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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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カテゴリ:ハードボイルド/犯罪( 84 )
ブロンディ/女銀行強盗
d0030824_1357100.jpg『THE REAL McCOY』 アメリカ/1993
監督:ラッセル・マルケイ
出演:キム・ベイシンガー ヴァル・キルマー テレンス・スタンプ
    ゲイラード・サーテイン ザック・イングリッシュ




公開が待たれる「バイオハザード III」のラッセル・マルケイ監督によるクライムストーリー。
出演は「セルラー」のキム・ベイシンガー、「レッド プラネット」のヴァル・キルマー、「ホーンテッド・マンション」のテレンス・スタンプ、「沈黙の陰謀」のゲイラード・サーティンなど。

<あらすじ>
凄腕の銀行強盗カレン(キム・ベイシンガー)は、裏切りにあって逮捕されてしまう。
6年後、仮釈放されたカレンは別れた夫に連絡をして、逮捕時に3歳だった息子に会いたいと頼むが断られる。
保護観察官の元を尋ねた彼女は、そこでJ.T(ヴァル・キルマー)という男と出会う。彼は凄腕の銀行強盗であったカレンに憧れていたのだ。
なんとか仕事を見つけたカレンはJ.Tの助けもあって新しい住居に落ち着く。
だが、そこへ6年前に彼女を裏切ったジャック(テレンス・スタンプ)が現れ、再び彼女に銀行強盗を持ちかける。
カレンは断るが、息子が人質に取られてしまう。

<作品解説>
当時40歳のキム・ベイシンガーが非常にセクシーで力強い主人公カレンを演じた、スタイリッシュな作品です。
ストーリーはシンプルなものの、アクションは要所を押えて見どころ十分。
銀行強盗とはいっても、深夜に忍び込んで行なうわけで、さながらスパイの如く。
また、派手な爆発だとかハリウッド映画に描かれがちなラブシーンも皆無。
序盤はカレンが前科を理由に仕事を断られ続けるという、犯罪者としての辛さが描かれていきます(自業自得だけど)。
そして、中盤以降から銀行強盗に向かっていくわけですが、きちんと計画を練る過程があり、ハイテク機器や凝ったアイディアよりも、知性と感を活かした展開が見事。
ラストまで緊張感があり、14年前の作品とはいえ、今見ても遜色のない良作です。

<見どころ>
キム・ベイシンガー演じるカレンの変装ですかね。
とにかく色っぽい。

<出演者>
キム・ベイシンガーの格好良さ。本作の彼女はかなりクールです。
ワイルドじゃないところがミソですね。
ヴァル・キルマーが登場したときは、なんとなく笑ってしまった…三枚目が似合うよなぁ、この人は。
テレンス・スタンプはもうふてぶてしさ抜群。

効果的に使われる雨中のシーンが独特の格好良さを演出しています。
ラストは大どんでん返しとはまではいかないものの、監督独特のスタイリッシュな演出が見事でした。

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by syosei7602 | 2007-09-15 22:21 | ハードボイルド/犯罪
オーシャンズ13
d0030824_13234669.jpg『OCEAN'S THIRTEEN』 アメリカ/2006
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジョージ・クルーニー ブラッド・ピット マット・デイモン
    アンディ・ガルシア ドン・チードル バーニー・マック
    エレン・バーキン アル・パチーノ ケイシー・アフレック
    スコット・カーン エディ・ジェイミソン シャオボー・クィン
    カール・ライナー エリオット・グールド ヴァンサン・カッセル

公開時コピー
今度のゲームに
いくら賭ける?


ハリウッドスターが一堂に会した犯罪コメディのシリーズ第3弾。
監督は同シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ。
出演は同シリーズお馴染みのメンバー(一部のぞく)に加え、「リクルート」のアル・パチーノ、「恋する遺伝子」のエレン・バーキンなど。

<あらすじ>
オーシャンズの親とも言うべきルーベン(エリオット・グールド)は、最高ランク「5つ星ダイヤ」に格付けされているホテル王バンク(アル・パチーノ)と組んで、ラスベガスに作られるホテルの共同経営者になろうとしていた。
しかし、バンクはルーベンを裏切り、全てを取り上げてしまう。そのショックで心筋梗塞により倒れたルーベン。
オーシャン(ジョージ・クルーニー)は、ラスティ(ブラッド・ピット)やライナス(マット・デイモン)を始めとする仲間を集め、バンクへの復讐を開始する。
標的は出来あがったばかりの超高級ホテル・バンク。
プレオープン時に、大赤字を出させてバンクを叩きのめす計画だったが、思わぬトラブルが発生する。

<作品解説>
実は前作の「オーシャンズ12」を見ていないので、登場人物たちがちょっとわからなかったりするんですが、それとはあまり関係なく楽しめました。
集まったキャストは相変わらず豪華。さらにアル・パチーノが登場ということで、否が応でも期待感が高まります。
さて、本作は犯罪コメディの要素たっぷりにストーリーが展開していくわけですが、ここは作り馴れたソダーバーグ監督、ツボを押えています。
されどやはりスターが一堂に会したお祭り映画というべきか、可もなく不可もなしな出演者たちのノリは今ひとつ。
お金を使って、さあ色々やろうぜ、と…でもトリックがあまり感じられない。こういうことしますよ、という形で終わっているのが残念。
話がポンポンと進んでいくのはいいけれど、イマイチ全体像が掴みにくかったですね。

<見どころ>
微妙ですね~派手なシーンもないし。
あえていうなら、マット・デイモンの鼻?

