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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
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<   2008年 02月 ( 9 )   > この月の画像一覧
ルパン三世 バビロンの黄金伝説
d0030824_23573460.jpg『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』 日本/1985
監督:鈴木清順 吉田しげつぐ
声:山田康雄 小林清志 増山江威子 井上真樹夫 納谷悟郎
塩沢とき カルーセル麻紀 大塚周夫 おぼん こぼん 平野文
潘恵子 吉田理保子 戸田恵子 島津冴子 河合奈保子



傑作と言われている「ルパン三世 カリオストロの城」に続く劇場版第3弾。
監督は「オペレッタ狸御殿」の鈴木清順、「元祖天才バカボン」(1975)の演出を手がけた吉田しげつぐ。
声はシリーズの山田康雄他、「大夜逃 夜逃げ屋本舗3」の塩沢とき、「自虐の詩」のカルーセル麻紀、「機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光」の大塚周夫など。
主題歌は声で特別出演をしている河合奈保子。

<あらすじ>
ニューヨークで発見されたくさび文字が書かれた石盤。それには黄金のバベルの塔の位置が記されていた。その黄金をターゲットにしたルパンだったが、そんなルパンをニューヨークのマフィア・マルチアーノ一味が狙っていた。マルチアーノもまた黄金を探していたのだ。
ルパンは次元と五右ェ門、不二子と共に一味の追撃をかわしながら、昔なじみのロゼッタ婆さんから謎の言葉を聞き、さらに燭台を預かるとバベルの塔発掘現場へと向かうのだった。
その頃、銭形警部はルパン逮捕の失敗から、捜査を降ろされてしまいなぜかICPOのミスコンテストの司会をする羽目になっていた。

<作品解説>
ルパンの劇場版、TVSPを含めても本作は特に異色の出来となっています。
退廃的なイメージとオカルトテイストのストーリー、またキャラクターもかなりコミカルな描かれかたをしています。
されどメインキャラクターの銭形の扱いはかなりひどく、またかなりの数のキャラクターが出るにも関わらず敵役の扱いも半端です。
さて、そんなキャラクター達はかなり暴れるんですが、このアクションについてはなかなかのもの。冒頭のルパンと銭形のバイクチェイスは些か冗長気味なんですが、中盤の列車での追跡劇などはおもしろい。
残念なのが悪役がケレン味に欠け、カルーセル麻紀演じるマルチアーノも端役気味です。
全体的なイメージは良かったのに、妙にオカルトやSFに走った為にルパンという世界観から大きく離れたものになってしまいました。
ルパンの長編シリーズではTVSPの「天使の策略」と双璧を為すぐらいの残念な作品です。

<見どころ>
本作ではとにかく銭形が無能扱い。テレビシリーズではどちらかというとドジな感じだったんですが、あまりの無能扱いは珍しいといえます。
カルーセル麻紀の微妙な声優っぷりは笑えます。

<総評>
テレビスペシャルが定番となってしまったルパンシリーズですが、そろそろ劇場版の最新作が欲しいところです。声優陣もルパンひとりが若返りしているので、賛否両論ありそうですが思い切って変えてみても良いのではと思います。
しかし、声優陣の活躍するアニメはやっぱり俳優が声を当てるよりも安定感があってやっぱり良いですね。

<関連作品>
■劇場版
ルパン三世 劇場版 (第1弾)
ルパン三世 カリオストロの城 (第2弾)
ルパン三世 バビロンの黄金伝説 (第3弾)
ルパン三世 風魔一族の陰謀 (第4弾)
ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス (第5弾)
ルパン三世 DEAD OR ALIVE (第6弾)

■テレビスペシャル
ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発! (1作目)
ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎 (2作目)
ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え (3作目)
ルパン三世 ロシアより愛をこめて (4作目)
ルパン三世 ルパン暗殺指令 (5作目)
ルパン三世 燃えよ斬鉄剣 (6作目)
ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!! (7作目)
ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密 (8作目)
ルパン三世 ワルサーP38 (9作目)
ルパン三世 炎の記憶 ~TOKYO CRISIS~ (10作目)
ルパン三世 愛のダ・カーポ/FUJIKO's Unluckey Days (11作目)
ルパン三世 1$マネーウォーズ (12作目)
ルパン三世 アルカトラズ・コネクション (13作目)
ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト (14作目)
ルパン三世 お宝返却大作戦!! (15作目)
ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~ (16作目)
ルパン三世 天使の策略(タクティクス)~夢のカケラは殺しの香り~ (17作目)
ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ (18作目)
ルパン三世 霧のエリューシヴ (19作目)

