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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
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by syosei7602 | 2010-07-31 03:36 | 月別更新まとめ
沈黙の戦艦
d0030824_328542.jpg『UNDER SIEGE』 アメリカ/1992
監督:アンドリュー・デイヴィス
出演:スティーヴン・セガール トミー・リー・ジョーンズ
ゲイリー・ビューシイ エリカ・エレニアック パトリック・オニール
ニック・マンキューゾ アンディ・ロマノ デイル・ダイ
トム・ウッド ダミアン・チャパ コルム・ミーニイ


スティーヴン・セガールを一躍、世界的スターに押し上げた邦題「沈黙」シリーズの第1弾。
後に正式なシリーズとなる「暴走特急」が製作された。
監督は「守護神」のアンドリュー・デイヴィス。
出演は「斬撃 -ZANGEKI-」のスティーヴン・セガール、「ノーカントリー」のトミー・リー・ジョーンズ、「イラク -狼の谷-」のゲイリー・ビューシイ、「逃げる天使」のエリカ・エレニアック、「フォー・ザ・ボーイズ」のパトリック・オニール、「沈黙の脱獄」のニック・マンキューゾなど。

<あらすじ>
d0030824_329264.jpg退役を迎えたアメリカ海軍戦艦ミズーリは、ハワイからアメリカへと最後の航海に出る。
ちょうどアダムズ艦長(パトリック・オニール)の誕生日が重なることになり、コックのライバック兵曹(スティーヴン・セガール)はパーティの料理の準備を始める。
しかし、かねてから艦長のライバック贔屓に苛ついていた副艦長のクリル中佐(ゲイリー・ビューシイ)は、ライバックに難癖を付けて、冷蔵庫へと閉じ込めてしまう。
そして、アダムズ艦長にはサプライズパーティがあると言い、艦へのヘリコプター着陸を独断で許可する。
降り立ったのはミュージシャンのストラニクス(トミー・リー・ジョーンズ)達と、女性ダンサーのジョーダン(エリカ・エレニアック)。
艦の乗組員のほとんどを集めてパーティを始めるが、突如ストラニクス達は銃を抜き、瞬く間に乗組員を制圧し、監禁してしまう。
一方、クリル中佐はアダムズ艦長を撃ち殺し、艦の中心を全て奪取する。d0030824_3291147.jpg彼らの目的は、搭載している核弾頭を積んだトマホークミサイルで、ブラックマーケットへ売ることを企んでいた。
その頃、冷蔵庫から異変に気がついたライバックは、見張りをする新兵を説得するが聞き入れて貰えない。
そして、クリル中佐達がライバックを始末しようと完全武装した仲間を向かわせていた。

<作品解説>
セガールの人気を不動のものにした「沈黙」シリーズ第1弾であり、その後のマンネリ化を引き起こした記念すべき作品です。
テロリストに制圧された空間で、1人戦いを挑む…これは「ダイ・ハード」と同じシチュエーションなのですが、実は「ダイ・ハード3」の当初の予定が海上だったそうです。しかし、本作で舞台を取られてしまった為に、製作には至りませんでした。
使用された戦艦は、記念艦として係留保存されている戦艦アラバマの外観をミズーリ風に改装して撮影されています。これがなかなか効果的で、本物の戦艦という舞台が臨場感をアップさせました。
さて、本作で決定的に無敵の男、どんなに一流のテロリストでも雑魚扱いとなってしまう設定が確立されてしまったわけですが、武器の扱い方や爆弾の自作など、色々とこだわりが見られます。
アクションは銃と合気道の半々くらいの割合、そこに巨乳のヒロインが加わるという、ある意味シュールな展開で始まる戦い。
テロリストのリーダー、ストラニクスの悪辣ぶりやセガールのクールさなど、最近の「沈黙」シリーズとは明らかに一線を画したのは、やはり第1弾のなせる技かもしれません。
それにして、どうせヒーローが最後は勝つんだから、という潔い強さっぷりにはスカッとしますね。

<見どころ>
ケーキから飛び出てくるジョーダンの胸とか…。
いやいや、やっぱりアクション映画でも滅多に見られない、ナイフによる戦いはカッコイイ。

<出演者>
セガールの格好良さがピーク…少なくとも「暴走特急」までは。
トミー・リー・ジョーンズの見事なキレッぷりがいいですね。最近の作品ではさすがに見られません。
ゲイリー・ビューシイの悪役ぶりもいいし、エリカ・エレニアックの可愛さも相まって、キャスティングは何気にいいんです。

<総評>
やっぱりね、「沈黙」シリーズでは本作と「暴走特急」が一番まともな作品です。
まともというか、ちゃんと見られるというか。
アメリカ本国ではセガール作品は既に飽きられていますが、日本は「水戸黄門」が延々と新作が作られているような国なので、まず飽きられることはなかったりして。
なにはともあれ、本作はたまに見たくなる1本です。

<関連作品>
沈黙の戦艦 (シリーズ1作目)
暴走特急 (シリーズ2作目)

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by syosei7602 | 2010-07-30 23:59 | アクション/アドベンチャー
リアル鬼ごっこ
d0030824_1205780.jpg『リアル鬼ごっこ』 日本/2007
監督:柴田一成
出演:石田卓也 谷村美月 大東俊介 松本莉緒 吹越満
柄本明 三浦涼介 田中鈴之助 菅原卓磨 渡辺奈緒子
山田能龍 金澤ゆかり 品川徹



公開時コピー
捕まると死刑執行──。
ニッポンの国王が仕掛けた究極の鬼ごっこ。
今、決死のサバイバル・ゲームの幕が開く!!

