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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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<   2008年 01月 ( 14 )   > この月の画像一覧
幸せのちから
d0030824_159387.jpg『THE PURSUIT OF HAPPYNESS』 アメリカ/2006
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
出演:ウィル・スミス  ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス
    タンディ・ニュートン ブライアン・ホウ ジェームズ・カレン
    カート・フラー ダン・カステラネタ タカヨ・フィッシャー
受賞:MTVムービー・アワード/ブレイクスルー演技賞(2007)


公開時コピー
この手は、離さない─
全財産21ドルから立ち上がった父子の、実話に基づいた感動作。


イタリア人監督のガブリエレ・ムッチーノの英語作品に初めて挑んだノンフィクションベースのサクセスストーリー。
出演は「アイ・アム・レジェンド」のウィル・スミス、そして息子のジェイデン・クリストファー・サイア・スミス、「M:I-2」のタンディ・ニュートン、「光の旅人 K-PAX」のブライアン・ホウ、「バタリアン」シリーズのジェームズ・カレンなど。

<あらすじ>
1981年、サンフランシスコ。骨密度スキャンという高級医療機器セールスマンのクリス(ウィル・スミス)は、不況のあおりを受けて思ったように機械が売れずに家賃や税金を滞納している始末。彼の心のより所は5歳の息子クリストファー(ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス)の成長だった。
ある日、彼はフェラーリから降りてきた男に成功の秘訣を聞く。男は「人間関係と数字に強いこと」と言い残すと高層ビルの証券会社へと入っていった。
クリスはクリストファーにこれ以上辛い思いをさせないように、証券会社への転職を決意する。
しかし、彼の想いをうまく理解できない妻のリンダ(タンディ・ニュートン)は、生活への不安を感じて出て行ってしまう。
そんな状況の中、なんとか面接で研修コースに入れたものの、研修期間の6ヶ月は無給。
さらに追い打ちをかけるように、家賃の未納から家を追い出され、クリスは息子を連れて安モーテルに引っ越すことになるのだが…。

<作品解説>
ウィル・スミスと息子のジェイデンが、作品中でも親子を演じたことでも話題になった作品です。
それゆえ、息もぴったりといったところでしょうか。
さて、本作は実際にあったサクセスストーリーを映画化したものであり、描かれるのは主人公クリスと息子のクリストファーが安定した生活(さらにいうならば大金持ちになった)を得るまでが描かれていきます。
レントゲンより高性能な骨密度スキャンを売るために、全財産をつぎ込み、結果は芳しくない状態…儲けよりも家賃やら税金、駐車違反の罰金と追い打ちをかけるようにクリスのお金はどんどん消えていきます。弱り目に祟り目とはこのことですね。
しかし、一念発起した彼は息子のために、6ヶ月無給という生活をなんとかこなしていくわけですが、本作では「生活」に重きが置かれて、研修の苦労がほとんど描かれない。
クリスが努力しているシーンはあっても、証券の仕事に関しては置いてきぼりな感じです。
まあ、成功したという結果あっての話なので、これは「性に合っていた」と思うしかないのですが、あまりにも貧乏一色な描き方のためにいささか平板な印象を受けるでしょう。

<見どころ>
泣き所はほぼ皆無です(あくまでも個人的な意見ですが)。
むしろ、当時の世相を反映した映像が見どころと言えます。10ドル程度でがっつく主人公、それとは対称的な何万ドルと動かしている世界。
ラストのウィル・スミスの表情は一番見事でした。

<出演者>
今やオールマイティな役者として人気の高いウィル・スミスですが、なんだかなぁ…うまさに若干イヤミが入ってきている気がします。「アイ,ロボット」の時が一番良かったかな。
息子役を演じる息子のジェイデンは、ウィルが親ばかぶりを発揮して褒めていましたが、いやはや、うまかった。やっぱり親子ならでは?と邪推してしまうけど。
奥さんを演じるのはタンディ・ニュートン。「M:I-2」でヒロインを演じた人ですが、だいぶ変わりましたね。セクシーな感じじゃなくなってしまった。
実質的に、ウィルとジェイデンの2人が中心なので、範囲が狭い世界で描かれています。

<総評>
作品としてはなかなかの出来なんだけど、ちょっと退屈かなぁ。
生活能力に不安があるのに、息子は俺が育てると言ったり、家賃は実質踏み倒すし…まあ、困窮した人間というのは我が身で精一杯というのもわかるけど、ちょっと鼻につきます。
ただし、息子のために真摯に頑張ろうという姿勢を持ち続け、「努力なくして成功なし」をまさしく絵に描いた作品ですね。

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by syosei7602 | 2008-01-30 23:59 | ノンフィクションベース
アルゼンチンババア
d0030824_02777.jpg『アルゼンチンババア』 日本/2007
監督:長尾直樹
出演:役所広司 堀北真希 鈴木京香 森下愛子 手塚理美
    岸部一徳 きたろう 田中直樹 小林裕吉 菅原大吉
    渡辺憲吉 桜井裕美 有坂来瞳  唯野未歩子 石垣光代



