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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
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<   2005年 07月 ( 18 )   > この月の画像一覧
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
d0030824_13481730.jpg『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』 日本/1984
監督:押井守 
声:平野文 古川登志夫 神谷明 鷲尾真知子 島津冴子
  千葉繁 杉山佳寿子 田中真弓 池水通洋 永井一郎
  藤岡琢也



「イノセンス」の押井守が監督を務めた「うる星やつら」劇場版2作目。
ギャグマンガである同名作品をうまくアレンジした傑作。
声の出演はテレビシリーズに準じ、ゲストとして俳優の藤岡琢也が物語のキーマンとなる夢邪鬼を演じる。
1作目の「オンリー・ユー」とは異なり、物語の構成、背景描写などは押井ワールドの原点が凝縮されている。

<あらすじ>
ラムとあたる達の通う友引高校は明日の文化祭本番を控え、準備に大忙しだった。
ところが、次の日になってもその次の日になっても文化祭前日であり、なんと同じ日々が続いていたのだ。
異変に気が付いたのは担任の温泉マークだけだった。温泉マークは巫女で保健医のサクラに相談するが、温泉マークは消えてしまう。
そして、生徒達もまた何度下校しても高校へ戻ってきてしまうのだった。

***

「うる星やつら」といえば、高橋留美子の大ヒットコミックですがこの世界観はほぼ何でもあり。
とにかく浮気者の諸星あたるとそれを慕うラムのラブコメと不条理かつ非常識な登場人物たちの行動が面白い。
映画版はテレビ版に準拠という形で作られており、コミック版では初期に登場していたメガネ、カクガリ、パーマ、チビといったあたるの同級生もサブキャラクターとして登場し続けます。
特にメガネの声を当てている千葉繁はこの役でヒットし、「パトレイバー」では千葉繁本人そのものをモデルにした整備班のシゲさんになった事は有名。

さて映画ですが、先述した通り1作目とは大分雰囲気が異なっています。
物語の舞台が友引町であるにも関わらず、そこに存在する人物は限られた人物のみ。
この設定は物語後半で語られますが、「うる星やつら」の設定を活かした監督の技量とシナリオのうまさが絶妙ですね。
ギャグマンガというジャンルがなぜここまで綺麗にまとまり、なおかつ訴えるものが非常に大きいのか・・・ただ、原作のファンだから、という理由だけで見るにはあまりにも惜しいのです。

今のアニメから見れば、クオリティの面では敵いませんが、ただのギャグマンガに終わらないラストは意外なほどに切なく、安心できると思いますので是非。

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by syosei7602 | 2005-07-30 00:25 | アニメ/CG
ヴィレッジ
d0030824_13502593.jpg『THE VILLAGE』 アメリカ/2004
監督:M・ナイト・シャラマン
出演:ブライス・D・ハワード ホアキン・フェニックス
    エイドリアン・ブロディ シガーニー・ウィーバー
    ウィリアム・ハート ブレンダン・グリーソン



公開時コピー
その《地上の楽園》は、
奇妙な《掟》に縛られていた…。
――何故?


「シックス・センス」の衝撃から早数年。
「アンブレイカブル」で大コケ(見ている方もこけました・・・)した、シャラマン監督の待望作。
出演はシャラマン監督の「サイン」に出演し、最近では「炎のメモリアル」が記憶に新しいホアキン・フェニックス、「アポロ13」の監督ロン・ハワードを父に持ち今作で主役に抜擢されたブライス・ダラス・ハワード、「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、「エイリアン」シリーズのシガニー・ウィーバー、「逢いたくて」のウィリアム・ハートなど。

<あらすじ>
1897年、ペンシルヴァニア州。
周囲を森に囲まれ、平和に暮らす村があった。森の怪物と村の間ではある種の不可侵条約があり、村人は決して森に入ってはいけない掟があった。
青年ルシアスは、村人の為に万が一に備えて「町」に薬をとりに行きたいと言う。
しかし、それは許されることはなかった。
そんな時、村に毛をむしりとられた動物の死体が置かれる事件が起きる。

