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『MARIE ANTOINETTE』 アメリカ/2006監督:ソフィア・コッポラ 出演:キルステン・ダンスト ジェイソン・シュワルツマン リップ・トーン ジュディ・デイヴィス アーシア・アルジェント ローズ・バーン マリアンヌ・フェイスフル モリー・シャノン ジェイミー・ドーナン 公開時コピー 恋をした、朝まで遊んだ、 全世界に見つめられながら。 14歳で結婚、18歳で即位、豪華なヴェルサイユ宮殿に暮らす孤独な王妃の物語 「ロスト・イン・トランスレーション」でアカデミー脚本賞と獲ったソフィア・コッポラ監督が、悲劇の王妃マリー・アントワネットに焦点をあてた歴史ドラマ。 出演は「スパイダーマン」シリーズのキルステン・ダンスト、「奥さまは魔女」のジェイソン・シュワルツマン、「メン・イン・ブラック」のリップ・トーン、「夫たち、妻たち」のジュディ・デイヴィス、「ランド・オブ・ザ・デッド」のアーシア・アルジェント、「ホワイト・ライズ」のローズ・バーンなど。 実際にヴェルサイユ宮殿で撮影され、その迫力ある映像は圧巻。 <あらすじ> 1769年、オーストリアの皇女マリー・アントワネット(キルステン・ダンスト)はフランスとの同盟強化の為に、フランス王太子ルイ・オーギュスト(ジェイソン・シュワルツマン)のもとへ嫁ぐ。 若干14歳と15歳の2人はヴェルサイユ宮殿で盛大な結婚式を挙げる。 しかし、ルイは彼女に興味を示さずベッドの中でも指一本触れない。 子供が生まれない事から、マリーは宮殿で貴族達から陰口をたたかれるようになり、ストレスからお洒落やお菓子、パーティにギャンブルと豪遊するようになる。 やがて18歳になったとき、ルイ15世(リップ・トーン)が天然痘に罹って崩御する。 若くしてフランスの最高位に就いたマリーとルイ。その後、結婚7年目にしてようやく子供を授かるのだった。 だが、フランスはアメリカの独立戦争への資金提供から、徐々に財政難に陥っていく。 <作品解説> 日本でマリー・アントワネットといえば、マンガの「ベルサイユのばら」を思い出す人が多いかもしれませんが、本作ではああいったロマンス的な見方はザクッと消えています。 異国の地にやってきたマリーの孤独感、ストレスによって豪遊にふける様は現代人のそれと大差ありません。 また、本作ではマリー・アントワネットに関するいくつかの重要な出来事が端折られていて、心理描写などの甘さが目立ちます。 例えば、子供は実は4人産んでいて2人亡くなってしまったとか、愛人のフェルセン伯爵との逢瀬が一過性のものに見えたり(実際はフェルセンは国王一家の国外逃亡を計画、これは露見してしまいフランス革命に決定打を与えてしまう。マリーが刑に処されたあとも、彼女を思い続けて結婚せず、民衆を憎んだとされる)、パリにおける彼女の悪評が冷遇された貴族たちによるものだとか、そういった部分はほとんど無いのが残念。 1人の女性として描きたいのはわかるのですが、コッポラ監督お得意の音楽による大胆な演出も「選曲が良い」というだけに終わっています。 「ロスト~」が好きな映画なだけに、期待値も大きかったんですが個人的には物足りない作品でした。 <見どころ> 豪華な衣装、宮殿、キルステン・ダンストのセクシーショット?ですかね。 あとはヴェルサイユにおける奇妙な慣習だとか、当時の貴族達の馬鹿な会話だとか、まあ時代考証に即したと思われる部分は良かったんじゃないでしょうか。 <出演者> キルステン・ダンストは割とクセのある人ですよね。綺麗な時とそうでない時の差とでもいうんでしょうか、なんだか微妙なラインを描いている感じがする…。 ルイを演じたのはソフィア・コッポラの従兄弟でもあるジェイソン・シュワルツマン。地味だと言われた16世を地味に演じてます。 愛人フェルセンを演じたジェイミー・ドーナンがセックスシーンの為だけに登場したような、あんまり意味がなかったりして。 あとはなんだがゴチャゴチャしていたのと、基本的にキルステン・ダンストがフレームから消えることがほとんどないので、流して見て終わってしまった。 作品としてはお金のかかったB級なんですが「ベルばら」とのギャップを楽しむのもありかも。 ちなみに「パンが無ければケーキを食べればいい」は全くのデマであり、これも貴族達が流した悪評のひとつです。 よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2007-02-22 23:59
| 戦争/歴史/時代劇
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