公開時コピー
しあわせがじんわりと体中にしみわたる

よしもとばななの同名小説の映画化。
監督は「鉄塔武蔵野線」の長尾直樹。
出演は「バベル」の役所広司、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の堀北真希、「陽気なギャングが地球を回す」の鈴木京香、「木更津キャッツアイ」シリーズの森下愛子、「茶の味」の手塚理美、「フラガール」の岸辺一徳、「どろろ」のきたろう、「逆境ナイン」の田中直樹、「椿三十郎」(2007)の小林裕吉など。

<あらすじ>
ある町に住む高校生のみつこ(堀北真希)は、石職人の父・悟(役所広司)と母・良子(手塚理美)と平凡に暮らしていた。しかし、良子が入院して亡くなったその日、悟は行方不明になってしまう。
それから半年、みつこは叔母(森下愛子)とその息子・信一(小林裕吉)のおかげでなんとか暮らしていた。
ある日、悟の友人である白井(岸辺一徳)が、町外れにある屋敷の庭先に置いてあった悟の軽トラックを見つける。その屋敷には、頭がおかしいと思われ皆がアルゼンチンババアと呼んでいる女性ユリ(鈴木京香)が住んでいた。
知らせを聞いたみつこが屋敷に行くと、ユリは彼女を歓迎する。そして悟は屋上で、なぜか曼陀羅を石で作り続けていた。

<作品解説>
原作は未読ですが、若干ファンタジーっぽいヒューマンドラマです。
鈴木京香のババアぶりが話題になりましたが、ババアと揶揄されている割にはやっぱり綺麗です。
さて、本作は突然消えてしまった父親が突然、町ではおかしいと思われている女性の家にいた、という状況から彼をなんとか家に帰らせようと奮闘する娘みつこや周辺人物のドタバタが描かれていきます。
主人公みつこの恋心や、欲望に正直な従兄弟である信一、周囲への体裁上兄を取り戻したい叔母、若干クセのある町の人々などがストーリーを構築しているのですが、その底面に流れるのは人々の生き様と死になります。
アルゼンチンババアは、自らの人生観を堪能して生きている女性であり、妻の死から逃げようとしている悟を受け入れるのですが、町の人々は先入観から彼女をよく思っていません。
それは悟が妻の死を「理解しない」=「受け入れない」という形と平行するものであり、本作の重要なテーマとなります。

<見どころ>
アルゼンチンババアであるユリが終盤で悟に対して語る言葉、シンプルでわかりやすく、本作のテーマそのものを表しています。
屋敷の描写などもなかなかのものですね。

<出演者>
堀北真希はとても好感度の高い女優です。というより、嫌みがないんですよね。
沢尻エリカや長澤まさみと比べても、独特の顔立ちと演技力の高さで好演しています。
役所広司は本作だと少々アクが強すぎた感じを受けます。
そして強烈なメイクをした鈴木京香。この人もうまいんだけど、うーん、やっぱり綺麗すぎる。綺麗すぎるけど、この役をもっと年配の人がやるとケレン味がなくなってしまう。
助演でよかったのは信一役の小林裕吉ですね。

<総評>
作品レベルとしては、可もなく不可もなしなんだけど、映像的にも綺麗だし、シンプルでわかりやすく、何よりも重くないのがいいですね。
ただ、出演者ひとり一人はとても良いのだけど、今ひとつバラバラな感じもします。
もうちょっとぶっ飛んだ展開があってもおもしろかったかな?

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by syosei7602 | 2008-01-29 22:39 | ヒューマン/ドラマ
エイリアン
d0030824_1205353.jpg『ALIEN』 アメリカ/1979
監督:リドリー・スコット
出演:トム・スケリット シガーニー・ウィーヴァー ジョン・ハート
    ヤフェット・コットー ハリー・ディーン・スタントン
    ヴェロニカ・カートライト イアン・ホルム
声:ヘレン・ホートン
受賞:アカデミー賞/視覚効果賞 (1979)

公開時コピー
宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない

後に続編3作が製作、「プレデター」との対決も描かれ、名実共にSFホラーの代名詞ともなったエイリアンシリーズ第1作。
監督は「アメリカン・ギャングスター」のリドリー・スコット。
出演は「リバー・ランズ・スルー・イット」のトム・スケリット、シリーズのガーニー・ウィーヴァー、「ルワンダの涙」のジョン・ハート、「恋する泥棒」のヤフェット・コットー、「SONNY ソニー」のハリー・ディーン・スタントン、「インベージョン」のヴェロニカ・カートライト、「デイ・アフター・トゥモロー」のイアン・ホルム。

<あらすじ>
巨大な宇宙船ノストロモ号は資源を回収して、地球へと向かっていた。コールドスリープから目覚めたダラス船長(トム・スケリット)を含む7名の乗組員は、ノストロモ号がマザーコンピューターの誘導で、ほかの宇宙船からと思われるSOS信号に導かれ航路をはずれていることに気がつく。しかし、SOSを優先した彼らは発信源に向かい、ある惑星の軌道上から不時着していると思われる宇宙船を見つけると、ダラス、ケイン(ジョン・ハート)、ランパート(ヴェロニカ・カートライト)の3人が降り立つ。
しかし、異星人のものと思われる宇宙船は黒く焦げ付き、生存者はいなかった。
宇宙船の下層に進んだケインは、そこで巨大な卵状のものを見つけるが、その瞬間そこから何かが飛び出して彼の顔にへばりつくのだった。
ダラスとランバートはケインを連れて急遽戻ってくるが、未知の生物による汚染を問題視したリプリー(シガーニー・ウィーヴァー)は隔離を要求するが、ケインの治療を優先される。
その事が惨事を招くとも知らずに。

