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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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カテゴリ:SF/ファンタジー/パニック( 104 )
ラスト・ナイツ
d0030824_03095749.jpg『LAST KNIGHTS』アメリカ/2015
監督:
紀里谷和明
出演:クライヴ・オーウェン モーガン・フリーマン
クリフ・カーティス アクセル・ヘニー
ペイマン・モアディ アイェレット・ゾラー
ショーレ・アグダシュルー 伊原剛志
アン・ソンギ





公開時コピー
『CASSHERN』『GOEMON』で全世界を魅了し、
5年の歳月をかけて放つハリウッド進出第一弾


「CASSHERN」「GOEMON」の紀里谷和明によるハリウッドデビュー作品。
忠臣蔵をベースにした仇討ちのアクション作。
出演は「マイ・ブラザー 哀しみの銃弾」のクライヴ・オーウェン、「テッド2」のモーガン・フリーマン、「コロンビアーナ」のクリフ・カーティス、「ヘラクレス」アクセル・ヘニー、「ストレイヤーズ・クロニクル」の伊原剛志など。

<あらすじ>
ある帝国に使える領主の1人、バルトーク卿(モーガン・フリーマン)は、皇帝の腹心である大臣ギザ・モット(アクセル・ヘニー)のあからさまな賄賂要求を突っぱねる。
しかし、モットの奸計に嵌まり、刃傷沙汰を起こしたことから皇帝より領土の没収と死罪を言い渡される。
バルトークの処刑を命じられたのは、バルトーク配下の騎士団隊長を務めるライデン(クライヴ・オーウェン)だった。抵抗するライデンだったが、バルトークに諭され仕方なく剣を振り下ろす。
領地から追い出されたバルトーク配下の者たち…1年後、ライデンは酒と女に溺れ、見る影も無く落ちぶれていた。しかし、モットはライデンが何かを企んでいるはずと疑心暗鬼にかられ、自らの騎士イトウ(伊原剛志)に見張りを続けさせるが…。



<総評>
忠臣蔵といえば日本の仇討ちの定番。キアヌ・リーブス主演でファンタジックかつぶっとび設定な「47 RONIN」も作られましたが、個人的には本作の方が好きです。
紀里谷和明監督といえば、「CASSHERN」「GOEMON」の両作品ともに酷評されていましたが、映像センスは抜群だし、「GOEMON」で見せたぶっ飛び加減も嫌いじゃありません。むしろ、アニメ的な面白さがあり、ドラゴンボールとか撮ったらおもしろいことになるんじゃないの?とか思ったりします。まあ、作品よりも監督のキャラがアレと思われているのは良くないかもですね。
さて、忠臣蔵をベースにした本作。舞台となるのは中世ヨーロッパ的な世界観の帝国。やりたい放題の悪徳大臣に逆らった領主が自らの部下ライデンに処刑されてしまいます。そして1年後、女と酒に溺れたライデンを見張り続ける悪徳大臣。実はすごい小心者で、人徳に優れたライデンが復讐しに来ることを恐れているという設定です。
今までの忠臣蔵はどちらかというと、主役である大石内蔵助をメインに据えていることが多いんですが、本作は敵となる大臣が本当にクズでゲスということを徹底して描写しています。
つまり、本作は日本の時代劇である勧善懲悪であり、元となる忠臣蔵とは少し趣が異なります(忠臣蔵は刃傷沙汰の原因がハッキリせず、なんとなく悪口言われたから…程度の憶測)。
しかし、本作は大石内蔵助=ライデンを描き過ぎた為に、他の登場人物が希薄なのが残念。人物描写に深みが足りない感じ。
アクションシーンは意外と大人しめで、ほぼ全て剣による戦いとなります。気になったのが、剣を刀と表現しているところでしょうか…普通に剣でいいんじゃないかなぁ。
映像は全体的に灰色がかっており、前2作品とは大きく異なります。しかし、美術や衣装、映像は相変わらず素晴らしく、日本の映画監督でこれほどの映像を撮れる人はほとんどいないでしょう。
出演陣は素晴らしいの一言。クライブ・オーウェンにモーガン・フリーマンの共演とは!
それだけにクリフ・カーティスが勿体ないかも。伊原剛志はもう少し見せ場が欲しかったかな。
大臣役のアクセル・ヘニーの小ずるそうな感じがはまっていました。
全体的に落ち着きすぎた感じの作品でした。映像は素晴らしかったし、もちろん演技も十分。音楽もいい…足りないのは伏線の張り方や細部、そして驚きでしょうか。脚本次第で紀里谷監督は大化けしそうです。

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by syosei7602 | 2015-11-22 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2
d0030824_23555461.jpg『BACK TO THE FUTURE PART II』
アメリカ/1989
監督:ロバート・ゼメキス
出演:マイケル・J・フォックス クリストファー・ロイド
リー・トンプソン トーマス・F・ウィルソン
エリザベス・シュー ジェームズ・トルカン
ジェフリー・ワイズマン ケイシー・シマーシュコ





公開時コピー
アメリカが“未来”の話題に、ざわめき始めた!

