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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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<   2007年 11月 ( 19 )   > この月の画像一覧
ザスーラ
d0030824_054157.jpg『ZATHURA』 アメリカ/2005
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ジョシュ・ハッチャーソン ジョナ・ボボ ダックス・シェパード
    クリステン・スチュワート ティム・ロビンス
    ジョン・アレクサンダー
声:フランク・オズ


公開時コピー
地球に帰りたければ、クリアしろ。
それは、究極のリアル・ボード・ゲーム。


公開当時、驚異的なCGで話題になった「ジュマンジ」の続編(キャラクターなどの継承はない)。原作は「ジュマンジ」と同じくクリス・ヴァン・オールズバーグの同名絵本。
監督は俳優として活躍しているジョン・ファヴロー。
出演は「小さな恋のものがたり」のジョシュ・ハッチャーソン、「ラスト・マップ/真実を探して」のジョナ・ボボ、「トレジャー・ハンターズ」のダックス・シェパード、「パニック・ルーム」のクリステン・スチュワート、「あなたになら言える秘密のこと」のティム・ロビンスなど。

<あらすじ>
いつもケンカばかりしている兄弟、ウォルター(ジョシュ・ハッチャーソン)とダニー(ジョナ・ボボ)。兄のウォルターはいつもダニーを疎ましく思い、父親(ティム・ロビンス)に相手をしてもらおうと躍起になっていた。
兄弟の争いで仕事の資料が汚れてしまった父親は、姉のリサ(クリステン・スチュワート)に弟達の面倒を頼んで出かけてしまう。しかし、リサにはそんな気はさらさらなく、寝ている始末。
再びケンカを始めたウォルターとダニー…ウォルターは地下室へと繋がる手動のエレベーターに隠れていたダニーを降ろしてしまう。
そこでダニーは「ザスーラ」というボードゲームを見つけ、ウォルターに遊んで欲しいと言うが相手にしてもらえず、独りで始めてしまう。
ゲームから出てきたカードには「流星群に注意」と書かれており、次の瞬間、居間には流星が大量に落ちてくるのだった。
そして、家の外には広大な宇宙が広がっていた。

<作品解説>
前作「ジュマンジ」から約10年、満を持して制作されたSFアドベンチャーです。
冒頭でも書きましたが、本作には前作と共通した登場人物はおらず、共通点はストーリーベースである「ボードゲームでコマを進めるごとにコマの目で出てきた事が現実化する」ということのみです。
前作では街全体を巻き込んだ大騒動になりましたが、本作は主に家の中のみ。
外に広がる宇宙空間には当然出ることはできません。
ただし、宇宙ならではの出来事…流星群、異星人等、過激な展開が目白押し。
その中で、仲の悪い兄弟がいかにして成長していくかが描かれていきます。
基本的には子供でも楽しめる作品となっており、大人には少々物足りなさを感じるのは仕方ないところでしょうか。
ひねった部分はなく、わかりやすい展開でドキドキさせる面白さはシンプルで純粋におもしろい。目の肥えた大人の視点で見ると、ファンタジーな展開よりも映画の評価が先立ってしまうのは無粋というもの。
兄弟の絆をしっかりと描いた良作です。

<見どころ>
圧巻の宇宙。土星の輪が美しい!
若干、家の中という限定があるので、思い切った範囲での広大な宇宙が見られないのは残念です。大画面で見ることをオススメ。

<出演者>
主役を演じる2人の子役ジョシュ・ハッチャーソン、ジョナ・ボボが見事に役を演じきっています。
姉のリサを演じたのはクリステン・スチュワート。「パニック・ルーム」でジョディ・フォスターと共演した彼女ですが、外国の女優はあっとゆーまに大きくなりますね。
飛行士を演じたダックス・シェパードはなかなかコミカルです。
ティム・ロビンスはもう少しおさえで決めて欲しかった。

<総評>
ちょうど主人公達の年齢の子が見たら面白いだろうな、という作品。
とはいっても、何も考えずに純粋に楽しめるおもしろさがあります。
「ジュマンジ」からすればパワーダウンは否めないですが、シンプルなファミリー映画として楽しむのはアリですね。

<関連作品>
ジュマンジ (1作目)
ザスーラ (2作目)

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by syosei7602 | 2007-11-29 23:57 | SF/ファンタジー/パニック
親指さがし
d0030824_0271682.jpg『親指さがし』 日本/2006
監督:熊澤尚人
出演:三宅健 伊藤歩 松山ケンイチ 永井流奈 尾上寛之
    品川徹 春海四方 斎藤歩 野澤祐樹 小野明日香
    佐野史郎 手塚理美



