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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
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少林少女
d0030824_15922100.jpg『SHAOLIN GIRL』 日本/2008
監督:本広克行
出演:柴崎コウ 仲村トオル キティ・チャン ティン・カイマン
ラム・ジーチョン 岡村隆史 江口洋介 富野由悠季 山崎真実




公開時コピー
彼女に日本は狭すぎる。

「少林サッカー」のチャウ・シンチーをエグゼクティブ・プロデューサーに迎えた、カンフーアクション。直接的ではないが続編となる。
監督は「踊る大捜査線」シリーズの本広克行。
出演は「どろろ」の柴崎コウ、「ジェネックス・コップ」の仲村トオル、「夜の上海」のキティ・チャン、「少林サッカー」のティン・カイマン、ラム・ジーチョン、「妖怪大戦争」の岡村隆史、「となり町戦争」の江口洋介など。
主題歌はmihimaruGT。

<あらすじ>
d0030824_1593487.jpg中国の少林拳武術学校で9年の修行を終えた桜沢凛(柴崎コウ)は、日本で少林拳を広めるために帰国する。しかし、彼女を待っていたのは、廃墟と化した亡き祖父(富野由悠季)の道場だった。凛は道場がなぜ潰れてしまったのかを聞きに町をまわるが、その理由を知るものはいない。
彼女は町はずれで中華飯店を営む師匠であった岩井拳児(江口洋介)と再会するが、彼もまたd0030824_1594423.jpg少林拳をやめていた。店で働く留学生ミンミン(キティ・チャン)は、凛の運動神経を見て、少林拳を習う代わりにラクロスを一緒にやろうと誘う。ミンミンの通う国際星館大学に行った凛は、女子ラクロス部に入ることに。
圧倒的なパワーを持つ彼女を、大学の学長・大場雄一郎(仲村トオル)が監視していた。


<作品解説>
チャウ・シンチーの大ヒット映画「少林サッカー」の間接的な続編となる作品です。
少林拳を学んだ主人公が少林拳を広めようと故郷に帰ってくるところから話が始まります。
なぜか少林拳をやめてしまった師匠、大学で始めたラクロス…ここまで来るとラクロス中心で進めて良かったのでは?と思います。
さて、本作は様々なカンフー映画のオマージュを得ていますが、正直なところ、ほとんどが形ばかりなのが残念(「燃えよドラゴン」、「死亡遊戯」、「キル・ビル」など)。また、拳法の基礎を知らないとわからないような小ネタや、師匠の名が「拳児」だったりするのはカンフーファンへのサプライズと言うべきか。
ストーリー展開はかなり強引で、チームワークができない主人公・凛とチームメイトが仲直りする場面はどうにもいただけない。
全体的な印象としては散漫、ラクロスがほとんど意味を為さなかったのがどうしようもないですね。

<見どころ>
クライマックス…と言いたいんだけど、実際問題ほとんど無かったような…。
柴崎コウ演じる凛の蹴りのシーンとかは綺麗です。

<出演者>
柴崎コウの頑張りはわかるんだけど、今ひとつ。たぶん、迫力不足です。
仲村トオルはかなり鍛え上げているけど、出番が少なすぎ…もったいない。「ジェネックス・コップ」くらいに見せ場あれば良かったんだけど。
岡村隆史、ティン・カイマン、ラム・ジーチョンも残念。キャラだけでした。
江口洋介もなぁ…キティ・チャンも意味があったんだろうか、と。
個人的には富野由悠季が意外な出演、ラクロス部のキャプテンを演じた山崎真実がかわいかっただけでした。

<総評>
少林拳か少林ラクロスなのか、どちらかに限定してほしかった。
ラクロスで得た技を使って敵を倒すなら良かったけれど、それもなし。また「死亡遊戯」のオマージュならもっと強力なライバルが出てこないと…。
全体的に中途半端です。顔に蹴りがはいったとか、ほぼスタント無しとかそういうのはどうでも良い。それは映画の裏側でしかなく、「映画の売り文句」ではないはずです。

