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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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カテゴリ:ホラー/オカルト( 51 )
28日後...
d0030824_2331828.jpg『28 DAYS LATER...』 イギリス・アメリカ・オランダ/2002
監督:ダニー・ボイル
出演:キリアン・マーフィ ナオミ・ハリス クリストファー・エクルストン
ミーガン・バーンズ ブレンダン・グリーソン レオ・ビル
リッチ・ハーネット スチュワート・マッカリー ノア・ハントレー



公開時コピー
わずかな未来は始まっている

「サンシャイン2057」「ザ・ビーチ」のアレックス・ガーランドとダニー・ボイル監督がタッグを組んだSFホラー。続編「28週後...」も制作された。
出演は「サンシャイン2057」のキリアン・マーフィ、「マイアミ・バイス」のナオミ・ハリス、「姉のいた夏、いない夏」のクリストファー・エクルストン、「がんばれ、リアム」のミーガン・バーンズ、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」のブレンダン・グリーソンなど。

<あらすじ>
霊長類研究所に忍び込んだ動物愛護家たちは、研究員が止めるのもきかずに凶暴性を呼び起こすウイルスに感染した猿を解放してしまう。その1頭に噛まれた1人が突如発狂し、仲間に襲いかかるのだった。
28日後、事故で昏睡状態にあったジム(キリアン・マーフィ)が病院で目覚めると、院内は荒されており誰1人いなかった。
街に出た彼はさらに驚く。荒れ果てたロンドン、人はおらず新聞には国外への集団脱出の記事があった。街をさまようジムは、教会で人影を見つけて声をかけるが、凶暴化した神父に襲われ逃げ出す。
彼を救ったのはセリーナ(ナオミ・ハリス)とマーク(ノア・ハントレー)だった。

<作品解説>
ジャンルとしてはいわゆるゾンビ映画の部類に入る作品ですが、若干違うのは生きた人間が生きたまま凶暴化するところにあります。
ロメロ監督の「ゾンビ」や「バイオハザード」などは、一度死んだ人間が生き返って、肉を食べるために襲ってきますが、本作はシンプルに襲ってくるだけというパターン。
感染者の血を体内に入れるとわずか数十秒で発症するという、かなり凶悪なウイルスです。
さて、わずか1ヶ月あまりでイギリス全土に広がったと思われるウイルス…主人公のジムがなぜ偶然にも助かったのかは不明ですが(昏睡状態で集中治療室にいたとはいえ)、彼は孤独とかを感じる前に街を彷徨います。
教会で襲ってくる感染者達はゾンビとは違って、普通の人間のように走ってきます。彼らがいわゆる非感染者を見分けるのは、怒りや凶暴性の中にも多少の知性があるからなのか…本作の肝とも言える部分ですね。
エンディングはDVDだと劇場公開版と異なっています。
個人的にはDVD版、さりとて公開版も意外と捨てがたいんですが…。
デジタルビデオカメラで撮影された映像が、荒廃した世界をうまくとらえています。

<見どころ>
誰もいないロンドンの風景が見事。
そして、クライマックスの狂気が走るシーンは本作の本質を突いています。

<出演者>
キリアン・マーフィのやつれた雰囲気が抜群に良いですね。目が印象的です。
ナオミ・ハリスやミーガン・バーンズなど、少ないキャスティングにおいてきっちり演技できる人たちが出ているのはとても好印象。
されどクリストファー・エクルストン演じる兵士達が些かうすい印象なのが残念です。

<総評>
音楽や映像もすばらしく、ガーランドの脚本がボイル監督によってうまく演出されています。
ホラー作品でありながら、世界観の中にある人間の狂気が見事に描かれた良作。
オススメです。

<関連作品>
28日後... (1作目)
28週後... (2作目)

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by syosei7602 | 2007-12-04 23:29 | ホラー/オカルト
エクスクロス 魔境伝説
d0030824_0405431.jpg『XX』 日本/2007
監督:深作健太
出演:松下奈緒 鈴木亜美 中川翔子 小沢真珠 池内博之
    岩根あゆこ 森下能幸 神威杏次 仁科貴 岩尾望
声:小山力也



公開時コピー
足を切り落とされるぞ!