<出演者>
アル・パチーノの個性が感じられない…うまさはあるけれど。
エレン・バーキンは中途半端な色気を振りまくものの、ジュリア・ロバーツほどの魅力さがない。
前作は見ていないので、なんともいえないですが、もう一人くらい女優が出ていても良かったですね。
オーシャンズのメンバーたちは…まあ、わかりやすいのかどうかも微妙な感じです。

ぶっちゃけて言えば、全体的に微妙。
話としては面白いと思うけど、どこか的はずれ感は否めず。
やはりお祭り映画の域が出ない、佳作といったところでしょうか。

<関連作品>
オーシャンズ11 (1作目)
オーシャンズ12 (2作目)
オーシャンズと十一人の仲間 (オリジナル)

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by syosei7602 | 2007-08-12 23:59 | ハードボイルド/犯罪
甘い人生
d0030824_0395953.jpg『A BITTERSWEET LIFE』 韓国/2005
監督:キム・ジウン
出演:イ・ビョンホン シン・ミナ キム・ヨンチョル キム・レハ
    ファン・ジョンミン エリック チン・グ  オ・ダルス
    キム・ヘゴン



公開時コピー
一瞬の決断が呼び覚す愛。
その先にあるのは、破滅。


話題となったホラー「箪笥<たんす>」のキム・ジウン監督によるノワールアクション。
出演は「「誰にでも秘密がある」のイ・ビョンホン、「Sad Movie <サッド・ムービー>」のシン・ミナ、「殺人の追憶」のキム・レハ、「ユア・マイ・サンシャイン」のファン・ジョンミョンなど。

<あらすじ>
ソウルにある高級ホテルのもめ事を時には暴力的に解決するソヌ(イ・ビョンホン)。ある夜、何かと絡んでくるパク社長(ファン・ジョンミョン)の手下3人をあしらう。ソヌのボスであるカン社長は、そんな彼を食事に誘って労ってからある依頼をする。
それはカン社長の若い愛人ヒス(シン・ミナ)に、恋人ができたのではないかという疑いがあり、カン社長が出張の3日間、ヒスを見張って事実であればカタをつけろというものだった。
冷徹な心を持つソヌはそれを引き受けるが、ヒスの不思議な魅力にとらわれ、現場を押さえるものの、男を追い出して隠蔽しようとする。
しかし、そのことが彼の人生の歯車を狂わせてしまうのだった。

<作品解説>
日本でも高い人気を誇る韓国俳優イ・ビョンホンのノワール作品です。タイトルからは想像もつかない激しいアクション作品で、むしろ香港映画のような感じ。
ストーリーは裏切られて復讐を始めるという至ってシンプルなものです。
イ・ビョンホンの冒頭の見事なアクションから、中盤の凄惨な拷問、クライマックスもまたバイオレンス描写がたっぷりと出てきます。
さて、タイトルの「甘い人生」…これは本作のメタファーであり、プロローグとエピローグにこの意味が語られます。ボスの愛人であるヒスにどこか惹かれていく冷徹な男ソヌ、自分の欲しかったものを持つ女をみた瞬間、彼はどうしても対極にある彼女を殺すことができなくなってしまうわけですが、中盤以降はヒスの出番が減ってしまい些か尻切れトンボに思えます。
あとはひたすら男同士の確執が続くのですが、若干こどもっぽいというか…練り切れていない感じがしますね。

<見どころ>
イ・ビョンホンってこんなにアクションがうまかったんだ!と素直にびっくり。
テコンドーを主体にした蹴り技が華麗です。
また、でてくる銃がかなりマニアックすぎです。

<出演者>
なぜか原田泰造と被ってしまう(個人的にですが)イ・ビョンホン。男前ではないんだけど、本作の白昼夢を見ているかのような目つきが見事。突発的に暴力的になるシーンはよかった。
ヒロインを演じるシン・ミナは…ちょっと童顔過ぎますね。社長の愛人役にしては若すぎる気もするなぁ。いまいち魅力的じゃないですね。
個性的な脇役を演じるキム・レハ、ファン・ジョンミョンはうまい。
やっぱり悪役ありきですね、この手の映画って。

かなり淡々としたストーリー進行の作品なんですが、アクションシーンはおなじみに韓国特有の色があり、血の描写が独特。
ノワール作品としては今ひとつ、もう少しケレン味のある台詞とかあればよかったかな。
サントラは良い選曲でした。

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by syosei7602 | 2007-07-16 23:43 | ハードボイルド/犯罪
スナッチ
d0030824_1491395.jpg『SNATCH.』 アメリカ/2000
監督:ガイ・リッチー
出演:ジェイソン・スティサム スティーヴン・グレアム ブラッド・ピット
    アラン・フォード ベニチオ・デル・トロ デニス・ファリナ
    ヴィニー・ジョーンズ レイド・セルベッジア マイク・リード



公開時コピー
アタマ使ってる?

