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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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カテゴリ:SF/ファンタジー/パニック( 104 )
プロメテウス
d0030824_1412241.jpg『PROMETHEUS』 アメリカ/2012
監督:リドリー・スコット
出演:ノオミ・ラパス マイケル・ファスベンダー
シャーリーズ・セロン イドリス・エルバ
ガイ・ピアース ローガン・マーシャル=グリーン
ショーン・ハリス レイフ・スポール イーモン・エリオット
ベネディクト・ウォン ケイト・ディッキー




公開時コピー
人類は どこから 来たのか。
人類最大の謎、それは《人類の起源》


SFホラーの傑作、「エイリアン」を手がけたリドリー・スコット監督による「エイリアン」シリーズの前日譚となる作品。シリーズでお馴染みのウェイランド湯谷社が登場し、エイリアンをデザインしたギーガーの名がクレジットされている。
出演は「ミレニム ドラゴン・タトゥーの女」(オリジナル版)で主演を演じたノオミ・ラパスが主演兼ヒロインを、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のマイケル・ファスベンダー、そしてオスカー女優シャーリーズ・セロンなど。
リドリー・スコット監督としては初の3D作品となる。

<あらすじ>
2089年、スコットランドのスカイ島で3万5000年前の壁画が発見される。発見者の考古学者エリザベス(ノオミ・ラパス)は、世界各地の遺跡の壁画に同じものが描かれていることから、それは異星人から人類へ向けたメッセージだと解読する。
2093年、巨大企業ウェイランド社は巨額を投じて、宇宙船プロメテウス号を完成させ、壁画に描かれた星へと向かって出発させる。
探索メンバーはプロメテウス号を管理するアンドロイド、デヴィッド(マイケル・ファスベンダー)をはじめ、エリザベスと同じく学者で恋人のチャーリー(ローガン・マーシャル=ホロウェイ)や監督官のメレディス(シャーリーズ・セロン)など17名だった。
2年にも及ぶ航海の末、遂に目的の星へとたどり着いたプロメテウス号。
乗員たちはウェイランド社の総帥ピーターが生前に残した映像からミッションの内容を聞かされる。
さらにエリザベスは、メレディスから星で生命体を発見しても一切手を出さないように警告されるが…。
d0030824_1413089.jpg

<総評>
傑作「エイリアン」シリーズ1作目…実は「エイリアン」シリーズは1作目以降、まともに見た記憶がなく、本作を見たあとに立て続けに残りを見てみました。まあ、それはまたレビューするとして、ぶっちゃけて言うと、本作のキャッチコピーである「人類の起源」なんて、ほとんど語られてないわけです。
単純に「エイリアン」世界の中の起源であって、良くも悪くもシリーズのひとつと言うべきでしょうかね。
シリーズでお馴染みのウェイランド社(湯谷社との合併前)がスポンサーとなり、派遣されたプロメテウス号。
展開は1作目エイリアンとほぼ同じで、エイリアンに取り付かれる、暴れる、壊れる、危機が…みたいな。
映像はさすがに今時な感じですね。モニターはタッチパネルだし、洗練されている。
もし、これが1作目と同じようなブラウン管モニターだったりすると、意外とよかったのかも(いや、エイリアンシリーズがリメイクされないとも限らないか)。
さて、人類の起源というよりも古代から残るメッセージの発信元を求めて旅立ったプロメテウス号。
見つけたのは異星人のものと思われる建造物、そしてトラブル、ウェイランド社の意図などストーリーは至ってシンプルなんですが、なんだろうなぁ…映像はすごいんだけど、シナリオの詰めがかなり甘い気がします。
ツッコミどころをあげつらっても仕方ないんですが、もっとリアルな考証が欲しかったですね。
主人公エリザベスはリプリーとはまた違った形のヒロインで、共通点こそあれど、もっと女性的な感覚があります。それに対するのがメレディスで冷徹でありながらも、彼女もまた女性的な恐怖を持って現場に臨んでいます。そして相変わらず男性陣のイメージは弱いですね。
その代わり、シリーズ通しての準主役とも言うべき、アンドロイドがうまく絡んでいきます。まあ、アンドロイドにはロボット三原則はないんでしょうが…。
主演のノオミ・ラパスはシガーニー・ウィーヴァーのような強さとは違いますが、イメージとしてはぴったり。
マイケル・ファスベンダーは好演、なんといっても無機質かつ無表情な感じがぴったりです。本作では「アラビアのロレンス」を見続けるというアンドロイドなんですが、これは監督が映画のロレンスがアンドロイドっぽいという理由だからとか。
シャーリーズ・セロンはその美しさ故に、本作のような役柄では際立ちます。
いやもう、個人的には彼女を見るだけいいんですが、たまには正統派なヒロイン役を見たい。
そして、ガイ・ピアース…どこに出てる?と思ったら意外なところに。
総評すると、実は思ったほどの面白さはなかったのが本音。
本作の後にシリーズを見たら、いやもうおもしろい(3、4は微妙だけど)。
続編を匂わす形で終わったけど、これって普通に考えたら、1作目のあれはこれで?と、まあ、見終わったあとに色々想像ができる作品です。
あ、3Dは一部だけ良かったかなぁ。

