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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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ホネツギマン
ホネツギマン_d0030824_312742.jpg『THE NAKED MAN』 アメリカ/1998
監督:J・トッド・アンダーソン
出演:マイケル・ラパポート マイケル・ジェッター 
    ジョン・キャロル・リンチ アリヤ・バレイキス
    レイチェル・リー・クック  ジョー・グリファシ



公開時コピー
復讐するは、最強の骨にあり。

コーエン兄弟の弟イーサンが監督のJ・トッド・アンダーソンと共に脚本を手がけたシュールなコメディアクション。
配給は悪名高きアルバトロス(笑)。
出演は「ネゴシエーター」のマイケル・ラパポート、「グリーンマイル」のマイケル・ジェッター、「追撃者」のレイチェル・リー・クックなど。

<あらすじ>
有能な整体師エディ、昼間は接骨院、夜は謎の覆面レスラー・ホネツギマンとして活躍し身重の妻と幸せに暮らしている。
エディは整体師として独立するために、故郷で開業することにする。かつてドラッグストアを営む薬剤師の父親との意見の相違から飛び出してきたエディ。
家族の絆を取り戻すために故郷に戻ると、両親は暖かく迎えてくれる。
しかしエディが両親と妻を置いて出かけている間に、麻薬の販売ルート拡大を狙うスティクスの手によって3人は殺されてしまうのだった。

ホネツギマンという邦題もさることながら、中身はなかなかどうして一級品のB級(笑)。
一応ジャンル分けとしてはコメディにしていますが、結構シリアスな映画です。
純然たる復讐もの。
「悪は背骨の歪みから」という言葉と共に悪党を潰し、半ば白昼夢の意識下で仇を追いつめるというあたりがイーサン・コーエンの脚本らしいですね。

見所はなんといっても衣装!
人体模型を描いた全身タイツ(股間に葉っぱ)とマスク。己の肉体と技術を駆使し、骨をへし折っていくという荒技はスティーブン・セーガルも真っ青。
そしてショービズたるプロレス。
端々に映る奇妙な衣装の数々も見所。

主人公エディを演じるマイケル・ラパポートは優しい風貌で、幸せから奈落の底に叩き落とされる表情が良いです。
妻のキム役のアリヤ・バレイキスもホッとさせる感じの良い女優。
敵役のマイケル・ジェッターの秘密、プレスリーのコスプレをしたジョン・キャロル・リンチもかなりバカっぽい。
何気に渋かった刑事のジョー・グリファシと個性的なキャラクターが多いので楽しめると思います。
ただし、一部過激な表現あるのでご注意を!

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by syosei7602 | 2005-06-13 23:39 | コメディ/パロディ
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