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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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カテゴリ:コメディ/パロディ( 53 )
真・女立喰師列伝
d0030824_182099.jpg『真・女立喰師列伝』 日本/2007
監督:押井守 辻本貴則 神山健治 湯浅弘章 神谷誠
出演:ひし美ゆり子 吉祥寺怪人 鈴木敏夫 水野美紀 辻本一樹
川本淳市 安藤麻吹 神山健治 渡辺聡 藤田陽子 和田聰宏
若松武史 小倉優子 池内万作 佐伯日菜子 兵藤まこ
声:内田夕夜


公開時コピー
生きるために、喰う。

「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の押井守監督が独自に作り上げた、立ち食いの無銭飲食=立喰師をモチーフにしたオムニバス作品。
監督は押井守、「ハード・リベンジ、ミリー」の辻本貴則、TVシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の神山健治、デビューとなる湯浅弘章、「日本沈没」の特撮監督の神谷誠。
出演は「シルバー假面」のひし美ゆり子、「ハード・リベンジ、ミリー」の水野美紀、「精霊の守り人」の安藤麻吹、「人のセックスを笑うな」の藤田陽子、「soeur スール/TWILIGHT FILE IV」の小倉優子、「ハミングライフ」の佐伯日菜子、「立喰師列伝」の兵藤まこ。

<あらすじ>
●金魚姫 鼈甲飴の有理
巧みな話術、胸の金魚の刺青を武器に、縁日の飴屋に挑んでは飴を全部持っていくという伝説の女立喰師・鼈甲飴の有理(ひし美ゆり子)。フリーカメラマンの坂崎(吉祥寺怪人)は、引退してしまった彼女の足跡を追い、雑誌『戦後思想』編集長の鈴木敏夫に会いに行く。

●荒野の弐挺拳銃 バーボンのミキ
砂嵐吹きすさぶアリゾナ州ジャップタウン、街のバーでミキ(水野美紀)という流れ者の女ガンマンが常連客とバーボンの飲み比べをしていた。悪酔いした客の1人がミキに絡んでくるが、彼女は銃で脅して引かせる。
それを見ていたのは保安官のフランコ(辻本一樹)と助手のヒロ(川本淳市)。
自動式拳銃は違法だと難癖を付けるが、「男には負けない!」と言うミキは勝負を挑む。ミキは「早撃ちのミキ」と呼ばれる、名うてのガンマンだったのだ。

●Dandelion 学食のマブ
1981年。予知野屋とロッテリアの店長だった神山(神山健治)は、立喰師達と壮絶な戦いを繰り広げて身も心も疲れ果てていた。彼は立喰師がやってくることがないファミレスの店長となる。
休み明けに出てきた店で、店員からいつも午後0時にきてコーヒー一杯で粘っては、難癖を付けて出て行く女がいると聞いた。そして0時に女はやってきた。
それは神山の学生時代のクラスメートで、男子学生から学食をタダ喰いしていた“学食のマブ”(安藤麻吹)だった。神山の胸に過去の記憶が蘇るが…。

●草間のささやき 氷苺の玖実
大人の背丈も超えるほどにのびたトウキビ畑。終わりがあるともしれないその畑に、菓子業者の男達を妖艶な魅力で引き込む玖実(藤田陽子)がいた。彼女が狙うのは金銭ではなく、なぜか菓子ばかりだった。
ある日、氷売りの青年・由起夫(和田聰宏)が通りかかり、いつものように玖実は妖艶な笑みを浮かべるが、何故か氷菓子を受け取らずに消えてしまう。彼女を追った由起夫だったが、それは悲劇の始まりに過ぎなかった。

●歌謡の天使 クレープのマミ
1985年、東京・原宿。若者の中心だった竹下通りを外れた一角に、流行っていないクレープ屋があった。
店長の岡林(池内万作)は日がな一日テレビを見る日々。
ある日、アイドルの卵と称するマミ(小倉優子)が現れ、自分が人気が出て売れる前にキャンペーンガールをするといって、クレープを食べている写真を撮らせようとする。わからないままに流された岡林、しかし写真を撮っている最中に謎の男達がマミを追いかけてきたのだ。
呆然とする岡林、その夜、空腹でよろめくマミを救った岡林は彼女からとんでもない話を聞かされるが…。

●ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子
AD 2052。
地球衛星軌道上を周回する強襲揚陸艦「龍攘 II」から、多数の巨大降下猟兵「FsJ87 "Temjin"(天人)」が地球に向けて射出された。その中の一機に搭乗しているのは、仲間から大佐“カーネル”と呼ばれる、かつてケンタッキーの日菜子(佐伯日菜子)という立喰師だった。
なんとか着陸した日菜子は、砂漠を歩き続ける。

<作品解説>
押井守が自らのライフワークのひとつとしているのが、「立喰師」であり、映像化としての最初の登場は同監督の実写作品「紅い眼鏡」からになります。
「紅い眼鏡」では天本英世演じる立喰師(主にそば屋の立ち食い)が、主人公の都々目に「立ち食い」が法律違反になったというシュールな話をしていました。余談ですが、「紅い眼鏡」はその後「ケルベロス 地獄の番犬」「人狼」というケルベロスサーガの一編として語られることになります。
本作のオープニングは兵藤まこ(ケツネコロッケのお銀)が登場。赤いスカーフをまとっていますが、これは「赤い眼鏡」で出てくるポスターと同じ(「紅い眼鏡」のポスターの美女は兵藤まこ)で、年月をかなり経た続編登場ということですね。
さて、オムニバスということで元の題材は一緒でもかなり自由に作られています。
1.伝説の立喰師を求めるカメラマン、ナレーションと映像だけで美しく撮られています。半ば都市伝説の様な展開がいいですね。
2.日本のアクション女優といえば水野美紀は良い線いっています。華麗なガン捌きが見られる一方、ウケねらいのバー店内の作りや演技は少し辛い。
3.ファミレスで展開する一夜の出来事。実はサスペンスでありながら青春劇もあり…店長を演じる監督の神山健治が怪しすぎる(笑)。
4.本作の中でも出色の出来ともいえます。トウキビ畑という自然でありながら人工的なその世界、男を惑わす妖艶な美女、クライマックスに至るまで見事です。
5.でたらめな近代歴史解釈と陰謀を小倉優子演じるマミが矢継ぎ早に話していくバカさ加減。
アイドル番組の痛い感じが笑えます。
6.いかにも押井守らしいSF作品。
なんかもう、シュールなんだからSFでこんぐらいやんなきゃ的な感じです。
何れの作品も予算の都合で割安感が否めないんですが、やはり「草間のささやき 氷苺の玖実」は抜群でした。立喰師というテーマから、少し離れたところに主眼を置いているというか、女優の魅力が存分に引き出されています。

