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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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<   2011年 09月 ( 8 )   > この月の画像一覧
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
d0030824_1141599.jpg『THE GIRL WHO KICKED THE HORNET'S NEST』
スウェーデン・デンマーク・ドイツ/2009
監督:ダニエル・アルフレッドソン
出演:ミカエル・ニクヴィスト ノオミ・ラパス アニカ・ハリン
レナ・エンドレ アンデシュ・アルボム・ローゼンダール
ハンス・アルフレッドソン ヤコブ・エリクソン
ソフィア・レダルプ ミカエル・スプレイツ
ゲオルギー・ステイコフ



公開時コピー
その過去が真実の口を開き、
彼女の存在は驚異となる。


スティーグ・ラーソン原作のベストセラーサスペンス小説「ミレニアム」3部作の映画化第3弾にして完結編。
監督は第2部に続き、ダニエル・アルフレッドソン。
デヴィッド・フィンチャー監督、ダニエル・クレイグ主演でハリウッドリメイクが製作されている。

<あらすじ>
殺人の汚名を着せられ、自らの出生の秘密を探ったリスベット(ノオミ・ラパス)は、宿敵ザラ(ゲオルギー・ステイコフ)と直接対決し、瀕死の重傷を負う。そんな彼女を助けたのは、彼女を支えようと奔走していたミレニアムの編集長ミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)だった。
一命を取り留めたリスベットだったが、過去の経歴から厳重な監視の病室に入れられ、外部との接触をほぼ断たれてしまう。
そんな彼女を付け狙うのは、ザラの腹心の部下の金髪の巨人と、ザラを利用して犯罪に手を染めていた国家的な組織だった。
組織はリスベットを葬り去るべく、リスベットの少女時代の精神科医ペーテル(アンデシュ・アルボム・ローゼンダール)を使って、彼女を再び精神病院へ送ろうとしていた。
一方、ミカエルは妹で敏腕弁護士アニカ(アニカ・ハリン)とリスベットの雇い主である警備会社社長の協力を得て、彼女を救うべく“狂卓の騎士”を結成する。
そして、組織との全面対決は法廷に持ち込まれるが…。
d0030824_1142714.jpg

<総評>
本シリーズのリメイク版予告を見て、そういえば書いていないなぁと…だいぶ前に見たのですが、リメイク版が公開されるまえにレビュー。
1作目はほぼ単独のサスペンスとして成立していましたが、2作目と3作目は一つの物語として繋がり、さらに主人公リスベットの生い立ちと国家的組織の関わりが描かれていきます。
リスベットの攻撃的なファッションと行動、彼女を助けようとするミカエル、国家的組織と金髪の巨人、非常にイメージが強いキャラクター達が行き着く先はどこなのか、実に魅力的な作品でした。
さて、前作で自らの生い立ちを追ったリスベットは、自分の出生の秘密にたどり着くものの、命をさらすことに。
物語は病院に監禁されたリスベットと彼女の為に奔走するミカエルの調査、そして裁判所へと移っていきます。彼女が過去に起こした事件、国家的な陰謀と組織犯罪が絡み合い、少しずつ紐解かれていきます。
政府内に蔓延った悪に対して、リスベットはやせぎすで青白い顔に全身タトゥーとピアス、パンクな服になんとモヒカン!という出で立ちで立ち向かいます。
彼女を支えるのはミカエルだけでなく、ハッカーや主治医、さらにミカエルの妹で弁護士のアニカなど。
数少ない理解者達が危険を顧みずに彼女を助けようとするのは、リスベットの生い立ちだけでなく、絶対的な悪に対する危機感も含まれています。
法廷ものとしても十分な出来でありながら、きちんと全て収束する構成は見事。
リスベットを演じたノオミ・ラパスは本作での熱演が光り、「シャーロック・ホームズ」シリーズの次作に出演決定、さらに「エイリアン」シリーズの前日譚の主演が決定しています。
また、もう1人の主人公ミカエルを演じたミカエル・ニクヴィストやアニカ役のアニカ・ハリン等も熱演。
滅多に見ることもない北欧映画のレベルの高さがうかがえます。
3部作全てオススメです。
しかし、デヴィッド・フィンチャー監督とはいえ、本作で十分な出来なのにリメイクする必要があるのか…。
ハリウッド資本のリメイク癖は当分続きそうですね。

<関連作品>
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 (1作目)
ミレニアム 火と戯れる女 (2作目)
ミレニアム 眠れる女と狂卓の騎士 (3作目)

