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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
d0030824_3411223.jpg『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
日本/2013
監督:長井龍雪
声:入野自由 茅野愛衣 戸松遥 櫻井孝宏 早見沙織
近藤孝行 田村睦心 瀬戸麻沙美 豊崎愛生






公開時コピー
前を向けばきっと会える
大切な想い、大切な友達、忘れられないひと夏の奇跡


2011年に深夜枠でTV放送され、泣けるアニメとして人気を博した同名作品の劇場版。
TVシリーズの1年後を描いている。
監督はTVシリーズに引き続き、長井龍雪。
声も同じくTVシリーズからの変更は無い。
使用される楽曲はZONEの「secret base 〜君がくれたもの〜」のカバー(TVシリーズ版)、テーマ曲にGalileo Galileiの「サークルゲーム」など。
なお、エンドロール終了後に若干の映像がある。

<あらすじ> (TVシリーズのネタバレが含まれています!)
小学生の仲良し6人組、じんたん、めんま、ゆきあつ、あなる、つるこ、ぽっぽは超平和バスターズを名乗り、山にある秘密基地を拠点にして過ごしていた。
しかし、そんなある日、めんまが事故死してしまい、彼らはいつの間にか離ればなれになっていく。
5年後の夏、高校受験に失敗し、引きこもり状態のじんたんの前に成長した姿のめんまが現れる。彼女はある願いを叶えて欲しいと言い、離ればなれになっていた彼らは再び集まることに…。
それから1年後、じんたんたちはめんまに伝えきれなかった想いを手紙に書きはじめる。
d0030824_3433145.jpg

<総評>
略称「あの花」として深夜アニメとしては異例の人気を得た本作。全12話ながらもかなり内容の濃い作品で、ほんの数ヶ月前に一気見…号泣です。本作はTVシリーズ本編では描かれなかった小学生時代の超平和バスターズ、そして本編の1年後が描かれています(ちなみに登場人物の1人はちょっとアレなあだ名ですが、間違いではありません)。
TVシリーズ本編だけできっちりとストーリーは完結しているため、下手をすれば蛇足、ということになりかねないと思っていましたが、蓋を開けてみれば新作カットと編集の妙技。言ってしまえば総集編&新作カットの追加ストーリーという感覚がぬぐえない…のだけど、やっぱり泣けてしまうんだよなぁ。
冒頭のシーンだけでもやばいくらい…まあ、これはTVシリーズを見た人にしかわからないかも。
かなりの上映回数があったにも関わらずほぼ完売。映画館ロビーは秘密基地のセット、開場時にいたっては長蛇の列。人気の凄さにはおどろき。
さて、物語は総集編という形もあるのですが、新作箇所が良くできています。
それぞれが成長し、精神的にも大人になっている登場人物達。伝えきれなかった想いはめんま宛だけではなく、あくまでも生きている彼らの関係性にも関わっているわけです。
本作のおもしろさはこの関係性と登場人物たちがかっこよくないこと。言うなれば、アニメの世界では珍しくかなり等身大というか普通というか…どこにでもいるような少年少女達なわけです。
受け入れるべき現実とするべき事のいくつかがうまく語られており、めんまという幽霊が非現実的であったとしても、かつて存在した彼女を通して自分を見つめ、友達を思っていくという語り口が絶妙というべきか。
劇場版ではポイントとなる本編のエピソードが効果的に入れられていたのですが、やはり既に完結してしまった物語を広げることの難しさが感じられます。
それ故に些かもったいない感じも受けましたが、これはこれとしていいのかも。
声優陣は本編でかなり力が入った演技を披露していましたが、新作箇所は成長した演技というべきか、とてもしっとりとしたイメージを受けました。
なにはともあれ、劇場版はTVシリーズを見てからがオススメ。
それにしても「secret base 〜君がくれたもの〜」、はまりすぎです。

