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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
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カテゴリ:アクション/アドベンチャー( 294 )
SP 革命篇
d0030824_0295466.jpg『SP THE MOTION PICTURE FINAL EPISODE』 日本/2011
監督:波多野貴文
出演:岡田准一 真木よう子 香川照之 松尾諭 神尾佑
堤真一 野間口徹 丸山智己 堀部圭亮 古山憲太郎
伊達暁 螢雪次朗 山本圭



公開時コピー
運命の最終章。

金城一紀原案による人気TVシリーズ「SP 警視庁警備部警護課第四係」の劇場版2部作の第2部にして、シリーズの完結編となる。
監督はシリーズの演出と前作を手がけた波多野貴文。
出演はTVシリーズに引き続き岡田准一、真木よう子、松尾諭、神尾祐、堤真一、野間口徹、「カイジ 人生逆転ゲーム」の香川照之、「笑う警官」の蛍雪次郎、「ラストゲーム 最後の早慶戦」の山本圭など。

<あらすじ>
d0030824_0301576.jpg官房長官(蛍雪次郎)を狙ったテロ事件から2ヶ月、襲撃によって負傷した四係の面々も復帰していた。しかし、井上(岡田准一)の尾形(堤真一)への疑いを深まると同時にシンクロ率が高くなっていく。
一方、公安部の田中(野間口徹)は尾形の内偵を進め、衝撃の過去を突き止める。
だが、尾形の計画は着実に進み、その舞台は国会議事堂だった。
d0030824_0302798.jpg内閣不信任案が議題として提出される中、尾形主導の下、テロリスト達は着実に計画を進めていく。
計画直前に、井上達は別室の捜索を命じられ、占拠された衆議院本会議場の異変を知って動き出す。
その頃、滝川(平岳大)と安斎(波岡一喜)は若手の官僚候補達を集め、尾形の計画についてテレビの占拠事件を見ながら解説を始めていた。

<作品解説>
深夜枠のテレビシリーズとして人気を博し、劇場版2部作という異例の扱いとなった本作。
特殊能力を持つ主人公・井上と彼の上司である尾形との最終対決が描かれていきます。
本作のおもしろさはSPという、今までの警察ドラマでは焦点を当てられなかった職業をテーマにしたところと登場人物達の私生活を描かなかった部分にあるでしょう(ただし、本作公開前に登場人物達の私生活を描いたTVSPが2作放映されている)。
さて、物語は前作のテロ事件から2ヶ月後に飛びます。井上以外の負傷した笹本達が復帰してすでに仕事を始めているところから始まります。
衆議院本会議への議員達の警護、国会議事堂におけるテロリスト達の暗躍、そして戦いが繰り広げられる訳ですが、本作のすごさを感じたのはストーリーよりもむしろ国会議事堂の再現率!
なんともまぁ、呆れるほどの再現率の高さはあちこちロケして回ったらしいのですが、これだけで作品のレベルがあがっちゃうんだからすごい。
ストーリーについては、シリーズをすべて通して見ている人にはようやく結末が楽しめると思うのですが、いかんせんほぼ映画版しかみていないので、どうしても「映画」としての完成度を見てしまいます。
そうなると、中盤はかなり長く感じるし、アクションもかなり少なめに感じてしまう。
もっともアクションありきの作品ではなく、あくまでもテレビシリーズを含めたストーリーの完結編としてきちんと描かれているので、そういった意味では完成度が高いです。

<見どころ>
再現された国会議事堂の議場は圧巻。ここに集まる議員先生方もどこかで見たような人たちをモデルにしています(笑)。
SP対SPの激しい戦いはすさまじいんですが、井上の武術があまり目立っていなかったような…と、思う無かれ。
対尾形戦は「リベリオン」のガン・カタを彷彿とさせるかっこいいシーンです。

<出演者>
岡田准一の代名詞ともなった本作ですが、アクション俳優としての一面をもっと出して欲しくなります。
他のメンバーについても見どころはそこそこあるのですが、終盤は少なくなっちゃいました。
堤真一については、やはり渋いですね。この人の陰のある演技はとても良い。
そして、やっぱり香川照之は存在感を重く残していくのです。

<総評>
どこか含みを持たせた終わり方をしたので、もしかしたら別の形で続編があるのかもしれませんね。
まあ、人気シリーズだけにただでは終わらせないといったところでしょうか。
邦画としては異例の撮影とロケの多さだったそうですが、それらをつなぎ合わせて一つの映像にした編集技術には頭が下がります。
もう少しテンポが良ければ傑作だったと思うだけにちょっと残念。
しかし、ファンにはそれなりに納得できる作品となっているといえるでしょう。

<関連作品>
SP 野望篇
SP 革命篇

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by syosei7602 | 2011-03-22 23:59 | アクション/アドベンチャー
GANTZ
d0030824_3453488.jpg『GANTZ』 日本/2011
監督:佐藤信介
出演:二宮和也 松山ケンイチ 吉高由里子 本郷奏多
夏菜 綾野剛 水沢奈子 千阪健介 白石隼也 伊藤歩
田口トモロヲ 山田孝之



公開時コピー
なぜ、
戦うのか──。


奥浩哉の同名原作コミックを実写化したアクション映画2部作の第1部。
監督は「砂時計」の佐藤信介。
出演は「大奥」の二宮和也、「ノルウェイの森」の松山ケンイチ、「重力ピエロ」の吉高由里子、「K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝」の本郷奏多、「君に届け」の夏菜、「シュアリー・サムデイ」の綾野剛、「学校裏サイト」の水沢奈子、「さよなら夏休み」の千阪健介、「海の金魚」の白石隼也、「ソラニン」の伊藤歩、「瞬 またたき」の田口トモロヲなど。

<あらすじ>
d0030824_3454088.jpg就活中の無気力な大学生・玄野(二宮和也)は、地下鉄のホームで小学生時代の友人・加藤(松山ケンイチ)と再会する。しかし、酔っぱらいを助けた2人はそのまま地下鉄に撥ねられてしまう。
気が付くと、マンションの一室にいた2人…そこには巨大な黒い玉と数人の男達がいた。
彼らは全て死んだはずと認識していたが、何故集められたのかはわからない。
さらに、彼らの前に裸の女性・岸本(夏菜)が現れる。彼女もまた、黒い玉“ガンツ”によって呼ばれたのだ。
ガンツは、彼らに対してあるミッションを命じる。
d0030824_3454872.jpgそれは“星人”と呼ばれるものと戦い、抹殺すること。訳も分からず、戦いの場へと転送された玄野達…最初のミッションはネギ星人を倒すことだったが、一緒にいた高校生・西(本郷奏多)から、賞金が貰えるアメリカのテレビ番組によるものだと言われる。そして数人が賞金を目当てにネギ星人を追いかけるが…。

