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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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新宿インシデント
d0030824_3152921.jpg『THE SHINJUKU INCIDENT』 香港/2009
監督:イー・トンシン
出演:ジャッキー・チェン 竹中直人 ダニエル・ウー シュー・ジンレイ
加藤雅也 ファン・ビンビン 峰岸徹 長門裕之 ジャック・カオ
ラム・シュー 倉田保昭 チン・ガーロウ



公開時コピー
誰も見たことのないジャッキー・チェンがここにいる。

ハリウッドでの成功から、世界的なアクションスターとして不動の地位を築きあげたジャッキー・チェン。そのジャッキーが持ち前のアクションを封じ、徹底してシリアスな役柄を演じきったバイオレンス作品。
監督は、「ワンナイト イン モンコック」「ダブル・タップ」などバイオレンス描写に定評があるイー・トンシン。
出演は「細菌列島」の竹中直人、「ワンナイト イン モンコック」のダニエル・ウー、「傷だらけの男たち」のシュー・ジンレイ、「アンフェア the MOVIE」の加藤雅也、「墨攻」のファン・ビンビンなど。

<あらすじ>
d0030824_3154276.jpg若狭湾の海岸に大勢の中国人がいた。不法入国者の彼らは警官に見つかり、散り散りになって逃げる。その中の1人、鉄頭(ジャッキー・チェン)は新宿にいる同じ農村出身の阿傑(ダニエル・ウー)とその仲間の元に身を寄せるのだった。鉄頭は10年以上前に叔母を頼って新宿に行き、音信不通となった幼なじみの恋人シュシュ(シュー・ジンレイ)を探しにきたのだ。
ある日、入国管理局の手入れにあった鉄頭は、追ってきた刑事の北野(竹中直人)が下水道の急流で溺れかけたところを助ける。北野はその代わりとして鉄頭を見逃すのだった。
働き続ける鉄頭は、路上強盗に襲われていたリリー(ファン・ビンビン)を助けて知り合いになるが、彼女の礼を断り、2人して飲み明かす。
d0030824_3155683.jpgそれからしばらくして、クラブの厨房で働いていた鉄頭と阿傑は、ヤクザ三和会の副会長・江口(加藤雅也)の妻となったシュシュを見つけて愕然とする。
故郷に帰ることもできない鉄頭は、新宿で生き延びて成り上がることを決意し、犯罪行為に手を染めて金を稼ぎ始めるのだが…。


<作品解説>
ジャッキー映画初のR-15指定作品。
本作を見る前に、最初に頭に入れておきたいのは時代設定です。
背景は、暴対法以前(1992年)からの話で、バブル手前で不法入国が相次いだ時代のものとなっており、そこからかなり長い年月(携帯電話登場くらいまで)が描かれます。
これを踏まえた上で作品を見ると「そういえば、そんなことあったな」というシーンがたくさん出てくるので、このあたりはさすが日本のスタッフが多く関わっているだけはありますね。
ジャッキー主演のシリアス作品といえば「新ポリス・ストーリー」「炎の大捜査線」が真っ先にあげられますが、カンフーアクションを封じたというなら前者がもっともハードな作品です。
そして、犯罪に手を染める役柄といえば初期の作品で「ヤング・タイガー」があり、これはジャッキーが完全にチンピラとなって登場(確か17歳から19歳頃の出演)しています。
というわけで、役柄としては今まで演じたことがないわけではない、と言えますね。
さて、本作は新宿歌舞伎町を舞台に、ヤクザ、中国系マフィア、そして密入国者による最下層の集団など、様々な国籍、立場の人間が入り乱れた抗争がメインとなっています。
むごい仕打ちにあった仲間の復讐、生活基盤の欲しさから手を染めた犯罪…それらは偽造テレカの販売に始まり、窃盗、暴行、そして殺人まで発展します。
今までのジャッキー映画にはない、暴力的かつ流血のシーンが数々あり、壮絶です。
撮影は実際に新宿歌舞伎町で行われ(いくつかは神戸で撮られている)、臨場感たっぷり。
クライマックスに至るまで、長年におけるジャッキー作品とは一線を画した出来といえるでしょう。

<見どころ>
とにかく超人ではないジャッキー。
殴られ蹴られ、ボロボロになって逃げつづけます。
クライマックス、大久保駅前でのシーンは非常に印象的ですね。
とにかく暗い、わずかな明かりは竹中直人でしょうか。

<出演者>
かねてより、アクション俳優ではない演技派として映画に出たいと言っていたジャッキー・チェンですが、まさか本作のようなノワール作品とは意外でした。
ただ、役柄として情に脆い部分などはいつもの感じなので少し残念。徹底して冷酷な感じでも良かった気がします。
竹中直人については、いかにも新宿的な感じですね。
中国語が話せるというのも、なんとなくこの人なら許せる(笑)
本作のキーマンになるのがダニエル・ウー。小心者の阿傑を演じ、その切れた演技は見事です。
加藤雅也は普通過ぎたかな…。
ジャッキーの幼なじみを演じたのはまだ30代のシュー・ジンレイ、ちょっと無理がありますが綺麗な人です。
ファン・ビンビンについてはちょっと勿体なかったですね、役柄的に。

<総評>
香港では撮り尽くされたノワール作品ですが、新宿を舞台にしたところがいいですね。
ジャッキーをはじめとする出演者の演技は見事だし、撮影も文句なしです。
惜しむらくは冒頭がちょっと長すぎたかも…あと30分長くてもいいので、ジャッキーがいかにして犯罪に手を染めるかをもう少し丁寧に描いて欲しかった。
後味は良いとも悪いとも言えませんが、今までとは違うジャッキーを見たいならオススメです。

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by syosei7602 | 2009-05-04 23:59 | ハードボイルド/犯罪
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