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by syosei7602 | 2008-02-23 23:49 | アニメ/CG
リトル・ミス・サンシャイン
d0030824_1275243.jpg『LITTLE MISS SUNSHINE』 アメリカ/2006
監督:ジョナサン・デイトン ヴァレリー・ファリス
出演:グレッグ・キニア トニ・コレット スティーヴ・カレル
アラン・アーキン ポール・ダノ アビゲイル・ブレスリン
受賞:アカデミー賞/助演男優賞・脚本賞(2006)
LA批評家協会賞/ニュー・ジェネレーション賞(2006) 他


公開時コピー
夢と希望を乗せて、黄色いバスは行く

インディーズ作品ながらアカデミー賞をはじめ、多くを受賞したロードムービー。
監督は夫婦でもあるジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス。
出演は「ワンス・アンド・フォーエバー」のグレッグ・キニア、「イン・ハー・シューズ」のトニ・コレット、「40歳の童貞男」のスティーヴ・カレル、「ファイヤーウォール」のアラン・アーキン、「ファーストフード・ネイション」のポール・ダノ、「幸せのレシピ」のアビゲイル・ブレスリンなど。

<あらすじ>
d0030824_1245410.jpgアリゾナ州に住むフーヴァー一家は、それぞれに問題を抱えていた。一家の長である父親リチャード(グレッグ・キニア)は独自の人生成功論の本を売り出そうと躍起になっている。
母親のシェリル(トニ・コレット)は、リチャードの仕事に不安を持ち、リチャードに反目する息子ドウェーン(ポール・ダノ)に頭を悩ませていた。
幼い娘オリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)は、到底優勝の見込みのないミスコンに入れあげ、祖父(アラン・アーキン)は孫娘を溺愛しているがヘロイン漬け。
ある日、シェリルの兄であるフランク(スティーヴ・カレル)が自殺未遂をしたとの知らせを受け、彼女は病院へ迎えに行く。d0030824_1252394.jpg鬱病という診断から、しばらく彼を家におくことにするが、ちょうどその日オリーヴが以前に出場したミスコンで繰り上げ優勝し、カリフォルニアで行われる「リトル・ミス・サンシャイン」への出場資格を得る。
驚喜するオリーヴの夢を壊したくない一家は、節約のためにワーゲンのおんぼろバスに乗ってカリフォルニアを目指すが、次々とトラブルに見舞われる。

<作品解説>
家庭崩壊目前の家族が、それぞれの悩みや目的を抱えながら、一家で一番幼い娘のために旅に出るという…ざっと解説すればシンプルそのものなストーリーです。
本作はこのどうってことのないシナリオの中に含まれる現実への皮肉さなどを織り込み、それぞれの問題が解決するわけでもないという展開で進みます。
人生を勝ち馬と負け犬に分ける父親、夫とその父親や息子に悩む母親、独自の哲学と家族への反発から一言も発しない息子、ヘロイン漬けの祖父、ミスコン優勝を夢見る娘、さらにはゲイで半ばホームレス状態の伯父…。それぞれが全く方向性の違う先を見据えているために、意見はうまくまとまらず。
本作の秀逸な点はこの家族の中でのキャラクターがしっかりと成立しているところにあります。父親は非常に不愉快な人間だし、息子は変人といった具合にマイナス要素ばかりがそろっており、さらにトラブル続き。まあ、実際のところこれほどトラブルが続くというのは妙な話にも思えますが「ついていないときは、とことんついていない」というネガティブな部分を笑いに消化しているのは見事。
ひとり一人が好き勝手に目標を持つのではなく、家族が一つの目標を持つことの大切さがしっかりと描かれた良作です。

<見どころ>
極端なキャラクターの中にあって、ひとり下ネタとセックス論に走る祖父が過激で笑えます。
それでも孫娘に気を遣っているところは、家族という絆のせいでしょうか。
クライマックスはもうシュールというかなんというか…。

<出演者>
グレッグ・キニアの皮肉まじりの笑い方とうざさに拍手。
アラン・アーキンが見事、オスカーに輝きました。毒舌じいさんを好演。
疲れ果てたシェリル役のトニ・コレットと息子ドウェーン役のポール・ダノが12歳しか離れていないのがすごいキャスティングです。
スティーヴ・カレルはゲイのフランク役ながらも実は常識人の落ち着いたイメージ。
娘オリーヴ役のアビゲイル・ブレスリンはまさにはまってました。なるほど、ミスコンで優勝したい!っていう意志とはうらはらに微妙なラインを維持するオリーヴを好演。

<総評>
現実はかくも過酷なのか…と思わせておいて、結構間違った方向にパワーを使っていた家族がまとまるとどうにかなっちゃう(もっとも問題は解決していない)。
常識そのものがイコール正しいとは限らないとでも言うべきでしょうか。クライマックスのミスコンは、非常識と常識がきわどいラインで交錯し、その結果は見た人次第といえるでしょう。

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by syosei7602 | 2008-02-20 23:59 | ヒューマン/ドラマ
となり町戦争
d0030824_2323382.jpg『となり町戦争』 日本/2006
監督:渡辺謙作
出演:江口洋介 原田知世 瑛太 菅田俊 飯田孝男 小林麻子
余貴美子 岩松了




公開時コピー
町対町、役所と住民、上司と部下、そして男と女
今、一線を越える!