初作品「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」で話題を呼んだガイ・リッチー監督による第2作目(同監督はマドンナの夫としても有名である)。
出演は「トランスポーター」シリーズのジェイソン・スティサム、「Re:プレイ」のスティーヴン・グレアム、「バベル」のブラッド・ピット、「21グラム」のベニチオ・デルトロ、「レインディア・ゲーム」のデニス・ファリナ、「60セカンズ」のヴィニー・ジョーンズなど。

<あらすじ>
ロンドンの下町で闇ボクシングのプロモーターをするターキッシュ(ジェイソン・スティサム)とその相棒トミー(スティーヴン・グレアム)は、一儲けしようとノミ屋で大儲けをしている裏社会の大物ブリック・トップ(アラン・フォード)に八百長試合を頼む。
その頃、ベルギーでダイヤ強盗をしたフランキー(ベニチオ・デルトロ)は、ニューヨークのボス・アヴィ(デニス・ファリナ)に収穫を届ける前に、ロンドンで盗品の一部を売りさばこうとしていた。
しかし、銃の密売人に嵌められ、闇ボクシングの試合に出向くことになる。
一方、ターキッシュからオフィス代わりのキャンピングカーを手に入れろと言われたトミーは試合に出るボクサーを用心棒代りにして、パイキー流浪民の元へ来ていた。
だが、トミーはパイキーのリーダー的存在ミッキー(ブラッド・ピット)に騙され、粗悪品を掴まされる。金を返せと迫ったトミーに、ミッキーは用心棒とボクシングの勝負をさせろと迫り、ボクサーはKOされてしまうのだった。

<作品解説>
監督第1作でイギリス特有のジョークと、伏線を張り巡らせたシナリオが秀逸だった「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」。
そして本作は、やはりガイ・リッチー監督ならではの作りとジョーク、頭が良いのか悪いのかわからない悪党達が1つの大粒ダイヤを巡って、文字通り“SNATCH”しあいます。
様々なあだ名が付いた連中(しかも伝説がちゃんと語られていく)や、小物な奴らまでとにかく絡んでくる。
一見複雑そうなのに、キャラ設定の立て方が上手いために混乱しません。
このシナリオのうまさというのは、実はヒロインが存在しないため、ややこしい男女の思惑なんかが語られることもないからでしょう。
ハリウッド映画に付き物の、ラブシーンなんかこれっぽっちも出てこない。出てくるのは野郎ばかり(笑)。大物は実力行使、小物はブラフを行使、その間は右往左往…まあ、イギリス独特のノリではあるんだけど、シナリオとキャラ設定のうまさだけで飽きさせないのは見事。
軽いノリでPG12指定。さすがです。

<見どころ>
ブラッド・ピットは主役ではないんですが、ボクシングシーンは格好いい。
「ファイトクラブ」を思い出します。
最大の見どころはシーンの切り替わり、これに尽きます。

<出演者>
主役はジェイソン・スティサムなのに、クレジットは?な感じの並び。
しかし、ジェイソンの髪は昔からこうなのね…。
ブラッド・ピットは断然こういう役が似合います。ワイルドで胡散臭さを残すというか。
ベニチオ・デルトロやヴィニー・ジョーンズ、デニス・ファリナなど濃い人たちが怪しさ抜群。キャスティングが結構豪華。
犬も名演。

イギリス独特の感覚が好きな人はハマります。「ロック、ストック~」や「ケミカル51」「トレインスポッティング」など、クセのある作品が多いけれど、音楽の使い方が秀逸(というよりブリティッシュロックが秀逸なんだけど)、派手に作らずとも面白いというのは邦画も見習って欲しいですね。

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by syosei7602 | 2007-07-04 23:59 | ハードボイルド/犯罪
SPL/狼よ静かに死ね
d0030824_018720.jpg『SPL』 香港/2005
監督:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン サモ・ハン サイモン・ヤム ウー・ジン
    リウ・カイチー ダニー・サマー ケン・チャン ティミー・ハン
    谷垣健治