多くのヒット作を手がけたロバート・ゼメキス監督によるSF映画の傑作。
全3作の大ヒットによって、名実共にヒットメーカーの仲間入りを果たした。
出演は「摩天楼はバラ色に」のマイケル・J・フォックス、「アダムス・ファミリー」のクリストファー・ロイド、「J・エドガー」のリー・トンプソンなど。
なお、この2作目で1作目のジェニファーを演じたクローディア・ウェルズからエリザベス・シューに変わっている。

<あらすじ>
1955年から1985年に帰ってきたマーティ(マイケル・J・フォックス)の前に、ドク(クリストファー・ロイド)がデロリアンで現れる。30年後の未来で、マーティの息子がトラブルを起こすことがわかり、それを回避するために30年後に向かうことに。
かくして、マーティとガールフレンドのジェニファー(エリザベス・シュー)は2015年10月21日にタイムスリップする。
しかし、その様子をビフ(トーマス・F・ウィルソン)が見ていた。
未来に着いたマーティは、自分がジェニファーと結婚していることを知る。
しかし、ドクから息子のJrがビフの孫であるグリフの言いなりで窃盗を起こして逮捕され、家族崩壊の原因となることを知らされる。
マーティは息子になりすまし、グリフと対決することになる。



<総評>

2015年10月21日です。BTTFファンなら特別な日であり、シリーズ通して夢中になって何度も見ていました。特にアオシマ教材から出ていたデロリアンのプラモデルは、何度も映画を見直して細かく作ったものです。
タイムスリップものとしては、未来を変えるという王道パターンのストーリーで意外と暗めなのですが、登場する未来(今年の!?)の科学力はホバーボード、空飛ぶ車、3D、音声操作テレビ、そして実現するかどうかわからないシカゴカブスのワールドリーグ制覇と、今だからこそ楽しめるネタが満載です。
そういやジーンズのポケットを出すというのは流行ってないですね。
物語は1作目の終わりから正当に続きます。元々は2作目と3作目は1つの作品だったそうで、短期間で完結編まで公開されたのも納得です。
さて、1作目で無事1985年に帰還したマーティ、しかし未来では息子がトラブルを起こす予定で、さらにジェニファーとの結婚も簡易式場とあまり幸せでは無い様子。
どうにか自分の未来を変えるために右往左往するわけですが、あっちを変えればこっちが変わり…その原因は自分であり、因縁の相手であるビフなわけです。
タイムパラドクスものとして、よく練られたストーリーですが、3作目に続くことを前提にしたためか、些か駆け足気味になったのが残念なところ。
しかし、今だからこそわかるのは、未来を描いた作品としては意外と現実的だったということ。これは嬉しい誤算なのかも。
出演はお馴染みマイケル・J・フォックス。当時20代後半で高校生を演じ、本作では息子、娘役も演じています。
マッドサイエンティストとも言うべきドクを演じたクリストファー・ロイドは、当時でも結構な年齢だった気がしますが、未だに健在とのことで嬉しい限り。
残念ながらドクの吹き替えを演じた青野武は故人となってしまいましたが、TVでの放映では印象に残っていました。
ビフを演じたトーマス・F・ウィルソンはTVドラマ等で活躍。しかし、ビフ役はインパクト残したなぁ。
改めて前作を見直したいと思いますが、USJのアトラクションは既に未来を超えてしまったけど、どうなるのだろう…という、いらぬ心配をしたりして。
80年代のパワフルな作品、未見の人は是非に!

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by syosei7602 | 2015-10-21 23:58 | SF/ファンタジー/パニック
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド
d0030824_23565963.jpg『ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』
日本/2015
監督:樋口真嗣
出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 本郷奏多
三浦貴大 桜庭ななみ 松尾諭 石原さとみ
ピエール瀧 國村隼






公開時コピー
世界はまだ、終わらない。
今度は人類の番だ。


前後編2部作の後編。ほぼ全て映画オリジナルの展開となっている。
前編から引き続き、監督は「のぼうの城」の樋口真嗣、脚本は映画評論家の町山智浩と「ジョーカー・ゲーム」の渡辺雄介。
出演は「永遠の0」の三浦春馬、「ラブ&ピース」の長谷川博己、「ノルウェイの森」の水原希子など。

<あらすじ> 前編のネタバレが含まれています!
アルミン(本郷奏多)をかばい、巨人に食われてしまったエレン(三浦春馬)は、巨人化して他の巨人達を倒していく。
やがて力尽きたエレンが目覚めると全身を拘束され、司令官のクバル(國村隼)から人間か否かを問われる。しかし、アルミン、ミカサ(水原希子)はエレンが正気であることを信じてクバルと対立する。


