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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
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WXIII 機動警察パトレイバー
d0030824_1330236.jpg『WXIII PATLABOR THE MOVIE 3』 日本/2001
監督:遠藤卓司
声:綿引勝彦 平田広明 田中敦子 穂積隆信 拡森信吾
  森田順平 大林隆之介 冨永みーな 古川登志夫 




公開時コピー
レイバー犯罪史上、空前の<悲劇>の幕が開く
事件の裏に隠された「廃棄物」シリーズの存在とは。
東京湾に悲しみの旋律が響きわたる――。
魂を売ってでも、手に入れたい愛がある


ゆうきまさみの描いたコミック「機動警察パトレイバー」の一編「廃棄物13号」の映画化。
押井守監督によって、2作映画化されているが本作はテレビシリーズ「X」の副監督を務めた遠藤卓司が監督している。
シナリオはとり・みき、音楽は同シリーズの川井憲次。
メカニックデザインに、ガンダムシリーズの人気デザイナー・カトキハジメ。
なお、本作は本来の主人公である泉野明や特車2課ではなく、普通の刑事が主人公となっている。
声をあてるのは「鬼平犯科帳」の綿引勝彦、「ONE PIECE」の平田広明、「攻殻機動隊」の田中敦子、そしてシリーズでお馴染みの声優陣。

<あらすじ>
東京湾に貨物機が墜落。
それからしばらくして、東京湾沿岸でレイバーが襲われ搭乗者が惨殺される事件が発生する。
城南署の刑事・秦は先輩刑事の久住から呼び出しを受けて事件現場へ向かい、その惨状を目にする。その帰り道、車が故障して困っていた生物医学研究所の岬冴子と偶然出会い、惹かれていく。
ある日、秦と久住は通報がされたバビロンプロジェクトの工事現場にパトロール警官と向かうが、そこで巨大な怪物に遭遇するのだった。
怪物は警官と警備員を食い殺してしまう。

***

コミック版に掲載されている「廃棄物13号」ですが、近未来の東京とレイバーというロボットの世界に入り込んだ怪物の物語は結構面白かった記憶があります。
元々、シリーズで主人公・泉野明が所属する特車2課の制服は「ウルトラマン」の科特隊の制服からイメージされたものです。
そういった見方をすれば、この「廃棄物13号」は路線として間違っていないかと(笑)。

さて、映画の前2作。
1作目はコンピューター犯罪、2作目は思想と武力によるテロが描かれていました。
そして、主人公・泉野明は1作目は準主役に、2作目に至ってはほぼ脇役に近い形にまわっていて、今作では完全に脇役そのものです。
いうなれば「廃棄物13号」のシナリオとパトレイバーの世界観を使ったスピンオフのようなもの。
結末はコミック版とは違います。

シナリオ自体は、個人的にはそれほど悪いとは思いませんでした。
酷評されている事が多いですが、元々の世界観がSFなのでこういうのは全然OKじゃないかと。
ベテラン刑事・久住と若手刑事・秦とのやりとりや、地味であり続ける捜査風景など、意外とすんなり見られました。
残念だったのは、明らかに押井守監督の作風を真似しすぎてしまったところですね。
なぜ、監督が別なのにわざわざ同じような作風にしてしまったのか、せっかく主人公達が映画オリジナルであるのに勿体ないと思わざるを得ません。

意外なほどの凄惨さと怪物のデザインにはちょっと注目です。
決して悪い映画ではないと思うので「これはパトレイバーのスピンオフだ」と認識してみるのが良いですね。
しかし、なぜ携帯電話を出さなかったんだろう?