<作品解説>
人気コミックの実写化は近年の傾向みたいなものですが、この原作については未読です。
コミックの評価についてはエログロが多いと言われており、またかなりハードなアクションが展開しているようですが、何せ未読なので映画がどこまで実写化に成功しているのかは不明です。
現在30巻まで出ている作品を、二部作でどこまで映像化するのかがまったくわからないのですが、とりあえずの感想としていうなら、本作はまだ本当に序章というイメージですね。
さて、主人公の玄野と加藤、そして岸本をはじめとする「一度死んだ」彼らは黒い玉“ガンツ”によって、否応なしに星人との戦いに駆り出されます。
星人は様々な付けられていますが、本作に登場するのはネギ星人、田中星人、おこりんぼう星人の3人?です。それぞれの特長が紹介され、戦いが始まるわけです。しかし、それらの星人が何なのか、どこからやってきたのか、そして何のために戦うのかという理由は説明されません。
これらが第2部で説明されるのかはわかりませんが、ストーリー上においてさして重要ではないかと…これはこういうストーリーなのだとい割り切るのがいいですね。
肝心の流れについては、若干冗長気味ですが、玄野が鏡に向かって自ら語りかけるシーンなんかは「タクシードライバー」を彷彿とさせるし、色々なところに小ネタが入っています。
アクションシーンは力が入っていますが、予告編で紹介されているシーンが若干長めという感じで少なめ。
ただし、アクションそのものについては、アクション監督が下村勇二ということでうまくまとまっています。
CGはかなり力が入っており、違和感が無く見られました
それだけにもう少し、アクションシーンを多めにして欲しかったところです。

<見どころ>
当然アクションシーンとなるわけですが、先述したようにアクション自体は意外と少なめ。
田中星人の奇抜なキャラクター性やおこりんぼう星人の巨大化などがおもしろいですね。
あと、夏菜演じる岸本の胸が…うーん、すごい強調ぶりで、そりゃ思わず見ちゃいます。

<出演者>
二宮和也、松山ケンイチともに演技力は抜群。
映画出演2作目となる夏菜は、フルヌードで登場し、さらにガンツスーツがやたらとボディラインを強調するので確かにエロい(笑)。
軸となるのはこの3人で進むので、他の登場人物達の影がうすいですね。
ガンツ風に言えば「いたね」みたいな…本郷奏多演じる西のキャラクターが立っていて、序盤のいいスパイスになっています。

<総評>
可も無し不可も無し、というのが正直なところ。
期待値を上回るほどではなかったのが残念ですが、第2部の予告編を見る限り、テンションはあがっていきそうなイメージです。
もっと思い切った形で作り込んで欲しいという期待を込めて、とりあえずは劇場で見ても良いんじゃないでしょうか。

<関連作品>
GANTZ (第1部)
GANTZ:PERFECT ANSWER (第2部)

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by syosei7602 | 2011-02-05 23:59 | アクション/アドベンチャー
RED/レッド
d0030824_3593312.jpg『RED』 アメリカ/2010
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ブルース・ウィリス モーガン・フリーマン
ジョン・マルコヴィッチ ヘレン・ミレン カール・アーバン
メアリー=ルイーズ・パーカー ブライアン・コックス
ジュリアン・マクマホン リチャード・ドレイファス レベッカ・ピジョン
クリス・オーウェンズ アーネスト・ボーグナイン

公開時コピー
それは、アメリカが最も恐れた危険なオヤジたち…

DCコミックスの人気ビジュアルノベルの実写化したコメディアクション。
監督は「きみがぼくを見つけた日」のロベルト・シュヴェンケ。
出演は「コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら」のブルース・ウィリス、「インビクタス/負けざる者たち」のモーガン・フリーマン、「バーン・アフター・リーディング」のジョン・マルコヴィッチ、「消されたヘッドライン」のヘレン・ミレン、「スター・トレック」のカール・アーバン、「スパイダーウィックの謎」のメアリー=ルイーズ・パーカー、「ゾディアック」のブライアン・コックスなど。

<あらすじ>
d0030824_3594235.jpgかつてCIAの凄腕エージェントとして活躍したフランク(ブルース・ウィリス)は、今は引退してオハイオの田舎町で静かに暮らしていた。彼の楽しみは、顔も知らない年金課の担当サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と電話で話すことだけ。
ある夜、フランクは武装集団から襲撃を受けるが、難なく倒してしまう。
しかし、政府の監視がサラにも及んでいることを察知した彼は、サラがいるカンザスまでやってくる。
説明できない状況でサラを無理矢理連れだし、なんとか危機を脱するのだった。
フランクは狙っている相手が誰なのかを突き止めるため、同じく引退した元上司のジョー(モーガン・フリーマン)を訪ねて老人ホームを訪れる。
その結果、ある事件を調べていた女性記者が殺されていたことがわかり、彼女が残した暗殺リストを発見する。
d0030824_3594937.jpgフランクは情報を求め、サラと共にかつての同僚でライバルだったマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)に会いに行く。
そこで彼は、暗殺事件の裏にフランク達が関わったグアテマラでの作戦行動が関わっていることを知る。
黒幕を見つけるため、フランクは再びチームを組み、反撃に出る。

<作品解説>
ハリウッドを代表する豪華俳優陣の出演となれば、見ないわけにはいかない作品の登場です。
スパイ映画が少なくなって久しい昨今ですが、よもや引退したスパイというネタでアクション映画になるとは…しかも、歳食っても強いっていうのは反則みたいなもんですね。
出演陣はやたらと豪華で、それぞれが癖のある役を好演。
ワイヤーアクションとか、無駄なCGとかを使わずに骨太なアクションで見せてくれます。
さて、引退した年金暮らしの元工作員のフランク。
年金課の担当であるサラと話たくて、適当な用事をでっちあげて電話をするという微笑ましい行動をしています。まあ、一歩間違えればストーカーになりかねないけど(笑)。
しかし、ある日突然暗殺の危機に陥り、それをあっさりとかわすと今度は反撃に打って出るという…引退しても現役よりも強いという、トンデモキャラクター。
さらには、彼の仲間も凄腕揃い=変人という組み合わせで戦いが始まります。
全体的なアクションシーンの比率は意外と少なめ。
もっと暴れ回るイメージがあったんですが、むしろキャラクターを立たせた構成となっており、それぞれの役柄をきちんと説明した上で暴れ回るという展開です。
期待値が高い分、若干残念なんですが、コメディ要素を入れるならこのくらいが妥当なラインでしょう。
アクションシーンも結構気合いが入っていて、あちこちに見どころがあります。

<見どころ>
ロートルなスパイ達の活躍がきちんとフィーチャーされています。
特にマルコヴィッチ演じるマーヴィンのキレっぷりは楽しいですね。
さらに女スナイパー、ヴィクトリアの暴れ振りは近年じゃみられない派手さ!

