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『ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND』
アメリカ/2004 監督:ミシェル・ゴンドリー 出演:ジム・キャリー ケイト・ウィンスレット キルステン・ダンスト マーク・ラファロ イライジャ・ウッド トム・ウィルキンソン 受賞:アカデミー賞/脚本賞(2004) 英国アカデミー賞/オリジナル脚本賞・編集賞(2004) 公開時コピー “さよなら”の代わりに 記憶を消した- 「ヒューマンネイチュア」のミシェル・ゴンドリー監督と鬼才の脚本家チャーリー・カウフマンが再びタッグを組んだラブストーリー。 出演は「マジェスティック 」のジム・キャリー、「ネバーランド」のケイト・ウィンスレット、「スパイダーマン」のキルステン・ダンスト、「コラテラル」のマーク・ラファロ、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド、「エミリー・ローズ」のトム・ウィルキンソンなど。 <あらすじ> 恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)とケンカ別れしてしまったジョエル(ジム・キャリー)。 ジョエルは彼女の働く本屋までプレゼントを持って謝りにいくが、クレメンタインは彼を全く知らない人間のように接する。 そして、彼女の脇には新しい恋人がいたのだ。 ショックを隠せないジョエルは友人夫婦にその事を話すと、友人は一通のメッセージカードを見せる。 そこには「クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。ラクーナ社」と書かれていた。 ショックを受けたジョエルはラクーナ社を訪れ、彼女に関する記憶を消して欲しいと頼むのだった。 ラクーナ医院の院長Dr.ハワード(トム・ウィルキンソン)は、彼の寝ている間にクレメンタインの記憶だけを消すことを了承する。 <作品解説> 「マルコヴィッチの穴」をはじめ、わずか数作でシュールでありながらも記憶に焼き付くシナリオを手がけ、人気脚本家になったチャーリー・カウフマンのラブストーリー。 配役といい、ストーリーといい、カウフマンの頭の中はどうなっているんですかね(笑)。 アカデミー賞では見事脚本賞を獲得した本作ですが、複雑なようでそうではない最後にはピタリとはまる展開は見事。 誰もが一度は持つであろう、辛い失恋の記憶。 失恋の記憶というのは、恋愛の最後の記憶だからほとんどが辛かったり、苛立ったり、哀しかったりするものですが、本作はその恋愛の「性質」というものを上手く使った傑作です。 内容としてはシュール極まりないものなんですが、恋愛の様々な…まさしく喜怒哀楽を織り交ぜたシーンによって、シュールをリアルに変換していきます。 ジム・キャリーのコミカルでありながら、男前度があがった演技にやられます。 <見どころ> 記憶を消していく過程で、主人公ジョエルは様々な「自らの記憶」に遭遇します。 この再現がとても良く、最後に残った記憶でジョエルが知るものは、恐らく観客にとっても大切なものになるでしょう。 また、主要となる登場人物にも1人ずつ事情があり、それを余すところ無く描いています。 <出演者> ジム・キャリーの良さがまさしく引き出されていました。 初めて、この人をカッコイイと思いましたよ。いつもは目がギョロギョロ動いている印象しかなかったんですが、無精ヒゲが似合っていました。 恋人クレメンタインを演じるケイト・ウィンスレット。 様々な髪の色を披露してくれますが、オレンジ色が一番でした(笑)。 青ってありえないし。 そして、キルステン・ダンスト。 「スパイダーマン」ではヒロインでありながら、あっちにフラフラ、こっちにクラクラと落ち着かず、あまつさえ普通に観客からは「かわいくない!」と言われる始末。 本作のキルステン・ダンストは可愛いですよ、普通に。 しかし、イライジャ・ウッドのへたれ振り、「シン・シティ」の殺人鬼同様、色々な役をやるなぁ。 タイトルが出るまで20分。 非常に長いプロローグになっています。 監督、脚本、出演者、不足のない出来ですがシュールであることが前提の映画なので、取っつきにくい印象がありますね。 それでも、この映画はとにかく最後までどうなるのかわからない。 ちょっと変わったラブストーリー、少し切ないけれど恋愛の本質をうまく突いた良作です。 よろしければクリックお願いします。 人気blogランキング ←ポチッとクリック
by syosei7602
| 2006-08-20 04:14
| 恋愛/青春/スポーツ
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