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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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<   2006年 08月 ( 16 )   > この月の画像一覧
チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル
d0030824_1554553.jpg『CHARLIE'S ANGELS: FULL THROTTLE』 アメリカ/2003
監督:マックG
出演:キャメロン・ディアス ドリュー・バリモア ルーシー・リュー
    バーニー・マック デミ・ムーア クリスピン・グローヴァー
    ジャスティン・セロー ロバート・パトリック ルーク・ウィルソン
受賞:ラジー賞/ワースト助演女優賞
           ワースト・リメイク・続編賞(2003)

公開時コピー
悪魔になることを選んだ“伝説”の天使!

1970後半~80年代前半に人気を博したテレビシリーズの映画版第2弾。
ストーリー的にはテレビ版のエンジェル交代というスタイルをとっているため、リメイクというよりは続編にあたる。
監督は前作に引き続きマックG。
出演は前作に続いて「イン・ハイ・シューズ」のキャメロン・ディアス、「50回目のファースト・キス」のドリュー・バリモア、「バリスティック」のルーシー・リュー。
他に「GIジェーン」のデミ・ムーア、「オーシャンズ12」のバーニー・マック、「ターミネーター2」のロバート・パトリックなど。

<あらすじ>
3人のエンジェル、ナタリー(キャメロン・ディアス)、ディラン(ドリュー・バリモア)、アレックス(ルーシー・リュー)は、拉致された米警察機構の要人カーター(ロバート・パトリック)を救出。
だが犯人の本当の狙いは、米国政府が匿っている対組織犯罪の最重要証人リスト。
カーターは、そのトップ・シークレットにアクセスするキーアイテムの指輪を奪われていたのだ。捜査を進めるエンジェルたちは、復讐のターゲットとなっている証人たちの写真を入手。
ところがそこには、8年前に恋人シーマス(ジャスティン・セロウ)が犯した殺人を証言したディランの顔もあった。

<作品解説>
ものの見事にテレビ版のユーモアをぶち壊して、下ネタを満載、派手なアクションを展開するストーリーに変貌。
これを新しいエンジェルと認めるかどうかといわれると、微妙。
ネタ的には「ミッション・インポッシブル」、アクションは「マトリックス」を掛け合わせ、勢いだけで作っている感じですね。
数々の変装、ありえないアクション、デミ・ムーアの引き締まった体が見られるとか、まあ何も考えないで見るには十分ですが、ユーモアから下ネタに走るのはちょっとなぁ。
もろにB級なんだけど、シリアスなシーンが皆無といっていいので楽しめます。

<見どころ>
正直言って、これは3人のプロモーションムービー?と思ってしまうほど、3人がひたすら同じ枠に映ってます。
ダンスシーンだとか、馬鹿さの度を越したアクションは「ありえねぇ」と思いつつも見どころになるかな?

<出演者>
同じ年に「キャットウーマン」があり、シャロン・ストーンが悪役を演じたけど、悪役っぷりはデミ・ムーアに軍配。
本作にはカメオ出演が多数。
ブルース・ウィリス(デミが出てるから?)、ジャクリン・スミス(テレビ版エンジェル ケリー役)、双子の名子役アシュレイ・オルセン、メアリー=ケイト・オルセン、「スターウォーズ」のキャリー・フィッシャーなど。
他にもかなり出ているので、探してみて下さい。
割と大胆に登場してます。

深く考えずに楽しめる1本。

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by syosei7602 | 2006-08-26 23:59 | アクション/アドベンチャー
星になった少年 Shining Boy & Little Randy
d0030824_143427.jpg『Shining Boy & Little Randy』 日本/2005
監督:河毛俊作
出演:柳楽優弥 常盤貴子 高橋克実 蒼井優 倍賞美津子
    於保佐代子 加藤清史郎 谷山毅 井上花菜 甲野優美
    小野武彦 武田鉄矢
    


公開時コピー
僕は、夢に生きる。

日本人で初めて像使いになり、20歳で夭逝した坂本哲夢の生き様を書いた、母親・坂本小百合著のノンフィクション『ちび象ランディと星になった少年』を映像化。
監督はテレビドラマ「ナニワ金融道」の演出を手がけた河毛俊作。
出演は「誰も知らない」でカンヌ映画祭最年少最優秀男優賞の柳楽優弥、「もう一度逢いたくて 星月童話」の常盤貴子、テレビドラマで活躍する高橋克実、「ハチミツとクローバー」の蒼井優、「OUT」の倍賞美津子など。
音楽は坂本龍一。

<あらすじ>
1989年、家族経営で小さな動物プロダクションを営む小川一家。
その13歳の長男・哲夢(柳楽優弥)は、学校では動物臭いといじめられる毎日だったが、動物との暮らしは平穏そのものだった。
ある日、母親の佐緒里がゾウを買って、テレビでの仕事を始めると言い出す。
猿や馬などの動物が売られ、やがてゾウのミッキーがやってくる。
哲夢はミッキーの言葉がわかると言いだす。
そして、今度は子象のランディがやってくる。哲夢はサファリパークの飼育員・岩本(小野武彦)から、タイでは哲夢と同じくらいの年齢からゾウ使いの修行をするのだと聞かされ、親の反対を押し切って単身チェンマイ北部の象学校に留学するのだった。
しかし、子象ファーを任された哲夢は2ヶ月経っても、ファーと仲良くなれず、時間だけが過ぎ去っていく。