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by syosei7602 | 2011-09-29 21:34 | ミステリ/サスペンス
深呼吸の必要
d0030824_1501936.jpg『深呼吸の必要』 日本/2004
監督:篠原哲雄
出演:香里奈 谷原章介 成宮寛貴 金子さやか
久遠さやか 長澤まさみ 大森南朋 北村三郎
吉田妙子






公開時コピー
あたしで、いいんだ。

「月とキャベツ」「小川の辺」など、ジャンルを問わず作品を手がける篠原哲雄監督によるヒューマンドラマ。
タイトルは詩人の長田弘の同名詩集から採用された。
音楽はMy Little Lover。
大ヒット作となった「世界の中心で、愛をさけぶ」の長澤まさみが掛け持ちで出演していたが、日焼けをしないよう長袖姿になっている。

<あらすじ>
2月、沖縄のある離島。強い日差しの中、船に乗って5人の男女、立花(香里奈)、池永(谷原章介)、西村(成宮寛貴)、川野(金子さやか)、土居(長澤まさみ)がやってくる。彼らはサトウキビの収穫のバイトの為にやってきた“キビ刈り隊”だった。5人を出迎えたのは、キビ刈り隊の常連の田所(大森南朋)と、雇い主の夫婦、平良夫妻(北村三郎・吉田妙子)。
翌朝、5人はサトウキビ畑に連れて行かれる。そこには約7万本のサトウキビ畑が広がり、それを35日間で刈り取ることになる。
ド素人の彼らは田所に刈り取り方を教えて貰うが、慣れない作業にもたつき遅々として進まない。
さらに、先輩ヅラして偉そうな田所に不器用な西村が不満をぶつけ、さらにハードな農作業に川野が文句を言い始める。
d0030824_1503397.jpg

<総評>
実に淡々とした作品です。特に原作もなく、5人の若者が優しい平良夫妻のもとでサトウキビを刈っていくだけの物語。
5人の男女となると、恋愛模様を期待してしまいますが、本作にはそういった描写は皆無です。
この割り切り方が作品全体の淡々とした流れをさらに緩やかにしているのですが、変わって描かれるのは広大なサトウキビ畑に対する序盤の絶望感、先輩ヅラしている田所への不平不満といった負の感情です。
そもそも5人については、それぞれの背景が必要最低限にしか語られません。
この必要最低限の語りが再現シーンすらなく、ただ言葉で語るのみというシンプルさ。
しかし、その語りにはそれぞれが抱える悩みや問題が凝縮されています。
本作のおもしろさは、それらの悩みや問題を誰かが解決することではなく、それぞれが受け入れる姿勢を描いたところにあるわけです。
その中である意味、一番楽天家なのが大森南朋演じる田所。
先輩面して、相手の気持ちを考えずにズケズケとものを言う…しかし、彼の言うことは実は正論であったり、仕事に対する真摯さでもある。
それを鬱陶しいと思う成宮寛貴が演じる西村や金子さやか演じる川野は、離島に来れば世間の喧噪や悩みから逃れられると考えていたわけです。
人と人とが関わるのはどこにいっても同じ、それをどう受け止めるか、そんなシンプルな疑問を静かに、そして丁寧に描ききった良作です。
また、香里奈や谷原章介、そして長澤まさみといった今は売れっ子の俳優達の丁寧な演技、そして平良夫妻を演じる北村三郎と吉田妙子の暖かい演技や、物語の途中で入ってくる久遠さやかの清々しさなど見どころは十分。
余談ですが、長澤まさみや「世界の中心で、愛をさけぶ」の撮影と掛け持ちしていたが、沖縄料理の食べ過ぎで体重増加したため、ダイエットすることになったとか。
それはさておき、ラストの爽やかさは沖縄ならではの魅力にあふれています。
少し疲れたときにオススメ。

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by syosei7602 | 2011-09-28 22:19 | ヒューマン/ドラマ
ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌
d0030824_12096.jpg『HARD-BOILED』 香港/1992
監督・出演:ジョン・ウー
出演:チョウ・ユンファ トニー・レオン テレサ・モウ
フィリップ・チャン ボウイー・ラム クワン・ホイサン トン・ワイ
國村隼 アンソニー・ウォン






公開時コピー
目がまわる!息がつけけない!
これがぶっちぎり 酸欠ハードアクションの決定版!!


