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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
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K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝
d0030824_1553180.jpg『K-20』 日本/2008
監督:佐藤嗣麻子
出演:金城武 松たか子 國村隼 高島礼子 本郷奏多 益岡徹
今井悠貴 斎藤歩 木野花 飯田基祐 猫田直 藤本静
高橋努 小日向文世 大滝秀治 松重豊 鹿賀丈史 仲村トオル



公開時コピー
怪人二十面相は誰だ!?
違う!オレは二十面相じゃない!


日本を代表するミステリ作家・江戸川乱歩が生み出した怪人二十面相。その前日譚として書いた北村想原作の「怪人二十面相・伝」を映像化。
監督は「アンフェア the movie」の脚本を手がけた佐藤嗣麻子。
出演は「レッド・クリフ」の金城武、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の松たか子、「チーム・バチスタの栄光」の國村隼、「犬と私の10の約束」の高島礼子、「青い鳥」の本郷奏多、「容疑者Xの献身」の益岡徹、「西遊記」の鹿賀丈史、「少林少女」の仲村トオルなど。
主題歌はオアシス。

<あらすじ>
d0030824_1554439.jpg1949年、第二次世界大戦を回避した日本の帝都。
19世紀から続く華族制度により、極端な貧富の差が生まれ、ごく一部の人間だけが富を独占していた。
そんな社会を騒がしているのは怪人二十面相が富裕層だけを狙い、予告状を送りつけては窃盗を繰り返していた。
そんなある日、グランドサーカスのd0030824_1555343.jpg天才曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、謎の紳士(鹿賀丈史)から名探偵・明智小五郎(仲村トオル)と羽柴財閥の令嬢・葉子(松たか子)との婚約の儀を撮影して欲しいと依頼される。貧乏サーカスのために引き受けた平吉…しかし、それは二十面相の仕組んだ罠であり、平吉は明智に捕まえられてしまうのだった。


<作品解説>
日本のミステリ小説に登場する名探偵・明智小五郎の宿敵といえば、怪人二十面相。そんな二十面相誕生の秘密を北村想が独自の解釈で小説化したのが本作の原作となります。
「戦後が無かった」日本を舞台にし、ノスタルジックな背景とスピーディーなアクションシーンが見事に融和しています。
本作の主人公とも言える怪人二十面相ですが、江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズでは不殺の盗賊として登場し、予告状を送りつけては数々の美術品を盗み、その度に探偵・明智小五郎と対決するというのが定番でした(後にただ人を驚かす愉快犯になってしまった)。
昔、良く読んでいたのですが、オリジナルだけを知っていると本作の「怪人二十面相」や「明智小五郎」がイマイチ腑に落ちないことだらけになります。しかし、原作を知らないで見る方が作品としては面白いので、見てから疑問を解決するのが良いですね。
さて、本作は特撮シーンを「ALWAYS 三丁目の夕日」のスタッフが手がけており、非常に見事な出来になっています。また、少し大げさな演技やアクションシーンなどが随所に盛り込まれており、舞台調でわかりやすくおもしろいですね。
ストーリーはかなり荒唐無稽ですが、変にリアリズムを持たせるよりこのくらいアレンジが効いた方が楽しめます。
しかし、中盤には平吉をたこ殴りにする警官のシーンなどがあり、もう少しソフトな方が子供なども見やすいかもしれませんね。

<見どころ>
見事なVFX(飛行シーンは少し残念)の帝都、街を駆け抜けるシーンなどでしょうか。
また、建物の美術など非常に手が込んでいます。
二十面相の衣装もかっこいい!

<出演者>
主演の金城武は相変わらず日本語が微妙に今ひとつな感じですが、香港映画で鍛えたアクションシーンなどが見事。
ヒロインを演じる松たか子はコメディの才能も発揮し始めています。
そして助演となる國村隼のとぼけた感じがいいですね。
明智を演じた仲村トオルですが、08年の残念な作品「少林少女」よりも素晴らしくいい。
関係ないですが、益岡徹って「ハムナプトラ」シリーズのジョン・ハナーに似てますね。

<総評>
小林少年がふてぶてしかったり、明智探偵がキザ過ぎだったり、婚約者の葉子って誰やねん?とか…江戸川乱歩の少年探偵団シリーズしか知らない人には?マークが付きまくりですが、あくまでも前日譚であるということを念頭に。
かなりシンプルに楽しめるので、この手の作品としては良作といえます。
若干長いのが気になる程度ですね。

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by syosei7602 | 2009-01-01 23:59 | アクション/アドベンチャー
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