***

さて、この映画を見るにはかなり勇気がいりました。
全ては「アンブレイカブル」の責任(笑)。
あの映画ひどかったもんなぁ・・・。
それはさておき、この「ヴィレッジ」は予想に反して意外と楽しめました。
「シックス・センス」のようなドキドキ感は薄いですが、閉鎖されたコミュニティにおける「掟」の設定がなかなかのもの。
青年ルシアスの恋人が目の不自由なアイヴィー、その友人ノアも障害を持っていますが、村の中では差別的なものはなく、最小単位のコミュニティにおける「平和」がうまく描かれています。
理想郷という言葉がピッタリですね。

出演陣に関してはさほど言うべき事は無く、アイヴィーを演じたブライス・ダラス・ハワードがとても綺麗な女優、というのが感想。
どちらかというと感情の起伏がそれほど大きくなく、静かに流れる物語。
宣伝されていたようなホラー要素はほぼ皆無で、ジャンル分けが難しいところです。

個人的にはネタが途中で解ってしまいました・・・。
ラブストーリーとして見る方がいいかもしれないですね。

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by syosei7602 | 2005-07-26 22:57 | ヒューマン/ドラマ
ボーン・アイデンティティー
d0030824_13521912.jpg『THE BOURNE IDENTITY』 アメリカ/2002
監督:ダグ・リーマン
出演:マット・デイモン フランカ・ポテンテ クライヴ・オーエン 
    クリス・クーパー ブライアン・コックス 
    アドウェール・アキノエ・アグバエ 



公開時コピー
マット・デイモン=ジェイソン・ボーン
男は、彼らの「武器」となる為に訓練された筈だった…


冷戦終結以降、ネタが尽きていたスパイ映画に活力を与えたサスペンス・アクション。
監督は今年の年末公開予定「Mr.&Mrs. スミス」のダグ・リーマン。
出演は「リプリー」「オーシャンズ12」のマット・デイモン。
共演に「ラン・ローラ・ラン」のフランカ・ポテンテ、「大いなる遺産」のクリス・クーパー、「キング・アーサー」「SIN CITY」のクライブ・オーウェン、「トロイ」のブライアン・コックスなど。

<あらすじ>
嵐の夜、イタリアの漁船が海上に浮かんでいた若い男を救助する。男は背中を2発撃たれており、皮膚の下にスイスの銀行口座を記録したカプセルが埋め込まれていた。
意識を取り戻したものの、男は記憶を失っていた。
銀行口座を頼りに、スイスの銀行へ向かう。そこで、彼は貸金庫にあった持ち物から“ジェイソン・ボーン”というアメリカ国籍の人間だとわかるが、他にも名前と国の違うパスポートと大金、拳銃が入っていた。
自分の正体を探るために動き始めるが、警察に追われはじめ、偶然出会ったマリーと共にパリへ向かう。

***

続編の「ボーン・スプレマシー」もかなり人気が出たようですが、個人的には「スパイ・バウンド」を見るよりは面白いと思います。
マット・デイモンの本格的なアクション、暗殺者との戦い、端々に見られる007的ではない行動など、良くできていました。
また、静と動の使い分けがうまく、緊張感を良い具合に醸し出していましたね。

マット・デイモンといえば「リプリー」の生白い不気味な雰囲気が植え付けられていて、あまり好きではなかったのです。元々、この人は男前じゃないので演技力で魅せている俳優ですが、この映画ではなかなかクール。
ヒロインを演じるのはフランカ・ポテンテ。
「ラン・ローラ・ラン」以来、久々に見たんですがいやはや、これだけ笑顔の良い女優もいないですよ。好感度アップ(笑)。

シナリオ自体はさほど特筆すべきものはありませんが、派手になりすぎないアクション、くどすぎないラブシーンが逆に新鮮だったりします。
ただ、ボーンの行動に主観を置きすぎてしまい、背景がわかりづらかったですね。
1人称的と見てしまえば気になりませんが。
続編の「ボーン・スプレマシー」はまだ見ていませんが、近いうちに。