<作品解説>
すでに30年ほど前の作品ながらも、高い人気を誇るSFホラーの傑作です。
この3年後にリドリー・スコット監督によって「ブレードランナー」が作られますが、世界観のシンプルさは本作が上であり、公開当時からの人気と続編が作られたことからもうかがい知れます。
さて、本作の舞台は主に宇宙船ノストロモ号になるんですが、これがまた馬鹿でかい。工場まで備えているでかさなのですが、移動空間はそれほどありません。宇宙船の中なのに、雨のごとく水が滴っていたりします。これがリドリー・スコット監督らしい演出で、コントラスト感の高い撮影技術には感心します。
されど、やはり年代が年代、コンピューターなどの描き方が今みるとさすがに辛いものがありますね。いわゆる電飾系というのか、あっちこちがチカチカと点滅しています。モニターに映し出される文字がMS-DOSぽかったりして。
それとは対照的にエイリアンの登場シーンは実にわずかなもの。クリーチャーの造形は実にリアルで、現在のCG技術とはひと味違ったリアルさがあります。主人公のリプリーは4作目まで延々通して「主人公」というのも、人気の要因ですね。

<見どころ>
不時着した宇宙船を探索するシーンは見事です。広い空間が余すところなく表現されており、CGがない時代でありながらも、特筆すべき映像技術の高さ。
そして、エイリアンのホラー的な不気味さはシリーズ通しても本作が一番でしょう。

<出演者>
出演者は7人。密閉空間を演出するには十分な人数ですが、ひとり一人の演技力というよりも、やっぱりシガーニー・ウィーヴァーの気丈な演技が見事です。
それにしてもこの人、今みると若い頃はかなり美人ですね。

<総評>
後のシリーズは、ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャー、ジャン=ピエール・ジュネという有名監督が手がけたのもシリーズの人気の高さと言えます。
ただし、純粋にSFホラーとして成立したのは本作のみで、徐々にアクション色が強くなってしまったのは仕方のないところでしょう。
何はともあれ、SF映画の金字塔に一つに数えられる作品です。

<関連作品>
エイリアン (1作目)
エイリアン2 (2作目)
エイリアン3 (3作目)
エイリアン4 (4作目)

プレデター (1作目)
プレデター2 (2作目)

エイリアンVS. プレデター (1作目)
AVP2 エイリアンズVS. プレデター (2作目)

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by syosei7602 | 2008-01-26 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
パーフェクト・ワールド
d0030824_573731.jpg『A PERFECT WORLD』 アメリカ/1993
監督・出演:クリント・イーストウッド
出演:ケヴィン・コスナー T・J・ローサー ローラ・ダーン
    キース・ザラバッカ レオ・バーメスター
    ブラッドリー・ウィットフォード ジェニファー・グリフィン



クリント・イーストウッドとケヴィン・コスナーの共演が話題を呼んだヒューマンドラマ。
監督は出演も兼ねたイーストウッド。
出演は「守護神」のケヴィン・コスナー、「母の贈りもの」のT・J・ローサー、「インランド・エンパイア」のローラ・ダーンなど。

<あらすじ>
1963年、テキサス州。アラバマ刑務所からブッチ(ケヴィン・コスナー)と同房のテリー(キース・ザラバッカ)が看守の1人を人質にとって脱獄する。
車を変えるため、2人は夜明け間近の街を物色するが、こともあろうにテリーは早起きをしていたペリー家に押し込んで夫人に乱暴しようとし、苛立ったブッチに殴られる。
しかし、近隣住民に見つかった2人はペリー夫人の8歳の息子フィリップを人質にして逃亡するのだった。
一方、テキサスレンジャーのレッド(クリント・イーストウッド)達は、知事から派遣された犯罪心理学者サリー(ローラ・ダーン)と共に2人の追跡を始める。

<作品解説>
イーストウッド監督作品の中でもニューシネマ的な作りが特徴的な作品。
共にアカデミー賞を獲得しているイーストウッドとケヴィン・コスナーの共演が魅力的なのですが、それ以上にシンプルでわかりやすいストーリーによって感情移入しやすくなっています。
脱獄囚ブッチと人質になった少年フィリップの交流と、それを追うどこかユーモアを漂わせるクールな捜査官レッドの2つのシーンが交互に入れ替わっていきます。
ブッチとフィリップの場面はロードムービーの体裁であり、そしてバディムービーとも言える展開になります。
されど警察側の視点はかなり限られており、基本的には情報が入る、追うの2パターンに集約され、些かおざなりなのが残念。もっともその不足分をユーモアで補っているわけですが…。
さて、本作で重要なのは家族の絆といったもの。
冒頭で連れ去られるフィリップは、アメリカでは一般的なキリスト教の家ではなく、ハロウィーンのなどのイベントは禁止という家庭。それでも不幸せというわけではないのですが、親の都合によって左右されてしまう辛さがあります。
一方ブッチは非行少年から典型的な犯罪者への道に入ってしまった男ですが、彼には彼の倫理観があり、さらに自由に生きてきたという点においてはフィリップの対極に位置するわけです。
人生の辛さを知るブッチと子供ならではの望みをもつフィリップ…2人の描き方が秀逸な作品です。

