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『STAR TREK INTO DARKNESS』 アメリカ/2013監督:J・J・エイブラムス 出演:クリス・パイン ザカリー・クイント ゾーイ・サルダナ ベネディクト・カンバーバッチ ジョン・チョー サイモン・ペッグ カール・アーバン ピーター・ウェラー アリス・イヴ ブルース・グリーンウッド アントン・イェルチン 公開時コピー 人類最大の弱点は、愛だ。 今なお根強い人気を誇るTVシリーズ「スター・トレック」のリメイク版ともいえる新シリーズ第2弾。シリーズ通しての映画化は12作目となる。 監督は前作に引き続き、J・J・エイブラムス。 出演陣も前作からのキャスティングとなっており、敵役としてTVシリーズ「SHERLOCK」でホームズ役を演じ、高い演技力で評価されたベネディクト・カンバーバッチ。 3D作品としても公開されている。 <あらすじ> 西暦2259年、カーク船長(クリス・パイン)率いるUSSエンタープライズのクルー達は探査中の惑星ニビルの崩壊を防ぐために活動するが、その最中、スポック(ザカリー・クイント)が窮地に陥ってしまう。 彼を救うために重大な規律違反を犯したカークは、帰還後に責任を問われ船長を解任されるのだった。 その頃、ロンドンでテロが起こり、その首謀者とされるジョン・ハリソン(ベネディクト・カンバーバッチ)の追撃命令が下される。 ハリソンはクリンゴン人の支配下にある惑星クロノスに逃亡していた。 船長に復帰したカークは、再びUSSエンタープライズただ1隻でクロノスへ向かうのだが…。 ![]() <総評> 前作から既に4年、だいぶ長いこと待たされましたが待望の続編。3D作品ですが、2Dで鑑賞。 前作が面白かっただけにかなり期待値も高かったわけですが、全体的に軽かったかなと。まあ、元々エイブラムス監督の作品は良い意味で軽さがあるわけですが、本作はストーリーがしっかりしているが故に目立ってしまったような…。 映像的には迫力が有り、スピード感溢れるアクションシーンが展開します。 アクションのうまさはさすがです。 さて、重大な規律違反を犯した為に降格させられたカーク。 そんな矢先に起きたテロ事件、その首謀者追跡を志願したカークとスポック達USSエンタープライズ号は地球規模の危機に面してしまう。 ざっくりと見ればありがちなシナリオなんですが、最強の敵がまさかのジョン・ハリソンという男。もちろん、色々な陰謀があってこその敵なわけで存在感が半端ではない。 でも、所々アナログ感が漂ってます(笑)。なんかこう、エンタープライズ号ってかなり巨大なのに、移動は基本徒歩なの?というツッコミとか、色々あるわけですが、それもまたスター・トレックというコンテンツのおもしろさなのかも。 が、しかし、ストーリーは前作ほどのおもしろさを感じられ無かったのは、恐らく旧作(TVシリーズ)へのオージュが強かったせいか、はたまたトッレキーになりきれない自分のせいなのか。 恐らく旧作を知ってこその本作であり、旧作ファンへのサービス、でも新たなファンも楽しめますよ、という予定調和的なストーリーが気になったのかもしれないけど。 出演者達はクリス・パインを始め、慣れた感じで好演しています。 なんといっても好きなのはサイモン・ペッグ、いいよなあ、この人。 そしてベネディクト・カンバーバッチ。冷たい雰囲気をまとい、アクションシーンで前髪がおりるとこれまた違った印象。いいですねぇ。 出演陣が多い割にはメインキャストのみでまとまった感があったのは少し残念。 映像は2Dでも十分な迫力があったので、きっと3Dはかなり良かったのでは…とちょっと後悔してみたり。 なんだかんだで続編に期待です。 よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2013-09-24 23:59
| SF/ファンタジー/パニック
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