全国の佐藤さん、
貴方たちはあまりにも多いので、少し数を減らします。


山田悠介の同名デビュー小説の映画化。
スマッシュヒットとなり、続編が製作された。
監督は続編も手がけた「もうひとりいる」の柴田一成、長編デビュー作となる。
出演は「鴨川ホルモー」の石田卓也、「ボックス!」の谷村美月、「クローズZERO II」の大東俊介、「神様のパズル」の松本莉緒、「真夏のオリオン」の吹越満、「孤高のメス」の柄本明など。

<あらすじ>
d0030824_121587.jpg日本にもっとも多い苗字、佐藤。そんな佐藤性を持つ人が次々と怪死するという事件が、全国で続発する。
高校生の佐藤翼(石田卓也)は、幼なじみの佐藤洋(大東俊介)率いる不良達に追いかけられていた。洋はヤクザの子分となり、何かと目障りな翼に常日頃から絡んでいたのだ。
しかし、類い希なる運動神経と俊足の持ち主である翼は、常に逃げ続けて捕まることはない。
翼の悩みは心を閉ざしたまま話すこともない妹・愛(谷村美月)のことだけ。
ある日、油断した翼は遂に洋達に取り囲まれてしまう。だが、その瞬間、周りには誰もいなくなってしまう。いつも連んでいる友達を見つけるものの、彼らは翼のことすらもわからず呆然とする。d0030824_121123.jpgそんな時、走ってくる洋の姿を見つけ翼は逃げ出すが、一向に捕まえてくる気配もなく、あまつさえ翼のことすら知らないという。
そして、洋を追っていたのは、不気味なマスクを被った黒ずくめの人物だった。
洋の説明で、そこが自分がいた日本ではなく、王様が支配し、佐藤という人間を捕まえて処刑する「リアル鬼ごっこ」が繰り広げられている世界だった。


<作品解説>
原作は山田悠介のデビュー作で、100万部を越えたベストセラー小説です。これは映画化前に読んだんですが、誤字脱字が多く、文法上の誤りが多かった為、違った意味でも話題になりました。
映画化とはいうものの、パラレルワールドという世界観や翼と洋の関係、妹の役割など原作とは大きく設定が変えられています。
一番の違いはパラレルワールド同士が繋がっていて、人が死ぬとパラレルワールドの世界の人も死んでしまう点にあります。
わかりやすい設定なんですが、実は矛盾点も大きく生じてしまう羽目になり、やり過ぎた感は否めません。
さて、逃げ足だけは自信があるという主人公・翼は、リアル鬼ごっこ終了3日前にパラレルワールドにやってきます。パラレルワールドでは、家族関係は同じでも、個々の人間性や生活が異なっており、洋は不良学生から生真面目な学生に、妹の愛は入院もしていない健全な人物として描かれています。
そこで翼は同じ佐藤姓である妹や父親を守り、逃げ切った暁に何でも願いを聞いてくれる王様の前に立たなければいけない、というわけです。
ストーリーは逃げるだけ、という至ってシンプルな構造ですが、先に書いたパラレルワールドの相互関係が入った事により、元にいた世界が崩壊しかねない状況になるわけです。
この辺りはもっとシンプルにして、繋がっているのは翼をパラレルワールドの世界へ飛ばした張本人だけにすれば、うまい割り切り感が出た気がしますね。
逃げ続けるとはいうものの、アクションシーンは谷垣健治が関わっているために見応えがあります。

<見どころ>
全体的にスピード感があって、走るという単純行為をおもしろく見せてくれます。

<出演者>
主演の石田卓也が希に見るニキビ顔でビックリ。ある意味高校生らしいですけどね。
谷村美月は元々うまいので言うことはありませんが、柄本明との絡みは少しやばい感じが…。
洋を演じた大東俊介はなんかまぁ…ちょっと半端な感じがします。
松本莉緒の妙な色気だとか、柄本明のやる気無さが目立ってある意味おもしろいかも。

<総評>
映画館で見たら多分、微妙な気持ちになりそうです。
原作のシュールな設定をパラレルワールドで吸収したまでは良かったんですが、もう少し捻った展開が欲しかったですね。
ある意味「スターウォーズ」のパロディとも言えるし。
続編はパワーアップしてそうなので、見たいところです。

<関連作品>
リアル鬼ごっこ
リアル鬼ごっこ2

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by syosei7602 | 2010-07-29 23:57 | アクション/アドベンチャー
ホワット・ライズ・ビニーズ
d0030824_1384088.jpg『WHAT LIES BENEATH』 アメリカ/2001
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ハリソン・フォード ミシェル・ファイファー
ダイアナ・スカーウィッド ジョー・モートン ミランダ・オットー
アンバー・ヴァレッタ キャサリン・タウン ジェームズ・レマー
レイ・ベイカー


公開時コピー
誰かがいる…。
姿なき女の影が、愛を恐怖に変える


「ベオウルフ/呪われし勇者」のロバート・ゼメキス監督によるホラーテイストのサスペンス・スリラー。
出演は「インディ・ジョーンズ」シリーズのハリソン・フォード、「スターダスト」のミシェル・ファイファー、「パーティ★モンスター」のダイアナ・スカーウィッド、「コーリング」のジョー・モートンなど。