<関連作品>
少林サッカー
少林少女

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by syosei7602 | 2008-04-29 23:59 | アクション/アドベンチャー
壁男
d0030824_2555966.jpg『THE WALL MAN』 日本/2007
監督:早川渉
出演:堺雅人 小野真弓 山崎大昇 渡辺香奈子 宮嶋総士
西村麻衣子 水戸ひねき




公開時コピー
その壁に、何かいる

漫画家・諸星大二郎の同名短編の実写化。
監督はフリーの映像作家の早川渉。
出演は「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」の堺雅人、「I am 日本人」の小野真弓など。

<あらすじ>
d0030824_256993.jpg冬の北海道。
写真家の仁科(堺雅人)は、恋人でテレビのバラエティ番組レポーターの響子(小野真弓)が、“壁男”という謎の都市伝説を調べて欲しいという投書を貰った夢を見る。
不思議なことに、その夢は現実となり、響子はカメラマンとハガキに書かれていた住所へと取材に向かうが、そこはビルの地下にある廃棄されたショッピングモールだった。
壁から出ている土の不気味さを使い、都市伝説のホラーとして放送したところ思わぬ反響を呼ぶ。幽霊でもなく、物の怪の類でもない壁男、やがて様々な噂が飛び交いはじめd0030824_2561734.jpgエスカレートしていく。
一方、仁科は壁男に興味を持ち、壁の写真を使って個展を開催しようと考えはじめていたが、壁男の話が広まるにつれて異常な興味を示していく。
そんな仁科を響子は不安に思うが…。


<作品解説>
季節を冬にすることで、灰色がかった映像による不気味な雰囲気を醸し出しています。
本作はカルト人気を誇る諸星大二郎の短編が原作となっていますが、ホラーというよりは都市伝説という曖昧模糊としたうわさ話、壁男という目に見えない不気味な存在が強調された形の…どちらかというとナンセンスな話です。
さて、話は主人公・仁科の夢と恋人・響子の番組あてに届いた匿名のハガキから始まります。
様々な壁の中に住み、テレビが好きだというと妙な存在の壁男。それは1人ではなく「彼ら」という複数形になります。
ストーリー上では壁男の簡潔な説明が為されていきますが、特に妙な出来事が明確に起きるわけではなく、むしろ主人公である仁科の変貌に焦点があてられていきます。
しかし、ストーリー上の展開としては夢のくだりが些か唐突すぎますね。
全体的な内容としては悪くないけれど、ホラーとしての不気味さが足りない感じです。

<見どころ>
壁男が存在する壁…いくつもの壁が仁科によって撮影されていきます。
壁と壁男…思わず自分の部屋の壁を見てしまう不気味さの演出はなかなか。
そして小野真弓のくだけた演技は良いですね。

<出演者>
堺雅人のちょっとにやけた顔やヒステリックな笑い方は独特ですね。
小野真弓は初めて映画で見ましたがかわいいです。
堺雅人とのちょっとしたベッドシーンはなんかうらやましい(笑)

<総評>
ホラーとしてはもう一押し。
ただグロさはほとんどないという異色作ではあります。
ラストは今ひとつでした。

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by syosei7602 | 2008-04-26 15:46 | ホラー/オカルト
タロットカード殺人事件
d0030824_0533562.jpg『SCOOP』 イギリス・アメリカ/2006
監督・出演:ウディ・アレン
出演:スカーレット・ヨハンソン ヒュー・ジャックマン
イアン・マクシェーン チャールズ・ダンス ロモーラ・ガライ
フェネラ・ウールガー ジュリアン・グローヴァー



公開時コピー
恋の行方も、犯人も、
タロットカードだけが知っている…。


「マッチポイント」に続いて、ウディ・アレンとスカーレット・ヨハンソンが組んだコメディサスペンス。
本作ではウディ・アレンが監督と出演を兼ねている。
出演は「ブラック・ダリア」のスカーレット・ヨハンソン、「X-MEN」シリーズのヒュー・ジャックマン、「美しい人」のイアン・マクシェーンなど。