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by syosei7602 | 2005-08-15 23:59 | アニメ/CG
機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション完結編 鳴動の宇宙
d0030824_13314489.jpg『機動戦士ガンダムSEED
スペシャルエディション完結編 鳴動の宇宙』
 日本/2004
監督:福田己津央
声:保志総一朗 石田彰 子安武人 関俊彦 三石琴乃
  桑島法子 関智一 田中理恵 遠藤尚美 有本欽隆



テレビシリーズ「機動戦士ガンダムSEED」の再編集版完結編。
41話から最終50話までを再編集。
完成度は非常に高く、スムーズに物語が流れるような構成と新作カットがかなり多くなっているのが見所。
また、主人公キラと最終対決をする仮面をつけた敵、ラウ・ル・クルーゼの素顔がテレビ版とは違い描かれている。

<あらすじ>
地球連合軍の囮にされたアークエンジェルは造反し、中立国オーブと協力することになる。
そしてザフトのアスランもまた、キラと共に戦う事を決意するが、ザフトの最高議長にして父親のパトリック・ザラに戦争を続けることの真意を問うために一時帰還する。
しかし、ナチュラルへの憎悪と狂気に駆られたパトリックはアスランの言葉に耳を貸さず、裏切り者として捕らえる。
その頃、かつてアスランの婚約者であり、戦争を終結させることを望むラクス・クラインはザフトの新造戦艦エターナルを奪取するのだった。

***

前2作とも、映像のクオリティがとても高かったんですが、完結編に至っては新作カットが大分あるようで、かなりのクオリティになっています。
これで音声が5.1chだったら言うことなかったなぁ、と思いつつかなり見応えがあります。

まず、前作まで二極化されていた戦いに、今度は主人公キラの乗艦するアークエンジェルが造反し、さらには中立国と手を組んだ上に敵であったザフトからも造反が出て戦艦3隻で部隊を組んでしまうという一歩間違えればツッコミ所満載の展開。
また、最終局面の戦いでは核兵器を使う上に、攻撃を受けた兵士達の死に様が凄まじく、ここまでやっちゃって良いのかなと・・・。

最近のアニメーションでは、昼間や夕方に放映するものに関しては極力血が出ない描き方をしているんですが、えぐい位にやっちゃってくれてますね。
そして、主要キャラクターが死んでいくものや、シナリオそのものは過去のガンダムシリーズにかなり影響を受けているようです。
悲劇性の高いストーリーであることは間違いありませんが、些か大げさすぎる嫌いもありますね。

残念だったのは、やはりキャラクター設定でしょうか。
これは過去のガンダムシリーズを見ていた人から見ると辛いものがあるんですが、この作品を初めてのガンダムとしてリアルタイムに見ている人にはもっと面白いかもしれません。
キャラクター先行型のシリーズにしすぎてしまったところは勿体ないの一言。
もうちょっと、過去のシリーズを取り込んで欲しかったですね。

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by syosei7602 | 2005-08-12 23:59 | アニメ/CG
機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディションII 遙かなる暁
d0030824_13343859.jpg『機動戦士ガンダムSEED
スペシャルエディションII 遥かなる暁』
 日本/2004
監督:福田己津央
声:保志総一朗 石田彰 子安武人 関俊彦 三石琴乃
  桑島法子 関智一 田中理恵 遠藤尚美 有本欽隆



テレビシリーズ「機動戦士ガンダムSEED」の再編集版第2弾。
22話から40話までの再編集。
第1弾と同じく、新作カットに加え、再録音と既存のカットに手を加えている。
声優陣は変わらず。
高いクオリティは劇場版のような雰囲気を与える。

<あらすじ>
地球に降り立ったキラの乗艦するアークエンジェルは一路、連合軍総司令部のあるアラスカを目指していた。
途中、アスラン率いるザフトのガンダム部隊に追われたアークエンジェルは中立国オーブに寄港することになる。
元々、キラの乗るストライクガンダムはオーブが開発したものだったのだ。データ交換を引き替えに、補給を受け出港したアークエンジェルだったが、再びアスラン達の攻撃を受ける。
その最中、キラはアスランの仲間ニコルを撃破し、アスランもまた戦闘でキラの友人トールを殺してしまうのだった。
憎悪と怒りに駆られた2人は死闘を繰り広げる。

***

この辺りで実はテレビシリーズをほんのたまに見ていたんですが、再編集版はまたもうまく構成されていて、なかなか楽しめる出来になっています。
第2弾の物語の中心はキラとアスランという親友同士が敵対する関係が明確化され、さらにお互いの友達をお互いが殺してしまうという悲劇性が描かれています。