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by syosei7602 | 2012-08-27 01:42 | SF/ファンタジー/パニック
スノーホワイト
d0030824_133199.jpg『SNOW WHITE AND THE HUNTSMAN』
アメリカ/2012
監督:ルパート・サンダーズ
出演:クリステン・スチュワート シャーリーズ・セロン
クリス・ヘムワーズ サム・クラフリン
イアン・マクシェーン ボブ・ホスキンス レイ・ウィンストン
ニック・フロスト トビー・ジョーンズ




公開時コピー
“おとぎ話”は終わった。今、新たなる「白雪姫」伝説がはじまる!
この夏、世界は、初めて出会う。
戦う白雪姫と―。


グリム童話の名作「白雪姫」をベースにした、ファンタジーアドベンチャー。
監督はTVCMなどを手がけ、本作がデビュー作となるルパート・サンダーズ。
出演は「トワイライト」シリーズで一躍、売れっ子女優となったクリステン・スチュワート、オスカー女優シャーリーズ・セロンなど。

<あらすじ>
幼いころに母を亡くしたプリンセス“スノーホワイト”の王国に、ある日、闇の軍団が押し寄せる。父王マグナス率いる軍隊は軍団を撃破し、そこで囚われていた美しい女ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)を保護する。
ラヴェンナの美しさに魅入られたマグナスは、彼女を新たな妃に迎える。
しかし、ラヴェンナはマグナスを殺害、闇の軍団を引き入れ王国を乗っ取ってしまう。
幼いスノーホワイトは、プリンセスという立場から幽閉され、7年が経った。
世界一の美しさを持つラヴェンナは、ある日その立場が成長したスノーホワイトによって脅かされていることを
知る。美しさが魔力の源である彼女は、スノーホワイトを殺害して、心臓を手に入れようとするが、油断から逃げられてしまうのだった。
ラヴェンナも力が及ばない黒い森に逃げ込んだスノーホワイトを捕まえるため、森に詳しいエリック(クリス・ヘムズワース)の弱みに付け込んで追跡させるが…。
d0030824_1331065.jpg

<総評>
同タイトルの原作に忠実なシガーニー・ウィーヴァー主演の作品がありましたが、本作は原作を大胆にアレンジ…まあ、白雪姫が戦うという展開なので、ラノベっぽくティーン向けのような作品になっています。
というのも、ツッコミどころがかなり多くてちょっとなんだかな~というのが正直なところ。
色々なシーンがさまざまな映画の寄せ集め的な感じもしますが、シンプルにお姫様を助ける野郎ども!って展開はいいんじゃないでしょうか。
さて、物語は美しさ命の女王が、自分より美しい継子を亡き者にして心臓食ってやろうかって話です。
そんなお姫様を助けるのは、ワイルドな狩人、イケメンの幼馴染、お馴染みのこびと達ってことなんですが、それにしたって閉じ込められていた白雪姫、突然現れた馬に難なく乗れたり、走って逃げ続けたり、仕舞いには戦いができるって、ファンタジーだとしても少し考えもの。
戦闘シーンは良くできているんですが、展開としてはもっと短くても良かったかも(120分超は少し長く感じてしまった)。
主演のクリステン・スチュワートは「トワイライト」シリーズで一躍スターになった女優ですが、美人かと言われると「まあ、そうだね」という感じで…終始、口が半開きなのが頂けない。凛々しいと思えるシーンが台無しになるといか、とにかくもったいないですね。
クリス・ヘムズワースは、ワイルドさを前面に出してぴったり。さすがだぜ、マイティ・ソー!
ウィリアム王子役のサム・クラフリンは普通すぎるかなぁ。
そして、美しいシャーリーズ・セロン、老けメイクに絶句。なんてことしやがるんだ、この監督は!と思いますが、これは個人的な感情ってことで。
こびと役たちが楽しすぎる。
良くも悪くもおとぎ話の範疇を拡大しただけに過ぎないけれど、シンプルであることの面白さはそれなり。
最後のツッコミどころ…毒リンゴって回りくどすぎやしないかい?

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by syosei7602 | 2012-07-23 01:29 | SF/ファンタジー/パニック
ダーク・シャドウ
d0030824_1251910.jpg『DARK SHADOWS』 アメリカ/2012
監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ ミシェル・ファイファー
ヘレナ・ボナム=カーター エヴァ・グリーン
ジャッキー・アール・ヘイリー ジョニー・リー・ミラー
クロエ・グレース・モレッツ ベラ・ヒースコート
ガリー・マクグラス イヴァン・ケイ クリストファー・リー
ウィリアム・ホープ



公開時コピー
200年ぶりに甦ってしまいました。

監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップのお馴染みタッグ(ついでにヘレナ・ボナム=カーターも)を組んだダークファンタジー。元は60年代のTVシリーズ。
200年振りによみがえった吸血鬼が、没落した自分の子孫の家を再興すべく奮闘するコメディタッチの作品となっている。
しかし、どこか「アダムス・ファミリー」を彷彿とさせるキャラクター設定など、今更感が否めない。