<見どころ>
各々の作品で異なるのは当然ですが、「立喰師」というものがあって何でもありなところが面白いかと。
なのでどこがどうとは言えません。

<出演者>
ウルトラセブンのアンヌ隊員役として人気を博したひし美ゆり子、アクション女優として少しずつ確立しつつある水野美紀をはじめ、総じて作品規模に比べてレベルは高いかも。
藤田陽子はとにかくいいですね。
小倉優子の意外な出演…というか素みたいなもんでしたが。

<総評>
要するに押井守ワールドなわけです。
押井作品が好きじゃないと受け入れられない世界観、一応区分けとしては「コメディ」に当たるのかな…と考えられます。
他にアニメ版として2作ありますが、果てさてこの「立喰師」サーガはどこまで続くんでしょうか。

<関連作品>
立喰師列伝 (アニメ)
女立喰師列伝 ケツネコロッケのお銀 -パレスチナ死闘篇-
真・女立喰師列伝

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by syosei7602 | 2009-03-15 22:25 | コメディ/パロディ
デトロイト・メタル・シティ
d0030824_1282936.jpg『DETROIT METAL CITY』 日本/2008
監督:李闘士男
出演:松山ケンイチ 加藤ローサ 秋山竜次 細田よしひこ 大倉孝二
岡田義徳 高橋一生 美波 大地洋輔 大谷ノブ彦 鈴木一真
加藤諒 宮崎美子 松雪泰子 ジーン・シモンズ



公開時コピー
僕がしたかったのは…
こんなバンドじゃない!!


ヤングアニマルで連載中の若杉公徳による同名人気コミックの実写化。
監督は「お父さんのバックドロップ」の李闘士男。
出演は「L change the WorLd」の松山ケンイチ、「スマイル 聖夜の奇跡」の加藤ローサ、「あかね空」の細田よしひこ、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次、「コドモのコドモ」の宮崎美子、「容疑者Xの献身」の松雪泰子、ハードロックバンド“KISS”のリーダーで「未来警察」のジーン・シモンズなど。

<あらすじ>
d0030824_1284083.jpgおしゃれな渋谷系ミュージシャンを目指して大分の田舎から上京してきた根岸(松山ケンイチ)は、大学卒業後、なぜか悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ”(DMC)のカリスマボーカル、ヨハネ・クラウザーII世としてデビューしていた。
デスメタルのインディーズ界を騒がすクラウザーII世としての根岸は、デビュー曲「SATSUGAI」のヒットによってカリスマ性を増し、さらに数々の悪魔的伝説を過激なファンによってでっち上げられるばかり。
そんな生活に嫌気がさしながらも、事務所の女社長(松雪泰子)によって強引にライブをさせらd0030824_1285085.jpgれ、一方ではストリートミュージシャンとして路上で歌い続けるも人気はゼロだった。
ある日、CDショップで学生時代に憧れていた同級生の相川由利(加藤ローサ)と再会する。
おしゃれポップソングが好きで、デスメタルを嫌う由利に、クラウザーとしての正体がばれないように慌てる根岸だったが、彼の思惑とは裏腹にDMCはヒットを続けていく。


<作品解説>
原作を読みつつ、実はこれほど実写化が待ち遠しかった作品もなかなかありません。
実写化と知った時は、あのクラウザーを演じられる俳優がいるのか!?と疑ったもんですが、いやはや松山ケンイチのカメレオンぶりはまさに最高潮といっていいでしょう。
さて、本作は原作の主なストーリーを踏襲しながら展開していきます。シナリオの詰め方が若干残念な気がしますが、原作に登場するデスメタル界の帝王ジャック・イルダークとの対バンまでの長さを考えると妥当でしょう。
メタルに詳しい人からすると、DMCはデスメタルではないそうで…まあ、詳細は省くとしてもマニアックな音楽性を持つメタルをここまでピックアップしてしまった原作の力はすごいですね。
そして、絵でしかわからなかった音楽が実際の音楽となって聴けるというのは、実に不思議というか嬉しいというか…。
原作ではほとんど18禁とも言える罵詈雑言と下ネタのオンパレですが、本作は一応誰でも見られるようになっています。ちょっと残念ですが、ここは大人の事情ってところか。
しかし、サプライズとしてKISSのジーン・シモンズが邦画に登場したのは素晴らしい。
これだけで拍手ものです。

<見どころ>
根岸=クラウザーの変貌ぶり、そして根岸の妙な走り方は相当にやられます(笑)。
クライマックスは圧巻のライブシーン。
DMCはエキストラ何人集めたんだ!?