公開時コピー
決して振り返ってはいけない
8年前、少女が消えた。―思い出が恐怖に変わる。


山田悠介の同名小説の映画化。
監督は「虹の女神 Rainbow Song 」の熊沢尚人。
出演は「ホールドアップダウン」の三宅健、伊藤歩、「DEATH NOTE」の松山ケンイチ、「富江 アナザフェイス」の永井流奈、「手紙」の尾上寛之、「容疑者 室井慎次」の佐野史郎など。

<あらすじ>
20歳になった武(三宅健)は12歳の時に「親指さがし」というオカルト遊びで行方不明になってしまった幼馴染みの由美子の事を忘れられなかった。
由美子がいなくなった8月13日に小学校の同窓会が開かれる。武はそこで一緒に「親指さがし」をした知恵(伊藤歩)、智彦(松山ケンイチ)、綾(永井流奈)、久信(尾上寛之)と再会する。
8年前の由美子失踪は家出という事で警察の捜査が打ち切られていたが、「必ず見つける」と約束していた武は全員にもう一度「親指さがし」をしてくれと頼むのだった。
なんとか「親指さがし」をすることを了承したが、結局なにも起こることはなかった。
しかし、その夜、武は何者かに襲われて気を失ってしまう。
さらには久信が公園で殺されてしまうのだった。

<作品解説>
原作と映画が大きく変るのはよくあることですが、本作はどうやらその例に漏れず、シナリオ自体が非常に甘い作品といえます。
まず、ホラーというには程遠い演出、全くと言っていいほど謎になっていない展開など、説明不足な部分が多すぎました。
単純なことなんですが、主人公達が単純に「友達が消えた=呪いになる=殺される」という図式をネットや噂話だけで完結させてしまうのはいかがなものかと…。
フィクションとはいえ、さすがに12歳の女の子が消えたら「家出」じゃなく「犯罪」を疑うだろとか…ツッコミどころが満載。
ホラーとしての怖さ以前の問題で、シナリオの破綻がここまである作品も珍しいですね。
また、撮影があまり良くない。
ヒロインの伊藤歩は綺麗な女優なんですが、肌荒れ?が気になり、特撮もダメですね。

<見どころ>
正直、見どころといえば伊藤歩くらいです。

<出演者>
三宅健と永井流奈の演技はお世辞にも上手いとはいえず、かなり半端な感じです。
ヒロインを演じた伊藤歩は表情が良かったですね。
松山ケンイチ、佐野史郎はごく自然に…。

<総評>
劇場で見たら不満だらけだったろうなぁ、というのが正直な感想。
良かった、DVDで…と思ってしまうほど。
「虹の女神」で見せた熊沢監督の秀逸な演出が全くない残念な作品でした。

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by syosei7602 | 2007-11-28 22:07 | ホラー/オカルト
グレムリン
d0030824_022170.jpg『GREMLINS』 アメリカ/1984
監督:ジョー・ダンテ
出演:ザック・ギャリガン フィービー・ケイツ ホイト・アクストン
    フランシス・リー・マッケイン ポリー・ホリデイ グリン・ターマン
    ディック・ミラー ケイ・ルーク スコット・ブラディ



かわいらしい姿から醜悪な姿に変身するモンスターが暴れ回るパニックファンタジー。
監督は「スモール・ソルジャーズ」のジョー・ダンテ。
出演は「ライジング・ストーム」のザック・ギャリガン、「再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ」のフィービー・ケイツ、「初恋物語」のホイト・アクストン、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のフランシス・リー・マッケインなど。

<あらすじ>
クリスマス間近、発明家のランド・ペルツァー(ホイト・アクストン)は息子へのクリスマスプレゼントを探し、チャイナタウンで不思議な生き物を見つける。
その生き物モグワイを譲って貰おうと持ち主の古物商の老主人に交渉して、にべもなく断られてしまうが、老主人の孫がこっそりとモグワイを持ち出し、ランドに売るのだった。
キングトン・フォールズに戻ったランドは、息子のビリー(ザック・ギャリガン)と妻のリン(フランシス・L・マッケイン)にモグワイを見せる。
不思議な生き物モグワイに魅せられたビリーはギズモと名付ける。そんな彼に、ランドは3つの約束事を言う。
1.水に濡らしてはいけない、2.太陽にあててはいけない、3.夜中12時過ぎに食べ物を与えてはいけない。
しかし、ビリーが近所に住むピート少年(コリー・フェルドマン)にモグワイを見せると、ピートはうっかり水をかけてしまう。
すると、モグワイの体から毛玉が5つ飛びだし、あたらしいモグワイが誕生するのだった。

