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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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完全犯罪クラブ
d0030824_283129.jpg『MURDER BY NUMBERS』 アメリカ/2002
監督:バーベット・シュローダー
出演:サンドラ・ブロック ベン・チャップリン ライアン・ゴズリング
マイケル・ピット アグネス・ブルックナー クリス・ペン
R・D・コール トム・ヴェリカ クリスタ・カーペンター



公開時コピー
彼らは出現した。突然変異種のように。
戦慄の「次世代型完全犯罪」のすべて


1924年にアメリカで実際に起きた「レオポルド&ローブ事件」を基に、「絶体×絶命」のバーベット・シュローダー監督がクライムサスペンスとして映像化。
出演は「あなたは私の婿になる」のサンドラ・ブロック、「ウォーター・ホース」のベン・チャップリン、「ラースと、その彼女」のライアン・ゴズリング、「シルク」のマイケル・ピット、「ヘイヴン 堕ちた楽園」のアグネス・ブルックナーなど。

<あらすじ>
d0030824_284136.jpgカリフォルニア州の小さな町サン・ベニートに住む高校生、リチャード(ライアン・ゴズリング)とジャスティン(マイケル・ピット)は、ある誓いを立てていた。2人はクラスメートながら、リチャードは裕福な家庭に育ち、明るい性格で学園の人気者だった。一方、ジャスティンは秀才ながらもクラスでは浮いた存在のオタク。
一見、共通点の無い2人だったが、日常に退屈しているあまりに完全犯罪を企む。
そんなある日、森の中でビニールにくるまれた女性の遺体が見つかる。
捜査担当は殺人課のキャシー(サンドラ・ブロック)と新米刑事のサム(ベン・チャップリン)。
d0030824_285027.jpg指を切り取られていたことから、プロファイリングでは異常犯罪者の犯行と思われる。しかし、あまりにも理路整然とした現場にキャシーは疑問を抱きはじめる。
その頃、ジャスティンはクラスメートのリサ(アグネス・ブルックナー)に好意を抱かれ、徐々に惹かれていく。いつもと違うジャスティンの行動を、リチャードは不審に思うが…。

<作品解説>
本作の基になった「レオポルド&ローブ事件」は、1924年に裕福で優秀な2人の大学生によってなされた事件です。事件名の通り、レオポルドとローブが犯人であり、2人は同性愛の関係だったとか。
この事件はヒッチコックなどによって過去3回、映画化されています。
さて、リチャードとジャスティンはお互い対照的な立場でありながら、なぜか友人となって完全犯罪を企みます。この友人関係はクラスメートには知られておらず、あくまでも2人の秘密です。
しかし、ジャスティンに恋人が出来たことから、関係は崩れはじめ、それが事件の綻びとなります。
一方、女性刑事のキャシーは男勝りながら、ある過去を抱えています。この設定がありきたりというか…キャラクターとしては「羊たちの沈黙」のクラリスに近いのが残念。
また、完全犯罪という割にはその過程が粗すぎて、これで2人が犯人じゃないという警察が無能というべきでしょうか。
ラストのどんでん返しも予想の範囲を超えないのでちょっとガッカリです。

<見どころ>
完全犯罪には見えないとはいえ、計画を遂行していく過程のリチャードとジャスティンの語りはなかなか。
キャシーは格好いい感じです。

<出演者>
サンドラ・ブロックの刑事役は様になっているんですが、先述したようにキャラがありきたりです。
相棒となるベン・チャップリンは可も無し不可も無し。
ライアン・ゴズリングとマイケル・ピットの好演が光ります。

<総評>
サスペンスとしてはB級。
それなりの工夫があるんですが、いかんせん犯罪そのものがお粗末でした。
他の映画などを見てみるといいかもしれません。

<関連作品>
■事件を基にしたもの
ロープ
強迫/ロープ殺人事件
恍惚
完全犯罪クラブ

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by syosei7602 | 2010-02-25 23:59 | ハードボイルド/犯罪
ウルヴァリン:X-MEN ZERO
d0030824_163245.jpg『X-MEN ORIGINS: WOLVERINE』 アメリカ/2009
監督:ギャヴィン・フッド
出演:ヒュー・ジャックマン リーヴ・シュレイバー リン・コリンズ
ダニー・ヒューストン  テイラー・キッチュ  ライアン・レイノルズ
ウィル・アイ・アム  ダニエル・ヘニー  ドミニク・モナハン
ケヴィン・デュランド


公開時コピー
斬り裂かれた運命を変えろ。

アメコミの中でも特に人気の高いX-MENシリーズ。
ブライアン・シンガー、ブレット・ラトナー監督によって実写化された「X-MEN」3部作から、人気キャラクター・ウルヴァリンをフィーチャーしたスピンオフ作品。ただし、ストーリーは前日譚となる。
監督は「ツォツィ」のギャビン・フッド。
出演は「X-MEN」シリーズのヒュー・ジャックマン、「ディファイアンス」のリーヴ・シュレイバー、「ナンバー23」のリン・コリンズ、ダニー・ヒューストン、「あなたは私の婿になる」のライアン・レイノルズなど。

<あらすじ>
d0030824_16441.jpg19世紀、病弱な少年ローガンは父親の死を機に特殊な能力に目覚める。友人と思っていた少年ビクターが実は兄であり、同じように特殊な能力を持っていた。以来2人で支え合って生きていくことになる。
驚異的な再生能力とある程度の年齢から老いることがない2人は、南北戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦を兵士として息抜くが、軍規違反から処刑されてしまう。
息を吹き返した2人の前に現れたのはストライカー(ダニー・ヒューストン)という男だった。
ストライカーは特殊な能力を持つ特殊部隊チームXに2人をスカウトし、他に選択肢のない2人は参加することになる。
しかし、チームのアフリカにおける非人道的な行動に嫌気がさしたローガン(ヒュー・ジャックマン)は、チームを離脱し、6年後、カナディアンロッキーで恋人ケイラ(リン・コリンズ)と共に穏やかな日々を送っていた。
d0030824_165551.jpgある日、彼の前にストライカーが現れる。かつてのチームの仲間が次々と殺害されていると告げるが、ローガンは一蹴する。
しかし、ビクター(リーヴ・シュレイバー)が現れ、ケイラを殺害、激高したローガンは戦いを挑むも敗れてしまう。そんなローガンにストライカーは、ビクターに打ち勝つ力を与えると言うのだった。

