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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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<   2005年 06月 ( 23 )   > この月の画像一覧
ココニイルコト
d0030824_14362884.jpg『ココニイルコト』 日本/2001
監督:長澤雅彦
出演:真中瞳 堺雅人 中村育二 小市慢太郎 黒坂真美
    原田夏希 島木譲二 笑福亭鶴瓶
受賞:日本アカデミー賞/新人俳優賞(2001)



公開時コピー
目をつむると、会えるひとがいる。

岩井俊二の「Love Letter」のプロデューサーを務め、長瀬智也主演の日韓作品「ソウル」の監督を務めた長澤雅彦のヒューマンドラマ。
出演は最近出番がめっきり減ってしまった真中瞳、NHK大河「新撰組!」で山南敬助を演じた堺雅人。
主題歌はスガシカオの「ココニイルコト」。

<あらすじ>
東京で働く駆け出しのコピーライター・相葉志乃は上司・橋爪との不倫が橋爪の妻にばれ、手切金50万円を渡され、大阪支社の営業へ転勤を命じられる。
出勤初日、同じ日に中途採用されて遅刻してきた前野という男に出会う。
終始マイペースな前野は、自己主張をしない志乃が叱られたり、失敗をしても「ま、ええんとちゃいますか」と言ってのける。
いつしか志乃は前野と共にあちこちと行動するようになるのだったが・・・。

***

まず、最初にこれはいわゆる「恋愛映画」ではありません。
恋愛というニュアンスを含んだ絶妙なバランスの秀作です。
真中瞳は「電波少年」のヒッチハイクで一気に名が売れたタレントですが、「売れる→映画主演」という構図がイマイチ気に入らず、今までこの映画は見てませんでした(意外と保守的なのです・・・)。
しかし、この映画良いですよ。
全く期待値ゼロで見たんですが、軽いユーモアを絡めつつも進んでいくハッキリとしたストーリー、終始壊れ気味の相葉志乃を演じる真中瞳、それほど個性が強くないのに存在感がある前野役の堺雅人。
そしてシナリオの絶妙な流れなど、心地よさは抜群です。

舞台は大阪なので、見たことある場所が目白押し。
冒頭に真中瞳がタクシーからの景色を見て言うセリフはツボにはまりました。
なるほどなぁ~確かにそう思うよな、という・・・いわゆる関東人からみた関西への感想なども少しずつ盛り込んでいるのが自然な感じです(真中瞳は大阪出身ですが)。
そして、堺雅人。
この人良いですね~味がある演技をしてくれました。
俳優陣全体が「かっこいい」とか、自己主張の強いキャラクターじゃなくその辺にいそうな雰囲気で撮っているのが良いです。

ラストもくどすぎず、少し切ないですが、自然な流れのまま終わっていくので心地よい余韻に浸れます。
お薦め映画。

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by syosei7602 | 2005-06-30 23:32 | ヒューマン/ドラマ
スチームボーイ STEAMBOY
d0030824_14385282.jpg『STEAMBOY』 日本/2004
監督:大友克洋
声:鈴木杏 小西真奈美 中村嘉葎雄 津嘉山正種 児玉清
   沢村一樹 斉藤暁 寺島進




公開時コピー
僕は、未来を、あきらめない。

「AKIRA」の大友克洋が9年の歳月と24億円をかけて送り出した長編アニメーション。
監督作品としては「MEMORIES」以来となる。
しかし、プロモーションの多さと前評判に反比例して反応は半々。
声を当てるのは声優ではなく、俳優。
「リターナー」の鈴木杏、ドラマで活躍中の小西真奈美、「ホワイトアウト」の中村嘉葎雄など。

<あらすじ>
19世紀、イギリス・マンチェスター。
13歳の少年レイは蒸気機関の研究をしている祖父ロイド博士と父エドワード博士の才能を引き継いで、紡績工場で蒸気機関の整備の仕事をしていた。
ある日、レイの家にロイドから荷物が届く。
中身は機械の設計図と謎の金属ボールだった。同じくしてロイドとエドワードが所属しているオハラ財団の人間がやってきて金属ボールを渡すようにいうが、ロイドの手紙を読んだレイは設計図と金属ボールを持って逃げだす。途中、ロイドから連絡を受けたというロバート博士達と合流するが、追ってきた財団にレイは捕まってしまうのだった。

