トップ | ログイン

映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
検索
カテゴリ
50音順INDEX
アクション/アドベンチャー
ミステリ/サスペンス
恋愛/青春/スポーツ
ホラー/オカルト
ヒューマン/ドラマ
SF/ファンタジー/パニック
ハードボイルド/犯罪
戦争/歴史/時代劇
ノンフィクションベース
ミュージカル/音楽/ダンス
コメディ/パロディ
アニメ/CG
ドキュメンタリー
月別更新まとめ
管理人日記
リンク/プロフィール
以前の記事
2017年 02月
2016年 08月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 02月
2014年 07月
2014年 06月
2013年 11月
more...
記事ランキング
ブログジャンル
最新のトラックバック
視聴率に関係なく選んだ2..
from dezire_photo &..
視聴率に関係なく選んだ2..
from dezire_photo &..
[洋画] 「アバター」は..
from 窓の向こうに
仮面ライダー THE F..
from piece of life ..
サウンド・オブ・サンダー
from piece of life ..
ダブル・ミッション
from piece of life ..
『シャッターアイランド』..
from 名機ALPS(アルプス)MD..
「AVATAR」
from samuraiの気になる映画
『宇宙戦艦ヤマト/復活篇..
from 【徒然なるままに・・・】
映画「相棒 -劇場版- ..
from 珍竹麟  〜映画とネットとモ..
フォロー中のブログ
リンク
にほんブログ村 映画ブログへ

ログログシール
ライフログ
その他のジャンル
ファン
<   2004年 12月 ( 28 )   > この月の画像一覧
今年公開映画の個人ベスト
さて、年末です。
1年の締めくくりに日本で今年公開のもので、個人的見た映画のベストなんぞを選んでみたいと思います(今年公開、DVD化されたものも含む)。
リストは以下の通り。

CASSHERN
i,ROBOT
KILL BILL Vol.2 The Love Story
LOVERS
SAW
イノセンス
インファナル・アフェア2 無間序曲
オールド・ボーイ
コラテラル
シークレット・ウインドウ
スクール・オブ・ロック
スパイダーマン2
世界の中心で、愛をさけぶ
ツインズ・エフェクト
バイオハザード2 アポカリプス
ヴァン・ヘルシング
パニッシャー
バレットモンク
ブラザーフッド
マイ・ボディガード
マッハ!
モーターサイクル・ダイアリーズ
ラブストーリー
レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

25本、まずまずの数です。
さて、この中でベスト3を挙げてみます。


3位 モーターサイクル・ダイアリーズ
アルゼンチンの伝説的革命家チェ・ゲバラの青春時代を描いたノン・フィクション作。
この映画は文句なく素晴らしい。
ノンフィクション映画にありがちな退屈極まりない展開を払拭し、ただひたすらに南米をバイクで走り、旅を経験しながら「自分に何ができるのか?」を見つけ出したゲバラの思いがひしひしと伝わってきます。

2位 インファナル・アフェア2 無間序曲
とことんまで練り込められたシナリオと俳優の演技。
続編にありがちな駄作というジンクスを克服し、とにかく目を見開いて全てを逃さないように見させる数少ない映画。
しかもこれが「適当に作っているんだろう」という香港映画の常識を破った事と、アクションありきと言われていた香港俳優の演技力の確かさを見せつけられた事は大きい。
1級品のサスペンス・ハードボイルド。

1位 SAW
とにかく驚かせてくれた。
その衝撃は「シックスセンス」よりも遙かに大きい。
観客を驚かす、まさしく映画の醍醐味。
シナリオを深く突っ込んでいけば矛盾は出てくるが、それを差し引いても見終わった後に残る悔しさは払拭することができない。
見ている間はイライラするし、謎はさっぱりわからない。
ストレスが溜まる映画とは良くいったものだ。
謎を知ってしまったら2度目は見るものではないが、それでもこの映画はたった1度を大きな興奮に変えてくれた。