「トランサー 霊幻警察」「かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート」のウィルソン・イップ監督によるノワールアクション。
出演はアクション指導も兼ねる「シャンハイ・ナイト」のドニー・イェン、「死角都市・香港」のサモ・ハン、「PTU」のサイモン・ヤム、「マスター・オブ・リアル・カンフー/大地無限2」のウー・ジンなど。

<あらすじ>
1994年・香港。マフィアの大ボス・ポー(サモ・ハン)を終身刑にすべく、チャン刑事(サイモン・ヤム)は証人を護送するが、殺し屋ジェット(ウー・ジン)に襲われ証人を暗殺されてしまう。
それから3年後、証人の娘を養女にしたチャンだったが、悪性の脳腫瘍に冒されていた。
チャンは部下のワー、ロク、サムの3人を率いて、なんとかポーを逮捕しようと躍起になるが、病気を理由に退職が決まってしまい、焦りはじめた彼らは次第に暴走を始める。
そこへやってきた捜査班の新しいリーダーのマー刑事(ドニー・イェン)、殺人犯を廃人にした過去を持つ武闘派だった。
マーはチャン達の結束の前にとまどいを見せるのだが…。

<作品解説>
これぞ香港ノワールという作品。
近年の香港映画はかなり質が高いのですが、本作は映像や音楽、アクションに至るまで高いレベルで作られています。香港や中国の作品は、仏教思想に基づいたシナリオが多く、本作もその1つ。因果応報という言葉がまさしく当てはまります。
さて、本作はドニー・イェン、サモ・ハン、サイモン・ヤムという、過去・現在までの香港映画を引っ張ってきた俳優3人が渋い演技を見せてくれます。
日本のアクション映画なども指導するドニー・イェン、ジャッキー・チェンの兄弟分として監督しても名高いサモ・ハン、様々な役をこなす演技派サイモン・ヤム。
静かな始まりから、爆発するかのようなアクション、「ブラック・レイン」や「男たちの挽歌」を彷彿とさせるシーンまで、ハードボイルドのツボを押えたかのようなノワールテイストがこれでもかと詰め込まれています。
タイトルの「SPL」は“殺破狼”(SHA PO LANG)の略で、これは冒頭に出てくるためしっかりと頭に入れておくと「なるほど!」と最後に繋がります。

<見どころ>
ドニー・イェン演じるマーと、ウー・ジンの殺し屋ジェット。
とにかく凄い、速い!中盤までほとんどカンフーアクションが無いにも関わらず、このシーンを見ただけで思わず溜飲が下がります。
そしてサモ・ハンの巨体が相変わらず、人間離れした動きを見せるのには参りました。

<出演者>
ドニー・イェンといえば、近年はジャッキー・チェンとの対決シーンなどがよく見られます。しかし、ジャッキーもやはり体力的に動きが遅くなったのか、本作で見るドニーの動きは目を見張ります。それにしてもクライマックスは本当に顔が腫れてないか?
サモ・ハンについては、監督業が多かったのですが久々に登場したかと思えば、アクションですよ。しかも悪役で登場とは驚きの一言。優しげな顔して結構えげつない。
サイモン・ヤムはもはや近年の香港映画では欠かすことの出来ない人です(若干、北野誠に似てますが…)。文句なしに上手い。
ウー・ジンは凶悪です、怖ぇ。

本作のドニー・イェンを見たら、惚れますね(笑)。
とにかく格好いい。顔なんて思い切り武闘派そのものですが、香港映画で本格的なアクションを出来る俳優が限られているので彼の存在は貴重です。

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by syosei7602 | 2007-06-25 23:26 | ハードボイルド/犯罪
レインディア・ゲーム
d0030824_111147.jpg『REINDEER GAMES』 アメリカ/2000
監督:ジョン・フランケンハイマー
出演:ベン・アフレック シャーリーズ・セロン ゲイリー・シニーズ
   デニス・ファリナ ジェームズ・フレイン ドナル・ローグ
   ダニー・トレホ アイザック・ヘイズ クラレンス・ウィリアムズ3世



「RONIN」のジョン・フランケンハイマーの劇場公開としては遺作となった映画。
二転三転するトリックが見どころである。
出演は「パールハーバー」のベン・アフレック、「モンスター」のシャーリーズ・セロン、「スネーク・アイズ」のゲイリー・シニーズ、「スナッチ」のデニス・ファリナ、「イントゥ・ザ・ブルー」のジェームズ・フレインなど。

<あらすじ>
車の窃盗で刑務所に収監されているルーディ(ベン・アフレック)はクリスマス間近に仮釈放される予定だった。同じ監房にいるニック(ジェームズ・フレイン)は文通相手のアシュリー(シャーリーズ・セロン)という女性に熱をあげており、出所したらまず彼女のに会いに行くのだと言う。しかし、ニックはルーディーに恨みを持つ囚人に刺されて死んでしまう。
出所日、ルーディーはニックを待つアシュリーを見つける。彼女の写真や手紙をニックから見せられていたルーディーは、悪いと知りつつもニックの名前を語って彼女と過ごしてしまう。
クリスマス休暇が終わったら全てを話そうとしていたルーディーの前に、アシュリーの兄で武器密売人のガブリエル(ゲイリー・シニーズ)が仲間と共に現れる。
彼らはルーディーをニックと思いこんだまま拉致し、ニックが以前に警備していたカジノを襲撃するために警備状況を教えろと迫るのだった。