<あらすじ>
1770年代、コリンウッド荘園の領主として裕福に暮らしていた青年バーナバス(ジョニー・デップ)は、召使で魔女のアンジェリーク(エヴァ・グリーン)と関係を持ったものの、ジョゼット(ベラ・ヒースコート)という女性と恋に落ちアンジェリークとの関係を切ってしまう。
嫉妬に狂ったアンジェリークは、ジョゼットを呪い殺し、さらにバーナバスに不死の吸血鬼になる呪いをかけ、生きたまま墓場に埋めるのだった。
時が200年過ぎた1972年、コリンウッド荘園にかつての面影はなく、当主のエリザベス(ミシェル・ファイファー)をはじめとして、それぞれに後ろ暗い秘密を抱えていた。
一番幼く、心に傷を持った少年ジョシュア(イヴァン・ケイ)の家庭教師としてビクトリア(ベラ・ヒースコート)という女性がやってくる。
時を同じくして、偶然、墓場から掘り出されたバーナバスはコリンウッド荘園へと再び舞い戻る。
一族の没落振りに悲観したバーナバスは、再興のために立ち上がるのだが、彼の前に思わぬ相手が立ちはだかる。
d0030824_1252912.jpg

<総評>
ティム・バートン監督のジョニーはいつだって白塗りっていうのが定番なんですかね。
バートン監督の作品でまともなジョニーを見られる日は来るのか!?
まあ、そんな妄想はどうでもいいんですが、いつものバートン節とジョニーの悪乗り振りは相変わらず健在ってとこですかね。プラス、女優陣の活躍がよい。
さて、墓場に200年も閉じ込められていた吸血鬼バーナバスが復活し、自分の一族を再興するべく奮闘するわけですが、一族の一人ひとりが色々な問題を抱えているわけです。
バーナバスは彼らの問題を少しずつ受け入れ、解決していきます。
しかし、対立するのはバーナバスの宿敵とも言える魔女アンジェリーク…彼女は街をよい意味で支配しつつ、コリンズ一家を卑下しています。
バーナバスは彼女との関係をなんとか清算しようと考えながらも、一族を徐々に復興させようとするのですが、さらに一族の問題が…という展開。
作品全体はコメディ要素を含んでいるのですが、なぜだかキャラクターがあまり立っていない。
メインとなるのはバーナバスとアンジェリークくらいで、その他の登場人物は消化不良気味になってしまったのが残念です。
まあ、バートン監督がジョニーを演出=画一化されてしまってるんでしょうかね。
もっと普通のジョニー・デップを撮った方がおもしろかったかもしれません。
出演者の中で群を抜いて目立ったのがエヴァ・グリーン。ボンドガールとして人気を得た彼女ですが、悪女っぷりが見事で、どちらかというともっと悪女が似合うミシェル・ファイファーとの競演がいいかも。
ベラ・ヒースコートはいかにもバートン監督らしい人選かもしれません。
意外性はクロエ・グレース・モレッツかも…「キック・アス2」はまだか!
面白いかと言われると面白い。
でも、どこか物足りない。やっぱり、クライマックスの展開が急すぎ感じが否めません。

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by syosei7602 | 2012-07-13 01:26 | SF/ファンタジー/パニック
バトルシップ
d0030824_1513637.jpg『BATTLESHIP』 アメリカ/2012
監督:ピーター・バーグ
出演:テイラー・キッチュ アレキサンダー・スカルスガルド
リアーナ ブルックリン・デッカー 浅野忠信
リーアム・ニーソン ピーター・マクニコル
ハミッシュ・リンクレイター アダム・ゴドリー





公開時コピー
戦いは、海から始まる―。

俳優として活躍し、「キングダム/見えざる敵」「ハンコック」などを手がけたピーター・バーグ監督による洋上SFアクション。
歌手のリアーナが本格的に女優として活動を開始、また、ハリウッドでの活躍が目立ってきた浅野忠信が準主役としてキャスティングされている。

<あらすじ>
ハワイに住む何をやっても長続きしない青年アレックス(テイラー・キッチュ)は誕生日の夜、バーで海軍将校の兄ストーン(アレキサンダー・スカルスガルド)から祝いの言葉と説教を受ける。しかし、そんな兄をよそにアレックスはバーに入ってきたサマンサ(ブルックリン・デッカー)に一目惚れをして騒ぎを起こしてしまう。
見かねたストーンの薦めで、海軍に入ったアレックス。
ある日、ハワイ沖でアメリカや日本など各国の軍艦が集結し、大規模な合同軍事演習が行われようとしていた。アレックスは自衛艦妙高の艦長、ナガタ(浅野忠信)にライバルを抱く。
そんな中、演習海域に空から巨大な物体が落下してくる。
海域にいたストーン艦長のサンプソン号とナガタ艦長の妙高などが偵察に向かう。
しかし、その物体は海域全体に巨大なバリアを張り、閉じ込められてしまうのだった。
d0030824_1515169.jpg

