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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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チェ 39歳 別れの手紙
d0030824_1411392.jpg『CHE: PART TWO』 フランス・スペイン/2008
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ベニチオ・デル・トロ カルロス・バルデム デミアン・ビチル
ヨアキム・デ・アルメイダ エルビラ・ミンゲス フランカ・ポテンテ
カタリーナ・サンディノ・モレノ ロドリゴ・サントロ 
ルー・ダイアモンド・フィリップス マット・デイモン


公開時コピー
信念は、死なない。

伝説の革命家チェ・ゲバラの生涯を描いた2部作、完結編。
監督は引き続き「オーシャンズ」シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ。
出演は「21グラム」のベニチオ・デル・トロ、「ボビーZ」のヨアキム・デ・アルメイダ、「ウェルカム!ヘヴン」のデミアン・ビチル、「ボーン・スプレマシー」のフランカ・ポテンテなど。

<あらすじ>
d0030824_1412988.jpg1965年、ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は「サトウキビ畑の視察に行く」と言い残して、忽然と姿を消す。折しもキューバでは共産党が立党され、中央委員会が設立される。カストロ(デミアン・チビル)との確執が取りざたされるが、カストロはゲバラが残していった手紙の公開に踏み切る。
それは、キューバでの地位や名誉、市民権を放棄し、自分を必要とする国へ向かうという、別れの手紙だった。
1966年、ゲバラはモランという名と変装をしてキューバに戻って家族と一時の再会を果たし、次なる革命の地、ボリビアへと向かった。
ボリビアはアメリカの支援を受けるバリエストロ大統領の独裁政権下にあった。
ゲリラ部隊を組織したゲバラだったが、d0030824_141441.jpg共産党第一書記であるモンヘ(ルー・ダイアモンド・フィリップス)から協力を反故にされ、補給もままならなずに孤立してしまう。
さらに地元民は政府の偽情報で協力を拒み、ボリビア軍はアメリカから特殊部隊の教官を呼んで精鋭部隊を組織し、ゲバラ達を圧倒し始めるのだった。


<作品解説>
第1部ではキューバ革命を丁寧に描いたのに対して、本作ではコンゴでの参加をいきなり飛ばして南米ボリビアにおける革命闘争を描いています。
ゲバラはキューバにおいて相当の地位を持ち、工業相として重工業化を推し進めようとしますが、ソ連との確執により失敗に終わります。思えばこの時点からゲバラの失敗を重ねることになり、それは39歳で処刑されるまで続きます。
さて、本作はカストロがゲバラの「別れの手紙」を読みあがるシーンから始まります。
コンゴでの失敗を全く描かずに、あくまでも南米重視の構成は潔いと言えますが、コンゴでの活動も重要なだけに少し残念ですね。
ゲバラは名前を変え、頭を禿頭にしてキューバに入国、家族と過ごしますが、これが永遠の別れとなります。
ボリビアでは共産党の協力は得られず(ソ連はアメリカとの対立を深めたくなかったとも)、孤立無援化…部隊は疲弊し、部下のミス、逃亡から次々と綻びが生じていくのです。
思えばキューバ革命の成功は、カストロいてこその成功でしたが、総合的に客観視できる司令官のいないボリビアでの成功はほど遠かったのは当然と言えるでしょう。
それでもなお、革命の理想を掲げて戦い続けたゲバラは、多くの失敗と不運に潰され、遂にその一生を終えることになります。
本作はその最期まで丁寧に淡々と描くため、「映画」としての起伏や起承転結は皆無と言っていいでしょう。
興味が無い人にとっては退屈極まりなく、エンターティメントとしては全くオススメできません。
しかし、ノンフィクションベースとしては出色の作品といえます。

<見どころ>
ゲバラの人となりが見える行動基準、そしてラスト。
どんな英雄でも「死」は確実にあるのです。

<出演者>
第1部と違ってベニチオ・デル・トロがまさに39歳の中年域にさしかかったゲバラを熱演。
見ているうちにデル・トロであることを忘れてしまいます。
意外な出演となるフランカ・ポテンテ、「ボーン」シリーズ以来に見ました…と思ったらマット・デイモンが出ていてびっくり。
どう見てもマットだよなぁと思っていたら、やっぱりでした(ドイツ人医師役です)。

<総評>
あくまでもリアリティにこだわった作品として見るならば、これほど見事な出来映えはそうそう無いでしょう。
もっともそれ故に、楽しむ映画としての意味は完璧なまでに取り払われているため、「ゲバラ」という革命家の生き様を知りたい人だけが見れば良いかな、と。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」ですら、ラストは映画的演出がされていたのに比べ、この潔さはソダーバーグ監督ならではです。

<関連作品>
チェ 28歳の革命 (第1部)
チェ 39歳 別れの手紙 (第2部)

モーターサイクル・ダイアリーズ (ゲバラ青年時代の旅行記)

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by syosei7602 | 2009-03-06 23:59 | ノンフィクションベース
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