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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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カテゴリ:SF/ファンタジー/パニック( 104 )
ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島
d0030824_2155367.jpg『THE CHRONICLES OF NARNIA:
THE VOYAGE OF THE DAWN TREADER』 イギリス/2010
監督:マイケル・アプテッド
出演:ジョージー・ヘンリー スキャンダー・ケインズ
ウィル・ポールター ベン・バーンズ ティルダ・スウィントン
ローラ・ブレント ゲイリー・スウィート テリー・ノリス
声:リーアム・ニーソン サイモン・ペッグ

公開時コピー
誰も知らないナルニアへ。

C・S・ルイスの名作児童文学「ナルニア国ものがたり 朝びらき丸 東の海へ」の映画化。
シリーズとしては第3作となり、初の3D対応作品。
監督は「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」のマイケル・アプテッド。
出演はシリーズのジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、「リトル・ランボーズ」のウィル・ポールター、「スターダスト」のベン・バーンズ、「リミッツ・オブ・コントロール」のティルダ・スウィントンなど。
声は「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のリーアム・ニーソン、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のサイモン・ペッグ。

<あらすじ>
d0030824_216199.jpgナルニア国を2度救ったエドマンド(スキャンダー・ケインズ)とルーシー(ジョージー・ヘンリー)は、自分たちの世界で戦火を逃れて従兄弟のユースチス(ウィル・ポールター)の家に預けられていた。
すでにナルニアへは行けなくなった兄ピーター(ウィリアム・モーズリー)と姉スーザン(アナ・ポップウェル)は、両親と共にアメリカへと渡っていた。
エドマンドとルーシーは、生意気なユースチスと仲が悪く、ケンカが絶えない。
そんなある日、壁に掛けられた帆船の絵が動き出して水が溢れ、3人はナルニアの海へと放り出される。
彼らを助けたのは、ナルニアの王となったカスピアン(ベン・バーンズ)やネズミの騎士リーピチープの帆船朝びらき丸だった。
再会を喜ぶエドマンドとルーシー達だったが、ユースチスはナルニア自体が妄想だと思って反発しつづける。
d0030824_216918.jpgカスピアン達が目指していたのは、前王が信頼する七卿に託したアスラン王の七本の剣を見つけること。
ナルニアは邪悪な魔法によって脅威に立たされており、アスラン王の剣を集めることで取り払うことができるという。彼らは最初の島に向かうが、そこは奴隷商人によって支配されていた。

<作品解説>
児童文学の傑作として、世界各国で読まれている「ナルニア国物語」。
ファンタジーブームも一段落し、「ハリー・ポッター」シリーズも今年で最後というところで、本作はまだまだ続きそうな勢いで製作されています。本作からディズニー資本でなくなり、20世紀FOXとなりましたが、主要キャストを引き継いでいるところが良いですね。
原作は未読なのですが、本作は原作の筋書きと大分変わっているそうです。
全体的な感想を言えば、前2作にあったディズニー映画特有の甘さ?が無くなり、かなり面白い作品になりました。監督が交代したことも大きな要因ですが、純粋に楽しめます。
さて、前作でナルニア国に行けなくなった兄ピーターと姉スーザンはアメリカで生活し、残されたエドマンドとルーシーは従兄弟の家に居候することに。
この従兄弟ユースチスが本作のキーマンとなるのですが、中盤までがとにかく鬱陶しい(笑)。
文句は多く、ヘタレ、屁理屈をこねたり食べ物をくすねたりしますが、ネズミの騎士リーピーチープに鍛えられていきます。
エドマンドといえば、白き魔女の誘惑に一度は屈しながらも活躍し、前作までにおける隠れた主役といった感じでした。本作では勇敢さに磨きをかけ、カスピアン王とも互角に戦えるほどの腕前に成長しています。
そして、ルーシーは姉に憧れながら、自らの存在を問うことに。
本シリーズのテーマは少年少女達の成長を描くことにありますが、その過程における仲間との絆もまた非常に重要なポイントです。
特にユースチスとリーピーチープの物語は泣けてきます。
総じて良くまとめられた作品であり、ファンタジーとしてのおもしろさが十分に詰まった作品です。

<見どころ>
ファンタジー要素はたっぷり。
嵐の海や剣劇、そしてドラゴン…CGとわかっていながらも迫力があります。
それ以上にラストはグッときます。

<出演者>
ルーシーを演じたジョージー・ヘンリーは、第1章からさすがに大人びた雰囲気。でもこの子は変わったというイメージがあんまりないですね。
エドマンド役のスキャンダー・ケインズはなかなかの男前に成長しました。
ユースチス役のウィル・ポールター、彼がとてもうまかった!
ラストの表情がとても良いです。
カスピアン王のベン・バーンズ、正統派なのにいまいち売れないですね…。
ほんの少ししか出なかったティルダ・ウィンストンですが、出てくれるだけでも嬉しいかも。
本作がデビューとなったローラ・ブレントはとても綺麗でした。

<総評>
3D作品として公開されていますが、今回はあえて2Dで観賞しました。
というのも、3Dグラスをかけるのが結構面倒くさい上に、2時間は意外と苦痛…その割には2Dでも吹き替え版しかなかったのが残念。
しかし、映像は迫力十分で楽しめました。
作品としての質は高く、個人的な評価でいえば作品を追うごとに上がっていると思います。

<関連作品>
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女
ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛
ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島

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by syosei7602 | 2011-03-08 22:32 | SF/ファンタジー/パニック
レポゼッション・メン
d0030824_2194587.jpg『REPO MEN』 アメリカ/2010
監督:ミゲル・サポチニク
出演:ジュード・ロウ フォレスト・ウィッテカー リーヴ・シュレイバー
アリシー・ブラガ カリス・ファン・ハウテン
チャンドラー・カンタベリー ジョー・ピングー ライザ・ラピラ
イヴェット・ニコール・ブラウン RZA


公開時コピー
延命のために、
人工臓器を
高額ローンで買う未来。
払えなければ、
回収(レポ)される─。


恐竜ハードボイルド“鉤爪”シリーズの人気ミステリー作家、エリック・ガルシアのオリジナル脚本によるSFアクションサスペンス。
監督はCMはPVなどを手がけ、本作が長編デビューとなるミゲル・サポチニク。
出演は「シャーロック・ホームズ」のジュード・ロウ、「エクスペリメント」のフォレスト・ウィッテカー、「ソルト」のリーヴ・シュレイバー、「プレデターズ」のアリシー・ブラガ、「ワルキューレ」のカリス・ファン・ハウテンなど。