<見どころ>
中盤、ブッチはフィリップに「車は20世紀のタイムマシン」というくだりがあるのですが、非常に簡潔な人生哲学。
レッド達のユーモアも外せません。
そして切ないラストは言うまでもなく、名場面です。

<出演者>
若干腹がぼてっとしたケヴィン・コスナーが、ブッチを好演。最近まで低迷していましたが、正統派の二枚目俳優としての彼はやはり格好いい。
クリント・イーストウッドは監督をして、さらにレッド捜査官役で助演。カウボーイハットがいつも似合います。
ローラ・ダーンは些か勿体ない役回りで残念。
やはり特筆すべきはフィリップを演じたT・J・ローサーですね。わずか3作ほどしか映画に出ていないのが勿体ない。

<総評>
イーストウッド監督作品の中でも、比較的見やすい作品です。
「ミリオンダラー・ベイビー」「ミスティック・リバー」の様に陰鬱とした感じが少なく、人との関わりをシンプルに意識した傑作と言えるでしょう。

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by syosei7602 | 2008-01-25 23:44 | ヒューマン/ドラマ
エイリアンVS. プレデター
d0030824_1174913.jpg『ALIEN VS. PREDATOR』 アメリカ/2004
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:サナ・レイサン ラウル・ボヴァ ランス・ヘンリクセン
    ユエン・ブレムナー コリン・サーモン アガト・ドゥ・ラ・ブライユ
    トミー・フラナガン カーステン・ノルガード サム・トラウトン
    ジョセフ・ライ キーラン・ビュー


公開時コピー
-どちらが勝っても…人類に未来はない。

SFアクションの2大モンスター「エイリアン」と「プレデター」の対決を描いたシリーズ第1作。
既にコミックやゲームとして登場していた為に、待望の映画化と言える。
監督は「バイオ・ハザード」のポール・W・S・アンダーソン。
出演は「タイムリミット」のサナ・レイサン、「トスカーナの休日」のラウル・ボヴァ、「エイリアン」シリーズのランス・ヘンリクセン、「80デイズ」のユエン・ブレムナー、「バイオハザード」のコリン・サーモンなど。

<あらすじ>
2004年、癌により先が短い大富豪の実業家ウェイランド(ランス・ヘンリクセン)は、衛星によって南極の地下に発見された熱源の謎を解くべく、調査チームを作る。それは、様々な古代文明が一緒になった遺跡だった。ウェイランドは、環境問題の専門家で女性冒険家レックス(サナ・レイサン)をガイド役として、極寒の地である南極へと向かう。
準備と訓練が不十分な事を理由に、レックスは難色を示してガイドを下りようとするが、考古学者のセバスチャン(ラウル・ボヴァ)達に説得される。
やがて現地にたどり着いた一行は、放置された捕鯨基地の真下に熱源があることを確認するが、そこには現在の技術では作ることのできない穴が空いていた。
レックスの不安をよそにウェイランドは調査を進めるが…。
その頃、地球のすぐそばで3人のプレデターが南極へ向かって降下準備を始めていた。

<作品解説>
「エイリアン」シリーズといえばシガニー・ウィーバー、そして本作でも登場しているランス・ヘンリクセン、また「プレデター」シリーズはアーノルド・シュワルツネッガー、ダニー・グローバーとハリウッドの有名俳優が出演したことでも知られている作品たちです。
さて、「エイリアン」シリーズは一貫して未来を描き、「プレデター」シリーズは現代を舞台にした作品なので、本作は後者の世界観にエイリアンを組み込んだと言えるでしょう。
エイリアンそのものは生存本能に従う戦闘生命体ともいえ、かたやプレデターは高い知能を持っており、「プレデター2」でも描かれたように人間との微妙な『対話』もします。
本作ではその設定上から、プレデターそのものが古代から存在するものであり、エイリアンとの関連も描かれているため、いわば「エイリアン」のプロローグになるわけですが…。
しかしまあ、作品としての出来はやっぱりアンダーソン監督だね、という展開。
「バイオ・ハザード」の時も思ったんですが、なんか微妙というか…それぞれのシリーズにあった怖さみたいなのがほとんど無い。
もっとも2つの世界を合体させた時点で多少なりとも無理が生じてしまうのは仕方のないことかもしれません。
エイリアンVSプレデター(そしてVS人間)みたいなのを期待していただけに残念でした。

<見どころ>
いうまでもなく、クリーチャー造形や特殊効果はかなり高くなっています。
それにしてもよくあんな醜悪な顔を思いつくなぁ。

<出演者>
キャスティングをもっと豪華にしてほしかったのが本音です。
もっとも主役のサナ・レイサンは悪くないけど、ランス・ヘンリクセンの扱いが…この人が「エイリアン」シリーズとの繋がりを強く意識させるキャラクターを演じるだけに勿体ない。
俳優陣があっさり消えていきます。

<総評>
テレビでやってしまうと、必然的に続編を見たくなります。
エイリアンとプレデターのハイブリッドがどんなことになるのか、それだけが楽しみですね。

<関連作品>
エイリアン (1作目)
エイリアン2 (2作目)
エイリアン3 (3作目)
エイリアン4 (4作目)

プレデター (1作目)
プレデター2 (2作目)