三崎亜記の同名小説の映像化。
監督は「ラブドガン」の渡辺謙作。
出演は「アンフェア the movie」の江口洋介、「紙屋悦子の青春」の原田知世、「銀色のシーズン」の瑛太、「どろろ」の菅田俊、「カインの末裔」の飯田孝男など。

<あらすじ>
d0030824_2303887.jpg舞坂町で暮らす北原(江口洋介)は、ツアー会社で働く平凡な毎日。
ある日、町の広報紙に「舞坂町はとなり町の森見町と戦争をします」という一文を見つける。何のことだかよくわからないが、開戦日になっても町は平穏だった。
数日後、携帯電話に町役場の対森見町戦争推進室の香坂(原田知世)という職員から電話がかかってくる。
d0030824_2305397.jpg北原には役場から特別偵察業務の指令が来ていたのだ。要領を得ないまま、役場に訪れた彼は香坂と出会う。偵察業務の内容が通勤時に森見町の様子を探るだけと聞いて、深く考えずに引き受けてしまうのだが…。


<作品解説>
原作は冒頭からなかなかシュールな始まり方でおもしろかったんですが、本作はまずは主人公の日常生活から始まります。おそらく、日常と非日常の区別の為に入れたんだと思いますが、これが意外と効果的。
さて、本作はとなり町との戦争という、まさしく不思議なストーリーです。国でもなく、部族でもなく、宗教でもなく町同士の戦い。この戦いは戦車や戦闘機を使うわけではなく、ほぼ隠密というって良いほどです。町民からの志願兵に加え、主人公のように依頼された者(とはいっても任意なので断れる)が混ざって日常の中で戦争業務に就きます。
主人公は偵察業務のため、単純に自分の通勤する通りを適当に記録していくだけなんですが、なぜかこれによって戦局が動いていく…業務としての戦争、町議会の決定事項としての戦争、序盤は割とコミカルな展開が続きますが中盤以降から北原と香坂の関係に重点が置かれていきます。
この展開がなかなか秀逸で、戦争とは一体なんなのかという問いそのものであり、そして答えがラストに明らかになる。シュールなシリアス、おもしろい作品です。

<見どころ>
香坂さんが「すべて業務」と言い切ってこなしていく、戦争に対するストイックな部分がおそろしくもあり…。
町の風景もなかなか素晴らしく、柔らかい映像の中に見える戦争の瞬間はなかなか怖いですね。

<出演者>
江口洋介、原田知世の落ち着いた演技が見事でした。出演者はかなり少ないんですが、主人公・北原を演じる江口洋介の身の回りの出来事が中心となるため、展開に迷うことなく落ち着いて見られます。
瑛太は中盤以降のみ。前田を演じた飯田孝男が良い味を出していました。

<総評>
原作とは違う結末なのですが、個人的には好きです(原作は切ないんですがね)。
戦争とはただ銃を撃ち合うだけじゃない、むしろその行為によって引き起こされる結果がどれだけ悲惨であるかを描いています。
若干、冗長的ではあるけれど地味におもしろい映画でした。

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by syosei7602 | 2008-02-18 23:59 | ヒューマン/ドラマ
マスク2
d0030824_1245763.jpg『SON OF THE MASK』 アメリカ/2005
監督:ローレンス・ガターマン
出演:ジェイミー・ケネディ  アラン・カミング トレイラー・ハワード
ボブ・ホスキンス ベン・スタイン カル・ペン スティーヴン・ライト
リアム・ファルコナー ライアン・ファルコナー  ライアン・ジョンソン
受賞:ラジー賞/ワースト・リメイク・続編賞(2005)


公開時コピー
再び、世界中が大フィーバー!!

