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![]() 監督:クォン・ジョングァン 出演:チョン・ウソン チャ・テヒョン イム・スジョン ヨム・ジョンア シン・ミナ イ・ギウ ソン・テヨン ヨ・ジング 公開時コピー 愛はどうして終わる瞬間に 一番輝くんだろう。 短編映画で韓国内外に高い評価を得た監督クォン・ジョングァンによるオムニバス形式のラブストーリー。 タイトルの通り「悲しさ」を描いた物語。 出演は「デイジー」のチョン・ウソン、「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョン、「オールド・ボーイ」のイム・スジョン、「H[エイチ]」のヨム・ジョンア、「甘い人生」のシン・ミナ、「ラブストーリー」のイ・ギウ、「天国からのメッセージ」のソン・テヨン、本作がデビューとなる子役のヨ・ジング。 <あらすじ> ●恋愛に不器用な消防士ジヌ(チョン・ウソン)は、恋人スジョン(イム・スジョン)からプロポーズを迫られているが、なかなか言い出せずにいた。 スジョンは危険な仕事をしているジヌの事が心配でならなかったのだ。 ●スジョンの妹で、顔に火傷の跡があり、耳が不自由なスウン(シン・ミナ)は遊園地で着ぐるみの白雪姫を着て働いていた。ある日、スウンは遊園地でいつも絵を描いているサンギュ(イ・ギウ)の落とした絵を拾った事から、サンギュに一目惚れする。 ●無職のハソク(チャ・テヒョン)は、スーパーのレジで働いている恋人スッキョン(ソン・テヨン)から、別れ話を切り出される。なんとか彼女の心を引き留めたいハソクは、偶然から“別れさせ屋”を始め、次々と依頼が舞い込んでくるのだった。 ●キャリアウーマンのジュヨン(ヨム・ジョンア)は息子フィチャン(ヨ・ジング)の事で悩んでいた。 問題ばかり起こすフィチャンが母親に構って貰えない寂しさを書いた日記を読んで、その悩みはますます大きくなる。 ある朝、フィチャンを学校に送った直後、激しい腹痛に見舞われて事故を起こして入院してしまうのだった。 <作品解説> タイトルの通り、悲しい別れを描いたストーリーです。 プロポーズするだけの恋人達、既に別れを感じている恋人達、話せず顔に傷を持つが故の片想い、少しずつ前に進んでいく親子愛、多様な「愛」を巧みに絡ませています。 物語の絡みあいは、全てが1つになる形ではありません。 この絡ませ方が、よくある同時間軸上の物語とは違っていて、全ての物語は1つの集約点に置いて分岐するわけではなく、時節的な事柄だけが関係していきます。 これは物語のメタファーとしての重要なネタになるので、ぜひ見て確認してみてください。 また、いずれもが男女の物語になっています。 誰かが誰かを愛するという形、それが終わるまでの時の流れと想い、幸せであったり、気が付いていなかったり、伝えようとする想いであったり、そのどれもが誰もが一度はどこかで経験するものを、ベタではあるけれど綺麗にまとめて作られています。 個人的には親子愛を描いたジェヨンとフィチャンの物語が涙腺緩みました。 <見どころ> 耳が不自由なスウンと絵描きのサンギュ、本作の中で一番微笑ましく、悲しいというよりもどこか未来を感じさせてくれる別れです。 スウンのひたむきさがコミカルに描かれて良いですね。 個人的にグッと来たのが親子愛が最も克明に描かれる場面。 フィチャンが母親に向かって「僕が病気を変ってあげられたらいいのに」と言って、母親にひっぱたかれるところ。これが日本のドラマだったら「ありがとう、優しいのね」みたいな形に落ち着くと思うんですが、すごく切ない名場面だと思います。 そして、一番の見どころはやっぱりタイトル通りの瞬間。 それぞれの別れが訪れるこの瞬間、見た人はどれで泣くのでしょうか。 <出演者> 愛嬌のあるチョン・ウソンに、チャ・テヒョン。 このキャスティングはベストでした。特にチャ・テヒョンの別れの瞬間は演出も相まって良かったですね。 女優陣は全員可愛い、綺麗。恐るべし韓国女優。 スウン役のシン・ミナが一押し。芯が強そうなハッキリとした目が印象的でした。 それにしても、子役のヨ・ジングは見事。 すねた顔から、笑った顔までの変化、演技の幅がすごく広い。 文句なしに上手いと思います。 ベタな話は韓国映画の十八番でしょう。 この映画を見るには、とにかく頭の中を空っぽにして、ストーリーを良く噛みしめることだと思います。 そうそう、韓流ブームで見に来ていたと思われるおばちゃん数人が、クライマックスまでとても楽しそうに見ていたのに、いざそのシーンになると静まり返っていました。 やっぱり親子愛にいたく感動していたようです。 ![]() よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2006-11-19 23:35
| 恋愛/青春/スポーツ
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