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by syosei7602 | 2013-08-31 23:59 | アニメ/CG
ワールド・ウォー Z
d0030824_1201398.jpg『WORLD WAR Z』 アメリカ/2013
監督:マーク・フォースター
出演:ブラッド・ピット ミレイユ・イーノス
ジェームズ・バッジ・デール  ダニエラ・ケルテス
デヴィッド・モース ルディ・ボーケン ファナ・モコエナ
アビゲイル・ハーグローヴ  スターリング・ジェリンズ
ファブリツィオ・ザカリー・グイド マシュー・フォックス




公開時コピー
全人類に告ぐ、
来たるZデーに備えよ。


マックス・ブルックスによる同名世界的ベストセラーの映画化。
監督は「007/慰めの報酬」のマーク・フォスター。
出演はブラッド・ピットで、製作にも関わっている。
他に「L.A. ギャング ストーリー」のミレイユ・イーノス、「ローン・レンジャー」のジェームズ・バッジ・デール、本作がデビューとなるダニエラ・ケルテスなど。
3D公開されている。

<あらすじ>
元国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)は妻カリン(ミレイユ・イーノス)と2人の娘と共に平穏な日々を送っていた。しかし、世界では少しずつ謎のウイルス感染が流行していた。
そんなある日、家族を乗せた車で渋滞にはまった彼はウイルスに感染し、ゾンビ化した人間が次々に人々を襲う現場に遭遇する。
間一髪、難を逃れたジェリーの元に国連事務次長ティエリー(ファナ・モコエナ)から現場復帰を要請される。
ウイルスの感染爆発により世界はゾンビ化による混乱が拡大していたのだ。
かつて伝染病や紛争地域での調査などに手腕を発揮していたジェリー。
家族を守るため、調査隊に参加し、ウイルスの発生源を突き止めるために最初の感染地域へと向かうのだが…。
d0030824_12026100.jpg

<総評>
ゾンビものである。もうね、毎年よくもまあ、飽きもせずにゾンビ映画が出てくるなぁと。そして飽きもせずに毎回見られるなぁと…。それだけ市民権を得ているゾンビものですが、最近ではホラーというよりもパニック映画としての色が強くなっています。
特長はなんといっても大量のゾンビ。ゾンビ映画史上最多!?かもしれない。それぞれのゾンビがAIで動いているそうですが、これがまた気持ち悪いを通り越して凄い。でも、このシーンがそんなに多くないのが残念です。
さて、ゾンビ化するという謎のウイルスの発生源を突き止めてワクチンを生成するため、部隊と一緒に行動を始めたジェリー。
ゾンビ化は噛まれることでなってしまうという、典型的なパターンに加え、とにかく突っ走ってくる。でも、この走ってくるというのは「28日後…」で既にネタがあるんだよなぁ。
今までのゾンビ映画との違いはゾンビ化までが桁外れに速い、自然発生的なウイルスが原因であることなどなど。
物語はその発生源を突き止めることが主なテーマなんですが、前半の疾走感溢れるおもしろさから後半は些か失速気味。なんというか、真面目過ぎるというか、ギリギリの緊張感が無くなってしまう。
ゾンビ映画の悪いところは、結局収拾が付かなくなっちゃうというか…まあ、最後は大抵投げっぱなし感。悪くはないけど、対ゾンビ策が面白かっただけに、もうちょっと一捻り欲しかったですね。
主演のブラッド・ピット、なんだか落ち着いた演技が勿体ない。うーん、うまいけどな、それだけ。
存在感を出したのはイスラエルの女性兵士セガンを演じたダニエラ・ケルテス。ベリーショート(坊主ともいう)の容姿に力強い目が印象的。
で、デヴィッド・モースがキーマンになると思いきや、出番少なっ!
全体的に見ればそれなりのおもしろさ。しかし、ゾンビ&パニック映画として考えるともの足りず。やっぱり世界的な破滅はローランド・エメリッヒの分野ですな。