3位以下は次の通り。

4位 オールド・ボーイ
韓国映画の実力を見せつけられる。
しかし、原作は日本のコミックという点も注目。

5位 イノセンス
世界の映画関係者が最も注目する監督・押井守作品。
秀逸なビジュアルと監督独特の表現は記憶に焼き付けられる。

6位 マッハ!
タイ発の超アクション映画。
次世代の本格的肉体アクションを担うトニー・ジャーの素晴らしいノン・スタント作品。

7位 スクール・オブ・ロック
明るく楽しいロック映画。
見れば元気になる。それが全て。

8位 CASSHERN
アレンジというより原作から大きく離れてしまってはいるが、邦画の可能性を広げた作品。
酷評多しは異端児の常。

9位 パニッシャー
80年代のハリウッド映画のようなオーソドックスなアクション。
これがかえって新鮮に映る。

10位 i,ROBOT
CGを使ったアクションはもう何も言わない。
久しぶりに哲学的要素を含んだ良作。

それ以外は次の通り。
11位 KILL BILL Vol.2 The Love Story
12位 コラテラル
13位 ラブストーリー
14位 ブラザーフッド
15位 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
16位 スパイダーマン2
17位 バイオハザード2 アポカリプス
18位 ヴァン・ヘルシング
19位 マイ・ボディガード
20位 LOVERS
21位 世界の中心で、愛をさけぶ
22位 ツインズ・エフェクト
23位 レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
24位 バレットモンク
25位 シークレット・ウインドウ

まだまだ見ていない映画が沢山ありますが、あくまでも個人ベストなので勘弁を。
来年はどれだけ見られるだろうか。
それでは良いお年を。
by syosei7602 | 2004-12-31 23:31 | 管理人日記
ガン&トークス
d0030824_16353053.jpg『GUNS & TALKS』 韓国/2001
監督:チャン・ジン 
出演:シン・ヒョンジュン ウォンビン チョン・ジェヨン
    シン・ハギュン チョン・ジニョン オ・スンヒョン
    コ・ウンミ ソン・ヒョンジュ



公開時コピー
「あなた、殺したい人いますか?」

4人の殺し屋の生活をコミカルに描いたクライムストーリー。
軽快なストーリーと単純で飽きさせない展開は今の韓国映画を象徴しているようです。
出演は今や日本でも大人気のウォンビンをはじめ、韓国の人気俳優目白押し。

<あらすじ>
ソウルで活動している殺し屋4人組、リーダーのサンヨン、爆発物専門のジョンウ、狙撃のジェヨン、サンヨンの弟でパソコン専門のハヨン。
様々な依頼が飛び込んでくるが、殺しに徹しきれない甘さが彼らにはあった。
ある日、政財界の大物が集まるオペラの公演中に人を殺して欲しいという依頼がある。
綿密な計画を立てて、計画遂行を目指すが彼らに目を付けていたチョ特捜検事が捜査を開始した。

***

アクション自体は派手ではなく、むしろ殺し屋としてのプロフェッショナルな部分を出しているけれど、なにせコメディなので依頼を受ける動機が些か不純(笑)。
映画の序盤はなかなかクールで、後半になると徐々にコメディ色が強くなってくる。
ナンセンスなセリフやどこかマヌケな展開に思わず笑ってしまう。
ついでに言うと、韓国でもやはり血液型は性格判断に使われているようで・・・似たようなもんなんですね。

リーダーを務めるシン・ヒョンジュンはなかなかいい顔しています。
ウォンビンばかりに目が行きがちだけど、チョン・ジェヨン、シン・ハギュンもそれぞれ顔にあったキャラクター設定が見事にはまっていて、違和感を感じることもなし。
ファッションなども結構凝っているのか、うまいですね。
色々な面で邦画はこういう部分を見習うべきかもしれない。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2004-12-30 23:32 | ハードボイルド/犯罪
ザ・ブライド/花嫁はギャングスター2
d0030824_16364459.jpg『MY WIFE IS A GANGSTER 2: THE LEGEND RETURNS』 
韓国/2003
監督:チョン・フンスン 
出演:シン・ウンギョン チャン・セジン チャン・ツィイー
   パク・チュンギュ イ・ウォンジョン チュ・ヒョン リュ・ヒョンギョン



韓国で大ヒットしたアクション映画の続編。
前作は見ていないんですが、なにやら新作で面白そうだったの借りました。
日本では未公開。
主演は「SSU」「うずまき」のシン・ウンギョン。