「男たちの挽歌」シリーズ(といっても邦題として揃えているのみ)の中でも、特にハードなアクションが展開するアクション映画の傑作。
序盤と終盤の銃撃戦の凄まじさは、アクション映画における名シーンのひとつ。
なお、本作の続編として、アクションゲームの「ストラングルホールド」が製作されている。

<あらすじ>
ユン警部補・通称テキーラ(チョウ・ユンファ)は、腕利きながら強引なやり方で騒ぎを拡大することは日常茶飯事。ある夜、拳銃取引現場を張り込んだテキーラ達は、取引の現場を押さえるものの、激しい銃撃戦となってしまう。殺し屋(國村隼)との戦いで、相棒のア・ロン(ボウイ・ラム)が殉職し、さらに上司のチャン警視(フィリップ・チャン)が送り込んでいた潜入捜査官も死んでしまう。
その数日後、図書館でひとりの男が何者かに殺される。武器密輸を生業とするマフィアのボス、ホイの腹心トニー(トニー・レオン)の仕業だった。
トニーの腕前を見込んだ対立組織のボス、ジョニー(アンソニー・ウォン)は彼に裏切りを持ちかける。
一方、テキーラはここ最近の武器密輸がジョニーの手によるものだと知り、取引現場を押さえようと単身乗り込むことを画策するが…。
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<総評>
香港映画時代のジョン・ウー監督作品の代名詞が「男たちの挽歌(原題:英雄本色)」シリーズです。それまでブルース・リーからジャッキー・チェンとカンフー映画か武侠映画一色だった香港映画の中に、香港ノワールを確立。その中でも「英雄本色」シリーズとは別に、本作と「狼/男たちの挽歌・最終章」は最もジョン・ウー色が出た作品と言えます。
ジョン・ウーといえばチョウ・ユンファ出演というくらいに、コンビを組んでいた2人ですが、本作ではトニー・レオンがもう1人の主人公を演じており、この役がブレイクするきっかけになりました。
さて、物語は序盤から激しすぎる銃撃戦の嵐、拳銃なのに30発くらい撃っている勢いで吹き飛ぶ店内、蜂の巣となる警官、マフィア、一般人。
ここで國村隼演じる不気味な殺し屋とユンファの一騎打ちが素晴らしい。
さらに悪役達のふてぶてしさが見事で、アンソニー・ウォン演じるジョニーの卑劣漢ぶりが憎たらしく、本作を盛り上げていきます。
そしてクライマックス、ワンカットで撮られた病院内の銃撃戦の凄さ、男気あふれる殺し屋との戦い、そして一般人も巻き込まれるという徹底したバイオレンス描写は圧巻。
ただ、「英雄本色」シリーズほどはシナリオが練り込まれていないのが少々残念で、アクションありきになってしまったのがもったいない。
しかし、それを補ってもあまりあるアクションの数々は必見。
近年のアクションに飽きた方にはオススメです。
なお、続編となるゲームの「ストラングルホールド」は、PS3にしてはCGが荒く若干残念な出来。
まあ、ハンドガンが無限に撃てるのには笑っちゃいます。こちらも興味ある方は是非に。

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by syosei7602 | 2011-09-28 01:25 | ハードボイルド/犯罪
スリーデイズ
d0030824_234887.jpg『THE NEXT THREE DAYS』 アメリカ/2011
監督:ポール・ハギス
出演:ラッセル・クロウ エリザベス・バンクス
ブライアン・デネヒー レニー・ジェームズ
オリヴィア・ワイルド タイ・シンプキンス
ヘレン・ケアリー リーアム・ニーソン
マイケル・ビュイエ ジェイソン・ベギー
アイシャ・ハインズ RZA



公開時コピー
逃げ切れるのか。

2008年のフランス映画「すべては彼女のために」のハリウッドリメイク作品。
監督は「クラッシュ」「ミリオンダラー・ベイビー」など、アカデミー賞常連となった社会派作品が得意なポール・ハギス。
アクションは少なめだが、緊張感あふれるストーリーが展開する。