<あらすじ>
d0030824_1384863.jpg遺伝子の学者ノーマン(ハリソン・フォード)と湖畔の家で静かに暮らしている妻クレア(ミシェル・ファイファー)。1人娘が大学の寮に入ってしまったことで、クレアの心には穴が空いてしまったかのように、落ち着かなくなる。
ある日、隣の家に引っ越してきたばかりの夫婦が常日頃ケンカを繰り返していることを気にしたクレアは、その家の妻が庭で泣いているのを見つける。
塀越しにしか話さなかった為に、顔はよく見えず不安に駆られるクレア…ある大雨の夜、その夫がトランクに何かを積んでいるのを見つけてしまう。
その次の日から、家の中で妙なことが起こり始める。
d0030824_138547.jpg風も無いのに開くドア、突然起動するパソコン、囁くような声、そしていつの間にか張られたバスタブのお湯とそこに映り込む女性の顔。ノイローゼになりかけたクレアはノーマンに助けを求めるが、ノーマンは2年前の自動車事故の影響ではないかと言うばかりで、本気で取り合わない。クレアはそれが隣の家の妻の霊の仕業だと思い込み、監視を始めるのだが…。

<作品解説>
ハリウッドの名監督に名を連ねたロバート・ゼメキス監督、そしてハリソン・フォード、ミシェル・ファイファーという有名どころが組んだサスペンス。というよりも、むしろホラー映画の要素が大きく、この手の作品にこのキャスティングというのは意外な組み合わせかもしれません。
元ネタというか、モチーフにされているのはヒッチコックやスティーヴン・キングあたりでしょうか。
さて、ストーリーは湖畔の家で夫が出かけている間に1人きりになる妻の恐怖を描いたものです。
隣の家の怪しげな動き、家の中で起きる怪奇現象。様々な要素が絡み合い、意外な展開に!ならないのが不思議なんですけどね…。
ロバート・ゼメキス監督のテクニックが大作向きであることを考えれば、本作の不出来も仕方ないところです。
というのも、古典的な要素で作られた作品でしかなく、目新しい部分がないんですよね。
序盤から中盤にかけての隣人の話は、なかなか興味惹かれる展開ですが、ここからが伸び悩んじゃう。
クライマックスの緊張感がいいだけに、総合的な部分で残念な作品です。

<見どころ>
個々の脅かし方はそれなりですが、終盤は見事。
本作における一番の見どころであり、それしかないと言わしめるくらいに怖いかも。

<出演者>
どことなくやる気なさそうなハリソン・フォード…本作はあんまり気に入ってないのかなあ。
それともこれが本作に合わせたテンションなのかもしれないけど。
ミシェル・ファイファーはうまいですね。
ただ、この人の美しさは30歳前後が一番ピークだったかもしれません。

<総評>
こんなの出てたんだハリソンとミシェルってなもんです。
ゼメキス監督作品の中では間違いなく下から数えた方が早い凡作となりました。
それなりに楽しめるんですけどね、このキャスティングでこれはちょっと勿体ない。
監督とキャスティングに対してシナリオの釣り合いが取れなかったというだけですが、もう少し詰めてくれたらおもしろかったでしょう。

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by syosei7602 | 2010-07-28 23:54 | ミステリ/サスペンス
エボリューション
d0030824_18343.jpg『EVOLUTION』 アメリカ/2001
監督:アイヴァン・ライトマン
出演:デヴィッド・ドゥカヴニー ジュリアン・ムーア
オーランド・ジョーンズ ショーン・ウィリアム・スコット タイ・バーレル
テッド・レヴィン ダン・エイクロイド  ウェイン・デュヴァル
スティーヴン・ギルボーン イーサン・サプリー


公開時コピー
人類へ、よい終末を。

「ゴーストバスターズ」「Gガール 破壊的な彼女」のアイヴァン・ライトマン監督によるSFコメディ。
出演は「X-ファイル」シリーズのデヴィッド・ドゥカヴニー、「美しすぎる母」のジュリアン・ムーア、「ダレン・シャン」のオーランド・ジョーンズ、「バレット モンク」のショーン・ウィリアム・スコット、「インクレディブル・ハルク」のタイ・バーレル、「ジェシー・ジェームズの暗殺」のテッド・レヴィンなど。

<あらすじ>
d0030824_184231.jpgある夜、アリゾナ州の砂漠地帯に隕石が落下し、たまたま、消防士の実地試験対策をしていたウェイン(ショーン・ウィリアム・スコット)の車を派手に破壊してしまう。
次の日、近くの大学で生物学を教えるアイラ(デヴィッド・ドゥカブニー)と悪友で地質学を教えるハリー(オーランド・ジョーンズ)が落下現場を訪れ、そこで謎の液体を採取して持ち帰ることに。
ところが、そこには未知のDNAが付着しており、瞬く間に単細胞へと進化して増殖していく。
ノーベル賞ものだと意気込んだ2人は、次の日、学生達を連れて再び落下現場へ…驚くべき事に、そこには奇妙な軟体生物と昆虫のようなものが跋扈していた。
大喜びの2人だったが、その事態を知った政府は軍隊を派遣して一帯を封鎖してしまう。
d0030824_184937.jpg軍のキャンプに乗り込んだアイラ達を待っていたのは、アイラと旧知のウッドマン将軍(テッド・レヴィン)とアリソン(ジュリアン・ムーア)という生物学者だった。ウッドマン将軍は、アイラが過去に起こした軍での不祥事をネタに彼らを追い出してしまう。だが、軍の管理の甘さから生物は更なる進化を遂げていき、思わぬ事態を引き起こす。

