トップ | ログイン

映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
検索
カテゴリ
50音順INDEX
アクション/アドベンチャー
ミステリ/サスペンス
恋愛/青春/スポーツ
ホラー/オカルト
ヒューマン/ドラマ
SF/ファンタジー/パニック
ハードボイルド/犯罪
戦争/歴史/時代劇
ノンフィクションベース
ミュージカル/音楽/ダンス
コメディ/パロディ
アニメ/CG
ドキュメンタリー
月別更新まとめ
管理人日記
リンク/プロフィール
以前の記事
2017年 02月
2016年 08月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 02月
2014年 07月
2014年 06月
2013年 11月
more...
記事ランキング
ブログジャンル
最新のトラックバック
視聴率に関係なく選んだ2..
from dezire_photo &..
視聴率に関係なく選んだ2..
from dezire_photo &..
[洋画] 「アバター」は..
from 窓の向こうに
仮面ライダー THE F..
from piece of life ..
サウンド・オブ・サンダー
from piece of life ..
ダブル・ミッション
from piece of life ..
『シャッターアイランド』..
from 名機ALPS(アルプス)MD..
「AVATAR」
from samuraiの気になる映画
『宇宙戦艦ヤマト/復活篇..
from 【徒然なるままに・・・】
映画「相棒 -劇場版- ..
from 珍竹麟  〜映画とネットとモ..
フォロー中のブログ
リンク
にほんブログ村 映画ブログへ

ログログシール
ライフログ
その他のジャンル
ファン
<   2011年 06月 ( 7 )   > この月の画像一覧
さや侍
d0030824_1293279.jpg『SAYAZAMURAI』 日本/2011
監督:松本人志
出演:野見隆明 熊田聖亜 板尾創路 柄本時生
りょう ROLLY 腹筋善之介 清水柊馬 竹原和生
伊武雅刀 國村隼






公開時コピー
鞘しか持たない侍とその娘、
30日間の戦い──。


ダウンタウン・松本人志による監督3作目となる作品。
脚本協力に板尾創路が加わったことで、全2作とは違った作風となっている。
主演の野見隆明は松本人志のバラエティ番組から抜擢されたバーテンダーで全くの素人と思われているが、脚本協力の1人である高須光聖の「ドキュメンタリーハイ」で俳優デビューしている。
また、「さや侍」というアイディアは野見隆明の使えないけど持ち歩いている携帯電話からきている。
撮影時、脚本を渡されず、共演者と話すことを禁じられ、映画主演とは知らずにコントし続けていた(しかし、撮影後半に松本人志による演技指導が入ってばれた)。

<あらすじ>
伊香藩水位微調役だった野見勘十郎(野見隆明)は、ある出来事をきっかけに刀の鞘だけを持ち、娘のたえ(熊田聖亜)を連れて脱藩する。
賞金首となった勘十郎を、賞金稼ぎの三味線のお竜(りょう)、二丁短銃のパキュン(ROLLY)、骨殺死 ゴリゴリ(腹筋善之介)などが狙っていた。刺客から辛くも逃げ延びた勘十郎だったが、ある夜、多幸藩の追手によって捕らわれてしまう。
しかし、多幸藩の藩主(國村隼)は変わり者で、罪人に三十日の業を課していた。
それは、母を亡くして笑わなくなった若君(清水柊馬)に一日一芸を見せて、三十日以内に笑わせることができれば無罪放免、できなければ切腹というものだった。
今まで数々の罪人が三十日の業を行ってきたが、成功した者はいなかった。
勘十郎はあの手この手で笑わせようと奮闘するが、若君の表情ひとつ変えることができない。
たえはそんな姿は侍らしくなく無様と言い出す。二人を見かねた牢番の倉之助(板尾創路)と平吉(柄本時生)は、一緒に笑わせる案を考え始める。
d0030824_1294570.jpg