ジム・キャリーとキャメロン・ディアスの出世作となったナンセンスコメディの続編。
監督は「キャッツ&ドッグス」のローレンス・ガターマン。
出演は「スクリーム」シリーズのジェイミー・ケネディ、「スパイキッズ」シリーズのアラン・カミング、テレビドラマ「名探偵モンク」シリーズのトレイラー・ハワード、「ダニー・ザ・ドッグ」のボブ・ホスキンスなど。

<あらすじ>
d0030824_1251097.jpg友人の赤ん坊を見に行ったティム(ジェイミー・ケネディ)と妻トーニャ(トレイラー・ハワード)。赤ん坊のかわいさに、トーニャは子供が欲しいと言うが、アニメーター志望ながらも気弱な為に出世からはほど遠いティムははぐらかす。
同じ頃、いたずらの神様ロキ(アラン・カミング)は父神オーディーン(ボブ・ホスキンス)から、マスクの回収を命じられていた。
一方、ティムはなんとか出世したいと思い立ち社長に直訴して、アイディアさえあれば、という話に一縷の望みを見いだす。
ある日、会社の仮装パーティに着けていくマスクをなくした彼は、愛犬のオーティスが拾ってきた奇妙なマスクを被ることに。d0030824_125372.jpgその瞬間、彼は大胆でセクシーな緑色の男へと変身。パーティで一暴れして一躍ヒーローに。
さらにそのままの勢いでトーニャと一夜を過ごす。
次の日、社長に呼ばれたティムは、あの緑色のキャラクターをアニメにしたいと言われ、念願かなって仕事を任され、さらにトーニャは妊娠したことを告げられるのだった。

<作品解説>
前作はジム・キャリーが自らの顔芸と体を張った演技で大ヒットしました。緑色の顔と奇抜な動き、さらにCGを駆使した特殊効果は抜群で実写とアニメの微妙なバランスが良かったのですが…本作はそれら前作のナンセンスな部分をマスクの子供が誕生して、暴れ回るというパターンで落ち着かせています。
もっともストーリー的なつながりはなく、単純にロキのマスクという共通点があるだけ。
主人公ティムがマスクを被って暴れるのはほとんど序盤と終盤の一部のみ。あとはひたすらロキと赤ん坊のどたばたっぷり、そして巻き込まれていくティムが描かれます。
飼い犬がマスクを被ったり、赤ん坊が暴れるのはそれなりの楽しさがあるんですが、前作に見られたようなナンセンス&ブラックな部分がすっぽりと抜け落ちて、単純にマンガ的な展開に終始してしまったのは残念。
前作の印象が強いために、本作のあり方があまりにも…そんなわけでラジー賞にノミネートされてしまいましたが。
されど、単体として見た場合は単純に楽しめるコメディ作品になっています。ストーリーが破綻しているわけではなく、むしろ微妙な親子関係?からハッピーエンドに至るまで、それなりに楽しめますね。テレビ放映で見ましたが、一番の問題は吹き替えをタレントにしてしまったことでしょう。

<見どころ>
史上最強にパワフルな赤ん坊のひねぶりが抜群。
不自然過ぎて素直に笑っちゃいます。

<出演者>
実はそれなりの出演作があるジェイミー・ケネディ。マスクの時はやたらと顎が長いのはなぜ!?ジム・キャリーは顔芸がすごいけど、この人はへたれっぷりが見事です。
神様ロキを演じたアラン・カミングは独特の風貌とパンク姿がぴったり。
ティムの妻トーニャを演じたのは「名探偵モンク」シリーズの2ndシーズンから出演しているトレイラー・ハワード。この人、結構キレイです。公開当時に40歳近かったようには見えないですね。

<総評>
続編としてはかなり酷評されてしまいましたが、ドタバタコメディとしてはそれなりじゃないかと思います。
しかし、子供ができるシーンとか微妙にお子様には見せられないよなぁ。

<関連作品>
マスク (1作目)
マスク2 (2作目)

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by syosei7602 | 2008-02-13 23:05 | コメディ/パロディ
アメリカン・ギャングスター
d0030824_2344348.jpg『AMERICAN GANGSTER』 アメリカ/2007
監督:リドリー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン ラッセル・クロウ
キウェテル・イジョフォー キューバ・グッディング・Jr
ジョシュ・ブローリン テッド・レヴィン アーマンド・アサンテ
ライマリ・ナダル


公開時コピー
汚れた手でつかんだ、美しき人生。
人生を賭けてつかんだ、美しき正義。
けもの道を行く実在の男たちの 容赦なき闘いの人生!

1970年代に台頭した麻薬王フランク・ルーカスと賄賂に屈しない麻薬取締捜査官との攻防を描いたノンフィクションベースの犯罪サスペンス。
オスカー俳優2人の競演が話題になった。
監督は「キングダム・オブ・ヘブン」のリドリー・スコット。
出演は「インサイド・マン」のデンゼル・ワシントン、「シンデレラマン」のラッセル・クロウ、「トゥモロー・ワールド」のキウェテル・イジョフォー、「僕はラジオ」のキューバ・グッディング・Jr、「イントゥ・ザ・ブルー」のジョシュ・ブローリン、テレビドラマ「名探偵モンク」シリーズのテッド・レヴィン、「ジャッジ・ドレッド」のアーマンド・アサンテなど。

