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『DRAGON TIGER GATE』 香港/2007
監督:ウィルソン・イップ 出演:ドニー・イェン ニコラス・ツェー ショーン・ユー ドン・ジェ リー・シャオラン ユエン・ワー チェン・カンタイ 公開時コピー 拳が唸る<ヤンクアクション>日本上陸 この勝負、 待ったなし! 香港で70年代から続いている人気カンフー・コミック「龍虎門」を、「SPL/狼よ静かに死ね」のウィルソン・イップ監督が映像化。 出演は「SPL/狼よ静かに死ね」のドニー・イェン、「香港国際警察/NEW POLICE STORY」のニコラス・ツェー、「インファナル・アフェア」シリーズのショーン・ユー、「最後の恋、初めての恋」のドン・ジェなど。 音楽は押井守作品で有名な川井憲次。 <あらすじ> 孤児達が流れ着く正義の拳を教える道場、龍虎門。 道場主の息子であるドラゴンとタイガーは、ある時をきっかけに幼くして生き別れてしまう。 成長したタイガー(ニコラス・ツェー)は、道場の門下生から兄貴と慕われていた。 ある日、レストランでマフィア“江湖”の一味と喧嘩になってしまう。マフィア達を次々と倒すタイガーだったが、彼の前に男(ドニー・イェン)が立ちはだかりタイガーを圧倒して去っていく。 その男こそ、かつて生き別れたドラゴンだったのだ。 しかし、タイガーの仲間が“江湖”のボスであるマーが闇を仕切る組織“羅刹門”から貰った証を偶然手にした事から、ドラゴンが取り返しにやってくる。 そこでタイガーとドラゴン、そして流れ者武術家ターボ(ショーン・ユー)は相まみえるのだった。 <作品解説> 宣伝からは想像つかない程に、意外としっかりとした作品でした。 序盤から1対大勢の闘い、蹴り技主体のタイガーの見事なアクション。ワイヤーアクションの真髄を見せつける凄さに圧倒されます。 さらにドラゴンは拳主体の闘いを披露、その後ターボはヌンチャクの荒技とカメラワークもさることながら、アクションシーンの美しさは見事。 中盤は若干落ち着きを見せるんですが、照明を活かした映像がスタイリッシュ。 「SPL/狼よ静かに死ね」でも見せた撮影技術の高さが余すところ無く表現されています。 こういうカメラワークだとかアクションの見せ方は香港映画独特の持ち味で、なんぼハリウッドが技術を輸入したところで、為し得ないんですね。 なかなかクールな仕上がりの作品です。 <見どころ> アクションシーンは圧巻。ふっとぶ人間、ぶっ壊れる壁、階段の粉砕シーンがスゲー! 所々マンガ的な演出が入るものの、CGはなかなかのもんです。 注目なのは、リー・シャオラン演じるローゼとドニー・イェン演じるドラゴンの切ないラブストーリー。 短いながらも非常に印象的。 <出演者> ロン毛なドニー・イェン、ロン毛なニコラス・ツェー、ロン毛なショーン・ユー…顔が見えん(笑) 特にショーン・ユーに至ってはほとんどわからなかった。 ヒロインを演じた ドン・ジェと リー・シャオランは対照的。 かわいいと美人をうまく使い分けたキャスティングです。 意外なほどに映像が美しく、アクションシーンも格好いい。 この手の映画は“香港”となると日本人は引くんだよなぁ、もったいない。 個人的には隠れたオススメってことで。 よろしければクリックお願いします。 人気blogランキング ←ポチッとクリック
by syosei7602
| 2007-10-03 21:21
| アクション/アドベンチャー
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