<あらすじ>
伝説の女組長ウンジンはビルの屋上で繰り広げられた抗争で、転落し頭を打つ。命を取り留めたものの記憶を無くしてしまう。料理店を経営するオヤジに拾われたウンジンはシュシュという名前で出前をする日々。自分が何者であるかを模索し続けるが、一向に成果は得られない。
ある日、偶然にも銀行強盗を退治したシュシュは自分の力に気が付き始める。
そこへ店のある地域が再開発されることになり、かつて敵であった白ザメ組が地上げをするために絡んできて・・・。

***

まずはタイトル。
邦題は付ける人のセンスによるけれど「ザ・ブライド」ってまんま「KILL BILL」から取ってるだろう?って感じ。
シン・ウンギョン演じるウンジンがシザーナイフの使い手、という所から来ているんだろうけどちょっとひどいと思う。

まあ、タイトルのひどさに変わって内容はというと結構おもしろい。
ヤクザ映画と思いきや、アクションは要所を占めるだけで、全体としてはコメディ。
主役のシン・ウンギョンはちょっときつめの表情を持っているけれど、笑っているシーンは可愛いです。
記憶を取り戻そうとするシーンや、店長が夜這いをかけようとしたり、近所のエロオヤジが絡んでくるところなど軽い下ネタを入れつつも、笑いで済ませられる程度なので軽く見られます。
ただ、前作を見ていないとわからないであろう部分が多いので、その辺は困りもんですが・・・なにせTSUTAYAには1がおいてなかった。

特別出演でチャン・ツィイーが出ています。
えーっと、画面を探しながら見ると辛いと思うので書いておきますが、とてもはっきりとした形で最後に出てきます。
噂によるとチャン・ツィイーは3にてメインキャラクターとして登場するらしいです。
by syosei7602 | 2004-12-29 23:32 | アクション/アドベンチャー
CASSHERN
d0030824_16383318.jpg『CASSHERN』 日本/2004
監督:紀里谷和明 
出演:伊勢谷友介 麻生久美子 寺尾 聰 唐沢寿明 樋口可南子
    小日向文世 宮迫博之 佐田真由美 要潤 西島秀俊
    及川光博 寺島進 大滝秀治



公開時コピー
この地に生まれた、愛する人々に捧ぐ。

今年の話題作の1つ。
宇多田ヒカルと結婚したから作れた、なんていう悪口を吹き飛ばすような映画。
何やら世間的にはかなり酷評されているようですが、あえてそんな評価に「待った」をかけたい。
出演は「DEAD END RUN」の伊勢谷友介、「RED SHADOW 赤影」「魔界転生」の麻生久美子、「半落ち」の寺尾聰、「嗤う伊右衛門」の唐沢寿明、他に及川光博、宮迫博之など。

<あらすじ>
50年間続いた戦争によって、世界は大亜細亜連邦共和国とヨーロッパ連合に分断されていた。
戦いは大亜細亜連邦共和国の勝利に終わるが、世界の至る所で荒廃が進み、新しい病気が蔓延していた。
東博士は妻の病気を治す為に新造細胞を研究していたが、時を同じくして息子、東鉄也が戦場で命を落としてしまう。
そんな時、新造細胞の培養槽に稲妻が落ち、新たな生命体、新造人間が生み出される。

***

この映画の凄いところはCGでもなければ、独特のハイコントラスト映像でもない。
それらは作品を表現する手段であり、決して目的ではないということ。
ストーリー的に難しいとか、別にキャシャーンじゃなくてもいいじゃないか、とか他にも色々あるわけですが、監督自体が元々「映像作家」であるわけです。
一般的にみれば、この映画は確かに映画監督の作品としてはマスターベーション的な要素が強いかもしれないが、全体を見てもわかるとおり監督の持つセンスを余すことなく使っている。

見る人は一体何を期待していたのか?
アニメ「キャシャーン」がリアル化して飛び出してきた映像?
ありきたりなCGを使った「スパイダーマン」的映画?
新人監督にありがちな小粒の無難作?