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by syosei7602 | 2005-07-25 22:56 | ミステリ/サスペンス
ルパン三世 天使の策略(タクティクス)~夢のカケラは殺しの香り~
d0030824_13555774.jpg『ルパン三世 天使の策略(タクティクス)
~夢のカケラは殺しの香り~』 日本/2005
監督:宮繁之
声:栗田貫一 小林清志 井上真樹夫 増山江威子 納谷悟朗
  松井菜桜子 能登麻美子 新井里美 浅野まゆみ 田中敦子



日テレ夏恒例の金曜ロードショー「ルパン三世」スペシャル。
監督は京極夏彦原作のアニメ「巷説百物語」のキャラクターデザインをした宮繁之。
声を当てるのは“新ルパン”栗田貫一を始めとするすお馴染みの声優陣に加え、ベテラン多数。
最近はやりの俳優、女優による声が無いのが珍しい。
些か整合性に欠けるスペシャル版キャラクターがきついかも。

<あらすじ>
かつてアリゾナに墜落したUFOの欠片“オリジナルメタル”をエリア51から盗み出したルパン、次元、五ェ門。
警備を担当していた銭形から逃げおおせたルパンだったが、オリジナルメタルの使い道は不二子の指輪を作るため。
しかし、五ェ門の斬鉄剣をもってしてもオリジナルメタルは切ることは出来なかった。さらにルパンはいつもの如く不二子にオリジナルメタルを持っていかれてしまう。
不二子の目的は謎の組織にそれを売り渡すことだった。

***

ほぼ毎年、必ずと言っていいほど見てます。
ルパン三世も大分息の長いアニメですが、映画制作から離れて完全にテレビにシフトしてしまいました。
ルパンのキャラクターデザインも大きく変り、どうも格好良くないルパンと銭形が定番になってしまって残念。
せめてモンキー・パンチが監督した「DEAD OR ALIVE」くらいにはして欲しいもんです。

さて、今回のテレビスペシャル。
なんだかやたらと胸の大きい女性ばかりを描き、端々に見られるクールな演出とは裏腹に、単純なドタバタアクションになってしまっているのは否めません。
宝塚的敵役の服装もさることながら、キャラクターの薄さに加え、サスペンスとしての要素も乏しく、痛快さも今ひとつ。
また、ルパンといえば泥棒なので、やはり盗みのテクニックを披露してもらわないと面白さが半減しますね。

クリカンの声はかなり様になってます。
というより、結構練習しているんじゃないかなぁと思ったりして。
しかし、とっつぁんとか次元は声がそろそろやばそうな気配・・・歳ですかねぇ。
あと、一度で良いから監督に「カウボーイ・ビバップ」の渡辺信一郎と「獣兵衛忍風帖」の川尻善昭あたりにやってもらいたいもんです。

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by syosei7602 | 2005-07-22 23:42 | アニメ/CG
TAXI NY
d0030824_1358023.jpg『TAXI』 アメリカ・フランス/2004
監督:ティム・ストーリー
出演:クイーン・ラティファ ジミー・ファロン ジゼル・ブンチェン 
    ヘンリー・シモンズ ジェニファー・エスポジート
    アン=マーグレット



公開時コピー
この女、ブレーキ知らず!

大ヒット映画「TAXi」のハリウッドリメイク。
製作は勿論、リュック・ベッソン。
監督は今年9月に日本公開が予定されているSFアクション「ファンタスティック・フォー」のティム・ストーリー。
出演は「シカゴ」で助演女優賞にノミネートされたクイーン・ラティファ、「あの頃、ペニー・レインと」のジミー・ファロン、映画デビューとなるモデルのジゼル・ブンチェン、「ウェルカム トゥ コリンウッド」のジェニファー・エスポジート。
オリジナル版のテイストを活かしつつ、テンポ良く作られた良質リメイク。