<出演者>
文句のつけようのないキャスティングです。
相変わらずブルース・ウィリスはダイハードしてるし(笑)、ジョン・マルコヴィッチは変人、モーガン・フリーマンは落ち着いた演技、意外なほどに暴れるヘレン・ミレン!
微妙に美人のライン上にいるメアリー=ルイーズ・パーカーも好演していますね。
ブライアン・コックスの太り具合に驚きましたが、アーネスト・ボーグナインが93歳ながら出演しているのにはさらに驚き!
カール・アーバンも好演していました。

<総評>
シナリオに甘さがあって、ちぐはぐな印象が拭えませんでした。
ヒロインに至るまで全体的に年齢は高め、引退したスパイならではのネタが年金だけっていうのがちょっと残念。
超強いオヤジ達という意味では正解ですけどね。
まあ、これはもうキャスティング勝利の映画なので細かいツッコミはよしましょう。
ある意味、お祭映画といった感じで楽しめます。

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by syosei7602 | 2011-02-04 23:59 | アクション/アドベンチャー
イップ・マン 葉問
d0030824_1730371.jpg『IP MAN 2』 香港/2010
監督:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン サモ・ハン・キンポー ホァン・シャオミン
リン・ホン ルイス・ファン ダーレン・シャラヴィ ケント・チェン
サイモン・ヤム
受賞:第47回金馬奨/最優秀アクション設計賞(2010)


公開時コピー
その心と技は、ブルース・リーに受け継がれた-

ブルース・リーの師匠にして、葉問派詠春拳を広めた武術家 葉問(イップ・マン)の人生を描いたカンフーアクションの2作目。1作目は日本未公開となる。
監督は「SPL/狼よ静かに死ね」のウィルソン・イップ。
出演は「SPL/狼よ静かに死ね」のドニー・イェン、サモ・ハン・キンポー、台湾の人気モデル リン・ホン、「スナイパー:」のホァン・シャオミン、「カンフーシェフ」のルイス・ファン、「沈黙の復讐」のダーレン・シャラヴィ、「スタントウーマン/夢の破片(かけら)」のケント・チェン、「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」のサイモン・ヤムなど。

<あらすじ>
d0030824_17304680.jpg1950年、詠春拳の達人イップ・マン(ドニー・イェン)は、息子と身重の妻(リン・ホン)を連れて、広東省佛山からイギリスが統治する香港に移住する。
同郷だった新聞社の編集長の伝手によって、新聞社の屋上を武館として借りたイップだったが、弟子は一向に集まる気配はなく、日々に困る生活。
そこへ血気盛んな若者レオン(ホァン・シャオミン)がやってくる。レオンは勝負に負けたら弟子になると約束し、戦いを挑むがイップの前に完敗する。イップの実力に心服したレオンは、友人達を誘って入門するのだった。
そんなある日、レオンが洪拳の弟子達ともめ事を起こして連れ去られる。
d0030824_17305825.jpg相手が集まる魚市場にやってきたイップは、レオンを助けるために数十人と戦い、そこで洪拳の達人にして、一帯を取り仕切るホン師匠(サモ・ハン・キンポー)と出会う。ホンは香港で武館を開くために、多くの流派の師匠と戦って勝たなければいけない掟があると告げる。家族との生活と弟子たちのために、イップは戦いに赴くが…。

<作品解説>
今や伝説となったブルース・リーが最初に学んだのがこの詠春拳、これについてはリーファンなら誰もが知っている事実であり、さらにリーがこの拳法を元に生み出したのがジークンドーです。
イップ・マンは戦後混乱期に置ける中国において、稀代の拳法家の1人として讃えられる人物ですが、その人となりを取り上げた作品はありませんでした(中国の武術家でいえば、ジャッキー・チェンやジェット・リーなどが演じた実在の拳法家・黄飛鴻の映画が圧倒的に多く、ギネスにも認定されている)。
本作は日本で公開されたものの、実は2作目であり、1作目である「葉問 序章」はなんと署名による公開待機作。これは是非公開を実現してもらいたいですね。
ウィルソン・イップ監督、ドニー・イェン、サモ・ハン・キンポーは「SPL/狼よ静かに死ね」で組んだ仲であり、その完成度の高さは折り紙付き。
さて、物語は前作のラストから始まります。
日本による統治が行われていた広東省から逃げ延びたイップ・マン一家。
しかし、香港では思うように弟子が集まらず日々の生活はギリギリ、さらに武館を開くには他の流派の認証がいるという苦境に立たされます。それらを乗り越えた先にあるのは、香港の武術界を仕切るホン師匠との人としての絆、中国武術に対する誇り、そして家族との幸せな生活です。
本作はそれらをひとつ一つ丁寧に描きながら、流派対決の凄まじいアクションの連続と緩急を付けた流れが見事。
そして、イギリス統治下におけるイギリス人の横暴さを描き、ボクシングのチャンピオン・ツイスターとの壮絶な戦いが素晴らしく、胸を打ちます。
全体的にカメラワークが非常に考えられており、アクションの見せ方は香港映画ならではの美しさ。
これぞ元祖というべき、武侠映画の傑作と言っても差し支えないでしょう。

<見どころ>
所々にワイヤーアクションが垣間見られるものの、イップ・マンの見事な戦い振りがカッコイイ!
1対1から1対大多数、さらに不安定なテーブル上での戦い、クライマックスに置ける異種格闘技線に至るまで見どころ十分。
中国武術独特の動きと戦いぶりは、特筆すべきものでしょう。

<出演者>
香港映画界における最後の本格派とも言うべきドニー・イェン。
ジェット・リーと同期であり、かつてはジェット・リー、ジャッキー・チェンとも作品内で対決しています。
本作におけるドニー・イェンは、素早い動きと詠春拳独特の戦い方で見せてくれます。
サモ・ハン・キンポーについては言うまでもなく、ジャッキー・チェンの兄貴分にして、俳優としての貫禄も十分。
あの体型での激しいアクションは未だに圧巻!すでに還暦と言うから驚き。
ホァン・シャオミンは初めて見るのですが、中国俳優として正統派なイメージで好演していました。

<総評>
ドニー・イェンやサモ・ハン・キンポーの好演は勿論のこと、ウィルソン・イップが監督として熟成されているのは言うまでもないでしょう。
全体的な流れに加え、舞台背景の美術にも手が込んでいて、映像的に完成されています。
近年のマーシャルアーツを取り入れた作品の元祖は香港映画ですが、その存在感を示す良作、オススメです。

<関連作品>
イップ・マン 序章 (1作目)
イップ・マン 葉問 (2作目)

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by syosei7602 | 2011-01-29 23:59 | アクション/アドベンチャー
グリーン・ホーネット
d0030824_22302276.jpg『THE GREEN HORNET』 アメリカ/2010
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:セス・ローゲン ジェイ・チョウ キャメロン・ディアス
クリストフ・ヴァルツ エドワード・ジェームズ・オルモス
デヴィッド・ハーバー トム・ウィルキンソン エドワード・ファーロング
ジェイミー・ハリス チャド・コールマン ジェームズ・フランコ


公開時コピー
俺たちが、悪を刺す!

