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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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<   2010年 12月 ( 7 )   > この月の画像一覧
2010年12月現在 公開中作品レビュー
キック・アス ◆SPACE BATTLESHIP ヤマト ◆トロン:レガシー ◆ノルウェイの森
ロビン・フッド

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by syosei7602 | 2010-12-20 02:17 | 月別更新まとめ
トロン:レガシー
d0030824_214478.jpg『TRON: LEGACY』 アメリカ/2010
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:ギャレット・ヘドランド ジェフ・ブリッジス オリヴィア・ワイルド
マイケル・シーン ボー・ガレット ブルース・ボックスライトナー
ヤヤ・ダコスタ セリンダ・スワン ジェームズ・フレイン
エリザベス・マシス


公開時コピー
それは、人類がついに到達した未来の3D体験。

世界で初めてCGを本格的に取り入れて話題となったSFアクション「トロン」の続編。
監督はCMや多くのPVを手がけ、本作がデビュー作となるジョセフ・コシンスキー。
出演は「エラゴン 遺志を継ぐ者」のギャレット・ヘドランド、前作「トロン」の主役を演じた「ヤギと男と男と壁と」のジェフ・ブリッジス、「ボビーZ」のオリヴィア・ワイルド、「アンダーワールド:ビギンズ」のマイケル・シーン、「近距離恋愛」のボー・ガレット、「カフス!」のブルース・ボックスライトナーなど。
音楽はダフト・パンク。

<あらすじ>
d0030824_2145646.jpgデジタル業界のカリスマとして名を馳せたエンコム社の代表ケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)は、ある夜、7歳になる息子のサムを残して忽然と姿を消してしまう。
それから20年が経ち、エンコム社はデジタル市場で躍進を続けていた。
27歳になるサム(ギャレット・ヘドランド)は、エンコム社の筆頭株主でありながら、会社に関わることはなく暮らしていたが、会社のやり方に反発を抱いていた。
エンコム社から新OSが発表されたその日、サムはOSをハックして世界中に無料でばらまくという事件を起こす。
留置場から戻ってきた彼を待っていたのは、かつて父とエンコム社を仕切っていたアラン(ブルース・ボックスレイトナー)だった。
彼はケヴィンが所有していたゲームセンターから、ポケベルに連絡が入ったことを伝える。
サムは半信半疑ながらもゲームセンターにやってくる。
“トロン”のゲームマシンの裏側に秘密のオフィスを見つけたサム…そこにあったコンピューターを起動させた直後、コンピューターの世界に入り込んでしまう。
d0030824_215661.jpgその世界がかつてケヴィンが作り上げた“グリッド”だと知ったサムだったが、ケヴィンの分身プログラムで世界を支配する“クルー”(ジェフ・ブリッジス)によってプログラム同士の命を賭けた戦いに、否応なしに参加させられる。
窮地に陥ったサムを助けたのは、謎のプログラム美女クオラ(オリヴィア・ワイルド)だった。

<作品解説>
82年当時、本格的なCG導入作品として話題を集めた「トロン」…ワイヤーフレームやポリゴンが主でしたが、実際にはアニメーションが多く取り入れられ、ほとんどが手描きでした。
また、ちょうど「E.T.」が流行ったために、陰に隠れた作品となってしまったのと、先進的すぎる世界観が受け入れられなかった経緯があります。とはいえ、先進的な作品であることは変わらず、記念碑的作品として評価されるべきでしょう。
そんな「トロン」の正統なる続編が本作…前作で主役を演じたジェフ・ブリッジス、またブルース・ボックスレイトナーが出演しているのはファンとして嬉しい限りです。
さて、本作は息子のサムが主役となります。エンコム社の株主である彼は、父親ケヴィンの行方を追って、コンピューターの世界“グリッド”へ。
しかし、ゲーム世代である彼はなんなく順応?して、クルーのゲームをなんとかしのぎ、プログラム美女に助けられます。
あとは、父親のケヴィンを連れてグリッドから脱出するという展開になりますが、全体的に盛り上がりに欠けた感じを受けますね。
というよりは、前作同様、若干地味で派手さはありません。
ただ、3D映像としては抜群で、蛍光ブルーと蛍光オレンジ、そしてあとは黒い世界という単調な色遣いが3D感を増幅し、今まで見た3D映画の中では格段に見やすい作品です。
前作ではシド・ミードなどがメカニックデザインをしていましたが、それらを踏襲したライト・サイクルは格好良く、キーアイテムとしては存在感十分。
ストーリーよりもそちらに目が行ってしまうのは仕方ないかもしれません。
ディズニー映画だからといわけじゃありませんが、ファンならそれなりに納得、前作を知らなくてもきちんと楽しめます。
それにしても、タイトルと中身がいまいち噛み合ってなかった。