<総評>
前2作がマニアックな作風でお世辞にも「映画」としての体裁が成り立っていなかった松本人志作品(曰く、映画の概念を壊すという意味では正解なんだけど)。
どちらかというと映画の撮影技法を使った長編コントにしか思えず、3作目も期待値低めで見に行きました。
結果として、前2作よりも映画らしい作品になっていましたが、江戸時代という背景は単なる背景でしかなく、言葉遣いなどの時代考証は無し、文化も割と適当な感じになっています。
細かい部分にツッコミを入れても仕方ない話ですが、そこは江戸時代ならではのアイディアで笑わせるという工夫が欲しかったかもしれません。
物語は若君を笑わせて無罪放免を勝ち取るという目的で進みますが、前2作と違うところは父と子の関係が勘十郎とたえ、殿様と若君の二重構造になっているところ。
こういった作り込みはいかにも映画らしいおもしろさですが、相変わらずコントとしての作りが中心なのでそれほど目新しさはありません。
要するにコメディ映画じゃないのがネックなわけで、「さやしか持たない侍」というアイディアはいいのに、行き着くところはバラエティ番組とかわらないのがもったいない。
この展開はあきらめるとしても、子役の熊田聖亜が非常にがんばっていて、実に良い。
そして主演の野見隆明はクライマックスまで台詞らしい台詞はほとんどないんですが、三十日目が迫真の演技で思わず圧倒されました。
本作の見どころはクライマックスまで引っ張る、とにかく引っ張る。
これはもう脚本というよりは、中年の素人おじさんが見せた渾身の一撃みたいなもんです。
ラストはちょっと残念。もう少し考えて順番を逆にすれば、感動したまま終われました。
エンドロール後は蛇足でしたね。
松本人志の監督としての技量はちょっと微妙です。
映画の概念を越えた映画を撮りたいという気持ちはわかるのですが、どうしてもコントの域を出ない。
いっそのこと、思い切ってアクションやラブストーリーを撮った方が成功するような感じを受けます。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2011-06-26 23:10 | 戦争/歴史/時代劇
SUPER 8/スーパーエイト
d0030824_358682.jpg『SUPER 8』 アメリカ/2011
監督:J・J・エイブラムス
出演:ジョエル・コートニー エル・ファニング
カイル・チャンドラー ライリー・グリフィス
ライアン・リー ガブリエル・バッソ
ザック・ミルズ ロン・エルダード ノア・エメリッヒ
ジェシカ・タック ジョエル・マッキノン・ミラー




公開時コピー
僕たちは、ひとりじゃない。

「クローバーフィールド/HAKAISHA」の製作を務め、「M:i:III」「スター・トレック」などの大作を手がけたJ・J・エイブラムス監督が、製作にスティーヴン・スピルバーグを迎えたSFジュブナイルアドベンチャー。
「E.T.」や「グーニーズ」などへのオマージュ、そしてリスペクトが詰まった作品となっている。

<あらすじ>
1979年、友達と8mm映画製作に夢中な中学生ジョー(ジョエル・コートニー)は、不慮の事故で母親を亡くし、警官である父親のジャック(カイル・チャンドラー)とは折りが合わなかった。
4ヶ月後、夏休みに入ったジョーは、映画仲間のチャールズ(ライリー・グリフィス)、ケイリー(ライアン・リー)、マーティン(ガブリエル・バッソ)、プレストン(ザック・ミルズ)達と共に深夜の撮影に出かけることに。
そのメンバーには、ジョーが密かに想いを寄せるアリス(エル・ファニング)が加わっていた。
深夜の駅、タイミング良く貨物列車がやってくるのを見た彼らは直ちに撮影を開始する。
しかし、その直後、線路上に突っ込んできた車により列車は脱線し爆発炎上…車に乗っていたのは、彼らの学校の生物教師ウッドワードだった。
口外すれば親も友達も含め、殺されると脅されたジョー達は、列車の回収にやってきた軍隊から、辛くも逃げ切る。だが、空軍のネレク大佐(ノア・エメリッヒ)は、現場に残されていた8mmフィルムの空き箱を手がかりに、ジョー達を捜索しつつ、列車の回収を続ける。
そして、列車から逃げ出した「何か」の影響で、町に不可解な出来ことが続発し始めるが…。
d0030824_3561269.jpg

