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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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2010年6月現在 公開中作品レビュー
アイアンマン2 ◆アウトレイジ ◆ザ・ウォーカー ◆告白 ◆セックス・アンド・ザ・シティ2 ◆ダブル・ミッション ◆ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション

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by syosei7602 | 2010-06-30 23:59 | 月別更新まとめ
デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~
d0030824_223335.jpg『DUPLICITY』 アメリカ/2009
監督:トニー・ギルロイ
出演:ジュリア・ロバーツ クライヴ・オーウェン トム・ウィルキンソン
ポール・ジアマッティ デニス・オヘア  トーマス・マッカーシー
キャスリーン・チャルファント ウェイン・デュヴァル
ダン・デイリー リサ・ジラン  リック・ワーシー


公開時コピー
これは、生き残りをかけた“企業諜報合戦”

「ボーン」シリーズの脚本を務め、「フィクサー」で注目されたトニー・ギルロイ監督によるクライムサスペンス。
出演は「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」のジュリア・ロバーツ、「ザ・バンク 堕ちた巨像」のクライヴ・オーウェン、「ワルキューレ」のトム・ウィルキンソン、「ブラザーサンタ」のポール・ジアマッティ、「ミルク」のデニス・オヘアなど。

<あらすじ>
d0030824_2231533.jpg5年前、ドバイ。MI6の諜報員レイ(クライヴ・オーウェン)は、領事館のアメリカ独立記念パーティーに来ていた美女(ジュリア・ロバーツ)を口説き落とす。
しかし、彼女はレイの持っていた機密情報を持って姿を消してしまう。
そして現在、レイはトイレタリー業界で躍進を続けるエクイクロム社の産業スパイチームの一員として、最初の任務についていた。
その任務とは、CEOガーシック(ポール・ジアマッティ)による命令で、ライバル企業B&Rの新製品を探るためにB&Rに潜入しているスパイとの接触だった。
しかし、待ち合わせ場所にいたのは5年前、レイから機密情報を奪って消えたクレアで元はCIAの諜報員だったのだ。
立ち去る彼女に追いついたレイは、5年前の事について質問するが、彼女は平然と記憶にないと言い返す。だが、そのままでは終われないレイは、自分の部下としてスパイ活動を続けなければB&Rに密告すると告げる。
渋々、レイの言葉を受け止めたクレアは、d0030824_2232455.jpgB&RのCEOタリー(トム・ウィルキンソン)が下書きした原稿を渡す。そこには最重要機密扱いの新商品に触れられていた。
タリーを出し抜きたいガーシックは、レイ達に何としても9日後の株主総会までに新商品の秘密を暴くよう命令する。

<作品解説>
今やスパイものとしてまともな作品となったのは「007」や「ボーン」シリーズのみとなりましたが、「007」は資金難により次作が凍結されるという憂き目に遭っています。
そんな中、スパイとラブストーリー、そしてちょっとしたコメディ要素を盛り込んだのは本作となります。
かつては人気女優だったジュリア・ロバーツもすっかり落ち着いてしまいましたが、その容姿は変わらずといったところでしょうか。
さて、元MI6と元CIAという一見、仲の良さそうな諜報部同士の組み合わせですが、MI6のレイは色香に迷っていきなり出し抜かれるという展開。
そして、オープニングではエクイクロム社のCEOガーシックとB&R社のCEOタリーのつかみ合いの喧嘩から始まります。
壮絶な企業戦争というイメージですが、この2人についての因縁が出てこなかったのは少し残念。
ストーリーは現在進行形と過去進行形で進んでいきます。
ちょっと長めのカットバックになっていて、ストーリーの進行と謎、そしてトラップが暴かれる効果的な使い方をしています。
ただ、若干だらついた印象も否めず、もう少し深堀りした展開があってもおもしろかったですね。

<見どころ>
カットバックでストーリーが繋がるというよりは、全容が見えてくるという形。
ラストシーン、レイの語りが何気に笑えます。

<出演者>
ジュリア・ロバーツ人気が今でも日本で健在かと言われると微妙かも。
個人的にはそれほど好きな女優じゃないんですが、本作はなかなか魅力的に映りました。
クライヴ・オーウェンについては好きな俳優などで良しとします。
トム・ウィルキンソンのやらしい感じ、ポール・ジアマッティのねちっこさなど、本作はこの2人いてこそかも。

<総評>
ちょっと長めかな、と思ったのは中盤に情報戦が途切れてしまったせいかもしれません。
もう少し駆け引きがあれば楽しめましたが…ただ、テンポは悪くなかったですね。
ラストは意外とスッキリとまとまっていました。
頭を捻りつつ、そしてストーリーをうまく繋げつつ見るのが得意な人にはオススメです。
それにしても邦題のサブタイトル、ひどいですね(ちなみに「DUPLICITY」は二枚舌などの意)。

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by syosei7602 | 2010-06-30 23:36 | ハードボイルド/犯罪
ザ・ウォーカー
d0030824_23241937.jpg『THE BOOK OF ELI』 アメリカ/2010
監督:アレン・ヒューズ アルバート・ヒューズ
出演:デンゼル・ワシントン ゲイリー・オールドマン ミラ・クニス
レイ・スティーヴンソン ジェニファー・ビールス
フランシス・デ・ラ・トゥーア  マイケル・ガンボン
トム・ウェイツ  エヴァン・ジョーンズ  ジョー・ピングー


公開時コピー
運べ、西へ。
世界に残る
たった一冊の本を─。


「フロム・ヘル」の兄弟監督アレン、アルバート・ヒューズによる世界崩壊後を舞台にした、アクション・ロードムービー。
出演は「サブウェイ123 激突」のデンゼル・ワシントン、「ダークナイト」のゲイリー・オールドマン、「マックス・ペイン」のミラ・クニス、「ダレン・シャン」のレイ・スティーヴンソン、「呪怨 パンデミック」のジェニファー・ビールス、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のフランシス・デ・ラ・トゥーア、マイケル・ガンボンなど。