<見どころ>
やっぱりライト・サイクルでの戦いですかね。
映像としての見どころが一番ありました。
あと、クオラが良い感じな美女。

<出演者>
ギャレット・ヘドランドはなかなかの好演。
ちょっと皮肉な表情が良かった。
ジェフ・ブリッジスですが、若いときの映像を見て驚き!
なんと、冒頭と劇中のクルーはCG合成だそうです…こうなると顔の4面図があれば、幼少時代すら作れそうですね。
オリヴィア・ワイルドが可愛い上にカッコイイ。
ヒロインとしてはこの上ない。
マイケル・シーンやボー・ガレットは出番が少なくて残念でした。

<総評>
丸々2時間の作品ですが、アクションシーンもそれなり多くて楽しめました。
ただ、やっぱり盛り上がりには欠けるかも。
前作をおさらいしていた方が良かったかなぁ…と思いつつ。
3Dはやっぱり吹き替えが楽ですね。
あと、ライト・サイクルのミニチュアが欲しくなったなぁ。

<関連作品>
トロン (1作目)
トロン・レガシー (2作目)

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by syosei7602 | 2010-12-19 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
キック・アス
d0030824_331696.jpg『KICK-ASS』 イギリス・アメリカ/2010
監督:マシュー・ヴォーン
出演:アーロン・ジョンソン クリストファー・ミンツ=プラッセ
マーク・ストロング クロエ・グレース・モレッツ ニコラス・ケイジ
ギャレット・M・ブラウン クラーク・デューク エヴァン・ピーターズ
デボラ・トゥイス リンジー・フォンセカ ソフィー・ウー


公開時コピー
正義の心で
悪をKILL
特殊能力ゼロ、モテ度ゼロ、体力微妙──なりきりヒーローが世界を救う


「ウォンテッド」の原作者マーク・ミラーのアイディアを基に、同名コミック執筆と同時進行で製作されたバイオレンス・アクションコメディ。
監督は「スターダスト」のマシュー・ヴォーン。
出演は「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」のアーロン・ジョンソン、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」のクリストファー・ミンツ=プラッセ、「ロビン・フッド」(2010)のマーク・ストロング、「(500)日のサマー」のクロエ・グレース・モッツ、「魔法使いの弟子」のニコラス・ケイジなど。

<あらすじ>
d0030824_332321.jpgニューヨークに住む高校生のデイヴ(アーロン・ジョンソン)は、アメコミ好きでヒーローに憧れているが、実際はごく普通の…というよりも、存在感が薄く、運動神経も並、特技もなく、女の子にももてない。あるのは強い正義感だけだが、それも勇気が無く何の意味も持たない。
そんなある日、友人と歩いているところをチンピラに金を巻き上げられるが、誰ひとりとして助けてはくれなかった。一念発起した彼は、ネットでコスチュームを購入し、ヒーロー“キック・アス”として人助けを始めることに。
しかし、最初の戦いでぼこぼこにされた挙げ句、車に撥ねられて重傷を負ってしまい早々に入院…その入院で、ボロボロの体は金属で補強され、神経が鈍くなった為に打たれ強く変わっていたのだ。
懲りない彼は、再びヒーローとして街に繰り出し、チンピラの集団からなんとか人を助け出すことに成功。その現場は野次馬によって撮影され、ネットとテレビで取り上げられて正真正銘のヒーローになるのだった。
一方、キック・アスの活躍とは別に、本物のヒーローが活動していた。
ビッグ・ダディを名乗るデーモン(ニコラス・ケイジ)と、彼の11歳の娘でヒット・ガールを名乗るミンディ(クロエ・d0030824_333078.jpgグレース・モレッツ)だった。
彼らは、マフィアのフランク・ダミコ(マーク・ストロング)に対して私怨があり、彼の部下を抹殺しては麻薬と金を奪っていたのだ。
怒り心頭のフランクは、その仕業をキック・アスによるものだと勘違いし、彼を抹殺するべく動き始めるが…。


