トップ | ログイン

映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
検索
カテゴリ
50音順INDEX
アクション/アドベンチャー
ミステリ/サスペンス
恋愛/青春/スポーツ
ホラー/オカルト
ヒューマン/ドラマ
SF/ファンタジー/パニック
ハードボイルド/犯罪
戦争/歴史/時代劇
ノンフィクションベース
ミュージカル/音楽/ダンス
コメディ/パロディ
アニメ/CG
ドキュメンタリー
月別更新まとめ
管理人日記
リンク/プロフィール
以前の記事
2017年 02月
2016年 08月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 02月
2014年 07月
2014年 06月
2013年 11月
more...
記事ランキング
ブログジャンル
最新のトラックバック
視聴率に関係なく選んだ2..
from dezire_photo &..
視聴率に関係なく選んだ2..
from dezire_photo &..
[洋画] 「アバター」は..
from 窓の向こうに
仮面ライダー THE F..
from piece of life ..
サウンド・オブ・サンダー
from piece of life ..
ダブル・ミッション
from piece of life ..
『シャッターアイランド』..
from 名機ALPS(アルプス)MD..
「AVATAR」
from samuraiの気になる映画
『宇宙戦艦ヤマト/復活篇..
from 【徒然なるままに・・・】
映画「相棒 -劇場版- ..
from 珍竹麟  〜映画とネットとモ..
フォロー中のブログ
リンク
にほんブログ村 映画ブログへ

ログログシール
ライフログ
その他のジャンル
ファン
<   2012年 07月 ( 6 )   > この月の画像一覧
おおかみこどもの雨と雪
d0030824_23514221.jpg『おおかみこどもの雨と雪』 日本/2012
監督:細田守
声:宮崎あおい 大沢たかお 黒木華 西井幸人
大野百花 加部亜門 林原めぐみ 中村正
大木民夫 片岡富枝 平岡拓真 染谷将太
谷村美月 麻生久美子 菅原文太





公開時コピー
私は、この子たちと生きていく。

今や日本を代表するアニメ監督の1人となった細田守監督によるファンタジーテイストのファミリーアニメ。
「時をかける少女」「サマーウォーズ」と同じスタッフが揃い、脚本には「八日目の蝉」の奥寺佐渡子、主題歌にはアン・サリーなど充実した制作陣となっている。
声は宮崎あおい、大沢たかお、菅原文太といった俳優をはじめ、要所には林原めぐみ、中村正、大木民夫というベテランがキャスティングされている。

<あらすじ>
唯一の家族である父を亡くし、奨学金とバイトで国立大学に通う花は、ある講義に忍び込んで受講していた彼と出会う。彼と会ううちに自然と恋におちた2人だったが、ある日彼はすでに絶滅したニホンオオカミ唯一の末裔であり、おおかみおとこであることを打ち明ける。
しかし、事実を知っても花の気持ちは揺ぎ無かった。
やがて一緒に暮らし始めた2人の間に娘の雪が生まれ、さらに息子の雨が生まれる。
雪と雨はおおかみの血をひいたおおかみこどもだったが、4人は幸せに暮らしていた。
そんなある日、おおかみおとこの死によって、幸せな生活は崩れ始めていく。残された花は、雪と雨をちゃんと育てると誓い、将来、子供たちが「人間か、おおかみか」を選べるように、都会を離れ、厳しくも豊かな自然に囲まれた村へと移り住むのだった。
d0030824_23535938.jpg

