosei7602
| 2012-04-23 01:49
| コメディ/パロディ
![]() 監督:矢口史靖 出演:五十嵐信次郎 吉高由里子 濱田岳 川合正悟 川島潤哉 田畑智子 和久井映見 小野武彦 田中要次 徳井優 菅原大吉 大石吾朗 竹中直人 田辺誠一 公開時コピー 変形しない。 戦わない。 働きもしない。 そんなロボットに 日本中が恋をした―。 日本のコメディ映画を牽引する監督のひとり、「ハッピーフライト」「スウィングガールズ」の矢口史靖監督によるドタバタコメディ。 主演に歌手で俳優のミッキー・カーチスが五十嵐信次郎名義で出演。 ロボットの着ぐるみを実際に着た撮影など、体を張っている。 <あらすじ> 白物家電メーカーの木村電器で社長(小野武彦)からロボット開発を命じられた冴えない社員の小林(濱田岳)、太田(川合正悟)、長井(川島潤哉)の3人。社長から1週間後のロボット博に間に合うようにと厳命されるが、思わぬトラブルで製作中のロボット“ニュー潮風”がデータもろとも大破してしまう。 自分たちのクビがかかってしまい、焦った3人は内緒でロボットの中に入れる人物を探すことに。 一方、娘(和久井映見)の家族とうまく折り合いがつかない独居老人の鈴木重光(五十嵐信次郎)は、その偏屈な性格から年寄り達の集まりでも浮いていた。 何かやることを探そうとしていた彼の目にとまったのは、小林達が募集していたアルバイト。 偶然からアルバイトに受かった鈴木だったが、その内容は知らされず、小林達にされるがままにロボット博へと向かうことになるが…。 ![]() <総評> 人型ロボットに人が入ってしまう…という逆転の発想のようなコメディです。すっかりコメディ映画の第一人者となった矢口監督ですが、絶妙な緩さ加減がいいですね。 冴えない家電メーカーの技術者、頑固ジジイにロボットオタクの女子大生という濃いキャラクター達の使い方がうまい。そして矢口作品ではお馴染みの面々が所々に出演しているのも見逃せません。 さて、ひょんなことからロボットの中身の人となってしまった鈴木爺さん。 娘の家族とも半ばケンカ状態、孫にはほぼ無視されるという有様の独居老人です。 彼にはこれといった趣味もなく、その頑固さ故に友人もごくわずか…そんな彼がなぜかロボット。 しかも、ロボットの中身になったのを良いことに、わがまま言いたい放題、体はごく普通の年寄りなのでマッサージ付きという好待遇なわけです。 そんな彼の外観に惚れたのがロボットオタクの女子大生…そのストーカーチックなオタク振りを吉高由里子が好演(笑)。このくらいのトンデモキャラは彼女にピッタリですね。 物語は予想通り、正体がばれるばれないの方向に進むわけですが、このオチまで綺麗に着地していました。 まあ、ご都合主義的なものはありますが、コメディに厳密なリアリティを求めてもつまらんので、これはOKでしょう。 主演のミッキーカーチスこと五十嵐信次郎の偏屈な鈴木爺さんぶりがはまってました。実際にロボットの着ぐるみを着ていたというから、体への負担とかも凄かったんだろうなと思います。 技術者3人組を演じた濱田岳、川合正悟、川島潤哉のとぼけ振りはコントさながら…川合正悟ことチャン・カワイが意外な演技力。 そして極めつけは吉高由里子ですね。この人、半ば天然…。 作品全体の緩さにあるのは、結局のところ人との繋がりでしょうか。 鈴木爺さんは家族との絆を、女子大生の葉子は人としての成長、技術者達は自らの信念と意外と深いところまで語られている絶妙な作品です。 ![]() よろしければクリックお願いします。 ▲
by syosei7602
| 2012-03-07 02:03
| コメディ/パロディ
