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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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<   2009年 07月 ( 18 )   > この月の画像一覧
シャッター
d0030824_0513023.jpg『SHUTTER』 アメリカ/2008
監督:落合正幸
出演:ジョシュア・ジャクソン レイチェル・テイラー 奥菜恵
デヴィッド・デンマン ジョン・ヘンズリー マヤ・ヘイゼン
ジェームズ・カイソン・リー 宮崎美子 山本圭



公開時コピー
忘れたとは言わせない。

タイのホラー映画「心霊写真」を、「感染」の落合正幸がハリウッドでリメイク。
落合監督、奥菜恵のハリウッドデビュー作となる。
出演は「ザ・スカルズ/髑髏(ドクロ)の誓い」のジョシュア・ジャクソン、「トランスフォーマー」のレイチェル・テイラー、「犬神家の一族」(2006)の奥菜恵など。

<あらすじ>
d0030824_0514296.jpg新婚のカメラマンのベン(ジョシュア・ジャクソン)とジェーン(レイチェル・テイラー)は、新婚旅行とベンの仕事も兼ねて日本へ新婚旅行へと向かう。
美しい景色を堪能したその夜、宿泊先のロッジへ向かう途中、ジェーンは道に迷ってしまい、ベンと共に地図を見ながら運転していた。
ところが、脇見をした瞬間に道に出てきた若い女性を轢いてしまい、車は道を外れてクラッシュしてしまう。
気が付いた2人は女性を捜すがどこにも見あたらず、警察も見つけることはなかった。
2人は気を取り直し、ベンの仕事で東京に向かう。
ベンのかつての仕事仲間ブルーノ(デヴィッド・デンマン)の手配で、洒落た撮影スタジオ兼住居に生活の場を移す。
d0030824_0515029.jpg程なくして、旅行先で撮った写真ができあがるが、そこにはいずれも白い靄のようなものが写っていた。
さらに、2人の写す写真には必ずといっていいほど、奇妙なものが写るようになり、ベンの仕事の写真は使い物にならない。
ジェーンは、旅先で轢いてしまった女性の姿を度々眼にするようになるが…。

<作品解説>
タイ映画は割とホラーが充実していて、代表的なのが「The EYE」シリーズです。
感覚的に日本と共通しているのか、ジメジメ系の作品が多いですね。
本作はハリウッド版の「THE JUON/呪怨」の制作スタッフが集まって撮られたそうです。
さて、ストーリーは至ってシンプル。
ひとりの女性の霊が訳も分からずに出没し、写す写真には必ず入り込んで来るというはた迷惑…もとい、主人公がカメラマンというのポイントですが、とにかく出てくる出てくる。
夜とか昼間とかお構いなしってのが節操ない感じでおもしろいんですけどね。
ストーリーはシンプルですが、結構ひねってあります。
ただ、ひねってあることがわからないというのが悲しいというか…。
なんとなく始まって、なんとなく終わっちゃいました。
ほとんど怖さがないホラーといえます。
日本では知られている奥菜恵は雰囲気としてはいいんだけど、いくら怖い格好しても奥菜恵でしかないというジレンマ。
「リング」シリーズのようにキャスティング見てから「ああ!」と思いつくぐらいの女優であれば、怖さレベルがあがったのに。

<見どころ>
ジェーン役のレイチェル・テイラーがキレイでした…。

<出演者>
ジョシュア・ジャクソン、もっと怖い表情してほしかった。
レイチェル・テイラーはいいですね~スラリとしていて美人です。
奥菜恵は目の大きさだけ見れば、ホラー向き。

<総評>
ホラー映画としては並でしょうか。
特別に怖いということもなく、淡々と終わった感じ。
新婚設定とはいえ、やたらとキスしまくるのはどうかと思いましたけど。
オリジナルを見るべきか迷うところです。

<関連作品>
心霊写真 (オリジナル)
シャッター (リメイク)

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by syosei7602 | 2009-07-30 23:59 | ホラー/オカルト
ゴッドファーザー
d0030824_22142653.jpg『THE GODFATHER』 アメリカ/1972
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:マーロン・ブランド アル・パチーノ ジェームズ・カーン
ジョン・カザール  ダイアン・キートン  ロバート・デュヴァル
リチャード・カステラーノ タリア・シャイア  スターリング・ヘイドン
ジョン・マーリー リチャード・コンテ アル・レッティエリ
受賞:アカデミー賞/作品賞・主演男優賞 他(1972)

今なお語り継がれるマフィア映画にして、ヒューマンドラマの傑作。
マリオ・プーゾの原作を「地獄の黙示録」のフランシス・フォード・コッポラ監督が見事に映像化。
全3部作、シリーズもので唯一、1作目、2作目ともにアカデミー賞を獲得した。
出演は「地獄の黙示録」のマーロン・ブランド、「オーシャンズ13」のアル・パチーノ、「ゲット スマート」のジェームズ・カーン、「ディア・ハンター」のジョン・カザール、「恋愛適齢期」のダイアン・キートン、「サンキュー・スモーキング」のロバート・デュヴァル、「ロッキー」シリーズのタリア・シャイアなど。

