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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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バタフライ・エフェクト2
d0030824_1525387.jpg『THE BUTTERFLY EFFECT 2』 アメリカ/2006
監督:ジョン・R・レオネッティ
出演:エリック・ライヴリー エリカ・デュランス ダスティン・ミリガン
ジーナ・ホールデン デヴィッド・ルイス アンドリュー・エアリー
クリス・ゴーシャー スーザン・ホーガン JR・ボーン



公開時コピー
切ないハッピーエンド、第二章始まる。

アシュトン・カッチャー主演でスマッシュヒットしたSFファンタジーの続編(ただし、物語の繋がりはない)。
監督は「モータルコンバット2」のジョン・R・レオネッティ。
出演は「アメリカン・パイ」のエリック・ライヴリー、TVシリーズ「ヤング・スーパーマン」のエリカ・デュランス、「ゴースト・ハウス」のダスティン・ミリガンなど。

<あらすじ>
d0030824_153577.jpgIT企業で働くニック(エリック・ライヴリー)は、恋人ジュリー(エリカ・デュランス)と、友人カップルのトレバー(ダスティン・ミリガン)とアマンダ(ジーナ・ホールデン)と共にキャンプ地でジュリーの誕生日を祝っていた。
しかし、ニックに仕事の電話が入り、帰ることになった4人。その途中、車がパンクし停止したところへ巨大トラックが突っ込んでくるのだった。
ニックは病院のベッドの上で、彼を残し3人は死んでしまったと聞かされる。
d0030824_1532171.jpg1年後、ニックは謎の偏頭痛に悩まされていた。
ある日、仕事の失態で家に帰された彼は昔の写真を見る。その瞬間、とてつもない頭痛に見舞われ、気が付くとニックは事故直前の車中にいた。そして彼は、なんとか事故を最小限に食い止めようとするが…。

<作品解説>
カオス理論のバタフライ効果をベースにしたタイムトラベル作品の続編です。
前作では日記を読むことで時間を遡り、過去を変えるというストーリーでしたが、本作では写真を見ることで時間を遡るという変更がされています。
それ以外はほぼ同じで、前作同様、過去を変えることで誰かが不幸になる…というパターンは踏襲されていますが、前作がかなりえげつない未来が多かったのに対し、本作では若干抑えられています。
さて、写真を使えば何度でも時間を遡ることができる主人公ニックは、事故で恋人と友人を失うものの、自らの能力に気が付いてタイムトラベルを駆使します。
前作では登場人物も多く、変化が多様だったのに対し、本作は主人公を取り巻く小さな環境のみで物事が変化していきます。
言うなればストーリーベースはそのままに、規模が縮小した感じといっていいでしょうか。
これが1作目ならそれなりのおもしろさはあったんですが、展開がほとんど同じなので目新しさはありません。
その代わり、やたらとラブシーンが目につきますね。
ラストまでほとんど予想通りというのが勿体なかった。

<見どころ>
これといって無いんですが、ジュリーを演じるエリカ・デュランスがかなり綺麗だったことくらいでしょうか。

<出演者>
ニック役のエリック・ライヴリーがなかなかの男前。
作品さえヒットすれば、売れる感じ。
ジュリー役のエリカ・デュランスは先述した通りですが、ちょっと出てきたグレース役の女優もまた美人でした。

<総評>
やはり前作にはかなわないですね。
人を呪えば穴二つみたいな展開はわかるとしても、思い切りハッピーエンドに傾いても良かった気がします。
まあ何にせよ、おもしろさは前作の半分以下…ですが、前作がえぐいのでこのくらいがまだマシかも知れません。