<作品解説>
日本で初めてゾウ使いになり、交通事故で亡くなった坂本哲夢さんの半生。
母親が姉と哲夢少年を連れて、再婚するという多少複雑な家庭環境ながら、序盤の生活環境は学校のイジメ以外はそれなりに幸せな生活が続きます。
しかし、家計はカツカツの状態、13歳で単身タイに留学…。
思えばそんな年齢で、言葉もろくにわからない山奥に行ってよく耐えられたなぁと思います。
本作ではその修行のシーンが意外とあっさり、ゾウと心を通わせられないという事に焦点を置きすぎている気がします。
些か抽象的で、もう少し具体的な形があっても良かったですね。
映像的には綺麗だったものの、やはりテレビテイストが抜けきれない感じがしました。

<見どころ>
哲夢が、初めて自分たちだけで日本初のゾウさんショーをするシーン。
ここでの言葉が、人の心の本質を突いたかのように胸に響きます。
一番好きなシーンです。

<出演者>
主演の柳楽優弥の演技は勿論のこと、あまり好きではなかった常盤貴子の演技が非常に良かった。
それに加え、高橋克実や姉役の於保佐代子、祖母役の倍賞美津子などが脇をしっかりと固めています。恋人役の蒼井優との絡みが少なかったのは残念。
勿論、ゾウ達も頑張っています。ゾウ使いの蘊蓄についてはそれほど語られていませんが、こんなことも出来るんだとか、ゾウ親子の悲劇などがキッチリと描かれているのには好感がもてます。
タイの出演者達はセリフこそ少ないもの好演。

全体的にはノンフィクションをうまく演出していますが、ゾウ使いの修行をもっと深く書いて欲しかった。些か平面的になっているシナリオに感じましたが、要所をしめているので静かにみるのが一番ですね。

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by syosei7602 | 2006-08-24 23:46 | ノンフィクションベース
花田少年史 幽霊と秘密のトンネル
d0030824_149395.jpg『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』 日本/2006
監督:水田伸生
出演:須賀健太 篠原涼子 西村雅彦 北村一輝 安藤希 杉本哲太
    もたいまさこ 中島ひろ子 小林隆 大平奈津美 松田昴大
    鬼頭歌乃 六平直政 半海一晃 濱田マリ 上田耕一



公開時コピー
幽霊に出逢って、家族の絆を知った、不思議なひと夏。

一色まことの同名マンガをアニメ化に続いて、実写化。
監督は「MAKOTO」のプロデューサーを務めた水田伸生。
出演は「ALWAYS 三丁目の夕日」の須賀健太、「THE 有頂天ホテル」の篠原涼子、「ラヂヲの時間」の西村雅彦、「あずみ」の北村一輝、「さくや妖怪伝」の安藤希、「輪廻」の杉本哲太、「かもめ食堂」のもたいまさこ、本作が初出演になる松田昴大、鬼頭歌乃など。
主題歌はサンボマスター。

<あらすじ>
港町に住む9歳の花田一路(須賀健太)は、とにかく元気なわんぱく少年。
今日も母親の寿枝(篠原涼子)とケンカをし、自転車乗って気ままに走り出す。
その後ろを弟分の壮太(松田昴大)が追っかけていた。
一路は幽霊が出るというトンネルの前で、猛スピードで走ってきたトラックに跳ねられてしまう。
魂が抜け、まさに天国に行こうとしたとき、女子高生の幽霊・聖子(安藤希)に足を引っ張られ体に戻されるのだった。
その日を境に、一路は見たくもない幽霊達を見えるようになる。

<作品解説>
原作は1960年代から70年代頃が舞台になっていますが、映画版では21世紀(多分)。
素朴な港町で運動神経抜群、だけどオバケは大嫌いという一路がコミカルに描かれていきます。
ただ、原作を読んだことがないので、なんともいえないのですが大分色々なエピソードを詰め込んだようで、ファンからちょっと首をかしげる評価が下っているのも事実。
個人的には結構おもしろくて良かったんだけど。
さて、原作でも一路は事故によって幽霊が見えるようになり、彼らの願いを叶えていく展開になっているそうです。
本作は序盤から笑えるシーンが続出、須賀健太演じる一路の表情がおもしろくて良いですね。
いたよなぁ、こういうオーバーアクションしてた小学生、そんな感じで笑いながら見てました。
されど、終盤は些かやりすぎ感のある戦い?が勃発。
うーん、きっと原作にないよなぁと思っていたら、やっぱり無いみたいです。
実写版ならではのサプライズとでも思っておきましょう。
ちなみにVFXはそれほど出来がよくありません。

<見どころ>
運動会のシーン、ここはこの映画の中でも一番感動するシーンです。
思わず泣けてきました。
ベタな展開なんですが、ベタだからこそグッと来ました。
一路が復活するシーンもベタだけど、思い切り笑えます。
まあ、一番の見どころは終盤の西村雅彦だろうなぁ…。

