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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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カテゴリ:ハードボイルド/犯罪( 84 )
レイン・フォール/雨の牙
d0030824_0541194.jpg『RAIN FALL』 日本/2009
監督:マックス・マニックス
出演:椎名桔平 長谷川京子 ゲイリー・オールドマン
柄本明 ダーク・ハンター 清水美沙 中原丈雄 若松武史
小木茂光 浜田晃 平山祐介  坂東工



公開時コピー
逃げる二人に、
東京が牙をむく。


元CIA工作員バリー・アイスラー原作のジョン・レインシリーズ第1作「雨の牙」の映画化。
監督は「トウキョウソナタ」のシナリオをつとめたマックス・マニックス。
出演は「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」の椎名桔平、「七夜待」の長谷川京子、「ダークナイト」のゲイリー・オールドマン、「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」の柄本明など。

<あらすじ>
d0030824_0542362.jpg日系アメリカ人で元特殊部隊出身の暗殺者のジョン・レイン(椎名桔平)は、東京で要人の川村(中原丈雄)暗殺を依頼される。
満員電車の中で心臓発作に見せかけて難なく任務を果たしたかに思えたが、川村が持っていたと思われるメモリーデータが見あたらなかった。
そんなジョンの動きをCIA日本支局のウィリアム・ホルツァー(ゲイリー・オールドマン)が監視していた。ホルツァーもまた川村とその周辺人物の動きを兼ねてから監視し、あるデータを追っていたのだ。
ジョンはメモリーデータを探し、川村の自宅に侵入する。しかし、そこへ川村の次女が帰宅、同時にホルツァーの命令を受けたCIAが乗り込み、銃撃戦が起きてしまう。
d0030824_0543413.jpg次女を守れず、CIA局員を殺したジョンは、長女みどり(長谷川京子)の元へ向かい何ものかが狙っていることを告げるが…。
その頃、川村の死に疑問を抱く刑事タツ(柄本明)は、捜査から他に2人の要人が事故死していることに疑問を抱いていた。


<作品解説>
なんといってもゲイリー・オールドマンが出演、というだけでも驚きの作品です。
原作はノワールテイストな物語らしいんですが、未読のためどこが違うのか?というのはよく分かりません。
まず気になったのが、ジョン・レインという名前でハーフな設定の椎名桔平…いや、いくらなんでもダメでしょう。椎名桔平自身は悪くないと思うんですが、どう頑張ってもハーフには見えません。
そして、シナリオ自体が些かわかりにくく、なんとも理解できぬままに進んでしまいます。
さて、そんな本作…あちこちに設置された監視カメラをかいくぐりながら逃亡するというのは、スリリングな感じもします。「エネミー・オブ・アメリカ」や「イーグル・アイ」のように非現実的なまでの世界観ではないので、許せる範囲。
特筆すべきは映像美。
東京の街並みが時には幻想的に、そしてシュールに、何よりも長谷川京子だけはやたらと美しく撮られています(笑)。
映像センスがいいですが、これにシナリオと…演技が伴えば最高でした。
ラストは蛇足過ぎ。

<見どころ>
ハセキョーですね。
この人はスクリーン映えします。

<出演者>
椎名桔平は悪いとは思わないですが、原作を原案にして日本人の役にすれば良かったのに、と思わずにはいられません。
ゲイリー・オールドマンはいいですね~この人はうまいです。悪役や板についてます。
一番の問題点は長谷川京子…ぶっちゃけ、ひどいです。
こんなに下手だっけ?ってくらいに、演技だけで言えばミスキャスト。
柄本明は相変わらずです。

<総評>
長谷川京子の美しさを見たいか見たくないか、を天秤にかけて…さあ、ファイナルアンサー?ってな感じ。
スクリーン一面に耐えうる美女ぶりは言うに及ばず。
万人にはオススメできませんが、雰囲気は悪くない、そんな作品です。

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by syosei7602 | 2009-05-10 23:59 | ハードボイルド/犯罪
バーン・アフター・リーディング
d0030824_0105459.jpg『BURN AFTER READING』 アメリカ/2009
監督:イーサン・コーエン ジョエル・コーエン
出演:ジョージ・クルーニー ブラッド・ピット ジョン・マルコヴィッチ
フランシス・マクドーマンド  ティルダ・スウィントン
エリザベス・マーヴェル リチャード・ジェンキンス J・K・シモンズ



公開時コピー
衝撃の結末!