<出演者>
カメレオン俳優、松山ケンイチの弾けっぷりは見事!
うまいですね、本当に。
ヒロインを演じるのは加藤ローサ、個人的には原作のイメージとは違うんですが、かなり可愛いので許せます。
一番のぶっ壊れぶりは松雪泰子でしょうか。「容疑者Xの献身」を見ると、まさに真逆の役柄に脱帽です。本当、いい女優になったなぁ。
DMCのメンバーを演じた秋山竜二もなかなかの変態ぶり、細田よしひこもハマってました。
しかし、アサトヒデタカ役の鈴木一真までよくもまあ見事なキャスティングをしたもんだ。

<総評>
もう少し弾けた展開があっても良かったですね。
若干間延びする部分があったりして、テンポが悪かったのが気になりました。
もっとも、それを補っても余りあるバカっぷりはおもしろかった。
カジヒデキ作曲のポップソングはある意味名曲でした。

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by syosei7602 | 2008-12-11 23:59 | コメディ/パロディ
ザ・マジック・アワー
d0030824_1122449.jpg『THE MAGIC HOUR』 日本/2008
監督:三谷幸喜
出演:佐藤浩市 妻夫木聡 深津絵里 綾瀬はるか 西田敏行
小日向文世 寺島進 戸田恵子 伊吹吾郎 浅野和之
市村萬次郎 柳澤愼一 香川照之 甲本雅裕 近藤芳正 梶原善



公開時コピー
最後に笑うのは誰だ?

「ラヂオの時間」「THE 有頂天ホテル」の三谷幸喜監督によるドタバタコメディ。
監督自らのプロモーション活動と豪華出演陣により、大ヒットした。
出演は「THE 有頂天ホテル」の佐藤浩一、「どろろ」の妻夫木聡、「踊る大捜査線」シリーズの深津絵里、「ICHI」の綾瀬はるか、「釣りバカ日誌」シリーズの西田敏行、「あの空をおぼえてる」の小日向文世、「アンフェア the movie」の寺島進など。

<あらすじ>
d0030824_1124689.jpg港町・守加護。街を仕切るギャングのボス、天塩(西田敏行)の愛人・マリ(深津絵里)の浮気相手になってしまった手下の備後(妻夫木聡)は、事がばれて海に沈められそうになる。
しかし、ボスが「デラ富樫」という伝説の殺し屋を捜しているという話を聞いた備後は助かりたい一心で思わず、居場所を知っていると言ってしまう。
天塩は5日以内に連れてくれば許すと言い、備後は辛うじて助かるが伝説の殺し屋の居場所などを知るはずもなく慌てふためくのだった。
備後は考え抜いた末、全く売れていない俳優・村田d0030824_112575.jpg(佐藤浩市)に目を付け、彼を身代わりにすることを思いつく。新人監督を装って村田に接触した備後は、なんとか村田とマネージャーの長谷川(小日向文世)を丸め込み街へ連れてくることに成功。
さらに、街で偶然行われていた撮影を自分の機材だと言い張り、その他のカメラは隠し撮りしていると誤魔化して天塩に引き合わせるが…。


<作品解説>
コミカルで秀逸な脚本を書く三谷幸喜の監督4作目です。
えー、正直なところ、かなりおもしろかった。ノスタルジックな物語の舞台を背景に、映画に対してのこだわりが見られます。
名監督ビリー・ワイルダーや市川昆へのリスペクトと、数々の映画のオマージュなどを詰め込み、三谷流のユーモアで笑わせてくれます。
前作の「THE 有頂天ホテル」が今ひとつだったので、期待値半分で見ていたのですが佐藤浩市のバカバカしいほどくどい演技、とぼけた感じの西田敏行など、舞台劇を彷彿とさせる演出で楽しませてくれます。
さて、映画撮影とだまされて連れてこられた三流俳優の村田は、伝説の殺し屋・デラ富樫を演じて数々のトラブルを引き起こします。
しかし、彼をだましていた備後の嘘により事態は悪化する一方、嘘が嘘を呼んでいく…というわけですが、若干冗長的な部分がありつつも小ネタで笑わせながら、ストーリーは進みます。
基本的には、舞台劇なんですよね、三谷作品は。
限られた空間の中で起こる人間模様とトラブル、そして笑い。
本作はその舞台劇のディテールにこだわったとも言えますが、これを映画ならではの演出で完成させちゃうところに面白さがある。
映画撮影の小道具、大道具、特殊効果を映画のなかにそのまま描く、逆転の発想とも言うべきおもしろさです。

<見どころ>
佐藤浩市演じる村田、自分だけ蚊帳の外にいるのに中心にいると思いこんで演じ続ける…このボケっぷりには笑わせて頂きました。
そして秀逸な美術。
現代劇なのに、あえてクラシカルにこだわったところが心憎い演出です。

<出演者>
三谷作品における佐藤浩市は三枚目がよく似合う(笑)。
妻夫木聡の軟弱ぶりや、深津絵里の気だるい感じなど、映画の雰囲気をよく表しています。
場を引き締めるのが、強面の寺島進。
また、劇中劇の中で中井貴一、谷原章介、鈴木京香、さらに三谷作品でおなじみの唐沢寿明が出ているのも見逃せません。

<総評>
ヒットすると必ず批判を受けるものですが、本作は総じて完成度が高かったと思います。
舞台劇風の映画は映画ではない、という人もいますが、それならばミュージカルもステージでやるべき、という話になります。
映画としての体裁を考えて見る人は楽しめませんが、映画館で見たときはほぼ満員、そして笑いが絶えませんでした。
映画はエンターテイメント、楽しめればなんだっていい、と思わせる作品でした。

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by syosei7602 | 2008-11-27 23:59 | コメディ/パロディ
トロピック・サンダー/史上最低の作戦
d0030824_1355551.jpg『TROPIC THUNDER』 アメリカ/2008
監督・出演:ベン・スティラー
出演:ジャック・ブラック ロバート・ダウニー・Jr
ブランドン・T・ジャクソン ジェイ・バルチェル ダニー・マクブライド
スティーヴ・クーガン ビル・ヘイダー ニック・ノルティ



公開時コピー
ここまで演るか!?