<作品解説>
公開当時、高い特撮映像技術で話題になり、続編も作られました。
ジャンルとしてはコメディになるんですが、どちらかというとブラックでグロテスクなネタが多く、ホラーに近いといえるでしょう。
かわいい(といっても微妙な…)モグワイ、それなりの知性を備え、3つの約束事を守って育てればそれほど手間のかからないけれど、禁を破るととんでもないことになる不思議な生き物。
さて、本作はそんな生物がふとしたキッカケで醜悪なモンスターに変身し、田舎町に混乱と恐怖(ついでに殺戮)を引き起こします。
変身するのはモグワイから生まれ出た新しい連中で、水をかけるだけで分身するためにあっというまに増殖します。その割りには太陽に弱かったり、個体のパワーはそれほどありません。
タイトルのグレムリンは、戦争中などで戦闘機などの機械に不具合を起こす原因とされるイタズラ妖精の事ですが、本作のグレムリンはイタズラの度を超しています。
この作品のすごいところは善人だろうが、悪人だろうがとにかく生死に関わるようなイタズラをされてしまうこと。
ほとんど救いのない状況に陥った挙げ句、町は壊滅状態。
この時点でストーリーが崩壊する勢いですが、なんとか収まっちゃう不思議な作品です。

<見どころ>
モグワイからグレムリンへと変身した5匹が真っ先にイタズラを仕掛けようとします。
対抗するのはビリーの母親。
何がすごいって、この母親はある意味最強。

<出演者>
本シリーズ以外に特に代表作がないザック・ギャリガンは、ヒロインを演じたフィービー・ケイツと共に6年後に制作された続編にも出演。
ホイト・アクストンは半端な発明家の父親を好演。残念ながら99年に逝去してしまいました。
そして母親役のフランシス・リー・マッケインは何よりも印象深いです。

<総評>
とにかく作品としては序盤がファンタジーでも後半はグロテスク。
当時としてはすごいなぁと思うんだけど、CGよりも実体のある人形を使って動かしている分だけエグさがありますね。
まあ、クリスマス映画には不向きな作品です。

<関連作品>
グレムリン
グレムリン2/新・種・誕・生

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by syosei7602 | 2007-11-27 23:14 | SF/ファンタジー/パニック
ボーン・アルティメイタム
d0030824_23352990.jpg『THE BOURNE ULTIMATUM』 アメリカ/2007
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン ジュリア・スタイルズ デヴィッド・ストラザーン
    スコット・グレン パディ・コンシダイン エドガー・ラミレス
    ジョーイ・アンサー コリン・スティントン アルバート・フィニー
    ジョーン・アレン トム・ギャロップ コーリイ・ジョンソン


公開時コピー
彼が「記憶」を取り戻すとき、
「最後通告」がくだされる。


マット・デイモンの当たり役となった“ジェイソン・ボーン”シリーズ完結編。
監督は引き続き「ユナイテッド93」のポール・グリーングラス。
出演はシリーズのジュリア・スタイルズ、「ツイステッド」のデヴィッド・ストラザーン、「羊たちの沈黙」のスコット・グレン、「シンデレラマン」のパディ・コンシダイン、「フェイス/オフ」のジョーン・アレンなど。

<あらすじ>
辛くもロシアから逃亡したボーン(マット・デイモン)。彼はイギリスの新聞ガーディアンに自らの記事が載っているのを見つけ、記者であるサイモン・ロス(パディ・コンシダイン)へ連絡を試みようとしていた。
その頃、CIAではヴォーゼン局長(デヴィッド・ストラザーン)率いるチームが、サイモンの情報源を探ろうと監視を始める。
そんな中、ボーンは監視をかいくぐってサイモンと接触するが、2人の接触に気が付いたCIAは行動を開始、群衆の中で追跡が繰り広げられる。
しかし焦ったサイモンは狙撃されてしまい、ボーンは再び消えるのだった。
ヴォーゼンはボーンを抹殺するために、かつての担当だったパメラ(ジョーン・アレン)をチーム指揮に呼ぶのだが…。

<作品解説>
前2作ともヒット、さらに監督が変らずという、アクション映画には珍しいシリーズです。
記憶を失ったCIAの暗殺者ジェイソン・ボーン…自らの記憶を探ろうとするものの、そこには“レッドストーン”と言われるCIAの極秘計画が絡んで命を狙われます。
完全な続編であるために、前作を見ていないとわからない部分は多数あるものの、非常にスピーディーな展開によって飽きさせません。
これは監督が同じために出来た大きな整合性ともいえるもので、ヒットの要因はここにあるといっても過言ではないでしょう。
さて、本作は完結編となり、ボーンの過去と記憶が全て判明するというお約束パターンであるものの、きちんと順を追って謎が紐解かれていくのでストレスがありません。
また、CIAの暗殺者との戦い、カーチェイスなど手持ちカメラを多用した撮影が臨場感を高めています。もっともそのお陰でブレが多少ひどく見づらいのが難点。
3作目の作り馴れた感じとどこをどうすれば面白くなるか、という点が練られているため見て損はない作品です。

<見どころ>
トルコでの追跡劇からクライマックスに至るまでのカーチェイスが素晴らしい。
ワンカットでの撮影が多用されていたり、さらにCIA内部の動きなどジャーナリストあがりの監督ならではの仕上がりです。