<あらすじ>
d0030824_22143361.jpg夏の日差しがまぶしいコルレオーネ家の屋敷では、末娘コニー(タリア・シャイア)とカルロ(ジャンニ・ルッソ)の結婚式が行われていた。その最中、ブラインドをおろした薄暗い部屋で一家の長であるドン・ヴィト・コルレオーネ(マーロン・ブランド)が、友人達からの様々な頼み事を聞いては息子や部下たちに対応を割り振っていく。
程なくして、三男のマイケル(アル・パチーノ)が恋人ケイ(ダイアン・キートン)を伴ってやってくる。
軍人であり英雄のマイケルは決して父親の仕事には加わろうとせず、ケイもまたそんなマイケルを慕っていた。
ある日、麻薬ディーラーで危険な男ソロッツォ(アル・レッティエリ)が、ヴィトに仕事の話を持ちかけてくる。しかし、ヴィトーは麻薬を扱うことで政界の人脈が無くなることを危惧し、それを丁寧に断る。
長男のソニー(ジェームズ・カーン)は時代が変わったと言って、前向きの姿勢を見せていたことから、ソロッツォはヴィトさえ始末すれば取引ができると考える。
クリスマスが近づいたある日、自らが経営するオリーブオイルの会社を出たところでヴィトは5発もの銃弾を受けて倒れてしまう。
その頃、マイケルはケイと一緒に買い物を楽しんでいた。d0030824_22144018.jpg街を歩いている最中、ケイがヴィト暗殺未遂が書かれた記事を見つけ、マイケルは急ぎ屋敷へと戻る。
ソロッツォの背後にはタッタリア・ファミリーがあり、やがてニューヨークの他のファミリーも動き出していた。
一命をとりとめたヴィトに代わって、ソニーが指揮を執るが抗争は激化する一方だった。


<作品解説>
映画史に燦然と輝く傑作です。
コッポラ監督の手腕がいかんなく発揮され、さらに出演者たちの実に見事な演技によって、ほとんど隙の無い作品といえるでしょう。
続編は2作ありますが、3作目はどちらかというと外伝的な話で考えていたそうです。
本作の見事な点はキャスティングもさながら、シナリオ、カメラワーク、美術、音楽といくつも挙げることができますが、アカデミー賞では8部門にノミネート、うち3部門のみの受賞となったのは意外という他ありません(主演男優賞のマーロン・ブランドは受賞拒否!)。
さて、本作はマフィア映画のスタンダードを築いたといっても過言ではなく、この作品以降は類似したものが多数作られました。
しかし、マフィアという組織の残酷さ、壮絶な抗争シーン、駆け引き、家族愛等々、語り尽くせないほどに凝縮されたこのストーリーを越えるものは未だに無いといえます。
主人公のマイケルは、父親をそれほど快くは思っていませんが、狙われたことにより逆襲を考えます。この逆襲を言い出すシーンの手前に緊張感あふれる駆け引きが存在し、結果として自らマフィアとしての才能に目覚めてしまう…本作の肝になりますが、マイケルを演じるアル・パチーノの熱演が素晴らしい。
ただ、時間軸が些か飛んでしまったりするところが少し残念…それすらも出演者の老けメイクや演技でカバーさせてしまうのが恐ろしくもあります。
余談ですが、さすがに40年近く前なのでリマスター版がオススメです。
ブルーレイで見ると、映像がかなりクリアになっていて、細部に渡るまで楽しめます。

<見どころ>
これについては最初と最後のマイケル、としか言えません。
つまり間も残さず見ないとダメってことですね。

<出演者>
我が儘で有名、そして当時落ち目だったマーロン・ブランドが復活したきっかけです。
序盤から終盤に至るまでの老け具合が凄すぎます。
アル・パチーノはとにかく格好いい。当初はロバート・レッドフォードが考えられていたそうですが、イタリアのマフィアにそれはなし…ということでコッポラ監督の一押しとなりました。
ジェームズ・カーン、ダイアン・キートン、ロバート・デュヴァルなど、名助演が勢揃い。
言うことはありません。

<総評>
これほどのパワーを持った作品は、近年見られません。
まあ、ストーリーは重いし、男臭い映画です。
それらを差し引いても、濃厚なストーリーは見ていて飽きません。
相当に長い映画ですが、一度は見ることをオススメします。

<関連作品>
ゴッドファーザー
ゴッドファーザーPART II
ゴッドファーザーPART III

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by syosei7602 | 2009-07-28 22:09 | ヒューマン/ドラマ
アマルフィ 女神の報酬
d0030824_225143.jpg『AMARFI』 日本/2009
監督:西谷弘
出演:織田裕二 天海祐希 戸田恵梨香 佐藤浩市
大塚寧々 伊藤淳史 小野寺昭 平田満 佐野史郎
大森絢音 サラ・ブライトマン ロッコ・バナレオ 福山雅治
声:中井貴一


公開時コピー
事件の真相を求め、外交官・黒田がイタリアを駆ける。

フジテレビ開局50周年記念作品として、「ホワイトアウト」の原作者・真保裕一が企画段階から加わって制作されたサスペンス。
監督は「容疑者Xの献身」の西谷弘。
出演は「椿三十郎」(2007)の織田裕二、「サウスバウンド」の天海祐希、「L change the WorLd」の戸田恵梨香、「ザ・マジックアワー」の佐藤浩市、「容疑者Xの献身」の福山雅治など。
主題歌はサラ・ブライトマン。

<あらすじ>
d0030824_225988.jpgクリスマス目前のイタリア・ローマ。
日本大使館では、G8に参加する川越外務大臣(平田満)のイタリア訪問準備に追われていた。
西野参事官(佐野史郎)は、赴任するはずの書記官がまだ到着していないことに気が付き、研修生の安達(戸田恵梨香)を迎えに出す。
その書記官である黒田(織田裕二)、実は彼はイタリアで予告されたテロから邦人を守るために派遣されたのだった。
一方、観光で娘のまどか(大森絢音)と共にやってきていた矢上紗江子(天海祐希)は、美術館でまどかの姿を見失ってしまい、大使館に連絡してくる。しかし、準備に忙しい西野はその対応を安達に任せ、赴任してきたばかりの黒田を通訳として向かわせる。
美術館の防犯カメラの映像にはトイレに入ったきり出てこないまどかを映し出していた。
d0030824_23854.jpgそこへ犯人からの連絡が入る。
それはまどかの誘拐の身代金の要求だった。イタリア語を話せない紗江子に代わって出た黒田は、思わず父親だと言ってしまう。
イタリアでは身代金の支払い自体が違法であるための対処だったが、警察へも連絡した黒田に対して紗江子は激高する。