![]() 監督:オリヴァー・パーカー 出演:ローワン・アトキンソン ジリアン・アンダーソン ドミニク・ウェスト ロザムンド・パイク ダニエル・カルーヤ ピク・セン・リム リチャード・シフ 伊川東吾 ティム・マキナニー ウィリアムズ・ベル スティーヴン・キャンベル・ムーア イアン・ショウ 公開時コピー どんな作戦[ミッション]も すべて不可能にする男[スパイ]!! 「Mr.ビーン」で一大ブームを巻き起こしたローワン・アトキンソン主演によるスパイコメディの2作目。 監督は「理想の結婚」のオリヴァー・パーカー。 007やミッションインポッシブルなど、スパイ映画のパロディを満載し、イギリスならではのユーモアとジョークが楽しめる作品となっている。 <あらすじ> イギリスの諜報機関MI7で一度はエースとして活躍を続けたジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)。しかし、モザンピークで大きな失態を犯してクビになり、チベットの僧院に引き籠もって修行に励んでいた。そんな彼のもとに、MI7から職務復帰の知らせがやってくる。 修行を終えた彼がMI7に戻ると、職場はすっかりと様変わりしていた。 彼は新しい上司は女性のペガサス(ジリアン・アンダーソン)から、英中首脳会談における中国首相の暗殺計画が進んでいることを聞かされ、計画阻止のミッションを与えられる。 新人スパイのタッカー(ダニエル・カルーヤ)と共に、暗殺計画を知らせてきた男のいる香港に飛んだイングリッシュ。 相変わらずの勘違いと慌てぶりでタッカーを翻弄しながらも、香港での任務を確実にこなしていくが…。 ![]() <総評> まさかの続編となった本作。思えば前作では「Mr.ビーン」ことローワン・アトキンソンがあんなにもアクションができるなんて…と思っていたくらいですが、実は結構好きな作品でした。 そして本作はあり得ないくらいの大失態でクビになったイングリッシュがまさしく復活するというストーリーとなっています。前作で部下を演じたベン・ミラーが出演していなかったのは残念ですが、それにしても共演陣が豪華。ゆる~いギャグやユーモア、パロディたっぷりに見せてくれます。 さて、なぜかチベットでよくわからない修行をしていたイングリッシュ。返ってきたものの、任務失敗が大きなトラウマになっていて顔に出まくる始末。 それでも前作のようなドタバタではなく、香港で敵を追い詰めるシーンは圧巻のゆるさとおもしろさ。 なんともジョニーらしい追跡劇が繰り広げられます。 本作での大きな特長は、ジョニーが実は結構優秀で、優秀なのに間抜けというバランスが絶妙。 アクションシーンも格好良く、ラストまで飽きさせません。 そして、本家「007」では無くなってしまったスパイ小道具が本作ではたくさん登場して、楽しませてくれます。 主演のローワン・アトキンソンは替えがきかないジョニー・イングリッシュを怪演かつ好演。 相変わらず顔芸がすばらしいですね。 誰かと思えばジリアン・アンダーソン、意外とコメディが似合うのかな。 ドミニク・ウェストのうさんくさい感じ、何気に元ボンドガールのロザムンド・パイク、新人スパイを演じたダニエル・カルーヤも良い味を出していました。 本作のおもしろさはスパイ達の人間臭さでしょうか。 ジョニーの失敗は無茶苦茶ですが、それ以外の登場人物が意外とまともでありつつ、人間味に溢れるおもしろさがあります。 エンドロールにおまけ…これってよくよく考えると長回しなのかな。 とても楽しめた作品でした。 ![]() よろしければクリックお願いします。 ▲
by syosei7602
| 2012-03-05 01:00
| コメディ/パロディ
![]() 監督:グレッグ・モットーラ 出演:サイモン・ペッグ ニック・フロスト ジェイソン・ベイトマン クリステン・ウィグ ビル・ヘイダー ブライス・ダナー ジョン・キャロル・リンチ シガーニー・ウィーヴァー 声:セス・ローゲン 公開時コピー ヒッチハイクしてきたのは…なんとエイリアン!? 友情は星を超える! 「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のサイモン・ペッグ、ニック・フロストのコンビが主演・脚本を手がけたコメディSF。 監督はコメディに定評のある「スーパーバッド 童貞ウォーズ」のグレッグ・モットーラ。 