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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
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プリンセス トヨトミ
d0030824_1381174.jpg『PRINCESS TOYOTOMI』 日本/2011
監督:鈴木雅之
出演:堤真一 綾瀬はるか 岡田将生 沢木ルカ
森永悠希 笹野高史 和久井映見 中井貴一
江守徹 玉木宏 宇梶剛士 甲本雅裕



公開時コピー
大阪全停止。
その鍵を握るのは、
トヨトミの末裔だった。


「鴨川ホルモー」の万城目学原作による同名ベストセラーの映画化。
監督は「HERO」の鈴木雅之。
出演は「SP 革命篇」の堤真一、「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」の綾瀬はるか、「雷桜」の岡田将生、
「僕たちのプレイボール」の沢木ルカ、「しゃべれども しゃべれども」の森永悠希、「死刑台のエレベーター」
の笹野高史、「大奥」の和久井映見、「次郎長三国志」の中井貴一など。
主題歌はケルティック・ウーマン。

<あらすじ>
d0030824_1382018.jpg東京の会計検査院の調査員、松平(堤真一)、鳥居(綾瀬はるか)、ゲンズブール(岡田将生)の3人は大阪へ出張してくる。彼らの仕事は、国の予算が適正に使われているかどうかを調査し、不正や間違いがあればそれを国へ報告すること。
そして、“鬼の松平”の異名を持つ松平はまったく笑うことがなく、淡々と仕事をこなす切れ者だった。
大阪府庁などを経て、空堀商店街にある財団法人OJO(大阪城趾整備機構)にやってきた3人。
d0030824_1382933.jpg老朽化した古い建物でにあるOJOの管理人・長曽我部(笹野高史)に案内され、無事に仕事を終えた彼らだったが、松平は携帯電話を忘れたことに気がつく。
OJOに取りに戻った松平だったが、そこには長曽我部をはじめとしてスタッフ全員が姿を消していた。
不審に思った松平は、OJOが何かの秘密を持っていると疑い、再度調査を開始する。

<作品解説>
「鴨川ホルモー」で人気作家となった万城目学。原作は興味があったものの、文庫化の欲求に耐えて見てきました。
大阪全停止という言葉、トヨトミというタイトルからして、大阪をどの程度までフィーチャーしたものなのか、期待を持って見ましたがエンターテイメントとしてはそれなりのおもしろさを持っています。
「鴨川ホルモー」ほどの奇想天外なアクションはないものの、あえて大阪を舞台にしたストーリーは大阪人にはたまらないかもしれません。
さて、会計検査院の松平たち3人はOJOという怪しげな財団法人の会計検査を行い、戦国時代から続く大阪の歴史と秘密に迫っていきます。
本作のテーマはもちろん「プリンセス トヨトミ」なのですが、そこに関わる人々の想いや思惑、そして守るべき者がいる登場人物とそれを持たない主人公・松平の葛藤がラストにうまく描かています。
ただ、全体的に緩慢な流れで、正直に言えば限りなく平和な物語です。
ミラクル鳥居やハーフのゲンズブール旭は賑やかしになってしまったのが残念。
おそらく原作を読まないとわからない箇所がいくつもあり、登場人物たちの行動を補足しないとわかりづらいかもしれません。

<見どころ>
大阪国の中心、そして全停止する大阪の中心部の映像は圧巻。
大阪に住んでいないとわかりませんが、一番交通量が多い箇所にまったく動くものがなくなるというのは非常に驚きです。
かなり気になったのが綾瀬はるか演じる鳥居の走りっぷり。
胸の揺れ方が半端無いです(笑)。
ラストの中井貴一演じる真田のセリフ、個人的にはグッと来ました。

<出演者>
きまじめな松平を演じた堤真一…この人の仏頂面は「SP」とはまた違った雰囲気でした。
綾瀬はるかはそのまま天然なキャラを演じていますが、作品の中での立ち位置は微妙…。
なぜならあんな広範囲を走り回るって凄すぎる。
何よりも岡田将生演じるゲンズブールはよくわからないままだったかも。
沢木ルカと森永悠希は出番が少なかったなぁ。
和久井映見は相変わらずきれい、そして中井貴一はお好み焼き屋が意外と様になっていました。