***

うーん、大友監督の作風が大きく変わってしまったんでしょうか。
全体的に実写的なコマ割りをしていると思います。
映画全体の荒唐無稽さはウィル・スミス主演の「ワイルド・ワイルド・ウエスト」のようなSF感覚で、機械のあらゆる構造を蒸気でやってしまおうというものですが、斬新さは今ひとつ。
これが数年早くできていたらきっと大ヒットしたんじゃないかと思います。
確かにアドベンチャー要素とエンターティメント性はとても高いんですが、シナリオがありきたりに思えてしまい、「AKIRA」で見せたカオスが消え失せて極めて普通の作品になってしまったのは残念です。

もともと「AKIRA」自体が悲劇的な側面を持ち合わせ、メッセージについては見る側に委ねるという感覚であったことが、ジブリ作品に見られる一般受けな感動と二分する部分ではあったんですが・・・。
宮崎駿や押井守のような独特な雰囲気は無いですね。
語るべき部分というのがほとんどありません。
楽しい映画ですが、ハリウッド的です。
言い換えれば、邦画でもハリウッド作品は創ることができる、ただしアニメに限って、というような前置きが必要ですが・・・。

ただ、アニメーションとしてのクオリティは凄まじいです。
細かい描写、俳優による声、19世紀のイギリスを描写した風景など見所がたくさんあるのも確か。
大友作品というジャンルやカテゴリを頭から排除して見ることをお薦めします。
ちなみに個人的に言えば結構楽しめました。

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by syosei7602 | 2005-06-27 23:20 | アニメ/CG
モンスター
d0030824_1394248.jpg『MONSTER』 アメリカ・ドイツ/2003
監督:パティ・ジェンキンス
出演:シャーリーズ・セロン クリスティーナ・リッチ ブルース・ダーン
    スコット・ウィルソン プルイット・テイラー・ヴィンス リー・ターゲセン
受賞:アカデミー賞/主演女優賞(2003)
    ベルリン国際映画祭/銀熊賞(2003) 他多数受賞

公開時コピー
なぜ、愛を知ってしまったんだろう。

「ミニミニ大作戦」「コール」で人気急上昇のシャーリーズ・セロンが実在した連続殺人犯アイリーン・ウォーノス(劇中ではリー)を演じ、見事オスカーに輝いたノンフィクションドラマ。
監督はこの映画がデビューとなる女性監督パティ・ジェンキンス。
共演は「スリーピー・ホロウ」「バッファロー'66」のクリスティーナ・リッチ。

<あらすじ>
1986年、娼婦のリーはヒッチハイクをしながら男に体を売る生活に嫌気がさし、自殺を決意する。最後に稼いだ5ドルを使い切ろうと入ったバーで、彼女はレズのセルビーと出会う。
セルビーは同性愛を咎められ、両親の知人の家に預けられていた。
社会にそぐわない自分を理解してくれたセルビーを愛してしまうリー。
一緒に旅に出ようと約束した2人。リーは旅費を稼ぐために仕事に出るが、相手の男が暴力的に襲ってきたため、射殺してしまう。

***

あの美しいシャーリーズ・セロンが13キロ増量、悪い歯並びをはめ、シミとソバカスだらけのメイクで挑む・・・とこれだけで、アル・カポネを演じたロバート・デ・ニーロを思い出しちゃいますが、凄いです。
壮絶の一言。
二重顎、垂れた胸、だぶついた腹と見る影もなく・・・目をむいて演技・・・まさしく迫真!
そしてレズの相手を演じ、殺人の動機を無意識に作らせてしまったセルビーを演じたのはクリスティーナ・リッチ。
演技力は決してシャーリーズ・セロンに負けていない。我が儘で、アイリーンに頼る事しか出来ないセルビーを好演。