相変わらず、キャラクターデザインは些か抵抗がある感じもします。
何せ、出てくるメインキャラクターのほとんどが美少年、美少女という設定であるのと、髪型でしか顔変わってないじゃん、というツッコミを入れたくなってしまったり・・・まあ、それは好き嫌いであるし、キャラクターの区別がつかないようなものではないんですが・・・。

シナリオ全体は第1弾にもまして、意外な程に残酷であり、常に問い続ける「何の為に戦うのか」という事。
考えてみれば、ガンダムは伝説的なエンターティメントであると同時に「これは戦争を描いているんだ」という事を知らされてしまう部分があります。
まあ、アニメーションで戦争を描くというよりは、哲学的な要素が含まれている気もしますね。

そうそう、ふと気が付いたんですが、このシナリオって「スター・ウォーズ」の設定に多少似ているシーンがいくつかありますね。
かなりわかりやすい形だと思うので、気が付きやすいけど。

さて、次回は第3弾完結編。
久々に続きものを見ています。

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by syosei7602 | 2005-08-11 23:59 | アニメ/CG
機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場
d0030824_13372657.jpg『機動戦士ガンダムSEED
スペシャルエディション 虚空の戦場』
 日本/2004
監督:福田己津央
声:保志総一朗 石田彰 子安武人 関俊彦 三石琴乃
  桑島法子 関智一 田中理恵 遠藤尚美 西川貴教



新世代ガンダムとして人気を博したテレビシリーズ「機動戦士ガンダムSEED」の再編集版第1弾。
テレビシリーズの1話から21話を再編集したのみならず、新作カットを加え、再録音を行なうなど映画のような作り込みが素晴らしい。
監督は現在放映中の続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」もつとめる福田己津央。
声は人気声優陣が目白押し。
再編集にあたっては何人かの声優がテレビ版とは交代している。
さらに、T.M.Revolutionの西川貴教が序盤の敵パイロット・ミゲルに声を当てている。

<あらすじ>
コズミック・イラ、70年2月11日。
ナチュラル組織・地球連合とコーディネイター組織ザフトの対立は深まり「血のバレンタイン」と呼ばれる地球連合の攻撃を機に開戦する。
それから1年、戦局的に不利な地球連合は打開策として、新型モビルスーツ5機を開発し、極秘裏に中立コロニー・へリオポリスへ運び込んでいた。
それを察知したザフトのラウ・ル・クルーゼは新型機を奪取するために優秀な兵を送り込む。
その頃、コロニーの中にいたキラ・ヤマトは戦闘に巻き込まれ、偶然連合軍の新型モビルスーツに乗り込むが、相対した敵はかつての親友アスラン・ザラだった。

***

このシリーズは俗に言う初代ガンダムのストーリーを踏襲していて、内容的にはそれをさらに人間関係とアクションに念頭を置いた作りになっています。
ただ、キャラクターデザインがほとんどのガンダムとは異なり、より現代的かつ女の子受けするようなものになっていて、昔からのファンには多少受け入れがたい印象。

しかし、映像とシナリオはかなり練られていて、意外なほどに残酷なシーンや、そして恐らくガンダムの映像史上初の濡れ場!ありという内容。
これがどういう評価を受けたのかはわかりませんが、元々ガンダムの小説版にはラブシーンが多く、単純に映像としてそぐわないために外されていたと思われます(シャワーシーンくらいはありましたけど)。
また、ヒロインの性格付けなどが些か狂気的で、ちょっとビックリ。

ちなみに見たこと無い人に説明。
ナチュラル=いわゆる普通の人、地球圏や中立地帯やコロニーに住む人々。
コーディネイター=試験管ベビーとして生まれた人々。優秀な遺伝子で作られた。それ故にナチュラルからは羨望と憎悪を持ってみられることもある。

と、まあ見た中で判断した内容ですが、多分こんな所です。
要するに「お前は俺とは違う」という、差別的視点から戦いが起こるんですが、なにせコーディネイターは優秀な遺伝子を持って生まれてますから強い。
主人公のキラ・ヤマトはコーディネイターでありながら、ナチュラルの中で暮らしていた少年。
そして敵対するのは親友でコーディネイターのアスラン・ザラという事です。

