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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
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ダークナイト
d0030824_1292086.jpg『THE DARK NIGHT』 アメリカ/2008
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベイル マイケル・ケイン ヒース・レジャー
ゲイリー・オールドマン アーロン・エッカート マギー・ギレンホール
モーガン・フリーマン エリック・ロバーツ ネスター・カーボネル



公開時コピー
最凶の敵が、来る

新生バットマンを前作「バットマン・ビギンズ」で見事復活させたクリストファー・ノーラン監督による待望の続編。
「メメント」「インソムニア」で見せた見事な手腕がいかんなく発揮されている。
出演は前作に引き続き「マシニスト」のクリスチャン・ベイル、「トゥモロー・ワールド」のマイケル・ケイン、「ブロークバック・マウンテン」のヒース・レジャー、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」のゲイリー・オールドマン、「サンキュー・スモーキング」のアーロン・エッカート、「ワールド・トレード・センター」のマギー・ギレンホール、「最高の人生の見つけ方」のモーガン・フリーマンなど。
なお、ヒロイン・レイチェルが前作のケイティ・ホームズからマギー・ギレンホールに変更されている。

<あらすじ>
d0030824_131597.jpg犯罪が絶えないゴッサムシティは、バットマン(クリスチャン・ベイル)と市警のゴードン警部補(ゲイリー・オールドマン)によって徐々にではあるが、犯罪が減少しつつあった。そんな中、ジョーカー(ヒース・レジャー)と呼ばれる顔面にトランプのジョーカーのメイクをした男が街を騒がせ始める。
大胆不敵、さらに仲間を裏切ることも全くいとわないジョーカーの手口は、犯罪組織の資金ですら奪うものだった。
同じ頃、検事補レイチェル(マギー・ギレンホール)の上司として、凄腕のデント検事(アーロン・エッカート)がやってきていた。数々の事件を解決していく彼は、バットマンとは対照的に、街のヒーローとして名を馳せていく。
正義感の強い彼はゴードンと協力しつつ、バットマンとも一定の距離を置いて関係を築き上げていく。d0030824_1321592.jpgそしてレイチェルは、そんなデントに惹かれ交際をしていた。バットマン、さらにデント達の動きに恐れをなした犯罪組織は対策を練り始める。そこへやってきたのはジョーカーだった。ジョーカーはバットマンの始末を組織の資金半分で引き受けると言い出し、やがて恐るべき計画を実行に移し始める。


<作品解説>
実に152分という長尺の作品です。
見た感想を言えば「すばらしい」としか出てきません。
バットマンというと、どうしてもティム・バートン版が真っ先に思い浮かび、原作を知らなかったので「こういう作品なんだ」と思っていました。
まあ、バートン版は極端なアレンジとしても、原作は意外とダークな展開が多く、本作はそれらをうまく反映しているといえます。
原題はバットマンが入らずに「THE DARK NIGHT」となっていますが、このタイトルはまさしく本作のテーマそのもの。
さて、本作は限りなく現在に近い世界観の中にタフなダークヒーローであるバットマンを登場させ、その敵としてある種の信念、もしくは理念を持ったキャラクターが登場します。ただし、今回の敵であるジョーカーはそれすらも超越した悪の本質というべき存在であり、高潔な正義を貫こうとするバットマンを揺さぶり、周辺人物たちも巻き込んでいきます。
この悪の描き方がとにかく秀逸。
ジョーカーは何にもまして「悪」そのものであり、悪以外の余分な感情を持ち合わせていない…そんなジョーカーをヒース・レジャーは見事に演じきっていますね。
そして、バットマンと平行して正義を貫こうとするのはデント検事、そしてゴードン警部補。
この中で実は一番まともなのがゴードン警部補だったりしますが、まともであるが故に警察組織で動かざるを得ない=汚職による裏切り者が多数いるという状況。
実は微妙なバランスに成り立っている3人が本作の肝になります。悪人は当然世間からの反感をいくらでも受ける立場ですが、法の執行者であり一般常識的な正義であり続けなければならない彼らにとって、世間からの反感は存在そのもの存続が危ぶまれます。
本質的な悪はまさしく最凶の敵といえます。
本作はその絶妙なバランス、そして人間関係をうまくまとめ、あまつさえアクション映画として成立しているところがすごい。
久しぶりに鳥肌が立つような傑作でした。

<見どころ>
かなりの長尺とはいえ、実はアクションと緊張感満載の本作。
バットモービルなどのメカの格好良さに加え、街全体を俯瞰で映し出して描かれるシーンは「ゴッサムシティ」という架空の街にリアリティを持たせるのに有効です。
なんといってもジョーカーの計画によって翻弄されるバットマン達の行動が見どころでしょう。
メイクをしているジョーカーが強烈なインパクトを残しているのは否めませんが、そのメイクを通り越した悪の強さはまさに見どころ。
そしてクライマックス。
ハリウッド的ではない、ハリウッド大作の真髄ではないでしょうか。
あと、意外と気がつかないかもしれませんが、タイトルの出るタイミングが次作への大きな布石です。

<出演者>
クリスチャン・ベールは「リベリオン」の時の格好良さが見事でしたが、その後に大幅な減量をして望んだ「マシニスト」など、役作りについて余念がない俳優です。
それ故に、前作から続くバットマンのイメージを大きく確立しているため、かなりのはまり役。
ジョーカーを演じたのは惜しくも本作公開前に亡くなったヒース・レジャー。
ハリウッドの若手俳優の中でも、演技派として名を馳せていただけに残念なのですが、今回のジョーカー役は見事の一言でした。いわゆるポップコーンムービーの概念を変えるほどに徹底された悪役ぶりは圧巻。
もちろん、彼だけではなくデント検事を演じたアーロン・エッカートもまた、芸達者な俳優です。
悪役が多かったゲイリー・オールドマンが正義漢を演じたり、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンといった名優に恵まれた本作は実に贅沢です。
唯一、ヒロインであるレイチェルが変わってしまいましたが、それでもキャスティングがうまいですね。
香港編でちょっとエディソン・チャンが出ていたのはびっくり。
ほんの一瞬、しかもちょっと映像的にはぼけてました。

<総評>
アメコミ作品としては異例のノワール的な展開を見事に昇華していました。
近年は「スーパーマン・リターンズ」などのエンタメ重視のものが多かったんですが、これほどまでにカタルシスを求めた作品は近年見なかったものです。
長さ故にストーリー的に多少混乱してしまう箇所もありますが、そういった部分の理解を含めて再度見たくなりますね。

<関連作品>
バットマン (1966)
バットマン リターンズ (1992)
バットマン フォーエヴァー (1995)
バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲 (1997)

■新シリーズ
バットマン ビギンズ (2005)
ダークナイト (2008)

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by syosei7602 | 2008-09-06 02:14 | アクション/アドベンチャー