そういう映画は確かに「よくまとまった映画」として売れるかもしれない。
そういうものを期待する人には「向かない」かもしれない。
映画というのは本来「挑戦」すべき題材の1つだ。
この映画は全体として見れば編集においてはまだまだ。
しかし、同じ様な映画が跋扈する中で、アニメ的な要素や深く描こうとしたテーマ、人間関係、アクション、ハイコントラスト映像とモノクロを組み合わせた構成、不可思議なカメラワーク、これらは今までの映画にはほとんど見受けられないもの、いやむしろ触れられることの少ない領域に挑戦している。
アニメならいいものを、中途半端にアレンジするよりもこれだけ派手にやってしまったのも十分評価に値する。
ハリウッドに対抗するとか出来るといった見方をしている人には、理解しがたいのは確かではあるけれど。

演技に関しては伊勢谷友介は正直なところあまりうまいとは言い難い。
なんというか華がないというか・・・。
唐沢寿明は今まで見た中で一番格好良かったかも。
及川光博と宮迫博之の存在感は抜群。

多少長い映画ではあるが、初監督作品としては素晴らしいと思う。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2004-12-28 23:33 | SF/ファンタジー/パニック
世界の中心で、愛をさけぶ
d0030824_16393010.jpg『世界の中心で、愛をさけぶ』 日本/2004
監督:行定 勲 
出演:長澤まさみ 森山未來 大沢たかお 柴咲コウ 山崎努
    宮藤官九郎 津田寛治 高橋一生 菅野莉央 杉本哲太
    古畑勝隆 内野謙太
受賞:日本アカデミー賞/助演女優賞・撮影賞・照明賞(2004)
    ブルーリボン賞/助演女優賞・新人賞(2004)

公開時コピー
僕は君を生きていく。

もはや今年一番有名になったと言っても過言ではない大ヒット作。
原作は村上春樹著「ノルウェイの森」の持つ小説販売部数を超えた片山恭一の同名小説(ただし「ノルウェイの森」は上下巻で400万部を突破しているので「1つの作品」としては未だに越えられていない)。
監督は「GO」の行定勲。
出演は「ロボコン」の長澤まさみ、これが映画初主演となる森山未來、「解夏」の大沢たかお、「黄泉がえり」の柴崎コウなど。

<あらすじ>
結婚を間近に控えた朔太郎と律子。
ある夜、引越の用意をしていた律子は荷物の中から1本のテープを見つける。その内容を聞いた律子は台風が近づく中、朔太郎に黙って四国へと向かう。
彼女の失踪を知った朔太郎もまた、律子を追って四国へ向かう。律子の足跡を辿るうちに朔太郎は高校2年生の時に恋をし、そして白血病で死んでしまった亜紀を思い出していく。

***

さて、原作を読まずにDVDを借りて見たのだけど、良い映画だと思います。
長澤まさみと森山未來の演技は間違いなく素晴らしいし、映像も綺麗。
高校時代の青春って何もかも放り投げても好きな人がいればそれだけで良かった、そういう感情面や行動なんかが演じる2人に等身大に当てはまっていたし、これを見て泣けると思うのもわかります。

あちこちの批評では「なんで今更、白血病?」というけれど、見た感じでは原作者が決してお涙頂戴を目指して、あえて「古くさい」と言われるネタを使ったんじゃないと思います。
病気というのはイヤなものだし、それに対するイメージもいいものがあるわけじゃない。
現に白血病は今でも治る率がかなり低いわけだから。
劇中で主役の朔太郎が出したラジオへのハガキに対する亜紀の答えが、それを現しているように思えます。

まあ、それはさておき。
映画の舞台が80年代後半ってことだけど、もうちょっと音楽ネタとか入れて欲しかったかな。
雰囲気は良いんだけど、その良さっていうのは夏の海や太陽のものであって、決して背景が「この時代だから」というものではないですね。
しかし、高校時代の普遍的なもの・・・例えば、女の子は男の子より大人な考え方であるとか、2人が自分たちの為に一生懸命になっていることとか、カセットテープのやりとりなんかがうまく描かれているのは良いですね。

ただ、あと少しどうにかならなかったのか?と思うのは大沢たかおと柴崎コウの役割。
大沢たかおのシーンがもうちょっと少なければ良かったと思います。
柴崎コウは完全に蛇足というか・・・言っちゃなんですが、特別出演くらいに留めておけば良かった。変にストーリーに絡むので、大沢たかおも出ざるを得ないし、そのお陰でテンポを悪くしてます。
まあ、柴崎コウの言葉がこの小説の帯に載せられて、売れたわけだから思い入れはわかるんだけど、演技云々以前に存在感を出されてしまうとどうも・・・。
深くはツッコミたくないですが、柴崎コウの律子役を出すよりも亜紀の両親や朔太郎との関係なんかを描いた方が深くなるし、なぜ亜紀が朔太郎を好きになったのか、そういった必要な部分が沢山あったと思います。

泣く程の感動には今一歩!

