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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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カテゴリ:ミュージカル/音楽/ダンス( 15 )
BECK
d0030824_3193664.jpg『BECK』 日本/2010
監督:堤幸彦
出演:水嶋ヒロ 佐藤健 桐谷健太 忽那汐里 中村蒼 向井理
カンニング竹山 倉内沙莉 水上剣星 古川雄大 桜田通
川野直輝 高橋努 竹中直人 フロイド・リー サンキ・リー
松下由樹 中村獅童 ブレット・ペンバートン トッド・シムコ


公開時コピー
奇跡の出会いによって生まれたバンド、ベック。青春のすべてが、ここにある。

月刊少年マガジンで連載されたハロルド作石の同名コミックを、「20世紀少年」三部作の堤幸彦が実写化。
原作コミックの1巻から10巻までを元にしている。
出演は「GSワンダーランド」の水嶋ヒロ、「ROOKIES -卒業-」の佐藤健、「ソラニン」の桐谷健太、「守護天使」の忽那汐里、「恋空」の中村蒼、「ハナミズキ」の向井理、「ねこタクシー」のカンニング竹山、「花のあすか組 NEO!」の倉内沙莉など。
主題歌はレッド・ホット・チリ・ペッパーズとオアシス。

<あらすじ>
d0030824_3194475.jpg高校1年生の田中幸雄ことコユキ(佐藤健)は、何もない平凡な日常を過ごし、この先何もないままだと感じていた。学校では不良グループのリーダーのパシリをやらされ、抵抗できない始末。
ある日、街中で外国人にいじめられていた犬のBECKを助けたことから、飼い主である南竜介(水嶋ヒロ)という男と知り合う。竜介はニューヨーク帰りのギタリストで、音楽に妥協がなかったが、バンドのリーダーである栄二(水上剣星)と意見が合わずにバンドをやめてしまう。
竜介のギタープレイに魅せられたコユキは、犬を助けたお礼にギターを譲り受け、教えて貰うことに。
一方、竜介は最高のバンドを組むため、ラッパーの千葉(桐谷健太)、天才ベーシストの平(向井理)らを引っ張り込み、BECKを結成する。
その頃、ギター練習に余念がないコユキは、転校生のサク(中村蒼)と知り合う。
d0030824_3195178.jpgしかし、不良グループにギターを壊されたことから、竜介の怒りを買ってしまい会うこともままならない。
そんな時、竜介が住み込みで働いている釣り堀の常連客である斉藤(カンニング竹山)にギターを修理して貰うことを条件に、斉藤の製紙工場でバイトしつつ、ギターを教えて貰い上達していく。


<作品解説>
原作コミックが発行部数1500万部突破という、ヒット作品です。
音楽マンガは当然音が出ない、ボーカルを表現しきれないという点から、作品自体が少なくヒットしたものが無い印象。しかし、それらを踏まえても成功した希有な作品といえます。
実は原作を全く読んだことがないので、原作キャラクターと俳優とのイメージのリンクが無かったので、細かい先入観無しで見ることができました。
むしろ、原作を知らなくても楽しめる作品で、ライブシーンの圧倒的な臨場感は、多数のプロモーションビデオを手がけた堤監督ならでは。
また、クライマックスのライブシーンをフジロックフェスティバルの会場を使用するなど、迫力は十分です。
さて、無意味と思える高校生活を送る主人公コユキは、天才ギタリストの竜介と出会ったことから、音楽の世界にどっぷりとはまっていきます。
物語の流れとしては、音楽に目覚め努力する場面が中心となっていきますが、地味なものではなく笑いを含みつつ進んでいきます。
ライブシーンは臨場感たっぷりで、長めのシーンが多いのが特徴。
クライマックスの圧倒的なライブシーンは見事でした。
そして、コユキのボーカル。
これがですね、実に微妙なところで、一言で言えば本作における一番の「驚愕」。まあ、元がコミックなので、この表現方法はありだと思いますが…。
俳優達による演奏シーンは熱が籠もっています。
中盤以降、若干失速気味になりつつも、クライマックスの盛り上がりを見れば許容範囲です。

<見どころ>
やっぱりクライマックスでしょうか。
フジロックフェスティバルの会場を使って撮られたシーンは圧巻!
コユキがギターを練習するシーンもいいですね。

<出演者>
水嶋ヒロは随分と眉毛が細くなっちゃって…ただ、この人は帰国子女で英語が堪能。
それだけでも十分、ギタープレイも様になっています。
佐藤健は線が細い感じですが、演技派でうまい。
結構、コメディ要素も持っている気がしますね。
忽那汐里もまた帰国子女…結構普通な感じなのに、雰囲気あるなぁ。
英語力という点で、やっぱり十分に素晴らしいし、何よりも英語で演技ができるところがいいかも。
桐谷健太、中村蒼、向井理も演技に関しては十分だし、何よりもライブシーンが様になってる!
特に桐谷健太のボーカルは結構太くてパワフルです。
それにしても中村獅童の小悪党ぶり、はまりすぎてなんか笑える。
特別出演の方々、強烈です。

<総評>
総じて良く出来た作品と言えます。
コユキのボーカルに関しては賛否両論ですが、あくまでも原作のイメージを壊さないという点に配慮したのか、それとも単純に表現しきれなかったのか…。
悪くない演出でしたが、ちょっと勿体なかったかも。
個人的にはオススメです。