さて、シナリオ。
実在した連続殺人犯ということでまさしく凶悪犯罪ですが、些か事件の正当性を主張しているようにも見えます。
セロンと監督のジェンキンスはアイリーンが極悪な犯罪者であったことを描いたと言っていますが、恐らく女性の視点が強く入ってしまった為に弱くなってしまった事は否めないでしょう。
しかしながら、この映画の核となる部分はアイリーンの心理であり、殺人犯であるからと言って極悪非道だけが強調されてしまうと駄作になりさがるのも事実。
これは1人の人間が求め続けた愛を逃してしまった悲劇。
社会の歪みだとか、そういう一般大衆論では語れないのかもしれないですね。

残念なのは美人女優が体を張って演じても、必ず「そこまですればオスカーくらい・・・」といった批判があったこと。
いやはや、13キロ増やして1ヶ月もしないうちに次作の為に体重戻すなんてそうそう出来ませんよ。
尚、ドキュメンタリーで実際のアイリーンが出ている『シリアル・キラー アイリーン 「モンスター」と呼ばれた女』もあるそうです。

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by syosei7602 | 2005-06-24 23:59 | ノンフィクションベース
復活の日
d0030824_14472688.jpg『VIRUS』 日本/1980
監督:深作欣二
出演:草刈正雄 オリビア・ハッセー 渡瀬恒彦 千葉真一 
    グレン・フォード ジョージ・ケネディ 永島敏行
    ロバート・ヴォーン 緒形拳



角川春樹製作による世界の滅亡を描いた壮大なスケールのパニックムービー。
原作は小松左京の同名小説。
製作期間はなんと3年!制作費22億円、過酷な南極大陸を再現するために極寒の北海道などでの撮影を行うなど、そのスケールの大きさは邦画最盛期の象徴ともいえる。
監督は「バトルロワイアル」の深作欣二。
出演は日本のドラマ界で活躍する草刈正雄、最近「マザーテレサ」に出演したオリビア・ハッセー、「裸の銃(ガン)を持つ男」シリーズのジョージ・ケネディ、他に主役級の日本人俳優目白押し。
ジャニス・イアンの主題歌も印象に残る。

<あらすじ>
1982年。
東ドイツの研究所からウイルスMM-88が盗まれた。しかし、スパイの乗った飛行機はアルプスで墜落。ウイルスはあらゆる脊椎動物を介して蔓延し、「イタリア風邪」と呼ばれ世界はパニックに陥る。ウイルスは零度以下では活動しない為、南極に残った観測隊は難を逃れる。
1年後、観測所にいた地震研究者吉住は、アメリカ軍人カーター少佐の話からアメリカの核ミサイル自動報復システムARSが地震の衝撃で作動する事を突き止める。

まさに壮大という言葉がぴったりの大作。
人間の業から始まった世界滅亡、近年大流行したSARSを彷彿とさせるウイルスによるパニック、生き残るための非情な判断など、シナリオが練り込まれています。
また、主人公は日本人であってもそれは物語を語る上での部分であって、全てではないところが素晴らしいですね。

ウイルスというのは目に見えず、しかも生物、空気によって広まり、増殖を繰り返した挙げ句抵抗力までも強化していく、ある意味放射能よりも怖い存在です。
映画ではたった一本のアンプルが砕け散った事から始まりますが、妙に絵空事として片づけられないところが怖ろしい。
近年に見られるハリウッドのパニック映画には無い国際的な描き方などは特筆すべきものがあるでしょう。
女性に対する描き方は賛否両論あるようですが、否定的な人は映画の世界に対して理解力を持たなければ受け入れる事はできないと思われます。

それにしても多くの外国俳優の中にあって草刈正雄の存在感はなかなかのもの。
オリビア・ハッセーはあまりヒット作に恵まれていない女優ですが、綺麗だしもっと売れても良かったとは思いますね。
いずれにせよ、80年代の邦画(=角川映画)のパワーが続いていれば、低迷期も訪れなかったでしょう。
「日本沈没」と言い、この時代の邦画は素晴らしいものがたくさんありますね。

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by syosei7602 | 2005-06-24 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
ナインスゲート
d0030824_14484161.jpg『THE NINTH GATE』 フランス・スペイン/1999
監督:ロマン・ポランスキー
出演:ジョニー・デップ フランク・ランジェラ レナ・オリン 
    エマニュエル・セニエ バーバラ・ジェフォード
    ジェームズ・ルッソ 
受賞:ヨーロッパ映画賞/世界的功績賞(1999)