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2004-12-27 23:34 | 恋愛/青春/スポーツ
暗戦 デッドエンド
d0030824_16405356.jpg『RUNNING OUT OF TIME』 香港/1999
監督:ジョニー・トゥー 
出演:アンディ・ラウ ラウ・チンワン リー・チェーハン ヨーヨー・モン
    レイ・チーホン
受賞:香港電影金像奨/主演男優賞(1999)



ジョン・ウーがハリウッドに行ってしまった後、香港ノワールというジャンルを引き継いだのがジョニー・トゥー。
レオン・ライ主演の「ヒーロー・ネバー・ダイ」では徹底的にクールな殺し屋同士の闘いを描いたハードボイルドに対し、この映画は「俺はそれだけじゃないぞ!」と言わせる傑作。
出演は「インファナル・アフェア」のアンディ・ラウ、「ヒーロー・ネバー・ダイ」のラウ・チンワンとヨーヨー・モン、「ワイルド・ブリット」のリー・チェンハン、「カルマ」のレイ・チーホン。
なおアンディ・ラウはこの映画で香港のアカデミー賞とも言える、金像奨主演男優賞。

<あらすじ>
癌で余命幾ばくもない男はある計画を思いつく。
真っ昼間に金融会社に押し入り、人質を取って屋上に陣取る。そして、交渉人にホー刑事を呼びつけ、72時間のゲームを開始すると言い残して姿を消してしまう。
かくしてホー刑事と男の頭脳戦が始まった。

***

これだけ書くとシリアスな展開なのか?と思うが、これが意外にコミカルで、その要所に挟むクールな演出が映画を引き立たせます。
ストーリーとしては恐らくサミュエル・L・ジャクソン主演の「交渉人」、ロバート・デ・ニーロ主演の傑作映画「ミッドナイト・ラン」、そして香港ノワール映画ではお馴染みの刑事と犯罪者の友情が練り込まれ、これぞ香港!の醍醐味たっぷり。

見所はやはり、アンディ・ラウの変装。
何に変装するかは見てみないと、という感じですがここまでやるかアンディ!って思わず言ってしまう(笑)。
ストーリーは死期迫る男が体を張って自分の存在感を示す、という身勝手な話なんだけどラストに至るまでアンディ対チンワンの駆け引きが見事です。
また、途中にあるちょっとした、アンディ・ラウとヨーヨー・モンの巡り会いが実に良い。
うまいというか、すごくカッコイイ。
このシーンが個人的にとても好きです。

香港映画というと、どうしても安っぽい、もしくジャッキー映画に代表されるカンフー物というイメージが強いですが、ノワール映画としての作りはかなりレベルが高いです。
ハードボイルドが見たくなったら、ぜひ香港映画を。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。

人気blogランキング ←ポチッとクリック
by syosei7602 | 2004-12-26 23:34 | ハードボイルド/犯罪
3人のゴースト
d0030824_16413222.jpg『SCROOGED』 アメリカ/1988
監督:リチャード・ドナー 
出演:ビル・マーレイ カレン・アレン ジョン・マーレイ キャロル・ケイン
    ジョン・フォーサイス ジョン・グローヴァー ロバート・ミッチャム




クリスマスにぴったりの映画ということで・・・。
ディケンズの名作小説「クリスマス・キャロル」の現代版(1988年ですけどね)。
監督は「リーサル・ウェポン」シリーズのリチャード・ドナー。
ヒロインにカレン・アレン。
ハリソン・フォード主演、インディ・ジョーンズシリーズ1作目「レイダース/失われたアーク」でヒロインを演じた。
他にビル・マーレイの実弟ジョン・マーレイやロバート・ミッチャム。更にはマイルス・デイビスなどの豪華脇役も揃ってます。

<あらすじ>
ニューヨークのテレビ会社社長は腕はあるが、その傲慢でケチくさい性格から色々な人に嫌われていた。クリスマス・イブの夜、彼の目の前に過去・現在・未来を見せてくれるゴーストが現れる。