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by syosei7602 | 2010-09-11 23:45 | ミュージカル/音楽/ダンス
ウィンター・ソング
d0030824_1284019.jpg『PERHAPS LOVE』 香港/2005
監督:ピーター・チャン
出演:金城武 ジョウ・シュン ジャッキー・チュン チ・ジニ
    エリック・ツァン




公開時コピー
その愛は、さよならから始まった……。

「ラヴソング」「君さえいれば/金枝玉葉」のピーター・チャン監督によるミュージカルラブストーリー。
出演は「LOVERS」の金城武、「ハリウッド★ホンコン」のジョウ・シュン、「ベルベット・レイン」のジャッキー・チュン、「H [エイチ]」のチ・ジニ、「インファナル・アフェア」シリーズのエリック・ツァン。

<あらすじ>
中国・上海。
昔の上海を再現したスタジオで映画監督ニエ・ウェン(ジャッキー・チュン)によるミュージカル映画の撮影が始まろうとしていた。
主演はニエの恋人でトップ女優のスン・ナー(ジョウ・シュン)、そして香港のトップ俳優・リン・ジェントン(金城武)だった。
スンとリンは10年前、北京で恋人同士だったがスンは過去を捨て、女優をになるためリンの元から去っていた。
しかし、スンへの想いを断ち切れなかったリンは、香港に戻って俳優となり、今まで断り続けてきた中国映画への出演を決めたのだ。
あくまでも過去を捨て去ろうとするスン、だがリンの想いはやがて映画のシナリオと共に彼女へと向かっていく。

<作品解説>
香港映画では珍しいミュージカル作品です。
作中でミュージカル映画を撮影しながら、3人の想いが交錯するという一見ややこしい設定なのですが、美しい映像と過去の絡み具合が見事に融合しています。
音楽についても、さすが名監督ならではの手腕というべきか、きちんとポイントを押さえた使い方、音楽レベルの高さなど特筆すべき点がありますね。
また、時代設定を1997年以前にすることで「香港に行くのにパスポートがいる」といった、恋人同士であったリンとスンの越えられない壁をそれとなく入れているのはシナリオのうまさ。
なかなか豪華なセットに加え、歌手として名高い香港四天王と言われたジャッキー・チュン(=歌神と言われるほどに、アジア圏では人気がすごい)の配役はぴったり。
ただ、監督役であった彼が突如「俺が演じる」と出てきて、歌も演技も出来るというのは些か疑問が残ります(せめて、元俳優とかだったら良いのに)。
韓国俳優のチ・ジニは、やんわりとした風貌で程よくアクセントになっていました。

<見どころ>
ジャッキー・チュンの圧倒的な歌唱力、金城武の演技は見事でした。
映像美に加え、香港映画にありがちな「やっつけ的」な部分が無いのが良い(笑)。

<出演者>
金城武はどうやら台湾訛りがひどいようです(言葉がわからんので、訛っているかどうかは確認しようがないんだけど)。
ただ、目の演技とかは作中でも語られるように、非常に良かった。
ヒロインを演じるジョウ・シュンは香港でも人気の高い女優で、ちょっと浜崎あゆみっぽい顔…演技自体は悪くないんですが、いささかジャッキー・チュンに気圧されたような気もします。
そして、ジャッキー・チュン。
歌手としてのこの人は知らなかったんですが、うまいですね~歌神とはよくいったものです。
チ・ジニについてはホントにアクセント的な役回りで、うまくしめてくれました。

ミュージカルといえども終始歌というわけではなく、歌の占める割合は恐らく半分くらい。
ジャッキー・チュンの歌声を聴くだけでも価値があります。
作品としてのレベルも非常に高いので、オススメです。

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by syosei7602 | 2007-05-17 23:54 | ミュージカル/音楽/ダンス
バックダンサーズ!
d0030824_2445236.jpg『BACKDANCERS』 日本/2006
監督:永山耕三
出演:hiro 平山あや ソニン サエコ 田中圭 長谷部優 
    北村有起哉 つのだ☆ひろ 甲本雅裕 鈴木一真
    木村佳乃 真木蔵人 豊原功補 石野真子 陣内孝則



公開時コピー
一緒に見た夢は終わらない!!

「東京フレンズ The Movie」の永山耕三監督による青春サクセスストーリー。
出演は「アンドロメディア」のhiro(元SPEED)、「風のファイター」の平山あや、「空中庭園」のソニン、「龍が如く 劇場版」のサエコ、「東京大学物語」の田中圭、「真夜中の少女たち」の長谷部優、「トリック 劇場版2」の北村有起哉、「RED SHADOW 赤影」の陣内孝則、「さくらん」の木村佳乃など。
主題歌はhiro、その他劇中で使用される曲はm-fioをはじめ、陣内孝則なども歌を披露している。