<あらすじ>
d0030824_2110317.jpg近未来。高性能な人工臓器のお陰で臓器移植の問題が解決され、人々の延命が大きく飛躍していた。
しかし、人工臓器は高価な為、人工臓器を製造販売するユニオン社の高額なローンを組むことが当たり前となっていた。
だが、滞納をすれば回収人“レポ・メン”により、臓器は強制的に回収され、そこに命の保証は含まれないという、非情な現実が待ち受けていた。
レポ・メンのレミー(ジュード・ロウ)は、相棒のジェイク(フォレスト・ウィッテカー)と共にユニオン社の中でも優秀な回収人…しかし、凄惨な回収の実態と時には命の危険すらもある仕事に対して、妻のキャロル(カリス・ファン・ハウテン)は批判的だった。
そんなある日、家族達の集まりの中、ジェイクが白昼堂々と臓器回収をしたことから、キャロルは息子を連れて出て行ってしまう。
レミーは家族に戻って欲しい一心で、d0030824_21101344.jpg最後の仕事をして足を洗うことを決意するが、トラブルから気絶してしまう。やがて目覚めた彼の体には、ユニオン社の人工心臓が埋め込まれていた。
ローンを返済するため、再びレポ・メンとなったレミーだったが思うように仕事ができず、やがて返済が滞るようになるが…。


<作品解説>
久々にサイバーな近未来のアクション映画として期待しつつ見てみることに…と、冒頭から「ブレード・ランナー」的なビジュアル、中身は「未来世紀ブラジル」のような感覚です。
人工臓器の飛躍的な進歩によって、人類の寿命が大幅に延びた世界。しかし、ローンを滞納すると、滞納者の命を問わずに回収される臓器。普通に考えたら、臓器回収するよりも金になりそうなものを押収した方が効率が良いし、あれだけ人工臓器を入れている人がいたら、周囲の人間が殺されていることくらいわかりそうな気がします。その辺のツッコミは入れても仕方ないので、そういう世界の物語なのだと割り切るしかありませんね。
さて、物語は冒頭から主人公のレミーが臓器を回収するところから始まります。問答無用で滞納者を気絶させて、いきなり腹をかっさばく…なかなかスプラッターな展開ですが、インパクトは十分です。
その後はレミーと相棒のジェイクが遊ぶかのように滞納者を捕まえては臓器を回収するという、凄まじい映像が続きます。人種や貧富にかかわらず、ローンを組ませるという点に悪質さを感じずにはいられません…まあ、これって破綻したあのローンに対する揶揄なのかと思ったりして。
中盤以降、勝手に人工心臓を入れられたレミーの逃亡劇となります。
偶然出会った酒場の歌手ベスと共に逃げるのですが、些か唐突感があって残念。
それにレポ・メンとしてかなり高額な報酬を貰っていた筈なのに、あっさり滞納って…どんだけ高いんだよ、人工臓器!
全体的な世界観は抜群ながらも、ストーリー上のツッコミだけは避けがたいのが勿体ない。
最後のオチも予想の範疇を超えませんでした。

<見どころ>
ジュード・ロウ演じるレミーの肉体美溢れるアクションは抜群。
また、些かステレオタイプの未来像もいいかも…まんま「ブレード・ランナー」だけど。

<出演者>
ジュード・ロウは相変わらず頭が寂しいですね。
いっそのこと丸坊主の方が似合う気がする…アクション俳優っていうイメージはないですが、格好良い。
フォレスト・ウィッテカーはさすがの貫禄、リーヴ・シュレイバーは相変わらず胡散臭いなぁ。
アリシー・ブラガは地味に良かったかも。

<総評>
やっぱりどこかで見たような…というより、よくわかりやすい前例があるような作品でした。
えげつないスプラッターシーンはありますが、それほどグロくはありません。
ラストのスッキリしない感じで評価が分かれるところですが、SFアクションとしては佳作と言えます。

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by syosei7602 | 2011-01-03 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
トロン:レガシー
d0030824_214478.jpg『TRON: LEGACY』 アメリカ/2010
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:ギャレット・ヘドランド ジェフ・ブリッジス オリヴィア・ワイルド
マイケル・シーン ボー・ガレット ブルース・ボックスライトナー
ヤヤ・ダコスタ セリンダ・スワン ジェームズ・フレイン
エリザベス・マシス


公開時コピー
それは、人類がついに到達した未来の3D体験。

世界で初めてCGを本格的に取り入れて話題となったSFアクション「トロン」の続編。
監督はCMや多くのPVを手がけ、本作がデビュー作となるジョセフ・コシンスキー。
出演は「エラゴン 遺志を継ぐ者」のギャレット・ヘドランド、前作「トロン」の主役を演じた「ヤギと男と男と壁と」のジェフ・ブリッジス、「ボビーZ」のオリヴィア・ワイルド、「アンダーワールド:ビギンズ」のマイケル・シーン、「近距離恋愛」のボー・ガレット、「カフス!」のブルース・ボックスライトナーなど。
音楽はダフト・パンク。

<あらすじ>
d0030824_2145646.jpgデジタル業界のカリスマとして名を馳せたエンコム社の代表ケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)は、ある夜、7歳になる息子のサムを残して忽然と姿を消してしまう。
それから20年が経ち、エンコム社はデジタル市場で躍進を続けていた。
27歳になるサム(ギャレット・ヘドランド)は、エンコム社の筆頭株主でありながら、会社に関わることはなく暮らしていたが、会社のやり方に反発を抱いていた。
エンコム社から新OSが発表されたその日、サムはOSをハックして世界中に無料でばらまくという事件を起こす。
留置場から戻ってきた彼を待っていたのは、かつて父とエンコム社を仕切っていたアラン(ブルース・ボックスレイトナー)だった。
彼はケヴィンが所有していたゲームセンターから、ポケベルに連絡が入ったことを伝える。
サムは半信半疑ながらもゲームセンターにやってくる。
“トロン”のゲームマシンの裏側に秘密のオフィスを見つけたサム…そこにあったコンピューターを起動させた直後、コンピューターの世界に入り込んでしまう。
d0030824_215661.jpgその世界がかつてケヴィンが作り上げた“グリッド”だと知ったサムだったが、ケヴィンの分身プログラムで世界を支配する“クルー”(ジェフ・ブリッジス)によってプログラム同士の命を賭けた戦いに、否応なしに参加させられる。
窮地に陥ったサムを助けたのは、謎のプログラム美女クオラ(オリヴィア・ワイルド)だった。