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by syosei7602 | 2013-08-21 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
メタルギア・ソリッド:フィランソロピー
d0030824_1213476.jpg『METAL GEAR SOLID:PHILANTHROPY PART.1』
イタリア/2009
監督・出演:ジアコーモ・タラミーニ
出演:パトリシア・リカルディ ニコラ・セッコーニ
マルコ・サラン ジョバンニ・コンテソット アンドレア・フラン
エンリコ・パソッティ





全世界で大ヒットしている「メタルギア」シリーズ。第1作から既に25年経ち、ハリウッドでも実写化が決定されているのに先立ち、イタリアのファンが自主制作で映画化し、無償公開されている。
制作期間は約5年(実際は予告編も含め7年)、制作費は日本円にして130万円という超低予算で制作された。
第1部となっているが、第2部は予算の都合などにより制作は未定となっているが、本作だけでも楽しめる。
エンディングはシリーズ1作目のエンディングを歌ったAoife Ferry。
なお、シリーズの生みの親である小島秀夫は同作を絶賛している(非公式の公認?)

<あらすじ>
2007年、黒海上空。「反メタルギア財団フィランソロピー」のスネーク(ジアコーモ・タラミーニ)は、メンバーのハリソン(マルコ・サラン)からアルメニアとアゼルバイジャンの境にあるダスカサン地方への降下し、父親で上院議員のエイブラハム(ジョバンニ・コンテソット)の救出を依頼される。
エイブラハムはダスカサン地方で展開するアームズテック社と深い関わりがあり、メタルギア関連についての情報を握っていた。
任務にあたって、スナイパーのピエール(ニコラ・セコーニ)と元デルタの女性兵士エリザベス(パトリシア・リカルディ)が雇われるが…。
d0030824_1215518.jpg

<総評>
まさかのファン制作の実写化、しかもかなり本格的ながらも予算が130万円。低予算映画の代名詞といえばロバート・ロドリゲス監督の「エル・マリアッチ」が70万円(1992年当時)ですが、CGやかなりの数の出演者、ロケーションを考えても130万という金額は破格といえます。
本作はニコニコ動画で日本語訳が付けられ、これがオフィシャルの字幕となっています。また、イタリア人が演じていると言うことで、少し濃いめのキャスティングに台詞は英語は吹き替えです。
さて、本作は第1部で1時間弱の作品となっていますが、見どころは十分。CGの甘さなどはありますが、恐らくこれでも現在の邦画のレベルに少し足りないくらいかと。
物語は反メタルギア財団が不穏な動きを続けるダスカサン地方における軍事企業の動きと、企業に繋がりがある上院議員を連れ出すことが任務となります。主人公はスネークなのですが、物語に深みを持たせるためか、2人の兵士が仲間に。
この2人、なかなかキャラが立っており、特にエリザベスはいわゆる美女然とした感じがしないのがいいかも。
ブリーフィングに出てくるのはオタコンではなく、ビショップというオリジナルキャラのようです。まあ、話として考えるなら第2部とかでメイリンとか出すつもりだったのかも。
アクションシーンは銃撃戦がメイン、スネークの持ち味であるCQC(近接格闘)は見られないのが残念ですね。
出演者の演技はなかなかのもの。ただし、スネークはちょっと感情的すぎる感じかも。ピエールはキャラのまんま(笑)。エリザベスを演じた女優はちょっと格闘家っぽい雰囲気ですね。
明確な敵役が出てこなかったのは勿体ないですが、全3部作構成なのできっと2部からなのでしょう。
是非とも制作してもらいたいですが、イタリアの経済状況もヤバイ感じ。
うーん、勿体ない。誰か日本語版サイトを手がけてくれたら多少なりとも個人スポンサーが付くかも。
なお、キャストと監督はいい加減に読んだものなので悪しからず。