第1回「このミステリーがすごい」大賞、読者投票第2位に選ばれた上甲宣之の「そのケータイはXXで」の映画化。
監督は「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」の深作健太。
出演は「アジアンタムブルー」の松下奈緒、「虹の女神 Rainbow Song」の鈴木亜美、「兜王ビートル」の中川翔子、「人間椅子」の小沢真珠など。

<あらすじ>
2人の女子大生しより(松下奈緒)と愛子(鈴木亜美)は、秘湯があるという人里離れた阿鹿里(あしかり)村へやってくる。
失恋のしよりを愛子が温泉旅行に誘ったのだ。
村にはなぜか片足を引きずる年寄りばかりがおり、不気味な雰囲気が漂っていた。
そんな中、しよりと愛子は些細な事でケンカをしてしまい、別々に行動してしまう。
ロッジに戻ったしよりは、2階から突如聞えてきた携帯電話の着信音に驚く。それは押入に落ちていた携帯電話からであり、しよりが通話ボタンを押すと「今すぐ逃げろ、足を切り落とされるぞ」という男の声が…。
その直後、停電が起こり村人達が大挙して押し寄せ、ロッジを取り囲むのだった。

<作品解説>
非常にスピード感のある作品です。
奇妙な村にやってきたしよりと愛子。この村の物騒な風習は冒頭に語られてしまうんですが、恐怖を煽るには十分。
片足を引きずる村人達はかなり不気味なメイクをして登場し、さながら生きているゾンビの如く。
まあ、年寄りばかりで足を引きずっているので戦闘力は非常に低いんですが、なにせ人海戦術で若い女性を襲うという連中。これ以上に卑劣な奴らもいません。
また、謎のハサミ女が登場…なぜやってきたのかとかそう言うのを抜きにして、なんか笑えます。ストーリー展開は携帯電話を中心に、2人の主人公が同時間に別行動を取りながらも交錯していく構図が非常に面白い。
純粋に楽しめる良質なB級映画です。

<見どころ>
逃げ回るしよりに対して、ハサミ女と対決する愛子。
このバトルは素晴らしく小気味よい。
なによりも小沢真珠の怪演は最大の見どころです。

<出演者>
松下奈緒は既に映画出演が何本かあるので、演技もそれなりに落ち着いたものになっています。
見る前に不安だったのが鈴木亜美。
意外や意外、かなりの好演、いやむしろうまいと言うべきか。
そしてやっぱり小沢真珠。
すごすぎるよ(笑)
中川翔子はオマケでしたね~。

<総評>
テイスト的にはロドリゲス監督の「フロム・ダスク・ティル・ドーン」みたいな感じ。
見事なジェットコースタームービーです。
ツッコミ入れつつ楽しめる良作。
個人的にはオススメです。

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by syosei7602 | 2007-12-01 23:14 | ホラー/オカルト
親指さがし
d0030824_0271682.jpg『親指さがし』 日本/2006
監督:熊澤尚人
出演:三宅健 伊藤歩 松山ケンイチ 永井流奈 尾上寛之
    品川徹 春海四方 斎藤歩 野澤祐樹 小野明日香
    佐野史郎 手塚理美



公開時コピー
決して振り返ってはいけない
8年前、少女が消えた。―思い出が恐怖に変わる。


山田悠介の同名小説の映画化。
監督は「虹の女神 Rainbow Song 」の熊沢尚人。
出演は「ホールドアップダウン」の三宅健、伊藤歩、「DEATH NOTE」の松山ケンイチ、「富江 アナザフェイス」の永井流奈、「手紙」の尾上寛之、「容疑者 室井慎次」の佐野史郎など。

<あらすじ>
20歳になった武(三宅健)は12歳の時に「親指さがし」というオカルト遊びで行方不明になってしまった幼馴染みの由美子の事を忘れられなかった。
由美子がいなくなった8月13日に小学校の同窓会が開かれる。武はそこで一緒に「親指さがし」をした知恵(伊藤歩)、智彦(松山ケンイチ)、綾(永井流奈)、久信(尾上寛之)と再会する。
8年前の由美子失踪は家出という事で警察の捜査が打ち切られていたが、「必ず見つける」と約束していた武は全員にもう一度「親指さがし」をしてくれと頼むのだった。
なんとか「親指さがし」をすることを了承したが、結局なにも起こることはなかった。
しかし、その夜、武は何者かに襲われて気を失ってしまう。
さらには久信が公園で殺されてしまうのだった。