<出演者>
前述した須賀健太の演技は抜群。すげぇ悪ガキっぽい。
つるっパゲがよく似合っていました。
そして篠原涼子、うまいですよ、ホントに。
こんなうまかったっけって思うくらいにはまってました。久々に歌声も披露してくれます。
一路の弟分・壮太を演じる松田昴大や、一路と匹敵するケンカ能力を持つ市村桂(女子)役の鬼頭歌乃の強気な表情も良かったですね。
問題なのが安藤希。
いくらなんでも…メイク濃すぎですよ。恐らくテレビサイズならあれでもいいですけど、映画のスクリーンだと濃いなぁ。
北村一輝の悪霊ぶりも堂に入ってました。

全体の4分の3までは高評価だったんですが、最後の「戦い」?がマイナス点。
本作ならではのサプライズとは書きましたが、もうちょっとベタな展開に持っていっても良かった気がします。
あと、細かいツッコミ。
昼間に木を蹴ってもカブトムシが落ちてこないですよ、うん。
クワガタならわかるんですけどね。

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by syosei7602 | 2006-08-23 23:59 | ヒューマン/ドラマ
ユナイテッド93
d0030824_22291873.jpg『UNITED 93』 アメリカ/2006
監督:ポール・グリーングラス
出演:ハリド・アブダラ ポリー・アダムス オパル・アラディン
    イス・アルサマリ デヴィッド・アラン・ブッシェ チャード・ベキンス
    ターラ・ベンフォード オマー・バーデゥニ スーザン・ブロンマート
    イ・チャールソン クリスチャン・クレメンソン 


公開時コピー
2001年9月11日―
4機の旅客機がハイジャックされた。
3機はターゲットに到達。
これは、その4機目の物語である。


2001年9月11日、世界が震撼した全米同時テロ。
ハイジャックされた4機の旅客機の最後の1機。
一体、あの時なにがあったのか?
「ボーン・スプレマシー」のポール・グリーングラス監督による、ドキュメンタリータッチな手法で撮られた衝撃作。
出演者の一部は当時、管制室や軍にいた本人が演じている。
それ以外のキャストはほぼ無名。

<あらすじ>
2001年9月11日。
ニューアーク空港発サンフランシスコ行きのユナイテッド航空93便。
平穏ないつもの朝、離陸ラッシュに巻き込まれた93便は30分ほど遅れて離陸する。
飛行時間は5時間25分、乗客乗員40名。
その中に4名のテロリストがいることなど、誰も知る由もなかった。
異変に気が付いたのはボストン管制センターだった。
アメリカン11便が不穏な動きを見せ、操縦室を制圧した、との声が…。
やがて、11便がハイジャックされた事が確認される。
そしてニューヨーク・マンハッタン上空で機影がレーダーからロスト。
その直後、世界貿易センタービル北棟の上部が爆発する。
それは始まりに過ぎなかった。

<作品解説>
ドキュメンタリータッチの手法で始まる本作。
正直なところ、序盤の管制室のシーンは結構眠くなってしまいました。
矢継ぎ早にシーンが変わるのでわけもわからず、という所ですがこのシーンが無いと全体の動きがわからなくなるのも事実。
どのようにして飛行機が運航され、どんな乗客が乗っていくか、忙しいけれど平和であるシーンが入ることで臨場感が増しています。
4人のテロリストはそれぞれ、コーランを唱えながら今日起こすであろう自分の行為について祈ります。映画で見る限り、彼らはテロリストであるけれど自分の使命に恐怖を感じています。
そして、管制室。
応答しない旅客機、事態を把握しきれない管制室、軍、そして遂にテロは遂行されワールドトレードセンターに飛行機が突っ込み…。
あとは周知の通りです。
ユナイテッド93便の中で行なわれた事は大半がフィクション。もちろん、当時の乗客が家族に告げた電話の内容やこれから起こすであろう行動については、徹底した検証の元に作られたわけですが、その緊張感、恐怖に泣きたくなりました。

<見どころ>
フィクションで構成された機内のシーンでしょうか。
ワールドトレードセンターに飛行機が突っ込んだという事を、乗客の男性が電話をした奥さんから聞きます。
その瞬間、この飛行機は身代金目的ではなく、ただ「どこかにぶつかるために、自爆するために」飛んでいる事を知るのですが、タイムリミットはわずか。
生き残るために反撃に出る乗客、使命を全うするために操縦桿を握り続けるテロリスト。
死は誰にでも平等ですが、不条理さは拭い切れません。

<その他>
出演者についてはデータがないので、なんともいえません。
この映画はいわゆるエンターティメント性を持った娯楽作ではないし、かといって感動ドキュメンタリーでもありません。
結末はたったひとつ。それは変わらないし、事実を元にしている以上変えることの出来ない、辛く虚しい話です。
ただ言えるのは、このユナイテッド93便だけは、何らかの原因により人口密集地に墜落せず、テロが防がれたという事実。
それが乗客によるものなら、それで良いと思います。
全て神様に押しつけて、誰かを巻き添えにしたところで何が変わるのか?
テロリスト達はそれを知るべきです。
自分たちが全てを神様の責任にして、なにもかも押しつけて生きているという事を。