<あらすじ>
ダンスが生き甲斐の女子高生よしか(hiro)とミウ(平山あや)は、夜中にクラブで踊っているところを警察の摘発にあって補導されてしまう。それが元で高校を退学になった2人、クラブに入ることもできない中途半端な時間をもてあましているところへ、同じく高校生のジュリ(長谷部優)と出会い、自由にダンスが出来る広場を教えて貰う。
以来、3人でダンスを楽しむ日々が続いていたが、ある日レコード会社の高橋(甲本雅裕)がジュリをスカウトし、よしかとミウはレコード会社から紹介されたともえ(ソニン)と愛子(サエコ)と共にジュリのバックダンサーとしてデビューする。
しかし、トップアイドルとなったジュリは、IT会社の社長と結婚すると言いだし、人気絶頂時に引退してしまうのだった。
ジュリの復帰を期待する高橋は、若手のマネジャーで、売れないロックバンド・スチールクレイジーの担当だった茶野(田中圭)を呼び、バックダンサーズの担当を押しつける。
だが、ダンスだけではどうにもならない事を実感したバックダンサーズは、徐々に気持ちがバラバラになっていく。

<作品解説>
予告編は結構流れていたものの、それほど話題には上がらなかった作品です。
とはいえ、これがなかなかの出来でして、極めてオーソドックスな作品ながら“ダンス”を中心に添えることと、バックダンサーズ4人のキャラクター設定がしっかりしているので、安心して見られます。
サクセスストーリーとしての内容はもう少し足りない感じで、例えば生活で苦労をしているとか、個人的な空間を映し出すシーンは皆無。
ストーリーのメリハリをダンスだけで使ってしまったために、クライマックスの盛り上がりが大きく響いてこないんですね(とはいえ、あれだけのダンスはなかなかのもの)。
されど「ダンス・レボリューション」や「コヨーテ・アグリー」くらいの作り込みや、映像のうまさ、ノリの良さなどは特筆すべきものがありますので、楽しめる作品です。

<見どころ>
ダンスシーンもさることながら、見事な歌声を披露した陣内孝則、hiroのデュエットなど、映画ならではのサプライズが十分。
クライマックスのダンスシーンは、大画面で見た方が良いかと思います。

<出演者>
バックダンサーズを演じるhiro、平山あや、ソニン、サエコ、それなりにドラマなどを経験しているのと、ダンスのタイミングはかなり良かった。
5人目の主人公と言うべき田中圭、DJケンを演じた北村有起哉、そして陣内孝則は、どこかユーモアを含みつつ、きちんとおさえた演技で好感を持てます。
久々に見た木村佳乃は、なんだか落ち着いちゃいましたね(昔は主役クラスだったのに)。
その他、脇を固める俳優陣もなかなか豪華で、これだけでも映画としてのランクはかなり高いのですが、残念だったのが冒頭の女の子たちのセリフがあまりにも下手で浮いてしまったところか。

邦画におけるミュージカル的な作品でいえば「スウィング・ガールズ」といい勝負をする作品です。ただ、意外にも?“意外性”が弱かった。というのも音楽番組なんかで、ダンスはかなり見ているから(「スウィング・ガールズ」はジャズという意外性があった)。
それでも楽しめる作品に間違いないですね。

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by syosei7602 | 2007-04-12 23:59 | ミュージカル/音楽/ダンス
ドリームガールズ
d0030824_4175026.jpg『DREAMGIRLS』 アメリカ/2006
監督:ビル・コンドン
出演:ジェイミー・フォックス ビヨンセ・ノウルズ エディ・マーフィ
    ジェニファー・ハドソン アニカ・ノニ・ローズ
    ダニー・グローヴァー キース・ロビンソン シャロン・リール
受賞:アカデミー賞/助演女優賞・音楽賞(2006)
    ゴールデン・グローブ/作品賞・助演男優賞 他(2006)

公開時コピー
夢は永遠に生き続ける

本年度のアカデミー賞にてジェニファー・ハドソンが助演女優賞を見事獲得したミュージカル。
監督は「シカゴ」のシナリオを手がけたビル・ゴンドン。
出演は「Ray/レイ」のジェイミー・フォックス、「ピンクパンサー」のビヨンセ・ノウルズ、「ドクター・ドリトル」のエディ・マーフィー、「リーサル・ウェポン」シリーズのダニー・グローヴァー、本作がデビューとなるジェニファー・ハドソンなど。

<あらすじ>
1962年、アメリカ・デトロイド。
スターになることを夢みるディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、エフィ(ジェニファー・ハドソン)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)の3人はドリーメッツというグループを結成し、オーディションに挑戦していた。彼女たちの音楽センスに将来を見いだした中古販売会社のカーティス(ジェイミー・フォックス)はマネジメントをかってでる。
地元で人気のジェームズ・アーリー(エディ・マーフィー)のバックコーラスに抜擢されたドリーメッツ。さらにカーティスの手腕により、徐々に人気は高まっていく。
彼らが次に目指したのは白人の客層を取り込むことだった。