エイリアンVS. プレデター (1作目)
AVP2 エイリアンズVS. プレデター (2作目)

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by syosei7602 | 2008-01-20 23:59 | アクション/アドベンチャー
パフューム ある人殺しの物語
d0030824_392713.jpg『PERFUME: THE STORY OF A MURDERER』
ドイツ・フランス・スペイン/2006
監督:トム・ティクヴァ
出演:ベン・ウィショー ダスティン・ホフマン アラン・リックマン
    レイチェル・ハード=ウッド アンドレス・エレーラ
    サイモン・チャンドラー デヴィッド・コールダー
受賞:ヨーロッパ映画賞/撮影賞・エクセレント賞(2007)

公開時コピー
それは、昨日まで人だったもの。

パトリック・ジュースキントのベストセラー小説「香水 ある人殺しの物語」の映画化。
監督は「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァ。
出演は「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」のベン・ウィショー、「ミート・ザ・ペアレンツ2」のダスティン・ホフマン、「ハリー・ポッター」シリーズのアラン・リックマン、「ピーター・パン」のレイチェル・ハード=ウッドなど。
サントラの演奏はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が行なっている。

<あらすじ>
18世紀のパリ、悪臭が立ちこめる街の魚市場で1人の赤ん坊が生まれる。母親に見放されそうになるが、間一髪救われグルヌイユと名付けられ育児所で育てられる。
グルヌイユに天才的な嗅覚が備わっており、あらゆるもののにおいをかぎ分けられた。しかし、無口でどこか他の子供と違う彼は15歳になると革なめし職人に売られてしまう。
働き続けた彼は、何キロも先にある街のにおいに憧れていた。
そして成長したグルヌイユ(ベン・ウィショー)は、ある日親方と共に革を届けるために街へと出て、そこで初めて嗅ぐにおいを次から次へと求める。
そして彼を魅了する運命的な香りを嗅ぎつけ、彼はそれを辿っていくと赤毛の少女に辿り着くが、彼の異常な行動に少女は悲鳴をあげて逃げてしまう。
それでも諦めきれないグルヌイユは少女の後を追うが…。

<作品解説>
予告編でもの凄いセックスシーンが話題になっていた作品です。
類い希なる嗅覚(犬並?)を持ち、さらにその能力によって「匂い」に執着した青年グルヌイユが、究極の香水を作るためにタイトル通り殺人を繰り返していく話です。
本作は147分という長い作品ですが、序盤の悪臭立ちこめるパリの描写からはじまり、ベン・ウィショー演じるグルヌイユの名演、音楽のすばらしさなど非常にクオリティの高い作品であり、全編通した緊張感ある演出によって飽きさせません。
さて、目には見えない「匂い」を映像として表現するのは難しいことであり、悪臭となると「グロさ」を出すことでわかるのですが、グルヌイユが惹かれる女性の香りは映像としては表現できないものの、ベン・ウィショーの取憑かれた演技がそれをカバーしています。
フランスといえばお洒落な国としてのイメージが大きいですが、当時のヨーロッパの人々にはあまり入浴という習慣がなかった為に、香りで体臭をごまかしていたわけです。
その中にあって、主人公が求めたのは自身が求めた究極的な香り…ただ、良い香りという俗物的なものではなく、まさしく神の領域に至るわけですが、本作のそれは些か荒唐無稽ともいえる展開でちょっと驚きます。
しかし、大胆な映像センスによって描かれた本作は見事という他ないでしょう。

<見どころ>
香水の作り方から、主人公グルヌイユの狂気ともいえる香りへの追究。
また、細かく作られた18世紀のヨーロッパの街並みは見事です。

<出演者>
冷酷でもなく、かといって残酷というには程遠く、どこか線の細いグルヌイユを演じたベン・ウィショーの演技は見事。
また、ダスティン・ホフマンやアラン・リックマンといった名優たちが脇を固めているのは見逃せません。
物語のキーとなるローラを演じたレイチェル・ハード=ウッドは、もう少し深く描かれても良かったですね。

<総評>
非常にレベルの高い作品に仕上がっており、時折差し込まれるグロい表現なども必要不可欠と思わせる手腕は見事の一言。
さらに、音楽のすばらしさにも注目です。
好き嫌いがはっきりしそうな作品ですが、傑作と言っても差し支えないでしょう。

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by syosei7602 | 2008-01-19 23:34 | 戦争/歴史/時代劇
名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)
d0030824_2333077.jpg『名探偵コナン 水平線上の陰謀』 日本/2005
監督:山本泰一郎
声:高山みなみ 山崎和佳奈 神谷明 茶風林 緒方賢一
  岩居由希子 高木渉 大谷育江 林原めぐみ 山口勝平
  中田浩二 山寺宏一 榊原良子 岡部政明 鳳芳野



公開時コピー
「オマエを、絶対に守る」
激突!シリーズ初の二重(デュアル)サスペンス。


人気シリーズの劇場版第9作目。
監督は劇場版を多く手がけている山本泰一郎。
声はシリーズのレギュラーメンバーに、「宣戦布告」の中田浩二、「カウボーイビバップ 天国の扉」の山寺宏一、「機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-」の榊原良子など。
主題歌はZARD。