<総評>
個人的には微妙な評価となった前編。されど、後編はやはり気になると言うことで見たのですが、結果としては脚本の拙さが大きく目立っていました。
原作通りにいかないのは当然としても、この出来はつらいと言わざるを得ないでしょう。
まず、原作を中途半端に盛り込み、突き抜けた設定変更にしきれなかったために、違和感だけが残りました。
さて、ストーリーは調査団がほぼ壊滅状態に陥ったところから始まります。
壁に開けられた穴をふさぐため…というのは、原作でも非常に重要なエピソードになっているわけですが、ストーリー展開は終始「穴塞ぎ」であり、その中でシキシマが重要な役を担っていきます。
このシキシマ、前編でも悪い意味で印象に残ったんですが、後編では物語のキーマンとなるため、さらに悪目立ちしています。そもそも、ミカサの設定を大きく変えてしまったことに帰因しているようで、原作のリヴァイとミカサによる相反した強さが有耶無耶に。
そして、シキシマ配下となったミカサ、嫉妬するエレンという構図は「進撃の巨人」に必要なのか?という疑問を生み出しています。
巨人という謎も結局、ありきたりな設定になってしまい、未完結な物語を無理矢理まとめた感が強く出てしまいました。
特撮シーンや超大型巨人は頑張っていました。こういうのは、日本ならではの特撮感というか、面白さが出ていますね。
出演者についてはもう、石原さとみのキレっぷりと長谷川博己の悪目立ちだけが印象に残った感じです。
実写化が早すぎたというより、世界観の変更に無理があったというべきか。
とにもかくにも脚本、その一言に尽きる作品です。

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by syosei7602 | 2015-10-13 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
d0030824_23471514.jpg『ATTACK ON TITAN』日本/2015
監督:樋口真嗣
出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 本郷奏多
三浦貴大 桜庭ななみ 松尾諭 渡部秀 水崎綾女
武田梨奈 石原さとみ ピエール瀧 國村隼







公開時コピー
運命に挑め――。
戦わなければ、勝てない。


アニメ化から一気に火がついた諫山創原作の「進撃の巨人」、実写化。
前後編の2部構成とWeb限定公開のスピンオフの1作で、ストーリーはオリジナル、設定はキャラクターをはじめ、世界観など大きく変更されている。
監督は「のぼうの城」の樋口真嗣、脚本は映画評論家の町山智浩と「ジョーカー・ゲーム」の渡辺雄介。
出演は「永遠の0」の三浦春馬、「ラブ&ピース」の長谷川博己、「ノルウェイの森」の水原希子など。

<あらすじ>
謎の巨人達が人類を滅亡の危機に追いやり100年。生き残った者たちは巨人を防ぐために、巨大な壁を三重に築き平和に暮らしていた。
壁の外の世界に憧れる青年エレン(三浦春馬)は、幼なじみのアルミン(本郷奏多)、ミカサ(水原希子)にその夢を語る日々。
ある日、壁の間近に来た3人の目の前に超大型巨人が現れ、壁の一部が崩壊し街は壊滅する。
それから2年、辛うじて生き延びたエレンとアルミンは巨人に対抗する調査団に入団し、壁の修復へと向かうことになる。


<総評>
原作を読まず、アニメのみを見ていた「進撃の巨人」。個人的には実写化にお金を使うならアニメ版の続編を作って欲しかったかも。
これを書いている時点では後編も見終わっているのですが、まずは前編から。
原作からの改変箇所は、主人公達が少年ではなく青年であり、特にミカサは単なる女の子。世界観は中世ヨーロッパ風ではなく、あくまでも現代社会の技術が僅かばかり残っているため、壁は煉瓦造りではなくコンクリート、移動手段は馬から車になっています。
これだけでもガッカリ感が強くでているのですが、さらにはミカサと並ぶ人気キャラクターのリヴァイは登場せずに、シキシマなる隊長が登場します。
前提条件がこれだけあると、ストーリーはほぼ別物と言っていい展開になります。
さて、壁の中で平和に暮らしていた人類を襲った巨人達。エレン達は巨人を倒すために、調査団に入るのですが、そこそこ科学兵器が残っている状態で立体起動装置って…とちょっと疑問に思ってしまいます。
荒廃した世界観は若干、マッドマックス風味ですが登場する巨人達が見事すぎる。とにかく気持ち悪い。そして、人間を食べるシーンは圧巻の恐怖。
うーん、ここまでは割と見られたのですが、問題はシキシマでしょうか。
とにかく、このシキシマがリヴァイの代わりというのはキャラクター設定を間違えているとしか言いようが無い。
すかしたセリフと芝居がかった動き…演じた長谷川博己はもっとうまいはずなのに、いやうまかったよね?と思わず再確認してしまいました。
そして、ミカサのキャラクター設定もなんというか、エレンを守ることだけに自分を捧げてきた彼女の強さが欠片も見られず。もちろん、原作は過去の話ありきだとはわかっていますが、やっぱり違うんだよなぁ。
出演陣は三浦春馬は正直あまりうまいとは思えないですね。中心となる長谷川博己と水原希子も含めて、残念な感じでした。
唯一、キャラが立ち過ぎたハンジ役の石原さとみだけが救いかもしれません。
後編へ続く。