<あらすじ>
d0030824_0534527.jpg敏腕新聞記者ジョー(イアン・マクシェーン)は病死し、死神の船に乗っていた。そこで彼は、ロンドンを騒がせているタロットカード連続殺人事件の犯人の名前を聞き、なんとかしてそれをスクープにしようと考え始める。
ブルックリンの女子大生でジャーナリズム専攻のサンドラ(スカーレット・ヨハンソン)は、有名な映画監督に会いに友人を頼ってロンドンにやってくる。しかし、取材は空振り、あきらめた彼女は友人の家族と共に三流マジシャンのシド(ウディ・アレン)のショーを見に来る。
そこでサンドラはシドに指名され、人体が消える箱に入れられるが、なんとそこにジョーが現れスクープをものにしろと言われるのだった。
大スクープの可能性にサンドラは浮き足立つ。ショーが終わった後、シドに会いに来たサンドd0030824_0535496.jpgラはスクープを話すが相手にしてもらえない。しかし、再び現れたジョーの幽霊を同時に見たことでシドは渋々つきあうことになる。
ジョーの言う犯人とは、上流階級にいる貴族で政界進出を狙うピーター・ライモン(ヒュー・ジャックマン)。なんとかピーターに近づこうと考えた2人だったが…。

<作品解説>
「マッチポイント」で意気投合したウディ・アレンとスカーレット・ヨハンソン。本作では、ヨハンソンの希望でウディ・アレンとの共演が実現。アレンもまた、ヨハンソンありきで脚本を書いたようで、とにかく彼女が完璧なメインとして据えられています。
さて、本作は殺人事件と言いながらもコメディが8、サスペンスが2といった割合になっています。ジャーナリスト気取りでやってきた女子大生サンドラは、取材を申し込んだ映画監督といきなり寝ちゃうという、若干軽い感じで登場。
一方、マジックなのかどうか微妙なショーを見せる老マジシャンのシドは、ほとんど強制的に取材に巻き込まれていきます。
しかし、ここはアレン。セリフ全体がウィットに富んだジョーク尽くし。ヨハンソンはほどよい艶っぽさでとにかくかわいい。このデコボココンビは、超セレブなピーターの周りをかぎ始めるも、あっさりと恋愛モードに(笑)。
おまけに殺人事件といっても、メディアでわかるだけで殺人事件のシーンなどは皆無な上に、登場人物もメイン3人以外は全てオマケみたいなもんです。
要するにピーターが犯人か、そうではないかという部分に徹底的に絞っており、そのお陰でサスペンスとしても甘さはあるものの、テンポの良い展開で飽きさせません。

<見どころ>
とにかく細い女優が増えていく中で、彼女はほどよい感じのセクシーボディ。
ほとんど眼鏡をかけていたりと、なんだかマニアックです(笑)。
つまり、彼女が見どころですね。
あと、ヒュー・ジャックマンのスーツ姿は文句なしに格好いい。

<出演者>
とにかくスカーレット・ヨハンソン…「ロスト・イン・トランスレーション」のかわいらしさから、すごく色気がある女優に変わってしまいました。個人的にはどっちも好きだけど。
ウディ・アレンとのコンビ感が良いのか、自由に演技しています。
ヒュー・ジャックマンは男前、イギリス貴族というイメージにぴったり。
最近はあまり出演作が思いつかないけど、もっと出て欲しい俳優の1人です。
ウディ・アレンはねぇ、本作の時は70歳ですよ…元気です。

<総評>
アレンとヨハンソンの掛け合いがとにかく楽しい。
ストーリーはぶっちゃけて言うとサスペンス要素なんてオマケです。
そしてラストは…うーん、ブラックだ。
ユーモアにあふれた作品です。

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by syosei7602 | 2008-04-17 23:59 | コメディ/パロディ
AFRO SAMURAI アフロサムライ
d0030824_051550.jpg『AFRO SAMURAI』 日本・アメリカ/2006
監督:木崎文智
声:サミュエル・L・ジャクソン ケリー・フー
ロン・パールマン ジェフ・ベネット セヴン・J・ブラム
S・スコット・ブロック TC・カーソン グレイ・デリスル