<作品解説>
82年当時、本格的なCG導入作品として話題を集めた「トロン」…ワイヤーフレームやポリゴンが主でしたが、実際にはアニメーションが多く取り入れられ、ほとんどが手描きでした。
また、ちょうど「E.T.」が流行ったために、陰に隠れた作品となってしまったのと、先進的すぎる世界観が受け入れられなかった経緯があります。とはいえ、先進的な作品であることは変わらず、記念碑的作品として評価されるべきでしょう。
そんな「トロン」の正統なる続編が本作…前作で主役を演じたジェフ・ブリッジス、またブルース・ボックスレイトナーが出演しているのはファンとして嬉しい限りです。
さて、本作は息子のサムが主役となります。エンコム社の株主である彼は、父親ケヴィンの行方を追って、コンピューターの世界“グリッド”へ。
しかし、ゲーム世代である彼はなんなく順応?して、クルーのゲームをなんとかしのぎ、プログラム美女に助けられます。
あとは、父親のケヴィンを連れてグリッドから脱出するという展開になりますが、全体的に盛り上がりに欠けた感じを受けますね。
というよりは、前作同様、若干地味で派手さはありません。
ただ、3D映像としては抜群で、蛍光ブルーと蛍光オレンジ、そしてあとは黒い世界という単調な色遣いが3D感を増幅し、今まで見た3D映画の中では格段に見やすい作品です。
前作ではシド・ミードなどがメカニックデザインをしていましたが、それらを踏襲したライト・サイクルは格好良く、キーアイテムとしては存在感十分。
ストーリーよりもそちらに目が行ってしまうのは仕方ないかもしれません。
ディズニー映画だからといわけじゃありませんが、ファンならそれなりに納得、前作を知らなくてもきちんと楽しめます。
それにしても、タイトルと中身がいまいち噛み合ってなかった。

<見どころ>
やっぱりライト・サイクルでの戦いですかね。
映像としての見どころが一番ありました。
あと、クオラが良い感じな美女。

<出演者>
ギャレット・ヘドランドはなかなかの好演。
ちょっと皮肉な表情が良かった。
ジェフ・ブリッジスですが、若いときの映像を見て驚き!
なんと、冒頭と劇中のクルーはCG合成だそうです…こうなると顔の4面図があれば、幼少時代すら作れそうですね。
オリヴィア・ワイルドが可愛い上にカッコイイ。
ヒロインとしてはこの上ない。
マイケル・シーンやボー・ガレットは出番が少なくて残念でした。

<総評>
丸々2時間の作品ですが、アクションシーンもそれなり多くて楽しめました。
ただ、やっぱり盛り上がりには欠けるかも。
前作をおさらいしていた方が良かったかなぁ…と思いつつ。
3Dはやっぱり吹き替えが楽ですね。
あと、ライト・サイクルのミニチュアが欲しくなったなぁ。

<関連作品>
トロン (1作目)
トロン・レガシー (2作目)

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by syosei7602 | 2010-12-19 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
SPACE BATTLESHIP ヤマト
d0030824_0381084.jpg『SPACE BATTLESHIP YAMATO』 日本/2010
監督:山崎貴
出演:木村拓哉 黒木メイサ 柳葉敏郎 緒形直人 西田敏行
高島礼子 堤真一 橋爪功 池内博之 マイコ 矢柴俊博
波岡一喜 三浦貴大 斎藤工 山崎努



公開時コピー
日本人が初めて世界に挑むSFエンターテインメント

SFアニメとして今なお根強い人気を誇る傑作「宇宙戦艦ヤマト」の初めての実写作品。
監督は「BALLAD 名もなき恋のうた」の山崎貴。
出演は「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」の木村拓哉、「クローズZERO II」の黒木メイサ、「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」の柳葉敏郎、「火天の城」の緒方直人、西田敏行、「君が踊る、夏」の高島礼子、「クライマーズ・ハイ」の山崎努など。
主題歌はスティーヴン・タイラー。

<あらすじ>
d0030824_0382925.jpg西暦2194年、外宇宙に突如として現れた謎の異星体ガミラスが侵攻してくる。
5年後、ガミラスによる放射性物質を含んだ遊星爆弾によって、地球は放射能による滅亡の危機に瀕していた。地球防衛軍の最後の艦隊は火星付近で地球艦隊司令・沖田十三(山崎努)の艦を残し、壊滅してしまう。
その頃、元防衛軍戦闘機パイロットの古代進(木村拓哉)は、レアメタル採取中に謎の落下物と遭遇する。
古代を助けたのは、地球に帰還してきた沖田の艦だった。
落下物には遥か大マゼラン星雲にあるイスカンダルからのメッセージが入っており、それには地球には無い波動エネルギーに関するテクノロジーの設計図、そして放射能除去装置を渡すというものだった。
d0030824_0384412.jpg沖田は、防衛軍が建造中だった最後の宇宙戦艦ヤマトをイスカンダルに向かわせることを進言し、自ら艦長となる。
古代は戦闘班班長として乗り込み、最後の希望を求めて地球を後にする。その旅はガミラスとの壮絶なる死闘の幕開けになるのだった。

<作品解説>
昨年にようやく復活した「宇宙戦艦ヤマト」。それに続いてまさかの実写化となった「ヤマト」ですが、なぜか英語で「SPACE BATTLESHIP」となっています。まあ、考えようによっては「別物」として製作したと考えるのが妥当かも知れません。
近年は色々とアニメやマンガの実写化が増えていますが、これほどの人気作品を実写化するというのは相当な冒険であり挑戦です。かなり前に「ガンダム」の実写版として「Gセイバー」という泣く子も黙るような出来のものがありましたが、あちらは一応ハリウッド製作でした。
本作は「ALWAYS 三丁目の夕日」などで高いCG合成を手がけた山崎貴監督ということで、期待値はそこそこ、しかし、主演が木村拓哉ということでガッカリ度が増してしまった…というのが正直な感想です。
さて、テレビ版1作目の総集編的な劇場版1作目をベースに、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「完結編」などを混ぜたようなストーリーになっています。
また、キャラクター設定がいくつか変更され、ヒロインの森雪はなぜかブラックタイガーのパイロット、佐渡先生は大きく若返って女性、通信士の相原も女性、ブラックタイガー隊は「古代班」などという怪しげな徒党を組んでいるという状況。
そして、一番の肝であるデスラーとスターシャがどの様になるのか…これは本作の肝でもあるので書けませんが、ある意味実写化という点で正解かもしれません。
映像としては及第点、戦闘シーンも迫力があったんですが、意外と少なかったのが辛いところ。
なにせ、古代と森雪の意味不明なラブロマンスが邪魔をしてしまった。
全体的にファンとしてはツッコミどころ満載、むしろキャスティングをもっと考えるべきでしょう。
お馴染みのテーマ曲、そして声にはアニメ版オリジナルの声優を入れたのは素直に評価したいですね。