<総評>
実のところ、盛り上がりに欠けた作品です。
個々のシーンは良いんですが、ミステリー要素が少なく、ただ「謎」があってそれを追っていくという過程のみで語られている気がします。
舞台である大阪のこってりした部分を描いているのはポイントが高いですが、もうすこしベタな笑いがあっても良かったですね。

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by syosei7602 | 2011-05-29 23:59 | ミステリ/サスペンス
シュアリー・サムデイ
d0030824_2122932.jpg『SURELY SOMEDAY』 日本/2010
監督・出演:小栗旬
出演:小出恵介 勝地涼 綾野剛 鈴木亮平 ムロツヨシ
小西真奈美 モト冬樹 原日出子 遠藤憲一 山口祥行 高橋光臣
須賀貴匡 高橋努 笹野高史 井上真央 阿部力 大竹しのぶ
津田寛治 妻夫木聡 上戸彩 横田栄司 竹中直人 岡村隆史
吉田鋼太郎

公開時コピー
絶対予測不可能!? 空前絶後の超ハイスピードムービー!!!

俳優・小栗旬による初監督作品にして、豪華出演者が話題となった青春アクション。
出演は「雷桜」の小出恵介、「阪急電車 片道15分の奇跡」の勝地涼、「GANTZ: PERFECT ANSWER」の綾野剛、「ふたたび swing me again」の鈴木亮平、「大奥」のムロツヨシ、「行きずりの街」の小西真奈美、「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」の竹中直人、「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の岡村隆史、「守護天使」の吉田鋼太郎など。
音楽は菅野よう子。

<あらすじ>
d0030824_2123828.jpg巧(小出恵介)、京平(勝地涼)、秀人(綾野剛)、和生(鈴木亮平)、雄喜(ムロツヨシ)の5人は高校の文化祭でバンドを組んだものの、その文化祭が中止となってしまう。
女子にもてるために猛練習した5人は納得がいくはずもなく、教室に爆弾をしかけ、文化祭の実行を要求する。
すでに古い小屋を爆破していた彼らに気圧された学校側は文化祭を容認…しかし、ハッタリだったはずの爆弾は爆発し、5人は退学処分に。
それから3年、巧は元刑事の父親が経営するバーで働いていた。
特にすることもない巧は、大検で大学に行った京平とつるむ日々…そんなある日、高級車に撥ねられた女を見つけるが、その女は高級車を奪って逃げてしまう。
奇しくも運転していたのはヤクザになった和生だった。
和生が巧のバーに逃げ込み、それを追ってきたヤクザのボス・亀頭(吉田鋼太郎)は、和生をかばった巧と京平に、和生が女に奪われた3億円を次の日までに取り返さなければ殺すと脅す。
d0030824_212491.jpg巧たちはあまりのことに迫力に、その脅しに屈し、3億円を探す羽目になる。
手始めに彼らは、かつての仲間で、今はストリートミュージシャンをしている秀人を誘いに行き、さらに雄喜の元にも出向く。
しかし、彼らと3億円を奪った女、そして亀頭には意外な繋がりがあることがわかるのだが…。

<作品解説>
小栗旬といえば、松山ケンイチと並んで若手俳優の中では屈指の人気を誇りますが、その彼が「コケてもいい」と宣言して初監督した本作。
公開時には結局思ったほどの興行収入はあげられなかったような気がしますが、その理由の一つとして若手俳優がいきなり監督をしてしまう、ということに対して映画ファンの目が厳しかったことがあげられるでしょう。
個人的には、映画を撮れるだけの人気とコネを持つならそうすべきだし、助監督から監督という流れがすべてではないので、小栗旬の試みは良いんじゃないかと思います。
また、本作は一見クールな役どころが多い小栗旬が描いた世界観が、実は下ネタに溢れていることが意外な一面(笑)。
馬鹿なことをやっちまおうぜ!という登場人物たちのノリもそれほど悪いものじゃなく、むしろリアルとフィクションの狭間にあるキャラクター作りは悪くありません。
さて、物語は高校爆破事件からヤクザの3億円の行方、謎の女、過去の因縁、そして対決までが描かれます。展開としては、おそらくガイ・リッチー監督の「ロック・ストック~」なんかを意識したような感じで、主人公たちがバカではあるけど、強くもなく、逃げ回るキャラクターであることが重要です。
その中で精一杯頭を働かすというか、運任せに突っ走るストーリーはなかなかおもしろい。
しかし、スピード感を重視したためか、あちこちで細切れ感があったことも否めず、それが残念。
途中、バンドに絡んだエピソードや実際に歌っている場面など、詰め込むだけ詰め込んだ感じもしますが、ここはパワフルな展開として素直に評価すべきですね。
それにしても、あちこちに配置されたカメオ出演的な俳優陣たち。
なかなか楽しいです。