近年に起きたもっとも衝撃的な911テロ、今こうやって映画ではあるけれど知らなかった事実を知るには良い映画です。

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by syosei7602 | 2006-08-21 01:22 | ノンフィクションベース
エターナル・サンシャイン
d0030824_4134786.jpg『ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND』
アメリカ/2004
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ジム・キャリー ケイト・ウィンスレット キルステン・ダンスト
    マーク・ラファロ イライジャ・ウッド トム・ウィルキンソン
受賞:アカデミー賞/脚本賞(2004)
    英国アカデミー賞/オリジナル脚本賞・編集賞(2004)

公開時コピー
“さよなら”の代わりに
記憶を消した-


「ヒューマンネイチュア」のミシェル・ゴンドリー監督と鬼才の脚本家チャーリー・カウフマンが再びタッグを組んだラブストーリー。
出演は「マジェスティック 」のジム・キャリー、「ネバーランド」のケイト・ウィンスレット、「スパイダーマン」のキルステン・ダンスト、「コラテラル」のマーク・ラファロ、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド、「エミリー・ローズ」のトム・ウィルキンソンなど。

<あらすじ>
恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)とケンカ別れしてしまったジョエル(ジム・キャリー)。
ジョエルは彼女の働く本屋までプレゼントを持って謝りにいくが、クレメンタインは彼を全く知らない人間のように接する。
そして、彼女の脇には新しい恋人がいたのだ。
ショックを隠せないジョエルは友人夫婦にその事を話すと、友人は一通のメッセージカードを見せる。
そこには「クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。ラクーナ社」と書かれていた。
ショックを受けたジョエルはラクーナ社を訪れ、彼女に関する記憶を消して欲しいと頼むのだった。
ラクーナ医院の院長Dr.ハワード(トム・ウィルキンソン)は、彼の寝ている間にクレメンタインの記憶だけを消すことを了承する。

<作品解説>
「マルコヴィッチの穴」をはじめ、わずか数作でシュールでありながらも記憶に焼き付くシナリオを手がけ、人気脚本家になったチャーリー・カウフマンのラブストーリー。
配役といい、ストーリーといい、カウフマンの頭の中はどうなっているんですかね(笑)。
アカデミー賞では見事脚本賞を獲得した本作ですが、複雑なようでそうではない最後にはピタリとはまる展開は見事。
誰もが一度は持つであろう、辛い失恋の記憶。
失恋の記憶というのは、恋愛の最後の記憶だからほとんどが辛かったり、苛立ったり、哀しかったりするものですが、本作はその恋愛の「性質」というものを上手く使った傑作です。
内容としてはシュール極まりないものなんですが、恋愛の様々な…まさしく喜怒哀楽を織り交ぜたシーンによって、シュールをリアルに変換していきます。
ジム・キャリーのコミカルでありながら、男前度があがった演技にやられます。

<見どころ>
記憶を消していく過程で、主人公ジョエルは様々な「自らの記憶」に遭遇します。
この再現がとても良く、最後に残った記憶でジョエルが知るものは、恐らく観客にとっても大切なものになるでしょう。
また、主要となる登場人物にも1人ずつ事情があり、それを余すところ無く描いています。

<出演者>
ジム・キャリーの良さがまさしく引き出されていました。
初めて、この人をカッコイイと思いましたよ。いつもは目がギョロギョロ動いている印象しかなかったんですが、無精ヒゲが似合っていました。
恋人クレメンタインを演じるケイト・ウィンスレット。
様々な髪の色を披露してくれますが、オレンジ色が一番でした(笑)。
青ってありえないし。
そして、キルステン・ダンスト。
「スパイダーマン」ではヒロインでありながら、あっちにフラフラ、こっちにクラクラと落ち着かず、あまつさえ普通に観客からは「かわいくない!」と言われる始末。
本作のキルステン・ダンストは可愛いですよ、普通に。
しかし、イライジャ・ウッドのへたれ振り、「シン・シティ」の殺人鬼同様、色々な役をやるなぁ。

タイトルが出るまで20分。
非常に長いプロローグになっています。
監督、脚本、出演者、不足のない出来ですがシュールであることが前提の映画なので、取っつきにくい印象がありますね。
それでも、この映画はとにかく最後までどうなるのかわからない。
ちょっと変わったラブストーリー、少し切ないけれど恋愛の本質をうまく突いた良作です。


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by syosei7602 | 2006-08-20 04:14 | 恋愛/青春/スポーツ
時をかける少女
d0030824_2121752.jpg『時をかける少女』 日本/2006
監督:細田守
声:仲里依紗 石田卓也 板倉光隆 原沙知絵 谷村美月
  垣内彩未 関戸優希