<見どころ>
真田さんと斉藤始の組み合わせといったら、あの名シーン。
うーん、個人的にはここが一番再現率高くて良かったかも。
びっくりなアナライザー…思わずツッコミいれました。

<出演者>
木村拓哉はやっぱりキムタクでした。オリジナルの古代の性格設定は全て無かったことになっているし、とにかくこの人の演技力は…言うなれば安っぽい。
スクリーン映えするかもしれませんが、個人的には山田孝之あたりが良かったかも。
ストーリーもこの人に合わせているようにしか思えなかった。
森雪役の黒木メイサ…まあ、ぶっちゃけイメージが違います。違う以上に、性格が変わっていて、要するに今時の女性みたいな感じになっていたのが残念。
一番のはまり役は真田役の柳葉敏郎ですね。声も心なしか似ているし、斉藤始を演じた池内博之とのコンビは良かったかも。
佐渡先生役の高島礼子は言うに及ばず。
そしてネックだったのが山崎努。
どうもなぁ、この人は重さに欠けるというか…生きていたならば緒方拳にやって欲しかった!

<総評>
映像としては頑張っていたのに、ストーリーが木村拓哉と黒木メイサに合わせたものになっていたのが失敗じゃないかと…悪くはないんですが、キャラクターの立て方、アニメの中に合った悲哀感が消し飛んでいました。
続編が作られることはないと思いますが、ビッグタイトルなだけにもっと頑張って欲しかったですね。

<関連作品>
◆アニメ版
宇宙戦艦ヤマト (1作目)
さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち (2作目)
宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち (3作目)
ヤマトよ永遠に (4作目)
宇宙戦艦ヤマト 完結篇 (5作目)
宇宙戦艦ヤマト 復活篇 (6作目)

◆実写版
SPACE BATTLESHIP ヤマト

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by syosei7602 | 2010-12-08 23:07 | SF/ファンタジー/パニック
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
d0030824_14565.jpg『HARRY POTTER AND
THE DEATHLY HALLOWS: PART I』 イギリス・アメリカ/2010
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン
ヘレナ・ボナム=カーター ロビー・コルトレーン トム・フェルトン
レイフ・ファインズ ブレンダン・グリーソン アラン・リックマン
マギー・スミス デヴィッド・シューリス ボニー・ライト

公開時コピー
ついに、完結へ。

J.K.ローリング原作の人気シリーズ7作目にして、完結編第1部。
監督は5作目から引き続き、デヴィッド・イェーツ。
出演はシリーズ通してダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ヘレナ・ボナム=カーター、ロビー・コルトレーン、トム・フェルトン、レイフ・ファインズなど。

<あらすじ> 前作のネタバレを含みます!
d0030824_14146.jpgスネイプ(アラン・リックマン)の裏切りにより、ダンブルドア校長を失ったホグワーツはヴォルデモート(レイフ・ファインズ)達の支配下に置かれてしまう。
マッドアイ(ブレンダン・グリーソン)が中心となった“不死鳥の騎士団”は、ハリー(ダニエル・ラドクリフ)を守るため、それぞれがハリーに変身してウィーズリー家を目指して飛び立つ。そんな彼らを追うのは、死喰い人の一団だった。
激しい追跡劇を繰り広げながら、なんとかウィーズリー家にたどり着いたハリー達だったが、仲間が1人、命を落としてしまう。
さらに襲撃を受けたハリーは、ロン(ルパート・グリント)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)と共に辛くも逃げだし、d0030824_142249.jpgダンブルドアから託された使命を果たすべく、ヴォルデモートの不死の秘密である分霊箱を探しだし、破壊する旅に出ることに。
しかし、ヴォルデモートの影響力は遂に魔法省を支配するまでに及び、ハリーは指名手配されてしまう。
激しい戦いの中で、ハリーとロンは些細なことからケンカをしてしまい、その亀裂は取り返しの付かない大きさになる。


<作品解説>
原作は既に「不死鳥の騎士団」で止まってしまいまして、結末も知らないままに完結編を見るというのはドキドキします。物語は3作目くらいまでの陽気な感じが少なくなり、今や完全にダークファンタジーの世界へと埋没。さらにミステリー要素も加わって、映像全体もますますイギリス映画っぽいグレーがかった印象が強くなりました。
さて、前作で起きた最大の悲劇と裏切りにより、ホグワーツはもはや安全ではなくなり、ほぼ完全復活を遂げたヴォルデモート一味との最後の戦いが始まります。
強力な闇の魔術と人海戦術により、ダンブルドア一派やマグル(普通の人間)狩りを始めたヴォルデモート。
そんな中、ハリー達はヴォルデモートを倒せる唯一の方法である分霊箱を探し出して破壊することを目論みます。しかし、度重なる逃亡と戦いは精神を疲弊させ、親友であったロンとのケンカは激しく、そしてあっけないほどに別れが訪れてしまう。
シリーズに登場した主要人物達の最期もあったりして、そんな意味では非常に密度の濃いストーリーが展開していきます。
今までシリーズ通して思っていたのは、ハーマイオニーは別として、ハリーやロンて魔法の腕はあがってるのかという疑問。なんとなく、いつもギリギリの戦いと偶然の勝利みたいな部分が多くあったんですが、今回は攻撃魔法による戦いがなかなか激しい。
基本的に3人の物語になるので、後は最大の盛り上がりであろう2作目に託しましょう。

<見どころ>
ハリーに変身するシーン、色々と笑えます。
序盤のチェイスシーンは凄まじい。
マグルの世界を一番大きく描いていますね。
分霊箱を探して旅するハリー達。
雄大過ぎる景色が彼らの孤立無援なイメージを喚起させます。

<出演者>
1作目から足かけ10年、毎年これだけの注目作に主演し続けているダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン…これから先、本作が絶対的にリメイクされないと思わせるほどにイメージが付いてしまいました。既にPART2の撮影も終わって、エマ・ワトソンなんかは髪型をベリーショートにしたりと、本作からのしがらみを脱しようとしています。言うことはないですね。
注目なのはドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンでしょうか。
かなり成長していますが、彼の風貌は個性的で良い感じです。

<総評>
中盤は淡々とした感じが続き、そしてPART1らしくこれから!ってところで終わってしまう。
当然ですが、夏とは言わずに春くらいに公開してほしい。
まあ、本作のソフトリリースが夏前になるからだろうけど…。
大きな盛り上がりはないものの、見ておいて損はない大作の集大成です。