<作品解説>
「X-MEN」シリーズといえば、生まれつき超人的な能力を持ったミュータント達が戦うという日本でもお馴染みの作品です。
ブライアン・シンガー監督の2作品、ブレット・ラトナー監督による完結編の全3部作となりますが、正直言って2作目は食傷気味、3作目もおもしろかったんですがラストがね…という展開でした。
色々な能力を持ったX-MEN同士の戦いは面白いものの、いまいちまとまりきらなかったイメージがあります。
さて、本作は全3部作の中でも中心的な役割を果たしたウルヴァリンとX-MEN誕生が描かれています。
ウルヴァリンことローガンとその兄ビクターは19世紀から生きているという、ほぼ不老不死であり不死身な男たち。でも、19世紀から生きている割にはしたたかさが感じられないんですよね。
成長がないというか、身体的には歳を取らなくても知恵としてあるんじゃないかとか、色々と考えてしまいます。それはさておいても、彼が無敵の骨格を手に入れるまでの物語は非常に丁寧に説明されています。
チームXには、妙な連中がいて、どちらかというと身体能力的に超人であるという部分が多く、ローガンやビクターのように爪が伸びるといった身体的な変化はありません。
また、一応人間らしく死んだりもします。
それを考えると、ローガンとビクターは強すぎる。撃たれてもザクザク刺されても復活しちゃう。
そんな彼をさらに無敵にしてしまおう、というトンデモ計画によってウルヴァリンが誕生するわけです。
しかし、ストーリーは悲劇的な面が強いものの、今ひとつ盛り上がらない。
展開がシンプル過ぎて、アクションばかり追ってしまう。
もうちょっと捻ったストーリーがあれば良かったですね。

<見どころ>
思った以上にアクションシーンが少なかったのが残念。
されど、チームXにいる超人達の活躍は格好いいです。

<出演者>
ウルヴァリン=ヒュー・ジャックマンという図式がすっかりできあがっています。
うっとおしい顎髭に鍛えた肉体、はまり役。
リーヴ・シュレイバーも同じくうっとおしい顎髭…しかし、ヒュー・ジャックマンの兄を務めるにはもうちょっとインパクトが欲しかった。
ヒロインを演じたリン・コリンズは、なかなか色っぽくていいですね。
そして、「X-MEN」といえばあの人もチラッと出てきます。

<総評>
恐らく続編ありきなんだろうなぁ、というラスト。
サイクロプスやストームも全面的に出て欲しいですね。
そういえばウルヴァリンはハルクの敵としても出てきたことがあるそうな…うーん、見てみたい。
なんだかんだで、それなりにおもしろいです。

<関連作品>
X-メン
X-MEN2
X-MEN:ファイナル ディシジョン
ウルヴァリン:X-MEN ZERO

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by syosei7602 | 2010-02-22 23:59 | アクション/アドベンチャー
風の谷のナウシカ
d0030824_2372969.jpg『NAUSICAA OF THE VALLEY OF WIND』 日本/1984
監督:宮崎駿
声:島本須美 辻村真人 京田尚子 納谷悟朗 永井一郎
松田洋治 冨永みーな 寺田誠 坪井章子 榊原良子
家弓家正



公開時コピー
少女の愛が奇跡を呼んだ。

地球が壊滅した世界を描いた未来SFアニメの傑作。
「もののけ姫」の宮崎駿監督が月刊誌アニメージュに連載していたコミックの映像化で、出世作とも言うべき作品。
声は「それいけ!アンパンマン」シリーズの島本須美、「映画 忍たま乱太郎」の辻村真人、「犬夜叉」の京田尚子、「ルパン三世」シリーズの納谷悟朗、「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」の永井一郎、「二重心臓」の松田洋治、「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0」の榊原良子、「ホッタラケの島 遥と魔法の鏡」の家弓家正など。

<あらすじ>
d0030824_2404034.jpg全世界のほとんどが腐海という人間にとっては猛毒の森林に覆われ、巨大な虫たちが生息する未来。
海からの風で腐海の毒にさらされない風の谷は、平和で慎ましい生活が営まれていた。
風の谷の王女ナウシカは、腐海を探索中、巨大昆虫・王蟲に襲われているユパを助ける。ユパは辺境一の剣士であり、ナウシカの師でもあった。
久々の再会を喜ぶユパとナウシカ、さらにナウシカの父であるジルや大ババと共に積もる話にふけったその夜、谷から西方の軍事国家トルメキアの飛行船が墜落する。
墜落現場に駆けつけたナウシカは、そこでペジテ国の王女ラステルを助けるが、荷を燃やして欲しいと言い残して息絶えてしまう。
飛行船には多数の虫とd0030824_2405278.jpg腐海の植物の胞子がついており、風の谷は大騒ぎになる。
翌日、トルメキアの飛行船が多数、風の谷へと降り立つ。たちまち戦闘が開始され、ジルは殺されてしまう。
ナウシカは怒りのままにトルメキア兵を打ち倒すが、司令官クシャナに飛びかかるその瞬間にユパに諫められる。かくして、風の谷はトルメキアの占領下に入るが…。

