『AZUMI』 日本/2003
監督:北村龍平
主演:上戸彩 オダギリジョー 原田芳雄 小栗旬 成宮寛貴
小橋賢児 金子貴俊 石垣佑磨 佐野泰臣 鈴木信二
北村一輝 遠藤憲一 伊武雅刀 佐藤慶 竹中直人
受賞:日本アカデミー賞/新人俳優賞(2003)
公開時コピー
血に咲く。
最初の使命は、愛する友を殺すこと。
監督は「ゴジラ FINAL WARS」「VERSUS」の北村龍平。
主演は現在人気絶頂の上戸彩。
「亡国のイージス」で総理大臣役が決定している原田芳雄。
「ロボコン」の小栗旬、「下弦の月 ラスト・クォーター」の成宮寛貴、そして敵役には演技派のオダギリジョー。
<あらすじ>
関が原の戦いの後、徳川幕府を確固たるものにするため、南光坊天海は小幡月斎に命じて反乱分子を抹殺させる暗殺集団を作らせる。
小幡月斎は戦災孤児となったあずみ達10人を集めて鍛え上げる。
そして、10年後、自らの進む道が正しいと思いこんでいるあずみ達に最後の試練を課すのだった。
***
えーっとアイドル映画っていうのはあまり見ないんですが、まず率直な感想。
思ったよりおもしろいです。
それから残酷です。
原作がかなりえぐい描写があるので、仕方ないのかもしれないんですが上戸彩というアイドルを使ってここまで血しぶき出す映画を撮るのかと・・・ラブシーンもなにも無いわけですが、かつて深作欣二監督が薬師丸ひろ子で「里見八犬伝」を撮った事を考えれば、この流れは間違ってないですね。
アクションは監督のクセなんでしょうか、カメラワークが今ひとつ。それとCG合成がちょっと厳しいか(同監督の「heat after dark」渡部篤郎、鈴木一真主演のアクションもなんかクセがあったんだけど、あれは現代劇だったからなぁ)。
演技についてはもう、オダギリジョーが最高。
上戸彩のアクション?
頑張っていると思いますが、ワイヤーアクションが半端過ぎたか。
アイドル映画だから仕方ないか、って言われてしまう部分が大きいですね。
ラストはちと蛇足が過ぎるかな。
それにしても、なんで徳川家の為に浅野長政と加藤清正を暗殺しなくちゃならなかったのか今持って謎(歴史では一応、家康に厚遇されていたわけだから)。
「あずみ2」はベテランの金子修介監督。
さて、どうなることか。
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