<総評>
予告編が出る前までの噂としては「クローバーフィールド/HAKAISHA」の続編と言われ続けていました。しかし、エイブラムス監督がそれを否定し、できあがったのはなんとスピルバーグのSF作品の数々に影響されたSF、ジュブナイル、そしてアクションアドベンチャーがミックスされた本作。
タイトルの「SUPER 8」は言わずもがな…もちろん8mmフィルムのことであり、本作の肝となります。
エイブラムス監督の作品は、毎回思うのですがなんとなく映像が軽いんですよね(映像センスはかなり好きなんだけど、全体的に重みが足りないというか。それが味だけど)。
物語の中心はもちろん、軍が秘密裏に輸送していた「何か」なんですが、その本筋を彩るのが少年達の映画に対する思い、そして少年少女の恋といったリアリスティックなシーン。
中学生という微妙なバランスの年齢…ヒロイン・アリスは男の子よりも少し大人びているという描き方が為されています。その微妙なバランス、特に男の子達の中にアリスが加わることにより、少しずつアンバランスになっていく。それが良くも悪くも成長であって、本作ではそれがわかりやすく描かれ、物語に深みを与えています。
全体に仕掛けられたドッキリ、緊張、青春、親子の絆、そしてゾンビ愛(笑)とまさにてんこ盛り状態ですが、少年少女達が世界を救うなんていう大それたことではなく、ラストはスッキリと終わらせてくれる。
予想の範囲を出ないラストなのに、ベタであるが故に感動してしまいます。
主役を演じたジョエル・コートニーをはじめ、ヒロインのエル・ファニングは見事な演技力。
特にエル・ファニングは姉のダコタ・ファニング同様、名演技でした。
エンドロール中にオマケがあり、これがなかなかおもしろいので、是非最後まで見ることをオススメ。
エイブラムス監督の映画愛もまた、本作の魅力のひとつかもしれません。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2011-06-25 23:59 | アクション/アドベンチャー
ニュー・シネマ・パラダイス
d0030824_033612.jpg『NUOVO CINEMA PARADISO』
イタリア・フランス/1989
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン
サルヴァトーレ・カシオ、マルコ・レオナルディ
アニェーゼ・ナーノ、プペラ・マッジオ
レオポルド・トリエステ、アントネラ・アッティーリ
エンツォ・カナヴァレ、イサ・ダニエリ
レオ・グロッタ、タノ・チマローサ、ニコラ・ディ・ピント
受賞:アカデミー賞/外国映画賞(1989)他

当時弱冠29歳のトルナトーレ監督が描き出した、映画ファンに送る感動のヒューマンドラマ。
アカデミー賞他、カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリなどを受賞し、今なお根強い人気を誇る珠玉の名作。エンニオ・モリコーネによる音楽は、日本でもCMに使用されることが多い。
後に主人公の後日談が入った完全版が公開されるものの、ストーリーの意味合いが変わってしまったため、賛否両論となった。

<あらすじ>
映画監督サルヴァトーレ(ジャック・ペラン)は、30年間帰っていない故郷の母親(プペラ・マッジオ)から、アルフレード(フィリップ・ノワレ)の訃報を聞く。
時は第二次世界大戦中、シチリアの小さな村ジャンカルドで母と幼い妹と暮らし、トト(サルヴァトーレ・カシオ)と呼ばれていた彼は、村唯一の映画館パラダイス座に行っては映画を楽しんでいた。
映写技師アルフレードは、そんな彼を追い払いながらも、ある事件を境に仲良くなる。
トトはアルフレードから、映写機の使い方を教えて貰い、幼いながらも1人で映画を映せるまでになっていく。
そんなある日、トトの目の前でアルフレードに悲劇が訪れる。
d0030824_136421.jpg