<作品解説>
宮崎駿監督といえば、「ルパン三世 カリオストロの城」で劇場長編デビューしたことで有名ですが、当時は宮崎ルパンがヒットしませんでした。そんな宮崎監督が自身のオリジナル作品として世に送り出したのが本作となります。
元々はアニメ雑誌のアニメージュに連載されていた作品で映画では単行本の2巻なかほどまでの話となります。本作と「もののけ姫」「ラピュタ」以外はどちらかというと、近代から現代を中心にしたファンタジックな作品が多い宮崎監督作品の中でも非常に特徴のあるストーリー。
また、本作には「エヴァンゲリオン」の庵野秀明がスタッフとして、劇中の歌(子供が歌っているランランララ~)は久石譲の娘であり歌手の麻衣、イメージソングは安田成美だったり、意外な人選がされています。
さて、本作は西暦にして3700年頃らしく、地球が壊滅した世界になっています(世界だけで言えば、「マッドマックス」がさらにひどくなったよーな…)。
生活は中世と古代文明が折り混ざったもので、空を飛ぶことができても電気、水道などは無く、しかも腐海の毒は強力で、防毒マスク無しには生きていけません。
風の谷にやってきたトルメキアとの戦闘、腐海の謎、そして腐海壊滅を目指す人間達が描かれています。その過程で戦争が起きたりするわけです。
登場する国家はトルメキア、ペジテ、風の谷となるわけですが、トルメキアはどちらかというと悪の役割、ペジテはトルメキアのほぼ属国ながら腐海を焼き払おうとする浅はかな国、風の谷は善良な人々の集まりとなっています。
本作はそれぞれがきっちりと役割として成立しているのですが、よくよく考えてみると風の谷の人たちが善良過ぎて物足りないんですね。
こういった作品だと、大国にすりよるようなごますりや裏切り者がいた方がおもしろいんですが、それはペジテが補っているわけです。
実は勧善懲悪な物語に近いのに、複雑な陰謀に絡めてしまうことでストーリーを組み立てているのは見事と言えるでしょう。

<見どころ>
言うなればラスト、しかしユパの活躍も格好いい。
虫たちの映像も見どころといえます。

<その他>
虫と意思疎通できるとか、やたらと谷の人たちに慕われているとか、実直すぎたり、実は胸が大きいとか、色々とツッコミどころがある主人公ナウシカ。個人的に、宮崎監督の描く女性はあんまり好きじゃありません。
なんというか、女性ならではのしたたかさが無いんですよね。
クシャナにしても、勇猛すぎるでしょ。
その反面、男性キャラのユパやミト、クロトワなどは実に良いです。
原作も読みましたが、映画のその後の続きはとても面白いので、一読の価値あり。

<総評>
やっぱり「ラピュタ」が一番好きかな。
本作もおもしろいんですが、今見てみると色々な部分がストレート過ぎて強烈に感じます。
ラストなんてベタベタですし…それがいいんですが。
続編は作らないんですかね。

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by syosei7602 | 2010-02-20 23:59 | アニメ/CG
マッドマックス/サンダードーム
d0030824_23382669.jpg『MAD MAX BEYOND THUNDERDOME』 オーストラリア/1985
監督:ジョージ・ミラー
出演:メル・ギブソン ティナ・ターナー アンジェロ・ロシット
ポール・ラーソン ヘレン・バディ ロッド・ズァニック
フランク・スリング キャサリン・カレン ブルース・スペンス



メル・ギブソンの出世作として人気を博したシリーズ第3弾。
監督はシリーズを手がけた「ハッピー フィート」のジョージ・ミラー。
出演は「ワンス・アンド・フォーエバー」のメル・ギブソン、「Tommy/トミー」のティナ・ターナー、「怪物團」のアンジェロ・ロシット、「チャイナ・シンドローム」のポール・ラーソン、「ディンゴ」のヘレン・バディ、「マトリックス レボリューションズ」のブルース・スペンスなど。

<あらすじ>
d0030824_23383549.jpg荒涼とした砂漠をさまようマックス(メル・ギブソン)は、飛行機に乗った親子にラクダと乗り物など全てを奪われてしまう。
彼がたどり着いた街は、全てが物々交換で成り立つバーター・タウンだった。
荷物を取り戻すため、マックスは自分の腕っ節を24時間で売ることに。
街を作り上げて支配するのは、アウンティ(ティナ・ターナー)という女が率いる一味だった。アウンティはマックスにある人物を殺して欲しいと依頼する。
標的は、街のエネルギー源であるメタンガスを生産するマスター(アンジェロ・ロシット)とブラスター(ポール・ラーソン)。マスターは体が小さいながらも頭脳として、ブラスターはマスターを守る屈強な男。
d0030824_23384332.jpgアウンティはエネルギーを管理するマスターが支配者のような振る舞いに我慢がならないものの、街の掟として殺すには決闘しかない。
しかし、ブラスターはあまりにも強すぎたのだ。
アウンティはマックスに、ブラスターに喧嘩を売って、決闘場所であるサンダードームで殺すように言う。


<作品解説>
前2作に比べて、明らかにパワーダウンしてしまった本作。
マックスの代名詞とも言えるインターセプターが無くなり、無法者の街で一暴れかと思ったら秩序ある街だった…なんという展開、ある意味驚愕。
なんといってもアクションの度合いが低く、過激なシーンもなりを潜めてしまってます。
さて、本作はマックスが大男との対決をした挙げ句、砂漠にほっぽり出されて助けてくれたのが子供ばかりがいる集落。
核戦争で滅びたという認識がすこしずれていて、マックスなんか「俺はここで長生きするぜ」みたいなことを言ったりして、引退した人みたくなって…うーん、世界観で言えば間違っていないし、話としては正統。
マッドマックスというネーミングすら不要だろうというくらいに、マックスは良い奴になってしまった。
されど、やっぱり、セットといいスタイルといい、CGでは為しえないリアルさに溢れた近未来の世界観はおもしろいですね。

<見どころ>
サンダードームとかいうから、てっきり電流デスマッチかと思ったら、ただのドームでした。
しかし、決闘の仕方がおもしろい。
お互いがゴムベルトでつるされ、空中戦を演じます。