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by syosei7602 | 2013-08-20 23:59 | アクション/アドベンチャー
風立ちぬ
d0030824_119217.jpg『風立ちぬ』 日本/2013
監督:宮崎駿
声:庵野秀明 瀧本美織 西島秀俊 西村雅彦
スティーブン・アルパート 風間杜夫 竹下景子
志田未来 國村隼 大竹しのぶ 野村萬斎






公開時コピー
生きねば。

ミリタリーマニアである宮崎駿が模型雑誌モデルグラフィックスに連載していた同名マンガの映画化。零戦の設計者・堀越二郎の半生と作家・堀辰雄の小説「風立ちぬ」のエピソードを盛り込んで描かれている。
声は「エヴァンゲリヲン」の庵野秀明監督が初声優、ヒロインは瀧本美織など、いつものジブリ作品と同じく俳優陣で占められている。
主題歌は松任谷由実の「ひこうき雲」。

<あらすじ>
少年時代、夢の中で憧れの飛行機設計士カプローニ伯爵と出会い、設計士になることを決意した堀越二郎。
1923年、二郎は東京帝国大学に進学するために上京する中、列車で里見菜穂子と出会う。直後、関東大震災に見舞われ、二郎は菜穂子とお供のお絹を助ける。震災から復興する中、名古屋の三菱内燃機株式会社に就職する。しかし、会社の設計した飛行機は軍の希望に叶わず、小型機の開発は難航、二郎はドイツのユンカース社の視察を命じられる。
帰国した二郎は艦上戦闘機の設計主任に選ばれるが、テスト飛行は失敗。
1933年、失意の二郎が訪れた夏の軽井沢で菜穂子と再会を果たすのだった。
d0030824_1185115.jpg

<総評>
モデルグラフィックスといえば、ミリタリーモデルの作例を主体に掲載している模型雑誌。そういえば載っていたなぁと思い出したんですが、中身はさっぱり覚えておらず。
ここ最近、ジブリ作品はそれほど興味が沸かなかったのですが、本作はなんとも見事でした。ストーリーの構成や映像の緻密さと迫力、音に至るまで全体的に密度の濃い作品です。
さて、本作は堀越二郎その人の半生と堀辰雄の小説「風立ちぬ」のエピソードで構成されています。本作の菜穂子の名前は同じく堀辰雄の「菜穂子」、病気の話などは「風立ちぬ」から、それ以外のエピソードは二郎の人生と周りの出来事で組まれ、違和感なく融合しています。
二郎の半生は主に戦前までに絞られますが、ここがポイントと言っても良いでしょう。ただひたすらに美しい飛行機を作ることを目指した堀越二郎ですが、皮肉にも彼の設計が優秀であったからこそ、零戦はその高性能のさらに上を越えられなかったのも事実。
さて、物語は夢でカプローニ伯爵と出会った事から始まります。関東大震災、菜穂子との出会い、試作機の失敗などが巡り、やがて戦争へと突き進んでいきます。大正から昭和にかけての美しい風景をはじめ、ドイツの巨大機などの描写も圧巻。
ストーリーで気になったのはこの時代にある「死」が明確に描かれていないこと。想起させる描写はあるものの、直接的ではない…ただ、むしろこの描き方が巧妙な仕掛けというべきか。
ジブリ作品の良さである手描き感のあるビジュアルと柔らかい色遣いは相変わらず。
声優については心配されていた庵野秀明、ぶっちゃけ下手ですが巷で言われているほどには気にならない。声の質はいいんですよね。聞いていると慣れてくると言うか、まあいいんじゃない?と思ってしまう。
ヒロイン菜穂子を演じたのは瀧本美織。ああ、やっぱりジブリ節ですな。こういう演技指導なんかなぁ…ジブリ作品のヒロインはどの人が声をあてても同じように聞こえる(気のせい?)。
その他、声をあてた俳優達は気にならず、なかなかのもの。声優を使わないのはジブリの方針なのでもはや言うことは無し。
あと、効果音に関しては違和感なしです。全部人の声って凄いな(全部ぐっさんじゃないだろな(笑))。
作品を通して感じたのはジブリ作品の中でも屈指の出来であること。正直なところ、ジブリ作品でここまで感動したのは初めてです。