「ノーカントリー」のコーエン兄弟によるブラックな犯罪コメディ。
出演は「オーシャンズ」シリーズのジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、「チェンジリング」のジョン・マルコヴィッチ、「スタンドアップ」のフランシス・マクドーマンド、「フィクサー」のティルダ・スウィントンなど。

<あらすじ>
d0030824_011748.jpgアル中が原因でCIAを辞めた情報分析官オジー(ジョン・マルコヴィッチ)は、暴露本を書くことを計画する。妻のケイティ(ティルダ・スウィントン)は、そんなオジーに呆れかえるばかりだが、不倫中の財務省連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)と一緒になるため、離婚の証拠集めとしてオジーのパソコンからデータをコピーする。ハリーといえば出会い系サイトで知り合った女性達と適当に遊んでいるエロオヤジだった。
一方、フィットネスジムに努める中年女性のリンダ(フランシス・マクドーマンド)は、全身整形して綺麗になろうd0030824_0112980.jpgと考えていたが保険がおりずに困惑していた。
ちょうどその頃、ロッカールームで拾われたCD-ROMの中身を見た同僚でiPOD中毒のチャド(ブラッド・ピット)は驚いていた。
そこにはCIAの情報が入っていたのだ。
チャドとリンダは共謀して、持ち主から謝礼金と称するお金を巻き上げようと画策するが…。


<作品解説>
コーエン兄弟といえばとにかく不条理で、「ノーカントリー」のように鬼気迫るストーリーを作り上げてみたりと…一体全体、頭の中はどうなっているの?と言わんばかりの作品が多いですね。
まあ、とにかく相変わらずの悪趣味(笑)で、豪華な出演者が誰一人格好良くないってのも珍しいでしょう。
さて、CIAを辞めて暴露本を書くオジー、出会い系を駆使してやりまくるエロオヤジのハリー、全身整形を考える四十路のリンダ、能なしのiPOD中毒チャド…なんだか人生の掃きだめが一堂に会したような連中が、犯罪とおぼしきおバカな展開を繰り広げます。
これに無駄に絡むCIAとか、エロオヤジに気が付かずにはまっているケイティとか、なんというか人を見た目と上辺だけでしか見ていないという痛い感じが笑えます。
展開はのんびり、相変わらずコーエン兄弟らしいのらりくらりな進み方、ひょっとして趣味で作っただけとか?
そんな感じも否めないですね。

<見どころ>
まあ、なんといってもジョージ・クルーニー演じるハリーがやばすぎ。
奥さんの為に作った「あるもの」…喜ぶの?それって喜ぶのか!?

<出演者>
ジョージ・クルーニーのトンデモぶりは文句なしに笑えるとして、ブラッド・ピットってコメディぴったり。
ティルダ・スウィントンの冷血ぶりや、フランシス・マクドーマンドのうっとおしい感じ、よくもまあやりますよ。
ジョン・マルコヴィッチは、いつもどおり。何やらせても笑える。

<総評>
「ノーカントリー」でオスカーに輝いたコーエン兄弟。
普通ならこの次は!?って期待するところをあえて無視した作品には脱帽です。
好き嫌いがある監督達ですが、個人的にはジョージ・クルーニーとブラッド・ピットのアホさ加減を見るだけでも価値ありですね。

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by syosei7602 | 2009-05-09 23:59 | ハードボイルド/犯罪
新宿インシデント
d0030824_3152921.jpg『THE SHINJUKU INCIDENT』 香港/2009
監督:イー・トンシン
出演:ジャッキー・チェン 竹中直人 ダニエル・ウー シュー・ジンレイ
加藤雅也 ファン・ビンビン 峰岸徹 長門裕之 ジャック・カオ
ラム・シュー 倉田保昭 チン・ガーロウ



公開時コピー
誰も見たことのないジャッキー・チェンがここにいる。

ハリウッドでの成功から、世界的なアクションスターとして不動の地位を築きあげたジャッキー・チェン。そのジャッキーが持ち前のアクションを封じ、徹底してシリアスな役柄を演じきったバイオレンス作品。
監督は、「ワンナイト イン モンコック」「ダブル・タップ」などバイオレンス描写に定評があるイー・トンシン。
出演は「細菌列島」の竹中直人、「ワンナイト イン モンコック」のダニエル・ウー、「傷だらけの男たち」のシュー・ジンレイ、「アンフェア the MOVIE」の加藤雅也、「墨攻」のファン・ビンビンなど。

<あらすじ>
d0030824_3154276.jpg若狭湾の海岸に大勢の中国人がいた。不法入国者の彼らは警官に見つかり、散り散りになって逃げる。その中の1人、鉄頭(ジャッキー・チェン)は新宿にいる同じ農村出身の阿傑(ダニエル・ウー)とその仲間の元に身を寄せるのだった。鉄頭は10年以上前に叔母を頼って新宿に行き、音信不通となった幼なじみの恋人シュシュ(シュー・ジンレイ)を探しにきたのだ。
ある日、入国管理局の手入れにあった鉄頭は、追ってきた刑事の北野(竹中直人)が下水道の急流で溺れかけたところを助ける。北野はその代わりとして鉄頭を見逃すのだった。
働き続ける鉄頭は、路上強盗に襲われていたリリー(ファン・ビンビン)を助けて知り合いになるが、彼女の礼を断り、2人して飲み明かす。
d0030824_3155683.jpgそれからしばらくして、クラブの厨房で働いていた鉄頭と阿傑は、ヤクザ三和会の副会長・江口(加藤雅也)の妻となったシュシュを見つけて愕然とする。
故郷に帰ることもできない鉄頭は、新宿で生き延びて成り上がることを決意し、犯罪行為に手を染めて金を稼ぎ始めるのだが…。