公開時コピー
待ってられない
未来がある。


過去にテレビ、映画合わせて6回も映像化された筒井康隆原作の同名作品を、新たな主人公と設定で初アニメ化。
監督は「ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島」の細田守。
声は「蝉しぐれ」の石田卓也、舞台俳優の板倉光隆、「まだまだあぶない刑事」の原沙知絵、「笑う大天使」の谷村美月、NHK連続テレビ小説「ファイト」の垣内彩未など。
キャラクターデザインは「新世紀エヴァンゲリオン」の貞本義行、主題歌はシンガーソングライターの奥華子。

<あらすじ>
高校2年生の紺野真琴は、夏休みを前にいつも仲の良いクラスメート 間宮千昭と津田功介と共にグラウンドで野球の真似事をする日々。
ある日の放課後、学級委員の仕事で化学室に行った真琴は、準備室からの物音に気付く。
部屋に入るとそこには誰もいなかったが、何かの気配に転んでしまった彼女は不思議な体験をする。
その話を千昭と功介にするが、大笑いされて終わる。
真琴は、母親に頼まれたお使いの為、2人と別れ叔母の芳山和子の元へ向かうが、踏切がある長い下り坂でブレーキが効かず遮断機にぶつかって走ってくる電車に向かって投げ出されてしまうのだった。
その瞬間、真琴は時間を跳躍し、坂道の途中で転んでいるのだった。

<作品解説>
今年見たアニメの中では文句なしに一番の作品であり、今年見た映画の中では個人的に上位にランクする出来映えでした。
映像化が非常に多い作品で、一番有名なのは原田知世主演・大林宣彦監督のもの。
他にドラマ版では南野陽子、内田有紀、安倍なつみ主演のもの、映画版では中本奈奈主演があります。
されど、原田知世主演のものが一番メジャーで、他は原作の設定を活かしたものであり、常にリメイクという形から離れられなかったのも事実。
本作ではその「リメイク」という枠を越えて、新たな設定を元に作られた「新作」と言えるでしょう。
映画の設定だけでいえば、続編と言っても良いですね。
さて、この映画では爽やかな夏の日々を背景に、男2人女1人という不思議な友情、それぞれの恋愛模様を少しずつ絡めて、主人公・真琴の複雑な思春期の心情が語られていきます。
自分の不満やストレスを時を越えることで発散していく真琴、些細な自分の日常を変える事で自己満足に浸っていきます。
だけど、ある出来事をきっかけに本当の未来を考え、自分の大切なものを見つけていきます。
内容的にいえば「バタフライ・エフェクト」に近いものになるのですが(原作的には「時かけ」が先ですが)、タイムトラベルものに付き物なのは辻褄合わせ。
それらの矛盾をシナリオのうまさがカバーし、混乱することなくユーモアたっぷりに描かれます。

<見どころ>
タイムリープシーン…と言いたいところですが、このSFとしての描写は重要ではありません。
まず、風景描写。
透明感とソフト感が両立した夏の描写が、まさしく夏そのもの。
そして、主人公・真琴の表情の多さ。
「エヴァンゲリオン」のキャラクターは全く持って好きになれなかったんですが、これだけ表情豊かなキャラクターは立派です。
原作の主人公である芳山和子、30代後半という設定ですが、そうなると姉?とは割と歳の差があるんですかね。

<その他>
声を当てるのは声優初挑戦でオーディションで選ばれた仲里依紗(なか りいさ)。
ハスキーな声で泣いたり笑ったりするのはハマリ役でした。
間宮千昭役の石田卓也はすごく上手いときといまいち?な時の差がありました。
ムラがあるという感じがするんですが、声質は良かったです。
津田功介役の板倉光隆は非常にストレートで良く通る声でした。
前々から述べていますが、声優がいるなら俳優で声をあてる必然性をあんまり感じません。
本作でもほとんどが俳優女優で占められていますが、考え方としては一回で終わってしまうのではなく、声優という職を極めて欲しいものです。
特に本作では女性キャラクターは、設定とほぼ同年代の女優が演じているので、頑張ってほしいですね。

映像、シナリオ、テンポの良さの三拍子が揃った作品です。
単館系での公開が多いので、夏が終わらないうちに機会があれば是非。

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by syosei7602 | 2006-08-19 23:59 | アニメ/CG
13階段
d0030824_2581422.jpg『THE THIRTEEN STEPS』 日本/2003
監督:長澤雅彦
出演:反町隆史 山崎努 田中麗奈 笑福亭鶴瓶 宮藤官九郎
    別所哲也 大杉漣 井川比佐志 石橋蓮司 崔洋一
    木内晶子 水橋研二 宮迫博之 西田尚美 大滝秀治



公開時コピー
追いつめたのか 嵌められたのか
無実の死刑囚を救え!
期限は3ヶ月、報酬は1000万円。


江戸川乱歩賞を受賞した高野和明原作の同名小説を映画化。
監督は「ソウル」「夜のピクニック」の長澤雅彦。
出演は「男たちの大和/YAMATO」の反町隆史、「模倣犯」の山崎努、「ドラッグストア・ガール」の田中麗奈、ドラマ「タイガー&ドラゴン」の笑福亭鶴瓶、人気脚本家にして俳優の宮藤官九郎など。

