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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
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<   2011年 03月 ( 10 )   > この月の画像一覧
2011年3月現在 公開中作品レビュー
英国王のスピーチ ◆SP 革命篇 ◆男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW
ツーリスト ◆映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~
トゥルー・グリット ◆ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島 ◆バレッツ  
劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~

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by syosei7602 | 2011-03-28 01:56 | 月別更新まとめ
トゥルー・グリット
d0030824_1521528.jpg『TRUE GRIT』 アメリカ/2010
監督:ジョエル・コーエン イーサン・コーエン
出演:ジェフ・ブリッジス マット・デイモン ジョシュ・ブローリン
バリー・ペッパー ヘイリー・スタインフェルド ブルース・グリーン
デイキン・マシューズ ジャーラス・コンロイ
受賞:全米批評家協会賞/撮影賞(2010)他


公開時コピー
天罰なんか待ってられない

1969年にジョン・ウェインが主演し、オスカーを獲得した「勇気ある追跡」のリメイクとなる。
原作はチャールズ・ポーティス。
監督は「バーン・アフター・リーディング」のジョエル、イーサン・コーエン兄弟。
出演は「トロン:レガシー」のジェフ・ブリッジス、「ヒア アフター」のマット・デイモン、「ウォール・ストリート」のジョシュ・ブローリン、「7つの贈り物」のバリー・ペッパー、本作がメジャーデビューとなるヘイリー・スタインフェルドなど。

<あらすじ>
d0030824_1522794.jpg雪の降るある夜、オクラホマ州境のフォートスミスで牧場主ロスが雇い人のチェイニー(ジョシュ・ブローリン)に殺される。チェイニーは酒に酔った勢いで、わずか金貨2枚のためにロスを殺したのだ。その後、チェイニーは逃亡し、法の及ばないインディアン領へと逃げ込み、お尋ね者のネッド(バリー・ペッパー)率いる悪党一味に加わる。
ロスの娘で14歳になるマティは、父親の遺体を引き取るためにフォートスミスへとやってくる。
彼女の目的は、遺体の引き取りの他にチェイニーを追い詰めて仇を討つことだった。
街で大酒飲みで隻眼ながら腕利きの保安官ルースター(ジェフ・ブリッジス)の話を聞いた彼女は、父親の取引を無効にした金で彼を雇うことにするが、ルースターはマティを子供扱いして取り合おうとはしない。
一方、マティの前にテキサスレンジャーのラビーフ(マット・デイモン)が現れる。ラビーフはチェd0030824_1523888.jpgイニーが議員を殺して逃亡していることを告げ、捜索に加わりたいと言うが、マティは自分の父親殺しが優先だといって断ってしまう。
マティは、賞金を手に再度ルースターに掛け合い、さらに追跡に同行するという約束でなんとかルースターを説得するが…。


<作品解説>
1969年にジョン・ウェインがアカデミー主演男優賞を獲得したウエスタン・ロードームービーを、今やアカデミー賞の常連となったコーエン兄弟がリメイク、しかもスピルバーグが製作総指揮しているとくれば、否応なしにも期待が高まります。
69年版は未見なので比較はできませんが、やはりコーエン兄弟らしい映像センス、どこかシュールな演出が良いですね。
さて、父親の仇を討つため、大人と同じような話し方、行動力を持つマティは少々めんどくさい老保安官ルースターを雇って旅に出ます。
向かう場所は、法が及ばないインディアン居留地…旅の先々で遭遇する不条理さ、文字通り法が通じない無法者達、そんな中をマティはひたすら父親の仇をひたすら追っていきます。
雇った保安官ルースターは大酒飲み、さらに頑固もの、そしてテキサスレンジャーのラビーフは自らチェイニーを捕まえることにこだわっています。
この3人の追跡劇はただひたすらさまようだけ…雪の降る荒野の映像が美しく、寂寥感が漂います。
西部劇としてはいささか退屈ながらも、徐々に結びつく3人の絆、クライマックスの戦い、そしてラスト。
いつものコーエン節といってしまえばそれまでなんですが、個々の人物がしっかりと立てられていることでラストまで飽きさせません。

<見どころ>
自然の中をさまよう3人。
突如として現れる無法者達の痕跡、そして戦い。
特にクライマックスは格好良さが際立ちます。

<出演者>
最近出演作が目白押しのジェフ・ブリッジス、演技派のマット・デイモン、ジョシュ・ブローリン、そして助演女優賞にノミネートされたヘイリー・スタインフェルド。
癖のあるキャラクター達を演じきっています。
しかし、バリー・ペッパー…えらく老けましたね。

<総評>
コーエン兄弟の作品は相変わらず癖がありますね。
しかし、本作はいつものようなユーモアが少なかったかも。
ラストの徹底したリアリズムがハリウッドらしさを欠いていて良いかなと…。
いわゆる「西部劇」とは違うので、アクションを期待する人にはオススメはできません。

<関連作品>
勇気ある追跡
トゥルー・グリット

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by syosei7602 | 2011-03-27 23:59 | アクション/アドベンチャー
映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~
d0030824_1372096.jpg『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~』
日本/2011
監督:寺本幸代
声:水田わさび 大原めぐみ かかずゆみ 木村昴 関智一
千秋 沢城みゆき 小林由美子 加藤浩次 福山雅治



