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『アヒルと鴨のコインロッカー』 日本/2007
監督:中村義洋 出演:濱田岳 瑛太 関めぐみ 田村圭生 関暁夫 杉山英一郎 東真彌 なぎら健壱 キムラ緑子 松田龍平 大塚寧々 公開時コピー 神さま、 この話だけは 見ないでほしい。 時におかしくて、切ない物語が交差する。 伊坂幸太郎の同名小説の映画化。 監督は「ジェネラル・ルージュの凱旋」の中村義洋。 出演は「シュガー&スパイス 風味絶佳」の濱田岳、「どろろ」の瑛太、「包帯クラブ」の関めぐみ、「THE WINDS OF GOD -KAMIKAZE-」の田村圭生、「ハゲタカ」の松田龍平、「LIMIT OF LOVE 海猿」の大塚寧々など。 全編に渡ってボブ・ディランの「風に吹かれて」が使用されている。 <あらすじ> 大学入学の為、東京から仙台にやってきた椎名(濱田岳)は、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を歌いながら引っ越しの片づけをしていた。そんな彼に隣に住む河崎(瑛太)という不思議な男が声をかけてくる。 ボブ・ディランを神さまだという河崎は、椎名に奇妙な計画を話す。 それは、同じアパートに住むドルジ(田村圭生)というブータン人の留学生に広辞苑をあげたいため、本屋を襲って奪う、というものだった。 突然の事に驚いた椎名は慌てて部屋に戻るのだった。 次の日、再び河崎と会った椎名はドルジと彼の恋人だった琴美(関めぐみ)の話を聞かされる。 ドルジは琴美を失った悲しみで部屋からほとんど出ずに引きこもっているという。 その話を聞いた椎名は、なぜかモデルガンを手に河崎と共に本屋へ向かっているのだった。 <作品解説> 原作は、伊坂幸太郎自身が「おもしろいかも」といった感じで書き上げた作品だそうです。 たったそれだけの感じで意外性のあるストーリーは見事。 映画版はいくつかのエピソードが省かれていますが、よくまとまっています。 いわゆる「どんでん返し」系の作品になっており、小説はカットバック方式で主人公・椎名、そしてもう一人の主人公・琴美の視点で語られていきます。 さて、本作での視点は椎名を中心に、小説における琴美の視点は彼の周りの人物達から過去の話として差し込まれていきます。 この琴美の話は小説だからこそできるトリックとも言えますが、その映像をどうするかと思いきや…これはうまいです、単純に。 ただ、謎解きの部分については少し長すぎた感じも否めません。 もうちょっとテンポ良くしてくれても良かったかな? 1点だけ気になった箇所がひとつ。 本作のクライマックス部分の展開では、原作の話は成り立たないということ。 これは原作との比較をしないとわからない部分ですが、本作を見た方はぜひ確認してみてください。 <見どころ> 謎が解けていくところ、としか言えません。 <出演者> 濱田岳は非常に個性的な俳優ですね。 本作における新入生の雰囲気はかなりはまっていました。 瑛太は芸達者、本作での演技力は見事です。 関めぐみは地味に?キレイ…もうちょっと人気でてもいいけどなぁ。 若干違和感を感じたのは大塚寧々かもしれません。 原作を読んでいただけに、雰囲気が違っている感じがしました。 <総評> もう少し映画なりの起伏があっても良かった気がします。 ただ、映像として不足はそれほどはありません。 見る人を選んでしまうのだけが勿体ないですね。 よろしければクリックお願いします。
by syosei7602
| 2009-03-21 23:59
| ミステリ/サスペンス
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