<あらすじ>
自転車メッセンジャーのベルは念願叶って、ニューヨークのタクシー運転手になる。
同じ頃、刑事のアンディは捜査に失敗し、車で事故を起こした挙げ句、上司のマータ警部補に免許を取り上げられてしまう。
交通警官に格下げされたアンディだったが、警察無線で銀行強盗事件を聞きつけベルのタクシーに乗り込む。
しかし、銀行強盗の美女4人組は真っ赤なBMWを駆ってまんまと逃げおおせる。
ベルは警察にタクシーを押収されるが、アンディは車返却を条件にして、ベルに強盗逮捕をもちかけるのだった。

***

最近のハリウッドはリメイクばかりですが、この映画もそのひとつ。
ただ、オリジナルを手がけたリュック・ベッソンがいることで、その持ち味がうまいことアメリカンな感じに仕上がっています。
登場人物のキャラクター設定は性格付けを変え、刑事のアンディがなぜ運転がド下手なのかも説明されていたりしてわかりやすいですね。
強盗団の美女4人組は、まさしく美女ですが些か見せ場が少なくて残念。
まあ、チラ見せがいいのかもしんないですが・・・(笑)。

ストーリーはオリジナル版に準拠。
軽快なノリとバカさ加減は相変わらずで、むしろオリジナルよりライトな感じです。
リュック・ベッソンといえば、かつて「ニキータ」が「アサシン」というリメイク版で作られた事が有名ですが、それよりも良い出来だと思います。
ただ、オチがねぇ・・・という感じ。

主演のジミー・ファロンも良い味を出してますが、やはりクイーン・ラティファの存在感はでかい。
ああ、こんな感じの人っていそうだよな、という雰囲気がはまってます。
美女強盗団のリーダー、ジゼル・ブンチェンはディカプリオとの恋愛も噂されたスーパーモデルですが、うーん「身体検査」のシーンは文句なしにエロいです(笑)。
軽いノリで楽しめるリメイクですが、過剰な期待はしないで見ましょう。

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by syosei7602 | 2005-07-20 22:35 | アクション/アドベンチャー
カンフーハッスル
d0030824_1441983.jpg『KUNG FU HUSTLE』 中国・アメリカ/2004
監督・出演:チャウ・シンチー
出演:ユン・チウ ユン・ワー ユン・チウ ブルース・リャン
    ラム・ジーチョン チウ・チーリン ドン・ジーホウ シン・ユー




公開時コピー
ありえねー。

「少林サッカー」のチャウ・シンチーが放つカンフーアクション。
共演はかつて香港のアクションを支えたスタント俳優たち。
スタントウーマンのユン・チウは28年振りの出演、ジャッキー・チェンを初め多くのスターと共演したユン・ワー、15年振りに復帰したかつてのアクション俳優ブルース・リャン、「少林サッカー」からはゴールキーパー役チャン・クオックワンとラム・ジーチョン、ヒロインには今作がデビューのホアン・シェンイー。

<あらすじ>
極悪非道のギャング団「斧頭会」に入りたいチンピラのシンと相棒は、貧民街の“豚小屋砦”にやってきて小銭を巻き上げようとするが、大家の妻に追い出されそうになる。
そこへ偶然、斧頭会がやってきてもめ事が起きる。
だが、3人の住民がカンフーを使って追い出してしまうのだった。
斧頭会のボスであるサムは殺し屋を雇い、3人を始末しようとするのだが・・・。

***

宣伝ではコメディのアクション映画だと思ったんですが、意外とバイオレンス描写が激しい映画でした。
「ありえねー!」というキャッチフレーズには嘘偽りはなく、アクションシーンの荒唐無稽さは笑えますが、これは子供は見られないよな、という感じ。
とにかく人が飛ぶ、飛ぶ(笑)。
アクションを手がけているのは「マトリックス」シリーズのユエン・ウーピン、そしてサモ・ハン・キンポーも加わっています。
正直なところ「マトリックス」を全作見るくらいなら、これを見た方が面白いですね。
バカさ加減は度を遙かに通り越し、とにかく「これがやりたいんだ!」というチャウ・シンチーの意気込みが伝わってきます。
アニメ的な表現や、コミック「ドラゴンボール」からアイディアを拝借したような、パロディ的なものまでやりたい放題。