公開時コピー
ひとつになれば、
大きな力が目を覚ます。


ドラえもんの長編シリーズの中でも人気の高い作品のひとつ「のび太と鉄人兵団」を、オリジナルキャラクターを加えて再映画化。
監督は「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~」の寺本幸代。
声はテレビシリーズのメンバーに加え、「ルー=ガルー」の沢城みゆき、「劇場版デュエル・マスターズ 炎のキズナXX(ダブルクロス)!!」の小林由美子、「映画 クロサギ」の加藤浩次など。
わずかなシーンだが福山雅治も本人役?で声を当てている。
主題歌はBUMP OF CHICKEN。

<あらすじ>
d0030824_1373549.jpgある夏の日、スネ夫のラジコンロボットを自慢されたのび太は、ジャイアン達にもっと大きいロボットを作ってみせると言ってしまう。
そして、いつものごとくドラえもんに頼るが、のび太のわがままにつきあいきれなくなったドラえもんはどこでもドアで北極へと逃げてしまう。
のび太はドラえもんを追った北極で、ボウリングボールのような球体を発見。
その球体が不思議な音を発すると、突然空から巨大なロボットの足首が落ちてくるのだった。
のび太はドラえもんがこっそりと自分のために用意してくれたと喜ぶが、帰ってきたドラえもんはそんなものに覚えはないという。
持ち主がわからないまま、ロボットのパーツは次々と家の庭に降ってくる。
パーツの大きさに困った2人は、鏡の世界に持ち込んで組み立てることに。
d0030824_1374497.jpg完成したロボットをしずかちゃんに見せたのび太…ザンダクロスと名付け、3人は無人の街で思う存分楽しむが、ふとしたことからそれが破壊兵器だと知ってしまう。ザンダクロスに二度と乗らないと誓った3人だったが、のび太の前にリルルと名乗る不思議な少女が現れる。

<作品解説>
「のび太と鉄人兵団」といえば、ドラえもん長編シリーズの中でも最もハードな設定とのび太達とは別にしずかちゃんの登場シーンが多い作品です。
また、巨大ロボットであるザンダクロスのデザインは、「Zガンダム」に登場する百式に良くにているため、ガンダムのデザイナーであった大河原邦夫のものと言われていました。実際にはたかや健二がデザインしており、モチーフが百式であったことは意外と知られていません。
そんな「鉄人兵団」ですが、本作ではザンダクロスの頭脳であるジュドがドラえもんの道具によってゆるキャラ?ピッポに変更され、オリジナルキャラクターとして活躍します(その代わりにスネ夫のラジコンロボは知能を与えられることはない)。
さて、物語はのび太のいつものごとくの展開から始まります。ラジコンロボットを自慢され、ドラえもんに泣きつくとなぜか巨大ロボットが…。
しかし、それこそロボットが支配する惑星メカトピアから送り込まれた破壊兵器であり、さらに指揮をするのはスパイのリルル。
のび太とドラえもんの機転で鏡の国に閉じ込めたものの、ロボットの頭脳であるジュドを残したために鉄人兵団が地球に迫ってくるわけです。
本作が他の長編作品と違う点は、鉄人兵団が完全に敵対する立場にあることです。
他の作品では、ある程度の国なり組織なりが存在し、のび太たちがそこに加わって敵を倒すという構図になっています。本作はリルルもジュドも「敵側」の存在として描かれ、のび太達の説得やその優しさで変わっていくという…しかもその相手がロボットであることが、ある種のメタファーといえるでしょう。
また、ピッポの登場と鉄人兵団の故郷であるメカトピアの奴隷制度が描かれることで、物語に深みが増しています。
リルルとジュドの絆、そしてのび太達とのつかの間の交流、鉄人兵団との戦いも手を抜くことなく描かれ、ラストまで楽しめます。
原作の雰囲気を壊さず、さらにオリジナル要素を追加しての再映画化としては実に見事な出来映えといえるでしょう。

<見どころ>
映像はキャラのラインが太く、若干違和感を感じますが、逆に最近のアニメの線の細さから比べるとこれが見やすかったりします。
ピッポがゆるキャラなのに、クライマックスは感涙。
キャラがいるからこそ成り立ったラストです。

<その他>
新しい長編として話を広げすぎるよりも、初期の頃の長編を再映画化するというのはかなり勇気がいることですが、本作はそれを見事に成功させています。
何よりも藤子・F・不二雄が描き続けた友情や思いやり、優しさをきちんと描いている点はかなり評価できます。
原作が良いからこそ、というのもありますが、声優が変わったこと以前に「ドラえもん」というキャラクターそのものが生きている点はありがたいですね。

<総評>
声優が変わってからの劇場版は「のび太の恐竜」以来でしたが、個人的には本作はかなり好きになりました。
久々にオリジナルを見たいですね。
そして個人的にベストな「海底鬼岩城」は映画化されるんだろうか…などと思ってみたり。
おすすめです。

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by syosei7602 | 2011-03-24 23:59 | アニメ/CG
SP 革命篇
d0030824_0295466.jpg『SP THE MOTION PICTURE FINAL EPISODE』 日本/2011
監督:波多野貴文
出演:岡田准一 真木よう子 香川照之 松尾諭 神尾佑
堤真一 野間口徹 丸山智己 堀部圭亮 古山憲太郎
伊達暁 螢雪次朗 山本圭