<作品解説>
今やオスカー女優のシャーリーズ・セロン(当時24歳)が小悪魔的な魅力を振りまき、かたや名優ゲイリー・シニーズが悪役で登場、さらに主役がラジー賞ノミネートの常連ベン・アフレックという、何とも変わった?組み合わせのクライムサスペンスです。
本作はかなり評価が割れる作品で、あのフランケンハイマー監督が撮ったにしては…という人と、シナリオの勝利という人もいたりして。
しかし、個人的な感想でいえば素直に面白かったといえる作品に仕上がっています。
なんだか限りなく低予算という感じもするんですが、伏線の張られ方からストーリーの展開まできちんとしていて、言うなれば隠れた良作(かといって過度の期待は禁物)。
どんでん返しもちゃんとしていました。
まあ、綺麗にまとめたかったであろうラストは些か蛇足でしたが…。

<見どころ>
シャーリーズ・セロンがエロいんです、これがまた、凄く。
今よりも童顔で、小悪魔な雰囲気たっぷり。ただ、ファッションがいけてない気がする(これは衣裳の問題でしかないんだけど)。
男ならそちらに目がいくんですが、ゲイリー・シニーズの悪役振りは見逃せない。
ウィレム・デフォーとタメ張れそうです。

<出演者>
ベン・アフレックはラジー賞ノミネートの常連でしたが、なんとなくわかった気がします。
魅力はあると思うんだけど、メジャーな映画になると追いつけてないんですね。
シャーリーズ・セロンのうまさが際だっていました(本作ではまだ甘いけれど)。
なんといっても名優ゲイリー・シニーズ、怖いわ。

作品としてはB級になってしまいますが、楽しめる作品ではあります。
あとは…シャーリーズ・セロンのファンなら押えておくべきでしょう(いずれにしたって「ノイズ」を見るよりは遙かにおもしろい)。
名優ほど悪役をして欲しい、と思わせる作品でした。

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by syosei7602 | 2007-06-04 23:59 | ハードボイルド/犯罪
復讐者に憐れみを
d0030824_1421568.jpg『SYMPATHY FOR MR. VENGEANCE』 韓国/2002
監督:パク・チャヌク
出演:ソン・ガンホ シン・ハギュン ペ・ドゥナ イム・ジウン
    イ・デヨン チ・デハン




公開時コピー
オールド・ボーイの原点
そして、それを超える戦慄の問題作
その衝撃に言葉を失う―


「オールドボーイ」「親切なクムジャさん」という凄絶な復讐劇を手がけたパク・チャヌク監督の復讐3部作の第1作。
出演は「殺人の追憶」のソン・ガンホ、「ガン&トークス」のシン・ハギュン、「リンダ リンダ リンダ」のペ・ドゥナなど。
ほぼ全編に渡ってサントラが使われていないのが特徴。

<あらすじ>
耳が不自由なリュウ(シン・ハンギュン)は、工場で働きながら腎臓病を抱える姉(イム・ジウン)の面倒を見ていた。唯一の身内である姉の為に、自らの腎臓を移植することに決める。
しかし、血液型が違うことが判明、さらに工場をクビになってしまう。
病状の悪化する姉を救うため、リュウは闇の臓器ディーラーに移植用の腎臓を求めるが、手術費用にとっておいた1千万ウォンを盗られ、さらに自らの腎臓まで抜かれてしまうのだった。
失意にくれるリュウ、間の悪いことに病院からドナーが見つかったとの報せを受ける。
リュウは反政府運動をしているユンミ(ペ・ドゥナ)に相談する。
ユンミは金持ちの子供を誘拐し、お金を貰ったあとにすぐ返してやれば良いと彼を説得し、その標的をリュウをクビにしたドンジン社長(ソン・ガンホ)の娘にするのだった。