<出演者>
やっぱりこの時のメル・ギブソンはカッコイイ。
北斗神拳でもしちゃいそうです。
街の支配者アウンティを演じるのはR&B界のトップスター、ティナ・ターナー。
面白いほどにはまってます。
2作目ではジャイロ・キャプテンだったブルース・スペンスが別役になったのが残念でした。

<総評>
3作目ともなると、挑戦的なことが出来なくなるのは必然とはいえ、もったいなさ過ぎる作品です。
単体で見ればそれなりに面白いんですけどね。
26年振りに続編が決定しているこのシリーズ。
果たして、パワーアップしたマックスが見られるのか楽しみです。

<関連作品>
マッドマックス
マッドマックス2
マッドマックス/サンダードーム

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by syosei7602 | 2010-02-16 23:33 | アクション/アドベンチャー
あの頃ペニー・レインと
d0030824_173920.jpg『ALMOST FAMOUS』 アメリカ/2000
監督:キャメロン・クロウ
出演:パトリック・フュジット ケイト・ハドソン  ビリー・クラダップ
フランシス・マクドーマンド  ジェイソン・リー  アンナ・パキン
フェアルーザ・バーク  ノア・テイラー ゾーイ・デシャネル
フィリップ・シーモア・ホフマン  マイケル・アンガラノ
受賞:アカデミー賞/脚本賞(2000) 他

公開時コピー
君がいるから、すべてがキラキラまぶしい15歳。

「エリザベスタウン」のキャメロン・クロウ監督が自らの実体験を基にした青春ロードムービー。
出演は「ホースメン」のパトリック・フュジット、「10日間で男を上手にフル方法」のケイト・ハドソン、「ウォッチメン」のビリー・クラダップ、「バーン・アフター・リーディング」のフランシス・マクドーマンド、「ドリームキャッチャー」のジェイソン・リー、「X-MEN」シリーズのアナン・パキン、「デュースワイルド」のフェアルーザ・バーク、「チャーリーとチョコレート工場」のノア・テイラー、「ハプニング」のゾーイ・デシャネル、「脳内ニューヨーク」のフィリップ・シーモア・ホフマンなど。

<あらすじ>
d0030824_174998.jpg大学教授エレイン(フランシス・マクドーマンド)を母親に持つウィリアム(マイケル・アンガラノ)は幼少の頃より、厳格に育てられた少年。
エレインの教育方針により、2歳年上の学年と誤魔化して学校に行っていた。そんな教育方針について行けない姉のアニタ(ゾーイ・デシャネル)は、家を飛び出してしまう。その際、ウィリアムにベッド下に溜め込んだロックのレコードを残していくのだった。
15歳になったウィリアム(パトリック・フュジット)は、音楽雑誌クリームに、学校新聞で書いたロックに関する記事を送り、伝説的なロックライターのレスター(フィリップ・シーモア・ホフマン)と出会う。
レスターに認められ、音楽フェスティバル・ブラックサバスの記事を書くことになった彼は、ライブ会場でペニー・レイン(ケイト・ハドソン)と名乗る美少女と知り合いになる。
d0030824_175824.jpgペニーは追っかけのグルーピーではなく、バンドを支えるバンドエイドだと言う。
そこにやってきたのはライブに参加する売り出し中のバンド、スティルウォーターの面々。
会場に入れて貰えなかったウィリアムは、スティルウォーターの曲をべた褒めしてどうにか中に入れることになるのだった。

<作品解説>
弱冠15歳で有名な音楽雑誌、ローリングストーン誌のライターとしての経験を持つキャメロン・クロウ監督。
その時の経験と体験談を基にした作品だそうです。
キャメロン監督はこの時、レッド・ツェッペリン、ニール・ヤングといった伝説的なバンドのインタビューをこなしたというから凄い。本作はライターとしての始まりが描かれています。
さて、時代は70年代、ロックの衰退が囁かれる中、姉の影響でロックにはまり込んだウィリアム少年。
母親からは弁護士になれと言われて育ちますが、その溢れるほどの文才はロックの評論記事として実を結びはじめるわけです。
70年代といえば、ロック、バイクは不良の象徴(そこに付随するのがドラッグ、セックス)。
大学教授の母親エレインはロックをしている連中なんてヤク中だと信じて疑わない。今でこそロックは一般化していますが、このステレオタイプの母親が実に良い感じ。でもドラッグはダメ!と言っても、それ以外は割と寛容なんですかね。
それはさておき、ウィリアム少年はライブ会場で魅力的なペニー・レインと出会って物語は進みます。
このペニーは、本名と年齢は不詳、自らをバンドエイドと称し、グルーピーとは違うことを主張するわけです。
実際、ペニーはバンドに同行しているので追っかけとは微妙に異なりますね。
本作で描かれるのはそんなバンドエイドの彼女とバンド自身、その様をウィリアム少年は目の当たりにします。
おもしろいのはウィリアムがバンドのファンであり続けること。
批評家の目を持っておらず、音楽性については考えることができても、バンドの持つ性格までをも音楽性として表現できない…そして、ペニーに惚れちゃっているわけです。
どうあがいても、男前のラッセルには叶わず、常に土俵の外にいる虚しさ、そして母親から離れることへの葛藤が見事に表現されています。

<見どころ>
ライブシーンがいいのですが、それ以上にウィリアムとペニーの微妙な関係がいいですね。
そしてなんといっても、ウィリアム自身が初めて自分らしい自己主張をするところは、本作のテーマと言えます。

<出演者>
ウィリアムを演じたパトリック・フュジットは本作がデビュー作。
堂々たる演技を見せてくれます。
ケイト・ハドソンは素直に可愛いと言いたい。ラブコメが多いですが、本作のような役柄が魅力的です。
ビリー・クラダップはカッコイイ。ギターを弾くシーンが様になっていますね。
そして本作のスパイスとなったのは母親を演じたフランシス・マクドーマンドでしょう。

<総評>
邦題はなかなか洒落ていますが、どうも女性向けのタイトルって気がします。
見るまではウォン・カーウァイ的なラブストーリーかと思ってたくらいですから。
でも、実際はストレートな青春映画。
様々な曲にノって流れていく物語は心地よい後味を残してくれます。

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by syosei7602 | 2010-02-15 22:59 | 恋愛/青春/スポーツ
ハンサム★スーツ
d0030824_243359.jpg『HANDSOME SUITS』 日本/2008
監督:英勉
出演:谷原章介 塚地武雅 北川景子 佐田真由美
池内博之 大島美幸 本上まなみ 佐々木希 山本裕典
伊藤明賢 住田隆 ブラザー・トム 温水洋一
中条きよし 伊武雅刀


公開時コピー
人生を変える夢のスーツ、あります!