公開時コピー
運命の最終章。

金城一紀原案による人気TVシリーズ「SP 警視庁警備部警護課第四係」の劇場版2部作の第2部にして、シリーズの完結編となる。
監督はシリーズの演出と前作を手がけた波多野貴文。
出演はTVシリーズに引き続き岡田准一、真木よう子、松尾諭、神尾祐、堤真一、野間口徹、「カイジ 人生逆転ゲーム」の香川照之、「笑う警官」の蛍雪次郎、「ラストゲーム 最後の早慶戦」の山本圭など。

<あらすじ>
d0030824_0301576.jpg官房長官(蛍雪次郎)を狙ったテロ事件から2ヶ月、襲撃によって負傷した四係の面々も復帰していた。しかし、井上(岡田准一)の尾形(堤真一)への疑いを深まると同時にシンクロ率が高くなっていく。
一方、公安部の田中(野間口徹)は尾形の内偵を進め、衝撃の過去を突き止める。
だが、尾形の計画は着実に進み、その舞台は国会議事堂だった。
d0030824_0302798.jpg内閣不信任案が議題として提出される中、尾形主導の下、テロリスト達は着実に計画を進めていく。
計画直前に、井上達は別室の捜索を命じられ、占拠された衆議院本会議場の異変を知って動き出す。
その頃、滝川(平岳大)と安斎(波岡一喜)は若手の官僚候補達を集め、尾形の計画についてテレビの占拠事件を見ながら解説を始めていた。

<作品解説>
深夜枠のテレビシリーズとして人気を博し、劇場版2部作という異例の扱いとなった本作。
特殊能力を持つ主人公・井上と彼の上司である尾形との最終対決が描かれていきます。
本作のおもしろさはSPという、今までの警察ドラマでは焦点を当てられなかった職業をテーマにしたところと登場人物達の私生活を描かなかった部分にあるでしょう(ただし、本作公開前に登場人物達の私生活を描いたTVSPが2作放映されている)。
さて、物語は前作のテロ事件から2ヶ月後に飛びます。井上以外の負傷した笹本達が復帰してすでに仕事を始めているところから始まります。
衆議院本会議への議員達の警護、国会議事堂におけるテロリスト達の暗躍、そして戦いが繰り広げられる訳ですが、本作のすごさを感じたのはストーリーよりもむしろ国会議事堂の再現率!
なんともまぁ、呆れるほどの再現率の高さはあちこちロケして回ったらしいのですが、これだけで作品のレベルがあがっちゃうんだからすごい。
ストーリーについては、シリーズをすべて通して見ている人にはようやく結末が楽しめると思うのですが、いかんせんほぼ映画版しかみていないので、どうしても「映画」としての完成度を見てしまいます。
そうなると、中盤はかなり長く感じるし、アクションもかなり少なめに感じてしまう。
もっともアクションありきの作品ではなく、あくまでもテレビシリーズを含めたストーリーの完結編としてきちんと描かれているので、そういった意味では完成度が高いです。

<見どころ>
再現された国会議事堂の議場は圧巻。ここに集まる議員先生方もどこかで見たような人たちをモデルにしています(笑)。
SP対SPの激しい戦いはすさまじいんですが、井上の武術があまり目立っていなかったような…と、思う無かれ。
対尾形戦は「リベリオン」のガン・カタを彷彿とさせるかっこいいシーンです。

<出演者>
岡田准一の代名詞ともなった本作ですが、アクション俳優としての一面をもっと出して欲しくなります。
他のメンバーについても見どころはそこそこあるのですが、終盤は少なくなっちゃいました。
堤真一については、やはり渋いですね。この人の陰のある演技はとても良い。
そして、やっぱり香川照之は存在感を重く残していくのです。

<総評>
どこか含みを持たせた終わり方をしたので、もしかしたら別の形で続編があるのかもしれませんね。
まあ、人気シリーズだけにただでは終わらせないといったところでしょうか。
邦画としては異例の撮影とロケの多さだったそうですが、それらをつなぎ合わせて一つの映像にした編集技術には頭が下がります。
もう少しテンポが良ければ傑作だったと思うだけにちょっと残念。
しかし、ファンにはそれなりに納得できる作品となっているといえるでしょう。

<関連作品>
SP 野望篇
SP 革命篇

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by syosei7602 | 2011-03-22 23:59 | アクション/アドベンチャー
劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~
d0030824_116912.jpg『劇場版マクロスF 恋離飛翼』 日本/2011
監督:河森正治
声:中村悠一 遠藤綾 中島愛 小西克幸 神谷浩史 福山潤
豊口めぐみ 保志総一朗 三宅健太 小林沙苗 井上喜久子
杉田智和



公開時コピー
歌は祈命(いのち)

2008年に深夜枠として放映されたマクロスシリーズ最新作の劇場版2部作の第2部。
テレビ版の総集編としてではなく、世界観は同じながら全く違ったストーリー構成で製作された。
監督は生みの親であり、シリーズを手がける河森正治。
声は前作に引き続き、「君に届け」の中村悠一、「源氏物語千年紀 Genji」の遠藤綾、「こばと。」の中島愛、「劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇」の小西克幸、「機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)」の神谷浩史、「腐女子彼女。」の福山潤など。