<見どころ>
若手俳優たちによる作品というだけあって、それぞれここのキャラクターに合ったファッションなど、意外とみるべきところが豊富。
ひたすら突っ走る5人やヤクザ亀頭の切れた感じがなかなかえげつなく、いいスパイスになっています。
演奏シーンも割と良かったかな。
音楽が実は本作の一番のポイント。

<出演者>
小出恵介の演技はいつも芝居がかった印象があるんですが、本作は割と自然。
勝地涼は少しずつ、コメディ路線に傾いてきているような…綾野剛は「GANTZ」でもいい味だしていましたが、これからもっと伸びそうな雰囲気があります。
鈴木亮平とムロツヨシ、脇を固めるにはぴったり。
小西真奈美の配役が意外というか…よくよく考えたら、年上のおねーさんというのも本作のひとつのテーマだったのかも。
吉田鋼太郎、うそくささがおもしろい(笑)。
しかし、遠藤憲一をはじめとしてVシネマを彩る俳優たち、そして何気に演技派の岡村隆史まで、豪華といわざるを得ません。

<総評> 
甘さはまだまだあるものの、編集のテンポの良さ、個々のキャラクターの立て方、くどいくらいに青臭い展開など、意外と楽しめる作品です。
脚本のツメの甘さはありますが、それを補ってあまりある菅野よう子によるサントラ。
まんま「COWBOY BEBOP」意識してるじゃないか!とツッコミたくなるくらい、かっこいい。
色眼鏡で見ずに、素直に世界観を受け入れてみるとおもしろい作品。
個人的にはおすすめの部類です。

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by syosei7602 | 2011-05-25 23:59 | 恋愛/青春/スポーツ
パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉
d0030824_1484016.jpg『PIRATES OF THE CARIBBEAN: ON STRANGER TIDES』
アメリカ/2011
監督:ロブ・マーシャル
出演:ジョニー・デップ ペネロペ・クルス ジェフリー・ラッシュ
イアン・マクシェーン サム・クラフリン
アストリッド・ベルジュ=フリスベ ケヴィン・R・マクナリー
キース・リチャーズ スティーヴン・グレアム グレッグ・エリス

公開時コピー
その泉を見つけし者は、
“永遠”を手に入れる。


ジョニー・デップ出演作品の中で一番のはまり役となったジャック・スパロウ…3部作で完結かと思いきや、前3作で監督を務めたゴア・ヴァービンスキーに代わり、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督にバトンタッチ。
出演は前3部作のジョニー・デップ、ジェフリー・ラッシュ、ケヴィン・R・マクナリー、「NINE」のペネロペ・クルス、「デス・レース」のイアン・マクシェーン、「ダークエイジ・ロマン 大聖堂」のサム・フランクリン、本作がハリウッドデビューとなるアストリッド・ベルジュ=フリスベなど。
また、キース・リチャーズが再び出演している。