公開時コピー
神に聖書があるように、悪魔にも秘密の書があった
この世には、解いてはならない謎がある。


2002年「戦場のピアニスト」でオスカーを獲得したロマン・ポランスキー監督によるオカルト映画(お陰で過去の犯罪まで表沙汰になってしまった)。
出演は「パイレーツ・オブ・カリビアン」で人気を不動のものにしたジョニー・デップ。
共演は「ハリウッド的殺人事件」のレナ・オリン、「ボディスナッチ」のエマニュエル・セニエ、「フェイク」のジェームズ・ルッソなど。
ホラーではなく、知識的なオカルトという事で多少一般受けされにくい印象。

<あらすじ>
希少本を鑑定、捜索の専門家コルソは得意先の富豪の収集家バルカンから、世に3冊しかないとされる中世に書かれた悪魔の祈祷書「9つの門」の1冊を見せられ、ポルトガルとフランスにある他の2冊との真贋鑑定を依頼される。
破格の報酬で請け負い、本を預かったコルソ。しかし、少しずつ身の回りで危険な事が起こり始め、友人で古本屋バーニーに旅行にでるまでの間、本を預かって貰うが彼は殺されてしまう。
依頼をおりる事を申し出るがバルカンは拒否し、否応なしに本の捜索と鑑定に向かうコルソ。
しかし、彼の周りにつきまとう謎の女性、つけねらう男、殺人・・・本に秘められた真意は確かめるためコルソは旅を続けるのだった。

***

ホラー色はほぼゼロと言ってもいいでしょう。
オカルトとホラーは大体抱き合わせにされてしまうのですが、このストーリーはオカルトサスペンス。
ジョニー・デップの役どころが金に執着、という割りには些か中途半端な表現。

まず、ホラーを期待している人は諦めましょう、純粋なサスペンスを期待している人は恐らく期待はずれに終わります。
結構おもしろかったのがオカルトに対する意外とライトな感覚というか、こういう描き方もあるんだなというもの。
先にも書きましたが、オカルトとホラーは抱き合わせになってしまう事が非常に多いジャンルで、例えば「エクソシスト」では悪魔と神の戦いを描き、アクション映画である「エンド・オブ・デイズ」は世界の破滅を企む悪魔という二極化された構図しか存在しなかったわけです。

映画の特徴としてまず、神の存在自体をほぼ皆無にしたところ。
俗に言う悪魔崇拝を潰すわけでもなく、悪魔という存在自体に関わってきた人間の業を描こうとしたところにこの映画の良さがあります。

しかし、主人公コルソの心境の変化などが説明不足、ジョニー・デップが良い俳優なだけにもう少しシナリオを考えて欲しかったところです。
基本的に一人称な映像感覚なので、映画に入り込めばハマりますし、オカルトの知識を持っていれば楽しめます。
個人的には結構好きな映画ですが、今ひとつ整合性に欠ける部分が目立つのも確か。
興味があるなら、という部類ですね。

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by syosei7602 | 2005-06-23 22:36 | ホラー/オカルト
ニューヨーク セレナーデ
d0030824_14504544.jpg『GET WELL SOON』 アメリカ/2001
監督:ジャスティン・マッカーシー
出演:ヴィンセント・ギャロ コートニー・コックス ジェフリー・タンバー
    ピーター・ジェイコブソン アラン・カルター




「バッファロー'66」のヴィンセント・ギャロ主演の恋愛コメディ。
共演はアメリカのTVドラマ「フレンズ」のコートニー・コックス、「グリンチ」のジェフリー・タンバーなど。

<あらすじ>
深夜番組の売れっ子司会者ボビー・ビショップは悩んでいた。
その悩みは生放送で放送禁止用語を連発するに至り、彼は悩みの元である元恋人リリーに会いにニューヨークへ向かう。
リリーはというと、恋人がいるにも関わらずボビーの番組を必ずチェックしていた。
しかし、NYに戻ってきたボビーの事で動揺する。
そしてボビーもまた、あちこちで小さな騒動を起こしながら、リリーとの会話を求めて彼女を追うのだった。