<あらすじ>
d0030824_1161992.jpg西暦2059年、銀河移民船団マクロス・フロンティアは突如としてヴァジュラと呼ばれる生物兵器の襲撃を受ける。甚大な被害を受けながらも、ギャラクシー船団からコンサートにきていた歌姫シェリル・ノームと駆け出しの歌手ランカ・リーの歌声によって辛くもヴァジュラを撃退する。
それから数ヶ月、一気にスターダムを駆け上がったランカとは対照的にシェリルはフロンティア政府からのスパイ疑惑を晴らすために、アルト達を護衛兼見張り役として雇っていた。
ある日、S.M.Sが慰安旅行としてマヤン島へ休暇旅行へ行くと知ったランカは、思い切ってアルトをデートに誘う。
ランカは、目の前に迫ったヴァジュラが自分を殺さなかったことへの疑問を投げかけるが、アルトはヴァジュラに心などはないと言い放つ。
d0030824_1162945.jpgそんな時、船団にヴァジラの巣となっている古の巨大要塞が姿を現し、S.M.Sは再び出撃することに。
一方、V型感染症に冒されたシェリルの命は短く、完治させるための方法はたった一つ…それはシェリルにとって苦渋の決断を迫られるものだった。


<作品解説>
ハイクオリティなアニメーションと楽曲の数々で人気を博した「マクロスF」シリーズの劇場版完結編となる本作。前作からすでにテレビシリーズとは大きく異なった構成となっていましたが、テレビからのカット流用はなくなっているのでは?と思います。
キャラクター相関図はほぼ一緒なのですが、その目的や行動が大きく異なり、当然結末も大きく変わっています。
さて、ストーリーはシェリルの余命、ギャラクシー船団との関係、そして三角関係の完全な結果が描かれます。
歌姫となったランカ、一方で命を蝕まれるシェリル、二人の関係と間に挟まれるアルトの心理的な描写をうまく現しています。
映像としては、前作と同じくライブシーンから始まります。これは新たなビジュアルで圧巻。
ランカのライブシーンもあったり、シェリルの数奇な運命、S.M.Sの活躍、アルトのお家芸まで披露されるという充実した展開。
さらにアルトとシェリルの意外な関係なども描かれ、完結編にふさわしい内容になっています。
ラストについては賛否両論だと思いますが、個人的にはテレビ版がよかったかな?と。
DVD版などで、是非オマケなど入れてほしいですね。

<見どころ>
マクロスシリーズの見どころといえば、やはりライブシーンと戦闘シーン。
今回は映画版ならではのYF-29が登場。
さらに、試作機YFといえば、あの人が叫んでます(これ、わかった人いるのかな?)。

<その他>
やっぱりマクロスらしい展開であるのは、監督が河森正治であることが大きいでしょう。
ヴァルキリーのデザインはますます洗練され、かっこよく動き、かっこよく飛ぶ。
そこに組み合わされる菅野よう子による楽曲の数々。
これぞマクロスといえる作品です。
意外と女性ファンも多かったりします。

<関連作品>
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
マクロスプラス MOVIE EDITION
マクロス7/銀河がオレを呼んでいる!
劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~ (マクロスF劇場版・第1作)
劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~ (マクロスF劇場版・第2作)

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by syosei7602 | 2011-03-14 23:59 | アニメ/CG
男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW
d0030824_2221996.jpg『A BETTER TOMORROW』 韓国/2010
監督:ソン・ヘソン
出演:チュ・ジンモ ソン・スンホン チョ・ハンソン キム・ガンウ
キム・ヘゴン イ・ギョンヨン キム・ジヨン イム・ヒョンジュン




公開時コピー
最期に賭けたものは、「明日」。

86年に香港で歴代興収記録を塗り替えたジョン・ウー監督の同名作品のリメイク。
製作総指揮をジョン・ウー自ら手がけた。
監督は「力道山」のソン・ヘソン。
出演は「カンナさん大成功です!」のチュ・ジンモ、「ゴースト もういちど抱きしめたい」のソン・スンホン、「連理の枝」のチョ・ハンソン、「食客」のキム・ガンウなど。
主題歌はCHEMISTRY。

<あらすじ>
d0030824_2222761.jpg北朝鮮から脱出したヒョク(チュ・ジンモ)はマフィアの一員となり、逃げる途中で離ればなれになった弟チョル(キム・ガンウ)の行方を捜していた。彼は北朝鮮の元特殊部隊出身の相棒ヨンチュン(ソン・スンホン)と共に武器密輸に関わり、ボスのチョン社長(キム・ヘゴン)の信頼も厚い。
そんなある日、世話をしてくれているパク刑事(イ・ギョンヨン)からチョルが見つかったとの報せが入る。
再会した2人だったが、チョルは自分を見捨てて逃げ、さらに母親が死んだことでヒョクを激しく憎んでいた。
そんなヒョクを見かねたヨンチュンは、次の仕事で組織から足を洗うことを勧める。
ヒョクは社長の甥で気弱なテミン(チョ・ハンソン)を連れて、タイへと向かう。
しかし、兼ねてからボスの座を狙っていたテミンが裏切り、ヒョクは重傷を負って警察に捕まる。
d0030824_2223711.jpgそのことを知ったヨンチュンは単身タイへと乗り込み、テミンと手を組んだタイのマフィアを壊滅させるものの、自らも重傷を負ってしまい、組織を追われることに。それから3年、ヒョクは出所して戻ってくる。かつての組織はテミンによって巨大化し、そしてチョルは刑事となっていた。ヨンチュンと再会したヒョクは、彼から復讐を持ちかけられるが…。