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by syosei7602 | 2015-10-12 23:52 | SF/ファンタジー/パニック
オール・ユー・ニード・イズ・キル
d0030824_01250864.jpg『EDGE OF TOMORROW』アメリカ/2014
監督:
ダグ・ライマン
出演:トム・クルーズ エミリー・ブラント ビル・パクストン
ブレンダン・グリーソン ジョナス・アームストロング
トニー・ウェイ キック・ガリー フランツ・ドラメー
ドラゴミール・ムルジッチ シャーロット・ライリー
ノア・テイラー 羽田昌義




公開時コピー
日本原作、トム・クルーズ主演。

桜坂洋原作の同名ライトノベルの実写化。
舞台を日本からイギリスに移し、主人公の名前や状況などが変更されている。
監督は「ボーン・アイデンティティー」のダグ・ライマン。
出演はトム・クルーズ、「アジャストメント」のエミリー・ブラント、「アポロ13」のビル・パクストンなど。
機動スーツ(原作では機動ジャケット)を実際に製作して撮影され、圧倒的な映像力で描き出されている。

<あらすじ>
謎の侵略者ギタイによって、地球全土がほぼ侵略されていた。機動スーツを生産するロンドンを侵略されてしまえば、滅亡してしまう中、軍の広報担当で戦闘スキルがまったくないケイジ少佐(トム・クルーズ)は将軍からフランスの殲滅作戦に参加して広報用の撮影をしろと命じられる。しかし、戦闘が怖いケイジはそれを固辞したために逮捕され、階級を下げられた挙げ句、一兵卒として最前線の基地へと送られてしまう。
最初の戦闘で呆気なく戦死したケイジ…しかし、目覚めるとそこは出撃前日の光景だった。
毎日同じ戦いを繰り返す内にケイジの戦闘力は上がり、やがて戦場のカリスマ的存在の女性兵士リタ(エミリー・ブラント)と出会う。
かつてケイジと同じ力を持っていたリタは、ケイジがギタイを倒す鍵となると確信し、
過酷な訓練を始めるが…。
d0030824_01252660.jpg
<総評>
兎にも角にも「日本原作」という触れ込みの本作。先行上映ということで見てきました。
日本のライトノベルというジャンルはアニメ化が多いイメージですが、実際作品自体にはライトノベルという括りが不要な作品も多数…むしろ、この手の作品が文学賞の選考外になること自体、閉鎖的な文学世界をよく表しています。
原作は未読(ちょっと立ち読み)、コミック版のお試しを少し読んだ程度ですが、タイムループものは結末を先に知ってしまうと勿体ないので基本情報のみを念頭に。
さて、結論から言うとおもしろい。
元広告マンの主人公ケイジは血を見るのが大嫌いで戦場に出るなんてありえない、と思っている男(トムの軽薄そうな演技が見事)。将軍の怒りを買って戦場に送られるという理不尽な目に遭い、さらに最初の戦闘で死亡。そして復活を繰り返していきます。
機動スーツ軍団とギタイの戦闘はノルマンディー上陸作戦のような映像から始まり、戦闘は激しい銃撃&肉弾戦。
そんな戦闘の最中に現れるリタの強さは凄まじいものの、もう少しリタの戦闘シーンが多くても良かった気がします(武器が剣ってところもポイント高い)。
機動スーツの特性が大きく語られず、仲間の兵士もちょっとおざなり過ぎたかな。
ループするシーンではそれぞれユーモアを絡められているのでおもしろい。
全体的にテンポがよく、ハリウッド的なおもしろさが凝縮されています。
機動スーツやギタイのデザインは割と普通…ギタイにはもっと怖さが欲しかった。
主演のトム・クルーズは強くなるといつもの感じですが、序盤の情けない感じが抜群。
そしてエミリー・ブラント、
めっちゃ鍛えてますなぁ~登場シーンが格好良し!
いかにも軍曹って感じなファレウを演じてるビル・パクストン。出演シーンはそれほどでもないものの、インパクト強し。
タイムループと戦いという限定的な構成はありそうでなかった話。また、その解決策と終わり方は意外性というべきなのか?
もう少しひねっても良かったのでは?と思ったりしますが、終わり方としては綺麗です。
原作者は続編執筆中ということで、完成度次第では映画化があるのかも。
本作の成功次第では日本のラノベがもっと見直されそうです。