コメディ俳優として名高いベン・スティラーが監督・主演をつとめたブラックユーモアたっぷりのコメディアクション。
出演は「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラック、「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr、「ロール・バウンス」のブランドン・T・ジャクソン、「ミリオンダラー・ベイビー」のジェイ・バルチェル、「マリー・アントワネット」のスティーヴ・クーガン、「ホテル・ルワンダ」のニック・ノルティなど。
その他、トム・クルーズ、マシュー・マコノヒー、トビー・マグワイア、クリスティーン・テイラー、ジョン・ヴォイト、ジェニファー・ラヴ・ヒューイットなどがカメオ出演している。

<あらすじ>
d0030824_13683.jpgベトナム帰還兵の英雄フォーリーフ(ニック・ノルティ)の手記を元にした映画「トロピック・サンダー」の撮影が、ベトナムで行われていた。
出演はかつてはアクション映画で一世を風靡した落ち目のタグ(ベン・スティラー)、下ネタ映画からの脱却を図るジェフ(ジャック・ブラック)、オスカー5度の受賞ながらも役になりきり過ぎるカーク(ロバート・ダウニー・Jr)、過激なラッパーのアルパ・チーノ(ブランドン・T・ジャクソン)、若手俳優のサンダスキー(ジェイ・バルチェル)などのくせ者揃い。
撮影開始5日目にして予算をオーバーしてしまい、イギリスの新人監督デミアン(スティーヴ・クd0030824_1362774.jpgーガン)は、冷酷非情なプロデューサー(トム・クルーズ)から罵詈雑言を浴びせられた挙げ句、制作中止の勧告まで追い込まれる。
撮影に帯同していたフォーリーフは、出演者たちがまとまるためには本物の恐怖が必要だと進言し、デミアンはそれに賛同する。
かくして出演者たちはデミアンと共にジャングルに降り立つが、そこは麻薬組織が仕切る黄金の三角地帯だった。

<作品解説>
おバカ映画といえばこの人!というくらいに近年のハリウッドにおいてコメディ作品のヒットと飛ばすベン・スティラー。
監督業としては4作目、とはいってもまあいつものノリなわけですよ(笑)。
さて、本作は「プラトーン」「ランボー」「地獄の黙示録」「プライベート・ライアン」などなど、数々の名作のシーンをパクり、茶化し、ちょっとグロいシーンもなんのその。
おまけにほとんどの出演者たちが下ネタを連発。
一見めちゃくちゃに見えながらも、意外とシナリオの筋はしっかりしています(そこはベン、ちゃんと押さえてる!)。
そして登場人物たちもバカバカしさ溢れる設定。
1作目のアクション映画がヒットした為に続編に頼り切って落ちてしまったタグを始め、オナラ映画という下ネタ作品を作るジェフ(出演者が全員同じというネタはエディ・マーフィー?)、オスカー5度という現実的にありえない俳優で黒人になりきったカークなど、とにかくキャラ設定からしてかなりおバカです。
そんな設定に付け加えて、冷酷かつ下品、ハゲ頭でメタボなトム・クルーズや、軽薄さをやらせたらピカイチのマシュー・マコノヒーなどが盛り上げてくれます。
残念なのは「意外」としっかりしたシナリオのため、中盤はちょっと盛り下がり気味。もっと矢継ぎ早にギャグがあっても良かったような気がします。

<見どころ>
本編に入る前の映画内の予告編もかなりバカバカしいながらも、手の込んだ作り。
そしてかなりすごい爆破シーン、あとはなんといってもパロディとカメオ出演者達でしょう。

<出演者>
相変わらず濃い顔のベン・スティラーは顔がよく動く。マジメな顔をしたらなかなかいけてるんですけどね。
ジャック・ブラックは悪ノリ感がもう一つ。もっと爆発してくれたら良かったなぁ。
一番はやっぱりロバート・ダウニー・Jr。
胡散臭さ抜群、ある意味一番暴走してるし…。
トム・クルーズのぶっ壊れ具合は良い感じです。マシュー・マコノヒーに至ってはアホみたいに口を半開きにしてたりして。
その他のカメオ出演者達は是非探してみてください。

<総評>
ベンといえばオーウェン・ウィルソンなんですが、本作は出ていなかったのはちょっと残念(おそらくプライベートなゴタゴタで無理だったんだろう…)。
出演者達以外に良かったのは音楽のチョイス。
ほとんどが一度は耳にしているだろうという曲が多く(それらはベトナムの戦争映画で使われていたと思う)、エンドロールも結構聞き応えがあります。
B級感たっぷりの本作、DVDでも良いけどあえて映画館で、とオススメしたいですね。

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by syosei7602 | 2008-11-23 23:59 | コメディ/パロディ
タロットカード殺人事件
d0030824_0533562.jpg『SCOOP』 イギリス・アメリカ/2006
監督・出演:ウディ・アレン
出演:スカーレット・ヨハンソン ヒュー・ジャックマン
イアン・マクシェーン チャールズ・ダンス ロモーラ・ガライ
フェネラ・ウールガー ジュリアン・グローヴァー



公開時コピー
恋の行方も、犯人も、
タロットカードだけが知っている…。


「マッチポイント」に続いて、ウディ・アレンとスカーレット・ヨハンソンが組んだコメディサスペンス。
本作ではウディ・アレンが監督と出演を兼ねている。
出演は「ブラック・ダリア」のスカーレット・ヨハンソン、「X-MEN」シリーズのヒュー・ジャックマン、「美しい人」のイアン・マクシェーンなど。