<作品解説>
ジャッキー映画初のR-15指定作品。
本作を見る前に、最初に頭に入れておきたいのは時代設定です。
背景は、暴対法以前(1992年)からの話で、バブル手前で不法入国が相次いだ時代のものとなっており、そこからかなり長い年月(携帯電話登場くらいまで)が描かれます。
これを踏まえた上で作品を見ると「そういえば、そんなことあったな」というシーンがたくさん出てくるので、このあたりはさすが日本のスタッフが多く関わっているだけはありますね。
ジャッキー主演のシリアス作品といえば「新ポリス・ストーリー」「炎の大捜査線」が真っ先にあげられますが、カンフーアクションを封じたというなら前者がもっともハードな作品です。
そして、犯罪に手を染める役柄といえば初期の作品で「ヤング・タイガー」があり、これはジャッキーが完全にチンピラとなって登場(確か17歳から19歳頃の出演)しています。
というわけで、役柄としては今まで演じたことがないわけではない、と言えますね。
さて、本作は新宿歌舞伎町を舞台に、ヤクザ、中国系マフィア、そして密入国者による最下層の集団など、様々な国籍、立場の人間が入り乱れた抗争がメインとなっています。
むごい仕打ちにあった仲間の復讐、生活基盤の欲しさから手を染めた犯罪…それらは偽造テレカの販売に始まり、窃盗、暴行、そして殺人まで発展します。
今までのジャッキー映画にはない、暴力的かつ流血のシーンが数々あり、壮絶です。
撮影は実際に新宿歌舞伎町で行われ(いくつかは神戸で撮られている)、臨場感たっぷり。
クライマックスに至るまで、長年におけるジャッキー作品とは一線を画した出来といえるでしょう。

<見どころ>
とにかく超人ではないジャッキー。
殴られ蹴られ、ボロボロになって逃げつづけます。
クライマックス、大久保駅前でのシーンは非常に印象的ですね。
とにかく暗い、わずかな明かりは竹中直人でしょうか。

<出演者>
かねてより、アクション俳優ではない演技派として映画に出たいと言っていたジャッキー・チェンですが、まさか本作のようなノワール作品とは意外でした。
ただ、役柄として情に脆い部分などはいつもの感じなので少し残念。徹底して冷酷な感じでも良かった気がします。
竹中直人については、いかにも新宿的な感じですね。
中国語が話せるというのも、なんとなくこの人なら許せる(笑)
本作のキーマンになるのがダニエル・ウー。小心者の阿傑を演じ、その切れた演技は見事です。
加藤雅也は普通過ぎたかな…。
ジャッキーの幼なじみを演じたのはまだ30代のシュー・ジンレイ、ちょっと無理がありますが綺麗な人です。
ファン・ビンビンについてはちょっと勿体なかったですね、役柄的に。

<総評>
香港では撮り尽くされたノワール作品ですが、新宿を舞台にしたところがいいですね。
ジャッキーをはじめとする出演者の演技は見事だし、撮影も文句なしです。
惜しむらくは冒頭がちょっと長すぎたかも…あと30分長くてもいいので、ジャッキーがいかにして犯罪に手を染めるかをもう少し丁寧に描いて欲しかった。
後味は良いとも悪いとも言えませんが、今までとは違うジャッキーを見たいならオススメです。

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by syosei7602 | 2009-05-04 23:59 | ハードボイルド/犯罪
Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
d0030824_150494.jpg『Mr. BROOKS』 アメリカ/2007
監督:ブルース・A・エヴァンス
出演:ケヴィン・コスナー デミ・ムーア デイン・クック
ウィリアム・ハート マージ・ヘルゲンバーガー ダニエル・パナベイカー
レイコ・エイルスワース ルーベン・サンチャゴ=ハドソン



公開時コピー
富も名声も手にいれた男
彼が殺人鬼であることは、誰も知らない


「スタンド・バイ・ミー」の脚本家ブルース・A・エヴァンスによるクライムサスペンス。
出演は「守護神」のケヴィン・コスナー、「チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル」のデミ・ムーア、「サイモン・セズ」のデイン・クック、「バンテージ・ポイント」のウィリアム・ハート、テレビドラマ「CSI」シリーズのマージ・ヘルゲンバーガー、「スカイ・ハイ」のダニエル・パナベイカーなど。
製作にはケヴィン・コスナーも名を連ねている。

<あらすじ>
d0030824_1501250.jpg事業で成功をおさめたアール・ブルックス(ケヴィン・コスナー)は、妻のエマ(マージ・ヘルゲンバーガー)と大学に通う娘ジェイン(ダニエル・パナベイカー)を持つ家族思いで紳士と評判の人物。しかし、彼は殺人依存症により、入念に計画を練り、被害者の血の指紋を残すことから「指紋の殺人鬼」と呼ばれている完全犯罪者だった。
ある夜、遂に我慢の限界に達したアールは以前から目を付けていたカップルを被害者のマンションで射殺するが、カーテンが開いていた事から向かいのビルに住む若い男スミス(デイン・クック)に殺人現場を撮影されてしまう。
d0030824_1502375.jpgスミスに取引を持ちかけられたアール、さらにはジェインが大学を退学すると言いだし、困惑する。
その頃、女性刑事のアトウッド(デミ・ムーア)は、2年ぶりに動き始めた「指紋の殺人鬼」を追い始めていた。彼女は被害者の部屋の真向かいのマンションの住人から聞き込みを始めるが…。