<あらすじ>
d0030824_1485196.jpgロンドン。キャプテン・ジャック・スパロウに間違えられ裁判にかけられた相棒ギブス(ケヴィン・R・マクナリ-)を助けるべく、ロンドンにやってきたジャック(ジョニー・デップ)。
彼は、自分の名をかたり、船乗りを集めている人物がいることを耳にするが、いつものアクシデント同様、なぜか捕まってしまい、国王の前に引きずり出される。
国王は、ジャックに永遠の命を得られる「生命の泉」を見つけ出すことを命じ、なんとキャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)を船長として紹介する。
しかし、すでに「生命の泉」の探索を始めていたジャックは、あっさりと逃げ出すと、ジャックを騙る人物がいる酒場に向かう。
そこでジャックは、かつて愛した女海賊アンジェリカ(ペネロペ・クルス)と再会するが、d0030824_149426.jpg今度は最強の海賊と恐れられる黒ひげ(イアン・マクシェーン)の船に捕まってしまうのだった。
黒ひげの目的はただ一つ、人魚の涙を手に入れ、生命の泉の力を得ること。
一方、バルボッサは英国海軍を率いて「生命の泉」へと向かっていた。

<作品解説>
1作目のヒットから、2作目、3作目があっという間に作られてしまった本シリーズ。
ただ、2作目からはストーリーを大きく広げすぎた為に、全体的に間延びした印象を受けてしまいました。
4作目となる本作はミュージカル作品を得意とするロブ・マーシャルが監督になり、前作からの出演陣は必要最低限にとどまり、良くも悪くも新しい「パイレーツ~」となっています。
また、3D作品になったわけですが、これについてはどうにも意味があるのかないのか…個人的には3D自体、映画の質を上げる要素にはなりにくいので、なるべくなら2Dも併映して欲しいですね(近所のシネコンは3Dの吹き替えか字幕のみ)。
本作に登場する黒ひげですが、この人物については1700年初頭にカリブ海を荒らし回った伝説の海賊黒ひげこと、エドワード・ティーチがモデルになっています。
さて、前作とのつながりはジャックとバルボッサの関係性のみで、あとは前作を見なくてもわかる展開。
生命の泉を探していたジャック、偶然にもその存在を察知したスペイン、イギリス両国、そして黒ひげと女海賊アンジェリカが絡み合った上に、黒ひげの人質となっていた宣教師と美しい人魚の恋模様までもが描かれていきます。
序盤から馬車チェイス、剣劇と続き、ジャックの悪巧みとアンジェリカの色香、黒ひげの思惑がそれぞれわかりやすく見られるんですが、どうも前作のややこしさを踏まえていたようで、全体的におとなしめの印象。
なんというか、これは「ディズニー映画なんだ」と再認識させられたというか、子どもにもわかりやすい作りとなっていました。
また印象的なシーンが意外に少なく、艦隊戦も無いために全体的な派手さに欠けます。
しかし、やっぱりジャック・スパロウの活躍は見ていて楽しく、ラストまで飽きさせません。

<見どころ>
先述した通り、印象的なシーンが少ないため、どこが見どころかと言うとあまりないかも。
あえて言うなら、人魚捕獲シーンに登場する人魚の美しさ。
ジャックとアンジェリカの剣劇はなかなかのもの。

<出演者>
ジャック・スパロウを演じるジョニー・デップが楽しそうに演じています。今回は帽子が出てこなかったですね。
少しメイクがきれいめになった?
ペネロペ・クルス、相変わらず色気がありますね。
ジャックを振り回すアンジェリカ役がぴったり…次作がありそうな感じなので、期待大です。
黒ひげ役のイアン・マクシェーン、貫禄たっぷりですね。
ジェフリー・ラッシュは相変わらずふてぶてしいバルボッサを好演。ジャックとの確執は意外な展開に。
ケヴィン・R・マクナリー共々、ずっと出続けそうです。
ハリウッドデビューとなるサム・クラフリンとアストリッド・ベルジュ=フリスベ、2人のエピソードは正直微妙でしたが、アストリッド・ベルジュ=フリスベはとてもきれいでした。
キース・リチャーズ、出演するのを楽しみにしてないか?(笑)

<総評>
3D作品である意味がなかったような…字幕が非常に疲れるので、吹き替えでみたんですが、せめて人魚の歌くらいはオリジナルにしてほしかったなぁ。
やっぱり3Dというのは映像を選んじゃうみたいなので、この手の作品で迫力があるかというと微妙。
4作目とはいえ、原点回帰したような小粒感のある作品なので、手堅くまとまりすぎた印象が否めません。
とはいえ、やっぱりジョニー・デップのジャック・スパロウは最高だし、楽しめますけどね。
エンドロール後にオマケがあるので、席を立たないようにしましょう。