<出演者>
完全なはまり役となったマット・デイモンはさらに熱演を見せます。アクションシーンも決まっており、格好いいですね。
一応ヒロインともいえるのがジュリア・スタイルズ。それほど美人という女優ではありませんが、ラストで見せる表情がなんとも良い!
長官役のデヴィッド・ストラザーンやパメラ役のジョーン・アレンなど、脇を固める俳優陣が非常にしっかりとした演技を見せるため、不安要素がありません。

<総評>
シリーズ通してへたることない質が高い希有な作品です。
キャスティングやスタッフも一貫しており、まさに一本筋が通った感がありますね。
全作品、通してみることをオススメです。

<関連作品>
ボーン・アイデンティティー (1作目)
ボーン・スプレマシー (2作目)
ボーン・アルティメイタム (3作目・完結編)

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by syosei7602 | 2007-11-26 22:06 | ミステリ/サスペンス
ミッドナイト・イーグル
d0030824_174285.jpg『MIDNIGHT EAGLE』 日本/2007
監督:成島出
出演:大沢たかお 竹内結子 玉木宏 吉田栄作 袴田吉彦
    大森南朋 石黒賢 坂本爽 金子さやか 波岡一喜
    佐原弘起 藤竜也



公開時コピー
日本滅亡まで48時間。

高嶋哲夫の同名小説の映画化。
邦画としては初めて日米同時公開された。
監督は「フライ,ダディ,フライ」の成島出。
出演は「Life 天国で君に逢えたら」の大沢たかお、「クローズド・ノート」の竹内結子、「ただ、君を愛してる」の玉木宏、「亡国のイージス」の吉田栄作、「WARU ワル」の袴田吉彦、「LIMIT OF LOVE 海猿」の藤竜也など。

<あらすじ>
世界中の戦場で写真を撮り続けてきた戦場カメラマン西崎(大沢たかお)は、戦場で見た悲劇に耐えられなくなり厳冬の北アルプスに籠もっていた。
ある夜、航空機の飛行音を聞いた彼は慌てて写真を撮る。
ほどなくして政府では米軍のステルス戦略爆撃機、通称“ミッドナイト・イーグル”が北アルプス上空で消息を絶ったとの極秘情報が入っていた。
それ以前に横田基地に工作員が潜入して射殺された事件があり、関連性が問われる中、東洋新聞記者の落合(玉木宏)は西崎が見た航空機がスクープになると気が付く。
しかし、本社でもめ事を起こして支局に飛ばされていた落合は、西崎を個人的に雇った上で墜落現場へと向かう。また、写真を西崎の義理の妹で週刊誌記者・有沢(竹内結子)へ郵送するのだった。
有沢は、姉の死にも立ち会えなかった西崎を憎む一方で、彼の幼い息子の優(佐原弘起)を引き取っていた。
その頃、渡良瀬総理大臣(藤竜也)をはじめとする政府は、自衛隊のレンジャー部隊を墜落現場に向かわせていた。

<作品解説>
雪山を舞台にしたサスペンスアクションとして、夏以前から宣伝されていた作品です。
同じような作品としては「ホワイトアウト」がありますが、あちらはダムという場所が主な舞台となったのに対し、本作はとにかく移動がメインとなります。
主人公・西崎と記者の落合、自衛隊の佐伯三佐が雪山、西崎の義妹で週刊誌記者の有沢とカメラマン青木が東京で謎を追い、総理をはじめとする政府が自衛隊を指揮という3つの視点で物語りが進みます。
されど、シナリオの甘さ非常に目立ち、特に謎らしい謎というものも無く、淡々と進んでいく感じです。謎の工作員部隊との交戦があったりするものの、非常にシンプルで激しいアクションもありません。
基本的には銃を撃ち合って終わりという程度です。また、東京でのストーリーも有沢が工作員とあっさり接触したり、総理は悩んでいるようで命令するだけみたいな…。
登場人物たちが冷静すぎるせいか、緊張感が間延びして、とにかくテンポが悪く起伏に欠けます。
一番感動するべきクライマックスも冗長気味。
役者陣が豪華なだけに期待していたんですが、個人的には大きく期待を下回ってしまいました。

<見どころ>
うーん、自衛隊のF15のスクランブルシーンは良かったかなぁ。
本物使うだけのことはあります。
本編とほとんど関係ないけど。

<出演者>
大沢たかお、玉木宏、吉田栄作はそれなりに良かった。演技は良かったけれど、緊張感がゆるいのは編集のせいでしょう。
竹内結子は文句なしに綺麗…ってそれしか印象になかったりして。
藤竜也の総理大臣はわかるんだけど、やっぱり髭はきっちり剃って欲しい。
フィクションとはいえ、イメージとしては小綺麗に、が基本原則だよなぁ。