<作品解説>
ケヴィン・コスナーが冷静かつ残酷な殺人鬼に扮したサスペンス作品。
彼は「パーフェクト・ワールド」でも犯罪者を演じましたが、あちらがヒューマンドラマテイストであり根が善人であったのに対し、本作は完全な殺人者を描いたものになっています。
さて、完璧な紳士として振る舞う主人公であり「指紋の殺人鬼」と呼ばれるアール。
品行方正、家族を大切する人物でありながら、綿密な計画を練り上げ、ターゲットを殺したあとに写真撮影をするという二面性を持ったシリアルキラーです。
殺人依存症により、人を殺すことで充実感得る彼は、いわゆるジョイマーダー(快楽殺人者)ではなく、あくまでも「やめられない」人間である事がポイントです。
ストーリーの大半は、盗撮をしたスミス、娘の問題がメインとなり、さらに女性刑事アトウッドからの視点が加わってきます。
殺人のシーンが少なく、シナリオの整合性ありきで進めているのが残念。
終盤の収束は見事、ラストについては…個人的には勿体なかったですね。

<見どころ>
なんといっても完全な計画を練り上げたクライマックスでしょう。
アールを演じるケヴィン・コスナーの不敵な笑みが素晴らしい。

<出演者>
「守護神」から復活を遂げたケヴィン・コスナー。
やっぱりこの人はうまい。
ここにデミ・ムーア(老けた…)、名優ウィリアム・ハートが加わり、引立てています。
スミスを演じたデイン・クックは今ひとつ。
当たり前すぎるというか、役柄的にはまっているんだけどなぁ…個性的ではないです。
娘のジェインを演じたダニエル・パナベイカーはかわいいですね。

<総評>
決して出来が悪い作品ではありません。
きちんとどんでん返しもあるし、配役もなかなか。
されどパンチ力に欠けますね。ラストのインパクトで終われば一番良かった。

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by syosei7602 | 2008-06-03 23:52 | ハードボイルド/犯罪
ドッグ・バイト・ドッグ
d0030824_3514571.jpg『DOG BITE DOG』 香港/2006
監督:ソイ・チェン
出演:エディソン・チャン サム・リー ペイ・ペイ ラム・シュー
    チョン・シウファイ ライ・ユウチョン




公開時コピー
世界は絶望に満ちていた
彼らは孤独しか知らなかった


「カルマ2」のソイ・チェン監督によるノワールムービー。
出演は「ジェネックッス・コップ2」のエディソン・チャン、サム・リー、デビューとなるペイ・ペイ、「ブレイキング・ニュース」のラム・シュー、「エレクション」のチョン・シウファイ、「傷だらけの男たち」のライ・ユウチョンなど。

<あらすじ>
港に殺し屋のパン(エディソン・チャン)が上陸する。
迎えのタクシーで香港の高級レストランへと行き、大量の注文をした彼はあっという間に食べ始める。
そこへターゲットがやってくると、彼は躊躇なく銃弾を撃ち込んで仕留めると出て行く。
問題刑事ワイ(サム・リー)は、現場付近で慌てていたタクシーの後をつけ、パンを見つける。
ベテラン刑事のリン(ラム・シュー)と共に追うが、パンは市民とリン刑事を殺害、駆けつけた警官たちに逮捕される。
怒りを抑えきれないワイ、しかし護送中にパンは手錠から手を抜いて逃走してしまうのだった。
やがて捜査でパンがカンボジアの孤児で、殺し屋として育てられたことが判明、ワイはリンの仇を討つために単独行動に走る。
その頃、パンはゴミの埋め立て地に辿り着き、その場所にあったバラックの様な家で父親に乱暴されている少女ユウ(ペイ・ペイ)を助け出していた。

<作品解説>
久々にハードなノワール作品です。
非常にドライな演出と映像、そして善悪を超越した殺し屋と刑事の追跡劇、ほぼ全編に渡って暴力的な描写がなされます。
刑事のワイは完全に違法捜査を行ないながら、殺し屋パンを追います。そしてパンはまったく無感情に人を殺していく。躊躇するとか余計な前口上は一切無し。
お互いにかなり凶暴な対決になるわけで…信念みたいなものが描かれなかったのは残念なところ。
されど、ケレン味のある演出をとことん省いた上で描かれる人間の闘争本能、アンダーグラウンドの世界などが徹底している様は見事です。
近年稀に見るシンプルな「本能」のシナリオ、そして生きるという証を表わし続けるヒロインの存在は大きな意味を持ってクライマックスに向かいます。
ツッコミどころがあるものの、ノワール作品としては成功といえるでしょう。