<作品解説>
アイヴァン・ライトマン監督といえば、「ゴーストバスターズ」をはじめ、シュワちゃん主演のコメディ「ツインズ」などのヒット作品を手がけたコメディの辣腕監督です。
そんな監督の作品の中でも意外なほどにケチが付いたのが本作…「X-ファイル」シリーズで宇宙人ネタと言えばデヴィッド・ドゥカブニーという図式を持ってきて、コメディにしたまではよいものの評判は芳しくない出来となりました。
さて、物語は隕石の落下から始まります。
そこには未知のDNA、急速な進化、そして異常な繁殖力で増殖し、アリゾナ州の砂漠に張り巡らされた地下坑道を使って広まっていきます。
主人公のアイラは過去に軍隊である事をやらかして、辺境とも言える大学で講義を持ち、研究する日々。
しかし、人格はエロで下品、わがままでケツを出すことも厭わず、さらに同僚のハリーもまたアリソンをネタに下ネタばかりを言っています。
まあ、下ネタを言うのはわかるんですが、これと怪しい生物との繋がりがどうでもよくて、要するストーリー上は別に何だっていいじゃないかと思っちゃうわけです。
ただし、生物の進化の過程なんかは意外としっかり考証されているし、CGも当時としてはそれなりに見られるくらいのクオリティがあります。
ギャグはアメリカンなセンスなので、わかる人は楽しいくらいでしょうかね。
それにしても見ていて思ったのは「トレマーズ」が常に脳裏に蘇ることかも(笑)。

<見どころ>
生物たちは結構きもちわるいし、うにょうにょ動いているし、クリーチャーの発想としてはいいかも。
クライマックスは下品以外のなにものでもありませんがね。
しかし、ケツから入った生物が足あたりで暴れるって…どっか食い破られてませんかねぇ。

<出演者>
「X-ファイル」シリーズで人気を博したデヴィッド・ドゥカブニーですが、すでにモルダー捜査官という固定イメージが付いてしまったのが悲しい限り。しかし、本作でのキャラクターはモルダーを打ち破るためには良かった気がします。
ジュリアン・ムーアのサバサバした演技や、オーランド・ジョーンズがちょっとクリス・タッカーぽく思えたりしちゃっても、コメディだし許容範囲が広がっちゃう。
それにしてもショーン・ウィリアム・スコットって、なんでこういう半端な役が似合うんだろ。

<総評>
結構笑えたので、個人的には気に入っている作品です。
アメリカンジョークを楽しむと思えば、それでOK。
好き嫌いがハッキリ出ちゃいますが、おバカなB級を求めている人にはいいかもしれません。

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by syosei7602 | 2010-07-27 23:53 | SF/ファンタジー/パニック
デジャヴ
d0030824_162667.jpg『DEJA VU』 アメリカ/2006
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン ポーラ・パットン ヴァル・キルマー
ジム・カヴィーゼル アダム・ゴールドバーグ エルデン・ヘンソン
エリカ・アレクサンダー  ブルース・グリーンウッド
エル・ファニング マット・クレイヴン  ションドレラ・エイヴリー


公開時コピー
[デジャヴを、操れ──]

「サブウェイ123 激突」のトニー・スコット監督が、デンゼル・ワシントンとタッグを組んだSFサスペンス。
製作はヒットメーカーとして名高いジェリー・ブラッカイマー。
出演は「ザ・ウォーカー」のデンゼル・ワシントン、「ミラーズ」のポーラ・パットン、「バッド・ルーテナント」のヴァル・キルマー、「パッション」のジム・ガヴィーゼル、「パリ、恋人たちの2日間」のアダム・ゴールドバーグなど。

<あらすじ>
d0030824_163350.jpg2006年2月28日、ニューオリンズ。全米最大のカーニバル“マルディグラ”を祝うため、海軍基地から500名を越える水兵とその家族がフェリー、スタンプ号に乗り込む。
しかし、出港直後にフェリーは爆発して轟沈、543名もの死傷者が出てしまう。
FBI捜査官プライズワーラ(ヴァル・キルマー)に呼び出されたATF(アルコール・タバコ・火器局)の腕利き捜査官ダグは、現場に派遣され捜査を始める。その結果、爆発は意図的なものであり、テロの可能性が強くなるのだった。
一方、事故の直前に海でクレア(ポーラ・パットン)という女性の遺体があがっていた。遺体は事故で亡くなったかのような痕が残っていたが、その女性をみたダグはなぜか、彼女を知っているという感覚に襲われる。
彼女の部屋にやってきたダグは、そこで冷蔵庫のマグネット文字で書かれた「君は彼女を救える」という文字を目にし、彼女がなんらかの事情でテロに関係していたことを確信する。
プライズワーラの元にやってきたダグが彼女の事を話すと、d0030824_164274.jpg政府が極秘開発していたある機器を見せられる。
それは「タイムウィンドウ」というもので、特定の場所の過去の4日と6時間前を遡って見られるという驚くべき物だった。
ダグは、クレアがどのようにして事件に関わっていたか、タイムウィンドウで足跡を追い始めるが…。