声のみだが、ある名監督がカメオ出演している。 <あらすじ> アメコミ業界最大のイベント“コミコン”に参加するため、イギリスからやってきたSFオタクのグレアム(サイモン・ペッグ)とクライブ(ニック・フロスト)。 彼らのもう一つの目的は、アメリカ西部にあるUFO関連の名所を巡ることだった。 キャンピングカーを借りて出発した彼らがエリア51やブラック・メール・ボックスなどを見て回ると、黒い車が後ろからやってくる。 追い越していった車はいきなり単独事故を起こし、そこに現れたのはポールという本物の宇宙人だったのだ。 彼は60年前、宇宙船の故障で不時着して以来、政府によって囚われていたという。 2人はアメリカ文化に染まりきったポールを連れて、彼が目指す場所へ連れて行くことを約束するが…。 ![]() <総評> 宇宙人が登場する作品と言えば「未知との遭遇」をはじめ、「E.T」「エイリアン」と名作が揃うわけですが、昨年はそれらをリスペクトする「SUPER 8/スーパーエイト」が公開されました。 そして、同じ宇宙人ものとして本作となったわけですが、「SUPER 8」がジュブナイル的な要素を前面に押し出したのに対し、本作はその世代が子ども達が大人になった時の作品といえます。 さて、物語はイギリスのSFオタクの2人が、日本で言うコミケのようなアメリカの“コミコン”にやってくるところから始まります。男2人旅は行く先々でゲイカップルに間違われ、気弱な2人はテキサスの荒っぽい連中が苦手という感じ。 そんな彼らが出会ったのは、完全にアメリカナイズされて下ネタを連発する宇宙人ポール。 タバコを吸うわ、ハッパを吸うわと政府に囚われていた割りにはフランク過ぎたりして(笑)。 そんな彼らを、政府関係者が執拗に追跡してくるわけで、ロードムービー兼アクション要素も楽しめたりするんですが、これがいかにもアメリカン。 彼らが巡るのはUFO関連の地域やSF映画関連の場所が多数。そりゃもう、SF映画が好きなら笑ってしまうようなネタも面白い。 なんといっても、ポールがとても自然な動きを見せてくれる。見てくれはリトルグレイ、動きは一流コメディアン(セス・ローゲン)。こんな宇宙人がいても楽しいよね、と思わせてくれます。 主演のサイモン・ペッグとニック・フロストは息ピッタリ。 ちょっとクールなジェイソン・ベイトマン、お間抜けな部下にクリステン・ウィグとビル・ヘイダー、キリスト原理主義にブライス・ダナーやジョン・キャロル・リンチといったキャスティングもさることながら、やっぱりシガーニー・ウィーヴァーには驚いたなぁ。 ラストは意外と感動ものですが、構えることなく楽しめる作品です。 オススメ。 ![]() よろしければクリックお願いします。 ▲
by syosei7602
| 2012-01-04 23:59
| コメディ/パロディ
![]() 監督:トッド・フィリップス 出演:ブラッドリー・クーパー エド・ヘルムズ ザック・ガリフィナーキス ケン・チョン ジェフリー・タンバー ジャスティン・バーサ ポール・ジアマッティ ジェイミー・チャン メイソン・リー マイク・タイソン ニック・カサヴェテス 公開時コピー 飛べ、異国の地へ!! 飛ぶな、昨夜の記憶!! 口コミから大ヒットし、ゴールデン・グローブ賞を受賞してしまった前作。 本作は舞台をバンコクに移し、お馴染みのメンバーが再び二日酔いで記憶を無くしたあげく、自らが巻き起こした騒動を目の当たりにしていく下ネタ満載のコメディ。 <あらすじ> 2年前、ラスベガスで散々な目にあったフィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、ダグ(ジャスティン・バーサ)の3人。今度はステュが結婚することになり、新婦ローレン(ジェイミー・チャン)の両親の故郷であるタイで結婚式をあげることになる。 3人は2年前の原因のダグの義弟アラン(ザック・ガリフィナーキス)に知られまいとするが、ダグの妻がうっかり話してしまい、結局アランも招待することに。 