<総評>
「ホワイトアウト」も間延びした印象だったんですが、それなりに見どころがありました。
せめて工作員側の視点を入れたら良かったと思うこと…これだけで大分違ったと思います。
とにかくシナリオ、どうしようもないくらいに詰めが甘かったとしか言いようがない、というのが個人的感想です。

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by syosei7602 | 2007-11-25 22:52 | アクション/アドベンチャー
クローズ ZERO
d0030824_1433123.jpg『CROWS ZERO』 日本/2007
監督:三池崇史
出演:小栗旬 やべきょうすけ 黒木メイサ 桐谷健太 高橋努
    鈴之助 遠藤要 上地雄輔 大東俊介 小柳友 渡辺大
    深水元基 伊崎右典 伊崎央登 松重豊 塩見三省
    遠藤憲一 岸谷五朗 高岡蒼甫 山田孝之


公開時コピー
誰も知らない、始まりの物語が始まる。

高橋ヒロシの人気コミック「クローズ」の映画化。
ストーリーは原作のプロローグ的なオリジナルとなる。
監督は「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」の三池崇史。
出演は「キサラギ」の小栗旬、「DEAD OR ALIVE 犯罪者」のやべきょうすけ、「着信アリFinal」の黒木メイサ、「あしたの私のつくり方」の高岡蒼甫、「電車男」の山田孝之など。

<あらすじ>
最凶・最悪の不良男子校、鈴蘭高校。
未だかつてこの学校を制覇したものをおらず、その頂上をめぐっていくつもの派閥が衝突を繰り返していた。
その頂上に一番近い最強の男・芹沢多摩雄(山田孝之)の芹沢軍団は勢力を強めていたが、そんな彼らの前に滝沢源治(小栗旬)が3年に転校してくる。
滝沢は本気で鈴蘭制覇を目指すが、独りの力ではどうにもならない。
ある時、滝沢はヤクザの片桐拳(やべきょうすけ)と出会う。鈴蘭のOBだった片桐は、滝沢の力量を見込んで鈴蘭制覇の方法論を教えるのだった。

<作品解説>
三池節炸裂のアクション!
原作を少ししか知らないんですが、知らなくても楽しめるという点で、オリジナルストーリーはありかなと思います。
本作は誰も為し得たことのない鈴蘭高校制覇を目指して、学生達が戦いをするという単純なもの。普通死ぬでしょ!とかいうの位の殴り合いも、そこは不死身な彼ら。
戦って戦い続けて、とにかく目指すのは頂上(てっぺん)。
その過程で一番重要なのは友情…ただつるむというのではなく、信頼関係を築くことで力をつけること。
そして、登場人物達の共通項は「真っ向勝負」が基本。卑怯な事は無し、刃物も無し(金属バットは例外?)。
強い相手と戦うには、そこに至るまでに立ち続けること。なかなかハードな設定です。
全体的にテンポもよく、またユーモアも差し挟まれて飽きさせないですね。
しかし、クライマックスの黒木メイサ演じる逢沢ルカの歌はいらなかったなぁ。

<見どころ>
「火山高」のようなものじゃないんで、みんな地に足をつけたガチンコ(笑)。
ワイヤーなんかいらない!とばかりに暴れまくり。
バイオレンス映画が特異な三池崇史監督ならではの、激しいアクションシーンはバッチリ決まってます。

<出演者>
小栗旬、山田孝之ともにワイルドな感じが格好いいですね。特に山田孝之の座った目つきは見事。
ヤクザのやべきょうすけは、あんまり知らない俳優なんですがきっちりと脇を固めた演技が光ります。黒木メイサは…まあ、微妙な役回りというべきか。

<総評>
個人的には「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」よりも面白かったのが意外。
テンポの良さに加え、暴れまくっているだけのように見えて正統な青春映画の側面を持ち合わせています。
今年の作品の中ではダークホース的な位置づけの面白さですね。

<関連作品>
クローズ ZERO
クローズ ZERO II

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by syosei7602 | 2007-11-24 23:59 | アクション/アドベンチャー
ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え
d0030824_1545273.jpg『ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え』 日本/1991
監修:出崎統 演出:岡崎幸男 元永慶太郎
声:山田康雄 納谷悟朗 小林清志 井上真樹夫 増山江威子
  大平透 戸田恵子 吉水慶 大塚明夫 速水奨 大木民夫




TVSPシリーズの第3弾。
監修は初期のTVSPシリーズを手がけた出崎統。
キャラクターデザインがテレビ版と大きく異なるのが特徴。
声はテレビシリーズでお馴染みのキャスティング、さらに「ドラえもん のび太と翼の勇者たち」の大平透、「機動戦士ガンダム」の戸田恵子など。