<あらすじ>
d0030824_23243144.jpg空からは強烈な紫外線が降り注ぐ崩壊した世界を歩く、謎の男イーライ(デンゼル・ワシントン)。
彼は1冊の本を「西」へ届けるため、歩き続けていた。
強盗が現れても容赦なく斬り捨てる剣技の達人であるイーライだったが、水が尽きたことである街にたどり着く。
その街はカーネギー(ゲイリー・オールドマン)という男が支配していた。
支配の源は貴重な水源の在処を知っているためだったが、カーネギーはその支配力を更に強め、新たな街を作るため、部下を使ってある「本」を探し続けていた。
イーライは水を買うため、今は酒場となっている映画館にやってくる。しかし、ふとしたことからカーネギーの部下に絡まれてしまい、酒場にいた彼らを一瞬で叩きのめす。
その力を目の当たりにしたカーネギーは、イーライを新たな街作りの為に必要だと説くが聞き入れられない。
d0030824_23244172.jpg何とか彼を手元に置きたいと考えたカーネギーは、妻の連れ子で酒場のウェイトレスをしているソラーラ(ミラ・クニス)にイーライを誘惑するよう命じる。
だが、イーライの持っていた本を目にしてしまったソラーラは、次の朝それをカーネギーに知られてしまう。
それこそが目的の本だと確信したカーネギーは部下達を連れて、イーライの前に立ちはだかる。

<作品解説>
崩壊した世界におけるサバイバルな作品は、名作「マッドマックス」シリーズをはじめとして数多く作られてきました。その多くは略奪から脱出するためであったり、復讐だったりしたわけですが、本作はなんと本を届けるための旅というシンプルなもの。
その本は世界に一冊しか残っておらず、ある意味世界を支配する力を持っているというわけです。
ヒューズ兄弟といえば「フロム・ヘル」以外に作品を思いつかないんですが、本作はなかなかの力作。
ジョエル・シルバーが製作に加わっているのは大きなポイントです。
さて、1冊の本を持って30年間も西へ向かって歩き続ける男、イーライ。
その本に書かれている言葉自体が人々を支配する力だと確信するカーネギーは、延々と本を探し続けています。本作の中において彼は相当なインテリなんですが、かなり暴力的で容赦がない。
いきなりムッソリーニとか読んだりしてます(ヒトラーの「我が闘争」じゃないところが笑える)。
一方、イーライはかなりの猛者で、しかもある意味無敵とも言える力を持っています。
彼がなぜその様な強さを持つに至ったかは説明が為されず、ただ本を西へ運ぶという印象のみがアイデンティティーを確立させているわけです。
また、強いとはいえども生きていく為に倒した強盗の身につけていたものを物色したり、それを物々交換して水を得たりする様は、画一化されたヒーローとも違います。
全体的な映像はグレーがかっており、荒廃した世界描写は見事で、所々ウエスタンを思わせる街並みや戦い方が面白いですね。
ラストですが、これが非常にうまい!
どんでん返しとは少し違いますが、シナリオのうまさにしてやられました。

<見どころ>
イーライの戦うシーンは文句なしにカッコイイんですが、カーネギーの部下で一番まともなレッドリッジがすごくいい。
カーネギーの悪辣振りには参ります。
手を確認するシーンは、終末世界ならではの恐怖。
あとはラスト、このオチこそ本作の醍醐味。

<出演者>
デンゼル・ワシントンがこういうアクションするって、ちょっと意外でした。
どちらかといえばウェズリー・スナイプスやウィル・スミスかと…しかし、彼らにデンゼルの重みある雰囲気は出せないですね。
ゲイリー・オールドマンの悪役はいいなぁ、感動です。
この人のキレぶりは本当に怖い…しかし、老けましたね。
ヒロインを演じたミラ・クニスは、目が大きくて印象的でちょっとジェシカ・アルバっぽくて好きかも。
レイ・スティーヴンソンの好演、ジェニファー・ビールスが復活!?

<総評>
これだけシンプルな物語なのに、最後の最後に観客を騙してくれる良作です。
言ってしまえば全体的に地味な印象でしたが、嬉しい誤算というべきか。
そしてある意味、公開中の某作品とネタが被ったのには笑えた(これは見た人だけにわかるネタです)。
オススメです。

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by syosei7602 | 2010-06-27 23:23 | アクション/アドベンチャー
ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション
d0030824_2122661.jpg『UNIVERSAL SOLDIER: REGENERATION』 アメリカ/2009
監督:ジョン・ハイアムズ
出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム ドルフ・ラングレン
アンドレイ・“ザ・ピットブル”・アルロフスキー
ザハリー・バハロフ マイク・パイル コーリイ・ジョンソン
ギャリー・クーパー


公開時コピー
ヴァン・ダム×ラングレン再臨!

ジャン=クロード・ヴァン・ダムの出世作となったアクション映画1作目の正統なる続編で、ヴァン・ダムとラングレンは実に17年振りの共演となる。
監督はドキュメンタリー作品を手がけたジョン・ハイアムズ。
製作と撮影監督に父親のピーター・ハイアムズが参加している。
出演は「その男ヴァン・ダム」のジャン=クロード・ヴァン・ダム、「ブラック・ジャック」のドルフ・ラングレン、UFC元世界王者のアンドレイ・“ザ・ピットブル”・アルロフスキーなど。