ということで、あと2作、完結編まで見てみます。

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by syosei7602 | 2005-08-10 23:59 | アニメ/CG
リング
d0030824_13393986.jpg『リング』 日本/1998
監督:中田秀夫
出演:松嶋菜々子 真田広之 中谷美紀 沼田曜一 雅子
    竹内結子 佐藤仁美 松重豊 村松克己 大高力也
    伴大介 伊野尾理枝
受賞:日本アカデミー賞/話題賞(1998)


ハリウッドリメイクもされた、中田秀夫監督の傑作ホラー。
原作同様、ジワジワと迫り来る陰湿な恐怖と人間の心理をさらけ出している。
1995年に瀧川治水監督によって原作にほぼ忠実なテレビスペシャルが放映され、またテレビでは入れられなかったシーンが入ったビデオ版も作られている。
映画版の出演は「ホワイトアウト」の松嶋菜々子、「亡国のイージス」の真田広之、「電車男」の中谷美紀、ここ最近話題作出演が続いた竹内結子など。
なお、公開当時は続編の「らせん」と同時上映された。

<あらすじ>
TVディレクターの浅川玲子は子供達の間で噂になっている見ると1週間後に死んでしまうと言う「呪いのビデオテープ」の取材をしていたが、それは信じられないようなものだった。しかし、姪の女子高生・智子と同じ日時にビデオを見た智子の友達が死んでしまう。
玲子は智子たちが泊まった伊豆の貸別荘に赴き、そこでビデオを発見して見てしまう。
自ら死の呪いを受けてしまった玲子は離婚した夫で大学講師の高山竜司を頼るのだった。

***

「呪怨」に並ぶ和製ホラーの先駆けともいえる映画。
個人的に原作がかなり好きな、そして文章からひたすら恐怖を感じたものです。
ハリウッドのホラー映画などは、宗教が大きく絡んでいたり、実体を持ったものが多いのですが、日本のホラーは陰気でジリジリと迫る恐怖が特徴ですね。
また、海外のホラー映画に特徴的なのは「足」があることです。
日本の幽霊などは「足」がありませんが、これは江戸時代に描かれた掛け軸などが元になっていて、現在の幽霊の基本になっています。

さて、話が反れましたがこの映画の見所はなんと言っても超能力、人間心理、そしてタイトル通りの連鎖する恐怖。
原作とは登場人物設定が異なりますが、ストーリーとしての破綻は見られずうまくまとまっています。
この映画の恐怖というのは、ホラー要素の部分ではなく、連鎖する恐怖に絡む人間心理。
ラストの嫌悪すら感じるシーンはそれをよく表わしていますね。

出演陣に関しては、さほど言うこと無し。
今みると松嶋菜々子の演技が多少鼻につくような感じがしますが、綺麗なので許しちゃいましょう(笑)。
竹内結子のかわいさも見所・・・2人とも結婚しちゃいましたけどね。
ハリウッド版は見たこと無いので、いずれ。

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by syosei7602 | 2005-08-09 22:24 | ホラー/オカルト
ステップフォード・ワイフ
d0030824_13413956.jpg『THE STEPFORD WIVES』 アメリカ/2004
監督:フランク・オズ
出演:ニコール・キッドマン マシュー・ブロデリック ベット・ミドラー 
    グレン・クローズ クリストファー・ウォーケン  フェイス・ヒル




公開時コピー
ステップフォードの妻たちには、秘密がある。

「スコア」のフランク・オズ監督によるコメディ・サスペンス。
1975年に作られた同名映画のリメイク。
原作はアイラ・レヴィンの『ステップフォードの妻たち』。
出演は「ザ・インタープリター」のニコール・キッドマン、「ケーブル・ガイ」のマシュー・ブロデリック、「ステラ」のベット・ミドラー、今やちょっとアブナイ役をやらせたらピカイチのグレン・クローズ、「マイ・ボディーガード」のクリストファー・ウォーケン。
全編に渡るブラックユーモアと小気味よいテンポで進む快作。

