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『THE ADJUSTMENT BUREAU』 アメリカ/2011監督:ジョージ・ノルフィ 出演:マット・デイモン エミリー・ブラント アンソニー・マッキー ジョン・スラッテリー マイケル・ケリー テレンス・スタンプ ローレンス・レリッツ スティーヴ・ソーレソン フローレンス・カストリナー フィリス・マクブライド 公開時コピー 操作された《運命》に、逆らえ。 SF作家フィリップ・K・ディックの短編「調整班」の映像化。 監督は「ボーン・アルティメイタム」の脚本を手がけたジョージ・ノルフィ。 本作がデビュー作となる。 出演は「ボーン」シリーズのマット・デイモン、「ガリバー旅行記」のエミリー・ブラント、「ハート・ロッカー」のアンソニー・マッキー、「アイアンマン2」のジョン・スラッテリー、「噂のモーガン夫妻」のマイケル・ケリー、「ワルキューレ」のテレンス・スタンプなど。 <あらすじ> 上院議員候補の下院議員デヴィッド(マット・デイモン)は将来を嘱望されていたが、懇親会での不祥事で一転窮地に立たされる。投票日、ライバル候補に大差をつけられた彼は敗北宣言をするためにトイレに籠もるが、そこにいたエリース(エミリー・ブラント)という美女に出会い、本能的に惹かれあう。彼女の言葉で、見事な敗北宣言をしたデヴィッドは一躍注目を集め、新たな仕事にも支障が無くなる。 エリースを忘れられなかった彼だったが、偶然バスの中で再会し、連絡先を貰うことに。意気揚々と会社に着いた彼を待っていたのは、謎の集団だった。 突然のことに逃げ出したデヴィッドだったが、為す術もなく捕まってしまう。 彼らは人々の運命を操作するアジャストメント・ビューロー(運命調整局)という組織で、調整員のハリー(アン ソニー・マッキー)がミスをしたことで、デヴィッドに見られてしまったのだ。デヴィッドの運命を握る彼らは、自分たちのことを口外しないこととエリースと二度と会うなと言い残して去っていく。納得のいかないデヴィッドだったが、エリースと会えることなく時が流れていく。 <作品解説> フィリップ・K・ディックといえば、真っ先に「ブレードランナー」が挙げられますが、他にも様々なヒット作の原作を送り出したことで有名です。 本作はそんなディック作品の短編小説を映像化したものですが、原作は相変わらず未読。映像は近未来でもなく、本当に現代劇で設定だけがちょっと異色なサスペンスに仕上がっています。また、予告編はアクションみたいな感じになっていますが、そういったシーンはごくわずかで、純粋にSFサスペンスとなっています。 さて、舞台はニューヨーク。有望株の下院議員が上院議員に立候補しているところから始まりますが、彼の失態によって人気は急落。 しかし、偶然出会った美女と惹かれあう…その理由もあとから語られますが、しかしその美女エリースとの出会い、彼女を求めることは運命に反することと言われてしまいます。 運命調整局は当初、デヴィッドに運命を強制するわけですが、彼はエリースとの出会いが運命であることを疑わない。運命調整局は常にデヴィッドに選択を迫りますが、それは暴力的ではなく、ただ切々と運命について語り、彼を納得させるわけです。 ここが本作のおもしろさで、運命として受け入れるか否か、そのどちらもが実は運命そのものであるという展開になります。 ラストまでデヴィッドとエリースの関係がどうなるのか…SFでありながら、ラブストーリーの要素もしっかりと描かれているのは見事。 ラストは予想の域を出ませんが、意外と気軽に見られる良作です。 <見どころ> 運命調整局のメンバーの移動手段の奇抜な方法、そして意外な弱点など、万能と思われる彼らの弱点を突いたデヴィッドの必死さがクライマックスを彩ります。 また、エリースのダンスシーンは艶やかでいいですね。 <出演者> 様々な作品に出演を続けるマット・デイモン。この人の作品にはほとんど外れが無いですね。安心して見られます。 ヒロインを演じたエミリー・ブラントは「ウルフマン」の時から好きな女優です。 本作で演じるエリースが実に良い! ジョン・スラッテリーやテレンス・スタンプといった演技派に加え、マイケル・ケリーの印象的な雰囲気がはまっていました。 <総評> 期待していた展開とは良い意味で裏切られました。 なにせ、人が死なないサスペンスというのは滅多にないので新鮮に感じます。 エミリー・ブラントの可愛さと意外なおもしろさ、個人的に好きになった作品です。 よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2011-06-13 23:59
| SF/ファンタジー/パニック
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