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『2001: A SPACE ODYSSEY』 アメリカ/1968監督:スタンリー・キューブリック 出演:ケア・デュリア ゲイリー・ロックウッド ウィリアム・シルヴェスター ダニエル・リクター レナード・ロシター マーガレット・タイザック ロバート・ビーティ ショーン・サリヴァン 声:ダグラス・レイン 受賞:アカデミー賞/特殊視覚効果賞(1968) 他 「アイズ・ワイド・シャット」のスタンリー・キューブリック監督による不朽のSF作品。 原作はアーサー・C・クラークの同名小説と言われているが、実際はアイディアの段階が早く、小説版の登場は映画公開後となっている。 後に続編(もしくは番外編と言われる)「2010年」が映像化、小説版は4作執筆されている。 出演は「グッド・シェパード」のケア・デュリア、「ラスベガス強奪作戦」のゲイリー・ロックウッド、「破壊!」のウィリアム・シルヴェスターなど。 音楽は「ツァラトゥストラはかく語りき」「美しく青きドナウ」などクラシックが使用されている。 <あらすじ> 遙か昔、ヒトザルが他の獣と変わらない生活をしていた頃、謎の物体が突如現れる。その物体に触れたヒトザルは、獣の骨で狩猟することを覚え、水場争いでは他のヒトザルを殺して勝利する。 時が過ぎ、人類が宇宙に進出した時代。 アメリカ合衆国宇宙評議会のヘイウッド・フロイド博士(ウィリアム・シルヴェスター)は、月のティコクレーターで発掘された謎の物体「モノリス」を調査するため、月面のクラビウス基地へと降り立った。 調査が開始された直後、太陽光に晒されたモノリスはある信号を発し始める。 18ヶ月後、探査船ディスカバリー号は木星へと向かっていた。 乗組員はボウマン(ケア・デュリア)、プール(ゲイリー・ロックウッド)の他、 冬眠中の調査員3人、史上最高の人工頭脳HAL9000が搭載されていた。順調かと思われた航行中、HALは調査の疑問をボウマンにぶつける。 そしてその直後、HALは外装設備に故障の兆しがあることを告げるのだったが…。 <作品解説> SF映画史上、最高傑作と名高い作品です。 徹底された科学考証、圧倒的なビジュアル、そして難解すぎるストーリー。何よりもアポロ11号の月面着陸よりも早く宇宙を身近に描いています。 さて、本作の凄さはなんといってもその特撮技術にあります。 冒頭のヒトザルの特殊メーキャップ、無重力の再現、宇宙空間における陰影やディテールの表現などなど。 ほぼ完璧ともいえる映像美は今見ても遜色がないですね。 モノリスについては、当初透明だったそうですが、技術的に無理であったことから黒になっています。 しかし、このモノリスの黒は怖い。 なんというか、音楽と相まって恐怖を感じるのは気のせいでしょうか。 また、別の意味で凄いのは脚本です。 解説のないビジュアルが流れ、観客はそこから何を「連想」するのか。 当初はナレーションが入っていたそうですが、あえてそれを削除…そのため、公開直後は評判が悪かったとか。されど、再公開後は徐々にその不可解なストーリー展開とビジュアルにより、2008年現在では「AFIアメリカ映画100年」のSF映画部門で1位になっています。 <見どころ> 全編に渡ってリアルさに驚きます。 ヒトザルから始まり、船内における計器類、また一見CGに見えるモニター類のビジュアルは手書き! CGではありえない質感、当時の撮影技術が結集されたビジュアル全てが見どころです。 <出演者> ボウマンを演じたケア・デュリアはその後、2010年にも出演しています。 プール役のゲイリー・ロックウッドはその後、あまり映画には出てないようですね。 また、フロイド博士役のウィリアム・シルヴェスターが電話をする相手はビビアン・キューブリック…監督の娘だそうです。 <総評> 映像表現は後のSF映画全てに影響を与えたといっても過言ではありません。 実際に検証できない、もしくは当時の技術では無理だった表現を除いて、致命的なミステイクがわずか1つしかないという、その作り込みは圧巻の一言。 SF映画を見るなら、まずは本作から…とはいえ、個人的にはかなり眠かったんですが、本作の良いところは映像のほとんどが観客任せなので、それもありでしょう。 <関連作品> 2001年 宇宙の旅 2010年 (続編もしくは番外編の位置づけ) よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2009-02-24 23:12
| SF/ファンタジー/パニック
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