***

邦題からして真剣な恋愛ものと思いきや、なんとコメディ。
王道パターンを踏まえつつ進んでいくストーリーはツボを押さえているんですが、爆笑するまでには至らず。
ギャロといえば、個性派俳優で女性の人気が高いですが「バッファロー'66」が良すぎたので、やはりこの人自身が脚本を手がけたものが良いんじゃないかと思います。
相変わらずの髭面にボサ髪、得体の知れない目(笑)は健在。
深夜番組の司会者という雰囲気にはピッタリですね。

シナリオそのものは俳優を実名だけでネタに使ったり、元恋人リリーの弟が精神病院にいたりとなんか意味あるのかなぁと思いつつ、笑えるような笑えないような・・・。
真剣に悩んでいるように見えて、意外と楽天的なキャラクター達のあっさり感が楽しいんですが、ラブストーリーにもコメディにも今ひとつなりきれない半端さがあります。
ただ、オチだけは良かったですね。
下ネタもそこそこありつつ、それなりに見られる映画ではあるので、ギャロのファンなら見ても損はしない・・・と思います。

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by syosei7602 | 2005-06-22 23:17 | 恋愛/青春/スポーツ
テープ
d0030824_2502464.jpg『TAPE』 アメリカ/2001
監督:リチャード・リンクレイター
出演:イーサン・ホーク ロバート・ショーン・レナード ユマ・サーマン





公開時コピー
ヤクの売人、映画監督、検事補。
3人は、テープによって転がり始める。
疑惑はまわる。


「スクール・オブ・ロック」のリチャード・リンクレイター監督による同名舞台劇の映画化。
出演陣はたったの3人。
「トレーニング・デイ」のイーサン・ホーク、「Re:プレイ」のロバート・ショーン・レナード、「KILL BILL」のユマ・サーマン。
イーサンとロバートは友達、イーサンとユマは夫婦(現在、離婚危機)という関係で、息が合った演技がみられる。

<あらすじ>
ミシガン州ランシング。
とあるモーテルの19号室に泊まっているヴィンスは消防士の「助っ人」兼ドラッグの売人。
彼はランシングで行われる映画祭に出品している高校時代の旧友ジョンを呼び出す。
10年ぶりに再会する2人。昔話はいつしか高校時代のものへ移る。
ヴィンスは高校時代付き合っていた恋人エイミーがランシングの地方検事補になっている事を告げる。ヴィンスは、エイミーと別れたあと、ジョンと彼女の間に起きたある夜の「出来事」について質問を始める。
そして、ヴィンスは彼女も呼んでいたのだ。

***

ジャンル分けの難しい映画です。
サスペンスなのか、ドラマなのか今ひとつハッキリしなかったんですが、元は舞台劇だろうなという事は予想通りでした。
ついでにいうと、音楽はエンディングのみという構成で、劇中には音楽は流れません。
絶妙なセリフまわし、狭い室内で動きまわるカメラワーク、邦画で言うなら「笑の大学」「約30の嘘」などあげられますが、この映画の優秀なところは室内以外の部分は出てこないということ。
いうなればカメラと照明だけあれば撮れてしまうとも言えます。
撮影機材はデジタルビデオカメラ。
個人的にはこの手の画質は非常に安っぽく感じてしまうので、多少なりともフィルム感が出る処理をして貰いたかったですね。

内容はというと、前述したようにサスペンスともドラマとも言えない内容です。
あえていうなら、記憶のミステリーともいうべきか、主観と客観の相違を描き出したもの。
テープというタイトルは些か強引のような感じも受けますが、ミニシアター系、舞台などが好きな人にはお勧めです。
個人的には結構おもしろかったですね。

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by syosei7602 | 2005-06-21 22:19 | ヒューマン/ドラマ
Musical Baton
今回は少しばかり映画を離れてみます。

ネット繋がり、映画オタク(笑)でいつも語るA.D&A+のEMMAZEROさんから“Musical Baton”というblog限定で広まっているものがまわってきました。
とはいったものの・・・映画音楽でやってみたらというEMMAZEROさんからのお達しですが、意外とサントラ聞かないんですよね。
しかし、ふられたものを簡単に放り出すのは意に反しますので(笑)、音楽&映画繋がりでやってみたいと思います。
尚、質問内容は以下の通り。