<作品解説>
元々1981年にブロードウェイで4年に渡り公演されてきた同名ミュージカルの映画版になります。また、元となったのは59年に結成された3人組のグループ、ザ・スプリームスとそのリードボーカルであったダイアナ・ロス。
本作は人種を問わずに支持された彼女たちの栄光と、周囲の人々による確執や欲望などを豪華な衣装にはじまり、圧倒的な歌唱力、ライブ感溢れる映像で迫力のある作品に仕上がっています。
ストーリー展開は非常にシンプルで、純粋に出演者達の歌う楽曲を流れるように聴いていくと理解できる作りになっており、サントラの秀逸さも際だっていますね。
主演であるビヨンセの歌唱力もさることながら、映画デビューにしてオスカーに輝いたジェニファー・ハドソンの歌声は素晴らしいと言うしかない(多少、パワフルでありすぎたけど)。
もっとも、彼女に加えて素晴らしかったのはエディ・マーフィー。
近年では大した作品もなかったのに、見事に復活、さらにはパフォーマンス力の高い動きと歌で観客を惹きつけてくれます。
60年代の楽曲の良さを再認識する上で見事な作品と言えますが、残念なのはミュージカルにありがちである強引な歌による感情表現が過ぎたところでしょうか。

<見どころ>
32曲にも及ぶ楽曲の数々と出演者たちの見事なまでのパフォーマンス、舞台、衣装など見どころは十分。
自分の好きな楽曲を探すのもよし、曲を追ってストーリーを噛みしめるのもアリです。

<出演者>
オスカー俳優ジェイミー・フォックスは、主演ながら今ひとつ乗り切れない感じ…後半になるとかなり嫌な人になってしまうので、主演ながらも好感度は良くないですね。
ビヨンセですが、あの細い体から、ジェニファー・ハドソンの恰幅の良い体からでる歌声とタメを張っているのが凄い。
エディ・マーフィーの健在ぶり(アカデミー賞では受賞出来ないとわかるや帰ってしまった)、ダニー・グローヴァーをはじめとするいぶし銀な俳優達も見逃せません。

ストーリー展開よりも楽曲、それがミュージカルの醍醐味です。
決して退屈な作品ではないので、音楽を楽しむつもりで見るのがよいですね。

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by syosei7602 | 2007-03-20 23:59 | ミュージカル/音楽/ダンス
8 Mile
d0030824_1382098.jpg『8 Mile』 アメリカ/2002
監督:カーティス・ハンソン
出演:エミネム キム・ベイシンガー ブリタニー・マーフィ
    メキー・ファイファー エヴァン・ジョーンズ
    オマー・ベンソン・ミラー タリン・マニング マイケル・シャノン
受賞:アカデミー賞/歌曲賞(2002)
    放送映画批評家協会賞/歌曲賞(2002) 他

公開時コピー
あらゆる瞬間にチャンスがある―

人気白人ラッパー・エミネムの半生を基にした青春音楽映画。
監督は「L.A.コンフィデンシャル」のカーティス・ハンソン。
出演はこれがデビューとなるエミネム、「L.A.コンフィデンシャル」のキム・ベイシンガー、「ジャスト・マリッジ」のブリタニー・マーフィー、「ドーン・オブ・ザ・デッド」のメキー・ファイファーなど。
音楽、主題歌は勿論エミネム。

<あらすじ>
1995年、デトロイト。
8マイルの道を境に、中産階級から切り離された貧困街に住む白人青年のジミー(エミネム)は、数少ない黒人の友達からラッパーとしての才能を認められていた。
しかし、ヒップホップクラブ“シェルター”ではその実力を発揮できずにいた。
昼間はプレス工場で働き、無職の母親(キム・ベイシンガー)と幼い妹とトレイラーハウスで暮らす彼にとって、成功する事こそが脱出の近道だった。
ある時、ウェイトレスとして働くアレックス(ブリタニー・マーフィー)と出会い、恋に落ちる。
モデルを目指す彼女に触発され、アレックスは業界にコネがあるというウィンク(ユージン・バード)の誘いに乗りはじめるが、友人のフューチャー(メキー・ファイファー)達は、彼の言葉がハッタリだと言い張り、やがて亀裂が生じ始めるのだった。

<作品解説>
エミネム初主演にして、自らの半生を基にしたというとんでもない映画です。
正直なところ、ラップに興味がないので全く持って食指が動かなかったんですが、見てみるとこれがおもしろい!
いわゆるサクセスストーリーとは違っていて、主人公ジミーが自分自身の将来について真剣に考え、悩んでいき、その過程で様々な問題に直面していくというものです。
全てが万事丸く納まるというわけでもないところがいいですね。
白人でありながら、ラッパーというのはある意味タブーなんですが、そもそもラップは黒人同士が暴力的解決を回避するために「口げんか」にリズムを付けたもの。
判断は観客達。これがバトルになるわけです。
とはいっても、本作ではきっちり暴力による報復を受けてしまう辺りが悲しい限りですね。
エミネム自身についてはよく知らないんですが、この人は色々と問題発言をしていた気がします。まあ、そういう歌を歌っているから仕方ないのか…。
ちなみにラッパーよりもMC(=microphone controller)が好んで使われることが多いそうです。ついでにいうとヒップホップ=ラップではありません。

<見どころ>
なんといってもラップのバトルでしょう。
矢継ぎ早に繰り出される言葉の数々は韻を踏んでいかなければなりません。
日本語訳だと悪口の羅列になっていますが、頑張って英語を聞き取るとおもしろいですね。

<出演者>
エミネムの演技はなかなかのもの。
映画で見ると、映画でみたまんまの人に見えます(とても問題発言をする人に見えない)。
キム・ベイシンガーは母親役…くたびれているなぁ(笑)。
ブリタニー・マーフィーは、色っぽいですね。
キャスティングはベストじゃないでしょうか。