<総評>
いつか見よう…と思って、早数年。絶版となったブルーレイをヤフオクで買った直後に、低価格で再販…みたいなことになったりして。しかし、名作は金額じゃないのです。
物語はシチリアの小さな村で育ったサルヴァトーレの少年時代(愛称トト)、恋人エリスとの関係を描いた青年時代がパラダイス座を中心に描かれていきます。
トトの葛藤やアルフレードの親心、そして旅立ちまでが描かれていますが、本作の中心はやはりトト=サルヴァトーレの人生そのもの。
映画見たさにお金を使い込んで、母親に激しく殴られたり、燃えやすいフィルムで小火が起きたりと、サルヴァトーレの人生には常に映画があります。
しかし、アルフレードはそんな彼に「映画のような人生はない」といって聞かせる…逆に言えば、人生そのものに対して映画は比較にもならないといえるわけですが、アルフレードのその人生観や考え方は結果としてサルヴァトーレに成功を与えていきます。
本作の良さは人から学ぶことのおもしろさ、失恋の痛みなど人生に縮図が凝縮されています。
それを彩るのは31作にも及ぶ劇中内で上映された映画の数々。
序盤はラブシーンがカットされる映画たち、時代が移り変わりそれは解禁され、カラーになり、そして映画という娯楽は廃れていく…しかし、トトは映画監督として出世しているという矛盾が人生のおもしろさを物語っていますね。
主人公の少年時代を演じたサルヴァトーレ・カシオとアルフレード役のフィリップ・ノワレのやりとりは微笑ましく、そして、トトの恋人を演じたアニェーゼ・ナーノがとても美しい。
本作は何気ないただ1人の人生を追ったものですが、その何気なさこそが魅力。
一度は見ておくべき作品です。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2011-06-22 01:27 | ヒューマン/ドラマ
レビュー数1000本達成!
7年目にしてようやく1000本!
1年平均、140本前後見ている計算になりますが、それにしもよく続いたもんだ。
もともと備忘録として書いていたもの…最初の頃はもっと簡単に書いていたのに、いつのまにか1つ書くのに2時間近く時間をかけていて、そのために最近更新ペースがだだ下がりでした。

1001本目からは心機一転。
もっとわかりやすく、簡略化していこうと思います。

それでは数少ない読者の皆様、今後ともよろしくお願いします。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2011-06-19 04:55 | 管理人日記
岳 -ガク-
d0030824_4315516.jpg『GAKU』 日本/2011
監督:片山修
出演:小栗旬 長澤まさみ 佐々木蔵之介 石田卓也 矢柴俊博
やべきょうすけ 浜田学 鈴之助 尾上寛之 波岡一喜 森廉
ベンガル 宇梶剛士 小林海人 光石研 中越典子 石黒賢
市毛良枝 渡部篤郎


公開時コピー
生きる。
標高3,190m 気温-25℃
命は、命でしか救えない。


石塚真一の同名人気コミックの映像化。
監督は「ヒート アイランド」の片山修。
出演は「TAJPMARU」の小栗旬、「曲がれ!スプーン」の長澤まさみ、「大奥」の佐々木蔵之介、「リアル鬼ごっこ2」の石田卓也、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の矢柴俊博、「喧嘩番長 劇場版~全国制覇」のやべきょうすけ、「ボディ・ジャック」の浜田学、「ゼロの焦点」の市毛良枝、「ラブコメ」の渡部篤郎など。
主題歌はコブクロ。

<あらすじ>
d0030824_4311875.jpg長野県北アルプス山系の北部警察署山岳救助隊に配属された椎名久美(長澤まさみ)は、初日から救助の現場に出くわす。クレバスに落ちた登山者をいち早く救助したのは、山岳救助ボランティアの島崎三歩(小栗旬)だった。
久美は三歩や救助隊隊長の野田(佐々木蔵之介)の指導で少しずつ救助隊としてのスキルを磨いていく。
そんなある日、登山中の親子がはぐれ、子どものナオタ(小林海人)が取り残され保護される。三歩はナオタd0030824_4314265.jpgの父親・修治(宇梶剛士)を救助すべく山に向かうが、崖から転落した修治を助けることはできなかった。
そんな現場を見て、久美は人を救うことの難しさを実感する。そして、休暇の登山中、落石にあった青年を助けようと必死の救助を試みるのだが…。