<総評>
ここ数年、アニメ映画監督の注目といえば神山健治、新海誠、または返り咲いたともいえる荒牧伸志でしょうか。そんな監督陣の中でも手堅くもリアルなファンタジーを手がけた細田守は見るたびに次回作が楽しみな監督です(ただ、独特の表現力で名作を生み出した今敏が存命であれば、さらにアニメ映画は素晴らしい作品で溢れたことに違いないでしょう)。
それはさておき、「時かけ」では男女の友情を、「サマーウォーズ」では大家族の絆を描いてきた細田監督の新作がいわゆる親子愛です。
本作の特長としてキャラクターの描き方が挙げられるでしょう。前2作でもあえて人物の影を廃したキャラクターの描き方はそのままです(これは影を使って記号的に表現するのではなく、キャラクターそのものの生きた動きを見せるため)。そのため、キャラクターの崩れた表情などは感情豊かでわかりすいですね。
自然風景の映像も見事で、おおかみとして遊ぶ雪と雨の疾走するシーンは見事でした。
さて、物語は大学生の花とおおかみおとこの出会いから始まります。
幼いころに父を亡くし、天涯孤独のような花にとっておおかみおとことの出会いは、新たな家族との出会いになります。花は雪と雨という子どもをもうけながらも、おおかみおとこの死によって、様々な都会のしがらみに翻弄されることになります。普通ではない子供の育て方(ただし、暴れまわったりだだをこねるのは普通の子供そのもの)、広くて狭い都会の暮らし、自分自身の心の有り様が丁寧に描かれ、田舎暮らしを選ぶ過程が自然となじみます。
田舎での生活は人との関わりを遠ざけるため、そしておおかみか人間かを選ぶための状況なのですが、そんな不可思議な生活でも少しずつ人との関わりが増えていきます。
人間の生活を求めつつある雪、正反対に少しずつ山に興味を持ち始める雨、そんな2人を守り続ける花…家族と人々の繋がりは都会のように急ぎすぎず、生活する上に自然と成り立っている普遍的な関係性です。
その「生活」が丁寧に描かれることで、物語は深みを増していきます。
子供が成長するということはどういうことなのか、それは何時をもって一人前というのか…実に楽しげに描かれる花の生活がとても良いですね。
声は宮崎あおい、大沢たかおといった俳優陣…個人的には声優という職業があるなら、プロに任せるべきと思っていますが、キャスティングがうまいのかしっくりときます。
キャラクターとしては、菅原文太が声を当てた韮崎のおじいさん、雪の同級生である草平が良かった。
いささか説明的なナレーションと若干の説明不足が気になりましたが、アニメならではの表現手法とドラマ性は、ラストに静かな感動を呼び起こしてくれます。
個人的に一押しの作品です。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2012-07-31 00:13 | アニメ/CG
BRAVE HEART 海猿
d0030824_215756100.jpg『BRAVE HEART UMIZARU』 日本/2012
監督:羽住英一郎
出演:伊藤英明 加藤あい 佐藤隆太 仲里依紗 三浦翔平
平山浩行 伊原剛志 時任三郎 矢島健一 螢雪次朗
神保悟志 平山祐介 橋本禎之 出口哲也 宇都隼平
東根作寿英 笠兼三 窪塚俊介 佐藤一平 藤本涼
宮下ともみ 濱田龍臣




公開時コピー
命をかけて、命を救う-。

前作で完結編というフレコミを覆し、原作最終話をベースにしたシリーズ最新作。
監督は四度、羽住英一郎、そして制作陣も引き続いている。
出演は伊藤英明をはじめとしたレギュラー陣に加え、仲里依紗、伊原剛志など。
圧倒的なCG量と特撮が見事に融合した作品となっている。

<あらすじ>
海上保安官として数々の救助を成功させてきた仙崎(伊藤英明)は、後輩でバディの吉岡(佐藤隆太)とともに、エリート隊員の中でも特に海難救助のエキスパートである特殊救難隊(通称:特救隊)の所属となっていた。
仙崎は妻の環菜(加藤あい)との間に2人の子供をもうけ、吉岡はキャビンアテンダントの美香(仲里依紗)という恋人がいるなど、生活は充実していた。
しかし、仙崎は特救隊の先輩で現実主義の嶋(伊原剛志)とは意見が合わない。
そんなある日、シドニーから羽田に向かっていた乗客乗員300名のジャンボジェットG-WING206便にエンジントラブルが起きてしまい、さらに車輪が出ないというトラブルまでが起きる。
対策本部の下川(時任三郎)は東京湾への着水を提案するが、夕暮れで無理と判断され胴体着陸の判断を下す。しかし、仙崎は海への着水の可能性を提案し、機長の村松(平山浩行)は仙崎を信じて着水を了承するのだった。
d0030824_2158975.jpg