タイに向かう直前、ローレンの弟で聡明なテディ(メイソン・リー)も加え、結婚式場となるリゾート地へと向かう。しかし、2年前のことが忘れられないアランは、新参者のテディを敵視しつづけることに。 到着した夜、前祝いにと海岸でビールを1本だけ飲んだ彼らだったが…フィルが目覚めるとそこは薄汚いホテルだった。そこには丸坊主のアラン、顔に入れ墨が入ったステュ、なぜかベストを着たサル、そして行方不明になったテディ。 記憶を無くした彼らはテディを探しがてら、自分たちがバンコクで起こした騒動を目の当たりするが…。 ![]() <総評> ふたを開けてみれば大ヒットとなった前作を受けて、再びあの3人が復活!?ということで、かなり楽しみにして見に行きました。 ストーリーは前作の流れと全く同じと言っていいほど。 前作で一番ぶっとんで酔いつぶれたステュの結婚式はなんとタイ…そしてハングオーバーな場所はバンコク。猥雑さにあふれ、文化が全く違う場所で記憶を無くしたのは、結婚式を控えたステュ(見た目として一番の被害)、フィル(意外と冷静)、アラン(色々とやらかしている)、そして行方不明なのはステュの義弟となるテディ。2年前の失態で懲りたはずの彼らはなぜか再び記憶を失い、仲間が行方不明になるわけですが、今回も例に漏れず微妙に犯罪が関わっている始末。 ストーリー全体は相変わらず下ネタにあふれてます。無い記憶をたどって何が起きたのかを探っていくと前回を上回る規模での暴れぶり。 バンコクであんなことしたら死んでもおかしくないような気もしますが、花婿のステュにとっては試練を越える展開になります。 そして相変わらずアランがやらかしてしまうわけで、彼の存在感無しには語れません。 それにしても、ステュの隠された悪魔は恐ろしい。 飲み過ぎには注意ですね。 ![]() よろしければクリックお願いします。 ▲
by syosei7602
| 2011-07-10 23:59
| コメディ/パロディ
![]() 監督:トッド・フィリップス 出演:ブラッドリー・クーパー エド・ヘルムズ ザック・ガリフィナーキス ヘザー・グレアム ジャスティン・バーサ ジェフリー・タンバー マイク・エップス マイク・タイソン ケン・チョン 受賞:ゴールデン・グローブ/作品賞(2009) 放送映画批評家協会賞/コメディ映画賞(2009) 他 公開時コピー 昨日の記憶が、全くない!? 口コミから大ヒットし、ゴールデン・グローブ賞を受賞したドタバタコメディ。 監督は「スタスキー&ハッチ」のトッド・フィリップス。 出演は「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のブラッドリー・クーパー、「ナイト ミュージアム2」のエド・ヘルムズ、「スパイアニマル Gフォース」のザック・ガリフィナーキス、「N.Y.式ハッピー・セラピー」のヘザー・グレアム、「理想の彼氏」ジャスティン・バーサなど。 <あらすじ> ![]() ホテルに着いた彼らは、フィルの提案で最高級のスイートルームに泊まることになる。 立ち入り禁止の屋上に出て早速乾杯するが、気が付くと朝になっていた。 ひどい二日酔いで目覚めた彼らが見たものは、凄まじい有様の部屋と、なぜか虎と赤ん坊、そしてダグは携 ![]() ひどい二日酔いの彼らに、昨夜の記憶が一切無く、自らの状況に呆然とするばかり。 結婚式までにダグを探し出し、連れて帰らなければならない…彼らは、わずかに残された手がかりを元にダグを探し始めるが、その先々で自分たちが起こした失態を目の当たりにするのだった。 <作品解説> 作品のおもしろさから、日本では署名活動が行われて公開までこぎ着けたという作品です(同じようなパターンでイギリス映画の「ホット・ファズ」がありますね)。 アメリカでは一般的な、独身最後のバカ騒ぎ“バチェラ・パーティー”をテーマに、大の大人が右往左往しながら親友を探すという友情の物語でもあるのがヒットの要因かもしれません。 トッド・フィリップス監督は、過去にTVドラマ「スタスキー&ハッチ」を映画化していますが、その時もテンポの良いストーリーとコメディセンスで笑わせてくれました。