<関連作品>
ハリー・ポッターと賢者の石 (1作目)
ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2作目)
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3作目)
ハリー・ポッターと炎のゴブレット (4作目)
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (5作目)
ハリー・ポッターと謎のプリンス (6作目)
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 (完結編・第1部)

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by syosei7602 | 2010-11-21 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
サブウェイ -デジタル・レストア・バージョン-
d0030824_1465027.jpg『SUBWAY』 フランス/1986
監督:リュック・ベッソン
出演:クリストファー・ランバート イザベル・アジャーニ
リシャール・ボーランジェ ミシェル・ガラブリュ 
ジャン=ユーグ・アングラード ジャン=ピエール・バクリ
ジャン・ブイーズ ジャン・レノ エリック・セラ
受賞:セザール賞/主演男優賞・音響賞・美術賞(1986)

公開時コピー
1986年セザール賞3部門受賞!
リュック・ベッソンが弱冠26歳にして撮り上げた長編第2弾。


日本でも高い人気を誇るリュック・ベッソン監督が手がけた長編2作目。
エキセントリックかつシュールな世界観と映像美が人気を博した。
出演は「ニルヴァーナ」のクリストファー・ランバート、「ボン・ヴォヤージュ」のイザベル・アジャーニ、「ディーバ」のリシャール・ボーランジェ、「Mr.レディMr.マダム」のミシェル・ガラブリュ、「テイキング・ライブス」のジャン=ユーグ・アングラード、「みんな誰かの愛しい人」のジャン=ピエール・バクリ、「最後の戦い」のジャン・ブイーズ、「アーマード 武装地帯」のジャン・レノなど。
ベッソン作品の音楽を手がけることでお馴染みのエリック・セラも出演している。

<あらすじ>
d0030824_1465876.jpgフランス・パリ。タキシードを着た金髪の男フレッド(クリストファー・ランバート)は、数人の男達に追われカーチェイスを繰り広げていた。やがて、車は勢い余って地下鉄の階段に突っ込み、フレッドはそのまま地下鉄へと逃げ込む。
フレッドは大富豪の人妻エレナ(イザベル・アジャーニ)からパーティーに招かれ、そこで家の金庫を爆破して重要書類を盗み出したのだ。
実はフレッドはエレナを一目見た瞬間から恋に落ちていた。彼は公衆電話から、現金を持って地下鉄に来るように言う。その要求に応じたエレナだったが、フレッドを追っていた男達が出てきたことで彼は逃げてしまう。
地下鉄の終電が走り去り、閉鎖された地下鉄構内。
d0030824_147513.jpgフレッドは迷路のような地下鉄構内を下に下にと降りていく。
そこで出会ったのは、ローラスケートでひったくりを繰り返す男(ジャン=ユーグ・アングラード)だった。
男はフレッドを連れて、構内を案内してまわる。
フレッドはそんな地下鉄の中で暮らす奇妙な人物達と出会っていくが…。

<作品解説>
映像美、という点においてリュック・ベッソン作品でまず上げられるのが「グラン・ブルー」。
本作はその前の監督作になりますが、映像センスは抜群に良く、むしろ昔の作品の方がおもしろかったりします。思うにリュック・ベッソンのピークはこの辺りから「レオン」くらいまでじゃないかと思いますね。
「フィフィス・エレメント」は面白かったんですが、印象の度合いで言えば本作くらいの小気味よいアンダーワールドな雰囲気が抜群。
本作は実は初見なのですがデジタル・レストアってことで、Blu-rayで見ています。
うーん、24年前の映画ながらある意味退廃的な地下鉄の世界観が実にいいですね。
さて、物語は金髪タキシードのフレッドが街中をかっ飛ばしてくシーンから始まります。カセットテープで音楽を聴きながら、追跡をかわしていくこの冒頭…スピード感があります。
そして地下鉄に逃げ込んだ彼は、惚れてしまった人妻エレナを呼び出しますが、特に口説こうというわけではなく「運命的な出会い」として、彼女に語りかけていく。
そしてエレナもまた、フレッドに惹かれてはいけないと思いつつ、その破天荒な行動に魅せられていくわけです。地下鉄の構内に住んでいる奇妙な住民、そして地下鉄内の警察、それらを巻き込みながらフレッドはある目的に向かって突き進みます。
正直なところ、これにストーリー性があるかというとそうでもない。
むしろ行き当たりばったり感が強く、登場人物達のアクの強さでまとめたようなイメージ。
でも、この行き当たりばったり感が斬新な印象で、フレッドという人物をうまく表しています。
イザベル・アジャーニの美しさも相まって、訳の解らなさを楽しむ作品といえるでしょう。

<見どころ>
映像の美しさは勿論ですが、地下鉄のアングラ的なイメージがおもしろい。
なんてことないんですが、深夜の無人のホーム、逆に人混みが多い構内の対比など、どこかシュールな感じが妙にはまります。

<出演者>
クリストファー・ランバートは「ハイランダー」シリーズで人気を博しましたが、近年はすっかり見なくなっちゃいましたね。本作はワイルドでぼさぼさの金髪が似合っていてカッコイイです。
イザベル・アジャーニは美しいの一言。うーん、途中で髪型を変えますが、これもまたいいんだな。
ベーシストはエリック・セラ、ボーカルは本作で人気を得たアーサー・シムズ(しかし、残念なことに87年に死去)など、それぞれのプロが演じています。
ドラマーとして髪の毛がまだあるジャン・レノだけど、この人の音楽歴はわからんなぁ。

<総評>
いわゆるカルト人気というべき作品です。
こう書くとマニアックな映画に思われがちですが、自由気ままに生きるフレッドと自由ではなく人妻であるエレナとのロマンティックな恋物語というシンプルな作品とも言えます。
恐らくフランス流のジョークが鏤められていると思いますが、そこは見る人の判断にお任せってところでしょう。

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by syosei7602 | 2010-10-08 23:26 | SF/ファンタジー/パニック
アリス・イン・ワンダーランド
d0030824_2314879.jpg『ALICE IN WONDERLAND』 アメリカ/2010
監督:ティム・バートン
出演:ミア・ワシコウスカ ジョニー・デップ
ヘレナ・ボナム=カーター アン・ハサウェイ クリスピン・グローヴァー
マット・ルーカス マートン・チョーカシュ レオ・ビル
声:アラン・リックマン マイケル・シーン スティーヴン・フライ
ティモシー・スポール ポール・ホワイトハウス クリストファー・リー