<あらすじ>
大学教師のジョン(ラッセル・クロウ)は、愛する妻ララ(エリザベス・バンクス)と6歳の息子ルーク(タイ・シンプキンス)と共に幸せに暮らしていた。
しかし、ある朝、突如警察が押しかけ、ララが逮捕されてしまう。
ララが勤め先の上司を殺害したという、殺人容疑だった。
彼女の無実を信じるジョンだったが、決定的な物的証拠によってララは20年の刑に服することに。
それから3年、ジョンは1人で息子を育てながら、ララが収監されている刑務所に向かう日々…だが、控訴が通らず、ララは自殺未遂をおこす。
ジョンはそんな彼女を見て、脱獄させることを決意し、綿密な計画を立てていく。
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<総評>
フランス映画のリメイクというのは後から知ったのですが、オリジナル版のヒロインがダイアン・クルーガー。
これだけでちょっと見たくなりますね。
さて本作は脱獄させる側が主人公という目線が新しいですね。
しかも、主人公のジョンは大学の教師で銃の撃ち方も知らず、裏社会には疎い。
そんなジョンがある日、妻ララと引き裂かれたことから物語は始まります。
ララの容疑は殺人…物語序盤ではそれらのことは一切描かれず、ジョンとララの夫婦仲、ララの性格などが中心になり、唐突に逮捕という流れ…そして、ジョンの苦悩が描かれていきます。
本作の流れで重要なのは、妻のララが殺人を犯したかどうかという点についての真偽は語られず、ただひたすらに妻の無実を信じるジョンの目線であること。ジョンの信念には一切が疑問がなく、ただ彼女と息子との3人の生活を取り戻したいという一心で脱獄計画を企てていくのですが、裏の世界を知らないジョンは時に危ない橋を渡っていく。
本作は綱渡りのようなジョンの計画の立て方、そしてシミュレーションがひたすら続き、その緊張感は否応なしに高まっていきます。
計画を立て始めた序盤からいくつかの複線が張られ、クライマックスにつながっていく様は爽快そのもの。
しかし、爽快であると同時に見ている方も緊張感に襲われる物語の組み立て方には驚かされます。
実力派のラッセル・クロウとエリザベス・バンクスの演技は見事ながら、脇を固めるブライアン・デネヒーの存在感が抜群。特にラッセル・クロウの小市民ぶりは素晴らしく、いつもの強面かつふてぶてしさからは想像できない繊細なジョンを演じきっています。
追跡側の刑事だったレニー・ジェームズの描き方が少し少ないのが残念なのと、子どもの友人の母親ニコールを演じたオリヴィア・ワイルドは必要だったのかは疑問ですね(ニコールが偏見を持たない女性という点では良いのかも)。
それにしてもリーアム・ニーソンが脱獄のプロって、思わず「特攻野郎Aチーム」のハンニバルを思い出しちゃったじゃないか(笑)。
全体的に見事な出来映え、ただラストは若干賛否両論ありってところでしょうか。
そういや、劇中はトヨタのプリウスに、デジカメはルミックスやらと日本製品が目に付いたなぁ。
余談でしかないですけどね。

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by syosei7602 | 2011-09-26 22:49 | ミステリ/サスペンス
世界侵略:ロサンゼルス決戦
d0030824_18577.jpg『BATTLE: LOS ANGELES』 アメリカ/2011
監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:アーロン・エッカート ミシェル・ロドリゲス
ラモン・ロドリゲス ブリジット・モイナハン Ne-Yo
マイケル・ペーニャ ルーカス・ティル
アデトクンボー・マコーマック テイラー・ハンドリー
コリー・ハードリクト ジェイディン・グールド





公開時コピー
それでも人類は戦うのか―。

震災の影響で公開が延びていた本作が、遂に公開。
エイリアンの地球侵略を、アメリカの海兵隊の小隊目線から描いたドキュメンタリータッチのアクション大作。
エイリアンとの戦いがほぼノンストップで描かれている。

<あらすじ>
ある日、大量の隕石が世界各国沿岸部の都市の側に降り注ぐ。その数時間後、各都市は宇宙からの未知の敵によって激しい襲撃を受け、壊滅状態になってしまう。
ロサンゼルス近郊に駐屯する米軍は、敵の地上部隊を一掃するため、沿岸部への爆撃を画策する。
しかし、ロス市警西署に逃げ遅れた民間人5名から救助要請があり、海兵隊のマルティネス少尉(ラモン・ロドリゲス)率いる2-5小隊が救助に向かう。その一員には、かつて部下を死なせてしまった退役間近のベテラン隊員ナンツ曹長(アーロン・エッカート)がいた。
西署付近で、敵の猛攻にあった彼らは負傷者を出しながらも何とか西署にたどり着く。
子どもを含めた民間人5人をなんとか助け出すため、退路を探す彼らだったが、周囲には敵が迫っていた。
d0030824_19694.jpg