<作品解説>
原作は2008年のマンガ大賞を受賞し、高い人気を誇る作品です。原作については少し読んだだけでほとんど内容は知らずに見ました。
見る前までは、「海猿」のような定番作品かと思っていたのですが、それは単なる思い込みで、かなりよくできた作品です。
登山の危険さ、山岳救助の過酷な任務、山の天候などが濃密に描かれており、雄大な自然の映像と相まって非常に見ごたえがあります。
さて、物語は新米隊員の久美が配属されたところから始まります。この時点で、三歩はすでに山のエキスパートとして描かれ、物語の大半は久美の成長と山岳救助、そして三歩の過去などが語られていきます。
三歩は基本的に遭難する人を救助する立場にありながら、遭難した人を見つけても決して責めず、また山に来るように声をかけたりするおおらかな人物なのですが、対照的に久美は未熟な登山者に対して厳しい態度をとったりします。
登山をすることの難しさをどう捉えるかによって、この解釈は異なりますが、久美という人物像は、大半の人が思う軽装による登山者への思いを代弁しています。
三歩はそれに反して、間違いや失敗から学ぶことの大切さを語り、その考えは本作の中でもきちんと押さえられていました。
ラストのご都合主義は仕方ないですが、全編に渡る登山による遭難の悲劇、救助の難しさを真正面に描いた良作です。

<見どころ>
北アルプス山脈の全景を捉えた映像や山頂付近、また、体を張った山岳救助シーンはすばらしいですね。
何よりも近年には無いご都合主義にならないシーンがいくつもあります。
天候や装備不十分による事故がきっちりと描かれ、ラストまで終始緊張感あふれる映像になっています。

<出演者>
小栗旬は個人的にあまりうまい俳優とは思っていないんですが、本作は快活な三歩を好演。ヒロインとなる久美を演じた長澤まさみは、久しぶりにかわいいと思える役柄でした。
ただ、華奢すぎるのが気になりますが…。
佐々木蔵之介は人の良いおじさんになった感じ、渡部篤郎が全く気がつかなかったんですけど。老けましたね…。
石田卓也は血気盛んなイメージがピッタリ。
それにしても子役の小林海人、うまい。

<総評>
実はそれほど期待していなかったんですが、雪山を舞台にした邦画としては高いレベル。
「バーティカル・リミット」や「クリフ・ハンガー」のような荒唐無稽さはなく、山岳救助に対して前向きに捉えた作品。映像の美しさも特筆すべきものがあり、久々に手に汗握りました。オススメです。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2011-06-18 23:59 | アクション/アドベンチャー
アジャストメント
d0030824_1571535.jpg『THE ADJUSTMENT BUREAU』 アメリカ/2011
監督:ジョージ・ノルフィ
出演:マット・デイモン エミリー・ブラント アンソニー・マッキー
ジョン・スラッテリー マイケル・ケリー テレンス・スタンプ
ローレンス・レリッツ スティーヴ・ソーレソン
フローレンス・カストリナー フィリス・マクブライド


公開時コピー
操作された《運命》に、逆らえ。

SF作家フィリップ・K・ディックの短編「調整班」の映像化。
監督は「ボーン・アルティメイタム」の脚本を手がけたジョージ・ノルフィ。
本作がデビュー作となる。
出演は「ボーン」シリーズのマット・デイモン、「ガリバー旅行記」のエミリー・ブラント、「ハート・ロッカー」のアンソニー・マッキー、「アイアンマン2」のジョン・スラッテリー、「噂のモーガン夫妻」のマイケル・ケリー、「ワルキューレ」のテレンス・スタンプなど。