さりとて、肝心の物語なんですが、実は結構感動しました。
アクションの中に込められた、スパイス的なヒロインとの物語が良いんですよ。
「少林サッカー」よりもテンポがよく、おまけに自分の映画まで一部パロディにしているし。
チャウ・シンチーという人はコメディとしてのセンスもさることながら、ロマンティックな事も作れてしまう多才な人ですね。

ただ、暴力的なシーンは見る人によって不快感を及ぼすかもしれないので、注意が必要です。
「KILL BILL」ほどじゃありませんけどね。

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by syosei7602 | 2005-07-19 21:58 | アクション/アドベンチャー
永遠の片想い
d0030824_149579.jpg『LOVERS' CONCERTO』 韓国/2002
監督:イ・ハン
出演:チャ・テヒョン ソン・イェジン イ・ウンジュ ムン・グニョン
    パク・ヨンウ キム・ナムジン
受賞:映画評論家協会/新人女優賞(2002)



公開時コピー
いつも三人一緒に過ごしたあの頃――。

「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョン主演による切ないラブ・ストーリー。
共演は「ラブ・ストーリー」のソン・イェジン、「ブラザーフッド」のイ・ウンジュ。
監督はこれが長編デビューのイ・ハン。

<あらすじ>
大学生のジファンはタクシー運転手をしながら、勉強を両立させていた。
そんな彼の元に写真の入った手紙が届く。差出人のないその手紙は彼に数年前の出来事を思い出させた。
先輩のカフェでバイトをしていたジファンは、店にやってきた2人組の女の子の1人、スインに一目惚れをする。にべもなく断られたジファンは2人に友達になろうと言う。
かくして、ジファン、スイン、そしてギョンヒと共に楽しい時間を過ごし始める。大人しいスインに、活発なギョンヒ。
しかし、友情は少しずつ恋に発展してしていく。
さらに、スインとギョンヒには2人だけの秘密があった。

***

韓国映画というのはどうも、真っ向勝負の恋愛映画を作ることに長けているようです。
さらに俳優と女優がハマリ役。
韓国パワー恐るべし。

主演のチャ・テヒョンは大ヒットした「猟奇的な彼女」の彼氏役。“彼女”にいいようにこづき回されていた彼が、この映画ではとても爽やかな青年を演じてます。
スインを演じるのは「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督の「ラブ・ストーリー」で2役を演じたソン・イェジン。
清楚、お嬢様の雰囲気抜群。いかにも薄幸な美少女という役柄。
なんてベタなんだ、と思いつつも引き込まれますな。
そして、ギョンヒを演じるイ・ウンジュ。個人的には明るいギョンヒの表情が気に入りました。
しかし、イ・ウンジュは今年の2月に自殺してしまいました。残念でなりません。

物語は現在、過去と交互し、さらに主人公ジファンの妹の恋も絡めつつ、切なさと幸せであることの2つをうまく表現しています。
また、物語のキーアイテムであるモノクロ写真の使い方が良いですね。思い出と記録をリンクさせ、ジファンの性格をも説明しています。
劇中のあちこちに組み込まれる関連づけと、ちょっとしたどんでん返しで切なくなります。
男女間の友情は存在しないのか?という疑問は日本も韓国も一緒なのかな。

見ていて思ったんですが、スインとギョンヒは対象的な位置づけとして存在していて、観客がどちらに感情移入するかで見方も大きく変わるような気がしますね。

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by syosei7602 | 2005-07-15 23:04 | 恋愛/青春/スポーツ
レプリカント
d0030824_14112638.jpg『REPLICANT』 アメリカ/2001
監督:リンゴ・ラム
出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム マイケル・ルーカー 
    キャサリン・デント ブランドン・ジェームズ・オルソン




公開時コピー
オリジナルvsクローン
ヴァン・ダムを殺せるのはヴァン・ダムだけ!