<あらすじ>
ニューヨークの敏腕テレビプロデューサー・ジョアンナは、自分が手がけたテレビ番組によって引き起こされた事件の責任を取らされクビになる。
落ち込んだジョアンナを元気づけるために、夫のウォルターは家族共々、コネチカット州のステップフォードへ引っ越す。
街は美しく整備され、各家庭の妻たちは貞淑そのもの。
ウォルターは紳士クラブで歓迎を受け満足そのものだったが、ジョアンナは不気味な程貞淑で笑顔が絶えない女性達に馴れず、少しずつ秘密を探っていくのだった。

***

とにかく内容はブラックユーモアで、さらにホラーの要素まで入っているという、ある意味すごい映画。
ニコール・キッドマン主演の映画ってほとんど見たこと無いんですが、これは面白かったですね。
映画序盤、ステップフォードに入って数分もしないうちにあふれ出す奇妙で不気味な雰囲気。
見ている方まで「おいおい」とつっこみたくなるような、作り込みには脱帽。
ホントに不気味ですよ。

さて、中身ですが、これはもう過剰なまでにわかりやすい作りで、最後のオチに至るまで楽しんで作っているような感じを受けましたね。
ニコール・キッドマンの序盤の顔芸(笑)、白い歯を出して微笑む女性達、そこで繰り広げられるバカさ加減爆発の会話などなど。
でも、実質的な内容は夫婦のあり方じゃないかなぁと思います。
結婚してもいないのに言うのもなんですけど。

それにしてもニコール・キッドマンってうまいですね。
あまり好きな女優ではなかったんですが、評価変わりました(遅いか)。
ただ、美人であるとはどうしても思えず、女性からの人気は高いような気はします。
グレン・クローズなどはこういった役をやらせたら右に出るもの無し。
マシュー・ブロデリックはええっと、もう少し痩せた方が・・・。

75年に作られた方はコメディではなく、原作のミステリのままに作られているようです。見たこと無いのでなんとも言えませんが、最近DVDが出たようなので興味ある方は是非。

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by syosei7602 | 2005-08-05 23:42 | コメディ/パロディ
スターシップ・トゥルーパーズ2
d0030824_13434947.jpg『STARSHIP TROOPERS 2: HERO OF THE FEDERATION』
アメリカ/2004
監督:フィル・ティペット
出演:リチャード・バージ コリーン・ポーチ エド・クイン
    ケリー・カールソン エド・ローター ブレンダ・ストロング
    サンドリーヌ・ホルト J・P・マヌー


公開時コピー
あれから7年。奴らはさらに進化していた。

ロバート・A・ハインラインの同名小説(小説の邦題は「宇宙の戦士」)で、98年にポール・ヴァーホーヴェン監督によって映画化された続編。
本作の監督は「ロボコップ」や「スター・ウォーズ」の特撮を担当していたフィル・ティペット。
出演は「スピーシーズX 美しき寄生獣」のリチャード・バージ、今作が本格的な出演となるコリーン・ポーチ、前作では別の役で出演したブレンダ・ストロング、「スーパー・マグナム」のエド・ローターなど。

<あらすじ>
近未来、人類と昆虫型エイリアン“バグズ”との戦いは熾烈を極めていた。
地球連邦軍はバグズの星に軍隊を送り込み、その戦況をねつ造する一方、地球市民には「英雄求む」のCMを流し、兵士を募っていた。
その頃、敵の惑星でシェパード将軍率いる第701機動歩兵隊ブラボー部隊はバグズに囲まれ、絶体絶命のピンチに陥っていた。救出される見込みが無くなった部隊に将軍は撤退命令を下し、自らしんがりをつとめる。
ディード軍曹率いる部隊は、放棄された前線基地へと逃げ込むのだったが・・・。

***

前作は映画館へわざわざ見に行ったんですが、スクリーンに溢れかえる気持ち悪い昆虫エイリアンとスプラッターな映像に「うぇ~」と思ったんですが、それは差し引いても良くできた映画でした。
元々、この映画はヴァーホーヴェン監督が軍国主義や戦争の英雄などを皮肉った反戦映画で、これは原作者のハインラインの意図と合致します。