<あらすじ>
ニューヨークではG7が開催され、湾岸戦争の終結による世界的経済の悪化に対し、ある学者がルパン帝国の2千億ドルという財宝活用を提案する。
その財宝のありかはナポレオン3世の娘からルパン1世に送られた辞書に記されており、マルチンベック財団によって行なわれるクラシックカーレースの賞品となっていた。
日本からは銭形警部、アメリカからはCIAのホーク捜査官など、各国のエージェントがルパンと辞書を追う。
一方、ルパンと次元はレースに参加して、辞書を狙っていた。

<作品解説>
2枚目半ともいえるルパン三世が、完全に3枚目へと変わってしまったキャラデザイン。
テレビシリーズ(特に2nd)に馴れたファンから見ると、この変わり様は若干受け入れがたい印象です。
さらにシーンごとにキャラクターがちょっとずつ変わったりするという変則的な部分も。
されど、TVSPとしては力の入ったシナリオ…財宝を狙うという泥棒としてのルパン、またヒロイン・千恵子とのクールなラブシーンなどは見事です。
製作されるほどに銭形警部がオマケキャラになっていったのと違い、本作ではきちんと活躍が描かれています。銭形警部あってこそのルパンシリーズ、この頃は5人それぞれの活躍があって良かったですね。

<見どころ>
ルパンと千恵子との会話がなかなか印象的。
クライマックスの突拍子なさもテレビシリーズを意識しており、ユニークです。

<その他>
映像としては若干物足りなさを感じますが、荒唐無稽さが醍醐味。
最近の作品もアクションばかりに走らず、初期作品を見習った感じにして欲しいですね。

<関連作品>
■劇場版
ルパン三世 (1作目)
ルパン三世 カリオストロの城 (2作目)
ルパン三世 バビロンの黄金伝説 (3作目)
ルパン三世 風魔一族の陰謀 (4作目)
ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス (5作目)
ルパン三世 DEAD OR ALIVE (6作目)

■テレビスペシャル
ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発! (1作目)
ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎 (2作目)
ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え (3作目)
ルパン三世 ロシアより愛をこめて (4作目)
ルパン三世 ルパン暗殺指令 (5作目)
ルパン三世 燃えよ斬鉄剣 (6作目)
ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!! (7作目)
ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密 (8作目)
ルパン三世 ワルサーP38 (9作目)
ルパン三世 炎の記憶 ~TOKYO CRISIS~ (10作目)
ルパン三世 愛のダ・カーポ/FUJIKO's Unluckey Days (11作目)
ルパン三世 1$マネーウォーズ (12作目)
ルパン三世 アルカトラズ・コネクション (13作目)
ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト (14作目)
ルパン三世 お宝返却大作戦!! (15作目)
ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~ (16作目)
ルパン三世 天使の策略(タクティクス)~夢のカケラは殺しの香り~ (17作目)
ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ (18作目)
ルパン三世 霧のエリューシヴ (19作目)

■OVA
ルパン三世 生きていた魔術師

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by syosei7602 | 2007-11-23 23:56 | アニメ/CG
仮面ライダー THE NEXT
d0030824_1534449.jpg『MASKED RIDER THE NEXT』 日本/2007
監督:田崎竜太
出演:黄川田将也 高野八誠 加藤和樹 石田未来 森絵梨佳
    益子梨恵 六角慎司 未來貴子 嶋田久作 斎藤洋介
    田口トモロヲ
声:納谷悟朗


公開時コピー
すべてを超える。

初代仮面ライダーのリメイクとなった「THE FIRST」の続編。
本作では3代目仮面ライダーV3が登場する。
監督は平成の仮面ライダーシリーズを手がけている田崎竜太。
出演は前作に続き、黄川田将也、高野八誠、テレビシリーズ「仮面ライダーカブト」の加藤和樹、「仮面ライダー剣(ブレイド) MISSING ACE」の石田未来、「劇場版 仮面ライダー響鬼(ヒビキ)と7人の戦鬼」の森絵梨佳、「あしたの私のつくり方」の田口トモロヲなど。
主題歌はISSA。

<あらすじ>
仮面ライダー1号こと本郷猛(黄川田将也)と2号・一文字隼人(高野八誠)が、悪の秘密結社ショッカーを裏切ってから2年の月日が経っていた。
世間ではアイドルChiharu(森絵梨佳)のヒット曲を聴くと死ぬという噂が流れていた。
猛は高校の教師をしているが、生徒たちからはバカにされる始末。猛はそんな生徒達の中で決して誰ともつるまない菊間琴美(石田未来)を気にかける。
ある夜、琴美はChiharuのファンクラブ会長と会うために出かけるが、そこで会長は殺されてしまう。気を失った彼女を助けたのは猛だった。
琴美はChiharuが親友であり、最後の電話で様子が変であったことから彼女を捜していたのだ。2人はChiharuの住むマンションへ出かけるが、彼らの前にショッカーの怪人チェーンソーリザード(益子梨恵)と6人の仮面ライダーが現れる。
猛は否応なく戦うことになるのだが…。