香港ノワールの傑作、チョウ・ユンファ主演の「友は風の彼方に」、ジャッキー・チェンと組んだ「ツイン・ドラゴン」のリンゴ・ラム監督によるハードアクション。
主演は香港指向のジャン=クロード・ヴァン・ダム、「クリフハンガー」のマイケル・ルーカー。
ヴァン・ダムといえばアクション俳優の中では背も高く、カッコイイがスタントを使いすぎてしまうのが残念。

<あらすじ>
若い母親ばかりを殺し、放火をする殺人鬼を追うジェイク刑事。
すんでのところで取り逃がし、辞職をするジェイクだったが犯人が連絡をしてきて次の犯行をほのめかす。
そんなジェイクのところへ国家安全保障局の人間がやってくる。
彼らは犯人のDNAを使ってクローンを作りあげていた。クローンに備わった犯人の記憶とテレパシーを頼りにジェイクは犯人を追う。

***

久々にテレビで放映していた映画を見たんですが、そこそこ楽しめました。
ヴァン・ダムとリンゴ・ラムは「マキシマム・リスク」のコンビ。
しかし、ヴァン・ダムは1人2役が多いな、と突っ込んでみたりします。
「ダブル・インパクト」では双子、「タイムコップ」では過去の自分だとか・・・。
共演のマイケル・ルーカーはなかなか良い味を出す俳優で、この映画も彼のお陰で救われている部分がありますね。

内容はというと、軽いSFにシリアル・キラーを演じるヴァン・ダムの悪役ぶりが良いかなと思ったんですが、殺人を犯す場面が少なく凶悪さに欠けてしまったのが残念です。
また、アクションもヴァン・ダムよりもマイケル・ルーカーがかなり頑張っていたりで、むしろヴァン・ダムのシーンが少ないくらい。
香港のB級アクションらしい作りと人物描写に主観を置いたのは正解だと思いますが、中途半端さは否めないですね。

そういえば、ヴァン・ダムは引田天功と噂になったり、K-1に出ると言ってみたり・・・映画以外で注目浴びることが多いなぁ。

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by syosei7602 | 2005-07-14 23:37 | アクション/アドベンチャー
アモーレス・ペロス
d0030824_14124922.jpg『AMORES PERROS』 メキシコ/1999
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:エミリオ・エチェバリア ガエル・ガルシア・ベルナル
    ゴヤ・トレド アルバロ・ゲレロ バネッサ・バウチェ
    ホルヘ・サリナス
受賞:英国アカデミー賞/外国語映画賞(2001)


公開時コピー
世界の真中で愛を叫んだ犬たち

「21グラム」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥによるヒューマンドラマ。
出演は「アラモ」のエミリオ・エチュバリア、「モーターサイクル・ダイアリーズ」のガエル・ガルシア・ベルナル。
3話のオムニバス形式に、少しずつ物語を絡み合わせていくという手法。
ただし、似たような形式の「マグノリア」や「パルプフィクション」、同監督の「21グラム」のように明確に主人公達が交差しません。

<あらすじ>
メキシコシティ。
○ダウンタウンに住むオクタビオは兄ラミロの妻スサナを密かに想っていた。スサナもまたラミロの暴力的になる性格の事でオクタビオに相談している。
ある日、飼っていた犬が闘犬に向いていることに目をつけたオクタビオは金を稼ぐ為に闘犬に参加する。
○スペインからやってきたモデルのバレリア。恋人のダニエルは妻子持ちだったが、ついに別居をして2人で新居に住むことになる。
幸せを手に入れたかに思えたが、突然の災難がバレリアを襲った。
○かつて反政府組織を率いていたエル・チーボは妻子を捨て、刑務所から出た後、殺し屋をしていた。そんな彼の元に仕事が入る。
彼は娘の事を気にかけながら、殺しの準備を進めていくのだった。