<あらすじ>
d0030824_15725100.jpg上院議員候補の下院議員デヴィッド(マット・デイモン)は将来を嘱望されていたが、懇親会での不祥事で一転窮地に立たされる。投票日、ライバル候補に大差をつけられた彼は敗北宣言をするためにトイレに籠もるが、そこにいたエリース(エミリー・ブラント)という美女に出会い、本能的に惹かれあう。
彼女の言葉で、見事な敗北宣言をしたデヴィッドは一躍注目を集め、新たな仕事にも支障が無くなる。
エリースを忘れられなかった彼だったが、偶然バスの中で再会し、連絡先を貰うことに。意気揚々と会社に着いた彼を待っていたのは、謎の集団だった。
突然のことに逃げ出したデヴィッドだったが、為す術もなく捕まってしまう。
彼らは人々の運命を操作するアジャストメント・ビューロー(運命調整局)という組織で、調整員のハリー(アンd0030824_1573589.jpgソニー・マッキー)がミスをしたことで、デヴィッドに見られてしまったのだ。
デヴィッドの運命を握る彼らは、自分たちのことを口外しないこととエリースと二度と会うなと言い残して去っていく。納得のいかないデヴィッドだったが、エリースと会えることなく時が流れていく。


<作品解説>
フィリップ・K・ディックといえば、真っ先に「ブレードランナー」が挙げられますが、他にも様々なヒット作の原作を送り出したことで有名です。
本作はそんなディック作品の短編小説を映像化したものですが、原作は相変わらず未読。映像は近未来でもなく、本当に現代劇で設定だけがちょっと異色なサスペンスに仕上がっています。また、予告編はアクションみたいな感じになっていますが、そういったシーンはごくわずかで、純粋にSFサスペンスとなっています。
さて、舞台はニューヨーク。有望株の下院議員が上院議員に立候補しているところから始まりますが、彼の失態によって人気は急落。
しかし、偶然出会った美女と惹かれあう…その理由もあとから語られますが、しかしその美女エリースとの出会い、彼女を求めることは運命に反することと言われてしまいます。
運命調整局は当初、デヴィッドに運命を強制するわけですが、彼はエリースとの出会いが運命であることを疑わない。運命調整局は常にデヴィッドに選択を迫りますが、それは暴力的ではなく、ただ切々と運命について語り、彼を納得させるわけです。
ここが本作のおもしろさで、運命として受け入れるか否か、そのどちらもが実は運命そのものであるという展開になります。
ラストまでデヴィッドとエリースの関係がどうなるのか…SFでありながら、ラブストーリーの要素もしっかりと描かれているのは見事。
ラストは予想の域を出ませんが、意外と気軽に見られる良作です。

<見どころ>
運命調整局のメンバーの移動手段の奇抜な方法、そして意外な弱点など、万能と思われる彼らの弱点を突いたデヴィッドの必死さがクライマックスを彩ります。
また、エリースのダンスシーンは艶やかでいいですね。

<出演者>
様々な作品に出演を続けるマット・デイモン。この人の作品にはほとんど外れが無いですね。安心して見られます。
ヒロインを演じたエミリー・ブラントは「ウルフマン」の時から好きな女優です。
本作で演じるエリースが実に良い!
ジョン・スラッテリーやテレンス・スタンプといった演技派に加え、マイケル・ケリーの印象的な雰囲気がはまっていました。

<総評>
期待していた展開とは良い意味で裏切られました。
なにせ、人が死なないサスペンスというのは滅多にないので新鮮に感じます。
エミリー・ブラントの可愛さと意外なおもしろさ、個人的に好きになった作品です。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2011-06-13 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
d0030824_020193.jpg『X-MEN: FIRST CLASS』 アメリカ/2011
監督:マシュー・ヴォーン
出演:ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー
ケヴィン・ベーコン ローズ・バーン ジャニュアリー・ジョーンズ
オリヴァー・プラット ジェニファー・ローレンス ニコラス・ホルト
ゾーイ・クラヴィッツ


公開時コピー
共存か、支配か。その<起源>を目撃せよ!