<あらすじ>
d0030824_2123577.jpgある日、ロシア首相の息子と娘が誘拐される。
激しい銃撃戦とカーチェイスが繰り広げられるが、警察は無数の銃弾を受けても立ち向かってくる誘拐犯に為す術もなく逃げられてしまう。
誘拐犯は、チェチェン民族主義のトポフ司令官(ザハリー・バハロフ)率いる過激派だった。
トポフはチェルノブイリ一帯を占拠して原発に爆弾を仕掛け、72時間以内に政治犯200余名を釈放しなければ、首相の子どもを殺し、爆発により放射能をまき散らすと脅す。
一方、アメリカのポーター博士(ギャリー・クーパー)は誘拐犯が新世代ユニバーサル・ソルジャー“NGU”(アンドレイ・“ザ・ピットブル”・アルロフスキー)による仕業で、かつての研究仲間であるコリン博士がトポフの仲間に加わっていることを知る。
ポーター博士はNGUを倒すため、アメリカから第1世代のユニソル4名を連れて現地へと連れてくる。
d0030824_2124992.jpg人質救出と爆弾解除のため、チェルノブイリの原子炉付近まで乗り込んだ部隊はユニソル4名による爆弾解除を待つが、NGUの性能は彼らを凌駕していた。部隊はほぼ壊滅状態に陥り、敗走する。博士は最後の手段として、第1世代最強のユニソルで、今は普通の生活に戻るべくリハビリを続けていたリュック(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)を連れ戻す。

<作品解説>
テレビ映画版を含めて、本作で実に5作目!?となる「ユニバーサル・ソルジャー」。
思えば、1作目は今やディザスタームービーで地球を幾度となく滅ぼしたローランド・エメリッヒ監督の出世作でもあったわけです。
これで監督もエメリッヒだったら、どんだけヒットしたか、などと邪推してしまうのは、ヴァン・ダムのあまりにもな落ち目ぶりが際立つからですが…。
本作の監督を務めたのはジョン・ハイアムズ、聞いた様な名前だと思ったら、ヴァン・ダム主演作(「タイムコップ」「サドン・デス」)を手がけたピーター・ハイアムズの息子でした。親子二代に渡って主演作を撮られるのも珍しいですね。
さて、物語の舞台となるのはロシア。
冒頭から凄まじいカーチェイスと銃撃戦でつかみはバッチリ。
これは期待できるかも…と思っていたら、1作目の様な記憶の旅を辿る部分は全く消え去って、とにかく肉弾戦という展開が待っていました。
ほぼ無敵の新世代ユニバーサル・ソルジャー、通称NGUの戦闘力を見せつけるシーンが続出。
結構えげつなくて、執拗な攻撃が多かった気がします。
そして、本作の最たる魅力はヴァン・ダムVSラングレン!
これが見たかっただけという感じだったりしますが、ラングレンが…何、この特別出演的な扱いは!?
戦いはするんですが、あまりにも短い登場シーンに愕然。
そりゃあ、“ザ・ピットブル”の方が今では知名度高いかもしれないけど、三つ巴の戦いを期待するじゃないか。
個人的にガックリ来ました。
それにしても、ロシア内のテロにアメリカが介入するんですねぇ…皮肉だろうか。

<見どころ>
先述しましたが、冒頭のカーチェイスシーンは圧巻。
戦闘シーンも所々ワンカットで撮っているらしく、この辺がピーター・ハイアムズらしい凝り方です。
ちょっと残念なヴァン・ダムとラングレンの戦いは目を見開いて見るべし。
ヴァン・ダムの世界一美しいと思われる回し蹴りが健在。

<出演者>
スタローンの「エクスペンダブルズ」の出演を断ってしまったヴァン・ダム。
ラングレンは出演するのに。
本作では演技というほどの演技はしてないような…。
ドルフ・ラングレンは勿体ぶって登場した割には悲しい扱いでした。
しかし、相変わらず肉体はすごい。
アンドレイ・“ザ・ピットブル”・アルロフスキーのシャープな動きは素晴らしいんですが、やはりヴァン・ダムのような美しい蹴りとかじゃないですよね。
ここがかつてスターとなったヴァン・ダムの良さを再認識させます。

<総評>
実を言えば公開されていることすら知らず、街をふらついていたら偶々ポスターを見て入り、偶々上映開始5分前だったという…前売り券買うまでもなく見てしまう、恐るべしヴァン・ダム&ラングレン効果。
ぶっちゃけ、DVDでも十分だと思いますが、たまには大スクリーンで見るヴァン・ダムとラングレンもいいかもしれません。
そういえば、どうやら4作目も作られているみたいです。
どこまで引っ張るんだろうか。

<関連作品>
ユニバーサル・ソルジャー
ユニバーサル・ソルジャーII
ユニバーサル・ソルジャーIII
ユニバーサル・ソルジャー/ザ・リターン
ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション

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by syosei7602 | 2010-06-26 23:59 | アクション/アドベンチャー
28週後...
d0030824_1473056.jpg『28 WEEKS LATER』 イギリス・スペイン/2007
監督:フアン・カルロス・フレスナディージョ
出演:ロバート・カーライル ローズ・バーン ジェレミー・レナー
ハロルド・ペリノー キャサリン・マコーマック
マッキントッシュ・マグルトン イモージェン・プーツ
イドリス・エルバ アマンダ・ウォーカー シャヒド・アハメド


公開時コピー
もはや誰も逃れられない

世界的にスマッシュヒットを飛ばしたダニー・ボイル監督の「28日後...」の続編。
ダニー・ボイルは製作総指揮にまわり、「10億分の1の男」のフアン・カルロス・フレスナディージョ監督にシフトした。
出演は「エラゴン 遺志を継ぐ者」のロバート・カーライル、「ノウィング」のローズ・バーン、「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー、TVドラマ「LOST」シリーズのハロルド・ペリノー、「サウンド・オブ・サンダー」のキャサリン・マコーマックなど。