質問-------------------------------------------------------------------
Q1. Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
Q2. Song playing right now (今聞いている曲)
Q3. The last CD I bought (最後に買った CD)
Q4. Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)
Q5. Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)
-----------------------------------------------------------------------

Q1.音楽ファイルの容量
・・・容量計算っすか。
今入っているのは8GB程度ですね。
主にレンタルから落としたものをCDに焼く手間がめんどくさくて放置。


Q2.今聴いている曲
うーん、特にないなぁと思ったんですが、そうそう友達から借りたこれがありました。
『SWING GIRLS オリジナル・サウンドトラック』
収録曲
シング・シング・シング、ムーンライト・セレナーデ、イン・ザ・ムード
A列車で行こう、メイク・ハー・マイン、メキシカン・フライヤー 他

ベタ?ベタですか?
映画音楽といったら、最近はこれしかないです。
メジャー過ぎるジャズを押さえたある意味「ベストヒット」な構成。
紹介しておいてなんですが、やっぱり映画の中で聴いた方が遙かに良いです。
ただ、言うなればジャズの定番を知るには最良の1枚。
映画レビューはこちら


Q3.最後に買ったCD
かなり難しい質問です。というのもレンタルばかりで買っちゃいないんです。
多分、最後に買ったのは・・・これかな。
我那覇美奈 『月の雫』
収録曲
1.月の雫
2.ほしつぼみ
3.青空

マイナーなメジャー歌手(笑)。がなはみな、と読みます。
これのどこが映画繋がりかというと、上戸彩主演「あずみ」の主題歌を歌っています(映画繋がりですから・・・)。「あずみ」の時ははっきり言って売れる曲を作らずに、あくまでも映画主体に作られていたので、意外とピンと来ない人の方が多いですね。
しかし、アコースティックからロックまで幅広く歌える歌唱力はすばらしいので、是非に。
映画レビューはこちら


Q4.よく聞く、または特別な思い入れのある 5曲
これまた微妙に難しい質問。されど映画関連でいってみます。
5曲というのは辛いので、アルバム単位になっちゃいますが・・・。

山崎まさよし 『HOME』
映画:『月とキャベツ』 日本/1996
使用曲:『one more time,one more chance』

いわずとしれた山崎まさよしの代表曲にして、主演映画の主題歌。
切なすぎる名曲。
映画製作前、音楽が出来てスクリーン映えする人物として、たまたま主演を射止めたまさやん。
いやはや、日本のロバート・ジョンソン。悪魔に魂は売ってないと思うけど(笑)。

『ブレードランナー』
映画:『ブレードランナー』 アメリカ/1982
収録曲
LOVE THEME、MAIN TITLE、ONE MORE KISS DEAR 他

「南極物語」や「アレキサンダー」を手がけたヴァンゲリスによるサントラ。
実は手元にあるのが「ニューアメリカン・オーケストラ」ヴァージョン(リンク先はオリジナル)。
「ブレードランナー」のサントラはいくつかのアレンジヴァージョンが有名で、僕がもっているのはそのひとつ。傑作映画に傑作音楽、聴き応えありです。

『スクール・オブ・ロック』
映画:『スクール・オブ・ロック』 アメリカ/2003
収録曲
スクール・オブ・ロック、移民の歌、エッジ・オブ・セヴンティーン 他

ジャック・ブラック主演によるロックンロールな映画のサントラ。
60年代から70年代にかけての名曲の数々。レッド・ツェッペリン、クリーム、Tレックス、ラモーンズなどなど。ロックそのものへのリスペクトのみならず、良質コメディに使われたロックの数々が堪能できます。映画レビューはこちら

『コヨーテ・アグリー』
映画:『コヨーテ・アグリー』 アメリカ/2000
収録曲
キャント・ファイト・ザ・ムーンライト、プリーズ・リメンバー 他

とにかくノリの良いサントラ。映画もかなりエキサイティングだけど、ベタなシナリオを吹き飛ばす勢いで曲が良い!オリジナルで作られた楽曲としては最高の部類。
カウンターにのぼって、「男」オークションにかけられたい(笑)。