<見どころ>
エディソン・チャンが無表情な殺し屋パンを演じ、その狂気に満ちた殺しのシーンは圧巻。
さらに復讐鬼と化したサム・リーが演じた刑事ワイも見事でした。

<出演者>
どちらかというと男前とコミカルな役柄が多いエディソン・チャン。
そんな彼が演じる殺し屋は凄まじい…どんな役にも果敢に挑戦する彼の演技力の高さには脱帽です。
そしてサム・リー。
「ジェネックッス・コップ」シリーズでちょっとずれた刑事を演じた彼もまた、その独特の風貌を活かしたクールな演技を披露してくれました。
本作がデビュー作となるペイ・ペイは、可憐な感じとは裏腹にいきなり体当たりな役柄。
ラム・シューやチョン・シウファイなどの脇役も手堅いです。

<総評>
ジョニー・トー監督のようなエンタメ性が強く残っている作品とは言いがたいのですが、独特の雰囲気が魅力的な作品です。
かなりシュールではあり、暴走の一歩手前まで行っているにも関わらず、作品としての体裁を失っていない。
見る人を選んじゃうかもしれませんが、個人的には好みの作品でした。

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by syosei7602 | 2008-01-02 02:27 | ハードボイルド/犯罪
マッチスティック・メン
d0030824_035573.jpg『MATCHSTICK MEN』 アメリカ/2003
監督:リドリー・スコット
出演:ニコラス・ケイジ サム・ロックウェル アリソン・ローマン
    ブルース・マッギル ブルース・アルトマン
    スティーヴ・イースティン ベス・グラント メローラ・ウォルターズ



公開時コピー
その男、潔癖症の詐欺師。

「グラディエーター」のリドリー・スコット監督によるコメディタッチのクライム・ムービー。
出演は「ゴーストライダー」のニコラス・ケイジ、「銀河ヒッチハイク・ガイド」のサム・ロックウェル、「ビッグ・フィッシュ」のアリソン・ローマンなど。
劇中を流れるフランク・シナトラの曲が効果的。

<あらすじ>
詐欺師のロイ(ニコラス・ケイジ)は極度の潔癖性の上に、広場恐怖症。
相棒のフランク(サム・ロックウェル)と共にちょっとした金を稼いでいた。詐欺をするときのみ、潔癖性を忘れているが、ある日、医者から処方された薬を誤ってキッチンに流してしまう。
どうしようもなくなったロイは、フランクの知合いの分析医クライン(ブルース・アルトマン)を紹介してもらい、彼はなんとか落ち着く。クラインとの会話で別れた妻との話に及び、子供がいるかもしれない事を思い出す。
ロイは妻への電話を分析医に頼み、アンジェラ(アリソン・ローマン)という娘がいること知らされる。
アンジェラと出会う事で、ロイの生活は精神的に安定をはじめ、フランクの持ってきた大きな仕事を快諾するまでになるのだった。

<作品解説>
リドリー・スコット監督のいつものテイストとは違った作品です。
潔癖性で詐欺師という変わった男ロイ。指折りの才能を持ちながらも、大きな仕事はせずに生活できるだけの金を他人からだまし取る日々。
そこに入り込んだのが、14年前に別れた妻との娘アンジェラ。
潔癖性であるが故に、カーペットのチリひとつ許さず、受話器やドアノブは必ず拭き、なぜかシーチキンばかり食べるという、かなり偏った人物です。
さて、そんな2人が詐欺に絡んでいくわけですが、詐欺の構図は実にシンプル。
うまい話を持ちかけて、だまし取るものですが、ロイ自身は「詐欺アーティスト」などと自称し、ちょっとした自責の念にかられながらも、続けていきます。
そんなロイを娘が慕っていく、詐欺シーンと親子のストーリーが見事な絡ませ方は監督ならではの持ち味といえますね。
ラストは綺麗に集約されますが、どう受け取るかは観客次第となります。
本作を読み取るキーワードは「広場恐怖症」「ロイの家にテレビがない」こと。

<見どころ>
薬の切れたロイが病的なまでに掃除をしたり、娘の質問にうなり声を出して考えたりと、とにかく奇抜なシーンが面白い。
そしてクライマックスは言うまでもないです。

<出演者>
作品レベルとしてはかなり軽いノリともいえますが、ニコラス・ケイジのうまさが際だちます。
神経質そうに顔を引きつらせたり、片目だけまばたきしたりと、常にどこか動かしている感じ。
切れた時の表情は相変わらず見事。
相棒フランク役のサム・ロックウェルは若干影が薄いながらも、ロイと対象的な役柄を見事演じています。
娘役を演じたアリソン・ローマンは、ニコラス・ケイジに負けじと表情豊か。

<総評>
本作の良さは俳優達の表情にあるといっても良いでしょう。
ちょっとしたひねりとシナリオの良さが見事な良作です。

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by syosei7602 | 2007-11-20 23:13 | ハードボイルド/犯罪
13/ザメッティ
d0030824_1241586.jpg『13 TZAMETI』 フランス・グルジア/2005
監督:ゲラ・バブルアニ
出演:ギオルギ・バブルアニ パスカル・ボンガール
    オーレリアン・ルコワン フィリップ・パッソン オルガ・ルグラン
    フレッド・ユリス ニコラス・ピグノン ヴァニア・ヴィレール
受賞:ヴェネチア国際映画祭/新人監督賞(2005)
    サンダンス映画祭/審査員大賞(2006)