見終わった後でもラップを聴こうとは思わないんですが、単純に映画としての完成度はとても高くて、もっと早く見たら良かったなぁと。
ラップが苦手な人も、シンプルに見られる作品だと思います。

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by syosei7602 | 2007-01-10 23:55 | ミュージカル/音楽/ダンス
ブルース・ブラザース2000
d0030824_0574094.jpg『BLUES BROTHERS 2000』 アメリカ/1998
監督:ジョン・ランディス
出演:ダン・エイクロイド ジョン・グッドマン ジョー・モートン
    J・エヴァン・ボニファント ニア・ピープルズ
    キャスリーン・フリーマン エリカ・バドゥ ジェームズ・ブラウン
    アレサ・フランクリン B・B・キング


公開時コピー
ン…彼らは何者だ?
2000年を待てずに ブルース・ブラザースが帰って来た!


音楽好きにはたまらない、そしてミュージカル映画の傑作「ブルース・ブラザーズ」の続編。
監督は前作と同じくジョン・ランディス。
出演は当然の事ながらダン・エイクロイド、亡きジョン・ベルーシの跡を継いだのは「夢を生きた男/ザ・ベーブ」のジョン・グッドマン、「ターミネーター2」のジョー・モートン、子役ながら見事な歌声を披露するJ・エヴァン・ボニファント、「奪還 DAKKAN アルカトラズ」のニア・ピープルズなど。
前作と変らず豪華なミュージシャンが多数参加している。

<あらすじ>
18年振りに出所したエルウッド(ダン・エイクロイド)は、刑務所の外で相棒のジェイクを待ちわびてた。しかし、ジェイクが既に亡くなっている事を告げられる。
シカゴに戻ったエルウッドは恩師のマザー・メアリー(キャサリン・フリーマン)に会うが、孤児で10歳のバスター(J・エヴァン・ボニファント)の面倒を見るように言われる。
渋々引き受けたエルウッドは、育ての親であるカーティスの私生児ケイブル(ジョー・モートン)に会いに行く。
目的は車を買う金を借りる事と、彼をバンドに引きずり込むことだったが、ケイブルはよりにもよって警察署長だった。
バスターの機転で、なんとか金を手にしたエルウッドは、かつてのバンド仲間を集め“ブルース・ブラザース”を再結成するために行動を始めるのだった。

<作品解説>
ジョン・ベルーシ亡きあと、如何にして続編が作られるのかが注目されていた本作ですが、主役のダン・エイクロイドのパートナーを務めたのは子役のJ・エヴァン・ボニファント、ジョン・グッドマン、ジョー・モートンという個性的なメンバー。
お馴染みの服装に加え、ブルースを始め、ロックにジャズ、カリビアンまでダンスを交えながら歌う様は本当に楽しい。
続編ものの映画というのは、主役が交代してしまうと、前作がとても良く見えてしまうのは仕方がないんですが、本作は思い切りの良いキャスティングと、相変わらずの豪華なゲストが盛り上げてくれます。
ほとんど関係の無い様なマフィアや過激派のオチもかなりバカっぽいですが、出演者達がかなり楽しんでいる様子でこれはアリでしょう。

<見どころ>
なんといってもライブシーンでしょう。
もちろん端々に入る、ミュージカルな場面も見事。
特に子役のJ・エヴァン・ボニファントはダンスもさることながら、ブルースハープと歌声も見事でした。
そして、ビッグなメンバーのルイジアナ・ゲイター・ボーイズは音楽好きなら必見です。

<出演者>
大御所B・B・キングを始め、エリック・クラプトン、ジェイムズ・ブラウン、アレサ・フランクリン、ボ・ディドリー、スティーブ・ウィンウッド、アイザック・ヘイズ、ジェフ・バクスター、ドクター・ジョン、ジミー・ヴォーン、ビリー・プレストンなどなど豪華なミュージシャンが勢揃い。
思えば前作ではレイ・チャールズをはじめとする大物が何人も出ていたんだから、こういったミュージシャンが集まるのは必然でしょうか。

ともあれ、サントラは聴き応え十分。
さらにいうなら、ライブシーンだけでもとにかく凄いの一言です。
前作と同じノリを求める人は、先入観を捨てて「まず、映画を楽しむ」事を優先。
まあ、そんな事言わなくたって面白いんですけどね。

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by syosei7602 | 2006-12-04 23:44 | ミュージカル/音楽/ダンス
RENT/レント
d0030824_1443372.jpg『RENT』 アメリカ/2005
監督:クリス・コロンバス
出演:ロザリオ・ドーソン  アダム・パスカル アンソニー・ラップ
    イディナ・メンゼル ジェシー・L・マーティン テイ・ディグス
    ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア トレイシー・トムズ



公開時コピー
歌うように、愛したかった。
踊るように、生きたかった。
――燃える尽きる、その瞬間まで。


「ハリー・ポッター」シリーズの監督と製作を手がけたクリス・コロンバスがピューリッツァ賞を獲得したブロードウェイミュージカルを映画化。
出演は「25時」のロザリオ・ドーソン、そしてブロードウェイでオリジナル版の同役を演じたアダム・パスカル、アンソニー・ラップ、イディナ・メンゼル、ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア、テイ・ディグス、ジェシー・L・マーティン、他にテレビドラマで活躍したトレイシー・トムズ。