岡崎能士の原作コミックのミニTVシリーズが再編集された劇場版。サミュエル・L・ジャクソンと「踊る大捜査線」シリーズの亀山千広が製作総指揮を務めた。
監督はテレビシリーズ「バジリスク ~甲賀忍法帖~」の木崎文智。
声は「ジャンパー」のサミュエル・L・ジャクソン、「ブラック・ダイヤモンド」のケリー・フー、「ヘルボーイ」のロン・パールマンなど。
音楽はRZA。

<あらすじ>
d0030824_0511555.jpg世界最強と言われる「一番」のハチマキをしたアフロヘアのサムライは、「一番」に挑む権利を持つ「二番」のハチマキしたジャスティスに敗れる。その有様を一部始終見ていたサムライの幼い息子は、ジャスティスの残していった二番のハチマキを手に、復讐を誓うのだった。
年月は流れ、成長した少年は二番のハチマキをしたアフロサムライとなり、謎の男ニンジャニンジャと共に旅をしていた。
アフロはハチマキを狙ってくる剣客、刺客たちを容赦なく倒し続けていた。
ある小さな宿場で、ジャスティスが須弥山の頂上にいるという情報を得ると東に向かう。そんなアフロをハチマキを狙う宗教集団「無無坊主(ノンノンボウズ)」が尾行していた。
d0030824_0521264.jpg険しい山道で刺客の毒矢を受けたアフロは、無無坊主の1人に襲われ、谷底へ落ちる。瀕死の重傷を負い、幼い頃の夢を見たアフロ。
気が付くとお菊という美しい女に助けられ、怪我が癒えるまでとどまることになるが…。


<作品解説>
アフロヘアのサムライ、ウエスタン、SFまでミックスされた異色のアクション作品です。
一番というハチマキを持つものは世界最強にして「神」となれますが、その者に挑めるのは二番のハチマキを持つものだけに限定され、さらに挑戦権は1人だけのため最強と神の座を狙う刺客たちを倒し続ける運命が課せられます。
さて、本作は元々アメリカのテレビ局により全5話(各25分)のミニシリーズで放送されたものを劇場版として再編集されたもの。
全編に渡って派手な剣劇が繰り広げられ、エログロとも言えるような映像、携帯電話やアンドロイド、サイボーグまで登場し、世界の設定がとにかくハチャメチャ。
その中にあって絶対的なのがハチマキの存在だけ、というのがすごいところです。
ほとんど無口の主人公アフロですが、彼につきまとう謎の男ニンジャニンジャが代弁者のように状況と心情を語っていきます。
アニメ制作は「ブレイブストーリー」を手がけたスタジオのGONZO。アニメ制作にかけてはプロダクションI.Gなどと並び称されるだけあって、ジャパニメーションの底力を見せてくれます。
全体的にかなり激しい映像のため、若干見づらさがあるものの、トリッキーなカメラワークやモノクロベースの映像センスは素晴らしいですね。

<見どころ>
「キル・ビル」並みにぶっとんだ感じのアクションが展開。
お菊が絡むシーンはエロさもあるけれど、余計な口上などを省いた切ないシーンです。

<その他>
実写版の制作も決定して、本作でアフロの声をあてたサミュエル・L・ジャクソンが出演するとか。日本の原作であり、日本が作ったアニメがアメリカから逆輸入されたという異色作ですが、それだけにアメリカ受けする作りが特徴であり、日本にも受け入れられるというのは不思議な感じですね。
過去のシーンなどが若干長かったりするので、もう少し端折っても良かった気がしますが、流れが損なわれていないので、シンプルに見られる良作です。

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by syosei7602 | 2008-04-13 23:59 | アニメ/CG
アンフェア the movie
d0030824_1293281.jpg『UNFAIR THE MOVIE』 日本/2007
監督:小林義則
出演:篠原涼子 椎名桔平 成宮寛貴  阿部サダヲ 濱田マリ
加藤ローサ 向井地美音 加藤雅也 大杉漣 寺島進 江口洋介
寺田農