<あらすじ>
ディスコのケンカで誤って人を殺してしまい、3年の服役をした三上純一(反町隆史)は、4ヶ月の刑期を残して仮釈放される。
しかし、被害者家族への莫大な慰謝料は親類縁者に借金をしても、まだ1千万円残っていた。
父親の工場で開発した技術を売り、妹・和子(西田尚美)は純一のせいで、婚約を破棄され彼に辛くあたる。
そんな時、純一の入っていた刑務所の刑務官・南郷正二(山崎努)がやってくる。
南郷は冤罪と思われる死刑囚・樹原亮(宮藤官九郎)を助けるための証拠集めを、弁護士・杉浦(笑福亭鶴瓶)から依頼されたのだ。
報酬は1人1千万円。
榊原は強盗殺人の罪で起訴され、死刑が確定していたが、事件当時の夜バイク事故で頭を打ち、記憶を無くしていた。犯行を否定することも出来ない榊の死刑執行まで3ヶ月。
純一は慰謝料に苦しむ家族の為、依頼を引き受けるが…。

<作品解説>
死刑、冤罪、復讐、信頼、裏切り…限りなく重たいテーマを扱ったサスペンスです。
サスペンスはこの映画の目的ではあるのですが、テーマとしては成立していないといえます。
殺人を犯してしまった主人公と、彼がいた刑務所に勤務している刑務官、この2人が冤罪の死刑囚を救うために奔走するわけです。
しかし、そもそも記憶のない人間が犯人として起訴され、状況証拠だけで死刑を宣告されるのかは些か疑問に思います。
言ってしまえば無能な検察と弁護士の存在無しにはあり得ない展開にしか思えません。
勿論、一昔前にはこういった冤罪事件がいくつか存在したのも事実ですが、いまひとつ納得のいかないシナリオに思えます。
まあ、これも原作ありきの話なので、映画だけの判断になってしまうんですが。

<見どころ>
刑務所の死刑執行シーン、実際に映画通りの様な感じなっているのかはわかりませんが、人の首を吊るというのは鬼気迫るものがあります。
死刑囚を演じる宮迫博之の演技のうまさが際だっていました。

<出演者>
反町隆史の演技はテレビドラマで何度か見たのですが、あまり上手いとは思っていませんでした。
されど落ち着いた演技とセリフ回しがとてもうまく、不満があるとすれば表情が今ひとつ。
山崎努がいつも同じ演技になってしまっているので、それと被るものがあります。
良かったのは宮藤官九郎と宮迫博之でしょうか。
芸達者ですね。
意外だったのが木内晶子、こういう役にも挑戦するようになったんですね。

サスペンスとしては良いんですが、現実的な裁判結果を考えた場合、この冤罪事件は少々強引な展開に思えます。
ラストはまあ、こんなもんかなと思ってしまうところが勿体ない。
もう少しひねりを入れて欲しかったですね。

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by syosei7602 | 2006-08-18 23:59 | ミステリ/サスペンス
ブレイキング・ニュース
d0030824_0293140.jpg『BREAKING NEWS』 香港/2004
監督:ジョニー・トゥ
出演:ケリー・チャン リッチー・レン ニック・チョン ラム・シュー
    ユウ・ヨン マギー・シュー サイモン・ヤム
受賞:台湾金馬映画賞/最優秀監督賞・最優秀編集賞(2004)
    第37回カタロニア国際映画祭/最優秀監督賞(2004)


公開時コピー
人質は、視聴者

今や香港を代表する「マッスルモンク」の監督ジョニー・トゥによるクライムアクション。
出演は「冷静と情熱のあいだ」「インファナル・アフェア」シリーズのケリー・チャン、「ゴージャス」のリッチー・レン、「決戦・紫禁城」のニック・チョン、「カンフーハッスル」のラム・シュー、「トゥームレイダー2」のサイモン・ヤムなど。

<あらすじ>
ある朝、CID(重犯罪特捜班)のチョン警部補(ニック・チョン)は部下と共にあるビルの前に張り込んでいた。そこにはユアン(リッチー・レン)率いる現金輸送車専門の強盗団が潜伏していた。
しかし、何も知らない制服警官の職質から事態は急変し、銃撃戦になってしまう。
ユアン達は逃走をはじめ、撃たれた仲間を射殺。
間の悪いことに、交通事故を撮影していたテレビ局が銃撃戦の模様を中継、応援に駆けつけた警官が命乞いをする場面が大々的に流れ、警察に非難が集中。
香港警察は組織犯罪課のレベッカ警視(ケリー・チャン)に、警察の信頼回復作戦を任せる。
それはメディアを逆手に取り、犯人逮捕に関わる現場指揮官にカメラを装備、映像を提供するというものだった。
その頃、チョン警部補はユアン達を追い、潜伏先の目星をつけレベッカの命令を無視して乗り込むのだが…。

<作品解説>
ジョニー・トゥの演出がさえ渡った傑作。
犯罪者と警察の対立構造が非常に綺麗にまとまり、なおかつ不必要なシーンを描かない作りは見事。
また、キャラクターの性格付けがはっきりしていながら、非情な殺し屋だとか、マヌケな刑事などは出てこず、人間味あふれるセリフや動きの良さが際だっています。
映像はニュースのような乾いた感じが特徴的、フィルム感を抑えることで臨場感を出しています。
また、シナリオの重要なシーンは食事。
警官も犯罪者も人間であるということを強調し、シナリオを支えています。
とはいえ、チョン警部補はいささかタフ過ぎでしたが…。