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by syosei7602 | 2013-08-18 23:59 | アニメ/CG
パシフィック・リム
d0030824_259128.jpg『PACIFIC RIM』 アメリカ/2013
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:チャーリー・ハナム イドリス・エルバ
菊地凛子 チャーリー・デイ ロブ・カジンスキー
マックス・マーティーニ 芦田愛菜
ロン・パールマン バーン・ゴーマン
クリフトン・コリンズ・Jr ディエゴ・クラテンホフ




公開時コピー
人類最後の望みは、この巨兵。

ハリウッド気鋭の監督として名高いギレルモ・デル・トロ。なぜか日本の怪獣やロボットものが好きで触発された結果が本作。
芦田愛菜のハリウッドデビュー作として番宣されているが、菊地凛子が主演の1人となっている。出演は「コールド マウンテン」のチャーリー・ハナム、「プロメテウス」のイドリス・エルバなど。
人物描写よりもロボット対怪獣の戦いがメインとなっている。

<あらすじ>
ある日、太平洋の深海にある次元の隙間から巨大な生命体が現れる。カイジュウと呼ばれた生物は各都市を壊滅状態に陥れる。人類は協力しあい、人型巨大兵器イェーガーを開発して対抗する。
イェーガーはパイロットと神経接続するが、1人では負担が大きすぎるために2人のパイロットによって操縦することに。
イェーガーの活躍により、多くのカイジュウは出現の度に倒されていく。しかし、戦いを学習したカイジュウにより、アメリカのローリー(チャーリー・ハナム)、ヤンシー(ディエゴ・クラテンホフ)のベケット兄弟が駆るイェーガーが倒されたのを皮切りに、世界各地でイェーガーが苦戦していく。
5年後、イェーガー計画最後の戦いに呼ばれたローリー。
彼が乗った旧式イェーガー“ジプシー・デンジャー”が修復され、もう1人のパイロットの候補はカイジュウに家族を殺された過去を持つ森マコ(菊池凛子)だったが…。
d0030824_2594512.jpg

<総評>
ギレルモ・デル・トロ監督の作品はなぜか「ブレイド2」しか見ておらず。せめて「ヘルボーイ」シリーズと「パンズ・ラビリンス」だけは見なければな…。本作はロボット対怪獣という、日本人ならお馴染み。ウルトラマンに始まり、ガンダムやらなんやらと日本のコンテンツはこの手には事欠きません。
ロボットのデザインは無骨かつメカニカルなもので、日本のいわゆるヒーロー然としたものではなく、むしろこれが味ですかね。ロボットの操縦は2人で行われ、シンクロして相手の記憶などを共有することで体の左右を担当。必殺技は名前を叫ぶというのが良い!
さて、物語はシンプル。怪獣が来て倒す。最終目的は怪獣の発生源を潰すってことで終わり。その中で他のパイロットとの確執、ヒロインである森マコの過去、科学者達の研究などなど。
映像は巨大感があって迫力十分、それにしたって街中で暴れまくり。なんかもう怪獣のせいなのか人災なのかわからんぐらいの戦いが繰り広げられます。
出演陣の中で目立ったのはニュートン役のチャーリー・デイとハーマン役のバーン・ゴーマン。マッドサイエンティストぶりがはまってます。で、ついでにヘルボーイのロン・パールマンも出ているわけですが。
チャーリー・ハナムと菊地凛子、悪くないですが普通かな。
しかし、芦田愛菜、ほとんど1人での演技ってすごいな。
全体は大味ながらも楽しめる作品、見所は芦田愛菜が出てくる東京シーンが一昔前のハリウッド的東京(笑)。
なんだよ「萌&健太ビデオ」って!