<あらすじ>
d0030824_2349187.jpg1968年、ニューヨーク。「ハーレムのロビンフッド」と呼ばれて慕われた黒人ギャングの大ボス、バンピーが亡くなる。その右腕を務めていたフランク(デンゼル・ワシントン)は、彼の後を継いで白人や他の組織、汚職警官に頼らない組織を作り上げようと決意する。
ニュージャージーの刑事リッチー(ラッセル・クロウ)は、張り込みを続けていた容疑者の車のトランクから100万ドルの大金を発見するが、相棒のジェイ(ジョン・オーティス)の意見を聞き入れず、それを着服しなかったことで署内から孤立してしまう。d0030824_1463925.jpgあまりにも汚職警官が多すぎたのだ。
一方、フランクはハーレムの市場を調査しはじめる。ディスカウントショップの仲介業者をはさまない営業販売を元に、生産者と直接交渉することを思いつく。ベトナム戦争に参加し、タイに駐在している米兵で従兄弟のネイト(ロジャー・グーンヴァー・スミス)に連絡をとり、ヘロインの原産地へ直接赴くと全財産をつぎ込んで買い付けを行い、米軍経由で密輸を始める。高純度で他の麻薬より格安の“ブルーマジック”というヘロインを売りだして財を築いていく。その一方で自らは質素に装って目立つことはしない。
ブルーマジック根絶の為に、リッチーは検察官からエセックス郡麻薬捜査班のチーフに抜擢され、自ら選んだメンバーと共に捜査を始めるのだった。

<作品解説>
1日に100万ドルを稼いだと言われる実在の麻薬王フランク・ルーカスとそれを追った捜査チームとの攻防を描いたハードな作品です。
1970年代当時、黒人が組織の頂点に立つことは考えられないことであり、ギャングのほとんどはシチリア人、コルシカ人が中心となっており、さらに警官が汚職に手を染めているという…まさにどこを見ても何かしらに麻薬に関わっている状態でした。
そんな中、まさしくアンタッチャブルを彷彿とさせるリッチー刑事率いる捜査班がフランクを追います。質素を好み、目立つことを嫌う彼の存在は捜査段階では一切不明。
冷静かつ狡猾、さらに身内で周りを固めることで鉄壁の防御を誇る組織を作り上げたフランクは、アメリカの歴史上に残る犯罪者です。
さて、本作はそのフランクと彼を追うリッチーを中心に物語りが進みます。
序盤は些か切り替わりが多く、話の流れもかなり早いので若干混乱するんですが、展開がハッキリし始めた途端におもしろくなっていきます。
一般の市場を参考にした麻薬密売の方法(上質のものを格安で売るという基本概念)で、ほぼ独占市場を築きあげたという点では、フランクは間違いなく経営者として優秀であり、それが犯罪行為になってしまったのは、彼の生い立ちのせいなのか、それとも混沌とした時代のせいなのか…2時間超ながら見どころの多い作品です。

<見どころ>
「勝者となって敵を作るか、敗者となって友を作るか」…久々に印象に残るセリフが登場します。
冷酷なフランク、正義感あふれるリッチー刑事との対峙するシーンはまさに名場面ですね。

<出演者>
冷静沈着なフランクを演じるのはデンゼル・ワシントン。
クールな大物悪役を見事に演じきっています。
対するリッチーはラッセル・クロウ…かなり太めなんですが、この妙に腹の出た感じが程よく、ワイルドな風貌を引き締めてますね。
忘れてはいけないのが悪徳警官トルーポを演じたジョシュ・ブローリン。すごくイヤミな感じなんですが、この人のいかにもな風貌が見事過ぎです。
フランクの妻エヴァを演じたライマリ・ナダルは新進の女優ですが、ルビー・ディーと対称的なイメージとして目立っていました。

<総評>
昨年のアカデミー賞作品である「ディパーテッド」はいまいち感が拭えず、本作を見てしまうとリドリー・スコットはマーティン・スコセッシを超えてしまいましたね。
かたやリメイク、こちらはノンフィクションベース…元ネタはどちらにもありますが、作品としてのおもしろさは本作に軍配があがります。
アカデミー賞ノミネート作品ですが、結果が楽しみですね。

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by syosei7602 | 2008-02-11 23:39 | ノンフィクションベース
監督・ばんざい!
d0030824_3191057.jpg『GLORY OF THE FILMMAKER』 日本/2007
監督:北野武
出演:ビートたけし 江守徹 岸本加世子 鈴木杏 吉行和子
宝田明 藤田弓子 内田有紀 木村佳乃 松坂慶子 大杉漣 
寺島進 六平直政 渡辺哲 井手らっきょ モロ師岡 菅田俊
石橋保 蝶野正洋 天山広吉
ナレーション:伊武雅刀