ブルース・リーが出演したことで有名な1960年代の同名TVシリーズを映画化。
監督は「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー。
出演は「40歳の童貞男」のセス・ローゲン、「カンフー・ダンク!」のジェイ・チョウ、「ナイト&デイ」のキャメロン・ディアス、「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ヴァルツ、「ブレードランナー ファイナル・カット」のエドワード・ジェームズ・オルモス、「007/慰めの報酬」のデヴィッド・ハーバー、「ワルキューレ」のトム・ウィルキンソンなど。

<あらすじ>
d0030824_22303411.jpgロサンゼルス、新聞社の創業者である父親ジェームズ(トム・ウィルキンソン)に反発して、放蕩三昧の生活を送っていたブリット(セス・ローゲン)。そんなある日、ジェームズが蜂に刺されて急死してしまう。
突然の死から、急遽新聞社を引き継ぐことになったブリットだったが、何をすればいいのかがわからない。
そんな時、ジェームズが雇っていた運転手カトー(ジェイ・チョウ)を呼び戻したブリットは、彼から意外な話を聞かされる。カトーはジェームズから依頼され、様々なハイテク機器を製作していたのだ。
カトーの天才的な発明の数々を目の当たりにしたブリットは、それらを使ってでかいことをやろうと持ちかける。
夜、偶然から街でチンピラに襲われているカップルを助けたブリットとカトー。
d0030824_22304445.jpg人助けの心地よさを実感した2人は、街の悪を一掃するため、グリーン・ホーネットと名乗る。
そして、悪党に近づくために悪党に扮して近づくことを画策するのだった。
さらに、新しく秘書となったレノア(キャメロン・ディアス)の優秀な意見を元に、悪党が集まる街に繰り出す。

<作品解説>
ブルース・リーがカトー役として出演し、リーファンには馴染み深い「グリーン・ホーネット」。
彼の付けていたマスク、いわゆるカトーマスクはタランティーノ監督の「キル・ビル Vol.1」でも敵役が付けていたことでも有名になりました。
本作はオリジナル劇場版ですが、一応、TVシリーズ編集版の映画作品が2作あります。これは単純にリー人気に乗っただけのものなので評価はかなり低いですね。
主演のセス・ローゲンはコメディ出身の俳優で、本作では製作総指揮と脚本を手がけています。全体的なノリの良さとアクションの融合がなかなかのもの。
さて、新聞社を創業したジェームズの放蕩息子ブリット。
派手な夜遊びばかりをして、父親の作る新聞にまで報道される始末…しかし、父親の死によって、天才で武術の達人のカトーと共に“でかいこと”を画策します。
それは、悪に扮して悪を叩きつぶすこと。
カトーが製作した改造車ブラックビューティーとマスクの衣裳をまとい、あちこちで暴れまくります。
ストーリーはとてもシンプルで、かなり見やすくなっています。
何も考える必要が無いというか、ほとんどノリで突っ走る感じ…また、アクションシーンは思ったほど多くはありませんが、終盤に凝縮されていてスカッとします。
全体的に、コメディタッチな「バットマン」と言うべきか、肝心のグリーン・ホーネットが相棒のカトーよりも弱いという頼りなさがおもしろいですね。

<見どころ>
アクションシーンのバカさ加減、ちょっと太り気味のヒーローなど、色んな意味で面白さがあります。
ついでにヒロインに嫌われるって(笑)。
ブリットとカトーのコンビも良いですが、敵役のチュドノフスキーのすっとぼけた感じもバッチリはまってます。

<出演者>
体の大きいセス・ローゲンのオーバーアクションがおもしろく、スクリーン映えしますね。
日本での公開作品は少ないですが、本作は続編が期待できるかも。
カトー役は台湾の大スター、ジェイ・チョウ。「頭文字D」で、日本ではお馴染みになりました。
本作ではハリウッドデビューとなります。
キャメロン・ディアスですが、ジェイ・チョウと並ぶとさすがに年齢を感じさせてしまいます。意外と出番が少なかったんですが、コメディエンヌとしての本領発揮です。
クリストフ・ヴァルツの悪役ぶりは堂に入っていますね~「イングロリアス・バスターズ」のノリが続いていたかも。

<総評>
ノリのよさ、そしてメカの格好良さがとにかく良い感じ。
いかにもアメリカ的な展開ながら、終盤の畳みかけるようなアクションの連続は爽快感たっぷり。
何も考えずに楽しめる良作です。
しかし、3Dにする必要はほとんどなかったですね。

<関連作品>
ブルース・リーのグリーン・ホーネット (TV版総集編・1作目)
ブルース・リー/電光石火 (TV版総集編・2作目)
グリーン・ホーネット

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by syosei7602 | 2011-01-22 23:59 | アクション/アドベンチャー
アンストッパブル
d0030824_0164817.jpg『UNSTOPPABLE』 アメリカ/2010
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン クリス・パイン ロザリオ・ドーソン
イーサン・サプリー ケヴィン・ダン ケヴィン・コリガン
ケヴィン・チャップマン リュー・テンプル T・J・ミラー
ジェシー・シュラム デヴィッド・ウォーショフスキー


公開時コピー
生きて帰れたら、
言いたいことがあるんだ。
この映画は、<事実>から産まれた。


2001年にオハイオ州で起きた実際の鉄道貨物暴走事件をベースにした、パニックアクション。
監督は「サブウェイ123 激突」のトニー・スコット。
出演は「サブウェイ123 激突」のデンゼル・ワシントン、「スター・トレック」のクリス・パイン、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のロザリオ・ドーソン、「コールド マウンテン」のイーサン・サプリー、「トランスフォーマー/リベンジ」のケヴィン・ダン、「チェルシーホテル」のケヴィン・コリガンなど。

<あらすじ>
d0030824_0165925.jpgペンシルヴェニア州ブリュースターのミンゴ操車場。
4ヶ月前に車掌になったばかりのウィル(クリス・パイン)は初仕事で、勤続28年の大ベテラン機関士フランク(デンゼル・ワシントン)と組むことに。
しかし、ソリが合わずに微妙な雰囲気のまま、旧型の機関車1206号に乗り込む。
一方、同州のフラー操車場では機関士デューイ(イーサン・サプリー)のブレーキミスで重量級の機関車777号が勝手に走り出す。
777号には全長800メートルになる39両の貨車が連結されており、その中の8両には有毒な化学物質と大量のディーゼル燃料が積載されていた。
市街地に向かって暴走を始めた777号を止めるため、操車場長のコニー(ロザリオ・ドーソン)は農地での脱線を提案するものの、本社の運行部長ガルビン(ケヴィン・ダン)に損害額が甚大なことから却下されてしまう。
d0030824_017961.jpg市街地にある大カーブで脱線すれば、街がほぼ壊滅状態になることは必至。
通過点の踏切が封鎖され、住民の避難が開始される中、本社と警察による暴走阻止作戦を実行するが、あえなく失敗してしまう。
フランクは、1206号で777号を後ろから引っ張ることを提案し、ウィルと共に追跡を始めるが…。


