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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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ザ・ムーン
ザ・ムーン_d0030824_2133064.jpg『IN THE SHADOW OF THE MOON』 イギリス/2007
監督:デヴィッド・シントン
出演:バズ・オルドリン アラン・ビーン ジーン・サーナン
マイク・コリンズ チャーリー・デューク ジム・ラヴェル
エドガー・ミッチェル ハリソン・シュミット デイヴ・スコット
ジョン・ヤング


公開時コピー
それは奇跡の“宇宙”体験

月面到達を目標とした60年代のアポロ計画の成功までの軌跡を、当時の飛行士達のインタビューとNASAの未公開映像などを交えたドキュメンタリー映画。
監督は長編初となるデヴィッド・シントン、提供は「アポロ13」のロン・ハワード。
出演は当時の飛行士達(ただしニール・アームストロングは当時の映像でしか出ていない)。
日本版主題歌は、フランク・シナトラの名曲「MOON RIVER」を平井堅がカバー。

<あらすじ>
ザ・ムーン_d0030824_2141558.jpg1961年、ソ連のガガーリンが人類初の有人宇宙飛行を成功させ、アメリカも1ヶ月後にシェパードによる有人飛行を成功させる。
当時の米大統領ケネディは、60年代中に月への到達と帰還を成功させると演説で明言。
かくして月への飛行訓練であるジェミニ計画がスタートする。
宇宙飛行士募集には軍から多数応募があり、優秀な人物が選ばれていく(いわゆるライトスタッフ)。
ザ・ムーン_d0030824_2142692.jpgしかし、ケネディ大統領の暗殺、ベトナム戦争勃発、アポロ1号の事故、文化の変革など60年代はめまぐるしく動き始めていた。
そんな中でも、スタッフ達は計画を推し進め、アポロ8号による初の月周回軌道飛行の成功するのだった。
そして月への着陸計画が一気に加速していく。


<作品解説>
人類初の月面着陸を成功させたアポロ計画。
わずか12人の飛行士達が月面に降り立ち、そこで何を思ったのか…当時の飛行士達は既に高齢ながらも、滑舌良く当時の記憶を語っていきます。
NASAが未公開にしていた映像はデジタルリマスター化され、その膨大な映像の中から選び抜かれたシーンの数々はとても新鮮。
「アポロ13」で描かれていたVFXではなく、本物の映像はノイズが混じり、お世辞にも鮮明とは言い難いところもありますが、それはやはり本物の「リアル」なのです。
ミッション中の飛行士とコントロールセンターのやりとり、月面への着陸…そして「こちら、静かの海、鷹は舞い降りた」の一言。
命と勇気を賭けたその瞬間は、まさに理想が理想でなくなった瞬間です。
当時、生まれてもいなかった者として非常に新鮮な映像でした。
そして40年、12人の飛行士達以外に月に向かった人はいません。
それを考えると、当時は理想と勇気と行動力がひとつになった時代なんじゃないか、そう実感させられます。

<見どころ>
アポロが飛び立つ瞬間や、訓練、コントロールセンターのシーンなど、見どころは多すぎて気が抜けません。
なんといっても11号のシーンは緊張感がありますね。
また、年老いた飛行士達の言葉はとても興味深いものです。

<総評>
「アメリカが成し遂げた」ではなく「人類が成し遂げた」、これは11号で生還した飛行士達が、凱旋した国々で言われた言葉だそうです。
月はどの国からも見えます。
38万キロという遥か彼方に輝くその場所に、一体誰が行けるなどと思ったのだろうか?
それを考えるとケネディ大統領は本当にすごくて、そしてアームストロング船長が放った言葉はとても深い。
是非とも見てもらいたい作品です。

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by syosei7602 | 2009-02-09 02:15 | ドキュメンタリー
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