公開時コピー
世界はもう、
マトモではいられない…。


ルイス・キャロルの名作童話「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」を基に製作されたファンタジー。
3D公開がされ、2010年の興行収入トップとなっている。
監督は「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」のティム・バートン。
出演は「ディファイアンス」のミア・ワシコウスカ、ティム・バートン作品ではお馴染みの「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」のジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム・カーター、「バレンタインデー」のアン・ハサウェイ、「ベオウルフ/呪われし勇者」のクリスピン・グローヴァー、「リトル・ブリテンUSA」のマット・ルーカスなど。

<あらすじ>
d0030824_2315557.jpg6歳の頃に体験した不思議の国での冒険の記憶を無くしてしまい、19歳になったアリス(ミワ・ワシコウスカ)。最愛の父親(マートン・チョーカシュ)を亡くした彼女には、何もすべきこともなかった。
母親に無理矢理参加させられたパーティにやってきた彼女は、参加者の様子がおかしいことに気が付く。
そのパーティは、貴族のアスコット家の息子ヘイミッシュ(レオ・ビル)がアリスに結婚を申し込むための婚約パーティだったのだ。
参加者全てが見ている前で、好きでもないヘイミッシュにプロポーズされ、困惑するアリスは白ウサギの姿を目にしてその場から逃げ出してしまう。
白ウサギが逃げ込んだ木の根元にあった洞穴を覗き込んだ彼女は、手を滑らせて長い長い穴を落ちていく。
たどり着いたのは、鍵のかかったドアばかりある部屋だった。d0030824_232214.jpgその部屋を抜け出した彼女を待っていたのは、アンダーランドと言われる「ワンダーランド」で、奇妙な住人達だった。アンダーランドは赤の女王が独裁する暗黒の世界となっており、アリスは世界を救う救世主として、予言の書に記されていた。そんな彼女を心待ちにしていたのが、いかれた帽子屋のマッドハッター(ジョニー・デップ)だった。

<作品解説>
ティム・バートン&ジョニー・デップ&ヘレナ・ボナム・カーターの組み合わせといえば、ここ最近のバートン作品でお馴染みです。そして、大きくハズレが無い…という期待と3D上映ということで、2010年の公開作品では「アバター」と並んで大ヒットしました。
3D作品はそれなりに見始めましたが、本作はあまりにも観客が多くて見損ねてしまったので、Blu-rayでの鑑賞となりましたが、相も変わらずバートン作品の色彩感覚とファンタジックな世界観は健在です。
さて、本作はルイス・キャロルの原作を基にしているので、オリジナルの続編ともいうべきストーリーとなっています。
19歳のアリスは、好きでもない(かといって嫌いでもない)貴族ヘイミッシュにプロポーズされ、なんとも答えられずにとりあえず白ウサギを見つけて逃げ出します。物語の導入部分は原作と同じですが、注目すべきはアリスの年齢でしょうか。
19歳というのは子どもと大人の境界線みたいなもので、自身の意識決定が確立され、社会の中で認められていく年齢です。原作では登場キャラクター達に流され気味だった彼女が、大人に差し掛かる年齢で冒険を始めたことで受動から能動へと変化していくわけです。
設定としては悪くないんですが、シナリオの詰めの甘さがあちこちに散見されます。
流れはスムーズながらも、個々のキャラクターが活かしきれていなかったりして、表面上の展開というんでしょうか…物足りなさを感じます(ハンプティ・ダンプティが出ていないなんて…)。
とはいえ、子どもも楽しめるという意味では難しくなくて気楽、また物語全体のメッセージは全てアリスの父親が語る言葉に込められています。

<見どころ>
3Dで見ていたら、飛び出し感、奥行き感と言えるのですが…。
赤の女王のワガママぶり、人物の大きさの対比によるアンバランスさがおもしろい。
相変わらずの色彩豊かな背景は楽しいですね。

<出演者>
恐らく最もステロタイプなアリスの風貌ともいえるミワ・ワシコウスカ。金髪、碧眼、色白…童話の挿絵で描かれるアリスが成長して飛び出してきた感じがします(ただし、ルイス・キャロルがモデルにしたアリスは黒髪の女の子)。
ジョニー・デップは今回も気持ち悪さ抜群。
なんでもやっちゃいますね…そういう意味ではヘレナ・ボナム・カーターも同様。
声をあてているのは有名俳優ばかり。
チェシャ猫を演じたスティーヴン・フライ、良い声です。

<総評>
3D作品は今年かなりの数公開されていますが、ストーリーに満足できたものが1つとして無い感じです。
映像的な面白さを追求したためか、カメラワークも3Dを意識している感じも受けますね。
あくまでも童話的な続きとして考えるなら、それなりの作品。
しかし、ティム・バートンにはもっと頑張って貰いたかったというのが正直な感想です。

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by syosei7602 | 2010-09-22 23:34 | SF/ファンタジー/パニック
魔法使いの弟子
d0030824_3105256.jpg『THE SORCERER'S APPRENTICE』 アメリカ/2010
監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ニコラス・ケイジ ジェイ・バルシェル アルフレッド・モリナ
テリーサ・パーマー モニカ・ベルッチ トビー・ケベル
オマー・ベンソン・ミラー  アリス・クリーグ ジェイク・チェリー
ペイトン・リスト ニコール・インガー


公開時コピー
この夏、ディズニーが贈るNY魔法大戦争!

ディズニーアニメ「ファンタジア」の魔法使いの弟子パートをモチーフに製作されたファンタジーアクション。
監督は「ナショナル・トレジャー」シリーズのジョン・タートルトーブ。
製作はジェリー・ブラッカイマー、出演のニコラス・ケイジを含めて「ナショナル~」以来のトリオとなる。
出演は「ノウイング」のニコラス・ケイジ、「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」のジェイ・バルシェル、「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」のアルフレッド・モリナ、「明日、君がいない」のテリーサ・パーマー、「シューテム・アップ」のモニカ・ベルッチなど。

<あらすじ>
d0030824_311020.jpg太古より歴史の影では魔法使い達による善と悪の戦いが続いていた。
大魔法使いマーリンは、悪の魔法使いモルガナを封じるために3人の弟子バルサザール(ニコラス・ケイジ)、ヴェロニカ(モニカ・ベルッチ)、ホルヴァート(アルフレッド・モリナ)と共に戦いを挑むが、ホルヴァートの裏切りで命を落とす。
しかし、ヴェロニカによってモルガナは彼女の肉体に封じ込まれるが、2人の魂が融合してしまい、バルサザールはヴェロニカごと入れ子人形に閉じ込める。さらにホルヴァートをも閉じ込めることに成功するのだった。
それでも、モルガナを完全に倒すには、マーリンの能力を引き継ぐ後継者が必要だった。バルサザールは、その少年を捜して1000年もの間、さまよい続ける。
西暦2000年、ちょっと変わった発想をする少年デイヴは、偶然からバルサザールと出会う。彼こそがマーリンの力を引き継ぐものだと確信したバルサザールだったが、復活したホルヴァートと戦って共に10年間の封じ込められてしまうのだった。
それから10年後、テスラコイルに夢中な物理オタクの気弱な学生となったデイヴ(ジェイ・バルシェル)。
d0030824_3111047.jpgそんな彼の前に復活したホルヴァートが現れ、10年前にデイヴが持ち出した入れ子人形を渡せと迫る。
襲われたデイヴを救ったのは同じく復活したバルサザールだった。
彼はマーリンの力を引き継ぐデイヴを強引に弟子にして、力を引き出すために特訓を開始する。