<作品解説>
「ホワイトアウト」で主役を演じた織田裕二。真保作品とのタッグは2作目になります。
オールイタリアロケとフジテレビ史上最高額の制作費を投じた意欲作で、さらに織田裕二と福山雅治が初共演!(実際にはワンシーンのみ、フィルムが死んで日本で別撮りしたとか)
監督の西谷弘は「容疑者Xの献身」を撮ってヒットさせているので、なかなか面白い組み合わせですね。
本作は映画原作として企画されているため、物語の流れが非常にスムーズです。
さて、日本人少女の誘拐事件から始まり、テロ対策の外交官・黒田が予定外で巻き込まれることに始まります。本来はテロ対策をしなければならない為、大使館の賓客対応にケチを付けたりと嫌がられる立場になってますが、これは冒頭のみで後はひたすら誘拐犯を追うことに。
クセのある黒田と娘の無事のみを案じる紗江子、そしてイタリア警察との駆け引き、古代都市を舞台に走り回る展開はなかなかのもの。
また、タイトルにあるアマルフィは、イタリアの世界遺産のひとつで、本編でも非常に美しい街並みを見せてくれます。
全体的にテンポが良く見ていて飽きないんですが、サスペンス映画としての出来を考えた場合、犯人はかなりあっさりとわかってしまいます。
冒頭のあるシーンが不要だようなぁと…あれさえ無ければ、もう少し謎を引っ張れた感じがしたのと、突然映像がブツ切りになるところがあり、これが気になりました。
サラ・ブライトマンが本人役で出演し、「Time to say goodbye」が効果的に使われます。
映像、音楽は秀逸。
もう少しシナリオが捻ってあれば、と思いますが個人的には好きな作品でした。

<見どころ>
やっぱり青島とガリレオ(笑)の共演はおもしろいですね。
もう少し絡んで欲しかったところです。

<出演者>
織田裕二のクセのある演技は相変わらずですが、本作ではひたすら仏頂面で淡々としています。
でも、今回は青島じゃなかったなぁ。
天海祐希はいいですね、芯の強い母親のイメージがぴったりで作中でのギャップが見事。
戸田恵梨香は普通にかわいいですが、一カ所だけ舌打ちする場面があります。
あれ、いいなぁ、めっちゃ不満そうな感じがうまい。
佐藤浩市の役どころは微妙…うまいんですがね、もう少し彼とタメはれるキャスティングが欲しかった。

<総評>
サスペンスとしては及第点。
あと一ひねりってところですが、キャスティングも豪華だし、ロケ地の選択も良かったですね。
大使館員たちが後半になるとほとんど出てこないとか、若干ツッコミどころもありますが、楽しめる作品だと思います。

あと、映画館はほぼ満席でしたが、携帯の電源を切らないマナー悪い客がちらほら。
バイブでも音が響くし、挙句返信しているし…映画見ている余裕があるならそんなもん切っておけ!と言いたい(携帯画面は明るいから後ろの客にはすごく見える)。
席が近くなら蹴りいれているところです。

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by syosei7602 | 2009-07-25 23:48 | ミステリ/サスペンス
黒帯 KURO-OBI
d0030824_1344019.jpg『KURO-OBI』 日本/2006
監督:長崎俊一
出演:八木明人 中達也 鈴木ゆうじ 小宮孝泰 小須田康人
阿南健治 須藤雅宏 諏訪太朗 深澤嵐 近野成美
西冬彦 吉野公佳 大和田伸也 白竜 夏木陽介



公開時コピー
まっすぐ、強く。

「西の魔女が死んだ」の長崎俊一監督による、本格空手映画。
主演の2人は空手六段という腕前を持つ「ハイキック・ガール」の八木明人、中達也、「犯人に告ぐ」の鈴木ゆうじ、「いけちゃんとぼく」の深沢嵐、「さくらん」の近野成美、「茶々 天涯の貴妃(おんな)」の吉野公佳、「それでもボクはやってない」の大和田伸也、「龍虎兄弟」の夏木陽介など。

<あらすじ>
d0030824_1344844.jpg時は昭和初期。
柴原道場の門下生、義龍(八木明人)、大観(中達也)、長英(鈴木ゆうじ)の3人は師匠の柴原英賢(夏木陽介)の指導の元、日々鍛錬を重ねていた。
ある日、道場に憲兵隊がやってくる。道場を軍に明け渡せ、という不条理な要求に怒る大観。
さらに連隊長・谷原(白竜)によって長英が斬られ、英賢が止めるのを聞かずに試合をすることに。
憲兵たちを次々と倒す大観だったが、英賢の命により谷原の相手は義龍がつとめる。
義龍は、自分から突いてはいけない、蹴ってはいけないという教えを守り、受けと捌きだけで谷原を倒してしまう。
d0030824_1345620.jpg相反する義龍と大観、そんな折り英賢が倒れ、一子相伝の証である「黒帯」の後継者を決めず、「時がくれば解る」とだけ残し、黒帯を長英に託して息を引き取るのだった。
ほどなくして憲兵隊が再びやってくる。空手を兵に指導しろという命令だった。3人は素直に従うが、その道すがら思わぬ人物が義龍を狙ってくるが…。