<作品解説>
アメコミヒーローといえば、近年では「X-MEN」「スパイダーマン」「バットマン」「スーパーマン」「ファンタスティック・フォー」「アイアンマン」など数え上げたらキリがないほどに存在していますが、これらの作品はほぼ同じ世界に存在するキャラクターになっています。
本作は、いわば現実世界で、アメコミヒーローはあくまでもコミックの中…という設定が前提、どちらかというと「ウォッチメン」に近いかもしれません。
しかし、作品としてはもの凄く身近なキャラクターが登場。いわゆる非モテ男子が無謀にもヒーローになってやる!と頑張っちゃうわけです。でも、意外と激しい展開があり、11歳の女の子が拳銃ぶっぱなしてナイフを振り回している割にはR15+(笑)。いいのかなぁ~などと思いながらも、爆笑してました。
さて、冴えない高校生デイヴは自らの信念を実行すべく、突然ヒーローに変身。といっても、服の中に着込んでいるだけです。そんな彼の最初の戦いはキックアスどころか、アスキックされてしまう羽目に。
おまけにあらぬ噂まで立てられ、好きな女の子に誤解されたまま仲良くなる始末。
されど、彼はそれでもヒーローとして立ち上がります。緑色の微妙にダサいコスチュームで深夜の街をうろつく様は単なる変質者に他ならないのですが、事故の後遺症で得た?痛みに対する耐性で本物のヒーローになっちゃう。デイヴは体力的な強さとしてはヘタレですが、精神的な強さは相当なものです。
そして次の展開…デイヴの前に現れたのは、悪党ならば構わずぶっ殺すという過激なヒーロー。
娘に殺人術を叩き込み、娘もまたそれを受け入れちゃうという、明らかに間違った親子がビッグ・ダディとヒット・ガール。
その戦闘力は凄まじく、キック・アスはただただ呆然。
俺って何?ただの間抜けなヒーロー?と悩んじゃったりして、いやいや君が普通だから!と同情したくなる(笑)。
本作のおもしろさは、超人的な能力故に「ヒーローになるべき運命」「極悪人になるべき運命」わけじゃなく、なりたいからなってみました!なんていうバカさ加減にあります。
アマチュアヒーローとダークヒーロー、さらにアンチヒーロー達の戦いという設定は見事。
ラストがちょっとパターン化されているような気もしますが、今年最後の笑える作品かもしれません。
それにしても、最近のヒーローはSNSまでやっちゃうのか。

<見どころ>
ボコられるキック・アス、それでも戦う彼のセリフが響きます。
ヒーローになりたい一念が伝わってきますね。
そして、圧巻はやはり史上最年少?にして無類の強さを見せつけるヒット・ガール。
アクションのキレ味抜群!
世界広しといえども、あんなものを誕生日に欲しがったり、無駄な知識を持っているのは彼女くらいなもんです。

<出演者>
主人公デイヴを演じたのは注目株のアーロン・ジョンソン。映画の非モテ男子の定番、クルクルヘアに眼鏡という出で立ち…いやいや、眼鏡とったら男前というスキルまで持っていました(笑)。
もう一人のアマチュアヒーローを演じたクリストファー・ミンツ=プラッセは覚えやすい顔立ちで目立っていました。将来的にはアダム・サンドラーやベン・スティラーの位置に入りそうですね。
マーク・ストロングは最近よく見るなぁ…悪役がすっかり板に付いちゃって。
そして、本作で一番活躍したのがクロエ・グレース・モレッツ。
若干13歳ながら、卓越した演技力にすげぇアクションをこなし、さらに××なセリフもなんのその。
完全に主人公を喰ってました。
ニコラス・ケイジは本当にアメコミ好きだよなぁ。借金返済の為に頑張って欲しいものです。
ヒロイン役のリンジー・フォンセカが割と好み。
この子はもっと人気出そうな予感があるかも。

<総評>
コメディとシリアスのバランスがほどよく、そこにプラスされているのが高校生ならではの青春。
とりあえず日常的であり続けようとするキック・アス、間逆のビッグ・ダディ、ヒット・ガール、そして別世界のギャング達。
描かれていることは割と平凡ながらも、誰もが思う「このままではいたくない」という想いを具現化したような作品です。アンバランスであることの楽しさ、唐突感が心地よく、なぜかラストには妙な爽快感を残した秀作。
あと、音楽のセンスが抜群でした。サントラ欲しいぞ。
オススメです。

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by syosei7602 | 2010-12-18 23:50 | アクション/アドベンチャー
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
d0030824_205548.jpg『THE HANGOVER』 アメリカ/2010
監督:トッド・フィリップス
出演:ブラッドリー・クーパー エド・ヘルムズ
ザック・ガリフィナーキス ヘザー・グレアム ジャスティン・バーサ
ジェフリー・タンバー マイク・エップス マイク・タイソン ケン・チョン
受賞:ゴールデン・グローブ/作品賞(2009)
放送映画批評家協会賞/コメディ映画賞(2009) 他

公開時コピー
昨日の記憶が、全くない!?