<あらすじ>
1989年、クリスマスイブのニューヨーク。
家賃を払うお金もない貧しい芸術家達のたまごが住むイースト・ヴィレッジのアパート。
電気も止められたアパートの一室に住むミュージシャンを目指すロジャー(アダム・パスカル)とルームメイトでドキュメンタリー映画を撮り続けているマーク(アンソニー・ラップ)は、かつての仲間でアパートの家主の娘と結婚したベニー(テイ・ディグス)と、アパートに関する約束を巡って言い合いをする。
アパートのある一角を再開発したいベニーは、マークのかつての恋人で再開発反対ライブを行なおうとしているモーリーン(イディナ・メンゼル)を止められたら、立ち退き要求をしないと言い放つのだった。
同じ頃、マークとロジャーの友人コリンズ(ジェシー・L・マーティン)は、ドラッグクイーンのエンジェル(ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア)と運命の出会いを果たしていた。
一方、ロジャーは階下に住むミミ(ロザリオ・ドーソン)に、誘われるが自分がHIVであることから拒み続けていた。

<作品解説>
本作は日本でもミュージカルとして上演された傑作です(日本版に出演したのはTM NETWORKのボーカル・宇都宮隆や俳優の山本耕史)。
原案はプッチーニのオペラ「ボエーム」。1996年にブロードウェイで公演され、トニー賞4部門、ミュージカルでは異例のピューリッツァ賞を受賞。
作詞・作曲・脚本を手がけたジョナサン・ラーソンが96年のプレビュー公演前に夭逝したことも伝説の一部となっています。
登場人物達は非常に個性豊かでありながら、HIVキャリア、ゲイ、バイセクシャル、レズといった、現在においても差別と偏見の目で見られがちなキャラクターになっていて、尚かつ彼らが残された時間を精一杯生きようと努力している姿が描かれています。
監督のクリス・コロンバスは「ハリー・ポッター」シリーズで知られていますが、それ以前には「ミセス・ダウト」「ホーム・アローン」といったコメディタッチの映画を中心に手がけていました。
キャリアは十分、ミュージカル初監督でありながら、本作は見ていて飽きない傑作に仕上がっています。

<見どころ>
ほぼ全てが歌、ミュージカルなので当然ですが、スラングや映画ネタが多く含まれています。
なんといっても歌唱力はオリジナル版キャストならでは。
軽快なダンスミュージックから、ロック、バラードなど様々なジャンルが歌われます。
歌詞に含まれるのは愛、人生、貧困、ドラッグ、死と、人生の喜怒哀楽から社会的世相までを色濃く出していますが、なんといっても重要なキーワードは愛情と友情でしょうか。

<出演者>
キャストのトップにくるのがミミ役のロザリオ・ドーソン。
27歳の若さながら「シン・シティ」「アレクサンダー」「25時」と話題作に出演。
オリジナルの出演者に囲まれながら、堂々たる演技と歌、ダンスを見せてくれます。
物語のキーマンになるエンジェル役のウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア、主人公ロジャーをおさえて一番印象に残る俳優でした。
個人的にはこの人のドラムシーンをもっと見たかった。

出演者がオリジナルとほぼ同じと言うことで、歌唱力は抜群、映画も135分と長めですが、一見の価値ありです。
音楽性の高さは近年ヒットした「シカゴ」「オペラ座の怪人」よりも良いかもしれません。
映画館ならではの音響がオススメですので、是非。

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by syosei7602 | 2006-05-17 23:59 | ミュージカル/音楽/ダンス
コヨーテ・アグリー
d0030824_016593.jpg『COYOTE UGLY』 アメリカ/2000
監督:デヴィッド・マクナリー
出演:パイパー・ペラーボ マリア・ベロ タイラ・バンクス
    イザベラ・マイコ ブリジット・モイナハン アダム・ガルシア
    ジョン・グッドマン メラニー・リンスキー
受賞:MTVムービー・アワード/音楽シーン賞(2001)


公開時コピー
NYに実在するクラブ《コヨーテ・アグリー》――
今、ここから、1人のスターが生まれようとしていた…。


ヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマー製作によるダンスと音楽に溢れたサクセスストーリー。
監督は本作がハリウッドデビュー作となったデヴィット・マクナリー。
主演は本作が初主演となる「Re:プレイ」「翼をください」のパイパー・ペラーポ、「シークレット ウインドウ」のマリア・ベロ、「アイ,ロボット」のブリジット・モナイハン、「タップ・ドッグ」のアダム・ガルシア、「ブルース・ブラザース2000」のジョン・グッドマンなど。

