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『GREAT EXPECTATIONS』 アメリカ/1998
監督:アルフォンソ・キュアロン 出演:イーサン・ホーク グウィネス・パルトロー ハンク・アザリア クリス・クーパー アン・バンクロフト ロバート・デ・ニーロ ジョシュ・モステル ジェームズ・キスナー ラクエル・ボーディン キム・ディケンズ 公開時コピー 欲望が 運命の 扉を ひらく チャールズ・ディケンズ原作の同名作品、4度目の映画化。 舞台は80、90年代へと変更されている。 監督は「トゥモロー・ワールド」のアルフォンソ・キュアロン。 出演は「アサルト13 要塞警察」のイーサン・ホーク、「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」のグウィネス・パルトロー、「ニュースの天才」のハンク・アザリア、「キングダム/見えざる敵」のクリス・クーパー、「G.I.ジェーン」のアン・バンクロフト、「グッド・シェパード」のロバート・デ・ニーロなど。 <あらすじ> フロリダの田舎に住む10歳の少年フィンは両親に先立たれ姉と暮らしていた。絵の才能に恵まれ、スケッチに事欠かない。ある日、海に隠れていた脱獄囚(ロバート・デ・ニーロ)を見つけ、成り行きから彼を助ける。 それから程なくして、姉の恋人ジョー(クリス・クーパー)と共に庭整備の仕事して行った大富豪ディンズムア婦人(アン・バンクロフト)の家で、婦人の姪エステラという美しい少女と出会う。ディンズムア婦人はフィンを姪の遊び相手に指名するのだった。さらに姉は出て行ってしまい、姉の代わりにジョーが彼を養っていた。 やがて成長したフィン(イーサン・ホーク)とエステラ(グウィネス・パルトロー)だったが、エステラはある日を境にフィンに何も告げずにヨーロッパの学校へと去ってしまう。ショックを受けたフィンは絵と婦人の元へ行くこともやめ、漁師として生活していた。 それから数年、彼の元にラグノ(ジョシュ・モステル)という弁護士が現れ、匿名の人物からのはからいでニューヨークで画家として個展を開き、成功させてくれるという。 半信半疑だったフィンは、数年ぶりに婦人の元へ訪れて後押しを受けるのだった。 <作品解説> 「クリスマス・キャロル」でも有名なディケンズの代表作です。 元々はイギリスが舞台ですが、本作は舞台を現代のアメリカに移して映像化…原作に忠実という意味では1946年のモノクロ作品ということになります。 さて、本作は主人公フィンが出会った脱獄囚、頭のおかしいディンズムア婦人、そして姪の美しい少女エステラとの関係により、極めて不可思議な人生を送る物語です。 しかし、フィンはエステラをいくら思っても高嶺の花、すべてをあきらめた時にやってきた成功へのチャンス。 上流社会、エステラとの再会、すべてが劇的に描かれていきます。 かなりご都合主義な展開とあまりにもパターンとしてありがちな為に、描き方が若干甘く感じられてしまう。それを補うのが平凡さを失わないフィルを演じたイーサン・ホークと、ミステリアスなエステラを演じたグウィネス・パルトローです。 出演者それぞれがはまっているため、作品としての深みを演技で付けていく…キュアロン監督ならではのカメラワークや、サントラの秀逸さも相まってなかなかの作品に仕上がっています。 映画化は4度目と書きましたが、実はサイレント時代やテレビ版も含めて実に7度も映像化されています。有名なのは本作と1946年版(アカデミー賞3部門受賞)となりますが、99年のテレビ版はシャーロット・ランプリングやヨアン・グリフィスが出ているので気になるところです。 <見どころ> 特にグウィネス・パルトローの官能的なシーン…オールヌードでタバコを吸うシーンなんてかなりエロティック。 <出演者> イーサン・ホークとグウィネス・パルトローの作品はそれほど見たことないんですが、本作は見事でした。特にイーサン・ホークがなまっちろい感じから漁師になる様は「大人になったぞ!」といった感じが強く出ていて良かった。 グウィネス・パルトローは艶やかな演技が官能的過ぎます。 アン・バンクロフトのいかれた感じや、若干置いてきぼりを食らった感じのあるデ・ニーロは相変わらずインパクト強し。 <総評> 「大いなる遺産」というタイトルが訳として適当なのか微妙ですね。 とはいえ、現代版としてほどよいアレンジを加えた良作なので、押さえておくべき1本といえるでしょう。 <関連作品> 大いなる遺産 (1917) 大いなる遺産 (1934) 大いなる遺産 (1946) 大いなる遺産 (1974/TV版) 大いなる遺産 (1989/TV版) 大いなる遺産 (1998) 大いなる遺産 (1999/TV版) よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2008-03-17 23:10
| ヒューマン/ドラマ
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