<あらすじ>
d0030824_1473792.jpg感染すると意志を失って凶暴化する新種ウイルス“RAGE”により壊滅したイギリス・ロンドン。
ウイルス感染から5週間後に感染者の最後の1人が死亡、11週後には米軍が介入し、ようやく沈静化に向かっていた。
難を逃れたドン(ロバート・カーライル)は、目の前で妻アリス(キャサリン・マコーマック)を感染者に襲われ、後悔する日々。
しかし、スペイン旅行中で助かったタミー(イモージェン・プーツ)とアンディ(マッキントッシュ・マグルトン)の2人の子どもと再会し、ようやく落ち着いた日々が送れると喜んでいた。
だが、2人はアリスがどうなったかを語ろうとしないドンに苛立ちを覚え恋しがるばかり。
ある日、2人は区画封鎖された第1街区を抜け出して我が家へと向かう。
d0030824_1474481.jpg彼らはそこで、死んだと聞かされていたアリスと再会する。しかも、アリスは“RAGE”に感染しながらも発病していないキャリアだったのだ。
2人を追ってきた軍は、アリスを保護しワクチン開発を始める。そんな時、アリスが生きていることを知ったドンがこっそりと会いに来てしまったことで、事態は思わぬ方向へ転がり始めるのだった。

<作品解説>
いわゆるゾンビものとしてスマッシュヒットを飛ばした「28日後...」の正統な続編です。
ゾンビのオリジナルと言えば勿論、ロメロ監督作品ですが、それ以外に脳みそを求める「バタリアン」、ゲームを実写化した「バイオ・ハザード」、パロディながら本家を食った「ショーン・オブ・ザ・デッド」など、人間がなんらかのウイルスに感染して凶暴化、そして生きている人間を襲うという共通パターンが確立されています。
本シリーズはその中においても遜色のない作品として人気を博しました。
特に2作目ともなると、成功の分かれ道となりますが前作を上回る緊張感、走って襲ってくるゾンビ達と確信的な試みが多くあります。
さて、前作から28週後の世界。
壊滅したロンドンには安全な区画が整備され、難を逃れた人々はそこで暮らしています。
感染者に襲われている妻を置いて逃げたドンは、子ども達にそのことを告白できずに悶々としているわけですが、そのことが悲劇を生む要因となります。
本作は、いわゆる仮設住宅を作って避難し、生活するというリアルさがあるのと、街が既に崩壊している状態が上げられます。
多くのゾンビ映画は、感染、拡大、崩壊という流れでストーリーが組まれていますが、本シリーズは既に「崩壊」という結果から始まっているのが目新しいですね。
ストーリーの根幹にはドン一家の家族愛が盛り込まれています。
ゾンビになれど、家族は家族なのか、凄惨な描写の中にある悲哀さがせつない。
全体的にツッコミどころは多々あれど、街の崩壊シーンや軍隊とゾンビの戦いなど、かっちりとした展開が魅力的です。

<見どころ>
この手の映画となると、やっぱりゾンビ登場シーン。
ウイルスに感染するとあっという間にゾンビ化して襲ってくる。
しかも走って!
あらゆる意味でストーカーなゾンビはイヤです。

<出演者>
イギリスの名優ロバート・カーライル、この人は好きな俳優の1人です。
悲嘆にくれた顔はニコラス・ケイジと良い勝負。
タミー役のイモージェン・プーツの美少女ぶりも良い感じです。
狙撃手を演じたジェレミー・レナーは「ハート・ロッカー」で脚光を浴びた俳優。
ほぼ無名ともいえるキャスティングが臨場感を生み出していますね。

<総評>
前作よりもグロさは増しています。
フレスナディージョ監督の「10億分の1の男」もそうでしたが、微妙にシナリオの甘さが気になるんですよね。
ただ、前作同様、ゾンビ映画としての体裁は整っているし、テンポも悪くない。
細かいことを気にしなければ十分に楽しめるゾンビものです。

<関連作品>
28日後... (1作目)
28週後... (2作目)

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by syosei7602 | 2010-06-24 23:59 | ホラー/オカルト
ノーカントリー
d0030824_1152952.jpg『NO COUNTRY FOR OLD MEN』 アメリカ/2007
監督:ジョエル・コーエン イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ ハビエル・バルデム
ジョシュ・ブローリン ウディ・ハレルソン ケリー・マクドナルド
ギャレット・ディラハント テス・ハーパー バリー・コービン
スティーヴン・ルート ロジャー・ボイス ベス・グラント
受賞:アカデミー賞/作品賞・助演男優賞・監督賞 他(2007)

公開時コピー
世の中は計算違いで回る

コーマック・マッカーシーの犯罪小説「血と暴力の国」を、鬼才の兄弟監督ジョエル、イーサン・コーエンが圧倒的な描写力で映画化。
見事、アカデミー賞にて作品賞、監督賞を獲得した。
出演は「告発のとき」のトミー・リー・ジョーンズ、「それでも恋するバルセロナ」のハビエル・バルデム、「ミルク」のジョシュ・ブローリン、「7つの贈り物」のウディ・ハレルソン、「ネバーランド」のケリー・マクドナルドなど。

<あらすじ>
d0030824_1154019.jpg時は80年代、メキシコの国境に近い砂漠でハンティングをしていたベトナム帰還兵のモス(ジョシュ・ブローリン)は、麻薬取引現場の抗争で死んだと思われる大勢の死体、そして大量のヘロインと200万ドル近い現金を見つける。危険を承知だったが、誘惑には勝てずそれらを持ち逃げしたモスは、現場で虫の息で水を求めていた男の事が忘れられず、夜中に現場に戻ってしまう。
しかし、そこにはマフィア達が戻ってきており、車のナンバーを見られた彼は逃走する。
若い妻カーラ(ケリー・マクドナルド)との生活を壊したくないモスは、ほとぼりが冷めるまで逃亡を続けることd0030824_115498.jpgに。
そんな彼をシガー(ハビエル・バルデム)という冷酷非情な殺し屋が追跡をはじめる。
一方、モスが厄介な事件に巻き込まれたことを知った街の老保安官エド(トミー・リー・ジョーンズ)は、なんとかモスを助けるべく、彼らを追い始めるが、行く先々でシガーによる死体が増えていく。