<関連作品>
パイレーツ・オブ・カリビアン (1作目)
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト (2作目)
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド (3作目)
パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉 (4作目)

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by syosei7602 | 2011-05-23 01:34 | アクション/アドベンチャー
星を追う子ども
d0030824_39124.jpg『CHILDREN OF CHASE LAST VOICES FROM DEEP BELOW』 日本/2011
監督:新海誠
声:金元寿子 入野自由 井上和彦 島本須美 日高里菜
竹内順子 折笠富美子



公開時コピー
それは、”さよなら”を言うための旅

「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」など、美しい描写が特徴的なアニメ作品を描き出す新海誠監督による長編ファンタジーアニメーション。
声は「侵略!イカ娘」の金元寿子、「千と千尋の神隠し」の入野自由、「雲のむこう、約束の場所」の井上和彦、「それいけ!アンパンマン」シリーズの島本須美、「神のみぞ知るセカイ」の日高里奈、「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」の竹内順子、「劇場版 BLEACH ブリーチ 地獄篇」の折笠富美子など。
主題歌は熊木杏里。

<あらすじ>
d0030824_392495.jpgある町に住む中学生の少女・アスナは頭が良く、看護婦の母親が仕事で忙しくても家事をすべてこなしている。そんなアスナの楽しみは、鉄橋を渡った山の上にあるお気に入りの場所で、亡き父親の形見である鉱石を使って鉱石ラジオを聴き、野良猫のミミと過ごすこと。
そんなある日、彼女はラジオから流れてくる不思議な音楽を耳にする。
不思議な音楽を忘れられない彼女は、いつものように鉄橋を渡ろうとするが、そこには熊よりも大きい得体の知れない生き物がいた。
襲われた彼女を救ったのは、アガルタという場所から来た少年・シュンだった。
シュンの不思議な魅力に惹かれたアスナ…しかし、シュンはある日突然姿を消してしまう。
d0030824_393449.jpgもう一度会いたいと願うアスナは、産休の担任の代わりにやってきた森崎という教師から死後の世界について聞くことに。森崎は亡くなった妻リサに会うことを切望し、死者を蘇らせることができるアガルタの地を求めていたのだ。そして、アスナの前にシュンと瓜二つのシンという少年が現れる。

<作品解説>
いわゆるセカイ系アニメとして人気を得た前2作で、非常に美しい映像美を見せてくれた新海誠監督、待望の新作は直球勝負なファンタジー作品です。
予告編の映像を見る限り、ジブリ作品とよく似たイメージですが、あの美しい映像を見られるのはやはり新海監督ならではなので見てきたわけですが…。
どうにもキャラクターデザインに特徴が無く、また、人物描写やシナリオの甘さは相変わらずといったところでしょうか。ストーリーベースは監督曰く乙骨淑子著「ピラミッド帽子よ、さようなら」だそうですが、劇中でも語られる古事記(神産み)の他、世界各地の神話が元になっています。
物語の舞台は昭和中期の雰囲気を模しています。三輪オートや鉱石ラジオ、黒電話などが出てきます(途中で登場する戦闘ヘリ(アパッチ?)が75年にロールアウトしているので、その位の時期か?)。「雲のむこう~」はパラレル的近未来だったので、本作はあえてレトロ感を出したのかもしれません。
さて、頭が良く孤独な主人公の少女アスナは、特に「何か」あるわけではなく、ただ孤独であることが描かれていきます。その孤独な環境は一体なぜ形成されたのかが不明で、友達と呼べる女の子が1人出てきますが、極力関わりが避けて描かれています。
そんなアスナは、自分を助けてくれた少年シュンに惹かれるのですが、シュンは突然消えてしまい、代わりに彼と瓜二つの妙な格好をした少年シンが登場。
そして、謎の組織と妻を蘇らせたい教師・森崎が関わり、壮大なアガルタを旅するわけです。
映像は相変わらず美しいんですが、個々のキャラクターが弱く、また、主人公アスナのみの生活感だけが際立っています。肝心のアガルタではシンの生活や人間関係がわずかに触れられただけで、詳細は不明。
世界観が広いだけに、細かいところの甘さが際立ってしまうのが残念。
ただ、ラストは悪くないだけにもったいない。もう少し森崎の背景があればおもしろかった。
本作もそうですが、新海作品は常に客観視しかできず、今ひとつ主人公達に感情移入できない。(ただし、ジブリ作品(宮崎駿作品)においても、同様の見方できる…「ラピュタ」を除いては)
なぜなら新海作品には常に絶対悪というべきものが存在しないわけです。
戦いの相手は「雲の向こう~」でも得体の知れない「何か」であったし、「悪」を描かない限り、なんとなくですが次作も甘くなってしまいそうですね。