公開時コピー
映画を愛する全人類に捧ぐ
ウルトラ・バラエティ・ムービー


北野武が監督としての自分を一度壊す、という意味合いで自らをフィーチャーした異色作。
同時上映された3分のショートムービー「素晴らしき休日」がDVD版に収録されている。
出演は「俺は、君のためにこそ死ににいく」の江守徹、「HANA-BI」の岸本加世子、「椿三十郎」の鈴木杏、「佐賀のがばいばあちゃん」の吉行和子、「クワイエットルームにようこそ」の内田有紀など。

<あらすじ>
映画監督・北野武(ビートたけし)は「二度とギャング映画を撮らない」と言ったために、これまで撮ったことのない作品を手がけることに。
彼がまず挑戦したのは小津安二郎映画のような日常的な人情劇。しかし、淡々とした作品の中に小津映画に見られた美しさはなかった。
その失敗から離れて、今度は流行の恋愛映画に挑む。
記憶をなくした中年男と美女(内田有紀)とのラブストーリー。しかし、次々と失敗の元が北野監督の作品にオチをつけていく。

<作品解説>
ビートたけしが監督としての自分を語る作品です。
北野武が今まで手がけてこなかった、小津風人情劇、恋愛、流行の30年代が舞台の作品、ホラー、時代劇、SFなどなど。
ぶっちゃけていえば、すべてシュールなコント映画です。前提にあるのは、北野監督がギャング映画以外では失敗するというオチ。
されど短い中に様々なジャンルに挑戦し、名監督や名作へのオマージュなども含めてそれを自らへの皮肉に転ずるあたりは北野武らしいですね。
全体を見れば、北野監督の自慰的な意味合いが強いけれど、シンプルに楽しむための作品です。
そういえば井出らっきょの博士ネタは「究極超人あ~る」のOVA版と被っているような…まさか、って感じだけど。

<見どころ>
なんといっても内田有紀の美しさ。
そして江守徹の馬鹿っぷりはありえないくらいです。
作品としてすごかったのが30年代映画。まさに混沌とした30年代の凄まじさ…北野武が三丁目の夕日を撮ったらかなりバイオレンスだろうなぁ。

<出演者>
ビートたけしは相変わらずな感じです。まあ、この人はうまいって訳じゃなく雰囲気で演じる人です。
そして、内田有紀は色気が出ましたね。久々の映画出演、はっきり言ってこの人見るだけでも価値ありです。
江守徹のはじけ方と井出らっきょのマッドサイエンティストぶりだけで良いかもしんない。

<総評>
まあ、ギャング映画じゃなくてギャグ映画です。
今までの北野作品と期待して見てはダメですが、ギャグやコントとして見るのが一番。
また、「素晴らしき休日」は3分の中に込められたシュールさが見事です。

<関連作品>
素晴らしき休日 (同時上映/DVD特典)

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by syosei7602 | 2008-02-09 23:20 | コメディ/パロディ
時をかける少女
d0030824_255443.jpg『時をかける少女』 日本/1983
監督:大林宣彦
出演:原田知世 高柳良一 尾美としのり 上原謙 内藤誠
津田ゆかり 岸部一徳 根岸季衣 入江たか子 松任谷正隆
受賞:日本アカデミー賞/新人俳優賞(1983)



筒井康隆の同名小説の初映画化作品。後にリメイク、またアニメ版の続編が製作された。
監督は「理由」の大林宣彦。
出演は「となり町戦争」の原田知世、「天国に一番近い島」の高柳良一、「それでもボクはやってない」の尾美としのり、「若大将」シリーズの上原謙など。
同名タイトルの主題歌は原田知世が歌い、大ヒットした。

<あらすじ>
高校1年生の芳山和子(原田知世)は高校のスキー教室にきていた。幼なじみの堀川吾郎(尾美としのり)と話していると、もうひとりの幼なじみである深町一夫(高柳良一)がやってくる。しかし、彼のスキー道具だけがなぜか見あたらなかった。
新学期の4月16日、和子、吾郎、一夫は掃除当番で理科室にきていた。一通り掃除が終わると、吾郎と一夫は教室に鞄を取りに行く。
ひとり残った和子は、理科実験室からの物音に気がつく。鍵がかかっているその部屋には誰もいないはずだった。意を決して入った彼女は、床に落ちていたフラスコからの白い煙を吸って倒れてしまう。
ほどなくしてやってきた吾郎と一夫は驚いて、彼女を保健室に運ぶ。気がついた和子は教師(岸辺一徳)達に事の経緯を説明するが、実験室には何も残っていなかった。
だが、その日から和子は妙な体験をすることになるのだった。