<あらすじ>
d0030824_0534527.jpg敏腕新聞記者ジョー(イアン・マクシェーン)は病死し、死神の船に乗っていた。そこで彼は、ロンドンを騒がせているタロットカード連続殺人事件の犯人の名前を聞き、なんとかしてそれをスクープにしようと考え始める。
ブルックリンの女子大生でジャーナリズム専攻のサンドラ(スカーレット・ヨハンソン)は、有名な映画監督に会いに友人を頼ってロンドンにやってくる。しかし、取材は空振り、あきらめた彼女は友人の家族と共に三流マジシャンのシド(ウディ・アレン)のショーを見に来る。
そこでサンドラはシドに指名され、人体が消える箱に入れられるが、なんとそこにジョーが現れスクープをものにしろと言われるのだった。
大スクープの可能性にサンドラは浮き足立つ。ショーが終わった後、シドに会いに来たサンドd0030824_0535496.jpgラはスクープを話すが相手にしてもらえない。しかし、再び現れたジョーの幽霊を同時に見たことでシドは渋々つきあうことになる。
ジョーの言う犯人とは、上流階級にいる貴族で政界進出を狙うピーター・ライモン(ヒュー・ジャックマン)。なんとかピーターに近づこうと考えた2人だったが…。

<作品解説>
「マッチポイント」で意気投合したウディ・アレンとスカーレット・ヨハンソン。本作では、ヨハンソンの希望でウディ・アレンとの共演が実現。アレンもまた、ヨハンソンありきで脚本を書いたようで、とにかく彼女が完璧なメインとして据えられています。
さて、本作は殺人事件と言いながらもコメディが8、サスペンスが2といった割合になっています。ジャーナリスト気取りでやってきた女子大生サンドラは、取材を申し込んだ映画監督といきなり寝ちゃうという、若干軽い感じで登場。
一方、マジックなのかどうか微妙なショーを見せる老マジシャンのシドは、ほとんど強制的に取材に巻き込まれていきます。
しかし、ここはアレン。セリフ全体がウィットに富んだジョーク尽くし。ヨハンソンはほどよい艶っぽさでとにかくかわいい。このデコボココンビは、超セレブなピーターの周りをかぎ始めるも、あっさりと恋愛モードに(笑)。
おまけに殺人事件といっても、メディアでわかるだけで殺人事件のシーンなどは皆無な上に、登場人物もメイン3人以外は全てオマケみたいなもんです。
要するにピーターが犯人か、そうではないかという部分に徹底的に絞っており、そのお陰でサスペンスとしても甘さはあるものの、テンポの良い展開で飽きさせません。

<見どころ>
とにかく細い女優が増えていく中で、彼女はほどよい感じのセクシーボディ。
ほとんど眼鏡をかけていたりと、なんだかマニアックです(笑)。
つまり、彼女が見どころですね。
あと、ヒュー・ジャックマンのスーツ姿は文句なしに格好いい。

<出演者>
とにかくスカーレット・ヨハンソン…「ロスト・イン・トランスレーション」のかわいらしさから、すごく色気がある女優に変わってしまいました。個人的にはどっちも好きだけど。
ウディ・アレンとのコンビ感が良いのか、自由に演技しています。
ヒュー・ジャックマンは男前、イギリス貴族というイメージにぴったり。
最近はあまり出演作が思いつかないけど、もっと出て欲しい俳優の1人です。
ウディ・アレンはねぇ、本作の時は70歳ですよ…元気です。

<総評>
アレンとヨハンソンの掛け合いがとにかく楽しい。
ストーリーはぶっちゃけて言うとサスペンス要素なんてオマケです。
そしてラストは…うーん、ブラックだ。
ユーモアにあふれた作品です。

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by syosei7602 | 2008-04-17 23:59 | コメディ/パロディ
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
d0030824_29452.jpg『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』 日本/2007
監督:吉田大八
出演:佐藤江梨子 佐津川愛美 永作博美 永瀬正敏 山本浩司
土佐信道 上田耕一 谷川昭一朗 吉本菜穂子 湯澤幸一郎
受賞:ブルーリボン賞/助演女優賞(2007)



公開時コピー
「あたしは特別。絶対に人とは違う。」
「やっぱお姉ちゃんは、最高に面白いよ。」


芥川賞候補にも挙がった本谷有希子の同名舞台劇を「SO-RUN MOVIE」の吉田大八が初の長編として監督。
出演は「CUTIE HONEY キューティーハニー」の佐藤江梨子、「奈緒子」の佐津川愛美、「人のセックスを笑うな」の永作博美、「姑獲鳥の夏」の永瀬正敏など。
主題歌はチャットモンチー。

<あらすじ>
d0030824_291529.jpg北陸にある山間部の小さな村。和合家の老夫妻が亡くなり、長女の澄伽(佐藤江梨子)が東京から帰ってくる。4年前に女優を目指して上京はしたものの、自意識ばかりが強く、鳴かず飛ばず…そしてその原因は妹の清深(佐津川愛美)が過去に起した事件が原因だと逆恨みしていた。
そんな澄伽を兄の宍道(永瀬正敏)はほとんど黙認し、彼の妻でお人好しの待子(永作博美)は不思議な面持ちで見ていた。
d0030824_292415.jpg傲慢な澄伽は清深に八つ当たりを繰り返すが、清深はそんな目に遭いながらも次第にある行動を再開する。一方、澄伽は雑誌で見た気鋭の映画監督・小森哲生(土佐信道)に手紙を書き始め、なんとか映画への出演を取り付けようと画策するのだが…。