<見どころ>
映像の美しさは相変わらず…特に星空を描かせたら新海作品に並ぶものはないでしょう。
野良猫のミミの可愛さ、門番やそのほかの得体の知れない物の怪はぎりぎり嫌悪感を押しとどめる造形。
このギリギリさが本作の持ち味かもしれません。

<その他>
声優に島本須美が出てきた時点でジブリ作品を思い出してしまった…ここは考えて欲しかったかなぁ。
最近の作品には珍しく、声優がきちんと声を当てているので見やすかったですね。
ただし、やっぱり主要キャラクターは良くない。
キャラデザの西村貴世さんには悪いんですが、これほど無難かつ特徴がないと物語が生きてこないというか…アスナも妙にアンバランスでした。
音楽は相変わらずですが、きれいですね。

<総評>
ジブリ作品に似ているという声が多数ありますが、そもそもジブリ作品そのものが元々様々な神話などをモチーフにしているので、ある意味似てしまうのは仕方ないかな?と思います。
ぶっちゃけ、少年少女が出てくるジュブナイル作品は多かれ少なかれ王道パターンに沿った道筋になってしまうわけで…。
万人には勧められない気もするんですが、映像の美しさだけでも必見です。

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by syosei7602 | 2011-05-21 23:59 | アニメ/CG
スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
d0030824_1303651.jpg『SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD』 米・英・カナダ/2010
監督:エドガー・ライト
出演:マイケル・セラ メアリー・エリザベス・ウィンステッド
キーラン・カルキン クリス・エヴァンス アナ・ケンドリック
アリソン・ピル オーブリー・プラザ ジョニー・シモンズ
マーク・ウェバー エレン・ウォン サティヤ・バーバー
ブランドン・ラウス ブリー・ラーソン メイ・ホイットマン
斉藤慶太 斉藤祥太 ジェイソン・シュワルツマン
公開時コピー
ゲーム、ロック、イケてる彼女、
それがぼくの人生の必勝アイテム!


日本のポップカルチャーに多大な影響を受けたブライアン・リー・オマリーの同名コミックを、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のエドガー・ライト監督が実写化。
出演は「JUNO/ジュノ」のマイケル・セラ、「ダイ・ハード4.0」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、「17歳の処方箋」のキーラン・カルキン、「フェイク シティ ある男のルール」のクリス・エヴァンス、「マイレージ、マイライフ」のアナ・ケンドリック、「ミルク」のアリソン・ピルなど。

<あらすじ>
d0030824_1304699.jpgカナダのトロントに住むガレージバンド“セックス・ボムオム”のベーシスト(無職)、スコット・ピルグリム(マイケル・セラ)は、年下で高校生のナイブス(エレン・ウォン)付き合っていた。
そんなある日、夢の中で見た女性ラモーナ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に一目惚れ、しかもその夢の彼女は実際に存在していたのだ。
ナイブスと高校生のようなデートをしながらも常にラモーナのことが頭から離れないスコット。
ようやく彼女と話せる機会を作り、デートにこぎ着け、次のバンドバトルにラモーナを招待する。そんな彼の前に突然現れた男マシュー・パテル(サティヤ・バーバー)が戦いを挑んでくる。マシューはラモーd0030824_131165.jpgナの元カレで、7人の邪悪な元カレ軍団の1人だったのだ。
ラモーナと付き合うため、ナイブスに別れを告げなければならず、さらに次々と襲い来る元カレ軍団と戦い続ける羽目になる。


