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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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BRAVE HEART 海猿
BRAVE HEART 海猿_d0030824_215756100.jpg『BRAVE HEART UMIZARU』 日本/2012
監督:羽住英一郎
出演:伊藤英明 加藤あい 佐藤隆太 仲里依紗 三浦翔平
平山浩行 伊原剛志 時任三郎 矢島健一 螢雪次朗
神保悟志 平山祐介 橋本禎之 出口哲也 宇都隼平
東根作寿英 笠兼三 窪塚俊介 佐藤一平 藤本涼
宮下ともみ 濱田龍臣




公開時コピー
命をかけて、命を救う-。

前作で完結編というフレコミを覆し、原作最終話をベースにしたシリーズ最新作。
監督は四度、羽住英一郎、そして制作陣も引き続いている。
出演は伊藤英明をはじめとしたレギュラー陣に加え、仲里依紗、伊原剛志など。
圧倒的なCG量と特撮が見事に融合した作品となっている。

<あらすじ>
海上保安官として数々の救助を成功させてきた仙崎(伊藤英明)は、後輩でバディの吉岡(佐藤隆太)とともに、エリート隊員の中でも特に海難救助のエキスパートである特殊救難隊(通称:特救隊)の所属となっていた。
仙崎は妻の環菜(加藤あい)との間に2人の子供をもうけ、吉岡はキャビンアテンダントの美香(仲里依紗)という恋人がいるなど、生活は充実していた。
しかし、仙崎は特救隊の先輩で現実主義の嶋(伊原剛志)とは意見が合わない。
そんなある日、シドニーから羽田に向かっていた乗客乗員300名のジャンボジェットG-WING206便にエンジントラブルが起きてしまい、さらに車輪が出ないというトラブルまでが起きる。
対策本部の下川(時任三郎)は東京湾への着水を提案するが、夕暮れで無理と判断され胴体着陸の判断を下す。しかし、仙崎は海への着水の可能性を提案し、機長の村松(平山浩行)は仙崎を信じて着水を了承するのだった。
BRAVE HEART 海猿_d0030824_2158975.jpg

<総評>
確か前作で最後、ということでしたがファンの要望により新たなシリーズとなった本作。まだ続くんですかね?
正直なところ、前作でマンネリ化していたので、これ以上ストーリーを作ることができるのか?と思っていたんですが、少しひねるとなるほど!と思うような構成となっていました。
また、前作は3D(擬似)公開となっていましたが、まあ、本作のような映画で3Dは不要でしょう。
さて、本作の特長はなんといっても事故が起きてからの展開が強かった前2作とは違い、特殊救難隊の活動や考え方、仙崎と吉岡のプライベートが色濃く描かれています。
また、ジャンボジェットが事故で着水するまでの過程が丁寧に描かれ、それゆえに墜落するかもしれないという恐怖、着水時の衝撃などがリアルですね。
感動要素としてはいつもどおりなのですが、本作はなんだか吉岡が主人公のような感じも受けます(笑)。
しかし、事故に際して誰もが協力し合うという展開はわかっていてもいいものです。
何よりも本作は「悪者」がいない。
あえて言うなら、仙崎をたしなめる島が本作唯一のヒールとなるんですが、そこは海猿ですから…。
映像、ストーリーは言うこと無し。これが持ち味、大作邦画としての面目が保たれ、安定感は抜群です。
主演の伊藤英明をはじめ、加藤あい、佐藤隆太、時任三郎は変えようがない人選、それに加えて伊原剛志や平山浩行といったベテランが加わるなど、キャスティングもいいですね。
ラストのご都合主期感は相変わらずで、さらにマンネリと思われているのに、やっぱり引き込まれる海猿シリーズ、次回作はあるのか…気になるところです。
シンプルに楽しめる作品、オススメです。

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by syosei7602 | 2012-07-30 21:58 | アクション/アドベンチャー
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