<関連作品>
バタフライ・エフェクト
バタフライ・エフェクト2

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by syosei7602 | 2008-05-26 23:05 | SF/ファンタジー/パニック
ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛
d0030824_1174249.jpg『THE CHRONICLES OF NARNIA: PRINCE CASPIAN』
アメリカ/2008
監督:アンドリュー・アダムソン
出演:ジョージー・ヘンリー スキャンダー・ケインズ
ウィリアム・モーズリー アナ・ポップルウェル ベン・バーンズ
ピーター・ディンクレイジ ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
セルジオ・カステリット ワーウィック・デイヴィス コーネル・ジョン
声:リーアム・ニーソン ケン・ストット エディ・イザード

公開時コピー
魔法vs人間─引き裂かれる心。

C・S・ルイスの名作児童文学のシリーズ第2章。
監督は前作に続き、アンドリュー・アダムソン。
出演は前作に続いてジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップウェル、「スターダスト」のベン・バーンズ、「名犬ラッシー」のピーター・ディンクレイジ、「題名のない子守唄」のピーター・ディンクレイジ、「赤いアモーレ」のセルジオ・カステリットなど。

<あらすじ>
d0030824_119954.jpgアスラン王と伝説の4人の王ペベンシー兄妹によって白い魔女から救われ、平和と繁栄がもたらされたナルニア国。それから1300年の時が経ち、ナルニアはテルマール人によって侵略され、破壊されていた。
ある夜、テルマールの摂政ミラース(セルジオ・カステリット)に息子が誕生する。ミラースは王位を狙い、テルマールの正当継承者で甥のカスピアン王子(ベン・バーンズ)の暗殺を企むが、彼はコルネリウス博士(ヴィンセント・グラス)から角笛を託され逃げる。テルマール人が嫌う森に逃げ込んだカスピアンだが、追いつめられて角笛を吹くのだった。
場所は変わり、イギリス。
かつてナルニアを治めたペベンシー兄妹は子供の姿に戻り、学校に通っていた。d0030824_1192267.jpg
しかし、地下鉄で末っ子のスーザン(ジョージー・ヘンリー)が魔法の気配に気が付き、次の瞬間4人はナルニアの地に戻っていた。だが、その場所には廃墟があるのみ。そこが昔、自分たちが暮らした城だと気が付いた4人は、ナルニアに危機が迫っていると知り、旅支度を始めるのだった。

<作品解説>
「ロード・オブ・ザ・リング」から始まった中世と魔法が混在したファンタジーブーム。
そのシンガリとも言えるのが、本シリーズ。
基は児童文学ゆえに、主役は子供と動物たちということもあって、前作は物足りなさを感じていました。
さて、本作はそんな前作を払拭するかのように成長した主人公達と、テルマールの王位を狙い、ナルニアを完全に支配しようとする摂政ミラースとの戦いが繰り広げられます。
前作でレベルアップした主人公達は子供の姿とはいえ(1年経過している)、武器の扱いに長けた状態で登場します。
ゆえに、戦闘力が非常に高く、戦闘に置いても獅子奮迅の働き。
前作はどちらかというと兄妹間の繋がりに重点が置かれていましたが、本作はそのレベルアップぶりを存分に見せるがごとく、戦いが中心の話になります。
基本的にはカスピアン王子を助ける立場にまわるのですが、主役であることには変わりなく、王子は強いんだけど、なんかヘタレっぽい。
まあ、そういったキャラ設定を差し引いても戦闘シーンは圧巻!
CGの動物たちも暴れ回り、映像的には成功しています。

<見どころ>
戦闘シーンはもちろんなんですが、その中でも潜入戦はよいですね~格好いいです。
前作で登場したお助けキャラはほぼ入れ替わっていますが、ネズミは良い感じでした。
また、ディズニー映画ということで残酷な表現は極力抑えた作りになっています。

<出演者>
4兄妹はあいかわらず平凡な感じですが、これがいいんでしょうね。
カスピアン王子を演じたベン・バーンズが男前ですが、ミラースを演じたセルジオ・カステリットが渋かった。
アスランはあいかわらず見事なCGです。
しかし、美女が登場しないファンタジーも珍しい。

<総評>
映画館で見る迫力はDVDに代え難いものがあります。
ストーリーは意外と平板ですが、盛り上がりどころを押さえた作りには好感が持てますね。
個人的には前作よりおもしろくなっていて良かった。
原作を読んでいないんですが、ラストがあれだと次作はどうなるんだろう?