<作品解説>
パク・チャヌク監督による復讐劇の第1作です。この作品後にカンヌ受賞作の「オールドボーイ」、女性を主人公にした「親切なクムジャさん」という復讐劇2作が続くわけですが、ストーリー的な繋がりは皆無です。
まず、徹底してサントラを組み込まない作り込みが一番にあげられます。
これは主人公の1人、リュウの耳が不自由であることと、生々しいまでの“音”によって、リュウの耳が聞こえない事を表現するという逆説的な手段がとられています。
これが非常に効果的で、序盤では「いつか驚かすような音が流れるんだろう」という希望を確実に打ち砕いた後に、音楽で誤魔化されてしまう映像表現をリアルに描写します。
一昔前の邦画では、音楽をあまり入れずに情緒的(尚かつ、この手法は邦画の「ダラダラした」悪い面を強調してしまった)にしようとして、映像の美しさにこだわった訳ですが、本作は復讐劇のパク監督、かなりえげつない。
壮絶な復讐が始まると、下手なスプラッター映画より、音楽が無い分だけ“音”が響くわけです。
ある意味「無音」なものを逆手に取った編集と、生々しい描写は同監督の「オールドボーイ」「親切なクムジャさん」よりも秀逸です。
そして、もう1人の主人公となるドンジンは、名優ソン・ガンホによって復讐という世界に魅入られた目と淡々と復讐を実行していく様は圧巻。
全体的に冗長的に感じるかもしれませんが、クライマックスまで惹きつけられます。

<見どころ>
監督独特のカットと、作品全体に流れるジメっとした寂寥感がなんともいえません。
えげつないシーンがいくつも出てきますが、これがクライマックスまできちんと生きてくるのはさすがです。
中盤頃の検死シーンとラストの繋がりは見事でした。
ペ・ドゥナの濡れ場は意外。

<出演者>
ソン・ガンホは本当にうまい。俳優としてのレベルが非常に高く、どれも「濃く」演じますね。
緑色に染めた髪で登場するシン・ハンギュンの、どこか虚構的な雰囲気、終盤に向かっていくうちに鬼気迫る目が印象的。
そしてペ・ドゥナ。
日本では清純派、コメディ方向なイメージが強いですが、本作での切れっぷりは見事。

<総評>
人によっては好き嫌いが分かれる作品です。
ただ、3部作の中では一番の出来ですね。
人の心理を深く描き、復讐が復讐を呼ぶというジレンマを見事に表現しています。
カメラをアウトさせた映像が多いので、大画面がオススメ。

<関連作品>
オールド・ボーイ (復讐3部作・2作目)
親切なクムジャさん (復讐3部作・3作目)

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by syosei7602 | 2007-04-16 23:59 | ハードボイルド/犯罪
ギャングスター・ナンバー1
d0030824_156356.jpg『GANGSTER NO.1』 イギリス・ドイツ/2000
監督:ポール・マクギガン
出演:ポール・ベタニー マルコム・マクダウェル
    デヴィッド・シューリス サフロン・バロウズ ケネス・クラナム
    ジェイミー・フォアマン エディ・マーサン ラザーク・アドティ



公開時コピー
超えなければならない男がいる。

1人のギャングがのし上がっていく半生を描いたクライムストーリー。
「ラッキーナンバー7」のポール・マクギガン監督による、ハードタッチな描写が凄い。
出演は「ダ・ヴィンチ・コード」のポール・ベタニー、「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェル、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」のデヴィッド・シューリス、「エニグマ」のサフロン・バロウズなど。

<あらすじ>
1999年、ロンドン。暗黒街の大ボスであるギャングスター(マルコム・マクダウェル)の元に、かつてのボス・フレディ(デヴィッド・シューリス)が30年ぶりに出所するとの報せが届く。
動揺するギャングスター…彼は1968年の事を思い出す。
当時、ただのチンピラに過ぎなかったギャングスター(ポール・ベタニー)は暗黒街のボス・フレディの元に呼ばれる。彼がトラブルをうまく処理したために、部下に抜擢されたのだ。
フレディの元でめきめきと頭角を現し、右腕にまで成り上がったギャングスター、しかしフレディがカレン(サフロン・バロウズ)という女性歌手とつきあい始めてから、バランスが崩れ始める。
ある日、対立組織がフレディを狙っているという情報を得たギャングスターは、狂気にも満ちた計画を立てるのだった。

<作品解説>
数あるギャング映画の中でも異色とも言える展開。
対立するギャング同士の抗争は、ギャングスター(名前は出てこない)の野望の中ではひとつの布石にしか過ぎません。
いわゆる下克上のストーリーであり、フレディというボスに対しての羨望から嫉妬に変るその様は狂気の一言。
紳士であり続けるボスに対極するギャングスターという設定は、両極端な程です。
されど、この差が生み出す狂気と悲劇性はゾクゾクするほどのクールさも持ち合わせています。年老いたギャングスターを演じたのはマルコム・マクダウェル、若かりし頃はポール・ベタニーという組み合わせ…なぜに彼だけ老若で差を付けたのか、いうなれば人が大きく変化することへのメタファーでしょう。
さらにマクダウェルのしゃがれた声による語りは、本作にとってなくてはならないですね。
その他の登場人物はメイクによる役作りとなっています。

<見どころ>
悪役をやらせたらピカイチのポール・ベタニー。鋭さと冷たさを備えた眼光で、黙々と敵対する人物を抹殺する様は圧巻!
また、カレンを演じるサフロン・バロウズの唯一といっていい見せ場である歌のシーンはなかなかでした。