公開時コピー
13人のロシアン・ルーレット
─それは、運命を狂わせる邪悪なゲーム。


ヴェネチア国際映画祭で絶賛され、見事、新人監督賞を受賞したクライムサスペンス。
監督は本作がデビュー作となるゲラ・バブルアニ。
出演は監督の実弟で本作がデビューとなるギオルギ・バブルアニ、「めざめ」のパスカル・ボンガール、舞台俳優として活躍するオーレリアン・ルコワンなど。
日本ではほぼ無名の俳優が主要キャストを占める。

<あらすじ>
グルジア移民で貧しい家族と共に住む22歳の青年セバスチャン(ギオルギ・バブルアニ)は、家の修理をしながら家計を助けていた。
ある日、ゴドン(フィリップ・パッソン)の家の修理を頼まれた彼は、ゴドンが家計に窮しており、ある仕事の手紙が届けば大金が手にはいると言っているのを耳にする。
しかしゴドンは薬漬けで急死してしまい、偶然から手紙を手に入れたセバスチャンは、同封されていた切符を使ってパリに向かう。そこから、何者かからの連絡によって移動するが、彼のあとを警察が尾行していた。
セバスチャンはやがて暗く深い森に佇む屋敷へと連れて行かれる。
ゴドンが死んだ事で、代りにゲームをすることになったセバスチャン。
そのゲームは13人の人間が輪になって、一斉に銃を撃つロシアンルーレットだったのだ。
欲望にまみれたギャンブラー達によって次々と賭けられていく。

<作品解説>
全編モノクロームで撮影された作品です。
静かに始まり、物語の核心部分に近づくまでそれなりの時間を要しますが、これがまた淡々と進むために、あとから効いてくるんですね。
さながらヒッチコックの映画のような展開です。
主人公のセバスチャンは、「大金が手にはいるかも知れない」という不安定な情報のみを元にゲームへと参加してしまいます。
もちろん、殺人ゲームなわけですから、引き返すことはできない。
13人で行なわれるこのロシアンルーレットのギャンブルは、ただリボルバーに弾を入れて引き金を引くだけではありません。一斉に引き金を引く、というのがこのゲームのクセのある部分になってきます。
さて、本作は先にも書いたとおり全編モノクロで撮影されています。
モノクロは黒か白の微妙な度合いがものを言うため、人物達の表情が陰影によってさらに誇張され、ゲームのシーンでは相当な緊張感がみなぎり、恐怖が伝わってきます。
これはもうホラー映画といっても良いくらいの怖さ。
久々にシナリオのうまさを感じた作品です。
ラストにもう少しひねりがあれば良かったかな。

<見どころ>
やはりゲームの場面は最大のみどころです。
もはや言うこと無し。

<出演者>
本作がメジャーデビューとなるギオルギ・バブルアニは、なかなかの演技。
表情がすばらしい。
その他の出演者は、それなりにフランスの舞台や日本未公開の映画に出演している俳優です。
一応、日本でもビデオスルーなどであるようですね。

既にハリウッドリメイクが決まっていますが、本作の味はなんといってもモノクローム独特の映像感とじっとりとくる緊張と恐怖。
ハリウッドリメイクが成功する鍵はラストによるでしょう。

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by syosei7602 | 2007-11-12 23:59 | ハードボイルド/犯罪
ブレイブ ワン
d0030824_271775.jpg『THE BRAVE ONE』 アメリカ・オーストラリア/2007
監督:ニール・ジョーダン
出演:ジョディ・フォスター テレンス・ハワード
    ナヴィーン・アンドリュース メアリー・スティーンバージェン
    ニッキー・カット ジェーン・アダムス



公開時コピー
許せますか、
彼女の“選択”


「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のニール・ジョーダン監督と2度のオスカーに輝いたジョディ・フォスターによるクライムアクション。
出演は「ハッスル&フロウ」のテレンス・ハワード、「イングリッシュ・ペイシェント」のナヴィーン・アンドリュース、「海辺の家」のアリー・スティーンバージェンなど。

<あらすじ>
ニューヨーク、ラジオのパーソナリティをするエリカ・ベイン(ジョディ・フォスター)は、恋人デイビッド(ナヴィーン・アンドリュース)との結婚を間近に控え、幸せな日々を送っていた。
ある夜、犬を散歩に連れ出た2人は公園にあるトンネルで、ボールを追っていった犬を見失ってしまう。
そんな彼らの前に、犬を捕まえた3人組が現れてからんでくる。そしてデイビッドのちょっとした抵抗に3人は2人に激しい暴行を加えるのだった。
3週間後、意識不明だったエリカが目覚めると、デイビッドが亡くなった事を告げられる。
言いようのない悲しみと辛さから外へ出ることすらもためらう日々が続くが、ようやく決意した彼女は恐怖を払拭したい一心で非合法の拳銃を手に入れる。
自己防衛の為に持ち歩いていたが、ある時コンビニで銃撃現場に遭遇、自身も狙われたエリカは突発的に男を撃ち殺してしまうのだった。
その瞬間から、彼女の中で何かが目覚める。