<総評>
確か前作で最後、ということでしたがファンの要望により新たなシリーズとなった本作。まだ続くんですかね?
正直なところ、前作でマンネリ化していたので、これ以上ストーリーを作ることができるのか?と思っていたんですが、少しひねるとなるほど!と思うような構成となっていました。
また、前作は3D(擬似)公開となっていましたが、まあ、本作のような映画で3Dは不要でしょう。
さて、本作の特長はなんといっても事故が起きてからの展開が強かった前2作とは違い、特殊救難隊の活動や考え方、仙崎と吉岡のプライベートが色濃く描かれています。
また、ジャンボジェットが事故で着水するまでの過程が丁寧に描かれ、それゆえに墜落するかもしれないという恐怖、着水時の衝撃などがリアルですね。
感動要素としてはいつもどおりなのですが、本作はなんだか吉岡が主人公のような感じも受けます(笑)。
しかし、事故に際して誰もが協力し合うという展開はわかっていてもいいものです。
何よりも本作は「悪者」がいない。
あえて言うなら、仙崎をたしなめる島が本作唯一のヒールとなるんですが、そこは海猿ですから…。
映像、ストーリーは言うこと無し。これが持ち味、大作邦画としての面目が保たれ、安定感は抜群です。
主演の伊藤英明をはじめ、加藤あい、佐藤隆太、時任三郎は変えようがない人選、それに加えて伊原剛志や平山浩行といったベテランが加わるなど、キャスティングもいいですね。
ラストのご都合主期感は相変わらずで、さらにマンネリと思われているのに、やっぱり引き込まれる海猿シリーズ、次回作はあるのか…気になるところです。
シンプルに楽しめる作品、オススメです。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2012-07-30 21:58 | アクション/アドベンチャー
アメイジング・スパイダーマン
d0030824_021513.jpg『THE AMAZING SPIDER-MAN』 アメリカ/2012
監督:マーク・ウェブ
出演:アンドリュー・ガーフィールド エマ・ストーン
リス・エヴァンス デニス・リアリー キャンベル・スコット
イルファン・カーン マーティン・シーン サリー・フィールド






公開時コピー
恐れるな。自ら選んだ、この運命を。

サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演の3部作で大ヒットした「スパイダーマン」シリーズを、「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ監督が新たに映画化。
主演は「ソーシャル・ネットワーク」で一躍脚光を浴びたアンドリュー・ガーフィールド。
前シリーズでは不評だったヒロイン役は、「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」のエマ・ストーンと新シリーズならではのキャスティングとなっている。

<あらすじ>
幼少時に両親が失踪したピーター(アンドリュー・ガーフィールド)は、伯父夫婦に育てられた内気な高校生。
正義感はあるが、高校の乱暴者には手も出せない。
そんな彼は同級生のグウェン・ステイシー(エマ・ストーン)に密かな想いを寄せていた。
ある日、父親のかばんを見つけた彼はそこに父親がオズコープ社に関わっていることを知り、研修生のふりをして遺伝子研究の実験室に入り、実験中のクモに噛まれてしまう。
次の日からピーターの体に異変が生じる。
驚異的な身体能力を身に着けたピーター…両親の失踪の原因を探るべくオズコープ社のコナーズ博士のもとを訪れるようになる。
しかし、父親の残した研究結果と彼自身の力により、悲劇が起きてしまう。
d0030824_023216.jpg

