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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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300<スリーハンドレッド>
300<スリーハンドレッド>_d0030824_0561842.jpg『300』 アメリカ/2007
監督:ザック・スナイダー
出演:ジェラルド・バトラー レナ・ヘディ デヴィッド・ウェンハム
    ドミニク・ウェスト ミヒャエル・ファスベンダー 
    ヴィンセント・リーガン トム・ウィズダム アンドリュー・プレヴィン
受賞:MTVムービー・アワード/格闘シーン賞(2007)


公開時コピー
300人VS1,000,000人、真っ向勝負!

「シン・シティ」の作者フランク・ミラーのビジュアルノベルを、「ゾンビ」のリメイク「ドーン・オブ・ザ・デッド」を手がけたザック・スナイダーが監督。
出演は「オペラ座の怪人」(2004)のジェラルド・バトラー、「ブラザーズ・グリム」のレナ・ヘディ、「ヴァン・ヘルシング」のデヴィッド・ウェンハム、「ハンニバル・ライジング」のドミニク・ウェストなど。

<あらすじ>
紀元前480年、ギリシア・スパルタでは、幼少の頃より過酷な試練を与えて生き延びた者だけが、戦士となった。
スパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー)もその1人。ある時、多くの国を征服してきたペルシア大帝国のクセルクセス(ロドリゴ・サントロ)が遣いをよこし、自らの国に服従するように迫る。
しかし、戦士であるレオニダスはこれを一蹴、侮辱の言葉を吐いた遣いを葬る。
レオニダスはペルシアと戦う事をを神に問うが、神はそれを否定する。
このままではペルシアに蹂躙されると考えたレオニダスは、あとを妃ゴルゴ(レナ・ヘディ)に託し、スパルタ戦士の精鋭300人を率いて海岸線に連なる山間の狭い道ホット・プレートに向かう。途中、ペルシア軍に反抗すべく集まったアルカディア軍の援軍も得て、遂に決戦の場へと辿り着く。
対するペルシア軍は約100万もの大軍だった。

<作品解説>
フランク・ミラーが伝説の戦い“テルモピュライの戦い”を元にしたビジュアルノベルを映像化…つまり史実的には300人という人数で戦ったのは本当の話。
映画ではスパルタ王レオニダスは独断で戦いに挑んだように描かれていますが、ギリシア各国間の話し合いがありました。またペルシア100万の軍というのはさすがに言い過ぎで、最高でも20万人というのが学説だそうです。
戦いは延べ3日、各国の全軍を併せても5000人程度、さらに3日目にはわずか1300人の部隊でペルシア軍と戦ったそうです(ペルシア軍の被害は合計3万人というから凄い)。
さて、本作では徹底して戦いを描いています。
鍛えに鍛えられた300人のスパルタ戦士、陣形を組んで迫りくる数千の敵を圧倒していきます。
兜、マント、槍、剣、具足、パンツ?以外は筋肉ムキムキの無防備な体で、敵をバッサリ。
セピア調の映像とスローモーション、リアルに飛んでいく手足など…血が苦手な人は間違いなくイヤになるであろう映像がこれでもかと続きます。
監督のザック・スナイダーは「ドーン・オブ・ザ・デッド」である程度のヒットは飛ばしましたが、正直期待していませんでした。されど本作の作りは意外。
シナリオ自体は史実を元にしているわけで変えようがないんですが、とにかく映像の凄さで見る者を圧倒します。

<見どころ>
血なまぐさい筋骨隆々の男達が、雄叫びをあげながら突進し、敵軍を蹴散らす様は圧巻。
とにかく戦闘シーンが異様ですよ。
ホントに突き刺して切っているんじゃないかってくらいに映像が凄すぎる…。

<出演者>
「オペラ座の怪人」から一転して、ハードなスパルタ王を演じたジェラルド・バトラー。
髭の長さが妙に気になりました。しかしすげぇ筋肉。
というか筋肉が凄すぎて演技とかあんまし関係なかったなぁ。

戦闘シーン以外にも、独特の映像感覚と音楽が秀逸。
「マトリックス」以来の映像革命と言われていますが、ハリウッドの技術力をあたらめて認めざるを得ない作品です。
映画館ならではの迫力だと思いますので、公開している間に是非。

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by syosei7602 | 2007-06-28 23:53 | 戦争/歴史/時代劇
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