『COWBOY BEBOP -Knockin' on heaven's door-』
映画:『COWBOY BEBOP 天国の扉』
収録曲
24hours OPEN、Pushing the sky、What planet is this?! 他

アニメ映画のサントラです。バカにするなかれ、とにかくこのアニメのサントラは優秀、聴き応えあり。プロデューサーの管野よう子率いるシートベルツが、海外で現地調達したボーカルを放り込んだり、インストゥルメンタルまでもを聴かせる手腕は驚くばかり。
監督の渡辺信一郎は「男たちの挽歌」「デスペラード」、そしてブルース・リー映画をリスペクトして、作り上げているので映画本編も見逃せません。

以上、5曲というか1曲と4枚(笑)。


Q5.バトンを渡す5名
難しいですよ、一番難しい。
実はブログ繋がりそんなになかったりして・・・。
というわけで、レビューにコメント頂いた方と数少ないブロガー繋がり。

勿論、不参加OKです。
よかったらお願い致します。

HAPPY TOGETHER? ヤマダひまわりさん
某コミュニティサイト及び、HPリンク繋がりで数年来おつきあいさせて頂いてます。
映画レビューもかなりの数!

100% GRAPEFRUITS サチさん
やはりHPリンクをして頂いてました。今やブロガーの方。
コピーライターならではの視点が素敵です。

雑板屋 ゆきちさん
映画でTB、コメントを頂いてます。
小説などのレビューも多し。

AYAKO’s MOVING CASTLE AYAKOさん
やはり、映画でTB、コメントを頂いています。
最新映画レビューなど、充実しています。

女子高生の映画評論 ミヤさん
こちらも、映画でTB、コメントを頂いています。
日常から映画まで、ジャンル広いです。


以上、5名の方を勝手に指名させて頂きました。
意図せずして女性ばかりになってしまいました・・・ホントに意図してないですから(笑)。
説明不足等、至らない部分が多いお願いをしてしまいましたが、是非よろしくお願いします。
by syosei7602 | 2005-06-20 21:03 | 管理人日記
宇宙戦艦ヤマト 完結篇
d0030824_252697.jpg『宇宙戦艦ヤマト 完結篇』 日本/1983
監督:西崎義展 勝間田具治
声:富山敬 麻上洋子 納谷悟朗 ささきいさお 石田太郎 
  伊武雅刀 青野武 古谷徹




最近まで版権問題でもめにもめた宇宙戦艦ヤマト。
製作総指揮、監督をつとめた西崎義展が麻薬事件で捕まったり、何かと問題が多く更に続編であったビデオシリーズ「YAMATO2520」も頓挫。
90年代に再映画の話が出たものこれも版権・著作問題等で立ち消えと不遇が続いています。
声を当てるのは故・富山敬、「ルパン三世」のとっつぁん・納屋悟朗、歌手のささきいさお、俳優の伊武雅刀など。
ナレーターはなんと仲代達也。
音楽はNHKでお馴染みの宮川泰・羽田健太郎。

<あらすじ>
楕円軌道を描いて、地球に迫ってきている水の惑星アクエリアス。
接近した時、地球に大規模な水害をもたらす恐れがあった。
一方、銀河中心部で星同志が衝突し、崩壊するという異常事態が起こっていた。
地球防衛軍は古代進を艦長とするヤマトを調査のために派遣する。
しかし、ヤマトは母星を失ったディンギル帝国の戦闘部隊に攻撃され、古代は負傷してしまう。
からくも地球に帰還したヤマト、しかしディンギル帝国は容赦ない攻撃を地球に加える。
防衛軍長官は打開策として、死んだはずのヤマト初代艦長・沖田十三を呼ぶのだった。

***

宇宙戦艦というより、不沈艦と言った方が良いようなヤマトですが、元々ヤマト自体は映画第2作「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」で一度完結しています。