<作品解説>
タイトルからして最初はコミックが原作なのかと思いこんでいたのですが、実は舞台だった…というのが正直驚きました。とはいっても、ほぼ家の中で物語が進むので、そのあたりが名残なんでしょう。
さて、予告編で見たときはもっとDVな作品かと思ったのですが、それほどでもなかったですね。
傍若無人の姉、黙りこくる兄、姉におびえる妹、超お人好しでずれた感性の兄嫁…の4人が本作のメインキャラクターになります。それぞれが互いに対しての悩みを抱いており、方向性のまったく違う形で感情を発散していきます。
田舎の村という限定された空間で起きるトラブル、広まる噂なども多少なりとも出てくるのですが、あくまでも家族間の話に終始しているためキャラ設定がしっかり固まっています。
正直言って、あれだけのトラブルがあったら村から逃げ出すんじゃないかと思ったりもするんですが…まあ、そこは触れちゃいけないところでしょう。登場人物たちの性格設定がかなりずれまくっているために成り立つところですから(そもそも始まりからしてかなりおかしすぎる)。
監督の吉田大八は本作が長編デビューだそうですが、カメラワークや屋外の鮮やかな映像、それとは対称的な室内の撮り方がなかなか秀逸。
佐藤江梨子が体を張るエロさなんか見事です。

<見どころ>
主だってこれといった見どころはあんまりないんですが、クライマックスはかなり秀逸。
ついでにかなり笑えました。
やっぱりいかれた登場人物たちの結末は悲しいのか切ないのか、はてさて。
永作博美演じる待子の怪しげな歌が耳から離れません(笑)

<出演者>
サトエリの作品って実はこれが初めて。特にうまいというわけじゃないけど、存在感はありますね。妹を演じた佐津川愛美もうまいけど、やっぱり永作博美にやられました。
2007年度はかなり大躍進の永作博美のうまさは突出しています…というのも、この人ってかなり童顔なのに、それぞれのキャラクターを演じ分けてしまう。固定イメージがつかないのが凄い。
そして永瀬正敏は良い味出してます。この人はクールな役柄よりも、ちょっと泥臭いイメージが似合います。

<総評>
ヒネリを入れたクライマックス。まさかこのストーリーでそうくるか!と。
見事にやられました。
もう少し、馬鹿やっちゃっても良かったのではと思いつつ、個人的にはオススメです。

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by syosei7602 | 2008-04-07 23:59 | コメディ/パロディ
ホールドアップダウン
d0030824_0551041.jpg『HOLD UP DOWN』 日本/2005
監督:SABU
出演:坂本昌行 長野博 井ノ原快彦 三宅健 森田剛 岡田准一
香椎由宇 伊藤歩 古田新太 森本レオ 宮崎吐夢 伊武雅刀
高橋ひとみ 椎名英姫 日村勇紀 設楽統



公開時コピー
鍵を握るのは誰だ?!

V6全員が主演したコメディ作品。
監督は「ハードラックヒーロー」でV6と組んだSABU。
出演は「DEATH NOTE」の香椎由宇、「親指かくし」の伊藤歩、「サイドカーに犬」の古田新太、「学校の階段」の森本レオ、「舞妓 Haaaan!!!」の日村勇紀など。

<あらすじ>
d0030824_1125678.jpgサンタクロースの格好をして銀行を襲った佐川(三宅健)と木俣(井ノ原快彦)は大金を持って外に出るが、逃走用の車はレッカーされていた。
あわてた2人は地下鉄のコインロッカーに金を保管することを思いつくものの、財布は車の中…そこで2人は地下街で1人歌っていたストリートミュージシャンの沢村(岡田准一)から小銭を巻き上げてロッカーにしまうが、沢村に追いかけられたあげく鍵を落としてそれを盗られてしまうのだった。
駅の交番にやってきた沢村は被害を訴えるが、そこで彼はサンタクロースの格好をした銀行強d0030824_1131374.jpg盗の話を聞くと、ロッカーの鍵が金の隠し場所だと感づいて狂喜して走り出す。
そんな彼を猛スピードで走行中の覆面パトカーが撥ねてしまう。
刑事の木場(坂本昌行)と運転していた星野(長野博)、誰も見ていなかったことを良いことにどこかに捨てようとするが…。

<作品解説>
V6の面々が個性的なキャラクターで登場、シュールな展開が持ち味の作品です。
不良刑事にスピード狂の刑事、間抜けな銀行強盗、時代遅れの格好をしたストリートミュージシャン、そして信心深いトラック運転手とジャニーズらしからぬキャラ分けはなかなかです。
変にかっこつけないところが良い、というよりもV6自体がバラエティ色が強いために出来たといえるでしょう。
さて、本作はそんなキャラクター達がコインロッカーの鍵を巡ってドタバタを繰り返すんですが、終盤直前まではテンポ良く進んでおもしろい。
ところが終盤は…うーん、収拾つかなくなったのかなぁ。もっとはじけてしまえばこういう展開もありだったんだけど(元ネタは「フロム・ダスク・ティル・ドーン」か?)。
変に流行のアクションを取り入れた感が否めず。
キャラクターの個性が強かっただけに、残念な出来になってしまいました。

<見どころ>
主役の6人よりもバナナマン日村演じる通り魔がおもしろい。
存在感でかすぎ、そしてもっと出て欲しかった(笑)。
長野博の壊れっぷりもなかなかでした。

<出演者>
坂本昌行が若干、大泉洋に見えたのは気のせい?気のせいですね…。
井ノ原快彦と長野博は個性が強く、三宅健はねぇ…存在感がやっぱり薄いんだよな。
岡田准一は妙な名演でした。
森田剛の運ちゃんは結構はまってます。
香椎由宇の婦警姿はよいかもしんない。

<総評>
終わりよければ…という言葉はまさしく真実ですが、その逆もまたしかり。
終盤だけが唐突過ぎて頂けなかったな。
もっと早めに展開していれば全く違った意味でおもしろかったかもしれない。
まあ、V6のファンなら見ても良いんじゃないかなと言える程度ですね。

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by syosei7602 | 2008-03-10 23:47 | コメディ/パロディ
マスク2
d0030824_1245763.jpg『SON OF THE MASK』 アメリカ/2005
監督:ローレンス・ガターマン
出演:ジェイミー・ケネディ  アラン・カミング トレイラー・ハワード
ボブ・ホスキンス ベン・スタイン カル・ペン スティーヴン・ライト
リアム・ファルコナー ライアン・ファルコナー  ライアン・ジョンソン
受賞:ラジー賞/ワースト・リメイク・続編賞(2005)


公開時コピー
再び、世界中が大フィーバー!!