<総評>
この映画のスタッフが集結!みたいな紹介の作品は大抵、それ以外に売りどころがなくて残念な結果になることが多い…というのがセオリーなのですが、本作はとりあえず期待せずに見たところ、とにかくおもしろかった!米軍と自衛隊の協力による宇宙船撃退という、まさかの真面目タッグ。そして突拍子もない戦艦対宇宙船というシナリオのおもしろさ、迫力ある映像がひたすら見事。
うーん、さすが「トランスフォーマー」作っただけはあるぜ!みたいな後味の良さに浸れました(笑)。
さて、序盤は主人公アレックスのバカさ加減をこれでもかという位に見せつけ、軍に入ってなぜか提督の娘と付き合いつつ、実は部下に陰口叩かれているなんてキャラ設定もおもしろい。
本作のおもしろさは主人公のみならず準主役のナガタ、脇役のレイクスの活躍だったりとCG以外の見せ場がきちんと作られているところでしょう。
クライマックス、これがまた格好良くて渋い!
遊び心に溢れてますね。
主役を演じたテイラー・キッチュ、男前でちょっとトム・クルーズを彷彿とさせます。
兄のストーンを演じたのはアレキサンダー・スカルスガルド…この人、良い味出してますね。割と遅咲きの俳優というイメージですが、TVドラマでは実績があります。
リアーナはまあ、ヒロインでもなく準主役というわけでもなく、ヒロインならやっぱりブルックリン・デッカーに軍配があがります。
そして浅野忠信、ハリウッドでは日本人役といえどまともなことをさせてくれる方が少ない中にあって、ようやくまともな役(笑)。でも、確かな演技力で地に足が着き始めましたね。
リーアム・ニーソン、「特攻野郎Aチーム」の続きが見たい!
総じて楽しめた作品です。敵対する宇宙船も物理攻撃が効かないみたいな今までのセオリーをはずしていたり、意外と律儀だったり、そして戦艦へのこだわりがいい。
ツッコミを入れる作品じゃなく、ツッコミも全て楽しめるみたいなおもしろさというか、話がややこしくない分、ポップコーンムービーとしては見事です。
オススメです。

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by syosei7602 | 2012-05-16 01:52 | SF/ファンタジー/パニック
TIME/タイム
d0030824_453359.jpg『IN TIME』 アメリカ/2011
監督:アンドリュー・ニコル
出演:ジャスティン・ティンバーレイク アマンダ・セイフライド
アレックス・ペティファー キリアン・マーフィ
ヴィンセント・カーシーザー マット・ボマー
オリヴィア・ワイルド ジョニー・ガレッキ コリンズ・ペニー
ベラ・ヒースコート




公開時コピー
全ての人類は25歳で
成長が止まる


「ガタカ」のアンドリュー・ニコル監督によるSFサスペンス。
25歳でストップする年齢、時間(=寿命)が通貨となった独特の世界観は良いものの、シナリオの甘さから本国での興収は奮わなかった。
主演は人気シンガーのジャスティン・ティンバーレイク、ヒロイン役に新進気鋭の女優アマンダ・セイフライド。

<あらすじ>
遺伝子操作により、全人類の年齢が25歳でストップし、以降の余命が体内に埋め込まれた時間によって設定された未来。余命が通貨となり、成功者は永遠の命を、貧しい者は時間を削りながら辛うじて生き延びていた。
スラム街に住む青年ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、ある夜、クラブで117年の寿命を持つ男ヘンリー(マット・ボマー)を見かける。あからさまに残り寿命をひけらかすヘンリーを心配したウィルは忠告するが、そこにやってきたのは時間を略奪するギャング、フォーティス(アレックス・ペティファー)だった。
機転を利かせてヘンリーと共に逃げたウィル、そんな彼にヘンリーは寿命全てを託して命を絶ってしまう。
ヘンリーの残した言葉から、時間、つまり寿命が富裕層達によって支配されていることを理解したウィルは、117年の時間を活かしてシステムに立ち向かおうと決意するが…。
d0030824_4552196.jpg

<総評>
公開数ヶ月前から、かなりの番宣が流れていた本作。
25歳という年齢でストップし、祖父母や親と子どもが全て同じ年齢、そして時間が通貨として機能する奇妙な世界観には惹きつけられます。
ストーリーとしては、時間という通貨を支配するシステムに立ち向かうというシンプルな物語なのですが、色々なところで破綻を来しているのが残念。おもしろい世界観だけに、もう少しシナリオを詰めて欲しかった。
さて、文字通りその日暮らしの青年ウィルが117年という長い時間を手に入れたところから、物語は大きく動き始めます。労働をして時間を稼ぐ、その時間をギャング達に奪われるかもしれないという緊張感のなか、ウィルは富裕層にまで踏み込んでいくわけです。
時間切れが即死を意味する緊張感はわかるのですが、ウィルが富裕層に入り込むようになってからは、仲間が少ないために先が見えてしまう。ヒロインのシルビアとの逃避行はさながらボニー&クライドのような展開なのに、もう少し重要な仲間がいても良かったと思わせます。
彼らを追跡するのは任務に実直な時間管理局の局員レオン。買収にも応じず、ひたすら追跡してくるんですが、怖さが足りないかも…と、色々と不満点が散見されますね。
また、ラストも些か拍子抜けでした。
出演者は基本的に25歳という設定で、ジャスティン・ティンバーレイクやアマンダ・セイフライドは悪くないんです。しかし、キリアン・マーフィーが…どうみても25歳って感じじゃない。ここはもっと童顔なのが追跡してきた方がおもしろかった(キリアン・マーフィーは好きなんだけどな)。
アレックス・ペティファーがなんかすっかり大人になっちゃって…オリヴィア・ワイルドに至ってはちょっと目立つ脇役が似合うようになっているし。
それにしても、時間の取り合いが手をつないだだけで、相手の意志に関係なく奪えるって、すでにシステムの破綻じゃないの?とツッコミいれてしまった。
もう少し何かどんでん返しが欲しかった作品です。