この続編ですが、低予算ながらもB級としてはなかなかの出来でして、前作が広大なフィールドを舞台にしたのとは一転、前線基地での戦いになります。
まあ、ぶっちゃけていうと「エイリアン」と「ヒドゥン」「スピーシーズ」に戦争の味付けを濃いめにした、SFホラー戦争映画(なんのこっちゃ)。
グロテスク、スプラッターな映画が苦手な人にはお勧めできませんな。

さて、前作同様のつっこみ所なんですが、武器を持たずに肉弾戦でかかってくるバグズに対し、地球連邦軍はマシンガンという極めてオーソドックスで、非効率な武器で戦ってます(マシンガンの名前が日本名だったな)。
実は原作ではパワードスーツという戦闘用ボディアーマーを着て戦う設定になってまして、これが映画では生身になっちゃったんですね。
パワードスーツが出てくる「宇宙の戦士」は日本がアニメ化しているので、興味ある方は是非。
ちなみに原作「宇宙の戦士」はガンダムの元ネタです。

余談が長くなりましたが、出演陣は大作映画の脇を固めていたり、それなりに見られます。
特撮部分は大分端折ってますけどね。
そういや前作で主演をつとめたキャスパー・ヴァン・ディーンはすっかりB級映画専門になってしまった。
まあ、これも余談ですけどね。

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by syosei7602 | 2005-08-04 23:34 | SF/ファンタジー/パニック
ノイズ
d0030824_13462757.jpg『THE ASTRONAUT'S WIFE』 アメリカ/1999
監督:ランド・ラヴィッチ
出演:ジョニー・デップ シャーリーズ・セロン ニック・カサヴェテス
    ジョー・モートン クレア・デュヴァル サマンサ・エッガー




公開時コピー
その子を産んではいけない!
空白の2分間。宇宙から帰還した夫。
双子を妊娠した妻。ラジオから聴こえてくる、恐怖のノイズ。


ジョニー・デップ、シャーリーズ・セロンと人気俳優・女優が共演した話題作。
監督は「コンフェッション」の製作総指揮をつとめたランド・ラヴィッチ。
共演に「フェイス/オフ」のニック・カサヴェテス、「コーリング」のジョー・モートン、「THE JUON/呪怨」のクレア・デュバルなど。

<あらすじ>
NASAの宇宙飛行士スペンサーは同僚のアレックスと共に人工衛星の修理中、突然起きた爆発により2分間、交信途絶してしまう。
しかし、2人はなんとか生還し地上に戻ってくる。
スペンサーの妻ジリアンとアレックスの妻ナタリーは喜ぶが、それも束の間スペンサーの飛行士引退の席でアレックスが急死する。
それを追うようにしてナタリーも自殺してしまう。
一見、以前と変わらないように見えるスペンサーだったが、ジリアンは徐々に夫の変化に気が付いていくのだった。

***

久々に映画を見たんですが・・・うーん、とんでもないババを引いてしまったようです。
デップとセロン、まさしく人気絶頂中の美男美女が主演というキャスティングだけに惹かれて見たんですが、とてつもないB級。
2分間の空白時間で起きた「何か」というテーマは良かったんですが、いくらなんでもあんな終わり方をするというのはどうかと・・・。
サスペンスにもホラーにもなりきれない中途半端さ。
ひねろうとして、ひねられなかったんだろうなぁ、そんな感じです。

キャスティングが全てのこの映画。
ショートヘアのシャーリーズ・セロンは美しいですが、個人的にはセミロングくらいがこの人には一番似合うだろうなと思います(まったくの個人的趣味ですけど)。
ジョニー・デップですが、実はこの人の顔ってマジマジと見るの、初めてなんですよ。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」では派手にメイクしてたし、「ナインスゲート」では黒髪で髭、メガネ、「シークレット・ウインドウ」でもボサ髪にメガネ・・・考えてみると、メガネって意外と邪魔な存在。