鈴木おさむ脚本によるコメディ作品。
監督はCM出身の英勉。
出演は「天使の恋」の谷原章介、「交渉人 THE MOVIE」の塚地武雅、「真夏のオリオン」の北川景子、「花より男子ファイナル」の佐田真由美、「グーグーだって猫である」の大島美幸など。
テーマ曲は渡辺美里の「My Revolution」。

<あらすじ>
d0030824_245277.jpg亡き母親の跡を継ぎ、定食屋を営む大木琢郎(塚地武雅)は、料理上手で心優しい青年だがブサイクな容姿ゆえに女性にもてたことは一度も無く、嫌われることばかり。
ある日、バイトの募集でやってきた星野寛子(北川景子)に一目ぼれして採用するものの、告白してあっさり振られてしまった挙句、突然辞められてしまう。
失意の琢郎に追い討ちをかけるように、友人の真介(池内博之)と久恵(本上まなみ)の結婚式の招待状が届く。スーツの新調に訪れた紳士服の青山で、店長の白木(中条きよし)に声をかけらてあるスーツを紹介される。
d0030824_25650.jpgそれは、着るだけでハンサムになれるという、夢のスーツだった。琢郎はハンサムスーツを気に入り、光山杏仁(谷原章介)という名前で町に繰り出す。
その時から、あっという間に女性にもてるようになり、さらに神山晃(伊武雅刀)というファッションデザイナーにスカウトされ、モデルデビューを果たしてしまうのだった。

<作品解説>
公開当時、見ようと思って結局見なかった作品です。テーマ曲からして、年代的に大当たりな世代で気になっていましたが、普通におもしろかった。
ここ数年の邦画のコメディというと、宮藤官九郎の作品が多かったのですが、本作はテレビ番組の構成作家としても人気の鈴木おさむが脚本ということでなかなか隙のない作品になっています(クドカンは結構最後がおざなりになることが多い)。
さて、ブサイクゆえにもてない琢郎がある日手に入れたのは、ハンサムになれる夢のようなスーツ。
着ればあっという間に男前に変身し、声も変えられるというすごいテクノロジーです(さまざまなパターンがあるのがおもしろい)。
ハンサムゆえに得られる恩恵にあがらえず、どっぷりと浸かってしまった琢郎。ひたすらハンサム、俺ってハンサムという自画自賛が面白く、ハンサムな男杏仁を演じる谷原章介のナルシストっぷりは見事というほかありません。
小ネタもあちこちにちりばめられていて笑えるシーンも多く、最後まですっきりと見られます。
何よりも驚きなのは青山やガールズコレクションとのコラボ。
さらに多彩な出演陣の多さ、ある意味メディアを逆手に取ったうまい構成です。

<見どころ>
とにかくおもしろいのは琢郎=杏仁の切り替わり。
本来なら琢郎がドタバタの主役となるところを、ハンサムな杏仁がドタバタになっています。
これって役割が逆転しているからこそできるおもしろさですね。

<出演者>
芸達者な塚地武雅の好演が光ります。
さらに谷原章介がぶっ壊れた演技を披露。女優に比べて男優の方がコメディに対して構えるところがあると思いますが、弾けっぷりがいい。
北川景子、大島美幸などの女優陣はコメディ演技は少なめです。

<総評>
予想していた以上にテンポがよく、おもしろい作品です。
シリアスなシーンが少ない分、逆に際立っているのが特徴といえます。
差し込まれるネタが古いだけに、DVDで気軽に見た方が笑える作品かもしれません。

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by syosei7602 | 2010-02-13 23:59 | コメディ/パロディ
ルパン三世 the Last Job
d0030824_23535156.jpg『LUPIN THE 3RD THE LAST JOB』 日本/2010
監督:アミノテツロ
声:栗田貫一 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗
平野綾 朴路美 津嘉山正種




公開時コピー
TVスペシャル第21弾!!
銭形警部がシリーズ20年にしてついに死亡……!!


毎年恒例となった金曜ロードーショーのルパン三世TVスペシャル21作目。
監督は20作目を手がけたアミノテツロ。
声はお馴染みの面々に加え、「涼宮ハルヒの消失」の平野綾、「劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者」の朴路美、「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」の津嘉山正種など。

<あらすじ>
d0030824_23535933.jpgナチスドイツの保養所からヒトラーが集めていた財宝が見つかる。
その中になぜか日本の国宝級の文化財「地獄如来像」が紛れ込んでいた。
ルパンは如来像に秘められた謎を解明するために、予告状を出して行動を開始する。
一方、銭形警部はドイツの特殊部隊を引き連れて如来像の護衛に当たるが、ルパンの罠にかかり奪われてしd0030824_2354829.jpgまう。壮絶な追跡劇が繰り広げられるが、そこに現れたのはモルガーナ率いる忍者強盗集団だった。
全てを巻き込んで攻撃をするモルガーナに、銭形が殺されてしまう。ルパンは次元、五ェ門と共に如来像奪還を誓うが、お宝に目がない不二子までもが参戦。さらに、インターポールで潜入捜査をしていた飛鳥が加わるが…。