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by syosei7602 | 2012-03-17 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
カウボーイ&エイリアン
d0030824_0583690.jpg『COWBOYS & ALIENS』 アメリカ/2011
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ダニエル・クレイグ ハリソン・フォード
オリヴィア・ワイルド サム・ロックウェル
アダム・ビーチ ポール・ダノ ノア・リンガー
アビゲイル・スペンサー バック・テイラー





公開時コピー
人類の運命を握る
記憶を失くした男
その正体 敵か味方か


製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ、「アイアンマン」シリーズのジョン・ファヴロー監督による新ジャンルともいえるSF西部劇。原作はスコット・ミッチェル・ローゼンバーグによるグラフィックノベル。
豪華な出演陣だが、全体的にはよくあるエイリアンとの戦いを西部劇に置き換えたという印象が強くなっている。

<あらすじ>
1873年、アリゾナ。
荒野で1人の男(ダニエル・クレイグ)が目を覚ます。奇妙な腕輪をしているが、記憶が全くない。
通りがかった荒くれ者を瞬時に倒し、馬と銃を奪った男は自分のことを調べるべく、小さな町にたどり着く。
その町はダラーハイド(ハリソン・フォード)という元軍人に支配されていた。
町で暴れていたダラーハイドの息子パーシー(ポール・ダノ)を軽くあしらった男は、酒場でエラ(オリヴィア・ワイルド)に話しかけられる。自分の事を知っていそうなエラだったが、直後に保安官が乗り込んでくる。
男はジェイク・ロネガンという列車強盗でお尋ねものだったのだ。
保安官に捕まったジェイクは移送されることになるが、そこにパーシーを助けるためにダラーハイドがやってくるが、突然、夜空に飛行物体が飛来し、町を破壊、人々を連れ去ってしまう。
その瞬間、ジェイクの持つ腕輪が光り、飛行物体を撃墜する。
ダラーハイドは、さらわれたパーシーや町の人々を救うため、ジェイクや男達、そしてエラと共に得体の知れない敵への追跡を開始する。
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<総評>
スピルバーグ製作、ファヴロー監督、そしてダニエル・クレイグにハリソン・フォード、今が旬のオリヴィア・ワイルド、さらに新ジャンルとくれば期待値は嫌でも高まるわけですが、はてさて蓋を開けてみれば意外と普通な作品になっていました。
西部劇は久しく作られておらず(インディアンとの対決ができない?)、新たな敵としてのエイリアンというわけです。
さて、ネタとしては新しいのですが、全体的な展開はいつも通りのエイリアンものというべきか…突然現れたエイリアンにさらわれた人々を助けるために、町の支配者ダラーハイドとならず者ジェイク、謎の美女、父親や奥さんをさらわれた少年やバーテンダーなどが無謀にも追跡を開始するわけです。
途中で、ならず者軍団との戦いも含まれつつ、お決まりのような醜悪エイリアンと対決するというのは、些か当たり前過ぎる感じ。
映像はいいんですが、西部劇ならではの戦い方が見られず、全体的な緩慢な印象を受けます。
もう少し、西部劇ならではのこだわりが欲しかったですね。
ダニエル・クレイグは容赦無しで怖い者知らずのジェイクを好演、ハリソン・フォードはかなり老け込みましたが、未だにアクションできるんですよね。
オリヴィア・ワイルドは中途半端な感じになりました。「トロン:レガシー」の美女ぶりやアクションが良かっただけに、本作は消化不良気味でした。
作品そのものは悪くないけど、秀逸というほどでもない…前評判が高かっただけに、割と平凡な作品で個人的にはちょっとガッカリです。
ただ、過去の西部劇の格好良さをちょっとずつ拝借しているので、ネタを探すと楽しいかもしれませんね。

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by syosei7602 | 2011-10-31 01:03 | SF/ファンタジー/パニック
トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
d0030824_134206.jpg『TRANSFORMERS: DARK OF THE MOON』
アメリカ/2011
監督:マイケル・ベイ
出演:シャイア・ラブーフ ジョシュ・デュアメル
ジョン・タートゥーロ タイリース・ギブソン
ロージー・ハンティントン=ホワイトリー パトリック・デンプシー
ケヴィン・ダン ジュリー・ホワイト ジョン・マルコヴィッチ
フランシス・マクドーマンド
声:ピーター・カレン ヒューゴ・ウィーヴィング
レナード・ニモイ

公開時コピー
裏切ったのは、人類か、友なのか-

マイケル・ベイ監督、スティーヴン・スピルバーグ製作の人気シリーズ第3弾にして、一応の完結編。
初の3D作品となり、「アバター」のキャメロン監督も太鼓判付き。
前作までのヒロインだったミーガン・フォックスが降板し、新ヒロインにモデル出身のロージー・ハンティントン=ホワイトリーがデビューした。