ジム・キャリーとキャメロン・ディアスの出世作となったナンセンスコメディの続編。
監督は「キャッツ&ドッグス」のローレンス・ガターマン。
出演は「スクリーム」シリーズのジェイミー・ケネディ、「スパイキッズ」シリーズのアラン・カミング、テレビドラマ「名探偵モンク」シリーズのトレイラー・ハワード、「ダニー・ザ・ドッグ」のボブ・ホスキンスなど。

<あらすじ>
d0030824_1251097.jpg友人の赤ん坊を見に行ったティム(ジェイミー・ケネディ)と妻トーニャ(トレイラー・ハワード)。赤ん坊のかわいさに、トーニャは子供が欲しいと言うが、アニメーター志望ながらも気弱な為に出世からはほど遠いティムははぐらかす。
同じ頃、いたずらの神様ロキ(アラン・カミング)は父神オーディーン(ボブ・ホスキンス)から、マスクの回収を命じられていた。
一方、ティムはなんとか出世したいと思い立ち社長に直訴して、アイディアさえあれば、という話に一縷の望みを見いだす。
ある日、会社の仮装パーティに着けていくマスクをなくした彼は、愛犬のオーティスが拾ってきた奇妙なマスクを被ることに。d0030824_125372.jpgその瞬間、彼は大胆でセクシーな緑色の男へと変身。パーティで一暴れして一躍ヒーローに。
さらにそのままの勢いでトーニャと一夜を過ごす。
次の日、社長に呼ばれたティムは、あの緑色のキャラクターをアニメにしたいと言われ、念願かなって仕事を任され、さらにトーニャは妊娠したことを告げられるのだった。

<作品解説>
前作はジム・キャリーが自らの顔芸と体を張った演技で大ヒットしました。緑色の顔と奇抜な動き、さらにCGを駆使した特殊効果は抜群で実写とアニメの微妙なバランスが良かったのですが…本作はそれら前作のナンセンスな部分をマスクの子供が誕生して、暴れ回るというパターンで落ち着かせています。
もっともストーリー的なつながりはなく、単純にロキのマスクという共通点があるだけ。
主人公ティムがマスクを被って暴れるのはほとんど序盤と終盤の一部のみ。あとはひたすらロキと赤ん坊のどたばたっぷり、そして巻き込まれていくティムが描かれます。
飼い犬がマスクを被ったり、赤ん坊が暴れるのはそれなりの楽しさがあるんですが、前作に見られたようなナンセンス&ブラックな部分がすっぽりと抜け落ちて、単純にマンガ的な展開に終始してしまったのは残念。
前作の印象が強いために、本作のあり方があまりにも…そんなわけでラジー賞にノミネートされてしまいましたが。
されど、単体として見た場合は単純に楽しめるコメディ作品になっています。ストーリーが破綻しているわけではなく、むしろ微妙な親子関係?からハッピーエンドに至るまで、それなりに楽しめますね。テレビ放映で見ましたが、一番の問題は吹き替えをタレントにしてしまったことでしょう。

<見どころ>
史上最強にパワフルな赤ん坊のひねぶりが抜群。
不自然過ぎて素直に笑っちゃいます。

<出演者>
実はそれなりの出演作があるジェイミー・ケネディ。マスクの時はやたらと顎が長いのはなぜ!?ジム・キャリーは顔芸がすごいけど、この人はへたれっぷりが見事です。
神様ロキを演じたアラン・カミングは独特の風貌とパンク姿がぴったり。
ティムの妻トーニャを演じたのは「名探偵モンク」シリーズの2ndシーズンから出演しているトレイラー・ハワード。この人、結構キレイです。公開当時に40歳近かったようには見えないですね。

<総評>
続編としてはかなり酷評されてしまいましたが、ドタバタコメディとしてはそれなりじゃないかと思います。
しかし、子供ができるシーンとか微妙にお子様には見せられないよなぁ。

<関連作品>
マスク (1作目)
マスク2 (2作目)

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by syosei7602 | 2008-02-13 23:05 | コメディ/パロディ
監督・ばんざい!
d0030824_3191057.jpg『GLORY OF THE FILMMAKER』 日本/2007
監督:北野武
出演:ビートたけし 江守徹 岸本加世子 鈴木杏 吉行和子
宝田明 藤田弓子 内田有紀 木村佳乃 松坂慶子 大杉漣 
寺島進 六平直政 渡辺哲 井手らっきょ モロ師岡 菅田俊
石橋保 蝶野正洋 天山広吉
ナレーション:伊武雅刀

公開時コピー
映画を愛する全人類に捧ぐ
ウルトラ・バラエティ・ムービー


北野武が監督としての自分を一度壊す、という意味合いで自らをフィーチャーした異色作。
同時上映された3分のショートムービー「素晴らしき休日」がDVD版に収録されている。
出演は「俺は、君のためにこそ死ににいく」の江守徹、「HANA-BI」の岸本加世子、「椿三十郎」の鈴木杏、「佐賀のがばいばあちゃん」の吉行和子、「クワイエットルームにようこそ」の内田有紀など。

<あらすじ>
映画監督・北野武(ビートたけし)は「二度とギャング映画を撮らない」と言ったために、これまで撮ったことのない作品を手がけることに。
彼がまず挑戦したのは小津安二郎映画のような日常的な人情劇。しかし、淡々とした作品の中に小津映画に見られた美しさはなかった。
その失敗から離れて、今度は流行の恋愛映画に挑む。
記憶をなくした中年男と美女(内田有紀)とのラブストーリー。しかし、次々と失敗の元が北野監督の作品にオチをつけていく。