<作品解説>
昨年は名探偵コナンとルパン三世という異色コラボが実現。それほど間を置かずに本作となります。
ルパンのキャラクターデザインなどは、当初かなりぶれていたのですがここ数作では落ち着いた感じになって見やすくなりました。しかし、このご時世にアナログサイズのSD映像はちょっと残念。
本作は懐かしい風魔一族が登場。風魔一族といえばあれですよ、劇場版3作目にしてキャスト総入れ替えで公開された異色のルパン三世「風魔一族の陰謀」。
もっとも本作ではリンクはされていないので、まったく別の物語…見る前は五ェ門との因縁があるかと思ったんだけどなぁ。
さて、今回の話の肝はとっつぁん死す!だったはず…が、なにやら途中からは別にとっつぁん死ななくても良かったじゃないかというツッコミに変わってしまいました。
謎の忍者集団はカリ城の影響でしょうか。
アクションはかなり多めで、珍しく次元が苦戦したりするものの、魅力的な敵役が出てこないのが残念。
その代わりキワモノが出てくるけど。
ヒロインである飛鳥はアニメにはありきたりの露出度高めのくのいち姿。
色々と考えられてはいるんですが、ストーリーにひねりが足りなかったですね。
しかし元ネタというか、あれって「天使と悪魔」だ。

<見どころ>
なにやらメカに凝ってます。
ついでに銃声にも凝ってます。

<その他>
ところで不二子の声の増山江威子ですが、73歳ですよ!
声が変わらん!凄すぎる。
とっつぁん役の納谷悟朗はちょっとお疲れ気味な感じです。
一体どこまでオリジナルキャストでいくんでしょうか。

<総評>
ルパンシリーズもハードさがアクションのみに特化されてきました。
そろそろ「カウボーイビバップ」の渡辺信一郎監督あたりに劇場版をやって欲しい。
テレビだと制限ありすぎです。
気楽に見られるんですけどね。

<関連作品>
■劇場版
ルパン三世 (1作目)
ルパン三世 カリオストロの城 (2作目)
ルパン三世 バビロンの黄金伝説 (3作目)
ルパン三世 風魔一族の陰謀 (4作目)
ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス (5作目)
ルパン三世 DEAD OR ALIVE (6作目)

■テレビスペシャル
ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発! (1作目)
ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎 (2作目)
ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え (3作目)
ルパン三世 ロシアより愛をこめて (4作目)
ルパン三世 ルパン暗殺指令 (5作目)
ルパン三世 燃えよ斬鉄剣 (6作目)
ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!! (7作目)
ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密 (8作目)
ルパン三世 ワルサーP38 (9作目)
ルパン三世 炎の記憶 ~TOKYO CRISIS~ (10作目)
ルパン三世 愛のダ・カーポ/FUJIKO's Unluckey Days (11作目)
ルパン三世 1$マネーウォーズ (12作目)
ルパン三世 アルカトラズ・コネクション (13作目)
ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト (14作目)
ルパン三世 お宝返却大作戦!! (15作目)
ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~ (16作目)
ルパン三世 天使の策略(タクティクス)~夢のカケラは殺しの香り~ (17作目)
ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ (18作目)
ルパン三世 霧のエリューシヴ (19作目)
ルパン三世 sweet lost night ~魔法のランプは悪夢の予感~ (20作目)
ルパン三世 the Last Job (21作目)

■OVA
ルパン三世 生きていた魔術師

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by syosei7602 | 2010-02-12 23:03 | アニメ/CG
パニッシャー:ウォー・ゾーン
d0030824_136476.jpg『PUNISHER WAR ZONE』 アメリカ/2008
監督:レクシー・アレクサンダー
出演:レイ・スティーヴンソン  ドミニク・ウェスト  ジュリー・ベンツ
コリン・サーモン  ダグ・ハッチソン ダッシュ・ミホク
ウェイン・ナイト



公開時コピー
孤高の人間断頭台!
問答無用! 完全破壊!


マーベルコミックの人気ヒーローの1人で、3度目の映画化。
監督は「フーリガン」のレクシー・アレクサンダー。
出演は「キング・アーサー」のレイ・スティーヴンソン、「ハンニバル・ライジング」のドミニク・ウェスト、「ランボー 最後の戦場」のジュリー・ベンツ、「ラスト・ブラッド」のコリン・サーモン、「ノー・グッド・シングス」のダグ・ハッチソン、「アイ・アム・レジェンド」のダッシュ・ミホクなど。

<あらすじ>
d0030824_1361454.jpgマフィアに家族を殺されたフランク・キャッスル(レイ・スティーヴンソン)は、法律では裁くことができない悪人を処刑するパニッシャーとして独り、戦い続けていた。
ある日、凶悪犯でマフィアの幹部ビリー・ルソッティ(ドミニク・ウェスト)が不起訴となって釈放される。
フランクはルソッティの組織を壊滅させるべく、組織の幹部が一堂に会する夜に奇襲を仕掛け、そのほとんどを抹殺する。
ルソッティは数人の部下と逃げ延びるが、遂には追いつめられガラス粉砕器で顔をズタズタに切り裂かれてしまう。
しかし、フランクはルソッティを追いつめる過程で、組織に潜入していたFBIの潜入捜査官を殺してしまい、自らの行動に疑問を感じて苦悩する。
d0030824_1362113.jpg一方、ルソッティは奇跡的に一命を取り留めたものの、かつての美男子の面影は消え失せ、ツギハギ顔をして自らジグソウと名乗り、フランクへの復讐を誓っていた。
手始めに、対パニッシャーの戦力として弟のルーニー・ビン・ジム(ダグ・ハッチソン)を精神病院から連れ出すのだった。