<作品解説>
近年のアクション映画というと、お決まりのようにマーシャルアーツとワイヤーアクション、そしてCGによる合成がほとんどです。これらは香港映画から端を発していますが、その波は邦画のアクションにおいても例外なく及ぼし、特に武道をしていない俳優達までもがそれなりの戦いをしてしまいます。
まあ、おもしろいんですが、面白みはない?という、ちょっとアンバランスな状況ですね。
さて、本作は主演の2人が本物の空手家ということで、劇中の空手はまさにそのもの。
跳んだりはねたりというものではなく、腰の入った突きや蹴りとカンフー映画にはない重厚なスピード感が見られます。
ストーリーは至って単純。
同じ空手でも、とにかく強さを求め相手を倒す大観、受けと捌きで自ら攻撃をしない義龍。
そして、師匠から預けられた「黒帯」を巡って最終的に対決するというお決まりパターンです。
されど非常にストイックな作りで、強さを極めるという点ではベクトルは違う2人を丁寧に描いています。
戦いのシーンは多からず少なからず。
ありきたりのアクション映画に飽きた人なら、これはかなり楽しめます。

<見どころ>
刀対素手、空手家同士の対決、そしてクライマックスの泥臭い戦い。
とにかく動きにキレがあり、そしてやたらと速い。
町のヤクザまで動きが速いですが、これはちょっとやりすぎかなぁ。

<出演者>
義龍を演じた八木明人は国際明武舘剛柔流空手道連盟の館長。
中国拳法から伝わり、琉球で発展した那覇手で、32歳にして六段(3歳からしているそうな…)。
対する大観役の中達也は日本空手協会総本部師範でこちらも六段。
どちらも男前で、中達也は渋い声がいいですね。
演技に関してはギリギリといったところですが、俳優ではないので仕方ないでしょう。
長英役の鈴木ゆうじは俳優ですが、空手初段だそうです。もっとも腕を怪我した設定なので、あとは見守り役になってましたけど…。
大和田伸也の下卑た演技がやらしいです(笑)。

<総評>
映画として見た場合、シナリオの甘さはありますが(シナリオは飯田譲治!)、空手そのものを映画の題材として活かしたのは見事でした。
とにかく見ていて凄いと思わせる作品です。

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by syosei7602 | 2009-07-23 23:59 | アクション/アドベンチャー
アイアンマン
d0030824_23591393.jpg『IRON MAN』 アメリカ/2008
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ロバート・ダウニー・Jr ジェフ・ブリッジス
テレンス・ハワード グウィネス・パルトロー ショーン・トーブ
レスリー・ビブ ファラン・タヒール サイード・バッドレヤ
声:ポール・ベタニー


公開時コピー
装着せよ──強き自分

マーベル・コミックの人気キャラクターの1人である「アイアンマン」を、「ザスーラ」のジョン・ファヴロー監督が実写化。
出演は「トロピックサンダー/史上最低の作戦」のロバート・ダウニー・Jr、「ローズ・イン・タイドランド」のジェフ・ブリッジス、「ブレイブ ワン」のテレンス・ハワード、「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」のグウィネス・パルトロー、「クラッシュ」のショーン・トーブなど。

<あらすじ>
d0030824_23592215.jpg米国政府と契約を結ぶ巨大軍事企業スターク・インダストリーズの社長で、天才科学者でもあるトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、自社の新兵器デモのためにアフガニスタンを訪れる。
デモを成功させたその帰路、突然襲撃を受けてゲリラに捕まってしまう。
胸に重傷を負ってしまうが、トニーを助けたのは同じく捕まっていたインセン(ショーン・トーブ)という科学者だった。
トニーの心臓付近にある細かい金属片が動かないように、胸に強力な電磁石を取り付けたのだ。
さらにテロリストから、トニーが開発したジェリコという最強のミサイルを作るように強制されてしまう。それを拒d0030824_23593069.jpgんだトニーだったが、生き残るためにテロリストの目を盗んでインセンと共にパワードスーツを作り上げ、脱出に成功するのだった。
トニーは自社の兵器がテロ行為に使われていた事実に衝撃を受け、帰国後に記者会見を行い、一切の兵器開発および製造の停止を宣言する。
そして、自らはテロ撲滅の為にパワードスーツの完成型の開発を始めるのだった。

<作品解説>
マーベル・コミックのヒーローといえば、同じ世界観に存在(例えば「スパイダーマン」や「ファンタスティック・フォー」など)しているそうで、本作は「インクレティブル・ハルク」のラストから時間軸をスライドして繋がっています。
感想は素直におもしろい!
日本ではそれほど人気が出なかったんですが、シンプルかつスピーディーに物語が展開し、尚かつ迫力も十分。なんでヒットしなかったのかが不思議なくらいです。
もっとも、日本でアメコミと聞いて思い浮かぶのが「バットマン」や「スパイダーマン」だし、主演のロバート・ダウニー・Jrもそれほどメジャーではないので仕方ないんですが…。
さて、物語は死の商人と揶揄され、それを甘んじて受け入れる軍事企業スターク・インダストリーズのCEOにして、プレイボーイなトニーが誘拐されるところから始まります。
兵器が無ければ平和が維持できないと断言する傲岸不遜な主人公ですが、自らの兵器が自分の思惑とは違うところで使われていることを知って、大ショックを受けてしまいます。
天才で大富豪ですが、実は世の中を金持ち目線でしか見ていなかったことに気が付く…しかも、正義感溢れる男に変貌しちゃう単純さ(笑)。
さらに1人でパワードスーツを設計して作っちゃったりして、かなり凄い人物なのに、性格はお気楽で憎めない人物です。この性格付け、主演のロバート・ダウニー・Jrの雰囲気がはまっているし、スーツ制作段階の失敗シーンなどおもしろさが凝縮されています。
いくらパワードスーツとはいえ、マッハで飛んだら体潰れるだろうとか、色々とツッコミどころは満載ですが、そういうものを差し引いても十分に楽しめる作品です。