<作品解説>
公開当時に見ようと思っていたら、どこかの掲示板でネタバレをしていたので見る気を無くしたという…どうでもいい理由で見逃していた作品です。
しかし、実際見てみるとネタバレ部分は上記のあらすじ部分くらいまでで、かなりおもしろい作品でした。
まず、映像が見事、サスペンスとしての面白さ、タイムトラベルものの意外性、そしてラストの締め方などが秀逸。
こういったタイムトラベルには矛盾が付きものですが、本作も例に漏れず矛盾が生じます。しかし、伏線の張り方と回収の仕方がうまいのでそれほど破綻がなく、許容範囲内にうまく収まっています。
さて、タイムウィンドウなる超絶なテクノロジーで、テロに巻き込まれたとされる女性クレアを監視することになったダグ。
タイムウィンドウは過去を再現する機械であり、膨大なパワーを必要とするために、4日と6時間前のみしか再現できません。
つまり、監視していても見逃せばそこで終わりという制限があるわけです。
また、タイムウィンドウの車載用も存在し、4日前の行動を見ながら移動することができたりして、ある意味リアルタイムな追跡は意外性に満ちて実に面白いシーンです。
ラストのまとめ方は近年のタイムトラベルものとしては、優秀な部類にはいりますね。
トニー・スコット監督らしいド派手なアクションもあり、サスペンスとしてのおもしろさも相まって楽しめます。

<見どころ>
タイムウィンドウのビジュアルは必見。
そして先述しましたが、これを使っての追跡シーンは過去を追っているという不可思議さも加わって、見どころたっぷりです。
クライマックスの緊張感もいいですね。

<出演者>
監督と相性がいいのか、デンゼル・ワシントンもそつなく役をこなしています。
「マイ・ボディーガード」は原作を知っているだけにどうかと思いましたが、やっぱりこの人はうまい。
ハル・ベリーぽいポーラ・パットンも好演。出演作が少ないんですが、魅力的な女優です。
ヴァル・キルマーは本作では意外性もなく、普通に助演でした(笑)。
この後に「マインド・ハンター」あたりを見ると笑えるかもしれません。

<総評>
なんだかもっと早く見ていれば良かった、と思った作品です。
タイトルの「デジャヴ」は本作をうまく表していますね。
このタイトルじゃないと、実は成立しないストーリーだったりします。
オススメです。

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by syosei7602 | 2010-07-26 23:59 | ミステリ/サスペンス
アデル/ファラオと復活の秘薬
d0030824_2164855.jpg『THE XEXTRAODINARY ADVENTURES OF
              ADELE BLANC-SEC』 フランス/2010
監督:リュック・ベッソン
出演:ルイーズ・ブルゴワン マチュー・アマルリック
ジル・ルルーシュ ジャン=ポール・ルーヴ フィリップ・ナオン
ニコラ・ジロー ジャッキー・ネルセシアン  ムーサ・マースクリ
ロール・ドゥ・クレルモン=トネール

公開時コピー
突き進め。
幻の秘薬を求め、エジプト“王家の谷”から
パリ“ルーヴル美術館”へ──


フランスで人気のコミックスシリーズを実写化したアドベンチャーコメディ。
監督は「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」のリュック・ベッソン。
出演はフランス映画界で活躍を始め、本作で日本初お目見えとなったルイーズ・ブルゴワン、「007/慰めの報酬」のマチュー・アマルリック、「PARIS(パリ)」のジル・ルルーシュ、「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」のジャン=ポール・ルーヴ、「ハイテンション」のフィリップ・ナオン、「96時間」のニコラ・ジロー、「パピヨンの贈り物」のジャッキー・ネルセシアンなど。

<あらすじ>
d0030824_2165584.jpg1911年、パリ。
ある夜、博物館に展示してある翼竜の卵がふ化し、夜の街に飛び出してしまう。
そして、ダンサーと帰宅中の前知事が乗った車が翼竜に襲われ、セーヌ川に転落してしまうのだった。
一方、世界の不思議と秘宝を追う女性ジャーナリスト アデル(ルイーズ・ブルゴワン)は、編集者からインカ帝国の生き残りを取材するためにペルーへ向かうよう言われていたが、それを一切無視してエジプトに来ていた。
彼女の目的は、王家の谷に眠るラムセス二世の主治医だったミイラを見つけ出すこと。
首尾良く、墓の隠し扉を発見し、盗賊も退けたアデルはミイラの入った棺を発見する。しかし、彼女の後を追って、宿敵で冷酷非情なマッドサイエンティスト デュールヴー教授(マチュー・アマルリック)に行く手を阻まれる。
d0030824_217561.jpgその頃、パリでは翼竜による騒ぎが拡大していた。
大統領はすぐに騒ぎを治めるように言い、その命令はカポニ警部(ジル・ルルーシュ)に下される。
カポニは翼竜に詳しいエスペランデュー教授(ジャッキー・ネルセシアン)の元を訪れるが、思いも寄らない事態が待ち受けていた。