公開時コピー
信じられるのは、自分だけ

テレビシリーズで人気を博し、テレビスペシャルも作られたシリーズ初の劇場版にして最終章。監督はテレビシリーズの演出を手がけ、本作が映画初監督となる小林義則。
出演は「魍魎の匣」の篠原涼子、椎名桔平、「さくらん」の成宮寛貴、「舞妓Haaaan!!!」の阿部サダヲ、「風のファイター」の加藤雅也、「エクステ」の大杉漣、「交渉人 真下正義」の寺島進、「となり町戦争」の江口洋介など。
主題歌は伊藤由奈。

<あらすじ>
d0030824_1323559.jpg警視庁公安部総務課に異動した雪平警部補(篠原涼子)は、警察内部の不正を調査していた。ある朝、娘の美央(向井地美音)を学校へ送ろうとした際に、車が爆発。車に乗り込んでいた手伝いの女性が死亡し、美央も怪我を負ってしまう。
雪平は警察病院に入院した美央を見舞い、手伝いの女性の両親に会うために病院を去るが、その直後、病院を数人のテロリストが占拠してしまうのだった。人質は極秘入院中だった警察庁長官、そして美央が取り残されていた。
捜査一課の指揮官・山路(寺島進)は慎重に解決を進めようとするが、d0030824_1324455.jpg警察庁次長(大杉漣)は強攻策に出ようとする。SATの第一部隊が突入するも返り討ちにあい、テロリストのリーダー・後藤(椎名桔平)は雪平の上司・斉木(江口洋介)を交渉相手に指名した。
その頃、雪平は美央を救うために、検視官の三上(加藤雅也)と共に病院への侵入を試みていた。

<作品解説>
ドラマの「ハケンの品格」と共に篠原涼子の人気を不動のものにしたテレビシリーズの続編にして完結編。実はドラマもテレビスペシャルも見たことないのですが、正直映画から見ると…本編を見る気が無くなってしまう出来です。
ドラマ版はかなりサスペンスとして好評だったらしいですが、本作はシナリオもアクションも映画にするほどではないですね。対テロ用の設備がある病院という割りには主人公たちがあっさり侵入できたり、SATが真正面から一丸となって突入したり、アクションシーンがほとんどなかったり(音のみとか)と中途半端な描写が非常に目立ちます。
おもしろそうな題材を紹介していながら全て置き去りになっており、フリがオチにつながっていない状態。かなりの人数のテロリストがいたのにも関わらず、主人公があっさり移動できるのもよくわからなかったりとツッコミどころ満載です。
「踊る大捜査線」とまではいかないまでも、シナリオをきちんと詰めて欲しかった。
ラストは「インファナル・アフェア」へのオマージュでしょうか…。

<見どころ>
ぶっちゃけ、無いといっても過言じゃありません。
あえて言うなら江口洋介演じる斉木の立ち回りくらいか…。

<出演者>
篠原涼子は格好いいです。江口洋介もまあいいかな…しかし、寺島進、大杉漣とどこぞのドラマとリンクしているんじゃないかって位にお決まりパターン。これはどうにかして欲しい。
椎名桔平はケレンみたっぷりに出てきた割にはなぁ。
成宮寛貴に至ってはオマケでした。

<総評>
映画単体ではなく、ドラマからの流れで全てつながっています。つまり全部見ないと大きな流れはわからないんですが、肝心の映画版がこれで最終章というのはちょっとないですね。
なんだか含みを持たせて終わってますが、実は続くとかいうオチなんでしょうか。

<関連作品>
アンフェア the special コード・ブレーキング - 暗号解読 (TVSP)
アンフェア the movie

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by syosei7602 | 2008-04-12 23:59 | ミステリ/サスペンス
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
d0030824_29452.jpg『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』 日本/2007
監督:吉田大八
出演:佐藤江梨子 佐津川愛美 永作博美 永瀬正敏 山本浩司
土佐信道 上田耕一 谷川昭一朗 吉本菜穂子 湯澤幸一郎
受賞:ブルーリボン賞/助演女優賞(2007)



公開時コピー
「あたしは特別。絶対に人とは違う。」
「やっぱお姉ちゃんは、最高に面白いよ。」


芥川賞候補にも挙がった本谷有希子の同名舞台劇を「SO-RUN MOVIE」の吉田大八が初の長編として監督。
出演は「CUTIE HONEY キューティーハニー」の佐藤江梨子、「奈緒子」の佐津川愛美、「人のセックスを笑うな」の永作博美、「姑獲鳥の夏」の永瀬正敏など。
主題歌はチャットモンチー。