<見どころ>
パワードスーツ装着シーンが格好いい。
ロボット好きなら文句なしに欲しくなる一品(笑)。
空中戦も見事。
そして忘れちゃいけないのが、グウィネス・パルトロー演じる秘書のペッパー。
トニーとの微妙な距離感がいいですね。

<出演者>
最近、よく見るようになったロバート・ダウニー・Jr。元々うまい俳優ですが、本作ははまり役といえます。
ジェフ・ブリッジスの胡散臭さ、テレンス・ハワードの助演ぶりも見事。
あとはやっぱりグウィネス・パルトロー。
ステキです。

<総評>
続編が出たら見に行きたい、そう思わせる作品です。
ロボット的な話だから、男性向けとも言えるかもしれません。
スタッフロールのあとにオマケがありますが、どうやらマーベルコミックの実写化はこのパターンでいくようです。
さっくりと楽しみたい人にオススメです。

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by syosei7602 | 2009-07-20 23:55 | アクション/アドベンチャー
ノウイング
d0030824_151540.jpg『KNOWING』 アメリカ/2009
監督:アレックス・プロヤス
出演:ニコラス・ケイジ ローズ・バーン チャンドラー・カンタベリー
ララ・ロビンソン  ベン・メンデルソーン  ナディア・タウンゼンド




公開時コピー
地球消滅
その時、人類は何を残せるだろうか。


「アイ,ロボット」のアレックス・プロヤス監督による、SFサスペンスのディザスタームービー。
出演は「バンコック・デンジャラス」のニコラス・ケイジ、「サンシャイン2057」のローズ・バーン、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のチャンドラー・カンタベリー、「Long Weekend」のララ・ロビンソンなど。

<あらすじ>
d0030824_1511679.jpg1959年、ある小学校でタイムカプセルが埋められることになる。
そこにメッセージを入れるために子供達は思い描く未来を絵にしていたが、ルシンダ(ララ・ロビンソン)だけは紙一杯に謎の数字を書くのだった。
時は変わって現在、MITの宇宙物理学の教授ジョン(ニコラス・ケイジ)は、妻を亡くして以来、少し難聴の息子ケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)と2人暮らし。
ケイレブの通う小学校で50年前のタイムカプセルが開かれ、ケイレブはルシンダの書いたメッセージを受け取る。
数字に意味があると思っていたケイレブはそれを持ち帰ってしまう。それを見たジョンは、ただのイタズラ書きだと思うが、ふとしたことからその数字にある意味を見出すのだった。
299691101という数字のブロック、それはあの忌まわしいテロ事件の死者数2669人、そして01年9月11日を示していた。
夜を徹して数字を区切っていったジョンは、それらが全て重大事件・事故の日付と死者数を示していることにd0030824_1512411.jpg気が付き、さらには2年前に妻が亡くなった火事も含まれていることを知って動揺する。
同僚のフィル(ベン・メンデルソーン)に相談するが、全ては偶然で、余った数字の意味を問われてしまう。
しかし、その翌日の数字が含まれており、ジョンは偶然から数字の指し示す惨事を目の当たりにするのだった。

<作品解説>
ディザスタームービーといえばローランド・エメリッヒ監督が思い出されますが、はてさて、「アイ,ロボット」以来数年ぶりのプロヤス監督作品が今更ながらのネタとは思いもしませんでした(エメリッヒ監督は「2012」という新たなディザスタームービーを撮ってますが…)。
さて、本作はサスペンス要素を含めているため、紙一杯に書かれた数字は日付と死者数を示すだけで、具体的にどの様な災害が起きるかというのは終盤になるまでわかりません。
とはいえ、余った数字にもっと深い意味があるのかと思えば、種明かしはあっさりしていて、その後はお決まりパターン…つまりある種の宗教観で語られちゃいます。
まあ、これは仕方ないとしても中盤から終盤にかけては主人公のジョンが慌てているだけのような感じを受けます。宇宙物理学者という肩書きもほとんど役に立っていないのも残念。
予言までの過程も説明不足だったりと、各所にツッコミどころを残した作品です。

<見どころ>
災害と事故のシーンは凄まじいの一言。
クライマックスは圧巻です。

<出演者>
ニコラス・ケイジは少し髪の毛増えましたかね…。
ローズ・バーンは線の細い感じ。特筆すべき演技でも無かったかな。
うまかったのはケイレブ役のチャンドラー・カンタベリー。
子役としてはかなり注目らしいです。

<総評>
サスペンス要素が弱いのと、最後があまりにも…なんかもうちょっと捻って欲しかった。
映像のすごさだけが印象に残ってしまいました。
この手の映画は最後がありきたりになりすぎて、勿体ないですね。

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by syosei7602 | 2009-07-19 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
ハリー・ポッターと謎のプリンス
d0030824_3105212.jpg『HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE』
イギリス・アメリカ/2008
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン
ジム・ブロードベント ヘレナ・ボナム=カーター マイケル・ガンボン
アラン・リックマン マギー・スミス ティモシー・スポール
ジェシー・ケイヴ トム・フェルトン ボニー・ライト

公開時コピー
シリーズ最大の悲劇が訪れる!