<あらすじ>
ニューヨーク、ソングライターになる夢を叶えるためにやってきたヴァイオレット(パイパー・ペラーポ)。
しかし、デモテープは全て返却の山、ついでに空き巣に入られ所持金を盗られた彼女は、仕事の口を求めてクラブ・バー“コヨーテ・アグリー”にやってくる。
そこで彼女が目にしたのはカウンターで酒を浴びながらダンスをする女性バーテンダーと熱狂的な雰囲気で騒いでいる客達だった。
呆気にとられながらも、オーナーのリル(マリア・ベロ)に雇われ、失敗を繰り返しながらも徐々に馴れてきた頃、出会った青年ケヴィン(アダム・ガルシア)と恋をする。
ある日、熱狂した客が騒ぎを初め、店内は収拾がつかなくなってしまう。
歌うことが苦手なヴァイオレットだったが、曲にあわせて歌を歌い始めると嘘のように店内は彼女の歌声に聞き惚れていくのだった。

<作品解説>
実在するクラブ・バーから着想を得たという映画なんですが、NYに実在する「コヨーテ・アグリー」は映画と同じように過激なパフォーマンスが毎晩繰り広げられているそうです。
さて、本作はいわゆる青春サクセスストーリーで、失敗と成功、恋愛と友情、親子関係などが描かれています。
ミュージカル映画というと言い過ぎですが「スクール・オブ・ロック」「スウィング・ガールズ」のようなもので、ポップとロックが織り混ざった娯楽作ですね。
まあ、内容としては些かトントン拍子なところもあるんですが、むしろそう言った部分を楽しむ映画であって「苦労してないじゃないか」なんていうツッコミは野暮というもの。
音楽にノッて楽しめるのが最大の魅力です。
劇中で使われるリアン・ライムスの楽曲を含んだサントラは300万枚のヒットを記録。
映画が気に入ったならCDもあわせて聴くべき。

<見どころ>
言うまでもなく、カウンター上でのダンスシーンは必見。
ボトルから酒を全身に浴びて、美女達が踊り狂う様はちょっと官能的かつ迫力があります。
そして、主人公ヴァイオレットが屋上でキーボードを弾きながら、向かいのビルの窓から見えるダンサーとのコラボ、とにかく音楽とダンスシーンだけ見ていれば満足かもしれません。
ついでに劇中のセリフで「ノース・ダコタ」という地名が出てきます。
これはアメリカ人にしかわからないジョークですが、まあ「ド田舎代表」といったところ。

<出演者>
主演のパイパー・ペラーポはこれ以降目立ったヒット作がないのが残念。
脇を固めるマリア・ベロやブリジット・モナイハンの切れっぷりはさることながら、父親役のジョン・グッドマンのだだっ子ぶりは笑えます。
娘がかわいくて仕方ないのはどこの国も一緒、一般的だけど良い父親を魅せてくれます。
また、恋人役のアダム・ガルシアは好青年そのもの。
良い俳優だと思うんですが、もっと出演してほしいですね。

女性だけでなく、男性でも楽しめるスカッとできる映画です。
元気が出る映画なので、気分が落ち込んだときには是非(勿論、それ以外でも)

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by syosei7602 | 2006-02-01 23:58 | ミュージカル/音楽/ダンス
オペラ座の怪人
d0030824_13141882.jpg『THE PHANTOM OF THE OPERA』 アメリカ・イギリス/2004
監督:ジョエル・シューマカー
出演:ジェラルド・バトラー エミー・ロッサム パトリック・ウィルソン
    ミランダ・リチャードソン ミニー・ドライヴァー
    ジェニファー・エリソン 
受賞:放送映画批評家協会賞/若手女優賞(2004)


公開時コピー
あなたの声で私の花が開きはじめる。

ガストン・ルルーの傑作ミュージカルを素晴らしい映像美で映画化。
今まで何度も映画化されてきただけに、その作りは非常に素晴らしい。
製作を手がけたのはアンドリュー・ロイド・ウェバー。
舞台版の音楽を手がけ、またマドンナのミュージカル映画「エビータ」の音楽を担当したことでも有名。
監督は「依頼人」「フォーンブース」のジョエル・シューマカー。
出演は今作で一躍有名になった「トゥームレイダー2」「タイムライン」のジェラルド・バトラー、「デイ・アフター・トゥモロー」「ミスティック・リバー」と話題作への出演が続いているエミー・ロッサム、「アラモ」のパトリック・ウィルソン、「スノーホワイト/白雪姫」のミランダ・リチャードソンなど。

<あらすじ>
1919年パリ。
かつて栄華を極めたオペラ座は廃墟と化し、そこで見つかった品々がオークションにかけられていた。オペラ座にかかっていたシャンデリラがオークションにかけられた時、参加していたラウル子爵は当時の事を思い出す。
1870年代、オペラ座の支配人が入れ替わり、ラウル子爵が支援者になったその日、リハーサルをしていたプリマドンナのカルロッタの身に事故が起き、カルロッタは降板すると言いだす。
急遽コーラスガールで優秀なクリスティーナが代役に立てられたが大反響を呼ぶのだった。
しかし、彼女に歌を教えていたのはオペラ座の地下に住むといわれるファントムであり、クリスティーナはファントムを亡き父が遣わした「音楽の天使」と信じて疑わなかった。
だが、幼馴染みだったラウル子爵との関係が深まったとき、ファントムが動き出した。

***

140分と長めの映画で、ほぼ全編のセリフが歌になっています。
ミュージカルなので当然なんですが「シカゴ」で免疫が出来たせいか耐えられました(笑)。
「エビータ」なんて寝ちゃったので、未だ最後までみてないんだけど・・・。