<作品解説>
原田知世の映画初主演作にして、ヒットした作品です。大林監督の「転校生」「さびしんぼう」を含めて尾道三部作と言われています(ロケ地が尾道)。
さて、「時をかける少女」はテレビシリーズを含めて本作の後に6作製作され、さらに本作の続編として2006年にアニメ版が公開、ヒットしました。
本作は当時の青年層に受けて、SFジュブナイルとしては漫画家やアニメーターなどに影響を与え、日本のタイムトラベルものといえば本作というくらいに知名度は抜群。
もっとも作品として見た場合、原田知世と高柳良一の演技はお世辞にもうまいとは言い難く、特撮部分も非常にチープ…それでもなお、人気が高いのは10代の青臭さを真っ向勝負でスクリーンに映し出してしまった事にあるでしょう。
アイドル映画として一世風靡した作品ですが、尾道の風景やどことなく危うい10代の青春を描いた作品として、やはり良作と言ってよいでしょう。

<見どころ>
とにかく原田知世!みたいな映画なんですが、古くささを感じさせる編集(もちろん意図的なもの)や、尾道の美しい映像などがさすが大林監督といった感じです。

<出演者>
原田知世はあまり美人という女優ではないのですが、屈託のない演技が逆に新鮮とでもいうべきか…それに便乗するかのように高柳良一の辿々しい演技がもうここまで来たら突っ走れって感じ。
尾美としのりは十分にうまいですね。
それにしてもラストのあの髪型はもうちっとどうにかならなかったのか…。

<総評>
主人公の和子についてはアニメの「時をかける少女」にも登場します。
その際に、一応アドバイスらしきもの?を言ったりするのですが、それを見る限りではそれなりの伏線を本作で意識できます。
映画の演技として見ればかなり苦しい上に、エンディングは今見ると愕然としますね。
とはいえ、邦画におけるジュブナイル映画の先駆け、見ておいて損はありません。

<関連作品>
時をかける少女 (1983)
時をかける少女 (リメイク/1997)
時をかける少女 (アニメ・続編/2006)
時をかける少女 (続編/2010)

■尾道三部作
転校生 (1作目)
時をかける少女 (2作目)
さびしんぼう (3作目)

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by syosei7602 | 2008-02-06 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
アジアンタムブルー
d0030824_12305319.jpg『ADIANTUM BLUE』 日本/2006
監督:藤田明二
出演:阿部寛 松下奈緒 小島聖 佐々木蔵之介 村田雄浩
小日向文世 高島礼子




公開時コピー
あなたがくれた、
いちばん
美しい時間


大崎善生の同名ベストセラー小説の映画化。
映像と音楽が美しいラブストーリーとなっている。
監督はテレビドラマ「黒革の手帖」などの演出を手がけた藤田明二。
出演は「自虐の歌」の阿部寛、「エクスクロス 魔境伝説」の松下奈緒、「インストール」の小島聖、「椿三十郎」(2007)の佐々木蔵之介、「壬生義士伝」の村田雄浩、「遠くの空に消えた」の小日向文世、「バルトの楽園(がくえん)」の高島礼子など。

<あらすじ>
エロ本の編集者、山崎隆二(阿部寛)はSM女王のモデルであるユーカ(小島聖)から、駆け出しのカメラマン続木葉子(松下奈緒)を紹介される。葉子はなぜか水たまりばかりを撮影していた。
ユーカは今度のヨーロッパ撮影に彼女を使いたがったが、山崎はエロ本にはあわないということで起用を見送る。
しかし、彼女の撮りためたアルバムを見ているうちに山崎はどこか心惹かれていくのだった。
ある日、病気のカメラマンの代理で急遽彼女が呼ばれる。その時から、少しずつ山崎は彼女に惹かれていく。
そして、不倫している由希子(高島礼子)の関係の終わりと共に、葉子と偶然再会し2人は暮らし始めるのだった。

<作品解説>
公開時はそれほど話題にはあがらなかった…どちらかというと地味な作品なのですが、映像と音楽が非常に秀逸です。
本作は同名小説の「アジアンタムブルー」が原作なのですが、登場人物の一部は小説の前作にあたる「パイロットフィッシュ」からも使われています。
さて、原作の細かいエピソードを極力そぎ落としており、登場人物たちのバックグラウンドが削られてしまった為に若干残念な部分があります。されど、映像の美しさと音楽によって、映画作品としてはうまくまとまっており、シンプルでわかりやすいラブストーリーとなっています。
恋愛映画にありがちな、10代から20代前半といった形ではなく、それより若干上の30代前後という設定が珍しい感じ。
若干原作を知らないとわからない展開などもありますが、丁寧で落ち着いた出演者達の演技によって、原作の雰囲気がうまく出ていると言えるでしょう。