口コミから大ヒットし、ゴールデン・グローブ賞を受賞したドタバタコメディ。
監督は「スタスキー&ハッチ」のトッド・フィリップス。
出演は「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のブラッドリー・クーパー、「ナイト ミュージアム2」のエド・ヘルムズ、「スパイアニマル Gフォース」のザック・ガリフィナーキス、「N.Y.式ハッピー・セラピー」のヘザー・グレアム、「理想の彼氏」ジャスティン・バーサなど。

<あらすじ>
d0030824_21431.jpg結婚式を2日後に控えたダグ(ジャスティン・バーサ)は、独身最後の夜を過ごすため悪友のフィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、そして義理の弟となるアラン(ザック・ガリフィナーキス)と共にラスベガスに行くことに。
ホテルに着いた彼らは、フィルの提案で最高級のスイートルームに泊まることになる。
立ち入り禁止の屋上に出て早速乾杯するが、気が付くと朝になっていた。
ひどい二日酔いで目覚めた彼らが見たものは、凄まじい有様の部屋と、なぜか虎と赤ん坊、そしてダグは携d0030824_211245.jpg帯電話を残して消えていた。
ひどい二日酔いの彼らに、昨夜の記憶が一切無く、自らの状況に呆然とするばかり。
結婚式までにダグを探し出し、連れて帰らなければならない…彼らは、わずかに残された手がかりを元にダグを探し始めるが、その先々で自分たちが起こした失態を目の当たりにするのだった。

<作品解説>
作品のおもしろさから、日本では署名活動が行われて公開までこぎ着けたという作品です(同じようなパターンでイギリス映画の「ホット・ファズ」がありますね)。
アメリカでは一般的な、独身最後のバカ騒ぎ“バチェラ・パーティー”をテーマに、大の大人が右往左往しながら親友を探すという友情の物語でもあるのがヒットの要因かもしれません。
トッド・フィリップス監督は、過去にTVドラマ「スタスキー&ハッチ」を映画化していますが、その時もテンポの良いストーリーとコメディセンスで笑わせてくれました。本作で晴れて、監督としての名前をあげたわけなので、今後の作品が楽しみです。
さて、物語は結婚を二日後に控えたダグとその悪友達、さらに義理の弟が巻き起こすドタバタコメディです。
悪友であるフィルはハンサムでやることが適当、ステュは歯科医師で口うるさい彼女に尻に敷かれている始末、義理の弟になるアランは社会不適合者のような言動と様々な悪癖を持つ男。
そんな4人が羽目を外して気が付けば、当の主役は行方不明、さらにひどい二日酔い、虎、赤ん坊とまったく意味が分からない。
本作の面白さはそのパーティー部分をすっ飛ばし、とりあえず記憶がありません、どうしたらいい?というところにあります。なんとか記憶を遡ると、彼らの様々な無謀な行動とそれに伴うあきれ果てた結末。
ストーリー全体は下ネタに溢れ、バカさ加減が全体を支配するものの、基本的にこれは「男の友情」を描いたものだとわかります。
男性なら共感してしまうバカさぶり、女性なら「男はバカだ」と再認識してしまうような呆れぶり。
されど、そういうものをお涙頂戴にせずに最後まで笑いで締めてくれる楽しい作品です。

<見どころ>
次から次へと展開する夜に起きたバカ騒ぎの状況と結果。
一体何がどうなって?という謎が解き明かされていく過程のバカさ加減が爆笑です。

<出演者>
「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」でもコメディセンスを見せてくれたブラッドリー・クーパー…ブレイクの時期に来ていますねぇ。
エド・ヘルムズの弾けたらダメ人間的な雰囲気は抜群、そしてアランを演じたザック・ガリフィナーキスは序盤と終盤の表情が見事に切り替わっていました。
ヒロインを演じたヘザー・グレアム…相変わらずセクシーです。
そして悲劇?のダグを演じたジャスティン・バーサ、この人の表情も良かった。
それにしてもマイク・タイソンが結構長めのシーンに出ていて驚きました。
あ、ケン・チョンが最高です(笑)。

<総評>
この手のコメディはかなり好きです。本作はアメリカンジョークじゃなく、まあ、世界共通?な下ネタなのでわかりやすかったかも。
Blu-ray版には完全版というバージョンが入っていたので、そちらを鑑賞。劇場公開版とどの程度違うのかは不明ですが、特にテンポが悪いというわけでもなく楽しめました。
とにかく笑いたい人にはオススメです。

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by syosei7602 | 2010-12-13 23:56 | コメディ/パロディ
ノルウェイの森
d0030824_27234.jpg『NORWEGIAN WOOD』 日本/2010
監督:トラン・アン・ユン
出演:松山ケンイチ 菊池凛子 水原希子 高良健吾 霧島れいか
初音映莉子 柄本時生 糸井重里 細野晴臣 高橋幸宏
玉山鉄二