<作品解説>
ジョン・ウー監督の「男たちの挽歌」といえば、カンフー映画一辺倒だった香港映画界に香港ノワールという新ジャンルを確立し、定着させた傑作です。
もちろん、ジョン・ウーのみの功績ではなく、当時の盟友だったツイ・ハークの存在あってこそです。
その為、本作の製作総指揮にツイ・ハークが入っていないのは些か残念ですね。
本作はリメイクではなく、リウェイク(再構築)と銘打たれています。元々「男たちの挽歌」自体が67年の「英雄本色」のリメイク作品であったことを考えると、その考え方は良いかなとも思います…が、なぜに同じアジア圏である韓国で撮られたのか…ハリウッド版も見てみたかったかも。
さて、物語は韓国ならではの展開から始まります。
主人公ヒョクは脱北者で、弟チョルとは生き別れコリアンマフィアの一員として働きながら、弟を捜しています。
この導入部分がオリジナルに無い部分であり、家族の絆を描くドラマとして描かれているわけです。
ドラマ部分の強調は、オリジナルよりも深く友情や家族を描く目的だと思うのですが、若干間延びした印象を受けます。
そして、弟分の裏切りと続き、それ以降はラスト以外はほぼオリジナル通り。
残念だったのは、ヨンチュンが敵を討つために乗り込むシーン。
オリジナルではチョウ・ユンファ演じるマークが、美女と戯れながらバックアップの拳銃を植木鉢に隠して行くのですが、この渋いシーンが単純にカッコイイだけのシーンになっています。
格好良ければOKではなく、このシーンは物語の中に置ける艶っぽさを演出していただけに、無くなってしまったのがもったいない。
全体的にストーリーの追加があるものの、ほぼ流れはオリジナルそのもの。
ラストはどうかなぁ…家族愛の意味が無くなってしまった感じです。

<見どころ>
タイでの裏切り、ラストの銃撃戦は凄まじいですね。
カーチェイスも迫力あり…しかし、セリフの端々に含まれる友情が一番でしょうか。

<出演者>
実はソン・スンホン以外、よく知らなかったのですが、ヒョクを演じたチュ・ジンモは表情がいいですね。
ソン・スンホンは男前…もっと無骨な俳優がやってもよかったかな?と思うくらいに男前。
チョルを演じたキム・ガンウがねぇ、この人は独特です。
チョ・ハンソンの悪辣ぶりは素晴らしい。

<総評>
よもやリメイクされるとは思っていなかったのですが、劣化リメイクではなかったので良かったかも。
ただ、オリジナルとリメイクを選べと言われたらやっぱりオリジナル。
女優がほぼ食堂のおばちゃんのみという、女性の色気ゼロですが、この潔さはいいかも。
なにせ、オリジナルはエミリー・チュウという可愛い女優がいましたから。
韓国俳優が好きな人にはオススメですが、オリジナルありきという人はどちらでも、といった感じです。

<関連作品>
男たちの挽歌 (オリジナル)
男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW

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by syosei7602 | 2011-03-09 23:55 | ハードボイルド/犯罪
ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島
d0030824_2155367.jpg『THE CHRONICLES OF NARNIA:
THE VOYAGE OF THE DAWN TREADER』 イギリス/2010
監督:マイケル・アプテッド
出演:ジョージー・ヘンリー スキャンダー・ケインズ
ウィル・ポールター ベン・バーンズ ティルダ・スウィントン
ローラ・ブレント ゲイリー・スウィート テリー・ノリス
声:リーアム・ニーソン サイモン・ペッグ

公開時コピー
誰も知らないナルニアへ。

C・S・ルイスの名作児童文学「ナルニア国ものがたり 朝びらき丸 東の海へ」の映画化。
シリーズとしては第3作となり、初の3D対応作品。
監督は「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」のマイケル・アプテッド。
出演はシリーズのジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、「リトル・ランボーズ」のウィル・ポールター、「スターダスト」のベン・バーンズ、「リミッツ・オブ・コントロール」のティルダ・スウィントンなど。
声は「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のリーアム・ニーソン、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のサイモン・ペッグ。

<あらすじ>
d0030824_216199.jpgナルニア国を2度救ったエドマンド(スキャンダー・ケインズ)とルーシー(ジョージー・ヘンリー)は、自分たちの世界で戦火を逃れて従兄弟のユースチス(ウィル・ポールター)の家に預けられていた。
すでにナルニアへは行けなくなった兄ピーター(ウィリアム・モーズリー)と姉スーザン(アナ・ポップウェル)は、両親と共にアメリカへと渡っていた。
エドマンドとルーシーは、生意気なユースチスと仲が悪く、ケンカが絶えない。
そんなある日、壁に掛けられた帆船の絵が動き出して水が溢れ、3人はナルニアの海へと放り出される。
彼らを助けたのは、ナルニアの王となったカスピアン(ベン・バーンズ)やネズミの騎士リーピチープの帆船朝びらき丸だった。
再会を喜ぶエドマンドとルーシー達だったが、ユースチスはナルニア自体が妄想だと思って反発しつづける。
d0030824_216918.jpgカスピアン達が目指していたのは、前王が信頼する七卿に託したアスラン王の七本の剣を見つけること。
ナルニアは邪悪な魔法によって脅威に立たされており、アスラン王の剣を集めることで取り払うことができるという。彼らは最初の島に向かうが、そこは奴隷商人によって支配されていた。