本作で晴れて、監督としての名前をあげたわけなので、今後の作品が楽しみです。 さて、物語は結婚を二日後に控えたダグとその悪友達、さらに義理の弟が巻き起こすドタバタコメディです。 悪友であるフィルはハンサムでやることが適当、ステュは歯科医師で口うるさい彼女に尻に敷かれている始末、義理の弟になるアランは社会不適合者のような言動と様々な悪癖を持つ男。 そんな4人が羽目を外して気が付けば、当の主役は行方不明、さらにひどい二日酔い、虎、赤ん坊とまったく意味が分からない。 本作の面白さはそのパーティー部分をすっ飛ばし、とりあえず記憶がありません、どうしたらいい?というところにあります。なんとか記憶を遡ると、彼らの様々な無謀な行動とそれに伴うあきれ果てた結末。 ストーリー全体は下ネタに溢れ、バカさ加減が全体を支配するものの、基本的にこれは「男の友情」を描いたものだとわかります。 男性なら共感してしまうバカさぶり、女性なら「男はバカだ」と再認識してしまうような呆れぶり。 されど、そういうものをお涙頂戴にせずに最後まで笑いで締めてくれる楽しい作品です。 <見どころ> 次から次へと展開する夜に起きたバカ騒ぎの状況と結果。 一体何がどうなって?という謎が解き明かされていく過程のバカさ加減が爆笑です。 <出演者> 「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」でもコメディセンスを見せてくれたブラッドリー・クーパー…ブレイクの時期に来ていますねぇ。 エド・ヘルムズの弾けたらダメ人間的な雰囲気は抜群、そしてアランを演じたザック・ガリフィナーキスは序盤と終盤の表情が見事に切り替わっていました。 ヒロインを演じたヘザー・グレアム…相変わらずセクシーです。 そして悲劇?のダグを演じたジャスティン・バーサ、この人の表情も良かった。 それにしてもマイク・タイソンが結構長めのシーンに出ていて驚きました。 あ、ケン・チョンが最高です(笑)。 <総評> この手のコメディはかなり好きです。本作はアメリカンジョークじゃなく、まあ、世界共通?な下ネタなのでわかりやすかったかも。 Blu-ray版には完全版というバージョンが入っていたので、そちらを鑑賞。劇場公開版とどの程度違うのかは不明ですが、特にテンポが悪いというわけでもなく楽しめました。 とにかく笑いたい人にはオススメです。 ![]() よろしければクリックお願いします。 ▲
by syosei7602
| 2010-12-13 23:56
| コメディ/パロディ
![]() 監督:柴田大輔 世界のナベアツ 出演:宮川大輔 ケンドーコバヤシ 世界のナベアツ 吹石一恵 大杉漣 志賀廣太郎 前田吟 宮迫博之 仲村トオル 釈由美子 水野透 中川家剛 中川家礼二 高橋茂雄 河本準一 小杉竜一 岩尾望 レイザーラモンRG 公開時コピー 100%アホ お笑い芸人でもあり、放送作家として活躍する世界のナベアツと、多数のPVやCMを手がける柴田大輔による初監督作品。 出演は「カフーを待ちわびて」の宮川大輔、「ヤッターマン」のケンドーコバヤシ、「THE LAST MESSAGE 海猿」の吹石一恵、「銀幕版 スシ王子! ~ニューヨークへ行く~」の釈由美子、「雷桜」の大杉漣、「曲がれ!スプーン」の志賀廣太郎、「ハルウララ」の前田吟、「笑う警官」の宮迫博之、「わたし出すわ」の仲村トオルなど。 <あらすじ> ![]() 圧倒的優位と思われていた現職がまさかの落選、大阪独立を公約に掲げた芸人・世界のナベアツ(世界のナベアツ)が当選してしまう。 喜びに沸く選挙事務所では、裸踊りに始まりてんやわんやの大騒ぎ。 一方、大阪のある銀行で、30名を人質にとった立てこもり事件が発生する。 銀行を機動隊が取り囲む中、やってきたのは大阪府警のアホ刑事、早川(宮川大輔)と番場(ケンドーコバヤシ)だった。 銃を乱射する犯人にアホな説得を試みて騒ぎを大きくし、結局犯人ともども連行される羽目に…そんな2人に、署長(前田吟)はほぼクビ宣告をするが、あるものを見せる。 