まあ、シナリオはものの見事に崩壊しちゃっているので、デップとセロンのファンが、2人を見たさに見るだけなら問題ないかと(笑)。
映画としての完成度は間違いなくB級です。
船外活動っていうタイムリーなネタだったのになぁ・・・。

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by syosei7602 | 2005-08-03 23:32 | ミステリ/サスペンス
デスペラード
d0030824_17471064.jpg『DESPERADO』 アメリカ/1995
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:アントニオ・バンデラス サルマ・ハエック 
    ヨアキム・デ・アルメイダ チーチ・マリン スティーヴ・ブシェミ
    カルロス・ゴメス クエンティン・タランティーノ



公開時コピー
タランティーノを殺した スゴイ奴。
10秒に1人を葬る 復讐のショータイム。


ロバート・ロドリゲス監督の名を知らしめた自主製作映画「エル・マリアッチ」(制作費約70万円!)のリメイク。続編と思われがちだが、パラレルワールドのような設定とも言える。
制作費は前作の10倍。3作目まで製作された。
出演は本作で一躍スターダムに躍り出た「暗殺者」「レジェンド・オブ・ゾロ」のアントニオ・バンデラス、「フリーダ」のサルマ・ハエック、「今そこにある危機」のヨアキム・デ・アルメイダ、テレビドラマ「刑事ナッシュ・ブリッジス」のチーチ・マリン、「レザボア・ドッグス」のスティーヴ・ブシェミ、「リプレイスメント・キラー」のカルロス・ゴメス、そしてロドリゲス監督の親友タランティーノがゲスト出演している。
また、前作で主役を演じたカルロス・ガラルドーが助っ人役で出演。

<あらすじ>
メキシコ国境の町サンタ・セシリアにギターケースを持った男、マリアッチ(A・バンデラス)がやってくる。
マリアッチはかつて恋人を殺し、自分の手を撃ったマフィアのボス・ブチョ(ヨアキム・デ・アルメイダ)の殺しにきたのだ。
ブチョ一味の溜まり場である酒場で銃撃戦となり、華麗に敵を倒していくマリアッチ。
とばっちりを受けたのはヤクの売人(Q・タランティーノ)。
酒場を出たマリアッチはつけてきたマフィアの一味に撃たれるが、彼を助けたのは本屋の店主で美女のキャロリーナ(サルマ・ハエック)に助けられるのだった。

***

ルガーKP85を2挺拳銃で撃ちまくりながらも、なぜかユーモア溢れるアクションシーンになっているのが見所。
とにかくバンデラスはカッコイイ。
ラテンの濃い顔に、メキシコの街並みがピッタリとはまり、派手なバイオレンスアクションが次々と展開する様はまさしく圧巻。
ギターケースを開ければ拳銃だらけ、酒場の銃撃戦はアニメの「カウボーイ・ビバップ」の第1話にもフィーチャーされています。
そしてサルマ・ハエックは見事なまでに美しく、ヒーローに美女という組み合わせを地でいった作品といえます。
ちょい役のタランティーノも相変わらずのふざけた演技。
笑えるアクション映画としても傑作ですね。

ストーリーは前作を踏襲しているものの、設定が少しずつ変っています。
まず、復讐が物語の全て。
前作では人違いから狙われるんですが、本作では元から目的がいるという点でストーリーがハッキリとしています。
そして、様々な小ネタを挟みつつ展開するんですが、ラストの設定はいまいち?な感じ。
まあ、いれてもいれなくても良いようなおまけみたいなもんですね。
もうちょっとひねって欲しかったところではあるんですが・・・。

出演陣のアントニオ・バンデラスは「マスク・オブ・ゾロ」でもラテンヒーローを演じていますが、こういう役を演じられるのが彼以外にいるんだろうか?と思います。
ただ、続編の「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」ではシナリオの甘さから不発に終わってしまいました。
サルマ・ハエックはあの妖艶な美しさ、モニカ・ベルッチやキャサリン・ゼタ・ジョーンズと台頭に張り合える美貌は必見。
その他、ロドリゲス作品には欠かせない俳優が目白押し。
スカッとしたいアクションをみたいなら、まずもってお薦めです。