<作品解説>
予告編と久々のリュック・ベッソンによる監督作品として気になっていた作品です。
女性版インディ・ジョーンズか!?と楽しみにしていたのですが、見てみればアドベンチャーは冒頭のみでした。
コミックが原作とは知らなかったので、ここまでコメディとは思いませんでした。でも、マンガのノリで終始するという展開で、これはこれで面白かったかな。
しかし、公開1ヶ月経たずして、スクリーンが縮小されたのがわからんでもないです。
さて、主人公のアデルは美人というよりは元気がいい感じのサバサバした性格のキャラクターです。
彼女の目的は不慮の事故で思考と活動が停止してしまった妹を助けるため、古代エジプトの医者から治療方法を聞き出すこと。
その為に、エジプトの王家の谷からミイラを拝借しようという、トンデモ設定…あまつさえ、復活させようとするわけです。そこに現れたのが、宿敵デュールヴー…見てくれからしてやばそうなこのオッサンとアデルの対比がおもしろいんですが、残念なことに本作でデュールヴーと対決するのは冒頭のみ。
「レイダース」のルネ・ベロックの様なキャラクターなのに、出てくるだけってどうよってなもんです。
主な舞台はパリになり、翼竜を復活させたエスペランデュー教授を助けるための四苦八苦する、これが全て。
あとは、アデルの可愛さだけが振りまかれて終わりとなります。
一応、もう1人の主人公っぽいカポニ警部も活躍?しますけど、今ひとつだったかな。
続編が出るようなラストだったので、次作に期待ですかね。

<見どころ>
活発で言いたいことをズケズケと言うアデル自身は魅力的。
一番の見どころとなると男目線で言えば、お風呂のシーン…いやぁ、この人すごい綺麗な体しているんですよ。

<出演者>
ルイーズ・ブルゴワン、どことなく覚えやすい感じでアデルというキャラクターにはまっていました。
元々はフランスのお天気お姉さんみたい人らしいですね。
しかし、あっさりと裸になっていたけど、見て納得…文句なしです。
マチュー・アマルリックのデュールヴー役はすごかったなぁ。顔が全然わからんくらいになってます。
カポニ警部を演じたジル・ルルーシュのとぼけた感じもいいですが、妹を演じたロール・ドゥ・クレルモン=トネールはある意味熱演じゃないかと。
ジャッキー・ネルセシアンは「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムにしか見えんぞ。

<総評>
リュック・ベッソン作品としては、異例の方向性というべきでしょうか。
なにせ、ベッソンがいつもヒロインに据える女優のように、痩せぎす貧乳じゃないところが意外過ぎる。
ノリとしては悪くないし、ルイーズ・ブルゴワン演じるアデルをもう一度、ちゃんとしたアドベンチャーで見たい気がするわけです。
あのラストからどう繋がるのか、結構気になるところです。

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by syosei7602 | 2010-07-24 23:16 | コメディ/パロディ
ラブリーボーン
d0030824_1124468.jpg『THE LOVELY BONES』 アメリカ/2009
監督:ピーター・ジャクソン
出演:マーク・ウォルバーグ レイチェル・ワイズ スーザン・サランドン
スタンリー・トゥッチ マイケル・インペリオリ シアーシャ・ローナン
ローズ・マクアイヴァー クリスチャン・トーマス・アシュデイル
リース・リッチー キャロリン・ダンド
受賞:放送映画批評家協会賞/若手俳優賞(2009)

公開時コピー
ピーター・ジャクソン監督が贈る
全世界感涙のベストセラー原作、2010年の感動超大作


アリス・シーボルド原作の同名ベストセラー小説の映像化。
監督は「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のピーター・ジャクソン。
製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ。
出演は「マックスペイン」のマーク・ウォルバーグ、「ナイロビの蜂」のレイチェル・ワイズ、「スピード・レーサー」のスーザン・サランドン、「ジュリー&ジュリア」のスタンリー・トゥッチ、「オフィスキラー」のマイケル・インペリオリ、「つぐない」のシアーシャ・ローナンなど。

<あらすじ>
d0030824_1131237.jpg1973年、優しい両親と妹弟に囲まれ、幸せに暮らす14歳の少女スーザン(シアーシャ・ローナン)。
趣味のカメラで家族達を撮ったり、父親のジャック(マーク・ウォルバーグ)とボトルシップを作ったりと日々の楽しみは尽きない。
そんなある日、学校で憧れていた先輩のレイ(リース・リッチー)からデートに誘われる。
喜びを胸に家路へと向かうスーザンは、帰り道で農閑期のトウモロコシ畑で隣人のハーヴィ(スタンリー・トゥッチ)と出くわす。
ハーヴィはトウモロコシ畑にあるものを作ったといい、見に来るようスーザンを誘う。渋っていた彼女だが、ハーヴィの話術にはまり、つい見に行ってしまうのだった。
一方、スーザンの家では、ジャックと妻のアビゲイル(レイチェル・ワイズ)が帰りの遅い彼女を心配して、警察d0030824_1131920.jpgへの捜索願いを出していた。
しかし、スーザンは家へ帰ろうとした矢先に殺されており、その魂は天国への入口へとやってきていた。
警察の捜査が始まるものの、ハーヴィに捜査の手が伸びることはない。自分の死を理解したスーザンはただひたすら、家族を見守るしか術がなかった。