<関連作品>
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女
ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛

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by syosei7602 | 2008-05-25 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
アフタースクール
d0030824_1011677.jpg『AFTER SCHOOL』 日本/2008
監督:内田けんじ
出演:大泉洋 佐々木蔵之介 堺雅人 田畑智子 常盤貴子
北見敏之 山本圭 伊武雅刀




公開時コピー
行方不明の友人、同級生を名乗る探偵、大人の放課後(アフタースクール)には何かが起きる!!
笑って、驚いて、巻き込まれて、グッとくる。驚きエンターテインメント!
甘く見てると
ダマされちゃいますよ


初監督作「運命じゃない人」が高い評価を受けた内田けんじ監督による、コメディサスペンス。
出演は「ゲゲゲの鬼太郎」の大泉洋、「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の佐々木蔵之介、「壁男」の堺雅人、「黄色い涙」の田畑智子、「間宮兄弟」の常盤貴子、「それでもボクはやってない」の北見敏之、「春の雪」の山本圭、「俺は、君のためにこそ死ににいく」の伊武雅刀など。

<あらすじ>
d0030824_10143411.jpg母校の中学校で教師として働いている神野(大泉洋)は夏休みの部活動を指導するため、学校へきていた。そんな彼のもとへ、中学時代の同級生だと名乗る探偵(佐々木蔵之介)がやってくる。なんとなくしか覚えていない神野に、探偵はもう一人の同級生で神野の親友であるエリートサラリーマンの木村(堺雅人)を探していると告げる。
ちょうど産気づいた木村の妻(常盤貴子)を病院へ送ってきたばかりのd0030824_10144853.jpg神野だったが、木村とは全く連絡が取れないでいると話す。
探偵は神野に一枚の写真を見せる。それは横浜のホテルで若い女(田畑智子)を連れている木村の写真だった。驚く神野に探偵は強引に木村探しに引き込むのだった。


<作品解説>
一言でいうと、おもしろい!に尽きるミステリ作品です。
張り巡らされた伏線とそれが繋がるラスト、所々に差し込まれるユーモアの数々、非常にバランス良くシナリオが練られています。
さて、物語は行方不明になった中学時代の同級生・木村を捜すところから始まります。木村はエリートで妻想い、誠実な人柄と思われながら、若い女とホテルで密会してから行方不明。
一方、その親友である中学教師の神野は何も分からぬまま、木村を探す探偵につきあわされる羽目になりますが、この序盤から既に様々な伏線が張られています。
日常的な会話、行動ひとつ一つに意味を持たせてあるのは見事。
また、ベストキャスティングといえる俳優が揃えているのも良いですね。
個人的には1カ所だけ気になる点があっただけでした。

<見どころ>
なんといってもラスト、としか言いようがありません。
じっくり見ていれば、決して矢継ぎ早なものではないので、焦らずに見ましょう。
エンドロール後にオマケありです。

<出演者>
大泉洋、この人はとぼけた感じが抜群。トレードマークの天パー健在。
様々な役柄をこなす佐々木蔵之介、善人か悪人の区別がつかない堺雅人など、芸達者な俳優が勢揃いです。
男前、というよりはどちらかというと三枚目が揃っているからこそ成り立っています。
常盤貴子や田畑智子なんて久しぶりに見ました。

<総評>
昨年の「キサラギ」もどんでん返し系の作品で非常におもしろかったのですが、あちらは限られた人数で展開する室内推理だったのに対し、本作は登場人物の多いのが特徴。
それでもシナリオのうまさが際だっているために混乱しません。
だまされた!と思うより「うまくだましてくれた」と思える、一押し作品です。