<見どころ>
冒頭の7分にも及ぶ銃撃戦はワンカットで取られた、緊張感あふれるシーン。
「ブレイキング・ニュース」のタイトル通り、銃撃戦のリアルタイムな中継撮影を意識させる名場面。
中盤以降、マンションでの攻防戦は一瞬混乱するものの、その混乱はチョン警部補の視点ともいえる展開になり、攻防の駆け引きの見事に演出されています。
また、微妙なジャッキー・チェンのそっくりさんが登場。
終盤のエレベータシャフト内のシーンは大画面で見てこそですね(テレビでは小さすぎた)。

<出演者>
悪役リッチー・レンの表情が見事。
クールで人間味あふれる演技は、これからも期待大ですね。
ケリー・チャンは主演ではあるんですが、くどくない演技で好演。相変わらず三白眼で、キッと睨むシーンはなかなかセクシー(笑)。
ニック・チョンはポスト チャウ・シンチーと言われコメディからアクションまでこなす芸達者な人です。
熱血刑事ぶりを発揮しています。

シナリオ、演出、俳優と香港映画の質の高さを垣間見られる傑作です。
黒社会からラブストーリーまで、数多くを手がけてきたジョニー・トゥ監督ですが、そろそろハリウッド進出も見えてきたようです。
ただ、ジャッキー・チェンも言っているように、香港とは違うハリウッドの製作方法が大分違うそうです(香港では第2班監督とかないらしい)。
ハリウッドで傑作が作られるのか微妙ですね。

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by syosei7602 | 2006-08-17 22:50 | ハードボイルド/犯罪
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
d0030824_231256.jpg『HARRY POTTER AND THE GOBLET OF FIRE』
アメリカ/2005
監督:マイク・ニューウェル
出演:ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン
    トム・フェルトン スターニスラフ・イワネフスキー
    ケイティ・リューング ロバート・パティンソン マイケル・ガンボン
    レイフ・ファインズ アラン・リックマン ブレンダン・グリーソン
受賞:英国アカデミー賞/プロダクションデザイン賞(2005)
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“ついに決戦の時だ、ハリー”

J.K.ローリング原作の人気シリーズ第4作。
監督はアルフォンソ・キュアロンから、「フェイク」「フォー・ウェディング」の3人目のマイク・ニューエル監督にシフト。
出演は同シリーズではお馴染みのダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ロビー・コルトレーン、アラン・リックマン、マギー・スミス、マイケル・ガンボン、新しい出演には「レッド・ドラゴン」のレイフ・ハインズ、「キングダム・オブ・ヘブン」のブレンダン・グリーソン、他にメジャー初出演のロバート・パティンソン、スターニスラフ・イワネフスキー、クレマンス・ポエジー、「オペラ座の怪人」のミランダ・リチャードソンなど。

<あらすじ>
夏休み、ハリー(ダニエル・ラドクリフ)と親友のロン(ルパート・グリント)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)は、ロンの家族と共にクディッチのワールドカップ観戦をする。
しかし、その夜“死人喰い”が観客の泊まるテントを急襲、夜空にヴォルテモート(レイフ・ハインズ)の紋章を掲げるのだった。
新学期、ダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)から、ホグワーツで伝説の三大魔法学校対抗試合が開催されると告げられる。
17歳未満は参加禁止、炎のゴブレットに名前を入れた者から代表が選ばれる事になる。
ボーバトン校からは美少女フラー(クレマンス・ポエジー)。ダームストラング校からはクディッチのスター選手クラム(スタニスラフ・アイエネフスキー)。
ホグワーツからはセドリック(ロバート・パティンソン)が出場資格を得るが、なぜか資格の無いハリーまで選ばれてしまう。
ゴブレットの契約により、不参加が認められず否応なしに参加を余儀なくされる。
しかし、特別参加となったハリーに対し、周囲は卑怯者と呼び、ロンまでもが疑いの眼差しを向け、友情に亀裂が入るのだった。

<作品解説>
上下巻という長い小説を約157分に凝縮。
重要とも思えるシーンをそれほど削ることなく、テンポ良く進んでいきます。
ただ、せっかくのクディッチのワールドカップという題材が削られてしまったのは残念。シリーズの中でも迫力のあるシーンだけに勿体なかった。
本作は初のR-13指定になっており、ストーリーとしてはシリアスな方向へ進んでいきます。
しかし、やはり主演3人の成長が著しいですね。
いっそのこと、2作まとめて撮影とかしないと年齢を軽く追い越しちゃうだろうなぁ…。
シナリオの秀逸さはシリーズ随一。
監督は是非とも続投して欲しいところです。
音楽担当がジョン・ウィリアムズからパトリック・ドイルにシフトしましたが、さほどの差はなく、不満はありません。