J.K.ローリング原作の人気シリーズ第6弾。
監督は前作に引き続き、デヴィッド・イェーツ。
出演はシリーズ通してダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンなど。
1作ごとに追加登場する重要なキャラクターを演じたのは「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」のジム・ブロードベント、初出演のジェシー・ケイヴなど。

<あらすじ>前作のネタバレを含みます。
d0030824_311025.jpg闇の帝王ヴォルデモートが力を強め、魔法学校ホグワーツも安全ではなくなっていた。
シリウスを失ったハリー(ダニエル・ラドクリフ)は、列車であてもなく旅を続けていた。そこにダンブルドア(マイケル・ガンボン)が現れ、ある男の元に連れて行く。
その人物はかつてホグワーツで魔法薬学を教えていたスラグホーン(ジム・ブロードベント)だった。
死喰い人に狙われていたスラグホーンは、破格の待遇とハリーへの好奇心から復帰を約束する。
ロン(ルパート・グリント)の家に送り届けられたハリー、そこでハーマイオニー(エマ・ワトソン)やロンの妹ジニー(ボニー・ライト)と再会する。
ロン、ハーマイオニーと共に魔法横町に出かけたハリー。
そこで彼らはドラコ(トム・フェルトン)がある店に入るのを見つけ、さらに数人の人物が入っていくのを見る。
ハリーは、ドラコがヴォルデモートに協力していると主張するが…。
学校が始まり、ハリーはスラグホーンの授業に参加することに。
そこで半純血の王子とサインがある教科書を見つけ、そこに書かれた授業のメモを元に成績を伸ばしていき、スラグホーンに気に入られるのだった。
一方、学校では恋愛の騒ぎが巻き起こる。d0030824_311837.jpgロンはラベンダー(ジェシー・ケイヴ)という生徒に好かれ、浮かれる日々。しかし、そんなロンを見るハーマイオニーは嫉妬して、ことあるごとに苛立ちをぶつけるのだった。
ハリーはといえば、ジニーが気になって仕方ないが、ジニーは別の生徒と付きあっており、複雑な感情にとまどっていた。


<作品解説>
このシリーズも6作目。昨年公開予定が、別の公開作品との兼ね合いで今年になってしまいました。
前作までは原作も読んでいたんですが、本作と最終巻は未読のため、続きが非常に気になっていました。
さて、154分という長丁場ながらも、わかりやすい展開、ポイントを絞った恋愛騒動などもうまく絡めています。
また一番嬉しいのはクディッチが久々に見られたってことでしょうか。
本作はハリー、ロン、ハーマイオニーそれぞれが独立した動きを持ったことにあります。
ハリーはダンブルドアと戦いに向けての下調べと準備、ロンは恋愛とクディッチ、ハーマイオニーはロンへの嫉妬心など。
さらにジニーが絡みつつ、恋愛というファクターが重要な役割を果たします。
まあ、それが無いと単なるダークファンタジーになってしまうわけですが…単なるいじめっ子だったドラコの行動も大きく関わってきたりと、色んな意味で伏線が張られておもしろいですね。
そして、タイトルにある「謎のプリンス」。
王子というからには…と思って見ていたんですが、一体どこで絡んでくるのか、かなりドキドキしてました。
原作を読んでいないと、こういう楽しみってあるんだよなぁ。
全体的には暗い感じですが、よくまとまっていますが前作のクライマックスほどの迫力が無かったのが残念。
原作ありきなので仕方ありませんが…。
ところで、英語では「HALF-BLOOD PRINCE」と明確にされているので、劇中訳の「半純血の王子」というのは間違いではない気がします(原作の翻訳は当初「混血のプリンス」だった)。
語呂としては「謎の~」はいいですけどね…なんか微妙な感じ。
それにしても、全7作品をほぼ同一キャストで撮影するという、数ある映画の中では例を見ない作品となりました。

<見どころ>
謎のプリンスが誰なのか、そして最大の悲劇とは…。
悲劇の人物が誰なのかは知っていましたが、プリンスの正体は驚きました。

<出演者>
とにかく成長したメイン3人。
特にエマ・ワトソンは、色々なところで注目を浴びるくらいに美人になりました。
ちょうど、「レオン」のナタリー・ポートマンの様な感じかな。
本作のキーマンとなったスラグホーン役のジム・ブロードベントは、地味な感じ。
濃かったのはラベンダー役のジェシー・ケイヴでしょう。
ストーカーっぽいよ…。

<総評>
最終章が2部作で10年、11年に公開されますが、どうせなら半年くらいのスパンでやってくんないかなぁ。
あと2年は長すぎます。
原作を読むべきか、非常に迷うところです。
ともあれ、本作はかなり面白い出来となっていると思うので、シリーズを見ていない人は是非1作目から。

<関連作品>
ハリー・ポッターと賢者の石 (1作目)
ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2作目)
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3作目)
ハリー・ポッターと炎のゴブレット (4作目)
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (5作目)
ハリー・ポッターと謎のプリンス (6作目)
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 (完結編・第1部)

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by syosei7602 | 2009-07-18 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
細菌列島
d0030824_23511482.jpg『細菌列島』 日本/2009
監督:村上賢司
出演:須藤謙太朗 三輪ひとみ 嶋大輔 前田健 原紗央莉
パンツェッタ・ジローラモ  ブッチー武者  山室一幸 岡亮
伊藤幸純 千太郎 佐藤二朗 石野真子 竹中直人



公開時コピー
日本人よ
これでもくらえ!! 