<作品解説>
ビートたけしが監督としての自分を語る作品です。
北野武が今まで手がけてこなかった、小津風人情劇、恋愛、流行の30年代が舞台の作品、ホラー、時代劇、SFなどなど。
ぶっちゃけていえば、すべてシュールなコント映画です。前提にあるのは、北野監督がギャング映画以外では失敗するというオチ。
されど短い中に様々なジャンルに挑戦し、名監督や名作へのオマージュなども含めてそれを自らへの皮肉に転ずるあたりは北野武らしいですね。
全体を見れば、北野監督の自慰的な意味合いが強いけれど、シンプルに楽しむための作品です。
そういえば井出らっきょの博士ネタは「究極超人あ~る」のOVA版と被っているような…まさか、って感じだけど。

<見どころ>
なんといっても内田有紀の美しさ。
そして江守徹の馬鹿っぷりはありえないくらいです。
作品としてすごかったのが30年代映画。まさに混沌とした30年代の凄まじさ…北野武が三丁目の夕日を撮ったらかなりバイオレンスだろうなぁ。

<出演者>
ビートたけしは相変わらずな感じです。まあ、この人はうまいって訳じゃなく雰囲気で演じる人です。
そして、内田有紀は色気が出ましたね。久々の映画出演、はっきり言ってこの人見るだけでも価値ありです。
江守徹のはじけ方と井出らっきょのマッドサイエンティストぶりだけで良いかもしんない。

<総評>
まあ、ギャング映画じゃなくてギャグ映画です。
今までの北野作品と期待して見てはダメですが、ギャグやコントとして見るのが一番。
また、「素晴らしき休日」は3分の中に込められたシュールさが見事です。

<関連作品>
素晴らしき休日 (同時上映/DVD特典)

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by syosei7602 | 2008-02-09 23:20 | コメディ/パロディ
プロジェクトBB
d0030824_2155785.jpg『ROB-B-HOOD』 香港/2006
監督:ベニー・チャン
出演:ジャッキー・チェン ルイス・クー マイケル・ホイ ユン・ピョウ
    カオ・ユアンユアン シャーリーン・チョイ キャンディ・ユー
    テレンス・イン チェリー・イン テレサ・カーピオ



「香港国際警察/NEW POLICE STORY」のベニー・チャン監督によるコメディアクション。
ジャッキー・チェンとマイケル・ホイが「キャノンボール」以来、26年ぶりの共演をしたことで話題になった。
出演は「エレクション」のルイス・クー、「拳神/KENSHIN」のユン・ピョウ、「スパイシー・ラブスープ」のカオ・ユアンユアン、「ドラゴン・プロジェクト」のシャーリーン・チョイなど。

<あらすじ>
サンダル(ジャッキー・チェン)、フリーパス(ルイス・クー)、大家(マイケル・ホイ)の3人は凄腕の泥棒チーム。いつも手際の良い仕事をするが、サンダルはギャンブルで負けてばかり、フリーパスは妻がいるにも関わらず金持ちの女性に貢ぐ毎日、大家は情緒不安定の妻と2人暮らし。
それぞれに問題を抱えた3人は、ある日時を同じくして不幸のどん底に落ちてしまう。そんな時、大家が請け負った仕事は700万ドルの大金が手に入る大仕事。
サンダルとフリーパスは仕事の中身も聞かずに大家の提案に乗ってしまう。
ところが、その仕事は富豪リー家の赤ん坊を誘拐することだった。
殺人、強盗、誘拐はしないと誓っていた3人は成り行きで赤ん坊をさらうことに…さらに間の悪いことが続いてしまい、大家は警察に捕まってしまう。

<作品解説>
タイトルの「プロジェクトBB」は邦題なので、過去の「プロジェクトA」とは全く関係ありません。
まあ、受け狙いということでしょう。
さて、ジャッキーとベニー・チャン監督のコンビが再び、さらにマイケル・ホイ、ユン・ピョウという香港映画80年代を代表する俳優が久々の顔合わせ。
そこに中堅俳優のルイス・クーが参加しています。
中身はほとんどコメディで、今までのジャッキー映画と違うところは派手なアクションがほとんど無いところ。小技中心で構成され、小気味よい展開が続いていきます。
今回はジャッキーがギャンブル漬けのどうしようも無い男として登場、相棒のルイス・クー演じるフリーパスも女たらしと出てくるキャラクターはどっかしら世間からずれている設定です。
しかし、そんな彼らも赤ん坊となると勝手が違う…「スリー・メン&ベビー」を彷彿とさせるようなドタバタとそれぞれの家族愛が描かれ、すこし懐かしさを感じさせます。
人情劇とも言える展開で、ジャッキー映画としては小粒ながらも、楽しませてくれる作品ですね。

<見どころ>
赤ん坊の世話に右往左往する様は大体想像が付くのですが、本作に出てくる悪人連中が結構人情脆い。
非情な悪人が出てこない展開はなかなか。
あと、ニコラス・ツェーとダニエル・ウーがちょっと出てきますが、オチはかなり笑えました。

<出演者>
やはり歳を取ったなあと思わずにはいられないのはジャッキー、ユン・ピョウ、マイケル・ホイの3人。ユン・ピョウは本当にちょいちょい出てくるだけで、残念。もっとアクションを披露して欲しかった(結構太ったみたいで一瞬わからんかった)。
ヒロインを演じるのはカオ・ユアンユアン、この人はキレイでかわいい!
久々に注目できそうな女優です。
シャーリーン・チョイはもはや香港におけるジャッキー映画ではお馴染みになりましたね。

<総評>
作品としての出来は悪くありません。しかし、思ったより時間が長かったのが気になりました。
まあ、久しぶりの顔ぶれが一番の売りと言えるので、ファンはおさえるべきかな。
肩の力が抜けた感じなので、かるーく見て楽しみましょう。

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by syosei7602 | 2007-12-28 23:41 | コメディ/パロディ