<作品解説>
トニー・スコットとデンゼル・ワシントンのコンビといえば、数々の話題作を生み出した名コンビです。
そんな2人が真っ向勝負で作り上げたのが、実際の事件を元にした本作。
それ故に、実にストレートな作品となっており、トニー・スコット監督らしいテンポと色彩感豊かな映像で観る者を引き込みます。
さて、物語は新米車掌とベテラン機関士の即席コンビによるたった1日間の命がけの試みになります。
有毒物質と大量の発火燃料…作中でも語られますが、巨大なミサイルが地上を猛スピードで走り抜けるようなもので、しかも脱線すれば大惨事。
機関車の行く先は何万人もの住民が住む都会。
しかし、どこの世界でもそうですが、会社は利益優先の為に最初の安全策を無視してなんとか列車を止めようとします。
ところが作戦は失敗、人々が固唾を飲む中、会社の命令に逆らって機関車を走らせる2人の男。
ストーリーは本当にこれだけの至ってシンプルな作りで、間に差し込まれるフランクとウィルのそれぞれの事情や、コニーとガルビンの確執などが良いスパイスになっています。
暴走する機関車との追跡劇、さらに止めようとするための作戦など全体的にスピード感があって実に迫力がありました。
どこにもひねった展開が無いものの、機関車を止めるだけというシンプルな構造が返って斬新で楽しめます。

<見どころ>
暴走する機関車、失敗する作戦、パワーの違う機関車による牽引などがアクションたっぷり。
クライマックスに向けて徐々に高まる緊張感で手に汗握ってしまいます。

<出演者>
「サブウェイ123 激突」がいまいちヒットしなかった為に、本作の制作費が取れず、一度は引いたデンゼル・ワシントンですが、やはり名優。
職人気質の機関士を見事に好演しています…何でもこなしますね。
クリス・パインは意外と柔らかい風貌で、デンゼル・ワシントンとのコンビがはまっていました。
この人、もう少し人気が出てもいいと思うんだけどなぁ。
ロザリオ・ドーソンは働くヒロイン?みたいな感じで良かったかな。

<総評>
実際の事件などを元にすると、大抵は説明的になったりするもんですが、トニー・スコット監督にかかれば見事なエンターテイメント。
中盤以降の迫力あるシーンが良いし、今回はカメラワークも落ち着いた感じでしたね。
シンプルでテンポの良いストーリー、オススメです。

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by syosei7602 | 2011-01-10 22:19 | アクション/アドベンチャー
キック・アス
d0030824_331696.jpg『KICK-ASS』 イギリス・アメリカ/2010
監督:マシュー・ヴォーン
出演:アーロン・ジョンソン クリストファー・ミンツ=プラッセ
マーク・ストロング クロエ・グレース・モレッツ ニコラス・ケイジ
ギャレット・M・ブラウン クラーク・デューク エヴァン・ピーターズ
デボラ・トゥイス リンジー・フォンセカ ソフィー・ウー


公開時コピー
正義の心で
悪をKILL
特殊能力ゼロ、モテ度ゼロ、体力微妙──なりきりヒーローが世界を救う


「ウォンテッド」の原作者マーク・ミラーのアイディアを基に、同名コミック執筆と同時進行で製作されたバイオレンス・アクションコメディ。
監督は「スターダスト」のマシュー・ヴォーン。
出演は「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」のアーロン・ジョンソン、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」のクリストファー・ミンツ=プラッセ、「ロビン・フッド」(2010)のマーク・ストロング、「(500)日のサマー」のクロエ・グレース・モッツ、「魔法使いの弟子」のニコラス・ケイジなど。

<あらすじ>
d0030824_332321.jpgニューヨークに住む高校生のデイヴ(アーロン・ジョンソン)は、アメコミ好きでヒーローに憧れているが、実際はごく普通の…というよりも、存在感が薄く、運動神経も並、特技もなく、女の子にももてない。あるのは強い正義感だけだが、それも勇気が無く何の意味も持たない。
そんなある日、友人と歩いているところをチンピラに金を巻き上げられるが、誰ひとりとして助けてはくれなかった。一念発起した彼は、ネットでコスチュームを購入し、ヒーロー“キック・アス”として人助けを始めることに。
しかし、最初の戦いでぼこぼこにされた挙げ句、車に撥ねられて重傷を負ってしまい早々に入院…その入院で、ボロボロの体は金属で補強され、神経が鈍くなった為に打たれ強く変わっていたのだ。
懲りない彼は、再びヒーローとして街に繰り出し、チンピラの集団からなんとか人を助け出すことに成功。その現場は野次馬によって撮影され、ネットとテレビで取り上げられて正真正銘のヒーローになるのだった。
一方、キック・アスの活躍とは別に、本物のヒーローが活動していた。
ビッグ・ダディを名乗るデーモン(ニコラス・ケイジ)と、彼の11歳の娘でヒット・ガールを名乗るミンディ(クロエ・d0030824_333078.jpgグレース・モレッツ)だった。
彼らは、マフィアのフランク・ダミコ(マーク・ストロング)に対して私怨があり、彼の部下を抹殺しては麻薬と金を奪っていたのだ。
怒り心頭のフランクは、その仕業をキック・アスによるものだと勘違いし、彼を抹殺するべく動き始めるが…。


<作品解説>
アメコミヒーローといえば、近年では「X-MEN」「スパイダーマン」「バットマン」「スーパーマン」「ファンタスティック・フォー」「アイアンマン」など数え上げたらキリがないほどに存在していますが、これらの作品はほぼ同じ世界に存在するキャラクターになっています。
本作は、いわば現実世界で、アメコミヒーローはあくまでもコミックの中…という設定が前提、どちらかというと「ウォッチメン」に近いかもしれません。
しかし、作品としてはもの凄く身近なキャラクターが登場。いわゆる非モテ男子が無謀にもヒーローになってやる!と頑張っちゃうわけです。でも、意外と激しい展開があり、11歳の女の子が拳銃ぶっぱなしてナイフを振り回している割にはR15+(笑)。いいのかなぁ~などと思いながらも、爆笑してました。
さて、冴えない高校生デイヴは自らの信念を実行すべく、突然ヒーローに変身。といっても、服の中に着込んでいるだけです。そんな彼の最初の戦いはキックアスどころか、アスキックされてしまう羽目に。
おまけにあらぬ噂まで立てられ、好きな女の子に誤解されたまま仲良くなる始末。
されど、彼はそれでもヒーローとして立ち上がります。緑色の微妙にダサいコスチュームで深夜の街をうろつく様は単なる変質者に他ならないのですが、事故の後遺症で得た?痛みに対する耐性で本物のヒーローになっちゃう。デイヴは体力的な強さとしてはヘタレですが、精神的な強さは相当なものです。
そして次の展開…デイヴの前に現れたのは、悪党ならば構わずぶっ殺すという過激なヒーロー。
娘に殺人術を叩き込み、娘もまたそれを受け入れちゃうという、明らかに間違った親子がビッグ・ダディとヒット・ガール。
その戦闘力は凄まじく、キック・アスはただただ呆然。
俺って何?ただの間抜けなヒーロー?と悩んじゃったりして、いやいや君が普通だから!と同情したくなる(笑)。
本作のおもしろさは、超人的な能力故に「ヒーローになるべき運命」「極悪人になるべき運命」わけじゃなく、なりたいからなってみました!なんていうバカさ加減にあります。
アマチュアヒーローとダークヒーロー、さらにアンチヒーロー達の戦いという設定は見事。
ラストがちょっとパターン化されているような気もしますが、今年最後の笑える作品かもしれません。
それにしても、最近のヒーローはSNSまでやっちゃうのか。