公開時コピー
深く愛すること。
強く生きること。


1987年に発表され、国内1位となる累計発行部数1000万部を超えた村上春樹の同名小説の実写化。
監督は「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」のトラン・アン・ユン。
出演は「カムイ外伝」の松山ケンイチ、「サイドウェイズ」の菊池凛子、デビューとなる水原希子、「ソラニン」の高良健吾、「リアル鬼ごっこ2」の霧島れいか、「BOM!」の初音映莉子、「シーサイドモーテル」の玉山鉄二など。
主題歌はビートルズの「ノルウェーの森」、サントラを手がけたのはレディオヘッドのジョニー・グリーンウッド。

<あらすじ>
d0030824_271463.jpg学生運動まっただ中の東京。
高校時代に親友のキズキ(高良健吾)を自殺で失ったワタナベ(松山ケンイチ)は、誰も知らない東京で大学生活を始めていた。住み始めた学生寮で年上の永沢(玉山鉄二)という男と知り合い、彼に連れられて女の子をナンパして孤独を埋める日々。
そんなある日、ワタナベはキズキの幼なじみで恋人だった直子と再会する。ワタナベはキズキと直子と一緒に遊ぶことが多かったのだ。
同じ傷を持つ2人は互いに惹かれあっていくが、ワタナベの想いが深まるほどに直子の喪失感は深まっていく。そして、直子の20歳の誕生日に一夜を共にするがその日を境に彼女は消えてしまう。
一方、ワタナベは大学で同じ講義を受けていたd0030824_273221.jpg緑(水原希子)という女の子と知り合いになる。彼女の持つ生命力に溢れた行動に、直子とは別の形で惹かれていくが、直子の状態を気に掛けていた。
ほどなくして直子からの手紙を受け取ったワタナベは、彼女が京都の療養所にいることを知る。
そして夏にようやく彼女と会えることになった彼は、ひとり京都へ向かうのだったが…。

<作品解説>
毎年ノーベル文学賞の候補にもあがる村上春樹の小説の中で、最大のベストセラーとなった「ノルウェイの森」。今回の実写化については、村上春樹自身が元々映像化を拒んでいたこともあり、まさに奇跡的な事といえます。されど、ファンが多い故(それが村上春樹のファンであるハルキストなのか、「ノルウェイの森」のみのファンなのかは難しいところ)、そのキャスティングについては未だに賛否両論といったところでしょう。
また、上下巻の長さをどこまで詰め込めるのか、叙情的かつ官能的な映像に定評があるトラン・アン・ユン監督の手腕が問われるところとなりますが、感想を言えば少し物足りないかもしれません。
さて、物語は主人公ワタナベが親友のキズキを失い、誰も知らない東京でほぼ孤独に生活しているところから始まります。
彼の理解者とも言えるのは、東大に通う金持ちで頭がよく、男前の永沢という人物のみ。この永沢は自らの人生を割り切り、幸せがどうとかを考えるような人物ではなく、ある意味破綻した俗物として描かれています。
ワタナベの周囲には直子、緑、そして直子を通して出会ったレイコ、永沢の恋人であるハツミが登場します。
彼女たちはそれぞれに問題を抱えており、直接的に、あるいは間接的に誰かに何かを求めているわけです。
ワタナベ自身は、自らを振り返ることが出来ず、結局直子を通してでしか過去を見られない、そして直子自身を愛そうと努力しながらも、それをある瞬間に人としての義務だと言い切ってしまう。
ストーリー全体を通して、ワタナベはあるラインまで客観的であり、そのラインを超えた瞬間に主観的な人物になります。
本作は全体的に手堅くまとめられている気はするのですが、どうしてもストーリーのブツ切り感が多く、相対的に見て「原作は必読」という点に集約されています。原作で比較的多く描かれていた突撃隊、レイコの過去、ハツミとのビリヤード、そして緑の重要な言葉が無くなっていました。
原作ファンだけに気になる点は多数…端折るのは仕方ないんですが、ラストの展開までも多少変わってしまったのは残念。
また、音楽が合っていないシーンがあって、個人的にトラン監督の選曲はちょっと気になります。

<見どころ>
映像の美しさはとにかく素晴らしい。また、60年代末期の学生運動の様子や建物内の小物までこだわりが感じられます。
ワタナベと直子が療養所で再会するシーンはゾクッとするほど官能的ですね。