<あらすじ>
d0030824_291529.jpg北陸にある山間部の小さな村。和合家の老夫妻が亡くなり、長女の澄伽(佐藤江梨子)が東京から帰ってくる。4年前に女優を目指して上京はしたものの、自意識ばかりが強く、鳴かず飛ばず…そしてその原因は妹の清深(佐津川愛美)が過去に起した事件が原因だと逆恨みしていた。
そんな澄伽を兄の宍道(永瀬正敏)はほとんど黙認し、彼の妻でお人好しの待子(永作博美)は不思議な面持ちで見ていた。
d0030824_292415.jpg傲慢な澄伽は清深に八つ当たりを繰り返すが、清深はそんな目に遭いながらも次第にある行動を再開する。一方、澄伽は雑誌で見た気鋭の映画監督・小森哲生(土佐信道)に手紙を書き始め、なんとか映画への出演を取り付けようと画策するのだが…。


<作品解説>
タイトルからして最初はコミックが原作なのかと思いこんでいたのですが、実は舞台だった…というのが正直驚きました。とはいっても、ほぼ家の中で物語が進むので、そのあたりが名残なんでしょう。
さて、予告編で見たときはもっとDVな作品かと思ったのですが、それほどでもなかったですね。
傍若無人の姉、黙りこくる兄、姉におびえる妹、超お人好しでずれた感性の兄嫁…の4人が本作のメインキャラクターになります。それぞれが互いに対しての悩みを抱いており、方向性のまったく違う形で感情を発散していきます。
田舎の村という限定された空間で起きるトラブル、広まる噂なども多少なりとも出てくるのですが、あくまでも家族間の話に終始しているためキャラ設定がしっかり固まっています。
正直言って、あれだけのトラブルがあったら村から逃げ出すんじゃないかと思ったりもするんですが…まあ、そこは触れちゃいけないところでしょう。登場人物たちの性格設定がかなりずれまくっているために成り立つところですから(そもそも始まりからしてかなりおかしすぎる)。
監督の吉田大八は本作が長編デビューだそうですが、カメラワークや屋外の鮮やかな映像、それとは対称的な室内の撮り方がなかなか秀逸。
佐藤江梨子が体を張るエロさなんか見事です。

<見どころ>
主だってこれといった見どころはあんまりないんですが、クライマックスはかなり秀逸。
ついでにかなり笑えました。
やっぱりいかれた登場人物たちの結末は悲しいのか切ないのか、はてさて。
永作博美演じる待子の怪しげな歌が耳から離れません(笑)

<出演者>
サトエリの作品って実はこれが初めて。特にうまいというわけじゃないけど、存在感はありますね。妹を演じた佐津川愛美もうまいけど、やっぱり永作博美にやられました。
2007年度はかなり大躍進の永作博美のうまさは突出しています…というのも、この人ってかなり童顔なのに、それぞれのキャラクターを演じ分けてしまう。固定イメージがつかないのが凄い。
そして永瀬正敏は良い味出してます。この人はクールな役柄よりも、ちょっと泥臭いイメージが似合います。

<総評>
ヒネリを入れたクライマックス。まさかこのストーリーでそうくるか!と。
見事にやられました。
もう少し、馬鹿やっちゃっても良かったのではと思いつつ、個人的にはオススメです。

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by syosei7602 | 2008-04-07 23:59 | コメディ/パロディ
デス・プルーフ in グラインドハウス
d0030824_23422968.jpg『DEATH PROOF』 アメリカ/2007
監督・出演:クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル ロザリオ・ドーソン ローズ・マッゴーワン
シドニー・ターミア・ポワチエ ゾーイ・ベル マイケル・パークス
メアリー・エリザベス・ウィンステッド ヴァネッサ・フェルリト
ジョーダン・ラッド トレイシー・トムズ