<作品解説>
ジョディ・フォスター主演の作品としては珍しく暴力をテーマにしています。
恋人を理不尽な暴力によって失った主人公エリカは、外に出ることにも恐怖し、警察の遅々とした捜査に苛立ちます。
一方で拳銃を手に入れた彼女は、凶器を手にすることによって安心感を得ようとしますが、偶然から人を殺し、今までとは違う自分に気が付く…ストーリー展開は結構変化球。
純然たる復讐ものではなく、自身の中にある制御しきれないものを吐き出していく描写がメインであり、理不尽な悪に立ち向かう事でアイデンティティーを確立しつづけようとあがきます。
以前とは違う自分とのギャップに苦しみながらも1つずつ段階を追うごとに馴れていくエリカの心理描写が見事。
さらに彼女だけではなく、暴力に怯える人々の有り様も端々に描かれていきます。
残念だったのはラスト。
いかにも、というハリウッド的な発想に落ち着いたのが残念。別パターンがあるような気もするけど…マーサ刑事が序盤で言ったセリフ(女性の拳銃自殺について)がキーポイントかと思ったのになぁ。

<見どころ>
ジョディ・フォスターにしては珍しく、男っぽい服装がメインです。
彼女の表情はすばらしいですね。

<出演者>
演技派として本作は特異な主人公を演じたジョディ・フォスター、さすがの名演。
刑事マーサ役のテレンス・ハワードは結構重要な役どころなんですが、もうちょっと人物像を濃くしても良かったですね。単なる良い人、というイメージに終始してしまった。

ラストを楽しみにして見たんですが、うーん、練りきれなかった印象。
ジョディ・フォスターの孤高な感じは抜群だっただけに、もう少し意外性が欲しかった。
とはいえ、彼女の主演作品ではここ数作の中で一番の出来でした。

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by syosei7602 | 2007-11-10 23:59 | ハードボイルド/犯罪
スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい
d0030824_0565784.jpg『SMOKIN' ACES』 アメリカ/2007
監督:ジョー・カーナハン
出演:ベン・アフレック アンディ・ガルシア アリシア・キーズ
    レイ・リオッタ ジェレミー・ピヴェン ライアン・レイノルズ
    ピーター・バーグ タラジ・ヘンソン クリス・パイン
    マーティン・ヘンダーソン ジェイソン・ベイトマン コモン


公開時コピー
ターゲットは1人―報酬100万ドル 殺るのは誰だ!?

「NARC ナーク」のジョー・カーナハン監督によるバイオレンスアクション。
出演は「デアデビル」のベン・アフレック、「オーシャンズ13」のアンディ・ガルシア、グラミー賞受賞歌手のアリシア・キーズ、「NARC ナーク」のレイ・リオッタ、「キングダム/見えざる敵」のジェレミー・ピヴェン、「悪魔の棲む家」(2005)のライアン・レイノルズ、「コラテラル」のピーター・バーグなど。

<あらすじ>
マフィア“コーザ・ノストラ”のボスであるスパラッザ(ジョセフ・ラスキン)の家に張り込みをしていたFBI捜査官メスナー(ライアン・レイノルズ)とカラザーズ(レイ・リオッタ)は、盗聴からスパラッザの部下がイズラエル(ジェレミー・ピヴェン)という男の心臓に100万ドルという大金をかけて、スウェーデン人の殺し屋を雇った事を知る。
そのイズラエルという男…通称エースはラスベガスの高級ホテルの舞台を満員にする天才マジシャンだった。彼はマフィア達に気に入られ、やがて自らも独自の組織を作り上げ始める。
しかし、素人の作る組織はマフィア社会に混乱をもたらすこととなり、やがて逮捕されてしまう。
保釈で出るが、FBIはスパラッザの隠された犯罪を暴くためにイズラエルに司法取引を持ちかけていた。
一方、彼にかけられた報奨金の情報は瞬く間に広がり、FBIの他に凄腕の殺し屋達、そして保釈保証人デュプリー(ベン・アフレック)達が彼の隠れているタホ湖のカジノホテルに集まってくるのだった。

<作品解説>
邦題だけみるとコメディっぽいんですが、蓋を開けてみれば、かなりハードなバイオレンスアクションでした。
100万ドルの報奨金を目指して集まる殺し屋は、中国マフィアを壊滅させた事がある2人組の女殺し屋サイクスとシャリス、ヤク中のいかれたトレモア3兄弟、拷問のプロであるアコスト、変装の名人で正体不明の男スート、そして謎のスウェーデン人…。
彼らはもちろん敵同士であり、お互いを殺し合うことを辞さないクセのある連中です。
使う武器は拳銃からライフル、なぜかチェーンソーまであったりして、登場人物が多い割りにはわかりやすいキャラクター達のおかげでストーリー上の判別はそれほど困りません。
されど、どうも話があっちこちに飛びがちな印象が強く、少々強引な謎の組み込み方が残念。
スピード感があるので、中だるみはしないけれど、内容を理解するには結構集中する必要があります。
サントラがとても良いです。

<見どころ>
久々に激しいぶっとんだ銃撃戦を見ました。
ハリウッドに流行りのワイヤーアクションが無かったのが、これまた良かった。
最近見た作品のなかでは「ドミノ」のような感じですね。
本筋とは関係ない濃いキャラクターは笑えます。