<作品解説>
2007年度、実に濃い存在感を示し、アカデミー賞を受賞した作品です。
コーエン兄弟といえば「バーン・アフター・リーディング」が記憶に新しいところですが、個人的にはイーサンがシナリオを手がけた「ホネツギマン」なんて最高でした。
シュールレアリズムに溢れ、馬鹿げているけれども納得してしまうストーリー展開にはうならされます。
本作はそんな彼らの作品中、もっともまともであり、もっとも「映画」というジャンルに即したといえる作品。
全編に渡って「非情」「恐怖感」が常に存在し続けるのは見事。
さて、偶然から大金を手にしてしまった主人公モス。
彼を追うのは冷酷非情で哲学的、そして無表情でおかっぱ頭に黒ずくめという、見るからに関わり合いになりたくない殺し屋シガー。
映画史上、「殺し屋」というにふさわしいキャラクターの1人といえます。
彼が醸し出すのは見えなくても解るほどの殺意と威圧感、追われるモスの恐怖感、そして保安官エドの客観的視点…観客は常に展開を気にしてしまうという意味で、本作は成功したと言えます。
しかし、一方でストーリーの甘さもあったりして。
それがラストなんですが、その唐突さ故にシガーの存在感が最後の最後で揺らいじゃう。
個人的に言うならば、あの中途半端さがコーエン兄弟らしいといえばそれまでだけど、ここで存在感を維持するかしないかで、さらに評価が変わったように思います。

<見どころ>
シガーのコインと面と裏のルール。
シンプルでありながら、たった2つの選択肢しかないという確立されたルールが恐ろしい。
ルールとはプライドであり、それがシガーのアイデンティティーだと解る瞬間です。
これは主人公モスとの対比であり、この場合多くの人々が「モス側である」と認識しちゃう。
なんとも単純かつリアルなシーンなのです。

<出演者>
保安官エドを演じたトミー・リー・ジョーンズも「老保安官」という役柄になるまで、歳を取りましたね。
もっとも彼が原題の「FOR OLD MEN」の1人になるわけです。
殺し屋シガーを演じたハビエル・バルデムは見事、助演男優賞を獲得。
無表情で不気味、死に神の目を持ったシガーを演じきりました。
当分、彼ほどの殺し屋役は出てこないでしょう。
ジョシュ・ブローリンもまたうまい俳優の1人、コーエン兄弟のキャスティングはうまい。

<総評>
決して万人受けする作品ではありません。
暴力的だし、音楽もほとんど無い。
しかも、最後は「物語」としての体裁を逸脱し、エンターテイメントとしては不合格。
ただし、「映画」という形において、大したサスペンス的要素も無いのに唖然とさせられます。
傑作、という言葉がふさわしい作品です。

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by syosei7602 | 2010-06-23 22:56 | ハードボイルド/犯罪
ジェラルド・バトラー in THE GAME OF LIVES
d0030824_1473114.jpg『THE GAME OF LIVES』 アメリカ/2004
監督:デヴィッド・アンスポー
出演:ジェラルド・バトラー ウェス・ベントレー ジェイ・ロダン
パトリック・スチュワート ルイス・マンディロア
コスタス・マンディロア ザカリー・タイ・ブライアン
ジョン・リス=デイヴィス ギャヴィン・ロズデイル
ジミー・ジャン=ルイ

1950年に開催されたサッカーワールドカップ・ブラジル大会における、アメリカ代表の活躍を描いたノンフィクション。
監督は「勝利への旅立ち」のデヴィッド・アンスポー。
出演は「男と女の不都合な真実」のジェラルド・バトラー、「アメリカン・ビューティー」のウェス・ベントレー、「永遠のマリア・カラス」のジェイ・ロダン、「X-MEN」シリーズのパトリック・スチュワート、「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」のルイス・マンディロア、「キャリー2」のザカリー・タイ・ブライアンなど。

<あらすじ>
d0030824_1474173.jpg1950年夏、アメリカの中でもサッカーが盛んなセントルイス。住民の大半がイタリア系移民で構成されていた。
アマチュアのサッカーチームに所属し、ゴールキーパーでキャプテンを務めるフランク(ジェラルド・バトラー)を始め、選手の多くが仕事の合間を縫って試合する日々。
そんなある日、ブラジルで行われるワールドカップにアメリカの出場が決まり、急遽、選抜試合が行われることになる。
並外れた反射神経を持つフランクをはじめ、突破力のあるジノ(ルイス・マンディロア)、ジノとコンビを組む“ウィーピー”(ジェイ・ロダン)、ラフプレーが多いチャーリー(コスタス・マンディロア)は、頭脳派のウォルター(ウェス・ベントレー)率いるフィラデルフィアのチームと試合をすることに。
結果、晴れて代表の座を掴んだ彼らだったが、国際試合の経験もなく、わずか10日ばかりでフィラデルフィアチームから選抜されたウォルター達とチームを組まなければならなかった。
ニューヨークでセミプロと練習試合を行うが、全く噛み合わず振り回されてしまう。
d0030824_1474995.jpgしかも、問題点はキープ力の無いフォワードにあった。
そこで、フランクとウォルターは突破力のあるストライカーとして、ハイチ人のジョー(ジミー・ジャン=ルイ)を引き入れる。次の練習相手は、イングランド代表の名選手モーテンセン(ギャヴィン・ロズデイル)率いる、イングランド選抜を落ちたチームだったが…。