<作品解説>
原作と映画が大きく変るのはよくあることですが、本作はどうやらその例に漏れず、シナリオ自体が非常に甘い作品といえます。
まず、ホラーというには程遠い演出、全くと言っていいほど謎になっていない展開など、説明不足な部分が多すぎました。
単純なことなんですが、主人公達が単純に「友達が消えた=呪いになる=殺される」という図式をネットや噂話だけで完結させてしまうのはいかがなものかと…。
フィクションとはいえ、さすがに12歳の女の子が消えたら「家出」じゃなく「犯罪」を疑うだろとか…ツッコミどころが満載。
ホラーとしての怖さ以前の問題で、シナリオの破綻がここまである作品も珍しいですね。
また、撮影があまり良くない。
ヒロインの伊藤歩は綺麗な女優なんですが、肌荒れ?が気になり、特撮もダメですね。

<見どころ>
正直、見どころといえば伊藤歩くらいです。

<出演者>
三宅健と永井流奈の演技はお世辞にも上手いとはいえず、かなり半端な感じです。
ヒロインを演じた伊藤歩は表情が良かったですね。
松山ケンイチ、佐野史郎はごく自然に…。

<総評>
劇場で見たら不満だらけだったろうなぁ、というのが正直な感想。
良かった、DVDで…と思ってしまうほど。
「虹の女神」で見せた熊沢監督の秀逸な演出が全くない残念な作品でした。

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by syosei7602 | 2007-11-28 22:07 | ホラー/オカルト
箪笥<たんす>
d0030824_1303868.jpg『A TALE OF TWO SISTERS』 韓国/2003
監督:キム・ジウン
出演:イム・スジョン ムン・グニョン ヨム・ジョンア  キム・ガプス
受賞:ジュラルメール・ファンタスティック映画祭/グランプリ(2004)




公開時コピー
その扉にかくされた哀しい秘密。

スピルバーグがリメイク権を獲得したことでも話題になった韓国ホラー。
監督は「甘い人生」のキム・ジウン。
原作は古典怪談「薔花紅蓮伝」と製作にあたってネットで公募されたホラーが盛り込まれている。
出演は「Sad Movie <サッド・ムービー>」のイム・スジョンとヨム・ジョンア、「永遠の片想い」のムン・グニョン、「KT」のキム・ガプス。

<あらすじ>
ソウル郊外。
スミ(イム・スジョン)と妹のスヨン(ムン・グニョン)は入院生活を終えて、静かな家に帰ってきた。
出迎えたのは父親ムヒョン(キム・ガプス)の再婚相手であるウンジュ(ヨム・ジョンア)だった。
ウンジュは一見温かく2人を迎えたものの、その表情にはどこか冷たさが漂う。
若い継母に嫌悪感を露わにするスミとスヨン。
その夜、何かの気配を感じたスヨンは、スミのベッドへ潜り込む。
スヨンが怯えるのはウンジュが悪いと感じたスミ。
その一方で、スミも悪夢にうなされる。
そして日ごとに姉妹とウンジュの確執は決定的になっていくが、ムヒョンはなぜかどちらにも傍観を決め込むのだった。

<作品解説>
どこぞで「かなり怖い!」と聞いてみたんですが、ぶっちゃけ全くと言って良いほど怖くない。
ホラーというよりはミステリー要素が大きく、謎解きがメインになります。
一応韓国では大ヒットして「泣けるホラー」とも言われているらしいですが、まあ…確かにある程度の切なさみたいなのはあるんだけど、原作読まないとわからんとか何回か見ないと理解できないとか…それじゃ映画としての役割があんまり無いですよね。
それはさておき、セットの豪華さや映像美には目を見張ります。日本の「呪怨」シリーズとは比べものにならない位に凝っていて、これがまた美しい。
ホラー映画というと、どうしてもジメッとした印象の、黴くさーいイメージになりがちですが、本作は映像へのこだわりが見事。
シナリオも悪くはないんですが、いかんせんラストも曖昧模糊としている。
言うなれば「なんとなくわかるけど、やっぱりもうちょっと説明してほしい」ってところです。
まあ、ヒントは「写真」って事で見てみましょう。