<出演者>
主演の松山ケンイチは、あえて原作と同じセリフで話しているそうです。どこかとらえ所のない話し方で、非現実的…ただし、作品の世界観をうまく表していると言えるでしょう。
菊池凛子ですが、個人的にはやっぱりイメージに合いませんでした。うまいんですが、原作に描かれている雰囲気とは違って見えます。これは緑を演じた水原希子も同様で、読者としてのこだわりで仕方ないかもしれません。
永沢を演じた玉山鉄二は見事にはまっていました。それ以上に凄かったのが、ハツミ役の初音映莉子でしょう。わずかなシーンながらも、女の情念を出し切ったレストランのシーンは怖いほどでした。
もっとも残念だったのがレイコを演じた霧島れいか。原作では直子との決まり事でギターを弾くのですが、レイコの存在は本作でもかなり重要な位置を占めているだけに勿体なかった。
キャスティング云々ではなく、キャラクターの描き方が物足りない。
突撃隊の柄本時生もはまっていただけに、シーンが少なく残念でした。

<総評>
珍しく前売り券を買って見に行ったのですが、感想としてはもう少しストーリーを練られたんじゃないかな、と…。色々と重要なシーンが抜けていたのも気になりますが、映画としての体裁を考えるなら限界がありますね。ただ、映画のストーリーはあくまでもワタナベ、直子、緑の物語に限定され、その中で描かれる生と死は非常に見事です。
個人的には音楽の使い方が気になりますが、心理を描写したという点では良かったと言えるでしょう。
原作が有名なだけに、結局はうまくはまるかはまらないか…これ以上に映像化するとなると、おそらく3時間くらいの作品にしなければならないと思います。
あえて言うならば、あくまでも原作小説ありきで考える人にはオススメできません。
原作を考えずに見るなら、ラブストーりーの及第点と言えます。

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by syosei7602 | 2010-12-12 23:59 | 恋愛/青春/スポーツ
ロビン・フッド
d0030824_2332763.jpg『ROBIN HOOD』 アメリカ・イギリス/2010
監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ ケイト・ブランシェット マーク・ストロング
ウィリアム・ハート マーク・アディ オスカー・アイザック
ダニー・ヒューストン アイリーン・アトキンス ケヴィン・デュランド
スコット・グライムズ アラン・ドイル マックス・フォン・シドー


公開時コピー
彼は闘いのカリスマ。その生き様は伝説。

中世イングランドの伝説的英雄にして義賊のロビン・フッドの生い立ちを映像化した、歴史スペクタクル。
監督は「ワールド・オブ・ライズ」のリドリー・スコット。
出演は「消されたヘッドライン」のラッセル・クロウ、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のケイト・ブランシェット、「シャーロック・ホームズ」のマーク・ストロング、「バンテージ・ポイント」のウィリアム・ハート、「霊喰」のマーク・アディ、「ワールド・オブ・ライズ」のオスカー・アイザック、「ナンバー23」のダニー・ヒューストンなど。

<あらすじ>
d0030824_233374.jpg12世紀末、獅子心王リチャード1世(ダニー・ヒューストン)率いる十字軍遠征に参加していた弓矢の名手ロビン・ロングストライド(ラッセル・クロウ)は偶然、リチャード1世の戦死を目の当たりにして、数名の仲間と共に戦場を抜け出して、イングランドへの帰還を試みる。
その頃、リチャード1世の弟ジョン(オスカー・アイザック)の親友ゴドフリー(マーク・ストロング)は、フランス側に寝返り、リチャード1世の暗殺を請け負う。
しかし、ゴドフリーが襲撃した相手は、本国に王冠を持ち帰ろうとしていた騎士団だった。
偶然、その場に居合わせたロビン達は、騎士の1人で瀕死のロバート・ロクスリーから王冠を届けることと、ノッティンガム領にいる父親ウォルター卿(マックス・フォン・シドー)に、黙って持ち出した剣を渡して欲しいと頼まれる。
断り切れなかったロビンは、彼に成りすまし、騎士としてリチャード1世の母親アリエノール(アイリーン・アトキンス)にに王冠を渡す。その瞬間から、ジョンは王として即位するのだった。
ロビンは自らの正体がばれる前に、ロンドンを去り、ロバートとの約束を果たすべくノッティンガム領を訪れる。
d0030824_2334896.jpgそこには、ウォルター卿とロバートの妻マリアン(ケイト・ブランシェット)がいた。
剣を届けたロビンを気に入ったウォルター卿は、彼に意外な提案を持ちかけるのだった。
一方、ゴドフリーは暗殺現場を見たロビンの抹殺、さらにはフランスのイングランド侵攻を兼ねた混乱を起こそうと企んでいた。