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by syosei7602 | 2014-06-29 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
トランセンデンス
d0030824_17451420.jpg『TRANSCENDENCE』アメリカ/2014
監督:
ウォーリー・フィスター
出演:ジョニー・デップ モーガン・フリーマン
ポール・ベタニー レベッカ・ホール キリアン・マーフィ
ケイト・マーラ コール・ハウザー クリフトン・コリンズ・Jr
コリー・ハードリクト





公開時コピー
もし、コンピュータに
科学者の頭脳を
インストールしたら――


「ダークナイト」「インセプション」でクリストファー・ノーランと組んだのカメラマン、ウォーリー・フィスターの監督デビュー作。
製作総指揮はクリストファー・ノーラン。
出演はジョニー・デップ、モーガン・フリーマン、ポール・ベタニーといった名優陣に加え、「アイアンマン3」のレベッカ・ホール、「127時間」のケイト・マーラなど。
主演のジョニー・デップはやっぱり特殊メイクから離れられない。

<あらすじ>
人工知能研究の第一人者で天才科学者ウィル(ジョニー・デップ)は、同じく科学者の妻エヴリン(レベッカ・ホール)と共に講演に出た直後、人工知能技術に反対するテロリストに撃たれてしまう。
余命幾ばくも無い傷を負ったウィルを救うため、エヴリンは仲間の研究者が成功した「意識をコンピューターに移す」ことを決意する。親友の科学者マックス(ポール・ベタニー)と共に開発途中だった量子コンピューターにウィルの意識を移すことに成功する。
科学者としての知識と聡明な知恵をそのままに、コンピューターの圧倒的な計算力でネットワークを支配しはじめたウィル。
同じ頃、テロリストのブリー(ケイト・マーラ)はウィルを抹殺するために、エヴリンを追い始める。
しかし、圧倒的な進化を続けるウィルは少しずつ暴走を始めていた。
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<総評>
久しぶりにジョニー・デップが濃いメイク無しに見られるのか、と思ったら今度は画面の中に入っちゃいましたよ(笑)。とまあ、色々なメイクに挑戦するデップもまた面白くて良いんですけどね。
本作はノーラン版「バットマン」シリーズや「メメント」など、ノーラン作品には欠かせない名カメラマン、ウォーリー・フィスターの監督デビュー作というだけあって、映像センスは抜群。壮大な太陽光パネルのシーンであったり、各シーンの安定したカットは見ていて疲れないというか…いや、むしろレベッカ・ホールが美しく撮られてる!
それはさておき、肝心の物語。
正直言うと、ツッコミどころ満載となってました。
科学者の脳(現時点での意識と知識など含めた全て)を量子コンピューターにアップロードしてしてしまったけど、眠らないコンピューターに入り込んだ天才の頭脳が少しずつ暴走を始めてしまう。そして、人工知能に反対する過激派集団が狙ってくる…うーん、ありきたりというかテーマはいいんだけどなぁ。あちこち綻びというか、些細なところに「なんで?」と思うシーンが多かったかも(ウィルの能力ならテロリストの出現箇所くらい予測できそうなものだったりとか)。
そして全体的に盛り上がりに欠けていたので、もう少し何かスパイスを利かせてくれるシーンがあれば良かった。
出演陣は見事…というか、このキャスティングは豪華過ぎて。
が、しかし、モーガン・フリーマン、キリアン・マーフィの扱いは残念。もっとキーマンになるかと思っていたりとか、ケイト・マーラに至ってはなんか残念な役回りだなぁ。
ジョニー・デップは淡々と…まあ、ほとんど画面に移ってるだけだし…個人的にはレベッカ・ホール、素敵です。
ポール・ベタニー、唯一の味か?
「インセプション」が強烈だっただけに、もっと難解なストーリーかと思ってましたが、脚本のジャック・パグレンが監督と同じくデビュー作だけに佳作といったところかな。
終わり方に捻りが無かったのが勿体なかった。
次作に期待です。

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by syosei7602 | 2014-06-27 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
スター・トレック イントゥ・ダークネス
d0030824_1313158.jpg『STAR TREK INTO DARKNESS』 アメリカ/2013
監督:J・J・エイブラムス
出演:クリス・パイン ザカリー・クイント
ゾーイ・サルダナ ベネディクト・カンバーバッチ
ジョン・チョー サイモン・ペッグ カール・アーバン
ピーター・ウェラー アリス・イヴ ブルース・グリーンウッド
アントン・イェルチン