<総評>
エイリアン=地球侵略という構図は「ID4」の時で一大ピークを迎え、その後も色々と作られているわけですが、本作は微妙に大作なのかどうかという位置づけ。なんといってもタイトルからして「ロサンゼルス」限定なわけで、自ずと戦いの場もロサンゼルスのみとなります。
さて、物語は主人公であるナンツ曹長が退役届けを出した直後に始まります。
突然やってきた流星群、測ったように沿岸部の各都市近海に着水し、突然侵攻。強力な武器による圧倒的な侵攻劇で壊滅する各都市…幸い、陸上部隊しか見られないことから空爆を計画するわけですが、その地域に民間人が居る。じゃあ、海兵隊は救助よろしくってことで、向かってみれば敵が出てくるわ出てくるわという展開です。
卒業したての士官にベテラン曹長の部隊が空爆地域から逃れるため、必死の撤退を試みます。
ストーリーは上記以外にはあってないようなもんで、侵略者たるエイリアンの細かい設定もあまりなく、とにかくほぼ2時間戦いっぱなし。映像は、最近ゲームで流行の「First Person shooter(FPS)」を意識した臨場感あふれる戦闘シーンが続きます。
人物描写は濃くありませんが、隊員達のセリフは意外と染みいるものが多かったり、戦死していく仲間のあっけなさなど、実は結構リアルな描写が多いですね。
しかし、エイリアン達はかなり弱い。急所わかったくらいで、あんなにもあっさりやられるものか…と、ちょっと疑問に思ったりして。
アーロン・エッカート演じるナンツ曹長は男の渋さあふれる演技で、ベテラン隊員を熱演。
うーん、いいじゃないか!と思わず、応援したくなる(笑)。
さらに筋肉系女優?のミシェル・ロドリゲスも参戦。ラストまで海兵隊バンザイ、アメリカバンザイな作品ですが、こういう下手なのもたまにはありかも。
PG12指定ですが、それほどグロさもないし、割とあっさりめ。
この手の作品で多い3D上映じゃないってところが結構ポイント高いですね。
意外なほどに見やすい作品です。

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by syosei7602 | 2011-09-24 03:20 | アクション/アドベンチャー
蛍火の杜へ
d0030824_23122833.jpg『蛍火の杜へ』 日本/2011
監督:大森貴弘
声:内山昂輝 佐倉綾音








公開時コピー
緑川ゆき原作、『夏目友人帳』のスタッフが贈る、
もうひとつの妖奇譚


ベストセラーコミック「夏目友人帳」の原作者・緑川ゆきが描いた同名作品のアニメ化。
約44分の中編作品となる。
人気の高いアニメ版「夏目友人帳」と同じスタッフが手がけているため、原作者の描く独特の世界観がしっかりと丁寧に再現されている。

<あらすじ>
夏休み、祖父の家に遊びに来ていた6歳の女の子・蛍は、妖怪達が棲むといわれる山神の森へと迷い込んでしまう。
帰る道がわからず、泣いていた蛍に声をかけたのは、狐の面を被った少年・ギンだった。
彼は人でも妖怪でもなく、ただ人間に触れられると消えてしまうという不思議な存在だった。
ギンと仲良くなった蛍は、それから毎年、会いに来るようになる。
夏を迎える度に出会う2人はいつしか惹かれあうようになるが…。
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<総評>
最近、アニメ版第3期の「夏目友人帳」を見ているのですが、これがまたおもしろく、映像的にも素晴らしい作品です。その中で、本作の予告編がやっていたので興味を持って見てきました。
単館系の上映なので、立ち見となりましたが、人気の高さがうかがえます。
わずか44分の中に描かれる不思議な少年と少女の恋物語、背景に広がる夏の風景、成長していく蛍…そして惹かれあっていく2人の心情が静かに語られていきます。
まだ小さい蛍は最初、興味を持ってギンに懐いていきます。しかし、触れられると消えてしまうというギンの存在としての儚さ、常に現実の時間の中に身を置く蛍の関係性は、夏を迎える度に恋として成立していきます。
一見してファンタジックさが目立つ作品ですが、本作の良さは蛍が現実としての恋であることを否定しないまっすぐさを描いたところにあるでしょう。
そしてギンもまた、自分が人と触れられない事実を受け入れつつ、蛍に惹かれていく…近くて遠い2人の関係は静かに、感情に染みいっていきます。
とても丁寧に描かれた夏の風景は素晴らしく、作品の質を高めています。
また、声優の内山昂輝と佐倉綾音の声質がいいですね。声優ならではの演技力の高さは、俳優が声を当てるのとは全く違ったもの。
クライマックスは監督の演出力が見事すぎました。
映像、音楽に至るまで非常にレベルの高い作品、オススメです。