<見どころ>
ボコられるキック・アス、それでも戦う彼のセリフが響きます。
ヒーローになりたい一念が伝わってきますね。
そして、圧巻はやはり史上最年少?にして無類の強さを見せつけるヒット・ガール。
アクションのキレ味抜群!
世界広しといえども、あんなものを誕生日に欲しがったり、無駄な知識を持っているのは彼女くらいなもんです。

<出演者>
主人公デイヴを演じたのは注目株のアーロン・ジョンソン。映画の非モテ男子の定番、クルクルヘアに眼鏡という出で立ち…いやいや、眼鏡とったら男前というスキルまで持っていました(笑)。
もう一人のアマチュアヒーローを演じたクリストファー・ミンツ=プラッセは覚えやすい顔立ちで目立っていました。将来的にはアダム・サンドラーやベン・スティラーの位置に入りそうですね。
マーク・ストロングは最近よく見るなぁ…悪役がすっかり板に付いちゃって。
そして、本作で一番活躍したのがクロエ・グレース・モレッツ。
若干13歳ながら、卓越した演技力にすげぇアクションをこなし、さらに××なセリフもなんのその。
完全に主人公を喰ってました。
ニコラス・ケイジは本当にアメコミ好きだよなぁ。借金返済の為に頑張って欲しいものです。
ヒロイン役のリンジー・フォンセカが割と好み。
この子はもっと人気出そうな予感があるかも。

<総評>
コメディとシリアスのバランスがほどよく、そこにプラスされているのが高校生ならではの青春。
とりあえず日常的であり続けようとするキック・アス、間逆のビッグ・ダディ、ヒット・ガール、そして別世界のギャング達。
描かれていることは割と平凡ながらも、誰もが思う「このままではいたくない」という想いを具現化したような作品です。アンバランスであることの楽しさ、唐突感が心地よく、なぜかラストには妙な爽快感を残した秀作。
あと、音楽のセンスが抜群でした。サントラ欲しいぞ。
オススメです。

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by syosei7602 | 2010-12-18 23:50 | アクション/アドベンチャー
SP 野望篇
d0030824_4275728.jpg『SP THE MOTION PICTURE EPISODE V』 日本/2010
監督:波多野貴文
出演:岡田准一 真木よう子 香川照之 松尾諭 神尾佑
堤真一 野間口徹 丸山智己 堀部圭亮 古山憲太郎
伊達暁 螢雪次朗 山本圭



公開時コピー
衝突する二つの運命

金城一紀原案による人気TVシリーズ「SP 警視庁警備部警護課第四係」の劇場版。
TVシリーズからの完全な続編になり、上下2部作の第1部。
監督はTVシリーズの演出を手がけた波多野貴文。劇場作品は初となる。
出演はTVシリーズに引き続き岡田准一、真木よう子、松尾諭、神尾祐、堤真一、野間口徹、「カイジ 人生逆転ゲーム」の香川照之、「笑う警官」の蛍雪次郎、「ラストゲーム 最後の早慶戦」の山本圭など。

<あらすじ>
d0030824_413134.jpgSPの井上(岡田准一)は、危険を察知する同調能力“シンクロ”、見たことを一瞬で記録する“フォトグラフィック・メモリー”という特殊能力の持ち主。その能力は、6歳の頃、目の前で両親をテロリストに殺されたことから得たものだった。
その現場に偶然にも居合わせたのは、当時少年だった上司の尾形(堤真一)…彼はある事件で父親を失ったことから、国のシステムを変える“革命”を起こすために、学生時代の仲間と共に行動を起こしていた。
そんな尾形に、井上は疑念を抱きながらも仕事を続ける。
ある日、イベント会場に訪れた要人を暗殺しようとした犯人と追跡劇を繰り広げたSP。
しかし、その裏には尾形の仲間や、資金提供をしている与党幹事長・伊達(香川照之)の存在があった。
d0030824_4131438.jpg伊達は陰謀を阻止する能力を持った井上を邪魔だと判断し、尾形に処分を任せる。
一方、公安部は自殺した理事官・西島の背後関係を調べていくうちに、尾形達と伊達の関係がどこかで繋がっているのではないかと目星を付け始めていた。


<作品解説>
深夜ドラマ枠としては異例の人気を博した「SP」。
本作はその続編にして、完結編に続く作品となりますが、いきなり映画を見てしまうと人間関係やストーリーが掴むことはできませんが、完全に「続編」として割り切って作られているので、仕方のないところ。
一応、多少のTVシリーズを見ていた為、なんとなく雰囲気や流れを把握しつつ見た次第です。
また、TVシリーズの総監督は「踊る大捜査線」の本広克行…実はTVシリーズでは「踊る~」に関するキャラクターやイメージなどがあちこちに出ていたそうですが、本作の中では確認できませんでした(見落としかもしれないけど)。
さて、物語はSPの井上とその上司である尾形との対立、尾形の学生時代の仲間で今や官僚として出世している連中の陰謀が描かれていきます。これは物語の中心なのですが、やはりTVシリーズを見ていないと全容を掴みにくいですね…要するに邪魔な人間を手段を選ばずに消す側、それを守る側といったところでしょうか。
本作は序盤からスピード感溢れるアクションシーンが続いて、なかなかの迫力。
一部、CGなどの合成の甘さなどが見受けられますが、マット・ディモン主演の「ボーン」シリーズを彷彿とさせるアクションは見どころ十分…なのですが、岡田准一のアクションは良いもの、見せ方に難アリですかね。
また、中盤が結構だらついた感じです。

<見どころ>
序盤のアクションは素晴らしいと思います。
クライマックスもいいんですけど、さすがにツッコミどころが多すぎましたかね。

<出演者>
岡田准一のアクションは圧巻。速さも十分!
しかし、先述したように見せ方がちょっと残念な気がします。
真木よう子もかっこいいですね。紅一点としての活躍が良かった。
松尾諭の暴れっぷりもさることながら、一番SPっぽいのは神尾祐かも(雰囲気とか)。
堤真一、香川照之は文句なし。
それにしても香川さん、どこでも見ますよ。