公開時コピー
人類最大の弱点は、愛だ。

今なお根強い人気を誇るTVシリーズ「スター・トレック」のリメイク版ともいえる新シリーズ第2弾。シリーズ通しての映画化は12作目となる。
監督は前作に引き続き、J・J・エイブラムス。
出演陣も前作からのキャスティングとなっており、敵役としてTVシリーズ「SHERLOCK」でホームズ役を演じ、高い演技力で評価されたベネディクト・カンバーバッチ。
3D作品としても公開されている。

<あらすじ>
西暦2259年、カーク船長(クリス・パイン)率いるUSSエンタープライズのクルー達は探査中の惑星ニビルの崩壊を防ぐために活動するが、その最中、スポック(ザカリー・クイント)が窮地に陥ってしまう。
彼を救うために重大な規律違反を犯したカークは、帰還後に責任を問われ船長を解任されるのだった。
その頃、ロンドンでテロが起こり、その首謀者とされるジョン・ハリソン(ベネディクト・カンバーバッチ)の追撃命令が下される。
ハリソンはクリンゴン人の支配下にある惑星クロノスに逃亡していた。
船長に復帰したカークは、再びUSSエンタープライズただ1隻でクロノスへ向かうのだが…。
d0030824_1314530.jpg

<総評>
前作から既に4年、だいぶ長いこと待たされましたが待望の続編。3D作品ですが、2Dで鑑賞。
前作が面白かっただけにかなり期待値も高かったわけですが、全体的に軽かったかなと。まあ、元々エイブラムス監督の作品は良い意味で軽さがあるわけですが、本作はストーリーがしっかりしているが故に目立ってしまったような…。
映像的には迫力が有り、スピード感溢れるアクションシーンが展開します。
アクションのうまさはさすがです。
さて、重大な規律違反を犯した為に降格させられたカーク。
そんな矢先に起きたテロ事件、その首謀者追跡を志願したカークとスポック達USSエンタープライズ号は地球規模の危機に面してしまう。
ざっくりと見ればありがちなシナリオなんですが、最強の敵がまさかのジョン・ハリソンという男。もちろん、色々な陰謀があってこその敵なわけで存在感が半端ではない。
でも、所々アナログ感が漂ってます(笑)。なんかこう、エンタープライズ号ってかなり巨大なのに、移動は基本徒歩なの?というツッコミとか、色々あるわけですが、それもまたスター・トレックというコンテンツのおもしろさなのかも。
が、しかし、ストーリーは前作ほどのおもしろさを感じられ無かったのは、恐らく旧作(TVシリーズ)へのオージュが強かったせいか、はたまたトッレキーになりきれない自分のせいなのか。
恐らく旧作を知ってこその本作であり、旧作ファンへのサービス、でも新たなファンも楽しめますよ、という予定調和的なストーリーが気になったのかもしれないけど。
出演者達はクリス・パインを始め、慣れた感じで好演しています。
なんといっても好きなのはサイモン・ペッグ、いいよなあ、この人。
そしてベネディクト・カンバーバッチ。冷たい雰囲気をまとい、アクションシーンで前髪がおりるとこれまた違った印象。いいですねぇ。
出演陣が多い割にはメインキャストのみでまとまった感があったのは少し残念。
映像は2Dでも十分な迫力があったので、きっと3Dはかなり良かったのでは…とちょっと後悔してみたり。
なんだかんだで続編に期待です。

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by syosei7602 | 2013-09-24 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
ワールド・ウォー Z
d0030824_1201398.jpg『WORLD WAR Z』 アメリカ/2013
監督:マーク・フォースター
出演:ブラッド・ピット ミレイユ・イーノス
ジェームズ・バッジ・デール  ダニエラ・ケルテス
デヴィッド・モース ルディ・ボーケン ファナ・モコエナ
アビゲイル・ハーグローヴ  スターリング・ジェリンズ
ファブリツィオ・ザカリー・グイド マシュー・フォックス




公開時コピー
全人類に告ぐ、
来たるZデーに備えよ。


マックス・ブルックスによる同名世界的ベストセラーの映画化。
監督は「007/慰めの報酬」のマーク・フォスター。
出演はブラッド・ピットで、製作にも関わっている。
他に「L.A. ギャング ストーリー」のミレイユ・イーノス、「ローン・レンジャー」のジェームズ・バッジ・デール、本作がデビューとなるダニエラ・ケルテスなど。
3D公開されている。