<作品解説>
「ロード・オブ・ザ・リング」3部作、「キング・コング」で名実共にヒットメーカーとなったピーター・ジャクソン。
そんな彼が何を思ったか、自らの映像センスを駆使して撮られたのが少女趣味が発揮された?本作です。
原作は未読なので、どこまで再現しているのかは全くわかりません。
死後の世界を圧倒的なビジュアルで想像し、映像化した点は素晴らしいのですが、本作はどう転んでも彼のキャリアから言えば「失敗作」となってしまうのが残念。
全体的には悪くはないんですが、圧倒感に欠けますね。
さて、主人公スージーは14歳にして、隣人のサイコ野郎に殺されてしまいます。
その後、彼女は天国の入口までやってくるんですが、「ゴースト」の様に犯人を直接的に示唆するといったような、超常現象を起こしたりしません。
あくまでも死者として、家族を見守り、時には届きそうな叫びを発するだけなのです。
これが妙に現実的で切なく、自分の家族関係が崩壊する様を目の当たりにしてしまったりと、美しい映像とは裏腹な展開。
犯人であるハーヴィは、虎視眈々と次の獲物について考えはじめている始末。この展開はサイコサスペンスじゃないか、と…。
何せ、ハーヴィがスージーを殺した後のシーンがリアルにグロすぎます。
彼女がどう殺されたか、警察がどうするのか、という部分は思い切り端折られていて、ラストの微妙な感じに。
ただまあ…原作での殺され方はえぐそうなので、端折られて正解かもしれません。
一方で、スージーがキスに憧れたり、初恋相手のレイが彼女が死んだあとも想い続けていたりと、真っ向勝負で赤面するようなエピソードが含まれているわけです。
この赤面エピソードからシリアスなその後の展開に至るつなぎが秀逸なわけで、このお陰で本作が駄作と言えない訳でもあるのです。
家族の崩壊、そして再生を丁寧に描いている点には好感が持てますが、2時間超は冗長気味でした。

<見どころ>
序盤、ハーヴィとスージーのシーンは背筋が寒くなります。
映像がキレイなだけに、犯人の登場部分はざわつきますね。
天国のシーンは見事です。
幻想的で美しく、時にはそれらが変化していくところは圧巻。

<出演者>
マーク・ウォルバーグ、レイチェル・ワイズは好演していますが、犯人ハーヴィを演じたスタンリー・トゥッチの殺人鬼ぶりは気持ち悪いくらいです。
アカデミー賞では助演男優賞のノミネートされました。
スーザン・サランドンは、ワイルドに登場。
似合いますねぇ。
そして、シアーシャ・ローナン。
なに、この反則的な美少女ぶり…とばかりに、現代では絶滅したような?初恋とキスに憧れるスージーを好演しています。
妹リンジーを演じたローズ・マクアイヴァーもいいですね。
実は彼女が見せ場を作ってくれます。

<総評>
痩せて男前になったピーター・ジャクソン…太っていた頃はマイケル・ムーアと区別が付かなかったのに(笑)。彼もチョロッと出演しています。
それにしても映像センスはやっぱりいいなぁ、と思ってしまうのです。
内容としてはシリアスだし、ラストもちょっと物足りなさを感じますが、ジャクソン監督のファンなら押さえておくべき一本。
そして、シアーシャ・ローナンを見るだけでも価値がありますね。

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by syosei7602 | 2010-07-22 23:49 | ヒューマン/ドラマ
センター・オブ・ジ・アース
d0030824_213484.jpg『JOURNEY TO THE CENTER OF THE EARTH 3D』
アメリカ/2008
監督:エリック・ブレヴィグ
出演:ブレンダン・フレイザー ジョシュ・ハッチャーソン
アニタ・ブリエム セス・マイヤーズ ジャン・ミシェル・パレ
ジェーン・ウィーラー フランク・フォンテイン


公開時コピー
冒険SFの父ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」
最新3D技術で脅威の映画化!!


ジュール・ヴェルヌの冒険小説「地底旅行」をベースに、現代を舞台に置き換えて映像化。
監督は「メン・イン・ブラック」で特撮監修を手がけたエリック・ブレヴィグ。
出演は「ハムナプトラ」シリーズのブレンダン・フレイザー、「ダレン・シャン」のジョシュ・ハッチャーソン、「サイコ・シスター ~呪われた修道女~」のアニタ・ブリエムなど。

<あらすじ>
d0030824_2131142.jpg地質学の研究者で大学教授のトレバー(ブレンダン・フレイザー)は、10年前に地質研究に出かけて行方不明になった兄マックスの遺志を継いで、地球内部の研究に明け暮れていた。
ある日、マックスの息子で13歳になるショーン(ジョシュ・ハッチャーソン)を預かることになる。
ショーンと一緒に、義姉から預かったマックスの形見を懐かしんでいたトレバーは、その中にジュール・ヴェルヌの「地底旅行」を見つける。
小説のあちこちに書かれたメモを見たトレバーは、それが地底の活動と関係があると推測し、地底観測器の数値を調べる。
すると、10年前にマックスが行方不明になった時とほぼ同じ数値が出ていることがわかる。
トレバーはすぐにでも向かう準備をするが、ショーンもまた父親が何を研究していたのかを知りたがり、共にマックスが最後に向かったと思われるアイスランドへ急遽向かうことになる。
d0030824_2132413.jpgマックスの知り合いであるアイスランドの地質学者の研究所を訪れた2人だったが、その人物は既に他界していた。その代わり、娘で山岳ガイドのハンナ(アニタ・ブリエム)が2人を地底観測器の設置場所まで案内することに。
しかし、突然の落雷で3人は洞窟に閉じ込められてしまうのだった。