<総評>
ぶっちゃけて言うと、前3部作よりも本作が好みです。
サム・ライミ版もおもしろかったんですが、やはり3作目の蛇足ともいえる長さ、ヒロインMJのフラフラぶりが仇となっていました。3D上映がされていますが、目が疲れるので2D上映で見ました。まあ、なんだかんだいって3D作品をまったく見なくなったなぁ。
本作のピーターは男子高校生としての青春や苦悩、ヒロインのグウェンのかわいさと全体的に軽さが出たため、非常に見やすくなっています。また、「(500)日のサマー」で切ない男心を描ききったマーク・ウェブ監督による演出のよさが目を惹きますね。
さて、本作のスパイダーマンは糸を出す仕組みが体内からではなく、メカとして作られていきます。
スパイダーマンのスーツを考える様子や能力を思う存分、堪能するところは共通していますが、一番の違いはヒロインのグウェンに対して、恋敵がいないところでしょうか。
敵となるリザードマンの存在は、ピーターの過去に密接に関わりつつ続編の含みを大きく持たせています。
なんとなく続くというより、続編ありきでのシナリオ構成はよくできており、アクションシーンも含めて楽しめます。ニューヨークを縦横無尽に飛び回るスパイダーマンの描写は3Dを意識したものですが、迫力は十分。
また、スパイダーマンがあえて覆面であることの絶対性を排除し、それ自体に意味づけを持っているのは新しい解釈ですね。
スパイダーマンとなったピーターの陽気っぷり、ヒロイン・グウェンとの関係性も前作のような陰鬱な感じはなく、全体的に明るいテイストとなっています。
その明るさがクライマックスにおけるシリアスな場面を引き立て、物語は否応無しに盛り上がります。
主演のアンドリュー・ガーフィールド、如何にしてトビー・マグワイアのピーターを越えていくのかが注目でしたが、新たなピーターそしてスパイダーマンとして成功してますね。
ヒロインのグウェンを演じたエマ・ストーンは、ブロンドが少し軽すぎるイメージもありますが、なかなかの美人。しかし、マーティン・シーンは叔父さん役としては少し年行き過ぎているかな。
リス・エヴァンスはもうちょっと存在感がほしかったところ…デニス・リアリーが良かったからなぁ。
ポップコーンムービーとしては抜群の出来。
もう少し、ダークヒーローとしての側面があっても良かったかもしれません、序章としては十分です。
続編に期待ですね。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2012-07-30 00:03 | アクション/アドベンチャー
スノーホワイト
d0030824_133199.jpg『SNOW WHITE AND THE HUNTSMAN』
アメリカ/2012
監督:ルパート・サンダーズ
出演:クリステン・スチュワート シャーリーズ・セロン
クリス・ヘムワーズ サム・クラフリン
イアン・マクシェーン ボブ・ホスキンス レイ・ウィンストン
ニック・フロスト トビー・ジョーンズ




公開時コピー
“おとぎ話”は終わった。今、新たなる「白雪姫」伝説がはじまる!
この夏、世界は、初めて出会う。
戦う白雪姫と―。


グリム童話の名作「白雪姫」をベースにした、ファンタジーアドベンチャー。
監督はTVCMなどを手がけ、本作がデビュー作となるルパート・サンダーズ。
出演は「トワイライト」シリーズで一躍、売れっ子女優となったクリステン・スチュワート、オスカー女優シャーリーズ・セロンなど。

<あらすじ>
幼いころに母を亡くしたプリンセス“スノーホワイト”の王国に、ある日、闇の軍団が押し寄せる。父王マグナス率いる軍隊は軍団を撃破し、そこで囚われていた美しい女ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)を保護する。
ラヴェンナの美しさに魅入られたマグナスは、彼女を新たな妃に迎える。
しかし、ラヴェンナはマグナスを殺害、闇の軍団を引き入れ王国を乗っ取ってしまう。
幼いスノーホワイトは、プリンセスという立場から幽閉され、7年が経った。
世界一の美しさを持つラヴェンナは、ある日その立場が成長したスノーホワイトによって脅かされていることを
知る。美しさが魔力の源である彼女は、スノーホワイトを殺害して、心臓を手に入れようとするが、油断から逃げられてしまうのだった。
ラヴェンナも力が及ばない黒い森に逃げ込んだスノーホワイトを捕まえるため、森に詳しいエリック(クリス・ヘムズワース)の弱みに付け込んで追跡させるが…。
d0030824_1331065.jpg

<総評>
同タイトルの原作に忠実なシガーニー・ウィーヴァー主演の作品がありましたが、本作は原作を大胆にアレンジ…まあ、白雪姫が戦うという展開なので、ラノベっぽくティーン向けのような作品になっています。
というのも、ツッコミどころがかなり多くてちょっとなんだかな~というのが正直なところ。
色々なシーンがさまざまな映画の寄せ集め的な感じもしますが、シンプルにお姫様を助ける野郎ども!って展開はいいんじゃないでしょうか。
さて、物語は美しさ命の女王が、自分より美しい継子を亡き者にして心臓食ってやろうかって話です。
そんなお姫様を助けるのは、ワイルドな狩人、イケメンの幼馴染、お馴染みのこびと達ってことなんですが、それにしたって閉じ込められていた白雪姫、突然現れた馬に難なく乗れたり、走って逃げ続けたり、仕舞いには戦いができるって、ファンタジーだとしても少し考えもの。
戦闘シーンは良くできているんですが、展開としてはもっと短くても良かったかも(120分超は少し長く感じてしまった)。
主演のクリステン・スチュワートは「トワイライト」シリーズで一躍スターになった女優ですが、美人かと言われると「まあ、そうだね」という感じで…終始、口が半開きなのが頂けない。凛々しいと思えるシーンが台無しになるといか、とにかくもったいないですね。
クリス・ヘムズワースは、ワイルドさを前面に出してぴったり。さすがだぜ、マイティ・ソー!
ウィリアム王子役のサム・クラフリンは普通すぎるかなぁ。
そして、美しいシャーリーズ・セロン、老けメイクに絶句。なんてことしやがるんだ、この監督は!と思いますが、これは個人的な感情ってことで。
こびと役たちが楽しすぎる。
良くも悪くもおとぎ話の範疇を拡大しただけに過ぎないけれど、シンプルであることの面白さはそれなり。
最後のツッコミどころ…毒リンゴって回りくどすぎやしないかい?