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by syosei7602 | 2013-08-14 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
言の葉の庭
d0030824_1405541.jpg『言の葉の庭』 日本/2013
監督:新海誠
声:入野自由 花澤香菜 平野文 前田剛
寺崎裕香 井上優 潘めぐみ 小松未可子







公開時コピー
“愛”よりも昔、“孤悲(こい)”のものがたり。

「秒速5センチメートル」「雲のむこう、約束の場所」など色彩豊かで緻密、透明感の映像で高い評価を受ける新海誠監督の中編作品。
主題歌は大江千里の「Rain」を秦基博がカバー。
透明感のある雨の表現が素晴らしい。

<あらすじ>
高校生のタカオは学校をサボり、公園にある日本庭園で夢である靴職人を目指してスケッチする日々。
梅雨のある日、いつもの場所に来ると缶ビールを飲んでいる若い女性ユキノと出会う。
雨が降ったらまた会うかも…という言葉を胸に、雨の日は自然と会うことになった2人。タカオは歩き方を忘れたというユキノの為に、靴を作る約束を交わすが、梅雨は明けようとしていた。
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<総評>
新海誠監督の作品は何気ない風景や自然現象を光と色彩の美しさで見せることに定評があり、まるで写真家のような情景を描き出しているのが特長です。映像は限りなく現実的ながら、日常にありがちな風景をさも特別な事でもあるかのように美しく描き出す…本作はその最たるもので、個人的にはこの映像は日本のアニメにおいては最高峰と言ってもいいでしょう。
映像は多くの人が鬱陶しいと思う梅雨。
雨が描き出す水たまりの波紋、窓を伝う滴、雨に映える新緑と美しく、何よりも凄いのは映像に感じる空気感…むしろ空気の流れというべきか。
さて、物語は靴職人を目指す高校生と大人の女性のささやかな逢瀬を描いています。高校をサボるタカオ、昼間からビールとチョコレートで時間を潰す女性ユキノ。
物語の中心はタカオの日常ですが、ユキノは謎めいた女性から徐々にその身上が明らかになっていきます。誰もが抱える夢や悩み、人との関わりをシンプルに、そして瞬間的な展開を広げることで物語全体にメリハリが出ています。
「秒速5センチメートル」のように変則的でもなく、「星を追う子ども」みたいに少し無理をした感のある物語でもない。本作はかなり自然の流れで進み、スッキリとした終わりを迎えます(人によっては短く感じてしまうのは少し残念ですが)。
キャラクターデザインは少し特長に欠けるものの、タカオとユキノの年齢的な差がわかりやすい描かれ方をしています。特にユキノは大人の女性感溢れる感じでいいかも。靴を脱がせるシーンのエロスがなんとも見事。
声優陣はさすがといったところ。やはりプロというか、世界観に合わせた演技は聞いていても心地良い。
新海監督には文学作品を原作にした中編か長編に挑戦してもらいたいですね。

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by syosei7602 | 2013-08-05 23:59 | アニメ/CG
SHORT PEACE
d0030824_1334268.jpg『SHORT PEACE』 日本/2013
監督:大友克洋 森田修平 安藤裕章 カトキハジメ
森本晃司
声:春名風花 山寺宏一 悠木碧 草尾毅 早見沙織
森田成一 小林ゆう 石田太郎 田村睦心 浪川大輔
二又一成 檀臣幸 牛山茂 大塚明夫 置鮎龍太郎
受賞:第16回文化庁メディア芸術祭
アニメーション部門大賞(「火要鎮」)



公開時コピー
これが原点。
「アニメ」を失った大人たちへ


大友克洋の短編コミック「SHORT PEACE」をベースに、日本をテーマにした4つのオムニバス短編アニメ。
監督は「火要鎮」の大友克洋をはじめ、「九十九」は「FREEDOM」の森田修平、「GAMBO」は「鉄コン筋クリート」の演出を手がけた安藤裕章、「武器よさらば」は「ガンダム」シリーズのメカデザインを手がけるカトキハジメが初監督を務めている。
オープニングは「MEMORIES」の森本晃司。
「GAMBO」は「スマグラー おまえの未来を運べ」の石井克人が原案、キャラクターデザインに「エヴァンゲリオン」の貞本義行が手がけている。また、「武器よさらば」は大友克洋原作の短編となっている。
エンディングテーマは名曲「夢で逢いましょう」。