<あらすじ>
1969年7月20日、アポロ11号が月面着陸に成功した。その歴史的偉業達成の裏側にはNASAとアメリカ政府の極秘任務があった。月面の裏側にオートボットの宇宙船が不時着していたのだ。
しかし、その事実は伏せられ、オプティマス達にも知らされてはいなかった。
そして現代、ディセプティコンとの戦いを二度経験したサム(シャイア・ラブーフ)は、新しい恋人カーリー(ロージー・ハンティントン=ホワイトリー)と暮らしていたが、大学卒業以来、未だに職に就けずにいた。
いくつかの面接を経て、アキュレッタ・システムズ社のメール配達人として働くことになったサム。
しかし、社内にそんな彼を付けねらうジェリー(ケン・チョン)がいた。
一方、オプティマス達はロシアのチェルノブイリである発見をしていた。
それは旧ソ連時代に月から回収したあるものだった。
サムは再び戦いに巻き込まれていくが…。
d0030824_134341.jpg

<総評>
圧倒的なCG使用率と合成技術に、3Dが加わったシリーズ最新作。
相変わらずのマイケル・ベイ監督らしい派手さと、ぶっとんだシナリオで楽しませてくれる娯楽作となっています。トランスフォーマーの数が増え、ディセプティコンの参謀ショックウェーブが登場。
さらにオートボット軍団の車も車種が増え、バンブルビーのシボレーに加え、フェラーリ、ベンツ、ハマーなどが登場し、もちろん車形態でのカーチェイスも迫力十分。
そして今回はヒロインが変更…前作までヒロインのミカエラを演じたミーガン・フォックスはベイ監督との不和で降板したそうですが、本作ではミカエラがサムをふったことになっています。これって皮肉でしょうかね(笑)。
さて、序盤はサムの就職活動、中盤はオプティマス達との行動、そして終盤は圧倒的なアクションシーンの数々で、なんだかもうやりたいことをやりました!みたいなノリになっています。
ビルが倒壊するシーンや、ウィングスーツによる滑空シーン、予想以上に体を張る主人公サムの活躍など、とにかく見所は必要十分。
ジョン・マルコヴィッチやフランシス・マクドーマンドなど、演技派を惜しみなく使って、さらにバズ・オルドリン本人を出すなんて、あざとさを通り越して拍手もの。
ラストが意外とあっさりしたものの、3D映像は文句なしの出来映えでした。
しかしまあ、相変わらず長い。2時間30分の長尺で3Dは結構厳しいものがあります。
この手の作品ってやっぱり余韻が短いけど、かなり楽しめる作品、おすすめです。

<関連作品>
トランスフォーマー (1作目)
トランスフォーマー/リベンジ (2作目)
トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン (3作目)

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by syosei7602 | 2011-08-15 23:42 | SF/ファンタジー/パニック
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
d0030824_455239.jpg『HARRY POTTER AND
THE DEATHLY HALLOWS: PART II』
イギリス・アメリカ/2011
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン
ヘレナ・ボナム=カーター ロビー・コルトレーン
トム・フェルトン マシュー・ルイス レイフ・ファインズ
ブレンダン・グリーソン アラン・リックマン マギー・スミス
デヴィッド・シューリス ボニー・ライト


公開時コピー
これが最後。

J.K.ローリング原作の人気シリーズ7作目にして、完結編第2部。
シリーズとしては最初で最後の3D対応作品となる。
前作とは違い、アクションシーン満載のスピーディな展開が目白押しとなった。

<あらすじ> 前作のネタバレを含みます!
ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)の魂が分けられた分霊箱を探し出して壊すため、旅を続けたハリー(ダニエル・ラドクリフ)、ロン(ルパート・グリント)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)だったが、何人かの仲間を失っていた。それでもヴォルデモートを倒すために突き進む彼らは、死喰い人ベラトリックス(ヘレナ・ボナム=カーター)の金庫に分霊箱が隠されていることを突き止め、銀行に忍び込む。
一方、ホグワーツはスネイプ(アラン・リックマン)が新たな校長に就任したことで、かつての活気は失われていた。
ハリーは、ヴォルデモートとのつながりにより、新たな分霊箱がホグワーツにあることを感じ取る。
そして戦いの舞台はホグワーツに移り、ヴォルデモート率いる死喰い人の軍団との最終決戦が開始されることに。その中で、ハリーは今まで隠されていた驚愕の事実を目の当たりするのだった。
d0030824_4554286.jpg

<総評>
原作を「不死鳥の騎士団」で止めてから、映画のみで追っていた本シリーズ。
「謎のプリンス」でそのストーリーに驚愕し、ラストの展開が予想つかなかったために非常に楽しみにしていました。監督が「不死鳥の騎士団」から一貫してデヴィッド・イェーツになったことで、ストーリーの繋がりが非常にスムーズで見やすくなっています。
ちなみに3Dではなく、通常上映でみました。3Dである必然性もあまりなかったような…まあ、映像は迫力あるので、良いかと思いますが、字幕の3Dって無駄に疲れるんですよね。
さて、復活を遂げたヴォルデモート、そして彼を崇める死喰い人の軍団によるホグワーツ攻城戦、そしてホグワーツ側の意外な人物の大活躍、主要キャラクターの死など物語は一気に加速していきます。
何よりもハリーとヴォルデモートとあの人物の意外な関係性は、原作未読であればあるほどに驚きを持って語られ、今までのストーリーをハッキリとした形で裏付けされ、かなり感動してしまいました。
ほぼ全編に渡って繰り広げられる魔法決戦は圧倒的な描写力で、PART Iが如何に人物描写に重きを置いていたのかがわかります。
ちょっと残念だったのが、ハリーとヴォルデモートの戦いが中心となりすぎて、シリーズ通しての主要キャラクターの戦いや死がおざなりだったり、ロンとハーマイオニーの活躍が少なかったところでしょうか。
正直に言うと3時間くらいあったって構わないと思っていたので、もう少し見たかったですね。
主演の3人はすっかり成長していますが、10年にも渡って同じシリーズに出続けるのは並大抵のことじゃありません。もちろん他のキャストもほぼ変わることなく出演を続けていたわけで、如何に本作がシリーズものとして人気が高かったのか窺い知れます。
まさにすべての謎が明かされた最終作、ファンならもちろん必見。
まだ、シリーズを見たことない人は是非最初から見ることをオススメします。