<出演者>
主役と思いきやベン・アフレックはそうじゃなかったり、中心となるのはライアン・レイノルズ演じるFBI捜査官です。
レイ・リオッタの渋い演技や、本作がデビューとなるアリシア・キーズは良い味を出しています。
標的となるエース、ジェレミー・ピヴェンはあまり印象がなかったかな。

とりあえず個性的な殺し屋達がブラックユーモアそのもの。
脇役の空手少年?の方が濃いのはどないやねん、と思いつつも予想していなかったハードな展開が楽しめました。
ラストも良いですね。ちょっとイギリスっぽいかも。

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by syosei7602 | 2007-10-19 22:47 | ハードボイルド/犯罪
ローグ アサシン
d0030824_1493050.jpg『WAR』 アメリカ/2007
監督:フィリップ・G・アトウェル
出演:ジェット・リー ジェイソン・スティサム ジョン・ローン
    デヴォン青木 ルイス・ガスマン 石橋凌 
    マシュー・セント・パトリック ナディーヌ・ヴェラスケス



公開時コピー
ローグ、お前は何者なのか?

アクションスター、ジェット・リーと「トランスポーター」でアクション俳優としてしての地位を確立したジェイソン・スティサム共演のサスペンスアクション。
監督は「ナショナルトレジャー」の第2班監督であり、エミネムのPVなどを手がけた気鋭のフィリップ・G・アトウェル。
出演は「SPIRIT」のジェット・リー、「トランスポーター」シリーズのジェイソン・スティサム、「ラッシュアワー2」のジョン・ローン、「ワイルド・スピード2」のデヴォン青木、「パンチドランク・ラブ」のルイス・ガスマン、「g@me.」の石橋凌など。
日本版のエンディングはKREVA。

<あらすじ>
サンフランシスコ、FBIのクロフォード(ジェイソン・スティサム)とトム(テリー・チェン)は伝説の殺し屋ローグを追いつめ、トムの銃撃で海に落ちたローグ(ジェット・リー)は行方不明となる。
だがその数日後、トムの家が襲撃され、彼と妻、そして幼い娘が殺されてしまうのだった。
3年後、トムの復讐を誓うクロフォードはローグの行方を追い続けていた。
そして再びローグの影が…。
ローグは当初、勢力を拡大しつつある日本のヤクザのシロー・ヤナガワ(石橋凌)に雇われていた。しかし、ヤナガワを裏切り、彼の宿敵であるチャイニーズマフィアのリー・チャン(ジョン・ローン)の殺し屋として現れたのだ。

<作品解説>
ハリウッドではかなり軌道に乗っているジェット・リーとジェイソン・スティサムの共演したサスペンスアクション。
アクション俳優2人ということで、どうしても派手な闘いを期待しますが、中身はサスペンス要素が大きくなっています。
伝説の殺し屋ローグとそれを追うFBIクロフォード。
クロフォードは当初、任務の為にローグを追いますが同僚であり親友でもあったトムが一家ごと惨殺されたのを目の当たりにして復讐を誓います。
しかしローグは彼をあざ笑うかのように神出鬼没の動きを見せて翻弄、その行動の裏にある真意こそ、本作の肝となります。
さて、日本のヤクザが登場しますが、これがまた…いわゆるアメリカンな日本イメージ(一昔前よりマシか)。
とにかくアメリカ人って日本刀が頭から離れないんですよね(笑)。
おまけによく分からない日本語を話すジェイソン・スティサム…英語字幕読まないと理解できない不思議な現象を体験しました。
アクションシーンはお馴染みのジェット・リーアクションが、なんと控えめでむしろガンアクション。
イメージ払拭なんですかねぇ。
今までのような映画を期待すると、疑問形が付きまといます。
ラストはもう少し一工夫欲しかったかな。

<見どころ>
アクションシーンというよりは、ローグの真意を追うのが見どころ。
ジェット・リーのクールな悪役ぶりはなかなかのもの。
ケイン・コスギがちょっと出てきて、リーと戦います。
もう少し見せ場欲しかった。

<出演者>
「リーサル・ウェポン4」では悪役としてジェット・リーがハリウッドデビューしましたが、本作ではさらに冷酷なローグを演じています。
彼の屈託のない笑顔が見られないのは、ちょっと残念かも。
ジェイソン・スティサムは、うーん、ありきたりの役柄が残念。
微妙な役柄のデヴォン青木は、あんまし美人じゃないなぁ…日本語のうまさはあったけど吹替えだし(笑)。
石橋凌は英語が良いのに、日本語が…なんでだろう?
ジョン・ローンは目立ってませんでした。

作品としては良くも悪くも佳作。
アクションにしたいのか、それともサスペンス重視なのかがイマイチ。
方向性が今ひとつなのと、ラストは賛否両論ってところです。
個人的には、もう少しかな。
(余談ですが、隣にいた高校生くらいのガキンチョたちがうるさいのなんの。ストーリーが追いつかないので話しをするのと、携帯で時間を気にするとか…始まる前の注意書きも読めないんですかねぇ)

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by syosei7602 | 2007-10-06 23:59 | ハードボイルド/犯罪