<作品解説>
今でこそ「アバター」によって3D作品は黎明期とも言える時期に来ていますが、本作はそれ以前に制作された3D映像によるアドベンチャームービーです。
大ざっぱに解説すると、テーマパークの延長線上にあるような映画であり、「アバター」のように映像美として楽しむよりも、スピード感や飛び出し感といった点が中心となっています。
これがシンプルに楽しめる3D感であり、映像としては成功といえるでしょう。
さて、ストーリーはジュール・ヴェルヌの名作「地底旅行」をベースに、主人公トレバーが兄の足跡を追って、甥っ子と美人ガイドと共に地底を巡る物語です。
ジュール・ヴェルヌの物語が実体験を元にしていると信じる人物は「ヴェルニアン」と呼ばれるなど、ちょっとしたヴェルヌ崇拝の小話が差し込まれたりして、ヴェルヌそのものに対しての客観的な視点があったりしておもしろいですね。
映像としてはCGが甘いところもありますが、ファミリー向けの作品であり、3Dということでわざとらしくなっているように感じます。
ストーリーよりも映像としての面白さを楽しむものなので、あえてツッコむまでもないでしょう。

<見どころ>
中盤のジェットコースター的な映像は純粋におもしろい。
これを3Dで見たらさぞかし楽しかったに違いありません。

<出演者>
いまいちパッとしない俳優ブレンダン・フレイザー。
なんかB級アクション専門になっちゃう気がします。
その一方で子役のジョシュ・ハッチャーソンは、それなりにキャリアを重ねていますね。
ヒロインを演じたアニタ・ブリエムは、なかなか美人の女優ですが出演作はほとんどありません。

<総評>
3Dになると映像に対してのこだわりが強くなりすぎるのか…「アバター」や「タイタンの戦い」もストーリーとしては、ありきたりのものでした。
本作も同様ですが、ベースが「地底旅行」であり、対象がファミリー向けという分だけ救われています。
映像とストーリーの両方が見事、というものが未だにありませんが、これからに期待です。

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by syosei7602 | 2010-07-21 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
CAT SHIT ONE -THE ANIMATED SERIES-
d0030824_0431315.jpg『CAT SHIT ONE -THE ANIMATED SERIES-』 日本/2010
監督:笹原和也
声:土田大 日野聡





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可愛い顔して、
容赦ねぇ


動物を各国の人種に当てはめて擬人化し、ハードな戦争ストーリーを展開する、小林源文原作の同名コミックシリーズのフルCGアニメ化。公開に先立ち、YouTubeにて22分全編を先行配信している。
監督はソニー主催のデジタル・エンタテインメント・プログラムでベストアワードを受賞し、大ヒットゲームシリーズ「バイオ・ハザード CODE:Veronica」のムービー制作を手がけた笹原和也。
声は「劇場版 忍者戦隊カクレンジャー」の土田大、「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」の日野聡。

<あらすじ>
d0030824_0433026.jpg民間軍事会社に所属する傭兵チーム“Cat Shit One”のリーダーで凄腕のパッキーと部下のボタスキーは、中東某国の民兵組織に誘拐された社員3名を偶然にも発見する。
援軍が来るまで静観するはずだったが、気が立っている民兵に1人は撃ち殺され、さらに1人が激しい暴行に遭う。
現状を重く見たパッキーは、命令を無視して救出作戦を強行すると言い、d0030824_0433866.jpg反対するボタスキーに狙撃による援護を任せて単身、民兵組織の基地に向かっていく。
敵は15名以上、ボタスキーの見事な狙撃で、パッキーは臆することなく人質が囚われている建物まで迫るのだが…。

<作品解説>
動物を各国の人種になぞらえて当てはめるという、少し変わった戦争マンガのCGアニメとなります。
主人公達はデフォルメされたウサギであり、これは「USA GI」からの語呂合わせ。
本作では主にウサギ対ラクダ(アラブ)という構図になっており、動物たち自体がシャレであり皮肉になっています。
動物を擬人化といえば、真っ先に田河水泡の「のらくろ」を思い出したのですが、「のらくろ」がコメディであったのに対し、本作はハードな展開、武器の描写、動きなどはハリウッド映画顔負けの演出が持ち味となっています。
さて、劇場公開作品でありながら22分という非常に短い尺。
しかし、アクションに特化した映像はテンポがよく、また主人公達のウサギが格好いい!
セリフの言い回しはいかにもアメリカンな感じで、どことなく「特攻野郎Aチーム」なんかを思いだしてしまいます。
戦闘シーンは非常に派手で、この手のアクション映画をよく研究したと思われるカメラワークが秀逸。
言うなれば、アクション映画の一番おいしい部分だけを抜き出したような展開ですね。
CGも素晴らしく、さらりと楽しめる良作です。

<見どころ>
全編見どころみたいなもんですが、パッキーの戦闘シーンはカッコイイこと、この上なし。
クライマックスも派手にやってくれます。

<その他>
パッキーを演じた土田大の声がすごく男前!
これぞ声優の技って感じでいいですね。
対照的な日野聡もベストキャスティングでしょう。

<総評>
映像レベルはとにかく高い。
これだけのCGができるなら、邦画における実写への合成も、もっとマシになると思うんですが…。
シリーズ化してもらいたい作品です。

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by syosei7602 | 2010-07-20 23:51 | アニメ/CG