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by syosei7602 | 2005-08-02 00:00 | アクション/アドベンチャー
インファナル・アフェアII 無間序曲
d0030824_21335198.jpg『INFERNAL AFFAIRS II』 香港/2003
監督:アンドリュー・ラウ アラン・マック
出演:エディソン・チャン ショーン・ユー アンソニー・ウォン
    エリック・ツァン カリーナ・ラウ フランシス・ン チャップマン・トウ
受賞:香港電影評論学会大奨/最優秀作品(2004)
    香港電影金像奨/最優秀主題歌賞(2004)


公開時コピー
生きるために、すべてを捨てた。

大ヒットした「インファナル・アフェア」の前日談を描く第2作。
監督は「頭文字[イニシャル]D THE MOVIE」のアンドリュー・ラウ、アラン・マック。
出演は「頭文字[イニシャル]D THE MOVIE」とシリーズ1作目の冒頭に登場したエディソン・チャン、ショーン・ユー、3部作全てに登場したアンソニー・ウォン、エリック・ツァン、「2046」のカリーナ・ラウ、「ザ・ミッション/非情の掟」のフランシス・ン、「頭文字[イニシャル]D THE MOVIE」のチャップマン・トゥ。
1作目で主人公2人の結末がわかっているにも関わらず、時系列的にあえて遡る事で3作目をより引き締めている。

<あらすじ>
1991年、香港。
マフィアの大ボス、ンガイ・クワンが暗殺される。
配下の4人のボスは造反を企み、お互いを牽制しはじめる。新参者の5人目のボス サム(エリック・ツァン)は1人静観を決めて動かない。
一方、警察の犯罪組織課のウォン警部(アンソニー・ウォン)は相棒のルクと共に抗争勃発を警戒する。
暗殺犯の正体はサムの妻 マリーが手下の1人ラウ(エディソン・チャン)に命じたものだった。
サムはそれを知らず、ラウを警察内部に潜入させようとしていた。
そして、クワンの跡を継いだのは次男ハウ(フランシス・ン)。頭の回転が速いハウは4人のボスの弱みを握り、即座に押さえ込む。
ウォン警部はその事を知り、警察学校で優秀だった訓練生ヤン(ショーン・ユー)に目を付ける。
ヤンはクワンの私生児であり、ハウの弟だったのだ。しかし、暗殺事件の捜査線上からヤンの正体がばれてしまい、退学処分を受けてしまう。
ウォンは彼の血筋と警察官になりたいという気持ちを利用して、ハウの組織に潜入させるのだった。

***

アンディ・ラウ、トニー・レオンという香港2大スターが出演し、香港ノワールの傑作となったシリーズ2作目は前日談になります。
いかにして、2人の潜入者であるラウとヤンが自らの運命を決めたか、そして3作目に繋がる接点を織り込むという深いシナリオになっています。
さらに、周辺人物の描き方も深い。
ウォン警部と1作目では冷酷なサムの関係、黒社会と表社会の接点はこの2人無くしては描かれない部分です。

ストーリーは1作目を見ずともわかるようになっています。
最も、前日談であるわけですから始まりを描いているので当たり前なのですが、あえてこの映画が2作目であるという必然性を強調させるのは、1作目とのリンク。
これだけの密接なリンクをうまく繋げているのは、シナリオの妙でしょう。
そして重要なのは、騙し騙されるという事。
どんな人間でも裏切りを許すことができなくなるという、人間不信を深く強く描くことで物語はクライマックスに向かいます。

出演陣は香港の若手のトップに立ち「ベルベット・レイン」でもクールな演技を披露したショーン・ユーにエディソン・チャン。
アンディ・ラウとトニー・レオンという香港2大スターが演じた主役の若き日を気負うところ無く演じています。
そして、アンソニー・ウォンにエリック・ツァン。
3部作全てに登場しながら、時代の流れを遡った演技は見事。
強烈な演技を見せつけたのがフランシス・ンとカリーナ・ラウ。
黒社会のしたたかさを余すところ無く演じています。

香港映画界を復活させた傑作なだけに必見の1作です。

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by syosei7602 | 2005-08-01 00:00 | ミステリ/サスペンス