<関連作品>
ハリー・ポッターと賢者の石 (1作目)
ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2作目)
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3作目)
ハリー・ポッターと炎のゴブレット (4作目)
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (5作目)
ハリー・ポッターと謎のプリンス (6作目)
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART I (完結編・第1部)
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART II (完結編・第2部)

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by syosei7602 | 2011-07-16 04:50 | SF/ファンタジー/パニック
アジャストメント
d0030824_1571535.jpg『THE ADJUSTMENT BUREAU』 アメリカ/2011
監督:ジョージ・ノルフィ
出演:マット・デイモン エミリー・ブラント アンソニー・マッキー
ジョン・スラッテリー マイケル・ケリー テレンス・スタンプ
ローレンス・レリッツ スティーヴ・ソーレソン
フローレンス・カストリナー フィリス・マクブライド


公開時コピー
操作された《運命》に、逆らえ。

SF作家フィリップ・K・ディックの短編「調整班」の映像化。
監督は「ボーン・アルティメイタム」の脚本を手がけたジョージ・ノルフィ。
本作がデビュー作となる。
出演は「ボーン」シリーズのマット・デイモン、「ガリバー旅行記」のエミリー・ブラント、「ハート・ロッカー」のアンソニー・マッキー、「アイアンマン2」のジョン・スラッテリー、「噂のモーガン夫妻」のマイケル・ケリー、「ワルキューレ」のテレンス・スタンプなど。

<あらすじ>
d0030824_15725100.jpg上院議員候補の下院議員デヴィッド(マット・デイモン)は将来を嘱望されていたが、懇親会での不祥事で一転窮地に立たされる。投票日、ライバル候補に大差をつけられた彼は敗北宣言をするためにトイレに籠もるが、そこにいたエリース(エミリー・ブラント)という美女に出会い、本能的に惹かれあう。
彼女の言葉で、見事な敗北宣言をしたデヴィッドは一躍注目を集め、新たな仕事にも支障が無くなる。
エリースを忘れられなかった彼だったが、偶然バスの中で再会し、連絡先を貰うことに。意気揚々と会社に着いた彼を待っていたのは、謎の集団だった。
突然のことに逃げ出したデヴィッドだったが、為す術もなく捕まってしまう。
彼らは人々の運命を操作するアジャストメント・ビューロー(運命調整局)という組織で、調整員のハリー(アンd0030824_1573589.jpgソニー・マッキー)がミスをしたことで、デヴィッドに見られてしまったのだ。
デヴィッドの運命を握る彼らは、自分たちのことを口外しないこととエリースと二度と会うなと言い残して去っていく。納得のいかないデヴィッドだったが、エリースと会えることなく時が流れていく。


<作品解説>
フィリップ・K・ディックといえば、真っ先に「ブレードランナー」が挙げられますが、他にも様々なヒット作の原作を送り出したことで有名です。
本作はそんなディック作品の短編小説を映像化したものですが、原作は相変わらず未読。映像は近未来でもなく、本当に現代劇で設定だけがちょっと異色なサスペンスに仕上がっています。また、予告編はアクションみたいな感じになっていますが、そういったシーンはごくわずかで、純粋にSFサスペンスとなっています。
さて、舞台はニューヨーク。有望株の下院議員が上院議員に立候補しているところから始まりますが、彼の失態によって人気は急落。
しかし、偶然出会った美女と惹かれあう…その理由もあとから語られますが、しかしその美女エリースとの出会い、彼女を求めることは運命に反することと言われてしまいます。
運命調整局は当初、デヴィッドに運命を強制するわけですが、彼はエリースとの出会いが運命であることを疑わない。運命調整局は常にデヴィッドに選択を迫りますが、それは暴力的ではなく、ただ切々と運命について語り、彼を納得させるわけです。
ここが本作のおもしろさで、運命として受け入れるか否か、そのどちらもが実は運命そのものであるという展開になります。
ラストまでデヴィッドとエリースの関係がどうなるのか…SFでありながら、ラブストーリーの要素もしっかりと描かれているのは見事。
ラストは予想の域を出ませんが、意外と気軽に見られる良作です。

<見どころ>
運命調整局のメンバーの移動手段の奇抜な方法、そして意外な弱点など、万能と思われる彼らの弱点を突いたデヴィッドの必死さがクライマックスを彩ります。
また、エリースのダンスシーンは艶やかでいいですね。