司城志朗の同名小説を、「ALLDAYS 二丁目の朝日」の村上賢司監督が実写化したコメディ。
出演は、某国長男に似ているというだけで選ばれた須藤謙太郎、「ひぐらしのなく頃に」の三輪ひとみ、「ロックンロール★ダイエット!」の嶋大輔、「20世紀少年<第2章> 最後の希望」の前田健、「特命係長 只野仁 シーズン4突入スペシャル」の原沙央莉、「新宿インシデントの竹中直人など。

<あらすじ>
d0030824_23512368.jpg2009年、2月。
新潟のある病院で、謎の細菌による死者が発生する。その死に様は悪の枢軸国、世界の鼻つまみ者と呼ばれるキタ国の将軍そっくりの顔になっていた。
同じ頃、東京では33歳のフリーター月岡正一(須藤謙太郎)が熱にうなされていた。彼の正体は、キタ国将軍の長男だった。
6年前、日本に潜入していた正一はふとしたきっかけで女医の水橋いずみ(三輪ひとみ)と知り合い、一目惚れする。なんとか振り向いて貰おうとプレゼント攻勢をかけるが、その行動をダメだしされてしまう。
しかし、正一の真摯な態度に、いずみは交際を始めるのだった。
ほどなくして正一は命を狙われ、いずみに何も告げずにスイスに逃亡をはかる。
d0030824_2351314.jpgだが、いずみを忘れられず日本に舞い戻ってきたのだ。
病院に行った正一は、そこで行方がわからなかったいずみの居場所を知り、急遽新潟へ行くことに。
そんな正一をオカマの公安刑事室田(前田健)と協力者のヘルス嬢イヴ(原沙央莉)、そしてCIAが追っていた。

<作品解説>
なんともタイムリーな作品というべきか、某国の人が見たらブチ切れること間違いなしです。
タイトルは「感染列島」のパクリ、中身は全く別物でパロディではなく純粋にコメディ作品として成立しています。
基本的には下ネタ、妙にバカバカしいほど真剣な感じのストーリー展開、コメディとしてのチープがミックスされ、それなりに笑えたりしますが苦笑まじりだったりして。
さて、将軍様の長男が日本でフリーター、でもなぜかプラトニックな愛に目覚め(笑)、それに応える女医のいずみ。謎の前立腺体操、無意味に出てくるヘルス嬢に、オカマの公安、そして何よりもみんな日本語ぺらぺらという、相当アホな展開が続きます。
ついでに無駄に歌が…インド映画みたいです。
そして、メインの細菌…感染するとロシアの有名どころを一言放って、死に顔は将軍様の顔に変貌。
なんとおぞましい…こんな死に方は嫌ですねぇ。

<見どころ>
竹中直人演じる将軍様、髪の毛が少し多すぎ。
でも、似ています。
ラストのCGが妙に良くできていました。

<出演者>
長男に似ているし、ってだけで選ばれた須藤謙太郎…この妙な下手さ加減がそれっぽい?
三輪ひとみはなかなかキレイで、女医役は割とはまってました。
見るからに胡散臭い前田健、役柄としているのかわからない原沙央莉など、クセありすぎ。
石野真子にも笑いましたけどね。

<総評>
意外とテンポが良くてさらっと見られました。
原沙央莉の歌はあんなにいれんでもと思いつつ…。
主題歌のタイトルはもろでした。

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by syosei7602 | 2009-07-15 23:49 | コメディ/パロディ
グリマーマン
d0030824_0323995.jpg『THE GLIMMER MAN』 アメリカ/1996
監督:ジョン・グレイ
出演:スティーヴン・セガール キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ
ボブ・ガントン ブライアン・コックス ジョン・M・ジャクソン
ミシェル・ジョンソン スティーヴン・トボロウスキー
ロバート・メイルハウス リチャード・ガント ウェンディ・ロビー


日本で人気の高いスティーヴン・セガール主演のアクションサスペンス。
監督は「ケイティ」のジョン・グレイ。
出演は「クロスゲージ」のキーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ、「ショーシャンクの空に」のボブ・ガントン、「ゾディアック」のブライアン・コックス、テレビドラマ「犯罪捜査官ネイビーファイル」のジョン・M・ジョンソンなど。

<あらすじ>
d0030824_0372962.jpgロサンゼルス。
十字架の磔に見立てて家を襲う殺人鬼ファミリーマンの捜査担当刑事ジム(キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ)の元に、ニューヨーク市警から猟奇殺人事件を解決したジャック(スティーヴン・セガール)がやってくる。ジムは東洋思想に傾倒するジャックを訝しく思いながらも、新たな事件現場に駆けつける。
モーテルで惨殺された男女は、今までと同じように磔にされていた。
しかし、ジャックはこの事件が他のものと違うことに気が付く。
現場からの帰り、学校で銃を持って立て籠もった生徒を捕まえたジャックは、生徒の継父で街の有力者デヴェレル(ボブ・ガントン)と出会う。
そして、署に戻ったジャックに会いに来たのはデヴェレルの警護を務めるドナルド(ジョン・M・ジャクソン)で、生徒が心神喪失だったことにしろと迫るのだった。
それを断ったジャックに、ドナルドは脅迫めいた言葉を吐いて去っていく。d0030824_0373690.jpg
さらに程なくして、今度は精神科医とその妻が殺される。再びファミリーマンの仕業かと思われたが、ジャックは何もせずに立ち去るのだった。
一方ジムは、殺された精神科医の妻がジャックの元妻であったこと、その遺体に彼の指紋があったことを知る。不審に思ったジムはジャックの経歴を調べるが…。