「オペラ座の怪人」は何度か映画化され、またテレビ版もいくつか作られたそうです。
このタイトル、かなり印象に残っていていつも見よう、見ようと思って見ていませんでした。
多分、そのバージョンは1989年に作られたドワイト・H・リトル監督のものだと思うんですが、まあ「エルム街の悪夢」のロバート・イングランドが主演していると聞くとホラーな感じがしますね。

それはさておき、今作はとても良くできていたと思います。
映像、美術、音楽、出演者ともレベルが高く、映画として文句のつけようがそれほどありません。
ミュージカルが好きか、嫌いかというレベルで判断すると個人的には「やっぱり、ちょっと眠くなった」という程度でして・・・参考になりませんかね。

さて、主演の3人は吹替え無しだとか。
舞台で活躍し歌も歌えるジェラルド・バトラー、幼少よりオペラを学んでいたエミー・ロッサム、ミュージカル出身のパトリック・ウィルソン。
演技も出来れば歌も歌えるなんて、奇跡的なキャスティングという他ないです。
これを念頭に映画を見ると「すごい!」の一言。
いやはや、恵まれた映画。

肝心のシナリオですが、元が不朽の名作とまで言われたもの。
多少長すぎた気がしますが、それも良し、ラスト公演のシーンは感動です。
文句なく、ジェラルド・バトラーが格好良いの一言。
「シカゴ」とは対照的なほど、ミュージカルそのものな映画。
必見です。

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by syosei7602 | 2005-09-20 23:05 | ミュージカル/音楽/ダンス
スウィングガールズ
d0030824_1341448.jpg『SWING GIRLS』 日本/2004
監督:矢口史靖
出演:上野樹里 貫地谷しほり 本仮屋ユイカ 豊島由佳梨
    平岡祐太 竹中直人 白石美帆 
受賞:日本アカデミー賞/脚本賞・音楽賞・録音賞・編集賞(2004)



公開時コピー
ジャズやるべ♪

「ウォーターボーイズ」で一躍脚光を浴びた矢口史靖監督による青春コメディ。
製作は「踊る大捜査線」シリーズの亀山千広。
音楽にはゴダイゴのミッキー吉野。
出演は「ジョゼと虎と魚たち」で妻夫木聡の彼女を演じた上野樹里。
「いま、会いにゆきます」の平岡祐太。
脇を固めるのは竹中直人、白石美帆、小日向文世、徳井優、田中要次、谷啓など。

<あらすじ>
東北の片田舎にある高校。夏休みで補習中の落ちこぼれ女子生徒13人はダラダラとしていた。その中の1人、鈴木友子は窓の外で野球部の応援に行く吹奏楽部の出発を見ていた。
吹奏楽部が行ってしまった後、仕出しの弁当が遅れてやってくる。
補習を抜ける口実にその弁当を届けることにした13人。しかし、電車を乗り過ごし、夏の炎天下で弁当は腐ってしまう。
それを食べてしまった吹奏楽部は食中毒になってしまう。たまたま弁当を食べられなかった部の中村拓雄は応援のブラスバンド結成を任される。集まったのは補習のサボりの口実にしたい友子達13人、協力を申し出た1人、ギターとベースの2人。ブラスバンドには人数が足りないため、拓雄は自分を含めた17人でジャズバンドをすることを思いつくのだが・・・。

***

純粋におもしろい映画でした。
単純明快なストーリーとテンポの良さ、多少の強引さも無視して楽しむことができます。
あえて東北地方というのは、恐らく季節の移り変わりが顕著だからじゃないかと思います。
季節の風景がはっきりとわかる展開は、練習期間の長さ(実際に4ヶ月の練習をしたそうです)を物語るし、映像的にも映えますね。
米沢弁もそれほどわかりにくいわけではなく、かなりソフトになっていると思います。
ジャズはここ数年人気ですが、数年前にジャズ人気を底上げしたのがテレビアニメ「COWBOY BEBOP」(後に映画化)。
この時はサントラとしてのオリジナルジャズで人気を高めましたが、この映画ではスタンダードナンバーばかりなので、再度人気があがるんじゃないかと思います。

劇中曲は次の通り。
「シング・シング・シング」「ムーンライト・セレナーデ」「イン・ザ・ムード」「A列車で行こう」「メイク・ハー・マイン」「メキシカン・フライヤー」、ジャズボーカル曲は「この素晴らしき世界」「L-O-V-E」
。いずれも30年代から60年代に作られた名曲ぞろい。
劇中でジャズ演奏では「気持ちが大事」と言っていましたが、まあこれはどの音楽にも共通することです。ただ、ビバップスタイル(即興演奏)を確立したチャーリー・パーカーなどもいるので、楽譜ばかりじゃないよというアバウトさがジャズにはありますね。

話はそれましたが、俳優女優陣についてはさして言うべき所はありません。
演奏が全てなので、多少の上手い下手などは気になりませんし、むしろ素人臭さを残している方が親近感が湧きます。
ラストも綺麗に終わって心地よさを残してくれます。
細かいツッコミなどは考えずに見ると楽しめる映画ですね。

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by syosei7602 | 2005-05-29 23:58 | ミュージカル/音楽/ダンス