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by syosei7602 | 2008-05-24 23:58 | ミステリ/サスペンス
キングダム/見えざる敵
d0030824_22147.jpg『THE KINGDOM』 アメリカ/2007
監督:ピーター・バーグ
出演:ジェイミー・フォックス クリス・クーパー ジェニファー・ガーナー
ジェイソン・ベイトマン アシュラフ・バルフム アリ・スリマン
ジェレミー・ピヴェン ダニー・ヒューストン リチャード・ジェンキンス
カイル・チャンドラー フランシス・フィッシャー


公開時コピー
<9.11>──あの日以降、今も続く見えない敵との終わらない戦い
最も危険な領域に
FBIスペシャリストが潜入する


俳優としての活躍が多い「プライド 栄光への絆」の監督、ピーター・バーグによる社会派アクション。
出演は「マイアミ・バイス」のジェイミー・フォックス、「シリアナ」のクリス・クーパー、「エレクトラ」のジェニファー・ガーナー、「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」のジェイソン・ベイトマン、「パラダイス・ナウ」のアシュラフ・バルフム、アリ・スリマンなど。

<あらすじ>
d0030824_222431.jpgサウジアラビアにある石油会社の外国人居住区で無差別銃撃と自爆テロが起きる。さらに、救助活動中に再び爆発が起き、死傷者は300人を超える大惨事になるのだった。
その現場にいた現地のFBI捜査官が2人死亡、FBIの捜査官フルーリー(ジェイミー・フォックス)は、首謀者がアルカイダと繋がりがあるアブ・ハジムと断定した。現地での捜査を検討するが、アメリカとサウジアラビアの関係を悪化させたくない国防省とサウジ政府によって拒否される。フルーリーは自らのルートを使って、サウジ駐米大使にネタを使って直接交渉を申し込み、d0030824_223444.jpg5日間の捜査期間を現地の警察が同行するという条件で取り付ける。
フルーリーは法医学調査官のメイズ(ジェニファー・ガーナー)、爆発物専門家のサイクス(クリス・クーパー)、情報分析官のレビット(ジェイソン・ベイトマン)と共にサウジアラビアへと飛び立つのだった。

<作品解説>
911以降、対テロの映画はいくつか作られましたが、本作はなかなか切実でハードな作りになっています。本作は1996年にサウジアラビアで起きたホバル・タワー爆破事件を基にしており、あながちフィクションだとは言えません。
ちょっと詳しい人ならわかるのですが、本来の国外活動はCIA(米中央情報局)が担っており、FBIが捜査を担当するのは国内のみとなるため、些か無理があるように思えるのですが、そこはシナリオでカバーされています。
さて、本作は外国人居住区で起きた無差別テロとそこで死亡した同僚の捜査員の仇を討つために、わずか4人という人数でサウジアラビアへ乗り込みます。
サウジとアメリカの関係は概ね良好なものの、イスラム国家であるサウジの中には過激な反米派がおり、テロが起きるわけです。しかし、アメリカとの関係を維持したいサウジからすれば、テロリストは邪魔なもの…とはいえ、アメリカ司法の手を安易にいれることはテロを誘発しかねない…この微妙な政治バランスが簡潔に描かれているのは見事の一言。
テロの描き方、サウジとの関係、アメリカ中心主義の勧善懲悪な物語ではないところに、本作の素晴らしさがあります。
されど、FBI捜査官が万能過ぎる描き方には違和感を感じますね。

<見どころ>
政治的駆け引きは展開が速いんですが、非常にわかりやすい。
その上で、FBIが捜査するくだりや数々の印象的な言葉は作品におけるメタファーとしての役割を十分に担っています。
クライマックスのカーアクションと銃撃戦は圧巻!製作にマイケル・マンが加わっているせいか、乾いた感じのシーンに仕上がっています。