***

ビル・マーレイ主演の大ヒット作「ゴーストバスターズ」の4年後に作られた、コメディ色の強い教訓的映画。
感動作を目指した筈なんだろうけど、感動というよりも何かこうスッキリとする感じ。
些か大げさに作られてはいるが、元がファンタジーだし、何よりもクリスマスの奇蹟という点ではこの位の明るさがあった方が見やすい。
クリスマスっていえば、まあ「ゴースト」や「34丁目の奇跡」あたりが定番なんだろうけど、この映画はやはり名作小説を元にしているので、良くできていると思います。
原題のスクルージは原作の主人公であるスクルージ爺さんから。
クリスマスだからこそ許せる映画。
家族揃って見ましょう。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。

人気blogランキング ←ポチッとクリック
by syosei7602 | 2004-12-24 23:35 | ヒューマン/ドラマ
スクール・オブ・ロック
d0030824_16422279.jpg『THE SCHOOL OF ROCK』 アメリカ/2003
監督:リチャード・リンクレイター 
出演:ジャック・ブラック ジョーン・キューザック マイク・ホワイト
    サラ・シルヴァーマン ジョーイ・ゲイドス・Jr 
    ミランダ・コスグローヴ
受賞:MTVムービー・アワード/コメディ演技賞(2003)


公開時コピー
いつだって夢中になれば、人生の成績は"A"がとれる!

コメディアンでミュージシャンのジャック・ブラック主演によるロックミュージカル。
監督は「テープ」のリチャード・リンクレイター、共演はジョン・キューザックの兄で「プリティ・ブライド」のジョーン・キューザックなど。

<あらすじ>
バンドをクビになったギタリスト・デューイはルームメイト・ネッドとその彼女に家賃を払えと迫られる。ある日、ネッドにかかってきた私立学校の講師の仕事をデューイは成り済まして引き受ける。
しかし、教室にいた子供たちは成績だけを目標に設定され、管理されていた。
音楽の授業で彼らの才能を目にしたデューイは、ある考えを思いつく。

***

主演のジャック・ブラックはこの映画にははまり役。
ウーピー・ゴールドバーグ主演の「天使にラブソングを」が、不良校の再生ならこちらは優等生学校の管理体制批判とでもいうか、まさしく反抗心=ロック。
大人に従順なだけじゃ、持っている才能を伸ばせないぞ、と言いたい映画なんだろうけど、とにかくそういう教訓だとか、考えを抜きにして楽しい映画。
演奏自体も子供達が実際にしている・・・手元だけを映して誤魔化すと言うことはしていないので、ホントに凄い。

そして、懐かしいロックバンドやミュージシャンの名前が飛び出してくる。
知らなければ、この映画に出てくるのを参考に聴いても良い。
脚本はありきたりだけれど、子役の名演奏、ジャック・ブラックのはじけた顔芸、曲の歌詞など見所、聞き所満載。
元気がないときに是非!

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2004-12-23 23:35 | ミュージカル/音楽/ダンス
スパイダーマン2
d0030824_16443480.jpg『SPIDER-MAN 2』 アメリカ/2004
監督:サム・ライミ 
出演:トビー・マグワイア キルステン・ダンスト アルフレッド・モリナ
    ジェームズ・フランコ ローズマリー・ハリス J・K・シモンズ
受賞:アカデミー賞/視覚効果賞(2004)
    放送映画批評家協会賞/ポピュラー作品賞(2004)


公開時コピー
偽ることが、愛なのか。

大ヒット作の続編。
何かと言うと2作目というのは駄作になりうる可能性が大きいけれど、これはいいですね。
おもしろい!
1作目を見て、ちょっと「?」と思った人も2を見れば感動します。
出演は引き続きトビー・マグワイア、キルステン・ダンスト、ジェームズ・フランコ。
敵役ドック・オクにはいぶし銀のアルフレッド・モリナ。

<あらすじ>
超人的なパワーを持ったピーターは学校を卒業した後、バイトをしながら大学に通う日々。
しかし、元々お人好しの性格が災いして人助けに奔走し、度重なる遅刻でバイトをクビになってしまう。憧れのMJと再会するが、舞台女優へと向かっていくMJとは距離があいていく。
親友のハリーは亡き父の後を次いで会社を経営し、父親を殺したスパイダーマンへの復讐に燃えていた。
そんな時、ハリーの会社で研究を続けていたドクター・オクタビアスがプレゼンテーションで行った実験事故が元で怪人ドック・オクになり、スパイダーマンの前に現れるのだった。