<作品解説>
児童文学の傑作として、世界各国で読まれている「ナルニア国物語」。
ファンタジーブームも一段落し、「ハリー・ポッター」シリーズも今年で最後というところで、本作はまだまだ続きそうな勢いで製作されています。本作からディズニー資本でなくなり、20世紀FOXとなりましたが、主要キャストを引き継いでいるところが良いですね。
原作は未読なのですが、本作は原作の筋書きと大分変わっているそうです。
全体的な感想を言えば、前2作にあったディズニー映画特有の甘さ?が無くなり、かなり面白い作品になりました。監督が交代したことも大きな要因ですが、純粋に楽しめます。
さて、前作でナルニア国に行けなくなった兄ピーターと姉スーザンはアメリカで生活し、残されたエドマンドとルーシーは従兄弟の家に居候することに。
この従兄弟ユースチスが本作のキーマンとなるのですが、中盤までがとにかく鬱陶しい(笑)。
文句は多く、ヘタレ、屁理屈をこねたり食べ物をくすねたりしますが、ネズミの騎士リーピーチープに鍛えられていきます。
エドマンドといえば、白き魔女の誘惑に一度は屈しながらも活躍し、前作までにおける隠れた主役といった感じでした。本作では勇敢さに磨きをかけ、カスピアン王とも互角に戦えるほどの腕前に成長しています。
そして、ルーシーは姉に憧れながら、自らの存在を問うことに。
本シリーズのテーマは少年少女達の成長を描くことにありますが、その過程における仲間との絆もまた非常に重要なポイントです。
特にユースチスとリーピーチープの物語は泣けてきます。
総じて良くまとめられた作品であり、ファンタジーとしてのおもしろさが十分に詰まった作品です。

<見どころ>
ファンタジー要素はたっぷり。
嵐の海や剣劇、そしてドラゴン…CGとわかっていながらも迫力があります。
それ以上にラストはグッときます。

<出演者>
ルーシーを演じたジョージー・ヘンリーは、第1章からさすがに大人びた雰囲気。でもこの子は変わったというイメージがあんまりないですね。
エドマンド役のスキャンダー・ケインズはなかなかの男前に成長しました。
ユースチス役のウィル・ポールター、彼がとてもうまかった!
ラストの表情がとても良いです。
カスピアン王のベン・バーンズ、正統派なのにいまいち売れないですね…。
ほんの少ししか出なかったティルダ・ウィンストンですが、出てくれるだけでも嬉しいかも。
本作がデビューとなったローラ・ブレントはとても綺麗でした。

<総評>
3D作品として公開されていますが、今回はあえて2Dで観賞しました。
というのも、3Dグラスをかけるのが結構面倒くさい上に、2時間は意外と苦痛…その割には2Dでも吹き替え版しかなかったのが残念。
しかし、映像は迫力十分で楽しめました。
作品としての質は高く、個人的な評価でいえば作品を追うごとに上がっていると思います。

<関連作品>
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女
ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛
ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島

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by syosei7602 | 2011-03-08 22:32 | SF/ファンタジー/パニック
英国王のスピーチ
d0030824_2122452.jpg『THE KING'S SPEECH』 イギリス・オーストラリア/2010
監督:トム・フーパー
出演:コリン・ファース ジェフリー・ラッシュ
ヘレナ・ボナム=カーター ガイ・ピアース ティモシー・スポール
デレク・ジャコビ ジェニファー・イーリー マイケル・ガンボン
ロバート・ポータル エイドリアン・スカーボロー
受賞:アカデミー賞/作品賞・主演男優賞・監督賞他(2010)

公開時コピー
英国史上、
もっとも内気な王。


TV映画「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」で高い評価を受けたトム・フーパー監督によるノンフィクションベースのヒューマンドラマ。
出演は「シングルマン」のコリン・ファース、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジェフリー・ラッシュ、「アリス・イン・ワンダーランド」のヘレナ・ボナム・カーター、「ベッドタイム・ストーリー」のガイ・ピアース、「ハリー・ポッター」シリーズのティモシー・スポールなど。

<あらすじ>
d0030824_2123632.jpg英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)の次男、ヨーク公アルバート王子(コリン・ファース)は幼い頃から吃音に悩み、人前に出ることを苦手としていた。
1925年、大英帝国博覧会の閉会式で、ジョージ5世の代わりにスピーチを務めることになったアルバート。
しかし、吃音でスピーチは散々な結果になってしまう。
妻のエリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)の勧めで専門家の治療を受けるものの、全て失敗に終わる。
エリザベスは藁にもすがる思いで、スピーチ専門の言語聴覚士ローグ(ジェフリー・ラッシュ)の元を訪れ、仮d0030824_212476.jpg名を使っての治療を依頼するが、ローグは自分のやり方でしか請け負わないと断ってしまう。
エリザベスは仕方なしに身分を明かし、アルバートを伴って再びオフィスを訪れる。ローグは自分の名前であるライオネルと、アルバートの家族のみが使うニックネーム・バーティで呼び合うことを希望し、治療を始めるのだった。


<作品解説>
本年度、見事オスカーに輝いたヒューマンドラマです。史実や治療法は脚色されながらも、わかりやすさと歴史的背景を丁寧に描いており、その上で出演者達の好演も相まって良作になっています。
ヨーク公アルバート王子、つまり後のジョージ6世は幼少の頃から左利きとX脚の矯正をさせられ、その精神的負荷から重度の吃音症になったと言われています。
さて、生来から体の弱かったアルバート王子は、運の悪いことに父親が亡くなった後に即位した兄エドワード8世の奔放な性格に振り回される形で、ジョージ6世として即位します。
本作は即位してからの一番重要なスピーチまでが描かれるわけですが、言語聴覚士のローグのユニークな治療法を受けつつ、責務を負う事への不安を隠さない人間くささが描かれています。
王室の中というのはマスコミにも明かされない部分が多数ありますが、その中で起きる人間模様は万国共通…ただ王室に生まれたと言うだけで負わなければいけない責任の重さ、それを癒すのは家族であったり、ストレス発散の悪口だったり、当たり前のことを丁寧に描くことで、表舞台でのスピーチの重要性を強調しているわけですね。
派手さがない作品ですが、ひとつ一つのエピソードをきっちりと繋げることで、飽きることなく最後まで楽しめます。