<作品解説>
1950年のブラジル大会、優勝候補はサッカーの母国にして世界最強といわれたイングランドでした。
本作は寄せ集めのアメリカ代表候補が、ワールドカップ一次リーグでイングランドを破るまでが描かれています。
当時、イングランドはヨーロッパ代表を6対1という大差で破っており、ブラジルと並んで優勝候補の筆頭でした。しかし、アメリカ代表の予想を超えた攻撃と守備力により、バランスを崩されて敗退。
これは一大ニュースとなり、新聞では大々的に報道されたそうです(印刷ミスだという抗議もあったとか)。
そんな本作の監督は「勝利への旅立ち」「ルディ/涙のウイニング・ラン」など、スポーツ映画を手がけたデヴィッド・アンスポーで、手堅い演出が光ります。
さて、セントルイスのチームで元野球選手でキャッチャーだったフランクは、その類い希なる反射神経と先読みにより、ゴールキーパーとしては申し分ないプレーヤー。
さらに、チームを盛り上げるのは名コンビのジノとウィーピー、そしてラフプレーも余裕でフィジカルがやたらと強いチャーリーなど、クセのある登場人物揃い。
物語は彼らに焦点を当て、さらにフィラデルフィアの名選手ウォルター、ストライカーとなるジョーを加えて進んでいきます。
サッカーというからには11人いるわけでして、上記の6人を描くのが精一杯という感じ。
しかし、物語の結末はわかってはいるものの、ただ彼らが選手として個々の力があったわけではなく、戦術の違いやプレーの違いでぶつかって考え、そして最強のイングランドに勝つ様は圧巻。
小粒ながら、後味スッキリとした作品になっています。

<見どころ>
ブラジルに渡るまで、公式ユニフォームがない彼ら。
初戦のイングランド戦を前に、試合会場に向かう空港で、アメリカの将校から名前を呼ばれてユニフォームを受け取ります。
このシーンがなぜか妙に感動しますね。

<出演者>
「オペラ座の怪人」で人気を不動のものにしたジェラルド・バトラー。
売れる前の作品ということで、ビデオスルーの憂き目にあっていますが、キーパー役は様になっていました。
ウェス・ベントレーは久々に見ましたが、司令塔っぽい雰囲気がぴったり。
チーム内唯一の黒人で陽気なジョーを演じるジミー・ジャン=ルイは、キャラクターが良かったのに活躍のシーンが少しで残念でした。
出演者達によるサッカーシーンはなかなかのものですね。

<総評>
今まさにワールドカップですが、半世紀前のアメリカ代表の活躍、素晴らしいです。
決勝トーナメントが始まる前に、ワールドカップの名試合を振り返ってみるのもおもしろい。
サッカーファンにはオススメ。
「GOAL!」シリーズよりかは楽しめるかも。

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by syosei7602 | 2010-06-22 23:59 | 恋愛/青春/スポーツ
沈黙の追撃
d0030824_1313319.jpg『SUBMERGED』 アメリカ/2006
監督:アンソニー・ヒコックス
出演:スティーヴン・セガール ヴィニー・ジョーンズ
ゲイリー・ダニエルズ ウィリアム・ホープ クリスティーン・アダムス
ニック・ブリンブル アリソン・キング P・H・モリアーティ
ロス・マッコール スティーヴン・ダコスタ


公開時コピー
このオヤジ、キレすぎ。

邦題「沈黙」シリーズとしては10作目となるセガール主演のアクション映画。
監督は「ワックス・ワーク」のアンソニー・ヒコックス。
出演はお馴染みスティーヴン・セガール、「ヘルライド」のヴィニー・ジョーンズ、「TEKKEN 鉄拳」のゲイリー・ダニエルズ、「ヘルレイザー2」のウィリアム・ホープ、「ICHIGEKI 一撃」のニック・ブリンブルなど。

<あらすじ>
d0030824_131419.jpg南米ウルグアイ。アメリカ大使館で大使が暗殺される事件が起きる。
犯人は大使付きのSP3人で、暗殺後に自殺する。
CIAは3人がマインドコントロールで操られた末の事件と判断し、マインドコントロールの権威で亡命したアドリアン・レイダー(ニック・ブリンブル)が関わっていると断定。
亡命先の基地へと特殊部隊を送り込むが、待ち伏せに遭ってほとんどが戦死、生き残った兵達は捕らえられてレイダーの実験台にされてしまう。
事態を重く見たCIAは、軍を通じて収監中の元特殊部隊隊長で凄腕のコーディー(スティーヴン・セガール)d0030824_1314954.jpgに、恩赦と報酬を条件にレイダー暗殺と捕虜奪還を要請。
コーディーは、かつての仲間で名狙撃手のヘンリー(ヴィニー・ジョーンズ)ら7名と共に作戦を開始する。
CIAのフレッチャー(ウィリアム・ホープ)とマインドコントロールを研究するチャペル博士(クリスティーン・アダムス)も同行するが、コーディーはフレッチャーに疑惑の目を向けていた。


<作品解説>
「沈黙」と付けばセガール、というほどに何の脈絡もなく「沈黙」シリーズが延々と続いています。
もはや何を見たのかも思い出せない感じです(笑)。
本作はいつもと変わらず…と思いきや、「特攻野郎Aチーム」ばりに仲間達の紹介が入ったりしますが、特筆すべきところはゼロ。いつも通りですなぁ。
さて、最強のオヤジ、コーディーは服役中ですが、突然釈放されます。
理由は簡単。とりあえず面倒臭い奴が相手だから、命張って殺ってこい!なんて感じです。
敵はマインドコントロールの遠隔操作で、唐突に人を襲うというとんでもないサイコパスなマッドサイエンティスト。この辺りでB級テイストの沼にどっぷり浸かり始めますが、そこはセガール。
潜水艦まで持ち出して暴れ回り、あっけなく仲間がひとり二人と消えていきます。
最初の自己紹介があった割には、特殊技能を発揮するまでもなく消えていく仲間…色々と中途半端な感じですね。
しかし、本作はガンアクションからカーチェイスまで、アクションはなかなかド派手。
一部の合成映像に愕然としますが、本編と関係ないからどうでもいいですね。
細かいことを気にしちゃいけません。