<作品解説>
89年にドルフ・ラングレン、04年にトム・ジェーン主演で映画化された「パニッシャー」。
マーベルコミックのヒーローとしては超人的な能力はなく、ただ戦闘力が異様に高い普通の人間であることが特長です。
前2作の続きというわけではなく、完全に独立したストーリーとなっています。ただ、04年版はパニッシャーとして生きていくまでの過程、本作はすでにパニッシャーの活動が5年くらいという設定なので続編と言えなくもないですね。
さて、主人公のフランクはマスクも被らず、悪人にも警官にも名前が知れ渡っています。ただ、彼は法律上は既に死んでいます。家族が殺された回想シーンはほんの少し(前作と同じパターンなら、完全な続編にできたのに)。
FBI捜査官を過って殺害したフランクは苦悩しながらも、捜査官の家族を守るために戦いを続けるわけです。
ストーリーは至ってシンプルながらも、アクションは格好良く、しかもかなりグロいシーンが多い。
まあ、あまりにも頭が吹っ飛んだりするもんだから、ほとんどギャグみたいな感じ。
04年版はあちこちにジョークみたいなシーンがあったり、計略があったりして結構好きなんですが、本作はとことんアクション。
おまけに問答無用。相手が命乞いしても殺しちゃいます。
マーベルコミックのヒーローとしては、かなり危ないですね。

<見どころ>
コントラストの高い映像によるアクションは見どころ十分。

<出演者>
レイ・スティーヴンソンは骨太な感じの男前。
しかし、あまりにもはまりすぎてますね~個人的にはトム・ジェーンの方が好きかな。
ドミニク・ウェストがまともに見られるのが序盤のみ。マーベルコミックにはお馴染みの顔がぶっ壊れた悪者になっちゃいます。
その弟ルーニージムを演じたダグ・ハッチソンは最初は良かったけどなぁ。
もうちょっと弾けて欲しかった。
ジュリー・ベンツは綺麗でした。

<総評>
89年版は見たことがない…もといDVDが出ていません。ビデオはあるようです。
04年版を映画館で見たとき、自分を含めて3人という状況だったのが思い出(笑)。
悪くはないと思うんですが、もっとアメコミ的な演出があってもおもしろかったですね。
それを考えると04年版はラストが良かったかなぁ。
とりあえず可も無し不可も無しってところです。

<関連作品>
パニッシャー (1989)
パニッシャー (2004)
パニッシャー:ウォー・ゾーン

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by syosei7602 | 2010-02-11 23:59 | アクション/アドベンチャー
サロゲート
d0030824_2375766.jpg『SURROGATES』 アメリカ/2009
監督:ジョナサン・モストウ
出演:ブルース・ウィリス ラダ・ミッチェル ロザムンド・パイク
ボリス・コジョー ジェームズ・フランシス・ギンティ
ヴィング・レイムス ジェームズ・クロムウェル
ジャック・ノーズワージー デヴィン・ラトレイ マイケル・カドリッツ


公開時コピー
ロボットがすべてを代行する社会。
それは、ユートピアのはずだった…。


ロバート・ヴェンディティ原作のグラフィックノベルの映像化。
監督は「ターミネーター3」のジョナサン・モストウ。
出演は「ダイ・ハード4.0」のブルース・ウィリス、「サイレントヒル」のラダ・ミッチェル、「プライドと偏見」のロザムンド・パイク、「スターシップ・トゥルーパーズ3」のボリス・コジョー、「デイ・オブ・ザ・デッド」のヴィング・レイムス、「ブッシュ」のジェームズ・クロムウェルなど。

<あらすじ>
d0030824_2365640.jpg近未来、サロゲートと呼ばれる人間そっくりの身代わりロボットが普及していた。
人々は家から出ることなく、サロゲートを遠隔操作することで生活し、犯罪率は低下、人種差別も過去のものとなっていた。
ある夜、クラブの裏手でキャンター(ジェームズ・フランシス・ギンティ)という青年と女性のサロゲートが破壊され、持ち主である本人も死亡するという事件が発生。死んだキャンターがサロゲートの生みの親キャンター博士(ジェームズ・クロムウェル)の息子だと判る。
d0030824_237797.jpgFBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)とピータース(ラダ・ミッチェル)は、キャンター博士に会い、息子が博士のサロゲートを借りた為に起きた人違いの殺人事件と推理するのだった。
一方、サロゲート生産販売の最大手VSIの広報は、サロゲートが壊れる時は安全装置が作動して安全だと言い張るが…。

<作品解説>
ジョナサン・モストウ監督といえば傑作「ブレーキ・ダウン」があります。でも、「ターミネーター3」はシリーズとして外されてしまったり…微妙に小粒感溢れる作品を撮りますね。
本作も同じように小粒感ありながらも、83分というスピード感がたまらない作品となっています。
グラフィックノベルが原作ですが、ネタがかなり「攻殻機動隊」っぽいですね。
さて、人類のほとんどが総引きこもり状態となって、顔、年齢、性別などが偽れるようなあり得ない世界の話です。行動は全てサロゲートを仲介し、本人は遠隔操作のために常にベッドに寝ころんでいます。
要するにリアルなセカンドライフみたいなもので、ケンカがあっても壊れるのはサロゲート、事件があっても被害に遭うのはサロゲート。これらはすべて器物破損として処理されます。
一見すると平和な世界ですが、現実でありながら虚構であり、見た目からしてウソなわけです。
それを受け入れちゃっているのは「まあ、平和だからいいや」という感じ。
そこへ起きた数年ぶりの殺人事件、絡んでいるのはサロゲート反対派の生身の人たち…どっかで聴いたような設定ですけど。
主人公のグリアーは、ほどほどに真面目な男で捜査官という任務として真っ当に捜査をはじめます。
一方では家庭で目覚めれば出会うのは奥さんのサロゲート。部屋は別々、会話はあるけど奥さんは常にサロゲート。
そんな生活に若干うんざりしたグリアーですが、サロゲートの彼の方はにやついた顔をしてるんですね。
サロゲートを使うことで自分を演出しているというのがよくわかります。
街行く人々が若い美男美女ばかりという世界はおもしろいです。

<見どころ>
なにせ元がロボットですから、事故にあっても頑丈。
サロゲートを生産している場面はいいなぁと思いながらも「アイ,ロボット」を思い出しました。
アクションシーンはロボット的で迫力あります。