B級映画ばかりを上映していたアメリカの映画館であるグラインドハウス。
そんなB級映画のテイストたっぷりの作品をB級マニアのクエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスが2本立てで製作。
本作はタランティーノが監督を務めたカーアクション作品になる。
出演は「ポセイドン」のカート・ラッセル、「RENT/レント」のロザリオ・ドーソン、「ブラック・ダリア」のローズ・マッゴーワン、「美しい人」のシドニー・ターミア・ポワチエ、「キル・ビル」でスタントと務めたゾーイ・ベル、「ダイ・ハード4.0」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、テレビドラマ「CSI:ニューヨーク」シリーズのヴァネッサ・フェリルト、「ホステル2」のジョーダン・ラッド、「プラダを着た悪魔」のトレイシー・トムズなど。

<あらすじ>
d0030824_23441046.jpgテキサス州オーステイン。アーリーン(ヴァネッサ・フェルリト)、シャナ(ジョーダン・ラッド)、そして街の人気DJジャングル・ジュリア(シドニー・ターミア・ポワチエ)は休日を楽しむために、街へと向かっていた。アーリーンは途中立ち寄った店の前でドクロマークが描かれた黒い車を見かけて不審に思う。その日の夜、バーで楽しんでいると1人の男がやってくる。
スタントマン・マイク(カート・ラッセル)と名乗ったその男は、ジュリアがラジオでアーリーンにd0030824_23442155.jpg仕掛けたお遊びをふっかけ、アーリーンは言葉に乗せられてしまうのだった。
バーでお開きになったあと、マイクは知り合ったパム(ローズ・マッゴーワン)を家に送ることに。
その車はスタント専用のデス・プルーフ(耐死使用)で、ドクロマークの車だったのだ。

<作品解説>
タランティーノといえばB級映画のマニアであることはあまりにも有名で、自らのマニア度を映画にも反映しちゃいます。そんな彼が久しぶりに撮ったのがB級テイストを盛り込んだ本作となり、本来はロドリゲス監督の「プラネット・テラー」と2本立てとなっています。
また、グラインドハウス“仕様”ということでわざとフィルムに傷をいれているんですが、やや中途半端かな。
さて、いかれた設定とスラング、若干エログロのセンスはタランティーノならでは…映画だからやっちゃうぜ!みたいな勢いの内容よりもアクションとどうでもいいガールズトークに終始するという展開。
自ら改造したデス・プルーフ仕様の車で若い女性を殺して快感を得るというヘンタイ的なスタントマン・マイク。この時点でどっかで見たような展開に発展します。
もっともストーリー的なヒネリ云々は無しで、エロ話かアクションかに特化しただけあって、見どころがハッキリしていますね。
一応、スタントマン・マイクのヘンタイ的な展開が前半、後半は時と場所が変わってガールズたちも変更になります。つながりとしてはスタントマン・マイクだけ。
この辺のやっちゃった感もタランティーノならではですね。

<見どころ>
とにかくカースタントと言いたいところですが、ヴァネッサ・フェルリトのエロいダンスシーンは十分な見どころといえます。
そして後半のカーチェイスは文句なし。
ゾーイ・ベル、凄すぎ。

<出演者>
出てくる女優たちは甲乙付けがたいですが、やっぱりゾーイ・ベルでしょ。
「キル・ビル」でユマ・サーマンのスタントをして、本作に抜擢されたということで彼女は本物のスタントマンです。美人というわけじゃないですが、屈託のない感じが良いですね。
ロザリオ・ドーソンやシドニー・ターミア・ポワチエも注目株ですが、メアリー・エリザベス・ウィンステッドがやっぱりかわいい…なので、絡み方が若干残念でした。
カート・ラッセルは何でもできます。ヘンタイ的な役だってこなしちゃう。

<総評>
ぶっちゃけていえばカーアクションは「ファイナル・デッドコースター」の冒頭シーンの方がえぐくてすごい。でもここはあえて下敷きが「バニシング・ポイント」なわけですよ。
パクリ?オマージュ?いやいや、映画でしかできない馬鹿さ加減ってものがわかってるよなぁと。こういう作品あってこそ、名作は名作であり続けられると言えますね。

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by syosei7602 | 2008-04-06 23:38 | アクション/アドベンチャー