<出演者>
マルコム・マクダウェルとポール・ベタニー、狂気的な目を持つ2人は見事。
特にポール・ベタニーはチンピラからスーツをパリッと着こなし、殺しの時に及ぶ用意が怖い。
デヴィッド・シューリス、まさしく紳士(でもギャング)といっていいですね。スーツがとても似合っています。

部下がいるのに、なぜか車を運転するボスとか、ちょっと面白い。
そしてイギリス映画らしく、飲み物は紅茶。
誰かの家に行ったら「紅茶を飲むか?」、うーんイギリス文化ですね。
結構えげつないシーンとかあるので、血が苦手な人にはオススメできません。

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by syosei7602 | 2007-03-26 23:59 | ハードボイルド/犯罪
ディパーテッド
d0030824_1282141.jpg『THE DEPARTED』 2006/アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ マット・デイモン ジャック・ニコルソン
    マーク・ウォールバーグ マーティン・シーン レイ・ウィンストン
    ヴェラ・ファーミガ アレック・ボールドウィン
受賞:ゴールデン・グローブ賞/監督賞(2006)
    放送映画批評家協会賞/作品賞・監督賞(2006)他

公開時コピー
男は、死ぬまで正体を明かせない。

重厚なドラマと秀逸なサスペンスで大ヒットを記録した「インファナル・アフェア」シリーズのリメイク。
監督は「アビエイター」のマーティン・スコセッシ。
出演は「アビエイター」のレオナルド・ディカプリオ、「ボーン・スプレマシー」のマット・デイモン、「恋愛小説家」のジャック・ニコルソン、「NYPD15分署」のマーク・ウォルバーグ、「地獄の黙示録」のマーティン・シーン、「オータム・イン・ニューヨーク」のヴァラ・ファミーガ、「ヘヴンズ・プリズナー」のアレック・ボールドウィンなど。

<あらすじ>
マサチューセッツ州ボストン。
少年のコリンは街を仕切るマフィアのボス・コステロ(ジャック・ニコルソン)に目を付けられる。
保護者のいなくなったコリン(マット・ディモン)はコステロに育てられ、やがて警察に潜入するべく警察学校に入学、優秀な成績で卒業し州警察に配属される。
一方、親戚が犯罪組織に関わっていたビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、警察官になったものの、クイーナン警部(マーティン・シーン)とディグナム上級巡査(マーク・ウォルバーグ)にその生い立ちを徹底的に調べ上げられ、親戚の犯罪履歴を盾にコステロの組織への潜入を命じられる。
コリンはマフィア撲滅の特別捜査班に抜擢され、コステロからの情報を有効に使いながら成績を上げていく。同じ頃、ビリーは親戚の幼馴染みと共に麻薬を売り、コステロの組織に近づいていた。
ある日、イタリア系のマフィアを叩きのめした事から、コステロはビリーを組織の一員に加えるのだった。

<作品解説>
オリジナルの「インファナル・アフェア」が重厚な人間ドラマと濃密なサスペンスで魅せたのに対し、本作はバイオレンス描写の激しい作品に仕上がっています。
シナリオの大筋は1作目、序盤は2作目が多少、さらに3作目のヤンの記録が組み込まれた形となっており、正直なところうまく練り切れていない感じがしますね。
オリジナルでは小さな部分にもきちんと伏線が張られ、また連絡方法なども非常に凝っていたんですが、本作は危険な場面でも携帯電話使っている上に、ジャック・ニコルソンのあまりもの変態ぶりは少々やりすぎ感があります。
また、オリジナルでは名場面となる屋上もあっさりとした使われ方になり、警察とマフィアの微妙な関係もかなり暴力的な敵対関係へと変更。
リメイクがオリジナルを越えられないのは常ですが、要するにストーリー展開が強引で詰め込み過ぎなんですね。
緊張感よりもスピード感が重視され、スコセッシ流のバイオレンス描写でアレンジ…ここまでは良いですが、ドラマ部分を大きく削ってしまったのは些か疑問に感じます。
されど、これがスコセッシ監督のオリジナルであったなら、それなりの評価が得られるバイオレンス映画に成り得たでしょう。
もっとも、現時点でオスカー候補なんですけどね。

<見どころ>
ジャック・ニコルソンの変態ぶりは些か常軌を逸してはいるものの、ここまでやるか!という点においてはかなりの見どころ。
そしてある意味、ヒロインであるマドリンは…まあ、これもおかしいか…。

<出演者>
ディカプリオは好演はしているものの、やはりトニー・レオンが醸し出していた色気には及ばず。
マットはうーん、いまいち切れ者って感じがしないんですよね。なんか言い訳がましい事ばかり言っており、軽薄な感じ。
ジャック・ニコルソンは先述の通り、変態です(笑)。
マーティン・シーン、マーク・ウォルバーグは絡みが少なく、さらにアレック・ボールドウィンに至ってはいまいちつかみ所がない形で終わってしまいます。