<出演者>
主演のジェイミー・フォックスと共に活躍するのがサウジの警察のアル・ガージー大佐を演じたアシュラフ・バルフム。
目の表情がすばらしく良いです。
ジェニファー・ガーナー、クリス・クーパー、ジェイソン・ベイトマンと芸達者な俳優陣が揃った事も作品の良さを際だたせています。

<総評>
銃撃戦時におけるあり得ない展開はさておき、ラストのセリフは近年希に見る秀逸な決め方でしょう。テロ戦争を見事なまでに表していました。
なかなかハードな作品なので、見終わった後は疲れてしまいますが、一度は見ておくべき作品といえます。

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by syosei7602 | 2008-05-20 23:59 | 戦争/歴史/時代劇
ディスタービア
d0030824_043389.jpg『DISTURBIA』 アメリカ/2007
監督:D・J・カルーソー
出演:シャイア・ラブーフ キャリー=アン・モス デヴィッド・モース
サラ・ローマー アーロン・ヨー ホセ・パブロ・カンティージョ
マット・クレイヴン ヴィオラ・デイヴィス



公開時コピー
リセット不能の
覗き見ゲーム


「テイキング・ライブス」のD・J・カルーソー監督によるサスペンスムービー。
出演は「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ、「マトリックス」のキャリー=アン・モス、「16ブロック」のデヴィッド・モース、「呪怨 パンデミック」のサラ・ローマー、「ラスベガスをぶっつぶせ」のアーロン・ヨーなど。

<あらすじ>
d0030824_0431579.jpg高校生のケール(シャイア・ラブーフ)は、父親との釣りの帰り、交通事故に遭い父親を亡くす。
それから1年後、自暴自棄で無気力になっていたケールは授業で教師から親の話を持ち出された事がきっかけで殴ってしまう。裁判所から3ヶ月の自宅監禁を命じられ、足首には自宅から半径30メートルを超えると警察へ通報される監視装置を付けられるのだった。
退屈を紛らわすためにテレビをみたり、ゲームをするものの母親(キャリー=アン・モス)に禁止される。そんなある日、隣の家に一家が引っ越してくるのだった。
自分と同じ歳くらいの美少女(サラ・ローマー)を見たケールは、悪いと思いつつも覗きを始める。d0030824_0432510.jpg親友のロニー(アーロン・ヨー)を呼び、覗き続けるものの、その少女アシュリーに、プールを覗いているところを見られてしまう。
アシュリーと仲良くなったケールとロニー。他の家も覗いていたケールは、裏に住むターナー(デヴィッド・モース)が、ニュースで話題になっている赤毛女性の失踪に関係していると言いだし、3人はターナーの監視をはじめるのだった。

<作品解説>
日本ではそれほど話題にはならなかったものの、アメリカではヒットしたサスペンスです。
自宅から30メートル離れると、「脱走」と見なされて捕まってしまう主人公ケール。
やがて隣に引っ越してきた美少女アシュリーを覗きはじめ、その過程で裏に住むターナーの不審な動きを目にするわけです。
家から動くことなく、恋愛とサスペンスを織り交ぜたシナリオは秀逸。
序盤は静かでショッキングな始まり、中盤は軽いノリで親友ロニーと美少女を覗くという、ハッキリ言って悪趣味なんですが、特に下ネタが出てくるわけではありません(まあ、カメラワークはちょっとエロチック)。
本作の肝はなんといっても、主人公が監禁中の問題児であり、さらに物語はほぼ一人称視点であること。常に彼の感情によって物事が進むんですが、意外と冷静だったりします。
ただ、主人公ケールについて彼が「何が得意」なのかが描かれていなかったのは残念。これさえあれば説得力が増したんですがね。

<見どころ>
サスペンスなので謎解きがメイン、と思いつつも実はケールがアシュリーを覗いた結果が一番の見どころです。
個人的に、このシーンはかなりグッときました。

<出演者>
非常に覚えやすい顔のシャイア・ラブーフ。「IJ4」での活躍も楽しみです。
ヒロインを演じたのはサラ・ローマー。
かなりかわいいですね。
母親役がなんと「マトリックス」でトリニティを演じたキャリー=アン・モス…そうか、そんな年齢になってしまったのか…全然気が付きませんでした。
デヴィッド・モースはオールマイティな俳優、何をやらせてもうまい!
親友を演じたアーロン・ヨーは軽いのがいかにもって感じで良かった。