***

153分という長い映画です。
雰囲気としてはP.W.アンダーソン監督の「マグノリア」に近いですが、「マグノリア」ほど突拍子もないものではありません。
3つの物語の全てが家族愛・犬・事故というようなキーワードを元に構成されています。
「アモーレス・ペロス」とは“犬のような愛”というそうで、物語が進むにつれてその意味がわかってきます。
個人的には「21グラム」より、こちらの方が完成度が高いと思います。
きっちりとした分け方をしている事と、不必要に場面が切り替わらないとか・・・まあ、そういった部分の作り込みですね。

映像はどちらかというと、コントラストが強く「21グラム」と対照的。
物語ごとに感想を言えば、1つめ、オクタビオ編は暴力的で疾走感があります。
2つめのバレリア編は些かヒステリックで、尚かつ寂寥感が漂っていてなんとも言えない結末を迎えます。
そして3つめ、エル・チーボ編は家族を自ら捨ててしまった事への後悔を描き、なおかつ依頼についてある結論を出すのが印象的。

3つのオムニバスは先にも書いたように、明確に主人公達は交差しないものの、結論や説明は他の物語に組み込まれます。
この組み込み方が絶妙というか、同じ時間軸であることを観客に意識させてくれるのでわかりやすい。

ただし、この映画は犬に関して残酷な場面が多いので犬を飼っている方は要注意(よくもまあ動物愛護団体に反対されなかったもんだ・・・)。
ひとつひとつの物語で描かれる主人公の表現が素晴らしい映画です。

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by syosei7602 | 2005-07-12 23:30 | ヒューマン/ドラマ
月とキャベツ
d0030824_14144867.jpg『月とキャベツ』 日本/1996
監督:篠原哲雄
出演:山崎まさよし 真田麻垂美 鶴見辰吾 ダンカン 中村久美





ミュージシャン山崎まさよしのデビュー作にして、音楽を担当。
この映画で使われた「One more time,One more chance」で名実ともに有名になった。
監督は「天国の本屋~恋火」、「Jam Films (ジャム フィルムズ)」で山崎まさよしと再び組んだ篠原哲雄。
共演は「きみのためにできること」の真田麻垂美、「GUN CRAZY 復讐の荒野」の鶴見辰吾、最近では監督としても名高いダンカン。

<あらすじ>
バンドを解散した花火は1年半経った今も一曲も作れないでいた。
山奥に引っ込み、キャベツを栽培する日々。
ある日、野原で女の子が踊っているのを見る。彼はそれにブルースハープで曲を合わせるが、彼女は近づいてきてバスの中に荷物を忘れてしまったと言う。
花火は仕方なく、お金を渡して去る。
しかし、夜になって突然彼女が彼の家に現れる。
ヒバナと名乗る彼女はそのまま居着いてしまうのだった。

***

山崎まさよしといえば、今でこそドラマやちょっとした映画に出てくるほどに俳優業が板に付いてきた人ですが、デビュー作としては上出来じゃないでしょうか。
今でこそ、山崎まさよし=アコースティックギターという図式がほぼ成立してますが、劇中ではブルースハープ、ピアノ、アコーデオンとギターの他にも色々と使用しています。
元々はドラマーだったそうですが、それにしても良く弾けますね。

さて、この映画はラブファンタジーです。
山崎まさよし、真田麻垂美ともそれほど美男美女という組み合わせじゃありませんが、これが美男美女の俳優女優だと、どうでもいいような物語になっていたでしょう。
どちらかというと、かなり男臭い山崎まさよし演じる花火、華奢で色気よりも清楚さの真田麻垂美演じるヒバナの組み合わせが対照的かつ山奥?の風景にあてはまってます。
のんびりとした風景と、音楽は劇中で弾く花火の楽器とヒバナの歌。
また「One more time,One more chance」を「One more night~」と歌っていたり、その他いくつかの曲も流れています。

残念なのはこの映画で山崎まさよしと「One more time,One more chance」ばかりの評判が先行してしまったこと。
ヒバナを演じた真田麻垂美の演技が印象的だったにもかかわらず、あまり目を向けられず仕舞い。
かなり勿体ないです。

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by syosei7602 | 2005-07-11 23:22 | 恋愛/青春/スポーツ