<総評>
映画としてのおもしろさがあるかというと、アクションとしてはちょっと不足気味。
ただ、ストーリーに対しての続編見たいって感じは継続しますね。
続編の「革命編」がもっとアクション満載になるのか、それとも?
そういえば、昔、総理大臣についている本物のSPの方を見ましたが、半端なく雰囲気が凄かった。
(総理大臣になると、いつも決まった人が付いているとかなんとか)
いずれにしろ、若干楽しみな作品です。

<関連作品>
SP 野望篇 (第1部)
SP 革命篇 (第2部)

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by syosei7602 | 2010-11-06 23:59 | アクション/アドベンチャー
エクスペンダブルズ
d0030824_3253265.jpg『THE EXPENDABLES』 アメリカ/2010
監督・出演:シルヴェスター・スタローン
出演:ジェイソン・ステイサム ジェット・リー ミッキー・ローク
ドルフ・ラングレン エリック・ロバーツ ランディ・クートゥア
スティーヴ・オースティン デヴィッド・ザヤス ジゼル・イティエ
カリスマ・カーペンター ゲイリー・ダニエルズ テリー・クルーズ
ブルース・ウィリス アーノルド・シュワルツェネッガー

公開時コピー
消耗品軍団、出撃。

「ロッキー・ザ・ファイナル」で見事復活を遂げたシルヴェスター・スタローンが、アクション映画界を引っ張ってきた新旧のスター達を集め、シリーズ化を目指すアクション大作。
監督を兼ねたのは勿論、シルヴェスター・スタローン。
出演は「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」のジェイソン・スティサム、「ドラゴン・キングダム」のジェット・リー、「アイアンマン2」のミッキー・ローク、「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」のドルフ・ラングレン、「ダークナイト」のエリック・ロバーツ、「スコーピオン・キング2」のランディ・クートゥア、「監獄島」のスティーヴ・オースティン、「ゲット スマート」のテリー・クルーズなど。
そして、特別出演にブルース・ウィリス、「80デイズ」以来の映画出演となるアーノルド・シュワルツェネッガー。

<あらすじ>
d0030824_3254177.jpgソマリア、アデン湾。静まり返った海上に停泊中の大型タンカーに、一隻のボートが近づいていた。タンカーの中では海賊達が人質を前に、タンカーの会社に送りつけるための脅迫ビデオを撮影していた。
そんな場所に乗り込んだのは、バーニー(シルヴェスター・スタローン)率いる少数精鋭部隊…元SASでナイフの名手クリスマス(ジェイソン・スティサム)、マーシャル・アーツの達人ヤン(ジェット・リー)、大型銃器のスペシャリストのヘイル(テリー・クルーズ)、爆破の専門家トール(ランディ・クートゥア)、狙撃の名手ガンナー(ドルフ・ラングレン)…彼らは消耗品軍団“エクスペンダブルズ”と名乗る傭兵達だった。
瞬く間に海賊達を倒し、人質を救出したエクスペンダブルズだったが、ガンナーは不安定な精神状態のため、この仕事を最後に外されてしまう。
バーニーは、元エクスペンダブルズのメンバーで、今はタトゥー専門店を営むマネジャー役のツール(ミッキー・ローク)を訪ねる。ツールから次の仕事の依頼が入っていることを聞いたバーニーは、ある教会を訪れる。
そこには、謎の依頼人チャーチ(ブルース・ウィリス)がおり、d0030824_3254864.jpg依頼内容は南米の島国ヴィレーナの独裁者ガルザ将軍(デヴィッド・ザヤス)を暗殺するというもの。チャーチとの話の間に割って入ったのは、かつて同じ部隊に所属し、いまやライバルの傭兵会社を持つトレンチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)だった。
トレンチは、この仕事をバカしか引き受けないと断るが、バーニーは巨額の報酬を提示して引き受ける。

<作品解説>
ここ数ヶ月のうちで、実は一番待ち焦がれていた作品(笑)。何せ、このキャスティング!銀河系軍団R・マドリードも真っ青なメンバー!うーん、スタローン、すごいぜってなもんです。
とはいえ、知らぬ顔もチラホラしているわけですが、ちょっと説明。
ランディ・クートゥアはUFCの世界ヘビー級王座を6度獲得するなどの伝説を作った格闘家、スティーヴ・オースティンはWWEで活躍し「史上最凶のタフ野郎」と異名をとった元プロレスラー。
ゲイリー・ダニエルズなどは俳優歴が長いものの、この人も元キックボクサーだったりして、アクション俳優としては余念の無いキャスティングですね。
本作のもっとも有名な逸話として、ジャン=クロード・ヴァン・ダムへの出演依頼でしょう。なんで断っちゃったのか…しかし、シリーズ化すると言っているようなので、そのうち出てくれるかも?
さて、本作のストーリーは真っ向勝負のアクションオンリーとも言うべき展開。悪政を敷く独裁将軍を殺してくれ、と依頼された消耗品軍団。
引き受けて偵察に行けば、偵察じゃなくなる展開は当然のごとく、この依頼には裏があるぞとわかっているのに、男の意地に賭けて乗り込んじゃう。
ノリは80年代、スタローンとシュワルツェネッガーがお得意としていたアクション時代が復活!
敵を倒したあとは爆発、追ってくる敵がいれば爆発、前が塞がれば爆発!
男なら黙って地べたに這い蹲るまで殴りあえ!のガチバトルが展開し、島国の軍隊が壊滅して人口事情に影響しそうな暴れっぷり。
うーん、これだよこれっ!てなもんです。
最近は何かとスタイリッシュなアクション(ワイヤーアクションとCG)が増えていますが、いわゆるスタローン&シュワルツェネッガー的なものは絶滅しつつあるので、この手の映画を見ると懐かしさと同時に、もっとやってくれよ!なんて思っちゃいますね。
それにしてもシュワちゃん、「ターミネーター4」でも顔貸しだけで出演しなかったのに、スタローンの依頼を受けるなんて男前。昨日の敵は今日の友!?