<あらすじ>
15年前、北大西洋の海上で八代グループの貨物船・第一八代丸が遭難し、船長と三等航海士の2人が死亡する。
そして現在、毛利小五郎、蘭、コナン達と少年探偵団の面々は蘭の親友・園子の招待を受けて豪華客船アフロディーテ号の処女航海クルーズを楽しんでいた。
しかし園子が何者かに襲われ監禁される事件が発生、コナン達の活躍で無事救出されるが、次に船内で八代グループ会長の八代延太郎とその娘でグループ社長の貴江が何者かに殺害される。
小五郎とコナン、駆けつけた警視庁の目暮警部たちは捜査を開始、捜査線上に浮かんだのはシナリオライターの日下ひろなりと船の設計士・秋吉美波子。
しかし、2人には完璧なアリバイがあった。
コナンは推理を駆使しはじめるが、一方の小五郎も何か腑に落ちない表情をして動き始めるのだった。

<作品解説>
歴代の劇場版の中でもシナリオの精度が高い作品です。
トリック自体はそれほど謎というほどのものではなく、容疑者が限られていること、また過去の話などが差し込まれる関係上、あっさりしたものになっているのですが精度の高い作画や海上保安庁やクルーザー社の協力で演出や表現なども細かく仕上がっています。
さて、毎度相変わらずピンチに陥る毛利蘭とそれを助けようとするコナンのお約束パターンが健在。いつもの事なのですが、絶対的に死ぬことはないヒロインの扱いはこの際置いて、もう少しゲストキャラを深く描いても支障はないかと思いますね。
確かに作品自体に内包される重要な点がコナンと蘭の関係にあるとは思うのですが、どうもこれがワンパターンに入ってくると興ざめしてしまいます。
主人公たちはあくまでも主人公キャラとして、ゲストキャラを魅力的にしてこそなんぼだと思うのですが…。
もっとも、本作においては毛利小五郎の活躍が十分に披露されているのは、評価に値するでしょう。

<見どころ>
ファンの間で物議を醸し出したコナンらしからぬ行動、そして毛利小五郎の活躍がなんといっても見どころです。

<その他>
ゲストキャラクターに実力派の声優を配置しているのが、コナン劇場版の良いところ。
本作では「パトレイバー」シリーズなど、大人の女性を演じさせたら見事な榊原良子と、七色の声を持つ男・山寺宏一がゲストキャラクターの中心となります。
やはり、声優の持つうまさは付け焼き刃の俳優が演じるのとでは全然違いますね。

<総評>
すでに12作目の公開も決定している同シリーズ。
息の長い作品なだけに、そろそろ原作者がオリジナル脚本を書いても良い頃だと思いますが…。
ちなみにZARDが歌う主題歌「夏を待つセイル(帆)のように」は、本作をイメージして作られた楽曲だそうです。今は亡き坂井泉水の最後の劇場版主題歌となりました。

<関連作品>
名探偵コナン 時計じかけの摩天楼 (1作目)
名探偵コナン 14番目の標的 (2作目)
名探偵コナン 世紀末の魔術師 (3作目)
名探偵コナン 瞳の中の暗殺者 (4作目)
名探偵コナン 天国へのカウントダウン (5作目)
名探偵コナン ベイカー街の亡霊 (6作目)
名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード) (7作目)
名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン) (8作目)
名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー) (9作目)
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) (10作目)
名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー) (11作目)
名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア) (12作目)

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by syosei7602 | 2008-01-18 23:59 | アニメ/CG
スタンド・バイ・ミー
d0030824_0445712.jpg『STAND BY ME』 アメリカ/1986
監督:ロブ・ライナー
出演:ウィル・ウィートン リヴァー・フェニックス コリー・フェルドマン
    ジェリー・オコンネル キーファー・サザーランド
    ジョン・キューザック リチャード・ドレイファス
    フランシス・リー・マッケイン


ホラー小説界の重鎮スティーヴン・キングの非ホラー短編の映像化。
監督は「あなたにも書ける恋愛小説」のロブ・ライナー。
出演は「トイ・ソルジャー」のウィル・ウィートン、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」のリヴァー・フェニックス、「ロストボーイ」のコリー・フェルドマン、「ミッション・トゥ・マーズ」のジェリー・オコンネル、「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」のキーファー・サザーランド、「“アイデンティティー”」のジョン・キューザックなど。
ベン・E・キングの歌う主題歌は言わずと知れた名曲である。

<あらすじ>
作家のゴーディ(リチャード・ドレイファス)は、ある新聞記事を見つけて少年時代の事をワープロで書き始める。
その新聞記事は弁護士クリス・チャンバースがケンカの仲裁に入って刺殺されたというものだった…。
オレゴン州キャッスルロック、人口1200ほどの小さな町に12歳のゴーディ(ウィル・ウィートン)は住んでいた。彼の仲間は不良っぽいリーダー格のクリス(リヴァー・フェニックス)、ミリタリーマニアのテディ(コリー・フェルドマン)、ちょっと鈍くさいバーン(ジェリー・オコンネル)だった。
彼らは木の上に作った小屋に集まってタバコを吸ったり、他愛もない話をして楽しんでいたがそれぞれが悩みを抱えていた。
ゴーディはフットボール選手で町のヒーローだった兄(ジョン・キューザック)が事故死して以来、ショックを受けた親に邪険に扱われていた。クリスは不良の兄やアル中の父親という家族環境、テディの父親はノルマンディー上陸作戦で英雄となったが後遺症で精神を病んでいた。
ある日、バーンがある噂を持ってくる。それは森の奥で少年が列車にはねられて死んでしまい、今も死体がどこにあるのかわからないというもの。
発見すれば一躍有名になれると思った4人は、死体探しの冒険へと出る。