<作品解説>
スティーヴン・セガールといえば、ほとんどの主演映画で経歴不詳の無敵超人みたいに出てきますが、これはセガール本人が38歳という異例の遅さでデビューした事にも重なります。
「沈黙の戦艦」で遅咲きの大ヒットを記録し、映画解説者の淀川長治さんにも気に入られていた彼ですが、いわゆる全米No.1的なヒットを飛ばしたのは本作くらいが最後じゃないでしょうか。
しかし、日本ではその無敵ぶりからアメリカではビデオスルーの作品も公開されるという、異例の人気。
大阪弁に堪能なこともその要因の1つです。
また、ビデオスルーが多いのは、彼の映画がいわゆる自主映画みたいなもので、要するに作りたいように作っていてプロデューサーがいない…どうやら、映画会社との確執が原因みたいですね。
さて、本作は序盤は猟奇殺人を追うサスペンス、後半はいつものセガール拳炸裂。
ロシアマフィアとか絡んで来ますが、基本的にはやられないので安心して?見られます。
また、この頃は体の切れも十分でなんだかよく分からない腕の動きで敵を殲滅。
いや~格好いいです。

<見どころ>
実は銃の使い方も独特なセガール。
特にガバメントはほとんどの映画で使っているほどに愛着があるそうですが、撃ち方やリロードの仕方がいいんですよ。

<出演者>
だってセガールだもの、みたいな…要するにいつもの感じ。強そうな親父です。
相棒を演じるキーネン・アイヴォリー・ウェイアンズは、セガールとうまく掛け合っていていいですね。

<総評>
セガールの映画って、とりあえず映画みたいけど重くなくてさっぱりして、スカッとしたい気分の時には最高。
近年はダブルが多くなって、アップの多用ばかりしていますが、90年代の作品はオススメです。
ストーリーとか考えちゃいけません。
最強親父、何本見ても飽きません。

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by syosei7602 | 2009-07-14 23:42 | アクション/アドベンチャー
レディ・ウェポン ZERO
d0030824_23581363.jpg『WOMEN ON THE RUN』 香港/1993
監督:コリー・ユン デヴィッド・ライ
出演:ズオ・ロン チャン・ヨンリン デヴィッド・ライ ウォン・ジン





公開時コピー
生き抜いてみせろ-。

「トランスポーター」のコリー・ユン監督と「神鳥伝説」のデヴィッド・ライ監督による、セクシーカンフーアクション。
DVDのジャケットでは2002年に公開された「レディ・ウェポン」に似せられているが、ストーリー的な繋がりは皆無。他に2000年製作の「レディ・ウェポン リターンズ」もあるが、こちらも別物になる。
原題のみ「赤裸~」となっているため、シリーズとしての要素は多少あるかと思われる。
出演は恐らく本作のみとなるズオ・ロン、チャン・ヨンリン。

<あらすじ>
d0030824_23571234.jpg中国の田舎で武術修行に明け暮れ、やがて武術大会で優勝するまでになったツァオイェン(ズオ・ロン)は、カンフースターを夢見ていた。
しかし、男に騙され広州で麻薬漬けになり、売春をさせられる日々。
ある夜、男が他の女と会っているところを見て激高し、男を過って殺してしまう。
密かに香港に逃げ延びたツァオイェンだったが、そこでも仕事などあるはずもなく売春婦として生きていた。
だが、警察の手入れで逃げたツァオイェンは、女性警官のホン(チャン・ヨンリン)に捕まってしまうのだった。
ホンは同僚刑事のデヴィッドと不倫をしており、愛人という関係に不満が募っていた。
ちょうどその頃、香港警察は広州を拠点にしているドラッグディーラーKK“キングコング”を逮捕するよう、国際d0030824_23572356.jpg警察から要請されていた。デヴィッドの提案で、おとり捜査で香港に呼び寄せて一網打尽にする作戦が立てられる。
デヴィッドは、ツァオイェンに自由を約束し、ホンの案内役をさせるのだった。
麻薬に溺れ、不平不満ばかりを言うツァオイェンをなだめすかしながら、ホンはKKに近づいていくが…。

<作品解説>
本格的なアクションといえば香港映画無くして語れませんが、本作のようなB級テイスト溢れるものにも、その流れはきちんと組み込まれています。
「レディ・ウェポン」といえば、今やハリウッドで活躍する女優マギーQが出ていた作品でも有名ですが、本作はその遥か前に作られています。
とはいえ、アクションシーンに抜かりはなく、コリー・ユン監督らしいスピーディなカンフーが楽しめます。
さて、物語はいきなり男に騙されて麻薬漬けで売春させられるツァオイェンが全裸で男を叩きのめしたりします。なんか微妙に笑っちゃうシーンなんですが、ストーリーとしては徹底的に暗い。
一方、女性刑事のホンは同僚デヴィッドと不倫をしていて、お決まりのように愛情を信じ切るというダメダメな感じ。
男には襲われるし、全裸になっているし…それを無名の女優2人が演じているんですが、なかなかの美人だし、なによりもアクションシーンが凄い。
工事現場からの落下シーンや敵との戦い、しなやかな体の動き、巧みな棒術など、カンフーシーンはミシェル・ヨー並です。
ストーリーはありきたりですが、香港ならではのアクションが楽しめますね。

<見どころ>
エロかな?と思いきや、そんなシーンは期待するだけ無駄というか…。
むしろ、エロなんてなくてもいいからアクションをもっと充実させても良かったですね。
とにかく切れのある戦いは見どころです。
最後の復讐は痛すぎる…。

<出演者>
髪型とか服装は時代相応ですが、主演の2人はそこそこキレイだし、演技も悪くありません。
その他の出演者は名前と顔が一致しないのでなんとも…。
多分、刑事のデヴィッドは監督兼出演のデヴィッド・ライだと思いますけど。

<総評>
B級といえばそれまで。
されど拾いものとも言える。
香港映画の未公開作品にはこういう、微妙なラインでB級に甘んじているものが多いので、漁っていくかなりおおもしろいです。

<関連作品>
■製作順
レディ・ウェポン ZERO
レディ・ウェポン リターンズ
レディ・ウェポン

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by syosei7602 | 2009-07-13 23:56 | アクション/アドベンチャー