<作品解説>
ロビン・フッドといえば、日本でも名前だけは結構知られているメジャーな人物です。その生き様はイングランドの伝説的な人物アーサー王と同じように、後世の後付的な物語が大半を占めています。
おそらくは1200年前後辺りの人物だとは言われながらも、モデルとなった人物が複数存在していた様で、人物像は定かではありません。もっとも、ミステリアスであるからこそ、様々な物語が作られ、現在に置いても楽しめるわけです。
そんなロビン・フッドですが、過去にも何度も映像化され、一番メジャーなのはやはりショーン・コネリーとケヴィン・コスナーが演じたものでしょうか。
されど、それらのロビン・フッドは、いわゆる義賊として成立したロビン・フッドの物語ですが、本作はロビン・フッドが如何にして義賊になったか?という前日譚になっています。
さて、物語は十字軍遠征に出ていたイングランド軍が、本国への帰途で城を攻め落としているところから始まります。ロビンは弓矢の名手ながらもただの一兵卒に過ぎず、傭兵のような立場といえるでしょう。
そんな城攻めの最中にリチャード1世は戦死、他の兵達の帰国で混乱する前に戦場を抜け出したロビンとその仲間を待っていたのは、偶然の出会いの数々と戦いです。
フランス王の姪を愛人にしているリチャード1世の弟ジョンは、プライドだけは高く、フランスのスパイであったゴドフリーの話を鵜呑みにして増税するために混乱を招く大バカですが、本作での描かれ方は後にロビンがロビン・フッドになるための布石としてシンプルにイヤな人物となっていました。
この辺りはロビン・フッドの物語の中では定番で、リチャード1世の勇猛果敢なあだ名「獅子心王」とは対照的に、領地失いの「失地王」、ついでに言えばイングランド史上最低最悪の王と呼ばれた愚かさがにじみ出ています(それにしてもこの手の王は、なぜに髪の毛がくるくる?)。
映像全体は、リドリー・スコット監督らしく、カメラワークもゴチャゴチャせずに見やすい構成。さらに、壮大な風景や大部隊の移動など迫力も十分です。
ストーリー展開も140分の長さながら、テンポ良くまとめられており、手堅い印象。
「グラディエーター」ほどの感動作ではないですが、ツボを押さえた歴史大作と言えるでしょう。

<見どころ>
この手の作品となると、どうしても戦闘シーンが見どころになってしまいます。
城攻め、船団の数、騎兵による凄まじい戦い。
されど、ロビンとマリアンの淡いロマンスもなかなか雰囲気が良いかな。

<出演者>
すっかり、リドリー・スコットのお気に入りとなったラッセル・クロウですが、こういう役は似合いますね。
スマートじゃないし、顔も見るからに荒くれ者。
でも、やっぱりはまるんだな、これが。
ヒロインを演じたのは演技派のケイト・ブランシェット。取り立てて美人というわけじゃないんですが、この人の演技は落ち着いていていいですね。
マーク・ストロングの悪辣ぶりはぴったり。
個人的にはリトル・ジョンを演じたケヴィン・デュランドが妙に気に入りました。

<総評>
実に手堅い作品です。シンプルなストーリー、迫力ある戦いと大作としての要素はたっぷり。
もちろん、大作ですがちょっとまとめすぎた感じも受けます。
ロビン・フッド自体が歴史的人物というよりは、伝説として子供にも楽しめる物語という側面が強すぎるため、ピンチになるシーンが欠如しているんですね。
言うなれば、安心してみることが当たり前になっていて、若干起伏が足りなかったかも。
とはいえ、それを補って余りある迫力なので、大画面なら十分に楽しめる作品です。

<関連作品>
ロビン・フッド (1922)
ロビンフッドの冒険
ロビン・フッド (1952)
ロビン・フッド (アニメ・1973)
ロビンとマリアン
ロビン・フッド (1991)
ロビン・フッド (1991)
ロビン・フッド (2010)

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by syosei7602 | 2010-12-11 23:52 | 戦争/歴史/時代劇
SPACE BATTLESHIP ヤマト
d0030824_0381084.jpg『SPACE BATTLESHIP YAMATO』 日本/2010
監督:山崎貴
出演:木村拓哉 黒木メイサ 柳葉敏郎 緒形直人 西田敏行
高島礼子 堤真一 橋爪功 池内博之 マイコ 矢柴俊博
波岡一喜 三浦貴大 斎藤工 山崎努



公開時コピー
日本人が初めて世界に挑むSFエンターテインメント

SFアニメとして今なお根強い人気を誇る傑作「宇宙戦艦ヤマト」の初めての実写作品。
監督は「BALLAD 名もなき恋のうた」の山崎貴。
出演は「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」の木村拓哉、「クローズZERO II」の黒木メイサ、「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」の柳葉敏郎、「火天の城」の緒方直人、西田敏行、「君が踊る、夏」の高島礼子、「クライマーズ・ハイ」の山崎努など。
主題歌はスティーヴン・タイラー。