作品としての出来はそれなりではあるんですが、なぜシンプルに1作目のみのリメイクにしなかったのか。恐らくは「字幕嫌い」なアメリカ向けに1から10までストーリーを押さえることで、起承転結を組みたかったんだと思いますが、やはり強引さは否めず。
オリジナルの原題である“INFERNAL AFFAIRS”(無間道)の意味が為されないままなのは残念でした。
とはいえ、オリジナルを見ていない人には楽しめる作品である事は確かです。
果たして続編は作られるんだろうか。
余談ですが1カ所、シナリオのミスがありました。

<関連作品>
オリジナル
インファナル・アフェア 無間道
インファナル・アフェア2 無間序曲
インファナル・アフェア3 終極無間

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by syosei7602 | 2007-01-31 23:45 | ハードボイルド/犯罪
ラッキーナンバー7
d0030824_1155633.jpg『LUCKY NUMBER SLEVIN』 アメリカ/2006
監督:ポール・マクギガン
出演:ジョシュ・ハートネット ブルース・ウィリス ルーシー・リュー
    モーガン・フリーマン ベン・キングズレー スタンリー・トゥッチ
    ピーター・アウターブリッジ マイケル・ルーベンフェルド



公開時コピー
すべては<幸運のナンバー7>から始まる

「ギャングスター・ナンバー1」で手腕を発揮したポール・マクギガン監督と豪華出演陣によるクライム・サスペンス。
出演は「ブラック・ダリア」のジョシュ・ハートネット、「16ブロック」のブルース・ウィリス、「チャーリーズ・エンジェル」のルーシー・リュー、「ミリオンダラー・ベイビー」のモーガン・フリーマン、「オリバー・ツイスト」のベン・キングスレーなど。

<あらすじ>
仕事をクビになり、アパートが取り壊し、さらに恋人に裏切られ、友人のニックが住むニューヨークにやってきた青年スレヴン(ジョシュ・ハートネット)はいきなり強盗に襲われてしまう。
なんとかニックの部屋にやってきたものの、鍵は開けっ放しで彼はおらず、シャワーを浴びているところへ向かいの部屋に住むリンジー(ルーシー・リュー)が砂糖を貸して欲しいやってくる。
ニックがいないことに疑問を抱きつつ、彼を捜そうというリンジーが仕事に出た後、今度は黒人のギャングが2人やってきて、スレヴンをニックと勘違いしたまま、裸にバスタオル1枚の格好で、街のギャングである“ボス”(モーガン・フリーマン)のところへ拉致してしまう。
ボスはニックに貸した9万6千ドルを返せと迫り、それが出来ないなら対立する組織のボスである“ラビ”の息子でゲイの“フェアリー”を殺せと言うのだった。

<作品解説>
なかなか面白い映画でした…が、些かバランスが悪いかな、と思えます。
ユルイのか、シリアスなのかがどっちつかずな感じがしたのと、前フリが些か長すぎたような気がしますね。
伏線をかなり張ってあったのは良かったのに、クライマックスがちょっと長すぎた気もする…一発でパッとわかるオチにしてくれたら良かったのにと思わずにいられないです。
とはいうものの、この作品はなんとなく出演陣がゆるーく、楽しげに作ったんじゃないかなと。
出演陣が豪華な割りには、「ユージュアル・サスペクツ」や「“アイデンティティー”」に今一歩及ばず。「バンディッツ」に近いかなぁ。
でも、ラストは良いですよ。

<見どころ>
なんといってもルーシー・リュー。
この人、結構キッとした顔をしているのに、本作では普通に可愛く思えました(こう見えたのは初めてかもしんない)。
ブルース・ウィリスの口の端をあげてニヤッと笑う様は、相変わらずクールです。
まあ、これが見どころかと言われると辛いんですが、伏線が綺麗に納まるところは、ちゃんとまとまっています。

<出演者>
ジョシュ・ハートネットは「ブラック・ダリア」よりも断然こちらの方が格好いいですね。
もうちょっと売れ筋にいてもいいのに。
モーガン・フリーマン、ベン・キングスレー共にギャングの親玉。
しかし、意外にゆるゆるな感じなのと、なんかマヌケで笑えます。
ブルース・ウィリス、ルーシー・リューは先に述べたとおり。

今月にスコセッシ監督の「ディパー・テッド」が控えてますが(ラストが違うらしい)、オリジナルで無いことを考えると本作はかなり頑張ってると思います。
あと、ジョシュ・ハートネットは女性には受けると思うので、男前が見たい女性にはオススメ。
ちなみに原題と邦題の微妙な違いは、映画内でなんとなーく語られます(笑)。

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by syosei7602 | 2007-01-13 23:59 | ハードボイルド/犯罪