<作品解説>
仮面ライダーのデザインがかなり格好良くリファインされた本シリーズ。
本作ではライダーシリーズの中でも一番人気を誇るV3が登場。
テレビシリーズでは秘密結社デストロンに家族を殺され、1号と2号に改造されるんですが、本作ではショッカーに改造された第2世代ともいえるライダーとして登場。
さらにV3=Victory+3号だったのが、「Version3」となっています。
さて、ストーリーは人気アイドルの歌を聴くと死んでしまうと言う、噂話から始まります。
このアイドルの兄が風見志郎ことV3となるわけですが、ストーリー展開はなんとなく微妙…。
ホラーテイストが盛り込まれ、ライダー映画としては初のPG12指定となっていますが、もっとアクション要素に重点を置いて欲しかったところ。
ショッカーライダーというライダーの量産型みたいなのが登場します。
ライダー対ライダーの構図がある割りには、やはりアクションシーンの少なさが勿体ない。
デザインが良いだけに、テンポの悪さだけが残念でした。
なお使用されているバイクは全てホンダ製。1号がサイクロン(CBR1100RR)、2号がサイクロン2号(CB1300スーパーボルドール)、ハリケーン(XR250モタード)。

<見どころ>
なんといってもアクションシーン。
バイクチェイスあり、爆発あり、格闘シーンもスピーディーで良いです。

<出演者>
正直なところ、出演者がほとんどワザとらしい演技。
アクションシーンは良かったんだけどなぁ。
嶋田久作にいたっては…何で?って感じでした。

<総評>
さらに続編が作られそうな感じですが、果たしてショッカーで行くのか、それともデストロンに繋がるのか。
それなりの面白さがあるので、続けて貰いたいところですが、スピード感がとにかく欲しい。
サントラと編集でかなり変わると思える作品です。

<関連作品>
仮面ライダー THE FIRST (1作目)
仮面ライダー THE NEXT (2作目)

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by syosei7602 | 2007-11-22 23:47 | アクション/アドベンチャー
ソウ4
d0030824_1202973.jpg『SAW IV』 アメリカ/2007
監督:ダーレン・リン・バウズマン
出演:トビン・ベル スコット・パターソン ベッツィ・ラッセル
    コスタス・マンディロア リリク・ベント アシーナ・カーカニス
    ジャスティン・ルイス サイモン・レイノルズ マイク・リアルバ



公開時コピー
ジグソウ死す。

サスペンスホラーの傑作となったシリーズ第4弾。
監督は2、3作目に引き続き、ダーレン・リン・バウズマン。
出演はシリーズの顔ともいえるトビン・ベル、「地獄の女スーパーコップ」のスコット・パターソン、「ソウ3」のベッツィ・ラッセル、コスタス・マンディロア、リリク・ベントなど。
エンディングはX-JAPAN。

<あらすじ> (前作のネタバレが含まれています!)
ジグソウ(トビン・ベル)の死後、彼の胃の中から蝋で固められた1本のテープが見つかる。
殺人課のホフマン刑事(コスタス・マンディロア)が呼ばれ、テープは再生される。
それは「ゲームが始まったばかりだ」と告げる、ジグソウからの予告だった。
ホフマンとSWATのリッグ(リリク・ベント)は、ある地下室でケリー刑事の死体を発見する。送れてやってきたFBIのストラム捜査官(スコット・パターソン)とペレーズ捜査官(アシーナ・カーカニス)はジグソウの協力者がいると考え、手始めに、ジグソウことジョンの妻だったジル(ベッツィ・ラッセル)を呼ぶのだった。
一方、自宅に戻ったリッグは何者かに襲われ、浴槽で目が覚める。
テレビには何処かに囚われているホフマンと行方不明になっていたマシューズ刑事(ドニー・ウォルバーグ)が映し出され、2人を助けるためにリッグはゲームに強制参加させられるのだった。

<作品解説>
この手の作品としては珍しく、スマッシュヒットした1作目からストーリーが全て繋がっています。
他人を操り、巧みな誘導で殺し合いをさせ命のありがたみをわからせようとする、究極のお節介・最凶の哲学者とも言うべきジグソウ。
肉体に激しい痛みをもたらし、生きていることを実感させる…そんなジグソウがいかにして「ジグソウ」になったのかが本作では語られていきます。
さて、本作は今までのパターンを踏襲し、いかにして観客を騙すかに集約されていくわけです。さすがに4作目ともなると登場人物が増え、前作をしっかり見ていないと、どの人物がどこで何をしていたのかがわからなくなってしまいます。
しかし、4作全てで同じパターンを使っているにも関わらず、そうとはわからないシナリオ展開は見事。
ただし、3作目までのように密閉空間ではないのが少々残念です。
1作目から見ていないと絶対にわからないパターンなので、予習はしっかりしましょう。
ちなみに本作はいきなりえげつない解剖シーンから始まりますので、血が苦手な人は要注意です。