<見どころ>
うーん、怖いと思われるシーンは全て使い古しのネタなので、あえて言うならきっちり全て見るって事ですね。

<出演者>
美女3人に、いぶし銀っぽいキム・ガプス。
怖くて叫ぶよりはヒステリックなイメージしかない女優達…良いのか、悪いのか。

ホラー作品としては全く物足りないんですが、謎解きとしては結構手応えがあります。
あとは映像美くらいですね。
ジメッともしていないし、スプラッターってわけでもない…。
ホラーが苦手な人も多分大丈夫な気がします。

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by syosei7602 | 2007-09-25 23:59 | ホラー/オカルト
人形霊
d0030824_23595172.jpg『THE DOLL MASTER』 韓国/2004
監督:チョン・ヨンギ
出演:イム・ウンギョン キム・ユミ オク・ジヨン イム・ヒョンジュン
    シム・ヒョンタク チョン・ホジン キム・ボヨン ナム・ミョンニョル
    イ・ガヨン



公開時コピー
捨てないで

精巧な人形をテーマに据えた韓国ホラー。
監督は本作が初となるチョン・ヨンギ。
出演は「リザレクション」のイム・ウンギョン、「ボイス」のキム・ユミ、「子猫をお願い」のオク・ジヨンなど。

<あらすじ>
新進気鋭の彫刻家ヘミ(キム・ユミ)は、人形のモデルになるため森の奥深くにある人形の美術館を訪れる。
彼女の他に招かれたのは男性モデルのテスン(シム・ヒョンタク)、女子学生のソニョン(イ・ガヨン)、写真家のホン(イム・ヒョンジュン)、そして球体間接人形のマニアであるヨンハ(オク・ジヨン)だった。
チェ館長(チョン・ホジン)と人形師ジェウォン(キム・ボヨン)の管理する美術館は、あちこちに美しい人形が展示され、招待された5人はその美しさに魅了されていく。
そんな中、ヘミは彼女を知っているという謎の少女ミナ(イム・ウンギョン)に出会う。
しかし5人は徐々に、美術館の不気味さに気が付き始め、ヨンハの人形が無惨な姿で発見される。

<作品解説>
強い怨念を持った人形が引き起こすホラーです。
どこか不気味な雰囲気をもつ球体間接人形の描写は押井守監督の「イノセント」を彷彿とさせます。
さて、本作はいわゆる密室型パターンともいえるミステリー要素が強いホラー作品で、招待されたは良いけれど帰ることはできないわけです。名探偵コナンとかでありそうな感じですね。
ホラー要素としては、血を出すことよりも球体間接人形の間接の如くに殺されてしまうのですが、むしろ人形の方が不気味です。
とはいえホラーとしての怖さはほとんどなく、はまり役の美少女イム・ウンギョンに目が行ったりして…招待客がなぜ殺されなければいけないのか、人形になぜ霊が宿るのか、じわりとした怖さよりも、根底にあるストーリー展開に重点を置いた佳作といえるでしょう。

<見どころ>
怖いシーンがあまりなかったので、どこが見どころかと考えるとよくわからないのですが、美術館に置いていある人形の造形は見事です。
あのトイレは行きたくないけど。

<出演者>
「ボイス」でも主役を演じたキム・ユミ、美人です。
そんな彼女よりも目立つのがイム・ウンギョン、本当に人形のような顔立ちが綺麗です。
襲いかかる怨霊よりも、この2人の演技は良かった。

ホラー映画として考えた場合、ほとんど怖くないのですんなり見られます(あくまでも個人的な感想ですが)。イム・ウンギョンを見るだけでも価値あるかなぁ。

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by syosei7602 | 2007-08-30 22:55 | ホラー/オカルト
シャイニング
d0030824_174227.jpg『THE SHINING』 イギリス/1980
監督:スタンリー・キューブリック
出演:ジャック・ニコルソン シェリー・デュヴァル ダニー・ロイド
    スキャットマン・クローザース バリー・ネルソン
    フィリップ・ストーン ジョー・ターケル アン・ジャクソン



モダンホラーの帝王スティーブン・キングの同名小説の映画化。
監督は「アイズ ワイド シャット」のスタンリー・キューブリック。
出演は「恋愛小説家」のジャック・ニコルソン、「三人の女」のシェリー・デュヴァル、「ブロンコ・ビリー」のスキャットマン・クローザースなど。