<あらすじ>
d0030824_0382925.jpg西暦2194年、外宇宙に突如として現れた謎の異星体ガミラスが侵攻してくる。
5年後、ガミラスによる放射性物質を含んだ遊星爆弾によって、地球は放射能による滅亡の危機に瀕していた。地球防衛軍の最後の艦隊は火星付近で地球艦隊司令・沖田十三(山崎努)の艦を残し、壊滅してしまう。
その頃、元防衛軍戦闘機パイロットの古代進(木村拓哉)は、レアメタル採取中に謎の落下物と遭遇する。
古代を助けたのは、地球に帰還してきた沖田の艦だった。
落下物には遥か大マゼラン星雲にあるイスカンダルからのメッセージが入っており、それには地球には無い波動エネルギーに関するテクノロジーの設計図、そして放射能除去装置を渡すというものだった。
d0030824_0384412.jpg沖田は、防衛軍が建造中だった最後の宇宙戦艦ヤマトをイスカンダルに向かわせることを進言し、自ら艦長となる。
古代は戦闘班班長として乗り込み、最後の希望を求めて地球を後にする。その旅はガミラスとの壮絶なる死闘の幕開けになるのだった。

<作品解説>
昨年にようやく復活した「宇宙戦艦ヤマト」。それに続いてまさかの実写化となった「ヤマト」ですが、なぜか英語で「SPACE BATTLESHIP」となっています。まあ、考えようによっては「別物」として製作したと考えるのが妥当かも知れません。
近年は色々とアニメやマンガの実写化が増えていますが、これほどの人気作品を実写化するというのは相当な冒険であり挑戦です。かなり前に「ガンダム」の実写版として「Gセイバー」という泣く子も黙るような出来のものがありましたが、あちらは一応ハリウッド製作でした。
本作は「ALWAYS 三丁目の夕日」などで高いCG合成を手がけた山崎貴監督ということで、期待値はそこそこ、しかし、主演が木村拓哉ということでガッカリ度が増してしまった…というのが正直な感想です。
さて、テレビ版1作目の総集編的な劇場版1作目をベースに、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「完結編」などを混ぜたようなストーリーになっています。
また、キャラクター設定がいくつか変更され、ヒロインの森雪はなぜかブラックタイガーのパイロット、佐渡先生は大きく若返って女性、通信士の相原も女性、ブラックタイガー隊は「古代班」などという怪しげな徒党を組んでいるという状況。
そして、一番の肝であるデスラーとスターシャがどの様になるのか…これは本作の肝でもあるので書けませんが、ある意味実写化という点で正解かもしれません。
映像としては及第点、戦闘シーンも迫力があったんですが、意外と少なかったのが辛いところ。
なにせ、古代と森雪の意味不明なラブロマンスが邪魔をしてしまった。
全体的にファンとしてはツッコミどころ満載、むしろキャスティングをもっと考えるべきでしょう。
お馴染みのテーマ曲、そして声にはアニメ版オリジナルの声優を入れたのは素直に評価したいですね。

<見どころ>
真田さんと斉藤始の組み合わせといったら、あの名シーン。
うーん、個人的にはここが一番再現率高くて良かったかも。
びっくりなアナライザー…思わずツッコミいれました。

<出演者>
木村拓哉はやっぱりキムタクでした。オリジナルの古代の性格設定は全て無かったことになっているし、とにかくこの人の演技力は…言うなれば安っぽい。
スクリーン映えするかもしれませんが、個人的には山田孝之あたりが良かったかも。
ストーリーもこの人に合わせているようにしか思えなかった。
森雪役の黒木メイサ…まあ、ぶっちゃけイメージが違います。違う以上に、性格が変わっていて、要するに今時の女性みたいな感じになっていたのが残念。
一番のはまり役は真田役の柳葉敏郎ですね。声も心なしか似ているし、斉藤始を演じた池内博之とのコンビは良かったかも。
佐渡先生役の高島礼子は言うに及ばず。
そしてネックだったのが山崎努。
どうもなぁ、この人は重さに欠けるというか…生きていたならば緒方拳にやって欲しかった!

<総評>
映像としては頑張っていたのに、ストーリーが木村拓哉と黒木メイサに合わせたものになっていたのが失敗じゃないかと…悪くはないんですが、キャラクターの立て方、アニメの中に合った悲哀感が消し飛んでいました。
続編が作られることはないと思いますが、ビッグタイトルなだけにもっと頑張って欲しかったですね。

<関連作品>
◆アニメ版
宇宙戦艦ヤマト (1作目)
さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち (2作目)
宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち (3作目)
ヤマトよ永遠に (4作目)
宇宙戦艦ヤマト 完結篇 (5作目)
宇宙戦艦ヤマト 復活篇 (6作目)

◆実写版
SPACE BATTLESHIP ヤマト

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by syosei7602 | 2010-12-08 23:07 | SF/ファンタジー/パニック