<あらすじ>
元国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)は妻カリン(ミレイユ・イーノス)と2人の娘と共に平穏な日々を送っていた。しかし、世界では少しずつ謎のウイルス感染が流行していた。
そんなある日、家族を乗せた車で渋滞にはまった彼はウイルスに感染し、ゾンビ化した人間が次々に人々を襲う現場に遭遇する。
間一髪、難を逃れたジェリーの元に国連事務次長ティエリー(ファナ・モコエナ)から現場復帰を要請される。
ウイルスの感染爆発により世界はゾンビ化による混乱が拡大していたのだ。
かつて伝染病や紛争地域での調査などに手腕を発揮していたジェリー。
家族を守るため、調査隊に参加し、ウイルスの発生源を突き止めるために最初の感染地域へと向かうのだが…。
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<総評>
ゾンビものである。もうね、毎年よくもまあ、飽きもせずにゾンビ映画が出てくるなぁと。そして飽きもせずに毎回見られるなぁと…。それだけ市民権を得ているゾンビものですが、最近ではホラーというよりもパニック映画としての色が強くなっています。
特長はなんといっても大量のゾンビ。ゾンビ映画史上最多!?かもしれない。それぞれのゾンビがAIで動いているそうですが、これがまた気持ち悪いを通り越して凄い。でも、このシーンがそんなに多くないのが残念です。
さて、ゾンビ化するという謎のウイルスの発生源を突き止めてワクチンを生成するため、部隊と一緒に行動を始めたジェリー。
ゾンビ化は噛まれることでなってしまうという、典型的なパターンに加え、とにかく突っ走ってくる。でも、この走ってくるというのは「28日後…」で既にネタがあるんだよなぁ。
今までのゾンビ映画との違いはゾンビ化までが桁外れに速い、自然発生的なウイルスが原因であることなどなど。
物語はその発生源を突き止めることが主なテーマなんですが、前半の疾走感溢れるおもしろさから後半は些か失速気味。なんというか、真面目過ぎるというか、ギリギリの緊張感が無くなってしまう。
ゾンビ映画の悪いところは、結局収拾が付かなくなっちゃうというか…まあ、最後は大抵投げっぱなし感。悪くはないけど、対ゾンビ策が面白かっただけに、もうちょっと一捻り欲しかったですね。
主演のブラッド・ピット、なんだか落ち着いた演技が勿体ない。うーん、うまいけどな、それだけ。
存在感を出したのはイスラエルの女性兵士セガンを演じたダニエラ・ケルテス。ベリーショート(坊主ともいう)の容姿に力強い目が印象的。
で、デヴィッド・モースがキーマンになると思いきや、出番少なっ!
全体的に見ればそれなりのおもしろさ。しかし、ゾンビ&パニック映画として考えるともの足りず。やっぱり世界的な破滅はローランド・エメリッヒの分野ですな。

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by syosei7602 | 2013-08-21 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
パシフィック・リム
d0030824_259128.jpg『PACIFIC RIM』 アメリカ/2013
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:チャーリー・ハナム イドリス・エルバ
菊地凛子 チャーリー・デイ ロブ・カジンスキー
マックス・マーティーニ 芦田愛菜
ロン・パールマン バーン・ゴーマン
クリフトン・コリンズ・Jr ディエゴ・クラテンホフ




公開時コピー
人類最後の望みは、この巨兵。

ハリウッド気鋭の監督として名高いギレルモ・デル・トロ。なぜか日本の怪獣やロボットものが好きで触発された結果が本作。
芦田愛菜のハリウッドデビュー作として番宣されているが、菊地凛子が主演の1人となっている。出演は「コールド マウンテン」のチャーリー・ハナム、「プロメテウス」のイドリス・エルバなど。
人物描写よりもロボット対怪獣の戦いがメインとなっている。

<あらすじ>
ある日、太平洋の深海にある次元の隙間から巨大な生命体が現れる。カイジュウと呼ばれた生物は各都市を壊滅状態に陥れる。人類は協力しあい、人型巨大兵器イェーガーを開発して対抗する。
イェーガーはパイロットと神経接続するが、1人では負担が大きすぎるために2人のパイロットによって操縦することに。
イェーガーの活躍により、多くのカイジュウは出現の度に倒されていく。しかし、戦いを学習したカイジュウにより、アメリカのローリー(チャーリー・ハナム)、ヤンシー(ディエゴ・クラテンホフ)のベケット兄弟が駆るイェーガーが倒されたのを皮切りに、世界各地でイェーガーが苦戦していく。
5年後、イェーガー計画最後の戦いに呼ばれたローリー。
彼が乗った旧式イェーガー“ジプシー・デンジャー”が修復され、もう1人のパイロットの候補はカイジュウに家族を殺された過去を持つ森マコ(菊池凛子)だったが…。
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<総評>
ギレルモ・デル・トロ監督の作品はなぜか「ブレイド2」しか見ておらず。せめて「ヘルボーイ」シリーズと「パンズ・ラビリンス」だけは見なければな…。本作はロボット対怪獣という、日本人ならお馴染み。ウルトラマンに始まり、ガンダムやらなんやらと日本のコンテンツはこの手には事欠きません。
ロボットのデザインは無骨かつメカニカルなもので、日本のいわゆるヒーロー然としたものではなく、むしろこれが味ですかね。ロボットの操縦は2人で行われ、シンクロして相手の記憶などを共有することで体の左右を担当。必殺技は名前を叫ぶというのが良い!
さて、物語はシンプル。怪獣が来て倒す。最終目的は怪獣の発生源を潰すってことで終わり。その中で他のパイロットとの確執、ヒロインである森マコの過去、科学者達の研究などなど。
映像は巨大感があって迫力十分、それにしたって街中で暴れまくり。なんかもう怪獣のせいなのか人災なのかわからんぐらいの戦いが繰り広げられます。
出演陣の中で目立ったのはニュートン役のチャーリー・デイとハーマン役のバーン・ゴーマン。マッドサイエンティストぶりがはまってます。で、ついでにヘルボーイのロン・パールマンも出ているわけですが。
チャーリー・ハナムと菊地凛子、悪くないですが普通かな。
しかし、芦田愛菜、ほとんど1人での演技ってすごいな。
全体は大味ながらも楽しめる作品、見所は芦田愛菜が出てくる東京シーンが一昔前のハリウッド的東京(笑)。
なんだよ「萌&健太ビデオ」って!

