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映画紹介 1122本。1日1本(毎日じゃありません)ネタバレは極力無し。TBはご自由にどうぞ。
by syosei7602
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岸和田少年愚連隊 女番哀歌(スケバンエレジイ)
岸和田少年愚連隊 女番哀歌(スケバンエレジイ)_d0030824_2348044.jpg『岸和田少年愚連隊 女番哀歌』 日本/2007
監督:宮坂武志
出演:竹内力 桜塚やっくん 山口祥行 小沢和義 古井榮一
    遠藤憲一 石野敦士 松永裕子 亜沙美




「岸和田少年愚連隊」のカオルちゃん伝説シリーズ7作目。
監督は同シリーズの宮坂武志。
出演はシリーズの竹内力、山口祥行、芸人の桜塚やっくん、「戦 IKUSA」の小沢和義、「岸和田少年愚連隊 マレーの虎」の古井榮一、「クローズZERO」の遠藤憲一、「きょうのできごと a day on the planet」の石野敦士、「ワナワナ。」の松永裕子など。

<あらすじ>
日本全国高校総番長のカオル(竹内力)は、果たし状を受け取り、決闘の場所である岸和田神社へと向かうが、全くの方向違いで和歌山県に行ってしまう。
近くにあった神社に来たカオル、そこには全国高校総スケバンのNo.2であるキョーコ(桜塚やっくん)達と遭遇、からまれたカオルは彼女たちを一瞬にして吹き飛ばすとキョーコの白スカーフを手に去っていくのだった。
岸和田神社に戻ってきたカオルは同級生でハッタリ不良の服部(小沢和義)につきまとわれるが、これも叩きのめしていく。神社でのびていた服部は、看護学生の薫子(松永裕子)に介抱され一目惚れしてしまう。
その頃、総スケバンのミーコ(亜沙美)は、不甲斐ないキョウコに激怒して殴り倒すと「カオル」を女と勘違いしたまま岸和田に乗り込んでくるのだった。

<作品解説>
史上最強の老け顔高校生(設定は16歳)のカオルちゃんが大暴れする7作目。
タイトルからは「カオルちゃん最強伝説」が外れてしまったのと、服部役が田口トモロヲから小沢和義に変更されたのは残念ですが、テイストはいつもの通り。
本作では全国高校総スケバンのミーコがなんと岸和田の怪物カオルに一目惚れという展開。
さらにはヤクザの内紛(小規模)も加わり、カオルちゃんは己の欲望?と愛犬チャッピーの為に暴れまくり。
まあ、大抵の連中はカオルちゃんの一撃で吹っ飛ばされちゃいますが、このアクションがなかなか優れています。
ただ、初期のカオルちゃんシリーズにあったような下町の人々の悲哀感などはなく、あくまでも青春アクションになってしまったのがちょっと残念です。

<見どころ>
最強のスケバン・ミーコの戦いもなかなか…しかし、その相手はほとんどコスプレの域を超えた突拍子もない格好で登場。
地域柄丸出しのあれはスケバンというよりは、恥さらし以外のなにものでもないのが笑える。

<出演者>
田口トモロヲ演じた服部を小沢和義が演じているのですが、うざい感じは良く出ていました。
清純なヒロインを演じるのは松永裕子…あんまり知らないのですが、ベストキャスティングかも。
もう1人のヒロイン?であるスケバン・ミーコは亜沙美…グラビアアイドル?なのかな。
桜塚やっくんはスケバン恐子のままで登場ですが、ちょい役でした。

<総評>
相変わらず実年齢無視のキャスティングは何度見ても笑える。
岸和田はどんだけ老け顔の高校生が多かったんだと思ってしまうほどに(笑)。
本作もやっぱり竹内力のキレた演技が見どころなのでした。

<関連作品>
■カオルちゃんシリーズ
岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 EPISODE I  (1作目)
岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 EPISODE II ロシアより愛をこめて (2作目)
岸和田少年愚連隊 EPISODE FINAL スタンド・バイ・ミー (3作目)
岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 番長足球(ばんちょうサッカー) (4作目)
岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 妖怪地獄 (5作目)
岸和田少年愚連隊 マレーの虎 (6作目)
岸和田少年愚連隊 女番哀歌(スケバンエレジイ) (7作目)
岸和田少年愚連隊 中華街のロミオとジュリエット (8作目)

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by syosei7602 | 2008-01-06 21:33 | 恋愛/青春/スポーツ
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