<あらすじ>
コロラド州ロッキー山脈にあるホテル・オーバールック。
冬の間、管理人を務めることになったジャック(ジャック・ニコルソン)は、妻のウェンディ(シェリー・デュヴァル)、息子のダニー(ダニー・ロイド)を連れてやってくる。
このホテルはインディアンの墓地跡に造られ、更に以前管理人が冬の辛さに耐えきれず、妻と娘達を殺害して自殺したといういわく付きだった。
ホテルの料理人ハローラン(スキャットマン・クローザース)はダニーが自分と同じ能力シャイニングを持っていることに気が付き、ホテルにある何者かが棲んでいる事を告げる。
そして従業員達が去ったホテルに残された家族3人は、過ごし始めるのだが…。

<作品解説>
スティーブン・キングはかなりの数の小説を書いているにも関わらず、実は映画化されてもほとんどヒットしたことがないという、ある意味希有な作家です。
さて本作は、キングの原作をキューブリック監督が独自の味付けをして撮ったそうです。
原作との違いは「ホテルそのものの恐怖」が「人間の狂気」に変わり、ラストが全く違います。
それはさておき、本作は最も怖い映画の1つとして数え上げられるのですが、個人的な感想を言えば「え?もう終わり…」という展開でした。
確かにジャック・ニコルソンとシェリー・デュヴァルの顔はある意味怖いんだけど…うーん、俳優の顔が怖いのとホラーとして怖いって別もんだよなぁと。
心理面を上手く捉えているのは見事で、なんて事ないシーンにも緊張感のある音楽を持ってきているのも良いんだけど、ホラー映画というよりサイコ映画ですね。
ちなみにオープニングの空撮シーンの別テイクは「ブレードランナー(公開版)」のエンディングに使用されました。

<見どころ>
ジャック・ニコルソンの良く動く顔。
全く美人ではないシェリー・デュヴァルの恐怖の顔。
カメラワークが秀逸。

<出演者>
怖くはないと書きましたが、こんな顔のジャック・ニコルソンに出会ったら間違いなく逃げます。
シェリー・デュヴァル、目元が凄い。
子役のダニー・ロイドは好演していました。

オリジナル版の方が怖いらしく(見たのはコンチネンタル版でした)、いつか見たいですね。
しかし、ホラー映画じゃない気がします。
ここはキューブリックだからなのか…タイトルの「シャイニング」が意味なかった…。
ちなみにキング自身は本作を気に入っておらず、自ら監督してとんでもない長さのテレビ版があります。

<関連作品>
シャイニング (TV版)

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by syosei7602 | 2007-08-21 23:59 | ホラー/オカルト
エクステ
d0030824_2164684.jpg『HAIR EXTENSIONS』 日本/2007
監督:園子温
出演:栗山千明 大杉漣 佐藤めぐみ つぐみ 町本絵里
    佐藤未来 山本未來 夏生ゆうな 光石研 山本浩司
    田中哲司 蛭子能収 佐久間麻由



公開時コピー
恐怖爆髪

「自殺サークル」など、衝撃的な作品を送り出す園子温監督によるホラー。
出演は「KILL BILL」の栗山千明、「HANABI」の大杉漣、「銀のエンゼル」の佐藤めぐみ、「フリージア」のつぐみ、主題歌を歌っている町本絵里、「CASSHERN」の佐藤未来、「不夜城」の山本未來など。

<あらすじ>
ある夜、横浜港の倉庫置場から膨大な量の髪の毛が入ったコンテナが見つかり、そこから少女(佐久間麻由)の遺体が発見される。
少女は臓器売買の被害者であり、臓器を抜かれた後になぜかそのコンテナに入っていたのだ。
検死中、遺体の中から髪の毛が発見される。それを見た遺体安置所の管理人で究極の髪の毛フェチ山崎(大杉漣)は、その髪が求めていたものだと確信して遺体を盗み出す。
同じ頃、見習い美容師の優子(栗山千明)は、ダンサー志望のユキ(佐藤めぐみ)と同居しながら充実した生活を送っていた。
ある日、仕事から帰ると部屋にはユキと見知らぬ女の子マミ(佐藤未来)がいた。マミは優子の姉(つぐみ)の子供だった。
姉は邪魔になるマミを一方的に優子に押しつけて、ヒモの男と遊びほうけていた。
虐待を受けているマミを放っておけない優子は面倒を見始めるが、さらに美しい髪の毛を探し回る山崎との偶然の出会いが恐怖を引き起こす。