***

前作で正義の味方としての道を選んだピーターが、今回はMJとの関係や前作で倒したハリーの父についてハリーに絡まれたり、ついでにバイトをクビになったり、家賃を滞納して家主に怒られたりとおよそヒーローとは言い難い実生活に苦悩する部分が多くなってます。
キルステン・ダンスト演じるMJに関しては、前作よりも綺麗になってますが、なんだか共感得られないヒロインですね(笑)。

今回はそんなMJとの関係が切ない。
力はあっても容量が悪いピーターは、スパイダーマンとしての生活か自分の夢の為の生活か。
この2つについて苦悩する部分というのは「バットマン」にも通じるものがあります。

アクションについては、文句付ける所はほとんどありません。
とにかく頑張れスパイダーマン!と応援したくなるような感じですね。
なんとなしに「3」を感じさせる終わり方ではあるけれど、これはこのままで良いんじゃないかなぁと思います。
まあ、どうなるかは見てみたいところではありますが。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
よろしければクリックお願いします。
by syosei7602 | 2004-12-20 23:36 | アクション/アドベンチャー
フェイス/オフ
d0030824_16454695.jpg『FACE/OFF』 アメリカ/1997
監督:ジョン・ウー 
出演:ニコラス・ケイジ ジョン・トラボルタ ジョーン・アレン 
    ジーナ・ガーション アレッサンドロ・ニヴォラ
    ドミニク・スウェイン ニック・カサヴェテス
受賞:MTVムービー・アワード/アクション・シーン賞(1998) 他


公開時コピー
生き残るのは ただ一人…。
世界中の鼓動を止めた《2つの顔》のドラマ。
各国で新記録樹立--ついに日本へ!


テレビでやっていたので、久々に見ることに。
かなりカットされてましたが・・・。

ジョン・ウー監督といえば、言わずと知れた香港ノワールの傑作「男達の挽歌」シリーズ。
チョウ・ユンファを一気にスターダムにのし上げたのもこの「男達の挽歌」でサングラスにトレンチコート、2挺拳銃の激しいガンアクションでした。
「フェイス/オフ」では香港映画にはない派手さを追加して、まさしくアクションの「傑作」に。
悪人顔(失礼!)のジョン・トラボルタとニコラス・ケイジという濃い2人を起用。

<あらすじ>
FBI捜査官アーチャーは長年追い続けてきたマフィア・キャスターをついに追いつめる。
キャスターはかつてアーチャーの息子を殺した憎い相手でもあった。
銃撃戦の末、キャスターを捕まえることに成功するが、キャスターは意識不明になってしまう。
キャスターがLAのどこかに最近爆弾をしかけている事が判明し、アーチャーは最新テクノロジーによってキャスターと顔を入れ替え、キャスターの弟ポラックスから情報を聞き出すため、彼が収監されている刑務所へ潜入する。
しかし、入所した直後、キャスターは目覚め、アーチャーの顔を移植、関与したFBIを全員抹殺してアーチャーの前に現れるのだった。

***

映画の初めからジョン・ウー節の代名詞「2挺拳銃」を持ったニコラス・ケイジが登場。
派手な金ピカ銃(スプリングフィールドアーモリー社製1911A1<元はコルト・ガバメント>にV-12というスライドを付けたもの)、定番のベレッタM92F、シグザウエルP226などと銃の描写も細かい。

お馴染みのスローモーションや銃を突き付けあうシーンなど、もはや至れりつくせり。
主役の2人は顔を入れかえるという難役をうまくこなしてます。
ニコラス・ケイジはいつも泣きそうな顔しているし、ジョン・トラボルタはやらしくニヤニヤ笑っているし、こういうのはトム・クルーズじゃ無理ですね。
劇中、キャスター(ジョン・トラボルタ)率いるFBIの部隊がアーチャー(ニコラス・ケイジ)が逃げ込んだ仲間のアジトを襲撃するシーンがありますが、ここで使われる「OVER THE RAINBOW」が印象的。
他にも教会、白い鳩、家族愛なども交えてとにかく魅せてくれます。
何やらこの映画が制作された後から、似たようなものが沢山出ていますが、やはりどれも元には敵わないようです。
by syosei7602 | 2004-12-19 23:36 | アクション/アドベンチャー