それは、世界のナベアツを暗殺するという無数の予告状で、署長は極秘捜査で犯人を捕まえて来いと言う。 ![]() <作品解説> お笑いコンビ・ジャリズムとして人気を獲得し、ピン芸人としては「3の倍数と3が付く数字でアホになる」というシュールなお笑いで再度人気を得た世界のナベアツ。 この人は「笑っていいとも!」などの人気番組の放送作家をしていたこともあって、面白く見せるという点においては腕がある人です。 とはいえ、映画となると話は別物…ダウンタウンのまっちゃんが映画監督をはじめて注目されましたが、結果は惨憺たるもの。その原因はやはり、お笑いと映画は違うという点にあることでしょうか。 しかし、本作はなんというか、素直に面白かった!これはもう、シンプルにアホな映画です、笑ってくださいという考えがぶれていないからでしょう。良く言えば「お笑い」の拡大化、悪く言えば「吉本新喜劇」の拡大化。 さて、芸名そのままに登場した世界のナベアツことナベアツ大統領。 大阪合衆国という、どこと合衆しているのかわからない独立を約束し、当選した直後から暗殺予告されるという大物ぶりを発揮(笑)。 次々と奇想天外な政策を思いついて、あっという間に経済回復、犯罪率低下という偉業を成し遂げちゃったりします。 同時並行で進行するのが、大統領暗殺犯を追いかけるアホ刑事2人…ほぼ無意味な捜査を繰り広げ、やっぱりアホなのね、と落ち着いちゃう。 されど、本作のストーリーはバラバラな展開に思えて、その分解っぷりに面白さがあるわけです。 ストーリーのどこかに、きっと1つは見つかるであろうお気に入りのシーンがあったりして、とにかく笑ってしまう。個人的に(そして劇場内も)相当笑えた作品でした。 <見どころ> 色々とあるのですが、アメリカ大統領(オバマのそっくりさんだが、ノッチじゃない)に「軍隊は?」と聞かれて、出てきた答え。名作映画のパロディも含めて大爆笑! とりあえず、序盤から飛ばしてくれます。 ラストの演説、なかなか良いこと言ってますよ。 <出演者> 宮川大輔、ケンコバのコンビはどこかずれた調子ながらも、しっかりと演じてくれています(素、ともいう)。 世界のナベアツ…バラエティのまんま(笑)。いや、うまいんですよ、ほんとに。 そこになぜか場違い?な吹石一恵、いいなぁ…こんなに色気ありましたっけ? 釈由美子はポイントを押さえた出演。 前田吟、仲村トオル、さらに多数の芸人が色々と細々と出ています。 楽しそうに演じているのが良かったな。 <総評> 正直言うと、これが関西以外で受けるか?という疑問。 個人的にアメリカンジョークやイギリスのユーモアも好きだし、何よりも関西に住んでいるのでめっちゃ笑えましたが、これを映画として真剣に見るとおもしろくないだろうなぁと。 久々に日本の映画で笑えたので、世界のナベアツに期待です。 ![]() よろしければクリックお願いします。 ▲
by syosei7602
| 2010-11-03 23:59
| コメディ/パロディ
![]() 監督:ピーター・シーガル 出演:アダム・サンドラー ジャック・ニコルソン マリサ・トメイ ジョン・タートゥーロ リン・シグペン アレン・コヴァート ルイス・ガスマン ウディ・ハレルソン ヘザー・グレアム ジョン・C・ライリー ハリー・ディーン・スタントン 公開時コピー キレる門には福来たる アメリカで大ヒットを記録したコメディ。 監督は「ゲット スマート」のピーター・シーガル。 出演は「ベッドタイム・ストーリー」のアダム・サンドラー、「最高の人生の見つけ方」のジャック・ニコルソン、「レスラー」のマリサ・トメイ、「サブウェイ123 激突」のジョン・タートゥーロ、「ノボケイン 局部麻酔の罠」のリン・シグペン、「Mr.ディーズ」のアレン・コヴァート、「ローグ アサシン」のルイス・ガスマン、「ゾンビランド」のウディ・ハレルソンなど。 その他、カメオ出演で様々な著名人が多数出演している。 <あらすじ> ![]() ある日、初めての出張でセントルイスに向かうことになった彼は、飛行機の指定席で他の客が座っていたものの、強気な態度で言い返され、別の席に座ることになる。 隣に座ったのは1人で騒ぎ立てる迷惑な男で、彼のペースに流されたデイヴはちょっとした切っ掛けで女性のキャビンアテンダントに暴行されたと訴えられ、逮捕されてしまう。 裁判で怒り抑制プログラムを受けるように言われたデイヴがカウンセリングに訪れた先は、飛行機で騒ぎ立てた迷惑な男バディ(ジャック・ニコルソン)だった。 デイヴが何もしていないと知っているのはバディだけだったが、 ![]() バディのカウンセリングに来ていたのは、一癖も二癖もある連中ばかり…そこでデイヴはバディの質問の不明さに思わず怒りを露わにしてしまう。 そして、彼に課せられたのは喧嘩っ早いチャック(ジョン・タートゥーロ)とコンビを組むことだったが…。 <作品解説> コメディ俳優として人気の高いアダム・サンドラーと怪優にして名優のジャック・ニコルソンがコンビを組んだドタバタ・コメディです。アメリカのコメディとなると、お決まりなのがアメリカン・ジョーク。 日本において、アメリカのコメディ作品は女性向けのラブコメ以外ほとんどヒットしません。その要因が、コメディの主体となるアメリカン・ジョークです。 もっとも、アメリカン・ジョークがわからなければ、ハリウッド映画の面白さは半減しちゃいます。その為、字幕では日本のジョークに置き換えられたりしているんですね。 さて、幼少期にいじめられっ子によって悲劇を見た主人公デイヴ。 物静かで大人しいと言えば聞こえは良いけれど、実は気弱なだけという、ちょっとヘタレな男…自分の彼女につきまとう「彼女の親友」と豪語する巨大なナニを持つ男に嫉妬しつつも、何も言えず仕舞。 そんな気弱さが祟って、飛行機の中で言われ無き罪を被せられ、裁判で怒り抑制セラピーを受けろと命令されてしまいます。 現れたのは怪しい風貌のカウンセラーのバディ。見るからに胡散臭い、でも良さそうな奴と思ったら大間違い。 デイヴの生活に密着して怒り抑制をするなどと言ってはワガママ言ったり、無茶をします。 怒りの原因がどこにあるのか、それとうまく付きあっていくにはどうしたらいいのか…物語は序盤からあり得ない展開が続き、見ている側も唖然としますが、これがあとからボディブローの様にじわじわと効いてくる。 デイヴを演じるアダム・サンドラーは歌手としてもうまい人なので、色々なネタを仕込みつつ、笑わせてくれます。 <見どころ> 冒頭からのあり得ない展開から、あっという間にさらにあり得ない展開へ…。 デイヴが中途半端に真面目な顔をしているからおもしろい。 対照的なバディの胡散臭さ、爆発です。 ラストは予想通りながらも、基本コメディですから…新喜劇みたいなオチですけどね。 <出演者> アダム・サンドラーは日本での知名度は今ひとつ(日本で知られているのはやっぱりジム・キャリーでしょう)。 でも、この人のぬぼーっとした雰囲気、コメディには最適です。 ジャック・ニコルソンは年を食うほどに怪しさに磨きがかかり、あの目つきで睨まれたらとりあえず逃げ出したくなる(笑)。 マリサ・トメイもキレイなんですが、レズビアン役で出ていたジャニュアリー・ジョーンズに目が行ってしまった(金髪の女優さん)。 ジョン・タートゥーロの出番が少し足りなかったかなぁ。 カメオ出演の皆様、豪華でした。 <総評> 個人的にはかなり笑えました。 普段静かな人ほど、心の内に怒りを溜め込んでいる、そしてそれが爆発したときは怖い!というのはどの世界も共通しています。 本作はそういった当たり前の怒りをどう発散して、如何にして人生を豊かするか…意外と当たり前のことを描いているだけですが、テンポもよく面白い作品です。 ![]() よろしければクリックお願いします。 ▲
by syosei7602
| 2010-09-30 23:58
| コメディ/パロディ
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