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by syosei7602 | 2011-09-19 23:13 | アニメ/CG
アジョシ
d0030824_21585677.jpg『THE MAN FROM NOWHERE』 韓国/2010
監督:イ・ジョンボム
出演:ウォンビン キム・セロン キム・ヒウォン
キム・ソンオ キム・テフン ソン・ヨンチャン
タナヨン・ウォンタラクン






公開時コピー
「おじさん、守ってね」
少女は、助けを求めた。男は、命をかけると決めた。


軍隊からの復帰2作目となるウォンビンが挑んだ、ハードボイルドアクション。
タイトルの「アジョシ」はおじさんという意味。
監督のイ・ジョンボムは2作目となるが、本作は韓国の映画祭などで数々の賞を受賞、ノミネートされている。

<あらすじ>
街の片隅にある古ぼけたビルで質屋を営む男テシク(ウォンビン)は、暗い風貌と無口な性格から、周囲の人に犯罪者と噂されている。そんなテシクをおじさんと呼んで慕うのは、隣の部屋に住む少女ソミ(キム・セロン)だった。ソミはクラブダンサーの母親と暮らしていたが、母親は自分のことで精一杯でさらに麻薬に溺れていた。
そんなある日、ソミが同級生のカバンを盗もうとして警官に突き出される。同級生の母親は連絡先を教えろと迫るが、ソミは偶然そこにいたテシクを父親だと指すが、テシクは去ってしまう。
その夜、ソミに泣かれたテシクは、ただ彼女の背中を見送ることしかできない。
質屋に戻ったテシクを待っていたのは、犯罪組織の男達だった。
ソミの母親が盗んだ麻薬を隠したバッグが、質に入れられていたのだ。
男達にバッグを渡したテシク、しかし、ソミと母親は連れ去られてしまう…テシクは2人を取り戻すために、犯罪組織の命令を聞くことになる。
d0030824_221140.jpg

<総評>
最近何かと「韓流」、そしてバッシングみたいな流れができていますが、それはそれ。
韓国映画はやはり1つのコンテンツとして成立し、質の高い作品がかなりあります。特にウォンビンは日本における韓国映画のブームを担った俳優の1人で、演技力の高さには定評があり、本作も実に期待値が高まった作品です。
どちらかというと、童顔なウォンビンはハードな役よりも、少しなよなよしたイメージでしたが、2年間の軍隊暮らしのせいか、本作では引き締まった体とシャープな動きで見せてくれます。
そんな彼と共演するのが、韓国では名子役と言われているキム・セロンやタイでモデルとして活躍したタナヨン・ウォンタラクン。この2人が本作で良い味を出しています。
さて、少女ソミの隣に住んでいるのは、実は超強いおじさんテシク。暗い過去を抱え、周りから実は犯罪者だろ、とか言われながらも地味に質屋を営んで暮らしています。
そんな彼が、唯一の友人とも言えるソミが犯罪組織…臓器密売、麻薬密売…という人でなし集団にさらわれたことから、ぶち切れて凄まじい戦闘能力を発揮。次々と犯罪者達を血祭りにあげていくわけです。
アクションシーンはワイヤーアクションではなく、実戦的な戦い方がメイン。ナイフや関節技が主体で格好いいものの、なかなかえぐい。むしろ、臓器売買が絡んだストーリー故に、終始血まみれな展開ですね。
テシクとソミの関係を描いたシーンは些か短め。もう少し深く突っ込んでも良かった気がしますが、中盤以降のアクションシーンの凄まじさを見ると、ソミに対するテシクの思いが深く感じられる作りです。
全体的に満足できる作品ですが、若干気になった点。
ソミが同級生のカバンを盗もうとして、その母親に叩かれるシーンがあります。ここで警官がいるにもかかわらず、止めないんですよね。文化の違いかもしれませんが、子どもに対するこの表現は疑問に感じました。
それにしても、悪者が悪者として、徹底的に描かれているのは感服。
オススメです。