<作品解説>
映画館においてあった宣伝コーナーで流れていた予告編でやられました。
大杉漣が歌う「ヘア~ヘア~MYヘア~」といういかにも変態チックな歌詞が耳にこびりつき、衝動買いならぬ衝動鑑賞。
結果、映画館でなかったら大爆笑ですよ。
究極の美しい髪(女性限定)を求める髪フェチの変態ヒッピー風味な男・山崎。死体から生え続ける髪の毛をエクステにして美容室にばらまくという、ある意味テロ行為に近い迷惑なヤツなんですが、髪が綺麗な女性に関しては寛容(それ以外はクソと断言)。
この変態男が栗山千明演じる優子の髪をうっとりとした目で見つめるのは、もはや理解出来ぬアッチの世界にぶっ飛んじゃっていて、家に帰れば遺体から生える髪の毛を見つめながらギターで「ヘア~ヘア~MYヘア~」と歌うわけです。
もうね、大杉漣の出番が待ち遠しかった(笑)。
体のあっちこちから髪の毛が生えるのは気持ち悪いですが、それ以上に怖いのはマミの母親。
こんなバカな母親が世の中にはいるんだろうな、と思いながら早く成敗されてくれりゃいいのに、ってくらいに憎たらしい。
というわけで、ホラーというよりはギャグホラーといっても良いかも。

<見どころ>
大杉漣の切れた演技は勿論なんですが、子役・佐藤未来がなんかもう可哀想過ぎて。
虐待されるマミを演じていて、これがもう、うまいのなんの。母親役のつぐみも相当嫌な、同情の余地ゼロの非情な演技を披露しています。
ホラー映画なのに、演技が見どころ。
勿論、髪の毛のうねうねと動く様は圧巻です。

<出演者>
やっぱりホラークイーン?と思いきや、今回は主役。始まり方が微妙で、一瞬大丈夫か?と目を疑ったんですが、普通にうまいっすな。
佐藤めぐみは個人的に一押しの女優なんですが、見どころが少なくて残念。
そんなわけで、本作はやはり大杉漣、つぐみ、佐藤未来に賞賛の言葉を送りたいです。

極力、血が出ない作品なので、まあ…それほど気持ち悪くはない。
というかラストで更に笑わせてくれるセンスが面白すぎ。
たまにはこういうホラーも、ってところで興味ある方は是非。

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by syosei7602 | 2007-02-21 23:59 | ホラー/オカルト
ファイナル・デッドコースター
d0030824_4102767.jpg『FINAL DESTINATION 3』 アメリカ/2006
監督:ジェームズ・ウォン
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド ライアン・メリマン
    クリスタル・ロウ シャーラン・シモンズ クリス・レムシュ
    サム・イーストン アレックズ・ジョンソン アマンダ・クルー
声:トニー・トッド


公開時コピー
乗ってみる?

「死」からの逃亡と意外な展開で人気を博したシリーズ第3弾。
監督は1作目の「ファイナル・デスティネーション」のジェームズ・ウォン。
出演は「ザ・リング2」のメアリー・エリザベス・ウィンステッドとライアン・メリマン、「追撃者」のクリスタル・ロウ、「IT/イット」のシャーラン・シモンズなど。
他に前2作で主人公達の相談役を演じたトニー・トッドが声で出演している。

<あらすじ>
高校の卒業イベントで遊園地にやてきたウェンディ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は恋人ジェイ、その親友ケヴィン(ライアン・メリマン)と恋人キャリー達と楽しんでいた。
ウェンディはデジカメに写った画像から不意に嫌な予兆を感じる。
楽しみにしていたジェットコースターに乗り込む際、ウェンディはジェットコースターがオイル漏れで大事故を起こし全員が死んでしまうイメージを感じて騒ぎ立て、ケヴィンや同級生の何人かと降ろされてしまうのだった。
その直後、ジェットコースターは事故を起こし、ジェイとキャリーを含めて数人が死んでしまう。
死を逃れた筈のウェンディとケヴィンと助かった同級生だったが、死の恐怖は彼らを逃すまいと忍び寄る。