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by syosei7602 | 2013-08-14 23:59 | SF/ファンタジー/パニック
オブリビオン
d0030824_184854.jpg『OBLIVION』 アメリカ/2013
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:トム・クルーズ モーガン・フリーマン
オルガ・キュリレンコ アンドレア・ライズブロー
ニコライ・コスター=ワルドー メリッサ・レオ
ゾーイ・ベル





公開時コピー
何故、彼は
人類のいない地球に残されたのか――?


「トロン:レガシー」という微妙感あふれる作品を送り出してしまったジョセフ・コシンスキー監督が、自身のグラフィックノベルを映像化。
出演はトム・クルーズ、モーガン・フリーマン、オルガ・キュリレンコ。壮大な未来の地球を描いた映像は圧巻。
さらに、よく練られた物語により映像と相まって意外なほどの良作となっている。

<あらすじ>
2077年、地球はエイリアンの襲撃によってほぼ壊滅ともいえる被害を受けるが、なんとかエイリアンを退ける。
生き残った人類は別の惑星へと移住を果たすが、地球はドローンという無人偵察機による監視とそのメンテナンスやパトロールを行うジャック(トム・クルーズ)とパートナーのヴィクトリア(アンドレア・ライズブロー)だけが残っていた。
地球には未だにエイリアンの残党が残っており、エリアによっては進入禁止の箇所が設けられている。
ある日、禁止エリアの側に宇宙船が落下する。ヴィクトリアの指示を無視し、墜落現場に向かったジャックはそこで冷凍睡眠で眠る女性飛行士を見つける。
やがて目を覚ました女性はジュリア(オルガ・キュリレンコ)と名乗り、会ったはずもないジャックの名前を口にする。しかし、記憶は全て曖昧で要領を得ない。
一方、ジャックはジュリアとの出会いをきっかけに、自らの記憶に疑問を感じ始めるが…。
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<総評>
近年のトム・クルーズ主演作にハズレ無し!と言うのは大げさですかね。彼がプロデューサー業を始めてから、出演の有無に関わらず面白い作品が多いように感じます。
本作は名作「トロン」の続編「トロン:レガシー」を手がけたジョセフ・コシンスキーが監督…そして同じSFものとくれば、期待値がトム・クルーズ>監督のような感じに。
が、しかし、やはりトム・クルーズ主演にハズレ無し。これがなかなかの良作。
さて、物語は荒廃した地球が舞台というおなじみのパターン。しかし、人類はエイリアンとの戦いに勝利しており、地球の軌道上に浮かぶ移住待ちの人々が住む巨大な宇宙船へ海からのエネルギーを供給するのみ。主人公ジャックはそれらを監視し、無人機ドローンの故障の際には修理などをしています。されど、敵がいないわけではない…異星人の残党が地下に潜っていたりする。
シンプルな物語にシンプルな人間関係と敵、非常に分かりやすいんですが、謎の女性飛行士ジュリアを助けたことから物語は急展開します。
実は本作ってSFラブストーリー!いや、マジですよ、これ。
作品全体には派手さがないのに、このラブストーリーがなかなかに切ない。ラストに意外性に欠けますが、賛否両論かも。
登場人物達のキャラクターも際立っており、特にヴィクトリアなんていいですね。ちょっと怖いキャラなんですよ、この人。
で、出演陣。トム・クルーズは相変わらずのヒーローっぷり。モーガン・フリーマンのアングラなビーチ役もいいでしょう。
そしてオルガ・キュリレンコ、好きな女優の1人。これで充分、文句ない。
個人的にはかなり好きな作品、物語の弱さを映像美が支えた良作です。

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by syosei7602 | 2013-07-18 23:59 | SF/ファンタジー/パニック