<見どころ>
この頃のセガールは少し不摂生が過ぎたようで、合気道よりもガンアクションが多いです。
序盤はインベーダーゲームの如く、ゾンビみたいな敵兵がわらわらと倒れていきます。
本当の見どころはクライマックス以外にないけど。

<出演者>
セガールは相変わらず。
よもやのキャスティングにヴィニー・ジョーンズ!
うーん、なんてセガール映画にぴったりなんだろう(笑)。
ウィリアム・ホープは見るからに胡散臭い演技で、良い味出しています。
ニック・ブリンブルのいかれたマッドサイエンティストぶりとヘンタイ加減が笑える。

<総評>
なんだかんだで見てしまうセガール映画。
なんですかね、夜中のラーメンみたいな感じになってますよ。
突然食べたくなるみたいな…。
丸一日「沈黙」祭りみたいに見続けたら、禁断症状が起きるかも知れません。
好きな人は見てください。

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by syosei7602 | 2010-06-21 23:44 | アクション/アドベンチャー
ダブル・ミッション
d0030824_23491073.jpg『THE SPY NEXT DOOR』 アメリカ/2010
監督:ブライアン・レヴァント
出演:ジャッキー・チェン アンバー・ヴァレッタ マデリン・キャロル
ウィル・シャドリー アリーナ・フォーリー マグヌス・シェヴィング
キャサリン・ボシェール ルーカス・ティル ビリー・レイ・サイラス
ジョージ・ロペス


公開時コピー
ジャッキー・チェン引退!?
危険なシゴトか!愛する家族か?


ジャッキー・チェン、ハリウッド進出30周年を記念して製作されたコメディアクション。
監督は「ジングル・オール・ザ・ウェイ」のブライアン・レヴァント。
出演は「新宿インシデント」のジャッキー・チェン、「トランスポーター2」のアンバー・ヴァレッタ、「バイオハザード III」のマデリン・キャロル、TVドラマ「ダーティ・セクシー・マネー」のウィル・シャドリー、映画デビューとなるアリーナ・フォーリーなど。

<あらすじ>
d0030824_23491764.jpgボブ・ホウ(ジャッキー・チェン)は、普段は堅苦しいイメージの冴えないオヤジで、ペンの輸入を営むセールスマン。しかし、裏の顔は中国から出向してきた凄腕のCIAエージェントだった。
彼は、国際テロ組織のリーダー、ポルダーク(マグヌス・シェヴィング)の逮捕を機にエージェントを引退する。
それは、婚約中のジリアン(アンバー・ヴァレッタ)と彼女の連れ子であるファレン(マデリン・キャロル)、イアン(ウィル・シャドリー)、ノーラ(アリーナ・フォーリー)と平和に暮らすため。
そんな彼の悩みはその連れ子達がボブをただの冴えないオヤジだと思っており、全く懐かないことにあった。
ある日、ジリアンの父親が腰を痛めて入院し、見舞いに行くことになる。
ボブは好機とばかりに、ジリアンの子供達の世話を願い出て、嫌われながらもしばらくの間同居することに。
だが、長女のファレンは反抗的で全く言うことは聞かず、長男のイアンはウソばかり言って学校では問題を起d0030824_23492654.jpgこし、次女のノーラは暴れ回るばかり。
そんな時、逮捕したポルダークが護送中に脱走する。ポルダークはバクテリアによるテロを画策していた。
だが、イアンがボブのパソコンから、ポルダークが研究を進めていたデータを勝手にダウンロードしたことから、ポルダークの組織は彼らを狙い始める。


<作品解説>
ジャッキー・チェン、ハリウッド進出30周年記念…とはいっても、実質的に成功したのは「レッド・ブロンクス」からです。「酔拳」などでアジア圏では人気絶頂だったジャッキーが30年前に意気揚々と挑んだ「バトルクリーク・ブロー」は、「燃えよドラゴン」のロバート・クローズが監督を務め、さらに音楽も同じくラロ・シフリンという豪華スタッフでした。されど、すでにブルース・リーのブームは過ぎ去り、遅きに失したと言わざるを得ないジャッキーのハリウッドデビューはほろ苦く失敗したわけです(ただし、この失敗が彼を変えたという意見は多くある)。さらに挑んだ「プロテクター」でも結局は失敗し、彼が当時ハリウッドで名を知られたのは「キャノンボール」のみ(それでも日本人役だった)。
アメリカの根強い人種偏見と香港とハリウッドの映画製作の違いも壁となっていたのは確かです。
そんな30年前から、既に世界で知られることになったジャッキーですが、本作は冒頭からニヤリとさせられる演出が為されています。
香港時代から現在に至るまでの出演作の映像が、本作のボブ・ロウがスパイとして活躍してきた過去映像として登場。いやはや、コメディ映画ならでは…シャレが効いていますね~。
さて、ストーリーは凄腕のCIAエージェントながら、結婚の為に引退した主人公ボブと、婚約者の連れ子との交流を描いていきます。
3人の子供達はとにかく言うことを聞かない、さらにボブを冴えない堅物オヤジと認識、あの手この手でボブを何とか追い出そうと画策。対するボブはスパイ道具を使って対抗し、元来の優しい性格で子供達と少しずつ打ち解けていきます。
ストーリーの大半は、これらの対子どもという展開で全体的に戦いのアクションは少なめ。
ただし、コメディとしての面白さは十分、ジャッキー自身もアクションの方向性を変えた感じがしますね。
劇中に出てくるスパイ道具はさながら「007」シリーズみたいだし、子守歌は「プロジェクトBB」と同じだったりと小ネタが満載。
アクションが控えめになっても、やっぱりジャッキーならではの面白さが十二分に楽しめます。