<作品解説>
作品の完成度の高さ、テーマ曲のすばらしさ、故リヴァー・フェニックスをはじめとする主役の少年達の名演技により、不朽の青春映画と言われています。
ストーリーは至ってシンプル、中学校に上がる前の12歳の少年達が真実ともつかない噂を頼りに30キロほどの冒険に向かいます。
それぞれが何かしらの問題を抱えており、年齢故に自ら解決することも、どこかへ発散することもできない…しょうもない猥談や大人への意地なども含めて、12歳という年齢の持つ直進的な行動や弱さ、脆さを描いています。
さて、原作はスティーヴン・キングなのですが半ば自伝的とも言える作品だそうで、死体探しという不気味さがわずかにあるものの(もっとも小説の原題が「THE BODY」(死体)なのだから)、完全に不良な年上のエースとの確執や学校生活におけるある種の差別など、日本とあまり変らない描写があります。もっとも、この描写があるからこそ日本でも人気が高い作品といえます。
本作の中心となるのは主人公ゴーディの体験にあります。
ヒーローだった兄の死、そして大人になってから知るかつての親友の死…2つの死の存在と少年時代のまったく関係の無かった死。この3つの死が描かれることで、物語の真意みたいなのが見えてくるんですね。
変哲のない少年時代のちょっとした出来事を見事に描いた作品です。

<見どころ>
主役たちの好演は言うまでもなく、札付きの不良を演じるキーファー・サザーランドが良い。
一番の見どころはなんといっても旅の終わりです。

<出演者>
本作で名を馳せたリヴァー・フェニックスは若くして急逝してしまいましたが、ウィル・ウィートンは今でもそれなりに活躍しています。
もっともキーファー・サザーランドやジョン・キューザックが一番有名なんですが…。
キャスティングについては文句はありませんね。

<総評>
原作がスティーヴン・キングというのが意外というのは失礼ですが、丁寧な映像センスとストレートな展開、あとは見る側がどう感じるか。
女性のキャスティングが無いので、女性にはイマイチわかりづらいかもしれないですね。

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by syosei7602 | 2008-01-15 23:59 | 恋愛/青春/スポーツ
スリー・リバーズ
d0030824_1783219.jpg『STRIKING DISTANCE』 アメリカ/1993
監督:ローディー・ヘリントン
出演:ブルース・ウィリス サラ・ジェシカ・パーカー デニス・ファリナ
    トム・サイズモア ブライオン・ジェームズ ロバート・パストレッリ
    ティモシー・バスフィールド ジョン・マホーニー  トム・アトキンス



「コンフェッション」のローディー・ヘリントン監督によるサスペンス。
出演は「ダイ・ハード4.0」のブルース・ウィリス、「マーズ・アタック!」のサラ・ジェシカ・パーカー、「スナッチ」のデニス・ファリナ、「沈黙のテロリスト」のトム・サイズモア、「ブレードランナー」のブライオン・ジェームズなど。

<あらすじ>
ピッツバーグ警察殺人課の刑事トム(ブルース・ウィリス)は、5代続いた警察官の家系。
父親のヴィンス(ジョン・マホーニー)は殺人課主任、叔父ニック(デニス・ファリナ)とその息子ダニー(トム・サイズモア)、ジミー(ロバート・パストレリ)も刑事だった。
1991年、若い女性を狙った連続猟奇殺人事件が発生、ヴィンスは犯人とおぼしき人物を追跡中に銃撃され命を落としてしまう。
その数日後に容疑者が逮捕されるが、トムは犯人が別にいてそれは警察関係者だとマスコミに話してしまう。さらにジミーは暴力的な尋問で告発され、トムの証言によって有罪となってしまい、橋から飛び降り自殺をする。さらにショックを受けたダニーは何処かへと去る。
ニックに責められたトムは刑事の職を追われ、河岸警備隊員へと左遷させられる。
数年後、パトロール中のトムは若い女性の惨殺死体を発見し、再び猟奇殺人が始まるのだった。

<作品解説>
この頃のブルース・ウィリスといえば、はみ出し者、アル中という役柄ばかりがあてられていますが、本作は例に漏れずそのパターンにはまってます。
作品自体は非常に地味というか…特に大きな謎というものがなく、人間関係に焦点をあてられた流れになっています。
少々のアクションで、タフガイなブルース・ウィリスという側面は消えているものの、いまいち見どころに欠けてしまい、もう少し掘り下げた人間関係が描かれていれば良かった。都会ではない地方の警察署という意味合いが家族・縁戚間だけで語られていることと、もう1人くらい協力者が登場していれば面白さが変った気もします。
とはいえ、ブルース・ウィリスの雰囲気がいつもと違っている珍しい作品で、アクションかコメディかという二極化されがちなパターンを払拭していますね。
共演のサラ・ジェシカ・パーカーはテレビシリーズ「SEX and the CITY」の主演をしていた人気女優ですが、本作での魅力はいまひとつでした。