<出演者>
様々な作品に出演を続けるマット・デイモン。この人の作品にはほとんど外れが無いですね。安心して見られます。
ヒロインを演じたエミリー・ブラントは「ウルフマン」の時から好きな女優です。
本作で演じるエリースが実に良い!
ジョン・スラッテリーやテレンス・スタンプといった演技派に加え、マイケル・ケリーの印象的な雰囲気がはまっていました。

<総評>
期待していた展開とは良い意味で裏切られました。
なにせ、人が死なないサスペンスというのは滅多にないので新鮮に感じます。
エミリー・ブラントの可愛さと意外なおもしろさ、個人的に好きになった作品です。

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by syosei7602 | 2011-06-13 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
d0030824_020193.jpg『X-MEN: FIRST CLASS』 アメリカ/2011
監督:マシュー・ヴォーン
出演:ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー
ケヴィン・ベーコン ローズ・バーン ジャニュアリー・ジョーンズ
オリヴァー・プラット ジェニファー・ローレンス ニコラス・ホルト
ゾーイ・クラヴィッツ


公開時コピー
共存か、支配か。その<起源>を目撃せよ!

アメコミヒーローの中でも高い人気を誇り、すでに3部作とスピンオフ1作が製作されたシリーズ最新作。
主要キャラクターであるプロフェッサーXと宿敵マグニートーが対立するまでを描いたX-MEN誕生の物語。
監督は「キック・アス」のマシュー・ヴォーン。
出演は「ウォンテッド」のジェームズ・マカヴォイ、「イングロリアス・バスターズ」のマイケル・ファスベンダー、「フロスト×ニクソン」のケヴィン・ベーコン、「ノウイング」のローズ・バーン、「アンノウン」のジャニュアリー・ジョーンズ、「カサノバ」のオリヴァー・プラット、「ウィンターズ・ボーン」のジェニファー・ローレンスなど。

<あらすじ>
d0030824_0194394.jpg第二次大戦下、ポーランドの少年エリックは母親をナチスに殺されたことで磁力を意のままに操る能力を開花させる。同じ頃、アメリカに住む人の心を読むことができる少年チャールズは、青い肌を持ち他人に変身することができる少女レイブンと知り合う。
時が流れ、1960年代の冷戦下。
かつて母親を殺したナチスの科学者で今は名前を変えているショウ(ケヴィン・ベーコン)を追うエリック(マイケル・ファスベンダー)。一方、チャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)はミュータントに関する論文を書き、博士となっていた。レイブン(ジェニファー・ローレンス)との仲はあくまでも兄妹のような関係を保ったまま。
その頃、CIAのモイラ(ローズ・バーン)はソ連の動向を探っていたが、そこに現れたのはショウ率いるヘルファイヤークラブだった。
d0030824_020192.jpgショウがソ連と手を組み、再び戦争を起こそうとしていることを察知したモイラは、チャールズと接触する。チャールズはCIAに協力し、ショウを襲撃するが、時を同じくしてエリックもショウにたどり着いていた。同じ目的のため、協力関係となったチャールズとショウは、若きミュータント軍団を率いてショウを倒すことになるが…。

<作品解説>
すでに4作実写化されている「X-MEN」シリーズ。本作はこの手の作品にありがちなエピソードゼロとなるわけです。監督は気鋭のマシュー・ボーン…「キック・アス」の切れ味をどこまで出してくれるのかと期待していたら、予想以上でした。
キャストは一番長生きのあのキャラクターを除いて一新され、またアクションよりもドラマ性が重視されています。シリーズで重要な役割を果たすプロフェッサーXとマグニートー、ミスティークの関係性が語られ、またミュータントと人類の戦いの序章ともいえる展開になります。
さて、物語はプロフェッサーXとマグニートーを中心に進み、60年代の世相と事件を反映。60年代にしてはかなりオーバーテクノロジーですが、そこはSFとしてのお約束。
本編とは違うスパイ戦のような展開や、ミュータント達がそれぞれの能力を調整していく訓練などもおもしろい。
序盤は説明的なものの、後半の盛り上がりはなかなかのもの。
全体的によくまとまり、単なる善悪の戦いに終始しない物語は見事です。

<見どころ>
もはやCGについては慣れたものといった感じですが、クライマックスは圧倒的なおもしろさ。ミュータント達が多くないため、個々の活躍が楽しめます。

<出演者>
ジェームズ・マカヴォイは好きな俳優の1人ですが、結構老けましたねぇ。
マイケル・ファスベンダーは屈強な体で、シリーズのマグニートーを演じたイアン・マッケランとは異なりますが、自信家としてのイメージがぴったりです。
ジェニファー・ローレンスとローズ・バーンの対照的なキャスティングもさることながら、やはり悪役をやらせたら右に出る者がいないケヴィン・ベーコンが良すぎます。

<総評>
序盤のめまぐるしい展開にちょっと疲れますが、チームが固まってくるシーン、そして実際の事件が絡んでくると途端におもしろくなる。
突拍子もないSFにリアルをうまく融合させていながら、そこに破綻がないのは脚本のなせる技でしょう。
「X-MEN」シリーズもすでに10年を越えた作品ですが、続きがどうなるのか気になるところです。

<関連作品>
X-メン
X-MEN2
X-MEN:ファイナル ディシジョン
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
ウルヴァリン:X-MEN ZERO


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by syosei7602 | 2011-06-10 23:59 | SF/ファンタジー/パニック