<作品解説>
ホラーの中でも異色とも言える「死」そのものが敵となるシリーズ3作目です。
前2作はストーリーとしてのリンクがあったのですが、本作ではあくまでも別のストーリーとなっており、前2作はあくまでも「過去にあった話」として出てきます。
されど3作全てに「死」のルールがあり<1.死の順番が決まっている、2.順番は妨害された場合に飛び越える>は、変らずに適用?されています。
本作はこのルールに則っていますが、前2作と違うのは死に方のパターンが明確化されている部分でしょうか。
この設定によって、スプラッターなシーンが続出。見ているだけで「ウェ!」となるエグさがこれでもかと出てくる上に、そこまでのシーンを微妙に引っ張る。
ああ、助かったと思った瞬間に…うわっとなるわけで、微妙な加減が嫌ですね。
ただ他のキャラとの接点が薄すぎたのが残念なところ。ちょっとスプラッターにこだわり過ぎたかなぁ。

<見どころ>
物騒な話ですが、「どうなるんだ!?」というドキドキ感がかなりあります。
しかし、ストーリーとしては1作目に及ばず、ちょっと勿体ない感じ。
死に方としては日焼けサロンが嫌過ぎ。

<出演者>
主演のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、可愛いです。初主演がホラーとは…2作ほど出演が決まっているそうなので、チェックですね~。
彼女の妹ジュリーを演じたアマンダ・クルーも美人でした。何気に美人姉妹な設定…なんのこだわりだ?(笑)
ケヴィン役のライアン・メリマンは冒頭では軽薄そのものなイメージから、好青年に変っていきます。なかなかの男前。
前2作に登場したトニー・トッドが出なかったのは残念ですが、この分だとまだ製作されそうですね。

基本的にシリーズ通してスプラッター映画の要素が強いので、霊的ホラーを求める人やエグいのが苦手な人はNGかと。
「ソウ」シリーズも大抵嫌な映像ですが、こちらは妙に明るい映像なので尚更嫌過ぎ…。
まあ、怖さよりもドキドキ感ってところでしょうか。

<関連作品>
第1作 ファイナル・デスティネーション
第2作 デッドコースター

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by syosei7602 | 2007-01-27 23:59 | ホラー/オカルト
ザ・フォッグ
d0030824_23565174.jpg『THE FOG』 アメリカ/2005
監督:ルパート・ウェインライト
出演:トム・ウェリング マギー・グレイス ラデ・シェルベッジア
    デレイ・デイヴィス ケネス・ウェルシュ セルマ・ブレア
    エイドリアン・ハフ サラ・ボッツフォード



公開時コピー
100年前の罪を償え

鬼才ジョン・カーペンターが79年に撮った同名作品のリメイク。
監督は「スティグマータ/聖痕」のルパート・ウェインライト。
出演はテレビドラマ「ヤング・スーパーマン」のトム・ウェリング、テレビドラマ「LOST」のマギー・グレイス、「M:I-2」のラデ・シェルベッジア、「エミリー・ローズ」のケネス・ウェルシュ、「ヘルボーイ」のセルマ・ブレアなど。

<あらすじ>
港町のある小さな島アントニオ・ベイ。
島を発展させた功労者の1人キャッスルの子孫で漁師のニック(トム・ウェリング)は、レンタルの釣り船をして生計を立てていた。ある日、客を乗せた帰りに相棒のスプーナー(デレイ・デイヴィス)が錨を上げようとして何かに引っかかってしまう。なんとか事なきを得るが、それは始まりに過ぎなかった。
街に戻ったニックは半年前に突然ニューヨークに行ってしまった恋人エリザベス(マギー・グレイス)と再会する。
その夜、突如濃い霧が風に逆らって海から徐々にやってくる。スプーナーはニックの従兄弟たちと漁船でパーティーを開いていたが、やがて霧に包まれた船で惨劇が起きるのだった。

<作品解説>
ジョン・カーペンター作品はごくたまに見るのですが、本作のオリジナルは残念ながら未見。それもあってあえてリメイク作品を見たんですが…なんですかねぇ。
全く持って怖くない。
この作品は幽霊達による復讐劇が霧という形になって現れるわけですが、序盤の無意味とも言えるラブシーンだとか、個々のキャラクターの絡ませ具合が散漫だったりとツッコミどころ満載です。
これが全米初登場ナンバー1とは…ジョン・カーペンターのネームバリューだけで頑張ったな、としか言えないですね。
主人公の存在意義が皆無ともいえるB級作品です。
「カーペンター」的B級のテイストはどこいったんだ?
なんのカタルシスも無いままに終わってしまった。