<出演者>
サロゲートウィリスは髪の毛あります。
久しぶりに見ました。
相棒のピータースを演じるラダ・ミッチェルは好きな女優のひとり。
奥さん役のロザムンド・パイクも綺麗です。

<総評>
全体的なネタとしては面白いんですが、使い古された感じがします。
よくまとまってはいますけど、もう少し深い設定を見せてくれても良かった。
オープニングで登場するロボット達は実際に研究されているものが多くて、意外と見どころかも。
しかし、サロゲートが本当にあったら「今日、サロゲろうぜ!」とか言うんでしょうかね。

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by syosei7602 | 2010-02-10 23:58 | SF/ファンタジー/パニック
スラムドッグ$ミリオネア
d0030824_20172.jpg『SLUMDOG MILLIONAIRE』 イギリス・アメリカ/2008
監督:ダニー・ボイル
出演:デヴ・パテル マドゥル・ミッタル フリーダ・ピント
アニル・カプール  イルファン・カーン
アーユッシュ・マヘーシュ・ケーデカール
アズルディン・モハメド・イスマイル  ルビーナ・アリ
受賞:アカデミー賞/作品賞・監督賞・脚色賞 他多数(2008)

公開時コピー
運じゃなく、運命だった。

2008年度の賞レースで多数受賞し、アカデミー賞8部門に輝いたサクセスストーリー。
原作はヴィカス・スワラップの『ぼくと1ルピーの神様』。
監督は「サンシャイン2057」のダニー・ボイル。
出演はデビューとなるデヴ・パテル、フリーダ・ピント、インドの舞台俳優マドゥル・ミッタル、「歌う色男、愛・ラブ・パラダイス」のアニル・カプール、「マイティ・ハート/愛と絆」のイルファン・カーンなど。

<あらすじ>
d0030824_201092.jpgインド・ムンバイのスラム出身の青年ジャマール(デヴ・パテル)は、大金が獲得できるクイズミリオネアに出場し、見事1000万ルピーを獲得するが、不正を疑われ警察に拘留されていた。
ジャマールを取り調べる警部(イルファン・カーン)は、ジャマールにミリオネアのビデオを見せながら、無学でありながら何故答えを当て続けられたかを質問していく。
ジャマールは、答えが解ったのは不正でもなく自らの人生で得た知識であったと答える。
幼少時、ジャマールはスラムでd0030824_202465.jpg兄サリーム(アズルディン・モハメド・イスマイル)と母親の3人で暮らしていた。
ある日、宗教的な対立で母親を失った2人は、偶然であったラティカ(ルビーナ・アリ)と共にゴミの中で暮らすことになる。
そこへ謎の男達がやってきて、3人を親切に扱い、ある場所へと連れて行くのだが…。


<作品解説>
イギリスの鬼才、ダニー・ボイル監督によるインドを舞台にした作品として有名になり、その質の高さから様々な映画賞を受賞し、見事オスカーに輝いた傑作です。
クイズミリオネアといえば、日本でもみのもんたが司会および出題者をつとめたことで有名なイギリス発の番組です。4択の答えから選ぶだけというシンプルなクイズ番組でありながら、賞金額がかなり高い。
本作での最高獲得金額は日本円にして約4000万円!
日本であってもまさしく金持ちという金額と言えます。
さて、本作はスラム育ちの青年が如何にしてミリオネアで勝ち続けることができたのか、というところから始まります。ごみためのスラムで育ったジャマールと兄サリーム、家族を失いながらも生きなければならない2人に加わったのは天涯孤独だったラティカという少女。
メインはジャマールですが、サリームのスラムから脱したいという必死さ、ラティカとジャマールの淡い恋などを交えて、その生き方がテンポ良く語られていきます。
インドにおける、スラムや社会的問題、その中に絡められるジャマールの運命の残酷さ、面白さ、そして必然的な出来事の描き方は見事。
ただ、ジャマール達の生活を豊かにしたいという努力というのは、実はほんのわずかで、ただ生き延びるための本能みたいなものが色濃く描かれているのが印象的ですね。
ダニー・ボイル監督の作品はどちらかというと、ねばっこい人物描写が中心だと思うのですが、本作は残酷さの中にある純粋さを描くことで観賞後は爽やか…これが意外でした。
原作とは随分と設定が変わっていたり、また途中から英語が普通に使われてしまったりすることに疑問が出てきたりします。些細なことですが、原作にはあったそうなので軽く入れて欲しかったですね。

<見どころ>
ジャマールが経験する人生はどれも印象的な出来事が多いですが、中盤のお札のくだりは悲しいですね。
ラストのインドらしさは、インド映画を見たことない人には「?」かもしれませんが、あれが普通ですから(笑)。

<出演者>
幼少期、少年期、青年期と分かれています。
特に幼少期のジャマールを演じたアーユッシュ・マヘーシュ・ケーデカールは、本当にスラムからキャスティングされた子どもらしいのですが、ギャラの問題で両親が色々とケチを付けたそうで…そんなことを含めて考えても、確かに彼と兄を演じたアズルディン・モハメド・イスマイルは良かったです。
青年期のデヴ・パテルは誠実な印象の俳優。
デビューにして初主演とは思えないほど、うまく演じてくれました。
兄サリームのマドゥル・ミッタルも良かったんですが、少年期のアーシュトーシュ・ローボー・ガージーワーラーが良かった。
ラティカを演じたフリーダ・ピントは素直に美人だと言いたい(モデルだそうです)。

<総評>
脚本が「フル・モンティ」のサイモン・ボーフォイ…なるほど、「フル・モンティ」は良かったしなぁ。
全体的にスピード感があり、もっと暗い感じなのかと思いましたが、割と抑えめ。
監督自身が脚本を書いたら、相当なことになっていただろうと思いますが。
ラストの緊張感はなかなかのもの。
ダニー・ボイル監督の作品の中では一番好きです。

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by syosei7602 | 2010-02-07 23:35 | ヒューマン/ドラマ