<見どころ>
ドラゴンとの戦いは迫力あり。
対抗試合もしっかりと再現されていて、迫力があります。
そして、宿敵ヴォルテモートの登場と明かされる秘密、これは原作を読まない人にとっては肝となる部分ですね。
ロンとハーマイオニーの微妙な関係を位置づけるダンスパーティーでの、エマ・ワトソンのドレスシーンは綺麗です。
ナタリー・ポートマンみたいに綺麗になっていくんだろうなぁ。

<出演者>
原作とのキャラクター的な差異は徐々に離れてしまいますが、演技的な面での不足はありません。
あえて言えば、主要キャラクター以外に他の出演者の目立った演技が無いのが残念。
ブレンダン・グリーソンやレイフ・ファインズは特殊メイク、良かったのはセドリック役のロバート・パティンソンですね。
爽やか青年、そしてチョウ・チャン役のケイティ・リューングについては、原作と若干イメージが違うかなぁ。
可愛いですけどね。

映像的、シナリオ的には不満無し。
ストーリーとしてはシリアスになりつつあるので、子供向けから離れつつあります。
原作でも「不死鳥の騎士団」では大きな展開がありましたし。
なるべくなら大画面で見たい映画の1つです。

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by syosei7602 | 2006-08-16 22:08 | SF/ファンタジー/パニック
交渉人 真下正義
d0030824_19581816.jpg『NEGOTIATOR』 日本/2004
監督:本広克行
出演:ユースケ・サンタマリア 寺島進 小泉孝太郎 高杉亘
    松重豊 甲本雅裕 遠山俊也 柳葉敏郎 水野美紀
    西村雅彦 石井正則 金田龍之介 國村隼 八千草薫



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He's "back up"?――彼は脇役だろ?
彼に200万人の命が託された…。


大ヒットした織田裕二主演の「踊る大捜査線」の人気キャラクター真下正義がスピンオフで映画化。
監督はシリーズの本広克行。
出演はシリーズのユースケ・サンタマリアをはじめ、小泉孝太郎、水野美紀、柳葉敏郎、高杉亘、「着信アリ」の松重豊、「小さき勇者たち ~GAMERA~」の寺島進、「THE 有頂天ホテル」の石井正則、「LIMIT OF LOVE 海猿」の國村隼など。
他に甲本雅裕、遠山俊也などのお馴染みのメンバーもわずかながら出演している。

<あらすじ>
警視庁初の交渉人・真下(ユースケ・サンタマリア)は、レインボーブリッジを封鎖して解決した“台場連続殺人事件”で記者会見に答えていた。
それから1年後、12月24日。
警視庁交渉課準備室課長の真下に室井管理官(柳葉敏郎)から連絡が入る。
何者かが警視庁のネットにハッキングし、真下に挑戦状を叩きつけたのだ。
最新の地下鉄実験車両クモが乗っ取られ、網の目の様に張り巡らされた地下鉄路線を暴走し始める。
さらに、犯人は本気であることの証に、公園のゴミ箱を爆破する。
雪乃(水野美紀)との約束を6時に控えた真下は、地下鉄の中央センターへ向かうのだった。

<作品解説>
映画館で見るのがあまり気が進まず、なんとなくDVD待ちしてたんですがいつまでたっても新作のままで…まあ、借りられる率が高いのは長々と新作なんですねぇ。
さて、作品としては結構良くできているなぁと思ったんですが、いかんせん真下は交渉する立場なので、動きまわるのは捜査一課の木島警視。
しかし、木島警視が行動の中心として常に関わってくるんですが捜査規模がすごーく小さいように見えちゃって「大捜査線」とは言い難いんですよね…。
まあスピンオフという点を考慮すれば、それも有りなんですが本来、所轄の動きがメインであり、人間ドラマを構築していた部分がバッサリと削除されてしまったのは残念。
もっともサスペンスとして特化した形は面白く、主演のユースケ・サンタマリアも好感が持てます。

<見どころ>
特撮部分に多少の甘さはあるものの、地下鉄を中心とした撮影は見事。
脇線の存在や、旧新宿駅を中心とした戦前戦後の電車の蘊蓄は楽しいですね。
と、ここで「機動警察パトレイバー」をリスペクトしている「踊る~」シリーズならではの作りににやっとさせられます。
地下鉄マニア(いるのかなぁ)にはたまらない作りです。

<出演者>
主演のユースケ・サンタマリア、この時は確か激ヤセしていた時だったと思うのですが、ちょっと頬のこけ具合が気になりました。
寺島進の木島警視は見た目ヤクザですが、キャラクター的には好感が持てます。
そのお陰か、木島警視をスピンオフした2時間ドラマがテレビ枠で放映。本作の前日談になります。
國村隼や石井正則といった芸達者な役者から、西村雅彦のセリフの無い役者振りなど、細かいネタまで笑わせてくれます。

映画としての完成度からいうと、正直なところ微妙な感じです。
ロケの規模や役者のそろい振りは良いんですが、織田裕二のようなはまった感じが無く、やはりスリーアミーゴーズ、すみれといったシリーズの主要メンバーの登場がないのは残念でした。

<関連作品>
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by syosei7602 | 2006-08-15 23:59 | ミステリ/サスペンス