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2012-07-23 01:29 | SF/ファンタジー/パニック
さらば復讐の狼たちよ
d0030824_1155835.jpg『LET THE BULLETS FLY』 中国/2010
監督・出演:チアン・ウェン
出演:チョウ・ユンファ グォ・ヨウ チアン・ウェン
カリーナ・ラウ チョウ・ユン チェン・クン
チアン・ウー フー・ジュン






公開時コピー
さあ、決着(ケリ)をつけよう―

カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた「鬼が来た!」の監督・主演を務めたチアン・ウェンによるユーモアあふれるハードボイルドアクション。
もう1人の主演はチョウ・ユンファ、競演にグォ・ヨウ、カリーナ・ラウなどの演技派が登場。
中国では歴代興行収入No.1を記録した。
音楽は久石譲。

<あらすじ>
1920年、金で県知事の地位を手に入れたマー(グォ・ヨウ)は、赴任地に向かう途中、指名手配中の山賊“アバタのチャン(チアン・ウェン)”率いる集団に、妻(カリーナ・ラウ)と共に囚われてしまう。
マーは殺されないために、自分が県知事の書記であると嘘をつき、チャンに県知事に成りすますことを進言して金を稼ごうと持ちかける。
大金を手に入れられるという話に乗ったチャンは、彼らを連れて鵝城という街へ向かう。
そこは地主のホアン(チョウ・ユンファ)が独裁する街だった。
チャンは、ホアンに金を納めなければトラブルになるというマーの言葉を無視し、町民に暴力を振るったホアンの用心棒を懲らしめる。しかし、その報復としてチャンの部下で義理の息子が罠にはめられて自殺に追い込まれてしまうのだった。
d0030824_1134479.jpg

<総評>
中国では大ヒットを記録した本作はタイトルからすると、いつもの香港ノワール的なハードボイルドものか!?と思われがちですが、ストーリーは若干コメディを組み込んだ復讐劇でした。
監督と主演は国内外で高い評価を得ているチアン・ウェン…カンヌグランプリとなった「鬼がきた!」は未見なのですが、本作では監督としての確かな技量と俳優としての演技力の高さを十二分に楽しめました。
本作では実はあちこちに中国に対する風刺があるというのですが、これは公式サイトに一部掲載されています。まあ、この風刺については中国の歴史や実情などを知らないと理解できないことが多数あるため、ネットなどで調べた方がおもしろいかも。
さて、本作は悪役にチョウ・ユンファを据えた悪党同士の対決を描いたものです。
義を重んじる山賊アバタのチャンは、別に人を殺すことについてのタブーはあまり持ち合わせておらず、この点においては資産家で独裁者のホアンと変わりはありません。
しかし、金儲けの手段を選ぶという点が大きく異なり、チャンはあくまでもホアンから金を搾り取りたいという考えがあるわけです。
自分の義理の息子を死に追いやられたことから、チャンは仲間(というよりは部下)とともに、ホアンを追い詰める算段を講じていきます。しかし、ホアンも街を支配する男、一筋縄ではいかず、頭脳戦や銃撃戦、果ては町民を巻き込んだ勝負となります。
本作の面白さは復讐のみではなく、如何にして相手を出し抜くか…また、人の死はあっさりと描かれている点が新鮮です。
監督と主演のチアン・ウェンはダンディズムあふれる風貌と渋い演技で好演。
そして香港映画時代には数々のコメディ映画に出ていたチョウ・ユンファがこれまたいいのです。
そんな2人に負けないのがグォ・ヨウ。この人の演技力は抜群で、存在感が半端ないですね。
カリーナ・ラウとチョウ・ユンの女優陣があっさりしていたのが少し残念かも。
テンポの良さ、そして音楽性の高さも相まって実におもしろい作品に仕上がっています。
オススメ。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2012-07-17 23:59 | ハードボイルド/犯罪
ダーク・シャドウ
d0030824_1251910.jpg『DARK SHADOWS』 アメリカ/2012
監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ ミシェル・ファイファー
ヘレナ・ボナム=カーター エヴァ・グリーン
ジャッキー・アール・ヘイリー ジョニー・リー・ミラー
クロエ・グレース・モレッツ ベラ・ヒースコート
ガリー・マクグラス イヴァン・ケイ クリストファー・リー
ウィリアム・ホープ