<作品解説>
ベースは1940年に製作されたディズニーアニメ「ファンタジア」におけるデュカスの「魔法使いの弟子」。
99年にはリメイクされましたが、本作はあくまでもモチーフとしているだけで、ストーリーとしてはオリジナルとなります。
オリジナルのファンであるニコラス・ケイジが、「ナショナル・トレジャー」で組んだタートルトーブとブラッカイマーと組んで作り上げただけあって、まとまりとしては上々。
さて、物語は10歳で既にモテ期に突入していた少年デイヴと魔法使いバルサザールの出会いから始まります。バルサザールにとっては待ち望んだ相手、しかしデイヴにとってはその日はトラウマに…このあまりにも悲劇的(笑)な展開から10年後まで一気に跳んじゃいます。
今度は物理オタクで結構頭が良いながらも、女の子は苦手な草食系男子となったデイヴの前に現れたのは、10歳の頃に同級生だった美少女が成長した姿!
良い感じに進むかと思いきや、再び目の前に現れたバルサザールに「今日から弟子ね」と言われ、魔法の魅力に抗えずにあっけなく弟子決定。
魔法戦争の最終決戦にかり出される羽目になります。
本作のおもしろいところは、魔法といえども物理の法則にある程度沿わないと使えないということ。
火を起こすには分子の振動が必要だとかなんだとかと説明があったりして。
まあ、このくだりはストーリー上の重要なポイントになっていて、おもしろいかも。
修行のシーンは割とあっさり…バルサザールの目的はあくまでも、デイヴの中にあるマーリンの力を引き出すことにあるので、あとはデイヴが如何にしてヒロインのベッキーを口説くか。
ファンタジー要素に必要な善と悪、そして恋愛、いかにもディズニーらしい作りですね。
コメディとしては少々弱いですが、楽しい作品です。

<見どころ>
魔法のシーンはありきたりな感じで、見どころというには物足りない。
しかし、中華街におけるドラゴンは迫力あり。
魔法使いの攻撃がプラズマであることに驚愕…。
テスラコイルを使ったデートシーンはステキですね。

<出演者>
ニコラス・ケイジの魔法使いぶりはなかなか堂に入っています。
髪の毛もあるしね(笑)。
主人公を演じたジェイ・バルシェルは見るからに3枚目…良い味だしているなぁ。
アルフレッド・モリナの悪役ぶりがもう少しとぼけていたら良かったかも。
ヒロインのテリーサ・パーマーがとてもいいです。
本作のモニカ・ベルッチは魅力が足りなかったなぁ。

<総評>
ストーリーは佳作の域を出ないんですが、タートルトーブ監督の作品は見やすいのでオススメ。
どことなく続編を匂わす終わり方をしましたが…「ナショナル・トレジャー」の例もあるので、ありえないこともない。
エンドロール終了後にもちょっとしたオマケがあります。

<関連作品>
ファンタジア (ベース作品)

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by syosei7602 | 2010-08-16 02:06 | SF/ファンタジー/パニック
エボリューション
d0030824_18343.jpg『EVOLUTION』 アメリカ/2001
監督:アイヴァン・ライトマン
出演:デヴィッド・ドゥカヴニー ジュリアン・ムーア
オーランド・ジョーンズ ショーン・ウィリアム・スコット タイ・バーレル
テッド・レヴィン ダン・エイクロイド  ウェイン・デュヴァル
スティーヴン・ギルボーン イーサン・サプリー


公開時コピー
人類へ、よい終末を。

「ゴーストバスターズ」「Gガール 破壊的な彼女」のアイヴァン・ライトマン監督によるSFコメディ。
出演は「X-ファイル」シリーズのデヴィッド・ドゥカヴニー、「美しすぎる母」のジュリアン・ムーア、「ダレン・シャン」のオーランド・ジョーンズ、「バレット モンク」のショーン・ウィリアム・スコット、「インクレディブル・ハルク」のタイ・バーレル、「ジェシー・ジェームズの暗殺」のテッド・レヴィンなど。

<あらすじ>
d0030824_184231.jpgある夜、アリゾナ州の砂漠地帯に隕石が落下し、たまたま、消防士の実地試験対策をしていたウェイン(ショーン・ウィリアム・スコット)の車を派手に破壊してしまう。
次の日、近くの大学で生物学を教えるアイラ(デヴィッド・ドゥカブニー)と悪友で地質学を教えるハリー(オーランド・ジョーンズ)が落下現場を訪れ、そこで謎の液体を採取して持ち帰ることに。
ところが、そこには未知のDNAが付着しており、瞬く間に単細胞へと進化して増殖していく。
ノーベル賞ものだと意気込んだ2人は、次の日、学生達を連れて再び落下現場へ…驚くべき事に、そこには奇妙な軟体生物と昆虫のようなものが跋扈していた。
大喜びの2人だったが、その事態を知った政府は軍隊を派遣して一帯を封鎖してしまう。
d0030824_184937.jpg軍のキャンプに乗り込んだアイラ達を待っていたのは、アイラと旧知のウッドマン将軍(テッド・レヴィン)とアリソン(ジュリアン・ムーア)という生物学者だった。ウッドマン将軍は、アイラが過去に起こした軍での不祥事をネタに彼らを追い出してしまう。だが、軍の管理の甘さから生物は更なる進化を遂げていき、思わぬ事態を引き起こす。