<見どころ>
クライマックスかな、と。
それ以外はあまりないですね。

<出演者>
細いころのブルース・ウィリスはなんか違う?ような…。今が一番いいオヤジって感じがします。
若い頃はそれほど魅力的でもないんですね。
ヒロインのサラ・ジェシカ・パーカーは細い女優です。先にも書いたようにちょっと物足りなかったのは演出のせいか。
脇を固める俳優陣はブライオン・ジェームズが強烈な印象が残したくらいでした。

<総評>
可もなく不可もなし。こぢんまりとまとまりすぎた感じが否めません。
サスペンスとしての出来を期待すると残念ですが、軽く見られるサスペンスとしては及第点。
ブルース・ウィリスが猫を飼っている役というのは珍しいくらいですね。

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by syosei7602 | 2008-01-12 17:08 | ミステリ/サスペンス
宇宙戦艦ヤマト
d0030824_0373645.jpg『SPACE BATTLESHIP YAMATO』 日本/1977
監督:舛田利雄
声:納谷悟朗 富山敬 麻上洋子 伊武雅之 神谷明 青野武
  仲村秀生 緒方賢一 永井一郎 安原義人 柴田秀勝
  阪脩 大林丈史 平井道子 小林修 広川太一郎 井上和彦
  野村信次 山下啓介


1974年に放映された全26話を再構成した劇場版。
SFアニメの先駆けとして「機動戦士ガンダム」等に影響を与えた。
監督はテレビ版の監修を手がけた「首都消失」の舛田利雄。
声は「ルパン三世」シリーズの納谷悟朗、「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの富山敬、麻上洋子、仲村秀生、「ゆれる」の伊武雅之(現・伊武雅刀)、「シティーハンター」シリーズの神谷明、「獣兵衛忍風帖」の青野武など。
主題歌はささきいさお。

<あらすじ>
西暦2199年、地球は宇宙の彼方にあるガミラス星から遊星爆弾による無差別攻撃を受けていた。海は蒸発し、草木は枯れ果て、放射能が大地を覆い、人々は地下への避難を余儀なくされる。
地球防衛軍は迫り来るガミラス軍と戦うが、冥王星付近の戦闘において壊滅してしまう。
その頃、火星にいた地球防衛軍の訓練生・古代進と島大介は不時着した宇宙船を発見する。乗組員の女性サーシャは既に絶命していたが、彼女の手に握られていたカプセルから、14万8千光年彼方のイスカンダルに住むスターシャのメッセージを見る。
それは、イスカンダルで放射能除去装置コスモクリーナーを貰えるというものだった。
地球防衛軍は歴戦の艦長・沖田十三を中心として、第二次大戦に沈没した戦艦ヤマトを改修、イスカンダルからの技術を取り入れ宇宙戦艦ヤマトとして蘇らせるのだった。
かくして、ヤマトはガミラスと戦いながらイスカンダルを目指す。

<作品解説>
日本のSFアニメの礎を築いたといっても過言ではない作品です。
本放送時は不振から打ち切られたのですが、再放送で人気があがり劇場版となりました(この過程は「機動戦士ガンダム」に通じる)。
大艦巨砲主義ともいえる作品ではあるのですが、本作は「地球破滅の危機」をテーマとしており、当時の世相を色濃く出しています(公害が問題だった)。
さて、実はこのヤマトという作品には絶対悪という存在がありません。
敵であるガミラス帝国のデスラーは単純に「宇宙を制覇する」という野望を持って侵攻してくるのではなく、自らの星を救うという切実な想いがあるわけです。
そんな想いなど知らず、ヤマトは次々とガミラス帝国の猛者を倒し、イスカンダルへ向かって突き進んでいきます。
そして戦いが終わりを迎えたときの切なさは、本作屈指のメッセージ性を持って表現されます。
ストーリー自体は全26話の重要なエピソードを繋ぎ合わせているのですが、後の「ガンダム」シリーズのように新作カットはほとんど無いと言っても過言ではなく、ツギハギ感は否めません。意外と重要なシーンが抜けていたりするので、本作をみて「宇宙戦艦ヤマト」の第1作を見た!とは言えないのが残念なところです。

<見どころ>
続編にも登場するデスラーとの戦いはもちろんですが、デスラーの部下ドメルとの攻防はまさしく一番盛り上がる名シーンです。

<その他>
主人公・古代進の声を担当した富山敬とスターシャの平井道子は既に故人となっており、またヤマトそのものが完結編を持って終了しているために、今後続編が見られません。
「YAMATO2520」というOVAや様々な続編の話しがあったものの、版権問題などでごたついてしまい、傑作アニメとしては当時の世代にしかあまり認識されていない残念な作品です。

<総評>
本作を含めて劇場版は全5作。その中で2作目の「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」では一度完結してしまいました(その後、ファンの要望により別バージョンが制作、公開された)。
SF作品としては「スター・ウォーズ」の人気を牽引したりと、アニメだけではなくSF全般の起爆剤ともいえるでしょう。

<関連作品>
宇宙戦艦ヤマト (1作目)
さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち (2作目)
ヤマトよ永遠に (3作目)
宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち (4作目)
宇宙戦艦ヤマト 完結篇 (5作目)

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by syosei7602 | 2008-01-08 23:39 | アニメ/CG