<見どころ>
短いシーンですが、スタローン、シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスが一堂に会するところはゾクゾクしますよ。彼らのファンであるならば、幾度と無く夢に見たシーンが実現してるってだけで感動!
シュワちゃんの立ち去るシーンは爆笑です。
ハードなガチバトル、クライマックスの過激な爆発シーンは80年代を髣髴とさせ、あちこちに差し込まれるユーモアも楽しい。
とにかく豪華であることが、本作の見どころすべて。

<出演者>
自らの出世作の続編で復活したシルヴェスター・スタローンですが、なんというかサービス精神に火が点いた感じですね。本作は監督もつとめていますが、全体的にストーリー云々よりもキャスティングに見合ったキャラクター設定に面白さを感じます。しかし、眉毛が気になるなぁ。御歳64歳!(シュワちゃん63歳)
ジェイソン・スティサムはここ10年でアクション俳優としての地位を確立したわけで、まだ38歳なんですよね。
今が旬といっても過言じゃないので、キャスティングとしては不足無し…そのせいか、スタローンとの2ショットが一番多かった。
ジェット・リーは今やハリウッドではジャッキーと並ぶアジアのアクションスタートして地位を確立していますが、マッスルな人たちに入ると本当に若く見えるけど、47歳…ジェイソンの方が年上っぽくないか!?
ミッキー・ロークは58歳…スタローンより年下だったんだという事実に驚いたりして。劇中では一番年上っぽい役柄なのに。
ドルフ・ラングレンは「ロッキー4」で宿敵を演じたわけで、それを考えるとスタローン無しでは今はなかったと言っているくらい、53歳でもまだまだ(ブルース・ウィリスの55歳ってのが一番違和感ないかも)。
ランディ・クートゥア、スティーヴ・オースティン、ゲイリー・ダニエルズ、テリー・クルーズのマッスル俳優たちも40代半ば。まさしくこれからってところですね。
ヒロインは添え物的な扱いになってますが、サンドラを演じたジゼル・イティエは本作がハリウッドデビューだそうです。

<総評>
思わず長くなってしまいましたが、個人的にはキャスティングだけで気に入っちゃった作品。
若干、グロシーンもありますが基本的に、ノリはマンガ的だし、アクションも派手でスカッとします。
お祭り的な意味合いが強く、登場人物たちがどれだけ暴れてくれるかってところが魅力なんですよね。
シリーズにするらしいので、次は是非にジャン=クロード・ヴァン・ダム、スティーヴン・セガール、ウェズリー・スナイプス、アントニオ・バンデラス、特別出演にジャッキー・チェンやサミュエル・L・ジャクソンあたりを呼んでくれると面白くなりそう。
と、まあ勝手に考えたりしちゃって、是非にシリーズ化を実現してもらいたい1作です。

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by syosei7602 | 2010-10-16 23:57 | アクション/アドベンチャー
ナイト&デイ
d0030824_343622.jpg『KNIGHT & DAY』 アメリカ/2010
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:トム・クルーズ キャメロン・ディアス ピーター・サースガード
ヴィオラ・デイヴィス ポール・ダノ ジョルディ・モリャ
フォーク・ヘンチェル マギー・グレイス デイル・ダイ
マーク・ブルカス レニー・ロフティン セリア・ウェストン


公開時コピー
ワイルドな誘惑。スイートな衝撃。

「バニラ・スカイ」以来の競演を果たしたトム・クルーズ&キャメロン・ディアスのアクション作品。
監督は「3時10分、決断のとき」のジェームズ・マンゴールド。
出演は「ワルキューレ」のトム・クルーズ、「私の中のあなた」のキャメロン・ディアス、「エスター」のピーター・サースガード、「最後の初恋」のヴィオラ・デイヴィス、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・ダノ、「エリザベス:ゴールデン・エイジ」のジョルディ・モリャなど。

<あらすじ>
d0030824_3431568.jpgカンザスで車の部品を買いつけ、ボストンへの帰途に着こうとしたジューン(キャメロン・ディアス)は、空港でロイ(トム・クルーズ)と名乗る男と2度ぶつかる。さらに、飛行機の中でも席が間近になったジューンとロイは、他愛の無い話で盛り上がるが、ジューンが化粧室に入っている間、ロイは客席にいた敵と乱闘を繰り広げ、さらにパイロットまで死んでしまう。
席に戻ったジューンに、事の経緯を伝えるものの、当然ジューンはパニックに陥ってしまう。しかし、ロイはそんな彼女を見事にあやし、さらに不時着まで成功させるのだった。
からくも飛行機から逃げ出した2人…ロイはジューンに、FBIがやってきても決して信用するなと口止めし、彼女を眠らせてしまう。
ジューンが気がつくと、いつの間にか自宅に戻っていた。
そしてロイの言葉通り、FBIがやってきて彼女を「安全な場所」へと連れて行こうとする。
d0030824_3432275.jpg不安に思う彼女の乗った車の屋根に突然ロイが降ってくるのだった。
ロイはカンザスの研究所から、ある発明とその発明者を守るため、たった1人、組織の裏切り者を倒すために行動していたのだ。偶然巻き込まれたジューンは、ロイと共に各地を転々としながら、事件の真相へと迫っていくが…。

<作品解説>
すでに人気のピークから外れつつありながらも、日本でも知名度抜群のスター競演となった本作。
アクションのトム・クルーズ、ラブコメのキャメロン・ディアス、さらに手堅くストーリーをまとめ上げるジェームズ・マンゴールド監督と来れば、それなりの面白さはあるだろうと想像して見てきました。
結果として、やっぱり「それなりの面白さ」(笑)…悪くはないです。ただ、特筆すべきほどのものはない、という程度でやっぱり手堅い作品という印象ですね。
さて、主人公ジューンは空港で偶然出会った(ロイからすれば意図的)ハンサムな男に一目ぼれ。しかし、彼はCIAのスパイで、しかも裏切り者。飛行機は一瞬で修羅場。
さらに、ロイを追ってくるCIAをことごとく叩き潰すという凄腕…気がつけばジューンも一緒になって逃げ回りつつ、ロイとのロマンスを狙うという、ものすごく楽天的な行動をしています。
本作の面白さはロイとジューンのやりとりというよりも、ロイの無謀かついかれた行動や、何かと慌てふためくジューンの騒々しさといったところ。
敵役はあんまり重要じゃなく、あくまでもロイとジューンの物語なんだ、という割り切り方がいいですね。
それにしてもトム・クルーズはスパイものが好きだなぁ…ある意味自虐的というか。
イーサン・ハントコメディ版ってところかも。

<見どころ>
カーチェイスを含むアクションシーンが充実。
派手さをスピード感で補っているのがいいかも。
クライマックスのバイクチェイスは文句なしにかっこいい。

<出演者>
トム・クルーズは相変わらずですなぁ…口の半開き(ちょい開き?)が気になる。
キャメロン・ディアスは年食ったなぁって感じ。「メリーに首ったけ」の時のかわいさといったら、もう惚れ惚れしましたが、最近はいい意味で年食っちゃったので、ここからが勝負ですね。
ピーター・サースガードの太り具合も結構なもんです。

<総評>
それなりに楽しめる作品です。
しかし、なぜにジェームズ・マンゴールドを監督にしたのかが少し疑問。
手堅いけれど派手さが弱いかも。
とはいえ、アクション映画としては及第点。
トムとキャメロンが好きならオススメです。

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by syosei7602 | 2010-10-15 23:59 | アクション/アドベンチャー