<作品解説>
アイヴァン・ライトマン監督といえば、「ゴーストバスターズ」をはじめ、シュワちゃん主演のコメディ「ツインズ」などのヒット作品を手がけたコメディの辣腕監督です。
そんな監督の作品の中でも意外なほどにケチが付いたのが本作…「X-ファイル」シリーズで宇宙人ネタと言えばデヴィッド・ドゥカブニーという図式を持ってきて、コメディにしたまではよいものの評判は芳しくない出来となりました。
さて、物語は隕石の落下から始まります。
そこには未知のDNA、急速な進化、そして異常な繁殖力で増殖し、アリゾナ州の砂漠に張り巡らされた地下坑道を使って広まっていきます。
主人公のアイラは過去に軍隊である事をやらかして、辺境とも言える大学で講義を持ち、研究する日々。
しかし、人格はエロで下品、わがままでケツを出すことも厭わず、さらに同僚のハリーもまたアリソンをネタに下ネタばかりを言っています。
まあ、下ネタを言うのはわかるんですが、これと怪しい生物との繋がりがどうでもよくて、要するストーリー上は別に何だっていいじゃないかと思っちゃうわけです。
ただし、生物の進化の過程なんかは意外としっかり考証されているし、CGも当時としてはそれなりに見られるくらいのクオリティがあります。
ギャグはアメリカンなセンスなので、わかる人は楽しいくらいでしょうかね。
それにしても見ていて思ったのは「トレマーズ」が常に脳裏に蘇ることかも(笑)。

<見どころ>
生物たちは結構きもちわるいし、うにょうにょ動いているし、クリーチャーの発想としてはいいかも。
クライマックスは下品以外のなにものでもありませんがね。
しかし、ケツから入った生物が足あたりで暴れるって…どっか食い破られてませんかねぇ。

<出演者>
「X-ファイル」シリーズで人気を博したデヴィッド・ドゥカブニーですが、すでにモルダー捜査官という固定イメージが付いてしまったのが悲しい限り。しかし、本作でのキャラクターはモルダーを打ち破るためには良かった気がします。
ジュリアン・ムーアのサバサバした演技や、オーランド・ジョーンズがちょっとクリス・タッカーぽく思えたりしちゃっても、コメディだし許容範囲が広がっちゃう。
それにしてもショーン・ウィリアム・スコットって、なんでこういう半端な役が似合うんだろ。

<総評>
結構笑えたので、個人的には気に入っている作品です。
アメリカンジョークを楽しむと思えば、それでOK。
好き嫌いがハッキリ出ちゃいますが、おバカなB級を求めている人にはいいかもしれません。

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by syosei7602 | 2010-07-27 23:53 | SF/ファンタジー/パニック
センター・オブ・ジ・アース
d0030824_213484.jpg『JOURNEY TO THE CENTER OF THE EARTH 3D』
アメリカ/2008
監督:エリック・ブレヴィグ
出演:ブレンダン・フレイザー ジョシュ・ハッチャーソン
アニタ・ブリエム セス・マイヤーズ ジャン・ミシェル・パレ
ジェーン・ウィーラー フランク・フォンテイン


公開時コピー
冒険SFの父ジュール・ヴェルヌ「地底旅行」
最新3D技術で脅威の映画化!!


ジュール・ヴェルヌの冒険小説「地底旅行」をベースに、現代を舞台に置き換えて映像化。
監督は「メン・イン・ブラック」で特撮監修を手がけたエリック・ブレヴィグ。
出演は「ハムナプトラ」シリーズのブレンダン・フレイザー、「ダレン・シャン」のジョシュ・ハッチャーソン、「サイコ・シスター ~呪われた修道女~」のアニタ・ブリエムなど。

<あらすじ>
d0030824_2131142.jpg地質学の研究者で大学教授のトレバー(ブレンダン・フレイザー)は、10年前に地質研究に出かけて行方不明になった兄マックスの遺志を継いで、地球内部の研究に明け暮れていた。
ある日、マックスの息子で13歳になるショーン(ジョシュ・ハッチャーソン)を預かることになる。
ショーンと一緒に、義姉から預かったマックスの形見を懐かしんでいたトレバーは、その中にジュール・ヴェルヌの「地底旅行」を見つける。
小説のあちこちに書かれたメモを見たトレバーは、それが地底の活動と関係があると推測し、地底観測器の数値を調べる。
すると、10年前にマックスが行方不明になった時とほぼ同じ数値が出ていることがわかる。
トレバーはすぐにでも向かう準備をするが、ショーンもまた父親が何を研究していたのかを知りたがり、共にマックスが最後に向かったと思われるアイスランドへ急遽向かうことになる。
d0030824_2132413.jpgマックスの知り合いであるアイスランドの地質学者の研究所を訪れた2人だったが、その人物は既に他界していた。その代わり、娘で山岳ガイドのハンナ(アニタ・ブリエム)が2人を地底観測器の設置場所まで案内することに。
しかし、突然の落雷で3人は洞窟に閉じ込められてしまうのだった。

<作品解説>
今でこそ「アバター」によって3D作品は黎明期とも言える時期に来ていますが、本作はそれ以前に制作された3D映像によるアドベンチャームービーです。
大ざっぱに解説すると、テーマパークの延長線上にあるような映画であり、「アバター」のように映像美として楽しむよりも、スピード感や飛び出し感といった点が中心となっています。
これがシンプルに楽しめる3D感であり、映像としては成功といえるでしょう。
さて、ストーリーはジュール・ヴェルヌの名作「地底旅行」をベースに、主人公トレバーが兄の足跡を追って、甥っ子と美人ガイドと共に地底を巡る物語です。
ジュール・ヴェルヌの物語が実体験を元にしていると信じる人物は「ヴェルニアン」と呼ばれるなど、ちょっとしたヴェルヌ崇拝の小話が差し込まれたりして、ヴェルヌそのものに対しての客観的な視点があったりしておもしろいですね。
映像としてはCGが甘いところもありますが、ファミリー向けの作品であり、3Dということでわざとらしくなっているように感じます。
ストーリーよりも映像としての面白さを楽しむものなので、あえてツッコむまでもないでしょう。

<見どころ>
中盤のジェットコースター的な映像は純粋におもしろい。
これを3Dで見たらさぞかし楽しかったに違いありません。

<出演者>
いまいちパッとしない俳優ブレンダン・フレイザー。
なんかB級アクション専門になっちゃう気がします。
その一方で子役のジョシュ・ハッチャーソンは、それなりにキャリアを重ねていますね。
ヒロインを演じたアニタ・ブリエムは、なかなか美人の女優ですが出演作はほとんどありません。

<総評>
3Dになると映像に対してのこだわりが強くなりすぎるのか…「アバター」や「タイタンの戦い」もストーリーとしては、ありきたりのものでした。
本作も同様ですが、ベースが「地底旅行」であり、対象がファミリー向けという分だけ救われています。
映像とストーリーの両方が見事、というものが未だにありませんが、これからに期待です。

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by syosei7602 | 2010-07-21 23:59 | SF/ファンタジー/パニック