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by syosei7602 | 2011-09-18 23:59 | ハードボイルド/犯罪
探偵はBARにいる
d0030824_282473.jpg『探偵はBARにいる』 日本/2011
監督:橋本一
出演:大泉洋 松田龍平 小雪
西田敏行 田口トモロヲ 波岡一喜
有薗芳記 竹下景子 石橋蓮司 松重豊
高嶋政伸 マギー 安藤玉恵 桝田徳寿
カルメン・マキ 中村育二




公開時コピー
何かあったら
電話してくれ。


札幌在住の作家・東直己の人気小説「ススキノ探偵」シリーズを、「相棒」シリーズのスタッフが結集して映像化。原作は2作目の「バーにかかってきた電話」だが、本作のタイトルは原作1作目のものとなっている。
主演の大泉洋と松田龍平は、ほぼスタント無しのキレのいいアクションを披露、札幌市の協力を得て撮影された映像は70~80年代の邦画アクションを彷彿させる。

<あらすじ>
携帯電話を持たない探偵(大泉洋)は、毎日通い詰めるBARケラーオオハタにかかってくる電話で依頼を受けている。彼の相棒はケンカがやたらと強い北大農学部の研究助手・高田(松田龍平)。
ある日、探偵のもとにコンドウキョウコと名乗る女から依頼の電話が入る。
その依頼は、弁護士の南(中村育二)に昨年の2月5日にカトウがどこにいたか、を聞いてくれという簡単なものだった。キョウコの声に不穏なものを感じた探偵だったが、美人っぽい声に安請け合いしてしまう。
しかし、その結果、探偵はヤクザ達にさらわれ、雪原に生き埋めにされる羽目に。
なんとか高田に助けられるが、キョウコから再び電話が入る。
探偵と高田は少しずつ、キョウコの依頼の裏にある謎と、去年起きた実業家・霧島(西田敏行)の暴行死事件の核心に迫っていくが…。
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<総評>
ススキノを舞台にした「ススキノ探偵」シリーズ…原作は未読で、映画公開前に読もうかと思ったのですが、やはりミステリは結論知らずで見るのがセオリー、というわけで見てきました。
近年の探偵ものといえば、推理ありきな謎解き中心のものが多く、本作のようなハードボイルドとサスペンスを組み合わせた作品は結構貴重な存在です。
それだけに、期待して見たわけですが、個人的にはかなり楽しめました。
主人公の探偵こと「俺」と相棒・高田というコンビながら、探偵の振るまいはコミカルなフィリップ・マーロウのような趣があり、三枚目の大泉洋が演じているのになんとなく二枚目に見えてきます(笑)。
また、相棒・高田の常に寝ていながらケンカだけはやたらと強いギャップが見事。実際、探偵業としてはケンカ以外にほとんど役に立ってないのがいいですね。
さて、物語は実業家・霧島の暴行死事件から1年後、探偵の元にコンドウキョウコと名乗る見知らぬ女性から依頼が入ります。いつの間にか前金を貰っていた探偵は、その依頼が単純なものと知って安請け合いするわけです。声だけで美人と判別するこの探偵、腕っ節はそれなり、お酒と美女、そしてお金にちょっと弱い。
良くある探偵もののキャラクターなんですが、愚痴を言いながらも「依頼人だけは必ず守る」という信念がまた男臭くて格好いい。
そんな彼がコンドウキョウコという女性に迫っていくことで明かされる、様々な真実…絡み合う人間関係と組織がわかりやすく描かれ、そして冬のススキノの猥雑さがなんとも言えません。
冒頭でも書きましたが、全体的に80年代初めの邦画アクションといったノリ(ちょいエロとバイオレンス)なんですが、それらの良い部分をうまく抽出して、現代劇に当てはめた感じを受けます。
主人公を演じた大泉洋、相棒役の松田龍平、そしていつも映画となると微妙になってしまうヒロイン役の小雪(今回はステキでした)がうまく絡み合い、脇役陣もしっかりしていて実に手堅い。
高嶋政伸の殺し屋ぶり…まるで、「ノーカントリー」のシガーみたいっす。
全体的にテンポが良く、ラストまで飽きさせません。
どこかチープさを残したこの作り、個人的にはかなりオススメ、是非シリーズ化してもらいたいです。
それにしても大泉洋、あんなに鍛えていたのね、それが驚き。

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by syosei7602 | 2011-09-12 23:59 | ミステリ/サスペンス