まあ、それはさておきこの完結編。
まさしく完結しちゃうんですが、死んだはずの沖田十三の復活、いささかご都合主義のシナリオ、あっけないほどの敵の最後、子供の頃見たときは「終わっちゃったのかぁ」という程度でした。
が、今見てみると83年のアニメにしてはクオリティが非常に高いです。
ヤマトの素晴らしいのはまず、音楽。クラシック調のサントラが素晴らしい。
そして、なによりもガンダムのシャア並に知名度のあるキャラクター・デスラー総統の登場もおいしいですね。

ところで、ヤマトの世界観って凄いです。
地球防衛軍の総司令部が日本、ヤマトの乗組員も日本人のみ。
しかも、軍隊内でおおっぴらに恋愛という展開。
大艦巨砲主義からも離れることなく、かなり軍国主義的な描かれ方をしてますね。
ヤマトの乗組員は特権階級なのかもしれない。
今見てみるとかなり荒唐無稽に見えちゃいます。
個人的に好きではあるんだけど。

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by syosei7602 | 2005-06-18 23:59 | アニメ/CG
耳をすませば
d0030824_2534013.jpg『WHISPER OF THE HEART』 日本/1995
監督:近藤喜文
声:本名陽子 高橋一生 小林桂樹 露口茂 立花隆 室井滋
  山下容莉枝 佳山麻衣子 中島義実 飯塚真弓 高山みなみ




公開時コピー
好きなひとが、できました。

柊あおいの同名コミックを、宮崎駿の脚本及び絵コンテ、宮崎駿の盟友・近藤喜文を監督にして作られた青春映画。
残念ながら近藤監督は1998年に死去。
声は「おもひでぽろぽろ」の本名陽子。「耳をすませば」のテーマソング“カントリー・ロード”を劇中で歌っている。
冒頭に流れるのはオリビア・ニュートン・ジョンのオリジナル。
そして、ジブリ作品ではお馴染みの俳優による声が多数を占める。
また、野球解説者を演じるのはなんと江川卓。
保健室の高坂先生の声をあてた高山みなみは最近、「名探偵コナン」の原作者・青山剛昌と結婚。

<あらすじ>
中学3年生で受験を控える月島雫は本を読むことが一番の女の子。夏休み中に20冊の本を読むことに決めているが、図書カードにはいつも天沢聖司という名前があることを見つける。
同じ本を後から借りてしまう雫はいつしか天沢聖司という人がどんな人なのか、想像を膨らませていた。ある日、親友の夕子の相談を受け、うっかりとベンチに借りたばかりの本を置き忘れてしまう。
取りに戻った雫の目に映ったのは、本を読んでいる1人の少年だった。彼は雫の書いた替え歌の詩を皮肉って去ってしまう。

***

なんでもこの映画の公開10周年を期に、舞台になった多摩市聖蹟桜ヶ丘周辺で町おこしが計画されているそうです。
ネットでニュースを読んで知ったついでに、再度見直してみたんですが、えーっと赤面するというかなんというか、30にも差し掛かろうという男が見るには多少勇気がいります(笑)。

基本的には純情な恋を描いた良作です。クラスメートの恋の悩み、進路のこと、自分が何を出来るのか等、思春期に体験するであろう物事の多くが凝縮されています。
それらがバランス良く流れていくのはシナリオの妙。
ジブリ作品の中にあってリアリティのある「おもひでぽろぽろ」より良い出来だと思います。

実は最初にこの映画を見たときの印象は「ご都合主義の恋愛と青春を描いただけ」と思っていました。しかし、今見ると新鮮というか、青春時代ってこんなんだったっけなあ、なんていうある種のセンチメンタリズムを喚起したりして・・・。
ストレートに作られた物語に絡むのは、雫が一大決心をして書き始める小説世界。
あくまでも現実に含まれる要因のひとつとして、というもので映画の雰囲気を壊さないのはさすが。

個人的に好きなシーンは「神社」と「引越」に絡む一コマ。
友達でいようと思いたかった同級生の男の子、いつも口やかましい姉とのシーンが主人公・雫の心を描き出す事への成功に繋がっています。
ジブリ特有の色使いで描かれた背景描写も美しいですね。
夏の始まりにぴったりの映画なので、見た方はもう一度、見ていない方は是非。

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by syosei7602 | 2005-06-17 23:59 | アニメ/CG