アメコミヒーローの中でも高い人気を誇り、すでに3部作とスピンオフ1作が製作されたシリーズ最新作。
主要キャラクターであるプロフェッサーXと宿敵マグニートーが対立するまでを描いたX-MEN誕生の物語。
監督は「キック・アス」のマシュー・ヴォーン。
出演は「ウォンテッド」のジェームズ・マカヴォイ、「イングロリアス・バスターズ」のマイケル・ファスベンダー、「フロスト×ニクソン」のケヴィン・ベーコン、「ノウイング」のローズ・バーン、「アンノウン」のジャニュアリー・ジョーンズ、「カサノバ」のオリヴァー・プラット、「ウィンターズ・ボーン」のジェニファー・ローレンスなど。

<あらすじ>
d0030824_0194394.jpg第二次大戦下、ポーランドの少年エリックは母親をナチスに殺されたことで磁力を意のままに操る能力を開花させる。同じ頃、アメリカに住む人の心を読むことができる少年チャールズは、青い肌を持ち他人に変身することができる少女レイブンと知り合う。
時が流れ、1960年代の冷戦下。
かつて母親を殺したナチスの科学者で今は名前を変えているショウ(ケヴィン・ベーコン)を追うエリック(マイケル・ファスベンダー)。一方、チャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)はミュータントに関する論文を書き、博士となっていた。レイブン(ジェニファー・ローレンス)との仲はあくまでも兄妹のような関係を保ったまま。
その頃、CIAのモイラ(ローズ・バーン)はソ連の動向を探っていたが、そこに現れたのはショウ率いるヘルファイヤークラブだった。
d0030824_020192.jpgショウがソ連と手を組み、再び戦争を起こそうとしていることを察知したモイラは、チャールズと接触する。チャールズはCIAに協力し、ショウを襲撃するが、時を同じくしてエリックもショウにたどり着いていた。同じ目的のため、協力関係となったチャールズとショウは、若きミュータント軍団を率いてショウを倒すことになるが…。

<作品解説>
すでに4作実写化されている「X-MEN」シリーズ。本作はこの手の作品にありがちなエピソードゼロとなるわけです。監督は気鋭のマシュー・ボーン…「キック・アス」の切れ味をどこまで出してくれるのかと期待していたら、予想以上でした。
キャストは一番長生きのあのキャラクターを除いて一新され、またアクションよりもドラマ性が重視されています。シリーズで重要な役割を果たすプロフェッサーXとマグニートー、ミスティークの関係性が語られ、またミュータントと人類の戦いの序章ともいえる展開になります。
さて、物語はプロフェッサーXとマグニートーを中心に進み、60年代の世相と事件を反映。60年代にしてはかなりオーバーテクノロジーですが、そこはSFとしてのお約束。
本編とは違うスパイ戦のような展開や、ミュータント達がそれぞれの能力を調整していく訓練などもおもしろい。
序盤は説明的なものの、後半の盛り上がりはなかなかのもの。
全体的によくまとまり、単なる善悪の戦いに終始しない物語は見事です。

<見どころ>
もはやCGについては慣れたものといった感じですが、クライマックスは圧倒的なおもしろさ。ミュータント達が多くないため、個々の活躍が楽しめます。

<出演者>
ジェームズ・マカヴォイは好きな俳優の1人ですが、結構老けましたねぇ。
マイケル・ファスベンダーは屈強な体で、シリーズのマグニートーを演じたイアン・マッケランとは異なりますが、自信家としてのイメージがぴったりです。
ジェニファー・ローレンスとローズ・バーンの対照的なキャスティングもさることながら、やはり悪役をやらせたら右に出る者がいないケヴィン・ベーコンが良すぎます。

<総評>
序盤のめまぐるしい展開にちょっと疲れますが、チームが固まってくるシーン、そして実際の事件が絡んでくると途端におもしろくなる。
突拍子もないSFにリアルをうまく融合させていながら、そこに破綻がないのは脚本のなせる技でしょう。
「X-MEN」シリーズもすでに10年を越えた作品ですが、続きがどうなるのか気になるところです。

<関連作品>
X-メン
X-MEN2
X-MEN:ファイナル ディシジョン
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
ウルヴァリン:X-MEN ZERO


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2011-06-10 23:59 | SF/ファンタジー/パニック