<見どころ>
先にも書きましたが、基本的にはパターンが踏襲されています。
勘のいい人ならあっさり気付いてしまうかもしれない、ギリギリのライン。
見どころは如何にして「謎を解くか」…実は観客も参加できる謎解きなのです。

<出演者>
ジグソウがようやくまともな姿で登場。
その他、前作からの出演者が多数いるのですが、誰がどの人だったのかイマイチハッキリしない。
主役は刑事たちってことで、前作の登場人物にいる「刑事たち」を覚えておけば、わかりやすくて楽しめるでしょう。

<総評>
すでに5作目までが決まっているそうですが、果たして結末はいかに…。
ジグソウの過去まで引っ張り出してきているんで、もう限界でしょう。
とはいっても、見てしまうんだよなぁ。

<関連作品>
ソウ SAW (1作目)
ソウ2 (2作目)
ソウ3 (3作目)
ソウ4

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by syosei7602 | 2007-11-21 23:37 | ミステリ/サスペンス
マッチスティック・メン
d0030824_035573.jpg『MATCHSTICK MEN』 アメリカ/2003
監督:リドリー・スコット
出演:ニコラス・ケイジ サム・ロックウェル アリソン・ローマン
    ブルース・マッギル ブルース・アルトマン
    スティーヴ・イースティン ベス・グラント メローラ・ウォルターズ



公開時コピー
その男、潔癖症の詐欺師。

「グラディエーター」のリドリー・スコット監督によるコメディタッチのクライム・ムービー。
出演は「ゴーストライダー」のニコラス・ケイジ、「銀河ヒッチハイク・ガイド」のサム・ロックウェル、「ビッグ・フィッシュ」のアリソン・ローマンなど。
劇中を流れるフランク・シナトラの曲が効果的。

<あらすじ>
詐欺師のロイ(ニコラス・ケイジ)は極度の潔癖性の上に、広場恐怖症。
相棒のフランク(サム・ロックウェル)と共にちょっとした金を稼いでいた。詐欺をするときのみ、潔癖性を忘れているが、ある日、医者から処方された薬を誤ってキッチンに流してしまう。
どうしようもなくなったロイは、フランクの知合いの分析医クライン(ブルース・アルトマン)を紹介してもらい、彼はなんとか落ち着く。クラインとの会話で別れた妻との話に及び、子供がいるかもしれない事を思い出す。
ロイは妻への電話を分析医に頼み、アンジェラ(アリソン・ローマン)という娘がいること知らされる。
アンジェラと出会う事で、ロイの生活は精神的に安定をはじめ、フランクの持ってきた大きな仕事を快諾するまでになるのだった。

<作品解説>
リドリー・スコット監督のいつものテイストとは違った作品です。
潔癖性で詐欺師という変わった男ロイ。指折りの才能を持ちながらも、大きな仕事はせずに生活できるだけの金を他人からだまし取る日々。
そこに入り込んだのが、14年前に別れた妻との娘アンジェラ。
潔癖性であるが故に、カーペットのチリひとつ許さず、受話器やドアノブは必ず拭き、なぜかシーチキンばかり食べるという、かなり偏った人物です。
さて、そんな2人が詐欺に絡んでいくわけですが、詐欺の構図は実にシンプル。
うまい話を持ちかけて、だまし取るものですが、ロイ自身は「詐欺アーティスト」などと自称し、ちょっとした自責の念にかられながらも、続けていきます。
そんなロイを娘が慕っていく、詐欺シーンと親子のストーリーが見事な絡ませ方は監督ならではの持ち味といえますね。
ラストは綺麗に集約されますが、どう受け取るかは観客次第となります。
本作を読み取るキーワードは「広場恐怖症」「ロイの家にテレビがない」こと。

<見どころ>
薬の切れたロイが病的なまでに掃除をしたり、娘の質問にうなり声を出して考えたりと、とにかく奇抜なシーンが面白い。
そしてクライマックスは言うまでもないです。

<出演者>
作品レベルとしてはかなり軽いノリともいえますが、ニコラス・ケイジのうまさが際だちます。
神経質そうに顔を引きつらせたり、片目だけまばたきしたりと、常にどこか動かしている感じ。
切れた時の表情は相変わらず見事。
相棒フランク役のサム・ロックウェルは若干影が薄いながらも、ロイと対象的な役柄を見事演じています。
娘役を演じたアリソン・ローマンは、ニコラス・ケイジに負けじと表情豊か。

<総評>
本作の良さは俳優達の表情にあるといっても良いでしょう。
ちょっとしたひねりとシナリオの良さが見事な良作です。

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by syosei7602 | 2007-11-20 23:13 | ハードボイルド/犯罪