<総評>
なかなかドキドキ感のある作品でした。
ケールとアシュリーの中盤における微妙な距離感とか良いですね。
サスペンスとしては想像の範囲内でおさまっているので、物足りない人もいるかもしれませんが、総じて全体的にレベルが高いです。
個人的にはオススメ。

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by syosei7602 | 2008-05-18 23:30 | ミステリ/サスペンス
めがね
d0030824_1543539.jpg『めがね』 日本/2007
監督:荻上直子
出演:小林聡美 市川実日子 加瀬亮 光石研 もたいまさこ
橘ユキコ 中武吉 荒井春代 吉永賢 里見真利奈
薬師丸ひろ子



公開時コピー
何が自由か、知っている。

「かもめ食堂」で海外からも高い評価を得た荻上直子監督によるドラマ。
出演は「かもめ食堂」の小林聡美、もたいまさこ、「嫌われ松子の一生」の市川実日子、「それでもボクはやってない」の加瀬亮、光石研など。
主題歌は大貫妙子。

<あらすじ>
d0030824_154577.jpg春先の南の島の空港。
プロペラ機が到着し、めがねをかけた女性が降り立つ。彼女は迎えの人々に一礼すると去っていった。同じ飛行機でやはりめがねをかけた女性・タエコ(小林聡美)が巨大なトランクを持って降りてきた。
トランクを引きずりながら、地図を頼りに民宿ハマダに辿り着く。
彼女を迎えたのは宿の主人であるユージ(光石研)と飼い犬のコージだった。
d0030824_1551661.jpgしかし、ユージはタエコをもてなす間もなく歓迎会があるといって出て行ってしまうのだった。
次の朝、タエコが目覚めると布団のそばにサクラ(もたいまさこ)がおり、朝の挨拶を受けて驚く。
その日から、タエコはサクラを中心とした人々のちょっと奇妙なペースに巻き込まれていくのだった。

<作品解説>
終始スローなテンポで流れる作品です。
都会からやってきたタエコは、シーズンオフの民宿ハマダの唯一の客なんですが、やってきた目的は特にあらず。
一方、同じ飛行機に乗っていたサクラは毎年春になってくるとやってきて、島の人々になぜか慕われています。島に観光地はなく、あえてすることと言えば「たそがれる」。
つまり、本作はひたすらたそがれる登場人物たちが出てくるのみで、明確な終着点が存在しません。
おもしろいかと言われると…登場人物たちのちょっとしたセリフまわしに含まれるユーモアが救いといったところでしょうか。
しかし、それ以外には何もないし、哲学的な話があるわけでもない。
メインの登場人物たちが眼鏡を掛けているだけ。
ただ思ったのは、もたいまさこが妙にねぇ…なんか宗教っぽいのが今ひとつ。

<見どころ>
終始、美しい風景と心地よい波の音。
劇中では語られていませんが、与論島なんですね。

<出演者>
小林聡美がなんだか若々しく感じられます。
市川実日子は眼鏡があんまり似合わなかったかも。
光石研や加瀬亮ははまってます。
もたいまさこは…うーん、この人のちょっと睨み付ける顔は本気で怖い。

<総評>
主人公タエコが徐々になじんでいくところからがようやくまともに見られます。
だけど、どうも作品全体のゆるさに反して、胡散臭さが漂う。
ぶっちゃけて言えば、体操はいらなかったし、出迎えのシーンも蛇足に思えます。
途中に出てくるマリンパレスの下りがあやしいだけに、控えて欲しかった。

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by syosei7602 | 2008-05-10 23:59 | ヒューマン/ドラマ