<見どころ>
治療法については創作が混ざっています。
しかし、そのアイディアはおもしろく、表現の仕方もユニーク。
ラストのスピーチは緊張感にあふれ、コリン・ファース演じるジョージ6世の熱演が光ります。

<出演者>
コリン・ファースの吃音の演じ方が秀逸、実際のジョージ6世とは似ていませんがやはりラストの演技が素晴らしかった。
いぶし銀のジェフリー・ラッシュはいいですねぇ。どことなく胡散臭さを残しながら、淡々とアドバイスしてみたり、慌ててみたり…その中にあるふてぶてしさが実によいです。
ヘレナ・ボナム=カーターは久しぶりに普通?の役柄。
献身的かつ利発なエリザベスを演じきっています。
ガイ・ピアースは好きな俳優のひとりなのですが、やはり印象を残しますね。

<総評>
普通に見られたら本当に良い映画だと思うのですが、鑑賞中に腹痛になり、痛みを我慢しながら(たまに意識が途切れた…)で、印象的なシーンをいくつか逃してしまいました。
それでも良い映画だと認識できたので、きっと本当にいいんだろうなぁ…と思ってみたりして。
まともな体調でもう一度見直したいというのが、正直なところです。

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by syosei7602 | 2011-03-06 23:59 | ヒューマン/ドラマ
ツーリスト
d0030824_2582626.jpg『THE TOURIST』 アメリカ/2010
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演:ジョニー・デップ アンジェリーナ・ジョリー ポール・ベタニー
ティモシー・ダルトン スティーヴン・バーコフ ルーファス・シーウェル
ルーファス・シーウェル アレッシオ・ボーニ ジョヴァンニ・グイデッリ
ラウル・ボヴァ ブルーノ・ウォルコウィッチ


公開時コピー
華麗な旅人には、危険な謎がある。

2005年のフランス映画「アントニー・ジマー」のリメイクとなるミステリー。
監督は「善き人のためのソナタ」のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。
出演は「アリス・イン・ワンダーランド」のジョニー・デップ、「ソルト」のアンジェリーナ・ジョリー、「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のポール・ベタニー、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のティモシー・ダルトン、「スティール」のスティーヴン・バーコフ、「トリスタンとイゾルデ」のルーファス・シーウェルなど。

<あらすじ>
d0030824_258366.jpgフランス・パリ。警察から監視を受けている女性エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)は、ある男からの手紙を貰い、急遽ベニスへ向かう列車に乗り込む。
車内で見かけたアメリカ人旅行者のフランク(ジョニー・デップ)に近づいた彼女は、ベニスでもフランクと共に行動することに。
エリーズはロンドン警察、ジョン・アチソン警部(ポール・ベタニー)が追っている詐欺師アレクサンダー・ピアスd0030824_2585040.jpgの恋人だったのだ。
アチソンはフランクがピアスの身代わりになっている事を知って、彼を無視するように現地の警察へと命令する。しかし、タレコミによって、フランクをピアスと勘違いしたまま追い始めたのはロシアのマフィアで、ピアスに大金を取られたショー(スティーヴン・バーコフ)だった。


<作品解説>
ハリウッドでもっとも人気のある俳優といってもいいジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの豪華共演として話題になった本作。でも、実はこれがリメイクだとは知りませんでした。わずか6年前の作品のリメイクというのはなんだか微妙というかなんというか…とはいえ、この豪華共演だけで話題十分です。
さて、物語は警察組織に監視される美女エリーズとただのアメリカ人旅行者フランクの出会いから始まります。エリーズに誘われるがままに行動を共にするフランク。
しかし、彼は突如として襲われて逃げまどう羽目に陥りながらも、エリーズを追ってなんとかうまく立ち回ろうと努力するわけです。
至ってシンプルながらも、シンプル故に観客に与えられる情報も必要最低限。
ベニスの美しい街並みで繰り広げられる逃亡と追跡のコントラストが面白いんですが、ミステリでありながらもどこかゆるゆるとした感じを受けます。
ミステリというより、アンジーとジョニーのプロモーションのようなイメージを受けますが、最後までなんとなく引き込まれ、意外とおもしろかったかな?と思ったりして。
予告編の緊張感のある感覚はないけど、安心して楽しめます。
それにしても訳がちょっと変…「ただのツーリストよ!」って、旅行者でええやん。

<見どころ>
ジョニー・デップ演じるフランクのパジャマ姿にはなんとなく笑ってしまったり、屋根を逃げるシーンは「あれ、ジャック・スパロウが…」(笑)。
ベニスの街並みとアンジー演じるエリーズは文句なしに綺麗です。
そして、ある人物に注目するとかなりおもしろい!