<見どころ>
アクションテイストはいつものジャッキースタイル。最近はCGもよく使っていましたが、本作は一昔前の感じに戻ってます。
子ども達とのやりとりも楽しくていいんですが、ラストはちょっと感動しちゃいます。
長男のイアンがおもしろいですね。

<出演者>
さて、ジャッキーは何歳!?と聞かれて「56歳」と言われたらそりゃ驚きます。
さすがに顔はだいぶ老けてきましたが、それでもバク転したり飛び跳ねたり…体のキレ云々言われますが、やっぱりね、うまいですよ。
ヒロインを演じたのはアンバー・ヴァレッタ、3人の子持ち役ですがいい女優です。
もっとも、パッと思い出せなかったんですが、「トランスポーター2」で子どもの母親役だったんですね。
そして、なんと言っても子役がうまかった。
反抗期まっただ中のファレンを演じたマデリン・キャロル、屁理屈とウソが得意なイアン役のウィル・シャドリー、暴れ回るノーラにはアリーナ・フォーリー、皆芸達者。

<総評>
「新宿インシデント」で演技に徹してシリアスな役を演じたジャッキーですが、やっぱりこの手の映画に出てくると生き生きしています。
この人の映画コンセプトは「悪い奴がいて、いい奴が倒す」という勧善懲悪でわかりやすいもの、と昔言っていました。ただ、そこに殴ったり蹴ったりだけじゃなくて面白さを出して、バランスを取っていく…この絶妙なバランス感覚は長年培われた賜ですね。
アクションは少なめですが、テンポよく進む楽しい作品、オススメです。

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by syosei7602 | 2010-06-20 23:44 | アクション/アドベンチャー
エア・マーシャル
d0030824_1114894.jpg『AIR MARSHAL』 アメリカ/2003
監督:アラン・ジャクボヴィッツ
出演:ディーン・コクラン アラン・オースティン イーライ・ダンカー
タリー・マーケル ケイト・コナー ティム・トマーソン
デヴィカ・パリク



公開時コピー
緊急スクランブル!
標的は…、民間ジェット機!!


「ボビーZ」などの編集を主に手がけているアラン・ジャクボヴィッツによる、ハイジャックムービー。
日本でも未公開の監督作である。
出演は「チャック・ノリス in 地獄の銃弾」のディーン・コクラン、「テンペスト 旋風の破壊神」のアラン・オースティン、「あいつはママのボーイフレンド」のイーライ・ダンカー、「殺人鼠 KILLER RATS」のタリー・マーケル、「スネーク・アイランド」のケイト・コナーなど。

<あらすじ>
d0030824_1115625.jpgアメリカ特殊部隊大尉ブレット(ディーン・コクラン)は、部隊を率いてテロリストの本拠地に乗り込むものの、目前で逃げられてしまい、自らも被弾してしまう。
それから2年後、ブレットは民間の航空会社で航空保安官になっていた。
ロシアからアメリカに向けて出発するジェット機に乗り込んだブレット。到着する予定のニューヨークには臨月の妻が待っていた。
ジェット機には、アメリカの上院議員チェンバース(ティム・トマーソン)とその娘が乗っており、トラブルが起きないことが大前提だった。
d0030824_112334.jpg無事離陸したジェット機だったが、ファーストクラスに乗っていたジャマールという男がCAを脅し、副操縦士を刺殺してコックピットを占拠してしまう。
数人の男達も次々に銃を構え、機内は一気にパニックに陥るが、ブレットは隙を突いてハイジャック犯の1人を盾に、ジャマールと対峙する。
だが、ジャマールは仲間ごとブレットを撃つ。

<作品解説>
まずもってこの手のパッケージのDVDは借りることもなく、テレビ放送の録画をしていたので見てみました。
監督は日本での作品だと、同じくビデオスルーが1本ありますが、本国では相当数の作品を手がけているようです。
出演者は日本ではほぼ無名な俳優で、主にTVドラマで活躍している人が多いみたいですね。
さて、ストーリーはよくあるハイジャックもの。
元特殊部隊の主人公ブレットは男前で、愛想のいい航空保安官です。
ジェット機に乗り込むんですが、この機体が小さい…ジャンボじゃなくて、小型ジェットみたいな…これでロシアからアメリカまで行けるんだろうか、とツッコミが入ってしまいそう。
乗客もめっちゃ少ない上に、荒っぽいCGが頑張ります。
そんなジェットを数人の男達が占拠、中東のテロ組織っぽく、なかなか容赦の無く乗客を撃ち殺します。しかし、飛行機の中で銃をぶっ放すという行為はあきれ果ててしまう以外ありません。
そして、主人公が戦いを挑むわけですが、これがねぇ…主人公の設定が完全にダメなわけですよ。
敵を打ち倒しても、縛るわけでもなく、トイレに放り込むだけ。
完全に無力化しない上に、色んなところで鈍くさい。
本作も面白さはどこかと言われると、テロリストが過激派と穏健派に分かれるところくらい。
色々なところで大ポカをやらかしているようにしか見えないのが残念。
あと、飛行機内を表したかったのか、常に画面が揺れていて酔いました…。

<見どころ>
特に無かったりするんだよなぁ…あえて言うなら、隅々まで行き届いたC級テイスト。

<出演者>
なかなかに男前なディーン・コクラン。
なんですかねぇ、80年代だったらすごく人気が出ただろうなぁ。
敵役のイーライ・ダンカーの胡散臭さだけは良かったかも。

<総評>
ぶっちゃけ、見ても見なくてもいいという作品です。
これでストーリーが多少なりとも捻ってあればいいんだけど、良くも悪くも記憶に残らないというか…。
この何も無さがたまらない!という人には面白いかも知れません。

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by syosei7602 | 2010-06-19 23:59 | アクション/アドベンチャー