<作品解説>
ファンによる署名活動で日本公開が実現した「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のエドガー・ライト監督が手がけた長編3作目が、日本のマンガやゲームに影響を受けたブライアン・リー・オマリーの同名原作コミック。本作もまたファンによる署名活動で公開が実現したわけで、そういった意味ではエドガー・ライトの作風が日本の映画マニアにはたまらない作品です。
原作者のオマリーは、日本の「サルでも描けるマンガ教室」などに影響を受けてコミックを描き始めたらしいんですが、日本のオタク文化をそのまま消化しきり、それを見事に実写にしてしまったエドガー・ライトも凄いというかなんというか。
原作は未読なものの、基本的にファミコン世代なら楽しめる作品になっています。
さて、主人公のスコットは22歳無職。ゲイで金持ちのウォレスとルームシェアをするという不思議な生活をしながら、彼女はなぜか女子高生。
ところが、ラモーナという夢であった女の子に一目惚れし、それが実際に存在すると知るやいなや、あの手この手を使って近づこうと画策するわけです。
要するに二股をかけてしまうのですが、スコットにとってラモーナとデートすることが第一で、女子高生の彼女ナイブスのことは後回し。
どう転んでも最低な男で、しかもかなりモテるという実績付き。
そう、彼は無職でちょっとオタクでゲイと暮らして、彼女に金を出して貰うような人間なのにリアルでも充実しているという、矛盾した人物で、さらにケンカがやたらと強い。
そんなスコットがラモーナと付き合うためには、彼女が過去に付き合ってきた邪悪な元カレ7人(うち1人は元カノ)を倒さなければいけない運命に見舞われるわけです。
元カレ軍団はいずれもくせ者揃い。
火の玉を使ってきたり、超能力を持っていたりとまさにゲームの敵キャラそのものです。
映像は非常にレベルが高く、実はアクション映画としての出来は秀逸。
むしろ、そんじょそこらのアクション映画よりも楽しめます。
問題は非現実的なシーンが受け入れられるかどうか…あくまでもコミックの世界を映像化したと割り切ればかなり楽しめる作品です。

<見どころ>
先述したようにアクションシーンは驚くほどレベル高し!
ビジュアルエフェクトも十分で、次々と登場する元カレ軍団の能力がどんなものなのか期待せずにはいられません。
ラブコメとしても秀逸でスコット、ラモーナ、ナイブスの三角関係、元カレ軍団とラモーナの付き合いの中身やゲイのウォレスの皮肉めいたアドバイスもなかなかです。
また、音楽が聴きどころ。
ゼルダの伝説から始まり、ベックやコーネリアスが提供した楽曲の数々。
細かいところまで非常に豪華仕様(笑)。

<出演者>
主演のマイケル・セラは三枚目で憎めないスコットを好演。
早口でまくし立てるところは、ジェシー・アイゼンバーグっぽいですね(なんとなく2人は似てる)。
ラモーナを演じたメアリー・エリザベス・ウィンステッド…なんか太った?でも脱いだシーンはなかなかのボディライン。この人はロングヘアの方が似合いますね。
ゲイのウォレスを演じたキーラン・カルキン、カルキンといえばあの人…久しぶりに見ました。
エレン・ウォンの暴走ぶりもなかなか、そしてクリス・エヴァンス、ブランドン・ラウスなどのアメコミヒーローを演じた俳優がいかれた元カレを演じていたりと見ていて飽きません。
それにしても斉藤兄弟、せめてまともなセリフが欲しかった。

<総評>
「キック・アス」がコメディタッチのハードアクションなら、本作はとことんラブコメに走ったファンタジーアクション。この手の作品はシネコンではやらないのが残念。
本作は原作ありきということで、いつものエドガー・ライト作品とは少し違った雰囲気ですが、カメラワークも秀逸、そして音楽がすばらしい!
オススメです。

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by syosei7602 | 2011-05-18 01:27 | アクション/アドベンチャー