公開時コピー
200年ぶりに甦ってしまいました。

監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップのお馴染みタッグ(ついでにヘレナ・ボナム=カーターも)を組んだダークファンタジー。元は60年代のTVシリーズ。
200年振りによみがえった吸血鬼が、没落した自分の子孫の家を再興すべく奮闘するコメディタッチの作品となっている。
しかし、どこか「アダムス・ファミリー」を彷彿とさせるキャラクター設定など、今更感が否めない。

<あらすじ>
1770年代、コリンウッド荘園の領主として裕福に暮らしていた青年バーナバス(ジョニー・デップ)は、召使で魔女のアンジェリーク(エヴァ・グリーン)と関係を持ったものの、ジョゼット(ベラ・ヒースコート)という女性と恋に落ちアンジェリークとの関係を切ってしまう。
嫉妬に狂ったアンジェリークは、ジョゼットを呪い殺し、さらにバーナバスに不死の吸血鬼になる呪いをかけ、生きたまま墓場に埋めるのだった。
時が200年過ぎた1972年、コリンウッド荘園にかつての面影はなく、当主のエリザベス(ミシェル・ファイファー)をはじめとして、それぞれに後ろ暗い秘密を抱えていた。
一番幼く、心に傷を持った少年ジョシュア(イヴァン・ケイ)の家庭教師としてビクトリア(ベラ・ヒースコート)という女性がやってくる。
時を同じくして、偶然、墓場から掘り出されたバーナバスはコリンウッド荘園へと再び舞い戻る。
一族の没落振りに悲観したバーナバスは、再興のために立ち上がるのだが、彼の前に思わぬ相手が立ちはだかる。
d0030824_1252912.jpg

<総評>
ティム・バートン監督のジョニーはいつだって白塗りっていうのが定番なんですかね。
バートン監督の作品でまともなジョニーを見られる日は来るのか!?
まあ、そんな妄想はどうでもいいんですが、いつものバートン節とジョニーの悪乗り振りは相変わらず健在ってとこですかね。プラス、女優陣の活躍がよい。
さて、墓場に200年も閉じ込められていた吸血鬼バーナバスが復活し、自分の一族を再興するべく奮闘するわけですが、一族の一人ひとりが色々な問題を抱えているわけです。
バーナバスは彼らの問題を少しずつ受け入れ、解決していきます。
しかし、対立するのはバーナバスの宿敵とも言える魔女アンジェリーク…彼女は街をよい意味で支配しつつ、コリンズ一家を卑下しています。
バーナバスは彼女との関係をなんとか清算しようと考えながらも、一族を徐々に復興させようとするのですが、さらに一族の問題が…という展開。
作品全体はコメディ要素を含んでいるのですが、なぜだかキャラクターがあまり立っていない。
メインとなるのはバーナバスとアンジェリークくらいで、その他の登場人物は消化不良気味になってしまったのが残念です。
まあ、バートン監督がジョニーを演出=画一化されてしまってるんでしょうかね。
もっと普通のジョニー・デップを撮った方がおもしろかったかもしれません。
出演者の中で群を抜いて目立ったのがエヴァ・グリーン。ボンドガールとして人気を得た彼女ですが、悪女っぷりが見事で、どちらかというともっと悪女が似合うミシェル・ファイファーとの競演がいいかも。
ベラ・ヒースコートはいかにもバートン監督らしい人選かもしれません。
意外性はクロエ・グレース・モレッツかも…「キック・アス2」はまだか!
面白いかと言われると面白い。
でも、どこか物足りない。やっぱり、クライマックスの展開が急すぎ感じが否めません。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2012-07-13 01:26 | SF/ファンタジー/パニック