<あらすじ>
「九十九」
18世紀、山中で雷雨に遭った男は古い祠を見つける。中はがらくたが祀られていた。男が目を閉じるとほどなくして、祠の中は座敷となり現れたのは古い傘たちだった。

「火要鎮」
17世紀、江戸。商家の娘・お若と隣に住む幼なじみの松吉は互いに惹かれながらも、その気持ちを隠したまま。松吉は火消しに憧れ、家を飛び出してしまう。一方、年頃となったお若には縁談の話があり、嫁ぐことになる。

「GAMBO」
16世紀末、東北。山に棲む巨大な白い熊と戦う野武士の軍団がいたが、圧倒的な力の前に壊滅状態に陥る。近場の村では鬼が村人たちに囚われていたが、凶暴な力で女たちを攫っていく。残ったのは幼いカオのみ。偶然からカオは熊に鬼の退治を頼むのだが…。

「武器よさらば」
砂漠化が進んだ近未来。放置された大量破壊兵器の処理を行うプロテクトスーツの部隊は、ある荒廃した都市部へとたどり着く。そこには自律型の戦車型無人兵器コングが1台だけ残されていた。任務達成のため、4人の隊員達は戦いを挑む。
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<総評>
4つの多様なオムニバス作品である。大友克洋といえば言わずとしれた「AKIRA」で世界を驚愕させたアニメ監督(元は漫画家だが)であり、その作品は常に期待されているといっても過言ではない。
4作品はそれぞれの監督の特長、演出を始め、アニメならではの制作のこだわりなどが楽しめる。
さて、まずは「九十九」、CGを主体とした作品。風景の中をどこかぎこちなく歩く男が、世界そのものの違和感を感じさせている。祠に入ると傘が舞い、がらくたに宿った九十九神と男の交流を描いていく。日本の持つ古き良き信仰と伝説が簡潔に描かれ、楽しい気分にさせてくれる。
「火要鎮」、これは見事な作品。絵巻物風の作品で江戸時代に描かれた「曽根崎心中」などの大衆劇を見ているかのようだ。人物や着物に加え、江戸の風俗が子細であり、見せ場まで一気に持って行く。静から動への見せ方が圧倒的。
「GAMBO」は凄惨な描写の多い作品である。山の神ともいえる白い熊(アルビノの羆)と鬼との戦いが激しいアクションで描かれる。本作のおもしろさは人対化け物ではないところ。動物と鬼である。人の動きを超える動物と鬼がまさしく殺しあいをする。2つの存在の前に人は無力でしかない。日本昔話を限りなくリアルに描いたら…そんなおもしろさを持っている。
「武器よさらば」は一転して近未来となる。今までの3作品で描かれてきた日本の古き時代ではない。想像する世界のベクトルが大きく変わっている。プロテクトスーツは言うまでもなく「宇宙の戦士」へのオマージュであり、戦う相手もこれまた人ではない。大量破壊兵器を回収・処分するために武器を持って戦うという矛盾は世界への皮肉とも言える作品。
4つに共通するのは相手が人ではないこと。神(信仰)、火(現実)、鬼(不可解)、機械(創造)、このテーマはオープニングの扉へと繋がっていく。まあ、これは個人的に感じたテーマであるので、見た人がどう感じるかはその人次第ですが。
声優陣はベテラン揃いで抜群の安定感。やはりアニメの演技とはこいうものだ、と感じますな。
ちなみにパンフレットは1500円!
されど、これは買う価値アリなのでオススメです。

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by syosei7602 | 2013-08-04 23:59 | アニメ/CG