<見どころ>
例えばホラーを見た後、押入のちょっと開いた襖が気になったりするとか、そういう感覚を得る多少M的な要素こそがホラーの真髄なわけですが、霧が深いだけじゃないかと…。
あえて見どころを言うとすれば、天井に濡れた足跡が付いていくシーンですかねぇ。

<出演者>
何もしなかったかもしんない主人公ニックを演じるのはトム・ウェリング。
どこかで見たことあるかと思ったら「ヤング・スーパーマン」でした。何もしなかったので特に印象がないです…。
ヒロインを演じるのはマギー・グレイスですが、綺麗だったのはセルマ・ブレアでしょうか。
というか基本的にマギー・グレイス演じるエリザベスだけの話ですな。

予告編に期待して借りたのに、非常にガッカリです。
部屋まで暗くしたのに、うーん…。
日本で劇場公開されたのが不思議なくらいです。まだセガールの「沈黙」シリーズを見た方がマシですね。
同じカーペンターのリメイクでも「要塞警察」は割りに良かったのに。

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by syosei7602 | 2007-01-24 23:24 | ホラー/オカルト
カルマ
d0030824_027359.jpg『INNER SENSES』 香港/2002
監督:ロー・チーリョン
出演:レスリー・チャン カリーナ・ラム レイ・チーホン
    ヴァレリー・チョウ




公開時コピー
超常現象を超えた“震・感覚”スリラー
呼び覚ましてはいけない心の闇


レスリー・チャンの遺作となったサイコホラー。
監督はレスリー・チャン主演の「ダブルタップ」を手がけたロー・チーリョン。
出演は「ヒロイック・デュオ 英雄捜査線」のカリーナ・ラム、「暗戦 デッドエンド」のレイ・チーホン、「恋する惑星」のヴァレリー・チョウ。

<あらすじ>
あるアパートに引っ越してきた若い女性ヤン(カリーナ・ラム)は、怪奇現象に悩まされていた。
元々情緒不安定だった彼女を心配した従姉妹の紹介で、腕の良い精神科医ジム(レスリー・チャン)を紹介される。
ジムは怪奇現象や幽霊は、脳の起こす幻覚に過ぎないと断言する。
自分の過去を見つめ直し、受け入れる事で症状は無くなるはずだと教え、ヤンは徐々に回復してくのだった。

<作品解説>
ホラーでありながら、幽霊の存在を否定するという特殊なシナリオです。
霊現象は予めインプットされた情報を元に脳が作り出す想像の産物でしかなく、精神状態が不安定な人は脳内の分泌物質がコントロールされていない為に見やすい、という説を元に展開していきます。
怪奇現象に悩まされる女性ヤンは、トラウマから精神的な自己防衛(ストレス発散が出来ていない)を超越して精神を患ってしまいます。ただ、このヤンの場合は常に「自分は霊が見える」という固定概念を打ち壊すことが出来ない為に症状を悪化をさせているのですが、本作で語られる「霊」の概念…即ち脳が作り出す想像の産物…この理論によって、ストレスやトラウマを外に向けて解放することで症状を緩和します。
この時点で本作における霊の概念は消失、むしろ心理的な側面を描いたオカルト映画といえるでしょう。
しかし、この作品の後にレスリーが自殺してしまったのは残念でなりません。

<見どころ>
香港映画における霊の描写は生々しいというか、日本と似ているのにちょっと違うんですよね。
文化的な差かもしれませんが、映像的な一瞬の不気味さが見どころといえるでしょう。
ただ、ホラーとして括った場合全然怖くないんですが。

<出演者>
「ダブルタップ」では鬼気迫るシリアルキラーを演じたレスリー・チャン。
同じ監督作品でも、まったく違う役を演じているわけですが、そのうまさがレスリーの芸達者ぶりと言えるでしょうか。
ヒロインを演じるカリーナ・ラムがかなりかわいいですね。

映画の展開が中盤以降、割りに尻すぼみな感じを受けたんですが、ホラー=幽霊という概念をぶち壊したという形としては新しいですね。

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by syosei7602 | 2006-10-16 23:59 | ホラー/オカルト