<見どころ>
主人公・山崎のぶっきらぼうな態度、それとは対称的な葉子の屈託のなさが見事なコントラストになっています。
また、やたらと背の高い2人のある様は妙に格好いい。
東京やニースの美しい風景なども見どころです。

<出演者>
阿部寛が久々にクールな役柄で、きっちりとした演技を見せてくれます。近年はコミカルな役柄が多かったので良い感じですね。
松下奈緒は最初原作の葉子とは雰囲気違うような…と思ったんですが、結構なはまり役でした。
そのほか、脇を固めた高島礼子や名助演の小日向文世など、がっちりと決まっているのでかなり質が高いといえます。

<総評>
いささか「セカチュー」系のブームからはずれた感はありますが、作品としてのレベルはこちらが上です。原作で葉子が言うお決まりのセリフがなかったのは残念なんですが、時折差し込まれる葉子の撮影した写真などが映像を安定させています。
原作を読んだ人にも許せる範囲の脚色なので、個人的にはおすすめです。

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by syosei7602 | 2008-02-05 23:59 | 恋愛/青春/スポーツ
プロジェクト・イーグル
d0030824_12312659.jpg『PROJECT EAGLE』 香港/1991
監督・出演:ジャッキー・チェン
出演:ドゥ・ドゥ・チェン エヴァ・コーボ マーク・エドワード・キング
池田昌子




公開時コピー
■アフリカ大密林から、スペイン・モロッコ灼熱の砂漠へ-

ジャッキー・チェンが撮影事故で生死の境をさまよった「サンダーアーム/龍兄虎弟」の続編。
監督は主演を務めるジャッキー・チェン。
出演は「僕たちは天使じゃない」のドゥドゥ・チェン、「マタドール<闘牛士>・炎のレクイエム」のエヴァ・コーボ、「ありふれた愛に関する調査」の池田昌子など。

<あらすじ>
アフリカの奥地から戻ったアジアの鷹ことジャッキー(ジャッキー・チェン)に、協力者の男爵からの新たな依頼が待っていた。
第二次大戦中、ナチス・ドイツのカタリン男爵がサハラ砂漠の基地に隠した金250トンを探し出せば、その1割を報酬として受け取れるというもの。依頼を快諾したジャッキーに、中国系の女性歴史家で砂漠のプロであるエイダ(ドゥドゥ・チェン)がサポートにつく。
手始めにジャッキーはカタリン男爵の副官の孫娘を捜しだすが、同じく金塊を狙う2人の男が家に侵入していた。孫娘のエルザ(エヴァ・コーボ)を守ったジャッキーに、エルザは着いていくと言い出す。
砂漠に向かって出発した一行…しかし、エイダとエルザの相性は最悪でつまらないケンカが絶えない。さらには傭兵と思える男たちが宿泊先まで襲ってくる。

<作品解説>
“アジアの鷹”シリーズの2作目(といっても続編はもうないのだけど)。いわゆる香港映画でインディ・ジョーンズを目指している作品といえるのですが、謎解きよりもアクションとコメディタッチになっています。
さて、本作はかなりドタバタなノリで終始展開、ジャッキー映画にしては珍しくヒロインがかなりの頻度で活躍。ジャッキーがたじたじとなりつつも、キャラクター設定がかなりハッキリしているため、ストーリーの盛り上がりが彼女たちを中心にしていると言っても良いでしょう。
アクションの頻度は要所を押さえたものになっており、おなじみの小道具を使ったものから、カーチェイスなど多岐にわたります。
敵役に旧ドイツ軍を使うところなどは、歴史物が絡んだアドベンチャー映画の定番。さらに壮大な秘密基地のセットが素晴らしい。

<見どころ>
3人のヒロインの活躍、そしてクライマックスの脱出の際の顔芸は「トータル・リコール」からのインスパイアだとか。

<出演者>
さすがに若いジャッキーの動きはキレが良いです。
ヒロイン達を演じたドゥドゥ・チェン、エヴァ・コーボ、池田昌子はこの後は目立った作品がなく…ジャッキー映画でヒロインに抜擢されるとなぜかその後が続かないんですよね(もちろん例外はありますが)。
3人とも体を張って好演していたのでちょっと残念。

<総評>
若干、吉本新喜劇ばりのベタなノリで笑わせてくれます。
相変わらずのアクションとヒロイン達の活躍、秘密基地といった定番がそろい踏みの良作です。
しかしイーグルって鷹じゃなくて鷲なんだよなぁ。

<関連作品>
サンダーアーム/龍兄虎弟 (第1作)
プロジェクト・イーグル (第2作)

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by syosei7602 | 2008-02-04 21:38 | アクション/アドベンチャー