<出演者>
ジョニー・デップが珍しく普通の人を演じています。この人の素顔がさらされている作品って最近少ないんだよなぁ。パジャマ姿はファンには嬉しいんじゃないかなと。
アンジーはミステリアスな美女エリーズを好演。
個人的にはそれほど好きでもないんですが、本作はあくまでも女性としての演じ方が秀逸でした。
ポール・ベタニーの粘着質な感じとか、ティモシー・ダルトンの出演なんかベストキャスティング。

<総評>
この手の作品って最近少ないのも事実。
最初は弱くても、突然銃を持ってヒーローになっちゃうとか…そういったハリウッド的な展開がないのは珍しいですね。それが終始一貫している。
盛り上がりに欠けていたり、ご都合主義的な展開がありますが、ミステリのレベルとしては及第点。
2人のファンには十分な作品です。

<関連作品>
アントニー・ジマー (オリジナル)
ツーリスト (リメイク)

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by syosei7602 | 2011-03-05 23:59 | ミステリ/サスペンス
バレッツ
d0030824_435324.jpg『22 BULLETS』 フランス/2010
監督:リシャール・ベリ
出演:ジャン・レノ カド・メラッド ジャン=ピエール・ダルッサン
マリナ・フォイス リシャール・ベリ ジョーイ・スタール
フィリップ・マニャン カルロ・ブラント ファニ・コラローヴァ
ムーサ・マースクリ


公開時コピー
『レオン』から17年──
愛する者を守るため、
男は再び戦うことを決意する。


製作にリュック・ベッソンを迎え、実在したマフィアを元に描かれたクライムアクション。
監督は「ぼくセザール 10歳半 1m39cm」のリシャール・ベリ。
出演は「ピンクパンサー2」のジャン・レノ、「プチ・ニコラ」のカド・メラッド、「画家と庭師とカンパーニュ」のジャン=ピエール・ダルッサンなど。

<あらすじ>
d0030824_44657.jpg元殺し屋でマルセイユの街を支配していたマフィアのボス・シャルリ(ジャン・レノ)は足を洗い、家族と平穏に暮らしていた。
そんなある日、幼い息子と出かけた先で数人の男達に襲われ、22発もの銃弾を受け、瀕死の重傷を負う。
引退した彼を狙う理由がわからなかったが、シャルリの友人で弁護士マルティン(ジャン=ピエール・ダルッサン)らが黒幕を突き止める。
それは、シャルリの青年時代からの親友で、シャルリ引退後にマルセイユを支配しているマフィア、トニー(カド・メラッド)だった。
トニーは、シャルリとのある約束を反故にするために彼を狙っていたが、抗争を望まないシャルリはその事実に目を伏せてしまう。
d0030824_442038.jpgしかし、シャルリを慕うカリム(ムーサ・マースクリ)が殺され、家族にも手が及ぶと考えた彼は遂に自ら報復へと動き出す。
一方、マルセイユ警察の刑事、マリー(マリナ・フォイス)は、シャルリ暗殺未遂の裏を捜査しながら、シャルリ自身による復讐を追うことになる。

<作品解説>
「レオン」から17年、というコピーが示すとおり、あの作品から一気にスターダムへと駆け上ったジャン・レノ主演のクライムアクションです。彼が演じたレオンは、後の映画や小説、マンガに至るまで様々なところで影響を与えました。コピーだけみると「レオン」の続編みたいなイメージですが、あくまでもキャッチコピーなので、まったく関係ありません。
ストーリー全体はかなり暗めで、レオンのようなユーモアはあまり感じられません。
されど、出演者の円熟した演技が見応え十分です。
さて、主人公のシャルリは引退したマフィアのボスで、彼を慕う数名がいるだけで組織そのものは既にありません。しかし、引退しても尚、無言の力を持つ彼を邪魔者扱いした現役マフィアの友人によって命を狙われます。
仲間を殺されたシャルリは復讐に乗り出す、というわけです。
主にマフィア中心の物語ではあるんですが、追うのがシングルマザーの刑事マリーです。
家族を持つシャルリとマリー、立場が違う故に常に平行線を辿る彼らなのですが、家族という唯一の共通点だけは共感しあう。
そして、暗殺を企むトニーもまた、家族を持っているわけで…本作は主に守るもの、守られるものという立場が登場人物たちの背景に色濃く描かれています。
しかし、それらを描くが故に物語のポイントがいまいち掴めず、若干間延びした印象を受けますね。

<見どころ>
暗殺の実行犯を追いつめ、死刑宣告を告げる主人公シャルリ…ジャン・レノがぞくぞくするほどカッコイイ瞬間です。
また、息子を救うために体をボロボロに傷つけながら進むシーンなど、グッときますね。

<出演者>
ジャン・レノは既に還暦を超えていますが、アクション俳優としての側面は未だに失われてはいません。
カド・メラッドは円熟した演技を披露。冷酷かつふてぶてしいマフィア・トニー役にはぴったりでした。
ジャン=ピエール・ダルッサン、マリナ・フォイスは良い味を出していました。
助演としての役割をきっちりと果たしています。

<総評>
人間関係が若干ややこしかったりしますが、フランスならではの結婚歴?なのかも。
アクションシーンはそれほど多くないんですが、シャルリの右手がほとんど動かないという怪我を負いながら、オフロードバイク乗っていたりして…目立つツッコミどころが残念かも。
好きな人は好き、というジャンルの作品かも知れません。
結構、血みどろなので、R18くらいでも良かったんじゃないかと思います。

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by syosei7602 | 2011-03-03 23:59 | ハードボイルド/犯罪